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隠居人はせじぃさん
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甲府駅前に戻り駐車場に車を止め、昼食へ。
駅前の平和通りを駅に向かって歩く。
駅前手前の右側には山梨県庁別館(旧・山梨県庁本館)が。

そして同僚の薦めで昼食は「甲府のほうとう」の店『小作』。
甲府の料理と言えば、今では鶏もつ、そして武田信玄の時代から今でも、ほうとうとの事。

店に入ると右手の壁にはこの店を訪れた芸能人と店主、店員とのスナップ写真が
これでもかと貼られていた。

入り口付近のカウンター席に案内され座ると、目の前には頭上から吊り下げられた
数々の形の瓢箪が。

ほうとうは漢字で『餺飥』と書くことを初めて知る 。
ネットで調べてみると「餺飥」語源説が下記の如く。
『 現在広く知られる説として、「ほうとう」の名は「餺飥(はくたく)」の音便したものであると
される。この説の詳細は以下の通り。
「餺飥」は奈良時代の漢字辞書である『楊氏漢語抄』(逸書。 平安時代 中期の古辞書
『和名類聚抄』に引用)に見え、院政期の漢和辞書である『色葉字類抄』に既に「餺飥
ハクタク ハウタウ」として登場するから、この頃にはもう「はうたう」という語形になって
いたことがわかる。このように、「ほうとう」は「うどん」以上に歴史のある食品であるが、
伝来時期は異なるとはいえ、「ほうとう」が「うどん」と同じく中国から伝来した料理の流れ
を汲むものであることは間違いない。現代の陝西方言でワンタンのことを「餛飩」と書いて
「ホウトウ」と発音することは、一つの参考となるようである。
また同音の「宝刀」や「放蕩」などを語源とする説も存在する。「宝刀」については「信玄が
自らの刀で具材を刻んだ」といった武田信玄に由来するとする俗説が広く流布している。』
と。

ほうとうとうどんの違いは?
ほうとうは、うどんよりも薄く、幅が広い。だが1番の違いは、麺を打つ際、食塩を全く加え
ないところ。食塩がないと麺のこしが少なく、汁の中で煮込むと麺からでんぷんが溶けて
とろみが付き、独特の風味が作り出されると。更にうどんは茹でてからめんつゆ等に入れ
る事が多いが、ほうとうは乾麺の状態から味噌味の鍋に入れて煮込むのだと。納得!!
この店の人気メニューであると若い同僚から勧められ『カレーほうとう』を注文。
カレーうどんと似ていたが、醤油と出汁でのばすのではなく、あくまでみそ風味に合わせた、
カボチャの甘み味に仕上がっていたのであった。おまけに中央に半熟落とし卵が。
野菜も豊富で、カボチャ(熟瓜)、ジャガイモ、里芋、人参、絹さや、白菜、ネギ等々・・・
特にジャガイモがごろっと大きな素材そのまま入っているので、大いに食べ応えが
あったのであった。

十分身体を温め、午後の部にいざ出陣。
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