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今年の1月は地元藤沢の七福神めぐりにも行ってきました。
『第19回 新春藤沢七福神めぐり』の行事は昭和28年から行われており、現在の形に
なってからは毎年曜日に関係なく1月7日~31日までが拝観期間。
藤沢の七福神は、白旗神社と片瀬の龍口寺が毘沙門天を祀っていることから、
8社寺をめぐる珍しいもの。
早い方で3時間、通常で半日弱で回れるコースだが、1日で回る必要もなく、
期間中の9時~16時までは専用用紙にスタンプが押せるようになっていました。
近場の七福神をめぐり、幸多い一年であるように祈願したのでした。
まずは、藤沢橋近くにある感応院(かんのういん)へ向かう。

感応院は高野山真言宗の寺院。山号は三島山。
建保6年(1218年)道教を開山、源頼朝が静岡の三島から「三嶋大社」を勧請したのが
始まりといわれている。
応永5年(1398年)に幸海が中興した。江戸時代の慶長14年(1609年)江戸幕府から
檀林所の指定を受け、慶安2年(1649年)には3石7斗の朱印地を与えられたと。
感応院の山門・薬医門を潜る。

歴史を感じさせる鐘楼。
藤沢宿では最も古い寺院とのこと。

三嶋大明神。

源頼朝が建てたものとされ、堂が360°回転するように造られているとのこと。
長谷寺の輪蔵などにも見られるように、経が納められた堂を回転させることで御利益が
あると。扉の両脇の木の壁には見事な彫刻が。

本堂。
本尊は不動明王。

手入れの行き届いた境内の庭には石造りの十三重の塔が聳え荘厳な雰囲気が漂う。

弘法大師修行像。

感応院には弘法大師像が2つあり、1つは本堂内にある木造弘法大師像で、
相模国準四国八十八箇所の一番。
境内中央にはこの弘法大師修行石像があり、これは二十三番。
八十八箇所を巡礼する人は、ここに2度来ることになるのです。

この境内の一隅に、ちょっと変わった六地蔵を見つけました。
右から「六地蔵」と彫られた台座の上に、一枚の石板に六地蔵が線彫りされていた。
磨耗してよく見えなくなっているが、確かに6体。

寿老人の御朱印を頂きたかったが、御朱印には対応されてないようであったので
スタンプのみとなりました。

次の諏訪神社に向かう途中、遊行寺近くの交差点近くには
広重作の東海道五十三次「藤澤」の絵が。
遊行寺橋と絵の手前に大きな鳥居が描かれている、これは江ノ島弁天の一の鳥居。
そしてその横には手前の宿「戸塚」も。
早朝に日本橋をたった健脚が、戸塚に到着する頃の夕景が描かれています。
「こめや」の看板が目立つ茶屋は、米で作った餅菓子で有名な店。
軒下には伊勢参りをする一団(講)の名前を記した木札が掛けられています。

・・・ つづく
・・・
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