JINさんの陽蜂農遠日記

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2025.10.05
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この日は 9月27日(土) 早朝 に、車で20分ほどの場所にある『 小出川彼岸花 』を訪ねに
今年も行ってきました。
幼馴染の友人から、ここの彼岸花がピークを迎えているとの情報をいただき
今年も訪ねたのでした。
第18回 小出川彼岸花まつり
  ・2025年9月27日(土) 10:00 ~ 15:00 小雨決行 雨天時順延
  ・ところ   小出川沿い 大黒橋 ~ 寒川町青少年広場 3km
  ・鑑賞期間  9月下旬 ~ 10月上旬 (見頃 お彼岸の頃)
  ・催 し   式典 (打戻会場)、模擬店、休憩所など
  ・スタンプラリー開催! 9月27日(土) 9時から15時まで。



今年も小出川(こいでがわ)・「 大黒橋 」の近くに車を停め、しばしの散策の開始。




小出川は、神奈川県中央南部を流れる相模川水系の川で、これでも『 一級河川 』。
藤沢市遠藤の笹窪谷戸に源を発し、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの脇を流れ、
駒寄川(こまよせがわ)が流入し、茅ヶ崎市と寒川町の境界河川となる。
新湘南バイパスとほぼ平行して茅ヶ崎市の西部を縦断し、千の川が流入した後、平塚市で
相模川の河口付近に注ぐ河川。



大黒橋から彼岸花の咲く小出川を見る。



堤防の高い場所にある彼岸花が見事な姿で迎えてくれた。
この付近はほぼピークの彼岸花。



以前も同じ事を書きましたが
日本では秋の花として親しまれる彼岸花(ひがんばな)。
別名、リコリスや曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれ、日本特有の「彼岸」の時期に
咲く花として知られている。ネット情報に拠ると様々な名前が。
・彼岸花(ヒガンバナ)
・曼珠沙華(まんじゅしゃげ/かんじゅしゃか)
・死人花(しびとばな)
・地獄花(じごくばな)
・幽霊花(ゆうれいばな)
・剃刀花(かみそりばな)
・狐花(きつねばな)
・捨子花(すてごばな)
・毒花(どくばな)
・痺れ花(しびればな)
・天蓋花(てんがいばな)
・狐の松明(きつねのたいまつ)
・狐花(きつねばな)
・葉見ず花見ず(はみずはなみず)
・雷花(かみなりばな)
・レッドスパイダーリリー
・ハリケーンリリー
・マジックリリー ・・・・などなど。
彼岸花とはヒガンバナ科・ヒガンバナ属(リコリス属)に分類される球根植物。
日本や中国に広く自生し、秋の彼岸の期間(秋分の日を入れた前後3日間)だけに花を
咲かせることに由来して名付けられたと。
9月頃になると赤や白、ピンクなど花を咲かせるのが特徴なのです。




この付近には白の彼岸花の数は少なかった。



ズームして。



彼岸花を楽しめる場所は、遠藤の小出川沿いの大黒橋~追出橋の間約3km。
おまつりの本会場:遠藤会場 他、打戻会場、おおぞう会場、せりざわ会場(茅ヶ崎里山公園内)



山口百恵の歌『​ 曼殊沙華(マンジュシャカ)
♫マンジューシャカ 恋する女は~ マンジューシャカ 罪つくり~♫
この曲で初めて作詞の阿木曜子が「マンジュシャゲ」を「マンジュシャカ」と
発音させたのであろうか。
インドの古い言葉(梵語)では「マンジュシャカ」。音写して曼珠沙華。
「天上の赤い花」という意味があり、おめでたいことが起こる兆しに、天から赤い花が
降ってくるという伝説があるのだと。 



川沿いの道を散策。右手には「道祖神碑」が。



道端の彼岸花は朝の陽光に輝いていた。
路面は湧き水が。



今年の「第18回 小出川彼岸花まつり」のパンフレットを通路脇の箱の中から
頂きました。

第18回 小出川彼岸花まつり 開催♬|新着情報 |【公式】神奈川県のお出かけ・観光・旅行サイト「観光かながわNOW」

パンフレットの裏側。
スタンプラリーも行われるようであった。



今年も地元の方々が手をかけて見事に開花。



白の萩の花も今年も開花していた。



その隣には紫の萩の花も。



ズームして。



この先は仮設トイレ・ベンチも設置された休憩場所。



柿の実も色づいて。



ここにも「小出川彼岸花」の横断幕が。



畑の温室越しに富士山の勇姿が。



雪の全く無い富士山もそろそろ見納めとなるのであろう。



富士山にピントを合わせて。



彼岸花にピントを合わせて。
これがデジカメでは限界か?







彼岸花は「まず花が咲き、後から葉っぱが伸びる」という通常の草花とは逆の生態をもっている。
その葉と花を一緒に見ることがない性質から「葉見ず花見ず」と呼ばれ、昔の人は恐れをなして、
死人花(しびとばな)や地獄花(じごくばな)などと呼ぶこともあったのだと。



またの名を曼珠沙華(まんじゅしゃげ)という。これは梵語でズバリ「赤い花」を意味する
言葉だと。それにしても、これほど強烈で刺激的な「赤い花」がほかにあるだろうか。
この場所の如くに畦道や川べりに群れ咲くさまは、遠目にみてもドキッとするほどのインパクト
なのであった。



道の辺の いちしの花のいちしろく 人皆知りぬ我が恋妻は 」万葉集 巻11-2480
“いちしの花”は今の彼岸花といわれる。“いちしろく”は白とは関係なく“はっきりと”の
意味で「道端に咲く曼珠沙華ではないけれど、ボクの妻があでやかで人目につく美女
だってこと、皆が知っているんだ」という妻をベタほめしている男の歌であるのだと。
古代すでにこの花は野面を点々と染めて人々の目をひいていたのだ。



小出川と富士山のコラボ。
残念がら手前の彼岸花は溢流にやられていた。



そして車に戻り、いつもの別の場所に移動。
車で、「小出橋」を左に見ながら、県道「大庭獺郷線(おおばおそごうせん)」に出て
新道橋 」付近に移動し一時停車。



獺郷という地名は、昔ところどころに沼地があり、獺(かわうそ)が多く生息していたといわれ
獺の郷から村名になったと言われている。水田の下には湿地帯に生える葦の葉の地層が残って
いると言われている。
この道はまつりの『 せりざわ会場 』があった県立茅ヶ崎里山公園に行く道。



ここが新道橋(しんみちはし)。
川の「橋」の読みは、川が濁らないようにと、「ばし」ではなく濁点をつけずに「はし」と読む
場合が多いのである。
この道は県立茅ヶ崎里山公園に行く道。



流れる川はもちろん「小出川」。
「小出川」の両岸には稲作田園が広がっていた。



「小出川 彼岸花群生地」



「小出川沿いの彼岸花(曼珠沙華)は、上流の里山などから大水により球根が流れ込み、
古くからこの地域に自生していました。
平成15年頃から流域の彼岸花保護団体が相次いで組織され。増殖・保全活動に努めています。
開花期(9月下旬頃)には、上流の大黒橋から下流の追出橋まで両岸3キロが紅の帯に染まり、
西方に望む富士や箱根連山を借景に、絶好の散策コースになっています。
毎年、この時期に「小出川彼岸花まつり」を開催し、来場者を歓迎しています。」
附近のご案内:​ 宇都母地神社 👈リンク
       雄略天皇の時代( 466年)厳粛な祭祀が執り行われたと「日本総風土記」に
       記されている延喜式内社。
       境内に「民具・農機具資料館」(祭礼時等に開放)がある。
        (これより北東方向1.5キロ)
                    ​  盛岩寺 薬師堂 昭和文化館 👈リンク
                     盛岩寺の薬師堂は、築90余年の旧商家を再移築した古建築で、昭和文化館として
                     活動をしている。
                     堂内の薬師三尊十ニ神将は、旧東光寺の本尊で、(明治4年廃寺盛岩寺に移管)
                    「堂の前」の名はこれに由来する。
                     (これより北西方向0.5キロ)



この場所にも横断幕が。



2本の赤い帯が。



これぞコロナ時の三密状態で。



赤のカオス!!



堤防上を上流にむけて歩く。



ズームして。
彼岸花はまっすぐな茎の上に花だけをつける。葉は花が散って後にゆっくり生まれ出る。
韓国名はロマンチック。「サンシチヨ」と言い「想思華」と書く。
1本の茎を共有しながら花と葉は決して出会うことはない。花は葉を想い、葉は花を思い
焦がれているから「想思華」と。



彼岸花は冬から春にはちゃんと葉が繁り、花をつけない寒い季節にしっかり栄養を球根に貯えて
いるのだと。多くの植物は春に芽を出し、夏に葉を繁らせ秋に枯れますが、彼岸花はその逆。
冬に葉を繁らせ春に枯れ、秋に花を咲かせるのだと。



彼岸花の色別の花言葉を調べてみました。
「​☆白色:思うはあなた一人/また会う日を楽しみに
​★赤色:情熱/独立/再開/あきらめ/悲しい思い出/思うはあなた一人/また会う日を
            楽しみに​
​★黄色:追想/深い思いやりの心/悲しい思い出​​​​
彼岸花は、その印象的な赤い花色から「情熱」「思うのはあなた一人」といった花言葉が
生まれたといわれています。しかし、彼岸花の花は死や不吉なイメージの方が強いですよね。
それは、「彼岸花を家に持ち帰ると火事になる」「彼岸花を摘むと死人がでる」「彼岸花を
摘むと手が腐る」といったいくつかの恐ろしい迷信があるためです。これらは、花色や花姿が
炎を連想させることと、彼岸花のもつ毒によるものとされています。
決して怖い花言葉をもっているわけではないのですが、死や不吉な印象があることから贈り物
として用いられることはほとんどありません。」と。



途中から引き返して。



この日は水の流れも濁流から清流に変わって。



白と赤のコラボ。



既に蕾の株は殆ど無く。



花は高さ30~50㎝程度の花茎の先に、強く反り返った6枚の花被片(花びら)を持った鮮やかな
紅色の花が5~7個程度付き、やや扁平な球状の花序となっている。



大山の姿もはっきりと。






                   ・・・​​ つづく ​​・・・





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Last updated  2025.10.08 07:08:40
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