inti-solのブログ

inti-solのブログ

2016.02.21
XML
テーマ: 鉄道(25355)
カシオペア、はまなす 札幌発最終便すぐ完売
北海道新幹線の開業を前に運行を終える寝台特急「カシオペア」(札幌―上野間)と、夜行急行「はまなす」(札幌―青森間)の札幌発最終便の切符が20日午前10時に売り出され、それぞれ完売した。
JR北海道によると、売り切れたのは「カシオペア」が発売と同時で、「はまなす」が約40秒後だった。札幌駅ではプラチナ切符を確保しようと同日早朝から多くの鉄道ファンらが列を作り、午前7時には33人が並んでいたという。
札幌発の最終便は「カシオペア」が3月20日午後4時12分、「はまなす」が同10時。2列車の廃止に伴い、道内を走る定期夜行列車は姿を消す。

---

最後の定期券は、「カシオペア」が瞬時、「はまなす」は40秒後に完売ですか。しかし、全席指定の「カシオペア」はともかく、「はまなす」は、自由席があるので、自由席急行券を買って駅で並べば、まだ乗れるチャンスはあります。いや、実際に乗れる状態かどうかは知りませんけど。乗車率100%は超えるでしょうからね。
「はまなす」はJR最後の定期急行列車です。出来ることなら乗りに行きたい(冬の北海道に行きたい、というのもある)けど、多分無理。ただ、乗車券なしで急行券だけなら、50キロまで550円、全区間でも1300円なのです。自由席急行券だけを買う分には、他の乗客の迷惑にもならないし(指定券は、買っただけで乗らないと、そのせいで乗れない乗客が出てくるけど)、多分乗車券なしで急行券だけを買うことは可能なはずなので、記念に1枚買おうかな。東京のみどりの窓口で発券可能なら、ですが。

ところで、「カシオペア」に関してはこんな報道もありました。

寝台特急「カシオペア」再び北海道へ ツアー用に協議中
3月の北海道新幹線開業に伴って定期的な運行を取りやめる寝台特急「カシオペア」(上野―札幌)について、JR東日本がツアー専用列車として再び北海道に乗り入れさせるようJR貨物などと協議していることがわかった。季節限定になりそうだが、北海道行き豪華寝台としての役目は担い続ける。
新幹線開業とともに青函トンネルは電圧が新幹線仕様に変更され、カシオペアを引っ張る現行の電気機関車は走行できなくなる。JR東日本はJR貨物が新たに開発した専用機関車を借り受けて、北海道行きカシオペアを復活させる方針だ。
JR東日本は、農産物の輸送需要が高まる秋などを避けて運行スケジュールを立てる計画。カシオペアの車両は同社管内の周遊列車としても活用していくという。

---

昨年廃止となった「北斗星」の24系25型客車は老朽化著しかったですが、「カシオペア」用のE26系客車は、車齢が16年あまりと、鉄道車両としてはまだまだ古くないので、「カシオペア」廃止後どのように使われるのかが注目されていましたが、結局そういうことになりましたか。つまり、現状の「カシオペア」が運行頻度を下げて、ツアー専用列車として引き続き運行される、というわけです。
で、ということはJR東日本が「北斗星」「カシオペア」用として保有する電気機関車EF510とEF81も、全車がJR貨物に売り払われることはなく、何両かは残る、ということになります。JR貨物が青函トンネルの昇圧対応で新製したEH800は交流専用機なので、東北本線の黒磯以南は走行できないからです。
でも、この状況があと何年維持されるんでしょうね。JR九州の「ななつ星」成功に触発されて、東日本もクルーズトレインを作るとか。その運行開始までのつなぎ、なのでしょうか。

昨年11月に撮影した「カシオペア」です。廃止まで4ヶ月近くあった時点で、すでに発車時のホームは大混雑。乗客より見学者のほうが多そうな感じでした。(私もその1人だったわけですが)

CassiopeiaB2015112205.JPG

CassiopeiaB2015112208.JPG

CassiopeiaB2015112209.JPG

CassiopeiaB2015112211.JPG


CassiopeiaB2015112203.JPG





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018.06.09 08:17:00
コメント(0) | コメントを書く
[鉄道・飛行機他乗り物] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: