inti-solのブログ

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2016.03.23
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カテゴリ: 政治
トランプ氏 在日米軍について「なぜ日本が駐留経費を100%負担しないのか」


同紙が21日に公表した会議録によると、トランプ氏は米軍駐留経費の日本側負担に関し、「なぜ100%(の負担)ではないのか」と疑問を投げかけた。
中国が尖閣諸島に侵攻した場合の対応については、「何をするかは言いたくない」と答えた。オバマ政権下で日米は尖閣諸島に関し、米国による日本防衛義務を定めた日米安保条約5条の適用対象であることを重ねて確認している。
トランプ氏は中国による南シナ海への進出について、中国製品に高関税を課すなど貿易面での圧力で解決を目指す考えを強調。NATOに関してもウクライナ問題などで欧州側の加盟国がより多くを負担する必要があるとの認識を示した。

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在日米軍が何故存在するのか、太平洋戦争に日本が負けたからであることは歴然としています。だって、もともと駐留軍(占領軍)じゃないですか。その後も、朝鮮戦争やベトナム戦争など、米国の世界戦略上日本に基地を置くことが好都合だったわけです。別に、日本を守るために米軍基地があるわけではありません。まあ、日本を米国の言いなりの衛星国にしておくことを「日本を守る」というなら話は別ですけど。
それを、歴代の自民党政権、外務省は、「日本を守るため」と称し続けてきました。で、嘘から出たまこと、じゃないけれど、何十年もそういい続けてきたら、本当にそう思ってしまったのでしょう。だから「思いやり予算」なんてものが始まった。
ところが、トランプは、その思いやり予算が少ない、と叫んでいるようです。

だったら、引き取ってもらったらいいじゃないですか。米軍が日本に駐留する必要はないと思っているんでしょ?他の部分はともかく、その部分だけは私も同意見です。横須賀も厚木も三沢も、もちろん嘉手納基地もいらないんですよね。なら返してもらいましょう。
でも、残念ながら実際は多分そうはならないと思います。他ならぬ米国自身が、世界戦略上これらの基地を欲しているからです。
トランプが米国の世界戦略を一変させて、「世界の警察官」を放棄するなら話は別ですけど。
トランプが本選で当選すること自体が現実には困難と思われます(共和党の大統領候補にはなるでしょうが、本選で勝てるとは思えない)が、仮に当選したとして、世界戦略を一変させるか、というと、結局はその可能性は低いように思えます。





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最終更新日  2016.03.24 00:37:37
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