inti-solのブログ

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2017.01.22
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実は、小学校4年に時から20代はじめ頃まで、日本野鳥の会の会員だったことがあります。鳥は今も好きなのですが、鳥が好きというよりは、動植物や山、自然全般が好きで、その一部としての鳥も好き、という位置付けに変わってきてしまいました。
というわけで、小学生から中学生の頃、何回か行ったことがある東京港野鳥公園(当時は大井野鳥公園という名称だったような、おぼろげな記憶がありますが)に、ものすごく久しぶりに行って見ました。実は、昨年11月にも行ったのですが、そのときは行った時間が遅すぎて、閉園までわずか40分くらい、ほとんど何も見られなかったので、リターンマッチで今日改めて行ってみました。いや、本当のことを言うと、この土日山に行きたかったのですが、他の用事やら何やらで行けなかったので、代わりに野鳥公園に行った、というところなのですが。

東京港野鳥公園
東京港野鳥公園の入口です。前回は3時50分頃に着いたのですが、今日は・・・・・・今日も午前中は別の場所でピーヒャラと笛の練習をしていたので、結局着いたのは3時前。前回より1時間早いだけでした。もっとも、1時間の差は結構大きい上に、前回(11月26日)より日没時間はかなり遅くなっているので、今回は充分に楽しめました。
しかし、ここに笛一式を持ってきて笛の練習をしながら鳥の写真撮影・・・・・いや、それをやる勇気はないなあ。もっとも、この辺りなら人家もないので、公園の外でいくらでも練習場所はありそうです。よし、次に行くときは・・・・・・。

東京港野鳥公園
野鳥公園は東西に分かれていて、その間は橋(いそしぎ橋)でつながっています。11月のときは東側しか行けなかったので、今日はまず西側の自然生態園に行ってみることにしました。そうしたら、いきなり大物に遭遇。

ノスリ(東京港野鳥公園)
4号観察小屋にて。ノスリです。いわゆる猛禽類(ワシタカの仲間)です。カラスに攻撃されながら飛んでいました。

ノスリ(東京港野鳥公園)
同じノスリです。

ノスリ(東京港野鳥公園)
観察小屋の前の池の対岸の木に止まりました。しかし、遠い。250mmの望遠レンズで撮影しましたが、それでもファインダーの像は豆粒のようです。飛行機を撮るなら250mmは充分すぎる望遠レンズですが、同じ空を飛ぶものでも鳥は小さいので、250mmでは厳しいようです。とはいえ、帰宅後にパソコンに取り込んで等倍で見てみると、まあまあ写っています。

ANA B777-300(東京港野鳥公園)
全日空のB777-300です。あれ、鳥を撮りに行ったんじゃないの?はい、これも鉄の鳥ですから(笑)

マガモ(東京港野鳥公園)

続いて、東側にも行ってみることにしました。

ハクセキレイ(東京港野鳥公園)
管理事務所裏の芝生公園にて、ハクセキレイです。これは、近年は都内どこにでもいる鳥です。羽田空港のターミナルビルの屋上展望台にすら出入りしています。

ANA B777スターアライアンス塗装(東京港野鳥公園)
全日空のB777スターアライアンス特別塗装機。等倍に伸ばしても機体番号が読めないので、200か300か正確には分からないのですが(どちらにもスターアライアンス塗装機が存在する)、多分B777-300ではないかと。

ホシハジロ(東京港野鳥公園)
東淡水池にて、ホシハジロです。

ツグミ類(東京港野鳥公園)
さて、この鳥が問題です。結局は分かりません。おそらくツグミの仲間なのですが、ツグミかアカハラ、シロハラのいずれか、です。ただ、白い眉がとっても目立つ。そして、腹は少し黄色っぽい。・・・・・・マミチャジナイのように見えるのですが、マミチャジナイは旅鳥で、東京近辺では春秋にしか見かけないはずで、こんな真冬にはいないでしょう。それに、 東京港野鳥公園のブログ には「今日レンジャーが確認した鳥」の中にマミチャジナイの名はありません。ということは、ツグミかシロハラ(アカハラも同ブログによると今日は確認されていないようです)のどちらか、ということになるのでしょうが、さて、どっちでしょう。

スターフライヤーズA320-200
スターフライヤーズのA320-200。カメラを上に向けたり横に向けたり、忙しいのです(笑)。

カワウ(東京港野鳥公園)
カワウです。不忍池などにもいっぱいいます。

ソラシドエアB737-800(東京港野鳥公園)
ソラシドエアのB737-800。これも機体番号が見えないのですが、ソラシドエアは現在B737-800以外の保有機材はないらしいので。

アオサギ(東京港野鳥公園)
アオサギ。1号観察小屋だったか2号観察小屋だったか忘れちゃったけど、多分1号観察小屋。のぞき窓から外を見たら、目の前にいました。

オオバン(東京港野鳥公園)
1号観察小屋より、オオバン。昨冬、京浜島つばさ公園に飛行機の写真を撮りに行ったら、目の前に十数羽泳いでいたことがありました。クイナの仲間です。

アオサギ(東京港野鳥公園)


キンクロハジロ(東京港野鳥公園)
キンクロハジロのメス。なぜかキンクロハジロはメスしか見つけることができませんでした。他のカモはオスもいたのに。もっとも、キンクロハジロは都内どこの水辺にもいる冬鳥ですが。よく笛の練習に行く日比谷公園や大手町(皇居のお掘り)にもたくさんいます。

JAL B777-200(東京港野鳥公園)
日本航空のB777-200

オナガガモとハシビロガモ(東京港野鳥公園)
右手のカモがオナガガモ(オス)。私が子どもの頃、東京の内陸の水辺(たとえば不忍池や皇居のお堀)に渡来するカモの大半がオナガガモでした。しかし、カモの世界も栄枯盛衰が激しく、あれだけ大量に渡ってきたオナガガモは急激に減り、代わって勢力を伸ばしたのがキンクロハジロ。不忍池にも皇居のお堀に、何故淡水ガモではなく海ガモであるキンクロハジロばかりになったのかは、よく知りませんけど。左手のカモはハシビロガモ(メス)。嘴がカモの仲間の中でも特異なので、すぐに分かります。

カイツブリ(東京港野鳥公園)
カイツブリ。カモのように群れは作らないのですが、あちこちにたくさん泳いでいました。

そういえば、皇居のお堀にはユリカモメがウジャウジャいますが、東京港野鳥公園にはユリカモメはまったくいませんでしたね。


カンムリカイツブリとヒドリガモ(東京港野鳥公園)
カンムリカイツブリ(上奥)とヒドリガモ(下手前)です。ヒドリガモはごくありふれたカモの一種ですが、今日はなぜかまったく見かけませんでした。そしてカンムリカイツブリはやや珍しい鳥です。これも、今日はいませんでした。

ところで、私の野鳥図鑑です。

日本の野鳥 高野伸二 小学館
40年前に発行された図鑑です。当時、野外で使う鳥の図鑑としてはこれが一番よいといわれていました。その後、高野伸二氏(日本野鳥の会の理事でもあった)は野鳥の会から「フィールドガイド日本の野鳥」という新しい図鑑を出し、そのためかどうかは知りませんが、小学館版の「日本の野鳥」は、もう売られていないようです。

日本の野鳥 高野伸二 小学館
私が買った版は1980年のようですね。当時780円か。本棚から引っ張り出したのも久しぶりなんですけどね。古いとはいえ、鳥の羽の色がこの40年で変わったりしたわけじゃないので(分布域が少し変わった、くらいはあるにしても)、問題なく使えます。





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最終更新日  2017.03.05 19:37:25
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Re:東京港野鳥公園(01/22)  
maki5417  さん
井の頭公園でもいろいろと見ることができます。
変わったところでは、みどり色のインコです。
どこから来たのかは不明ですが、4羽います。 (2017.01.23 19:16:47)

Re[1]:東京港野鳥公園(01/22)  
inti-sol  さん
maki5417さん
>井の頭公園でもいろいろと見ることができます。

野鳥観察ではなく笛の練習のためには行ったことがあります。
インコは、日本には元々分布しません。野外にいるインコはすべてかご抜けしたもの(飼い鳥の野生化)かその子孫です。緑色というと、ワカケホンセイインコ? (2017.01.23 22:21:15)

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