inti-solのブログ

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2018.08.07
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酷暑の夏が続いていますが、鳥たちの秋の渡りは始まっています。

7月22日、葛西臨海公園にて。

ダイシャクシギ。本来は旅鳥(渡りの途中で立ち寄る鳥)ですが、この固体はどうやら留鳥化してしまい、葛西臨海公園に真夏も真冬も1年中いるみたいです。
で、いつもはるか遠方からしか撮影できなかったのですが、このときは西なぎさですなり近い距離から撮影できました。ただ、ちょっとピントがあっていなかった。あっという間に飛んでしまったので。無念のピンボケ写真ばかりですが


こうやって見ると、くちばしの長さは異様です。体の大きさ自体も、シギ科のなかでは最大級で、ほぼ小型のカモ類くらいの大きさがあります。何というか、やはり異形の鳥です。


ダイシャクシギ

続いて8月4日、同じ機葛西臨海公園。この日も酷暑でした。


さて、どこに何がいるでしょうか。


チュウシャクシギです。先ほどのダイシャクシギと同属ですが、嘴は多少短いので、ダイシャクシギほどの異形という印象はありません。





珍しくチュウサギがいました。


左がチュウサギ、右がダイサギ。並ぶと、チュウサギよりダイサギのほうが大きい、嘴はチュウサギよりダイサギのほうが長いのが分かりますが、並ばないとその差は分かりにくいです。一番はっきりした違いは、眼の下の線で、眼より大きく目元まで線が入っているのがダイサギ、眼の下あたりで止まっているのがチュウサギです。

そして、8月5日船橋三番瀬海浜公園。やはり酷暑でしたが、干潟は風があるのでそんなに暑い感じはしませんでした。駅から干潟までの行き帰りは暑かったですが。(片道2kmもある)
珍しい鳥は折らず、定番の鳥ばかりでした。

キアシシギ


ミヤコドリ


ミヤコドリ、全部で4羽いました。


ミヤコドリのアップ(と言いたいですが、等倍でトリミングしました)
かつて幻の鳥だったミヤコドリは、近年は東京湾で300羽程度が越冬し、当たり前の鳥になってしまいました。ただし、数が増えたわけではないようで、全国的には相変わらず希少種です。ただ、何故か首都圏の海岸に集まってしまっただけで。


オオソリハシシギ


オオソリハシシギ。奥はウミネコ。





ミユビシギ。あまり寄ってこないので、もう帰ろうかと思っていたら・・・・・・


寄ってきた!!ミユビシギ(かなり冬羽に換羽している)


同じくミユビシギ。まだまだ夏羽が残っている個体。
ミユビシギは、全部で8羽いました。これからまた次第にシギチドリが増えていくでしょう。





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最終更新日  2018.08.08 00:05:41
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