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2021年09月15日
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くも膜下出血、どうやったら予防できる?


その9割弱は、脳を栄養する動脈にできた瘤(脳動脈瘤)から出血することによって起こります。

くも膜下出血を起こすと、およそ1/3の方は3ヶ月以内に亡くなり、残りの方の半分は比較的重い後遺症が残ります。(およそ1/3の方は元の生活に戻れます)

・くも膜下出血、どうやったら予防できる?
くも膜下出血の原因となっている脳動脈瘤のほとんどは、出血するまで症状を出しません。
つまり、それまで全く症状が無かったのに、いきなり倒れて、意識を失ったり、場合によってはその場で亡くなってしまうことさえあるのです。

・日本では、このくも膜下出血を防ぐ目的で、脳ドックという健診が広く受けられるようになっています。

・脳ドックではいくつかの検査をセットにしていることが多いですが、脳のMRIを撮影することで、症状が無い段階で、脳動脈瘤を見つけることができます。
このような、症状を出していない脳動脈瘤は、無症候性未破裂脳動脈瘤(以下、未破裂脳動脈瘤)と呼ばれますが、実際に調べてみると、100人あたり3~6人程度の割合で未破裂脳動脈瘤が見つかります。



1.大きい動脈瘤
大きさが大きいほど、くも膜下出血の危険性が高く、これは様々な研究で一致しています。脳ドックで見つかるような動脈瘤のほとんどは5mm未満の小さいもので、出血を起こすリスクは1年間あたり200人に1人程度ですが、10mm程度の大きさでは年間5~8%程度(10~20人に1人)の危険性があるとされています。

2. 脳動脈瘤ができている場所
 動脈瘤ができている場所によって、出血する危険性が異なります。特に、実際のくも膜下出血の患者さんで出血源となっているような、前交通動脈、後交通動脈分岐部、中大脳動脈、脳底動脈の動脈瘤は注意が必要です

3.形がいびつな動脈瘤
動脈瘤にさらに瘤ができたような瘤や、金平糖のような形の動脈瘤は、きれいな球形の動脈瘤より出血の危険性が大きいです。

未破裂脳動脈瘤が見つかった場合は、
5mm未満の小さい未破裂脳動脈瘤の場合には、血圧のコントロールや禁煙、生活習慣の改善などを行いつつ、数ヶ月〜数年毎に検査を行うことが多い。
5mmを超える動脈瘤の場合には、手術治療を検討する場合があります。





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最終更新日  2021年09月15日 17時20分14秒


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