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家事をすませてから市川市大町自然公園に足を運びました。前回訪ねた折にはニホンアカガエルの卵だけ見かけましたが、水中に誕生したジュニアたちの姿も見かけるようになっていました。長田谷津と呼ばれる細長い谷間の遊歩道を探索したところ、ジョウビタキ、シロハラ、そしてミソサザイの姿を観察できました。ミソサザイの焦げ茶の体、褐色の眉斑、上面と風切、尾羽の黒い横斑を確認。学名Troglodytes troglodytesのうち種小名 troglodytesは穴にもぐるという意味ですが、頻繁に斜面林の穴にもぐっては登場を何度も繰り返していました。(写真)2022年3月3日撮影なお、2010年5月に奥日光湯滝で撮影したミソサザイの羽を上から見た画像をアップ。横帯のある尾羽や風切羽の模様や色の参考として御覧ください。
2022.03.03
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ほぼひと月ぶりに松戸市の21世紀の森と広場に出かけました。千駄堀池でカワセミのペアが鳴きながら追いかけたり、雌が餌を雄にねだる光景を目撃したり、水面でマガモ、コガモ、オカヨシガモ、タシギ、ノスリの姿を観察しました。その後、林縁エリアを探索し、アトリ約20羽が木のてっぺんに飛来する光景を観察しました。帰り際に、ここの原風景を残しているエリアに移動し、風切と雨覆が淡色のツグミ、水路沿いでキセキレイ、虹彩が燃えるような赤で、顔から胸が赤いヒクイナの姿を発見。短い尾羽を跳ね上げる仕草が愛らしいかったです。(写真)2022年3月2日撮影
2022.03.02
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とがった頭とずんぐりした体型のヤマシギが東葛地区の公園に滞在しており、出会えたらと思い現地に出かけました。到着したばかりは姿がなかったものの、しばらくして林縁に出現してくれました。頭と頬が灰褐色、頭頂から後頭にかけて黒褐色の横斑、目先と目の下にある黒っぽい線は目に近いほうで間隔が広く、上面は褐色ベースに黒と淡色の模様が独特の成鳥でした。このほか、同地にアトリ、アオジの姿もあり、出会いを堪能しました。その後、手賀沼沿岸の公園まで移動し、トラツグミとの出会いを楽しみました。到着直後は地面で葉っぱをひっくり返して餌を探していましたが、その後近くの木の枝に移動し、小一時間日光浴をしていたのか姿を現さず、行動範囲はほぼ把握できているのでひたすら待機しました。一時間程度経過して日が陰った時に地面を歩きながら登場。ピンク色の足、黄色と黒の虎縞模様が素敵でした。(写真)2022年2月28日撮影
2022.02.28
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海のカモに出会いたいと思い、千葉県新浦安を訪ねました。朝から北の風が強いとの予報でしたが、新浦安は高層ビル群が北西から北方向に乱立しているので強風の影響はあまり受けないところです。海ガモが羽を休めている水域は、そんな一角にあるので落ち着いて鳥影を探すことができます。新浦安駅からバスで日の出小学校まで移動し、近くの公園から三番瀬に出るコースを選択しました。三番瀬の水域を丁寧に探していくと、目に飛び込んできたのがシノリガモの姿。肩羽、三列風切、雨覆に白斑はなく一様に暗色の雌成鳥でした。見ている堤防の眼下にはハマシギが餌を探す姿を発見。その後、日の出七丁目方向から市川塩浜駅方向に遊歩道をすすみます。白地に黒の波状斑のあるススガモ雄生殖羽、眼先の白色部のあるススガモ雌個体、その先にホシハジロ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの姿を見つけました。さらに、市川塩浜駅に近い水域では、ウミアイサの複数の個体を目撃。虹彩が赤く眼先に淡色線のある雌成鳥、虹彩は暗色で後頭部がボサボサな雄第一回冬羽、ボサボサした冠羽と細長い嘴と胸に褐色の地に黒い縦斑のある雄生殖羽とじつにいろいろな羽色の個体を観察できました。(交通アクセス)新浦安駅からバスで日の出小学校で下車し隣接する公園から遊歩道に入るのがおすすめです。(バス料金150円)公園にはきれいなトレイ施設があります。ただし、昼食を食べるところはないので駅周辺で求めてから出向くのをおすすめします。(写真)2022年2月21日撮影
2022.02.21
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朝から強い風が吹くこともないなあと思ったら、午後から日曜日も雨の予報。一月半ぶりに柏市柏の葉公園のアトリと冬鳥の様子を見に出かけました。県民プラザ前の池の沿岸を散策しながら、カモの仲間たちを観察しました。赤紫と緑色の頭部と鎌状に下垂した三列風切が素敵なヨシガモの雄が雌をめぐって囲い込み行動をしていてペアになろうと熾烈な競争を繰り広げていました。また、かつては手賀沼が飛来地として知られていたオカヨシガモは、ここ柏の葉が東葛地区の代表的フィールドです。鱗模様の胸と白い翼鏡、尾筒の黒さが目立つオカヨシガモの雄、嘴が橙色の雌、尾羽の黒さと中央尾羽2枚が伸びて素敵なオナガガモの雄と見ていて飽きることがありません。その後、アトリの姿を求めて桜の広場、アスレチックエリアと日本庭園を探索しました。アトリの姿は、桜の木が多いエリアにありました。合計36羽ものアトリが地面に降り立ち餌を物色したり、花芽をついばんだりしている光景を目撃しました。その中に一羽だけ違う種類を発見。黄色の嘴、顎から頭頂にかけて濃紺の黒頭巾。イカルが花芽をついばんでいました。しかし、曇天でなかなか思うような記録写真がとれず、証拠写真の域を出ませんがアップします。(写真)2022年2月19日撮影
2022.02.19
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朝から北西の風が強く、気温以上に寒さを感じる日でした。風が強い条件下でも冬鳥たちと出会いを楽しむことができる市川市大町自然公園に出かけました。大町駅近くのパーキングに愛車を入庫し、徒歩3分程度の公園入口に。入口付近てアオジ、メジロ、エナガたちの歓迎を受けて、出発となりました。お目当てのルリビタキは、公園の林縁にその姿がありました。上面や風切が光沢のある青色で褐色の羽がなく、脇がオレンジ色の成鳥冬羽でした。その後、遊歩道をすすむと多くカメラマンのみなさんに撮影されているジョウビタキが出現。そして、眼瞼輪(がんけんりん:アイリングより内側の皮膚の部分)が黄色っぽいエナガ成鳥、エナガと一緒に早い動きで移動していたメジロ、強風の影響で枝に止まっていたヒヨドリをよくみると腹部の単なる斑点と思っていたものがふわふわなものだったと新発見。最後に林の中から複数のヤマガラの声がしており、耳をかたむけているとピクッ、ピクッ、リリリリとキビタキの声のように聞こえる声。帰宅後、調べてみたら蒲谷鶴彦さんの著書にテリトリー争いの時に出す声と解説がありました。またまだ知らないことが多いものだと改めて痛感しました。(写真)2022年2月17日撮影(なお、エナガ、ヤマガラ各1枚は2021年12月同地撮影、2021年10月松戸市撮影を使用しています)
2022.02.17
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今月に入りはじめて千葉県松戸市と埼玉県三郷市の境にある江戸川沿い訪ねました。平年よりも寒い日が続き、越冬している鳥たちは餌探しに余念が様子でした。お目当てのベニマシコは合計8羽もの姿があり、イノコヅチ、セイタカアワダチソウの実を食べに頻繁に姿を見せていました。翼以外淡い紅色の雄冬羽、背から腹にかけて黒い縦斑のある雌冬羽、嘴と上尾筒が淡いピンク色の若鳥といろいろな個体が登場。若鳥とは目と目で見つめ合ってしまいました。ドキドキ。くわえて、たまたまですが、ベニマシコが枝から飛び立つシーンを記録できました。その際に腰の紅色もしっかり見ることができ、大満足でした。このほか、キジ、アオジ、嘴を大きく開けて囀っていたシジュウカラ、地面で探しに余念のないツグミ、江戸川の水面にはカンムリカイツブリ、オナガガモ、キンクロハジロとコンパクトなフィールドでありながら、冬鳥に会える自慢の探鳥地です。(写真)2022年2月15日撮影
2022.02.15
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昼から雨降りとの予報だったので松戸市の鳥友のホームグランドの谷津田に出かけました。ここは、小さな公園ながら、池と葦原、雑木林、水路といろいろな環境が整っており、水辺の鳥、山野の鳥が複数飛来し餌をとったり、羽を休めるところです。ここは、観察しやすいところに複数のアオジが姿を現し、姿をじっくりと観察できます。なんだアオジかと注目もしないアオジですが、顔に着目すると個体差があります。一枚目は、眉斑が不明瞭な雌個体です。頭上や耳羽は緑がかっており、喉や腮(さい)は黒くありません。二枚目は、眉斑が明瞭な雌個体です。眼先が淡色で頭上や耳羽は褐色です。三枚目は眼先が黒く、上面は茶褐色で背に黒い縦斑がある雄冬羽です。四枚目は、ほおが黒っぽく、下面に縦斑がある雌個体です。(喉が黒くないので雌冬羽です)(*)かつてのアオシトド(現在のアオジ)は、ホオジロの仲間をあらわすシトド、緑のあおと呼ばれ、短縮されてアオジと呼ばれるようにと聞いています。アオジのほか、園内ではカワセミが水路、池で小魚をゲットする姿、ダイサギとコサギが同じ柵にたまたま飛来していた光景、餌場をめぐってバトルを繰り広げていたツグミ、葦原の茎の中の小動物を探していたメジロの姿と厳しい冬を生き延びてきた鳥たちの姿がありました。(写真)アオジ以外は2022年2月13日撮影アオジ一枚目は2022年2月13日、二枚目1月17日、三枚目2月8日、四枚目12月20日撮影のもの
2022.02.13
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一ヶ月ぶりに流山市と野田市の境界の水田地帯のケリの様子を見に出かけました。物流団地の一角にあるケリが休んでいた調整池は公園化の工事が進行しており、重機が複数はいり工事がすすめられています。ケリの姿は、4羽で近郊の水田地帯に姿がありました。耕起した田んぼで土の中にいる獲物を探し回っていました。ケリは、警戒心が強く、光線の具合がどうのなどのこちらの都合は自由になりません。ポージングしたありのままを記録するしかありません。ケリのほかは、水路にカワセミの雌が登場し、先駆けて縄張りを確保していた雄のもとに立ち寄った格好でした。これから繁殖に入るのかどうか見守っていきます。帰りがけに、立ち寄った運河沿いの遊歩道脇の葦原では、水際で餌を狙っていたアオサギ、木の枝に飛来したツグミ、藪の中の小動物を探していたハクセキレイ、草薮に渡来したシジュウカラ、アオジと出会うことができました。(写真)2022年2月12日撮影
2022.02.12
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鳥友から市川市大町自然公園に足を運びたいと相談があり、昼過ぎに現地で待ち合わせし探索しました。長田谷津と呼ばれる細長い谷間の遊歩道を動物園にむけてスタート。鳥友には、ルリビタキの観察ポイントを伝えて、私は31日に記録できなかったウグイス、ミソサザイの観察ポイントで待機しました。ウグイスは2本の遊歩道に挟まれた葦原のその姿を発見。バフ色がかかりぼやけた印象のある眉斑、上面の茶褐色、下面のグレーがかった灰色、しっかりと観察できました。嘴は太めに見えましたので雄ではと思いましたが、記録はかなわず。ミソサザイは、北側斜面でその姿を発見。体が小さい上にその動きは素早く、斜面が日陰となっているので記録するのになかなか手間取りました。それでも、焦げ茶の体、褐色の眉斑、上面と風切、尾羽の黒い横斑を観察できました。和名のミソは溝、サザイは些細という意味を持つと聞いていたのはなるほどと納得。人間が舌打ちするよう鳴き声をたっぷり堪能。帰路の鳥友との合流場所にした市川市自然観察園の敷地内の植え込みエリアでルリビタキが出迎えてくれて今日の探索を終了。(写真)2022年2月2日撮影なお、2010年5月に奥日光湯滝で撮影したミソサザイの羽を上から見た画像をアップ。横帯のある尾羽10枚、風切羽の模様や色の参考として御覧ください。
2022.02.02
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今日も朝から強風が吹き抜けていたので、影響を受けずに探索可能な市川市大町自然公園に出かけました。お目当ては、もちろんルリビタキ。北総鉄道大町駅で下車して徒歩で3分ほどで公園入口に到着。長田谷津と呼ばれる細長い谷間の遊歩道を探索。到着してまもなく、脇のオレンジ色と尾の青色が淡い雌と思われる個体が登場。期待に胸を膨らませ、スタートしました。その後、額から体上面が鮮やかな青色で上面や風切に褐色の斑がない個体が出現。雄成鳥冬羽と思われました。その後、谷津を動物園にむけてすすむと雌に比べて脇のオレンジ色と青色が濃く、褐色の羽縁がまじり風切も褐色の雄第二回冬羽と思われる個体を観察。いろいろな個体を比較的近距離で観察できるのがここの魅力です。ルリビタキのほかは、斜面で落ち葉をひっくり返して餌を探すシロハラ、5羽程度の群れが林の中を移動するエナガの姿を目撃したり、楽しい時間でした。(写真)2022年1月31日撮影
2022.01.31
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成田市坂田ケ池総合公園と北印旛の水田地帯に滞在しているオオヒシクイ、近郊の白鳥の郷に飛来しているアメリカコハクチョウを観察しに出かけました。坂田ケ池では、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ミコアイサをじっくりと観察しました。ミコアイサは雄3、雌9羽が羽を休めていました。ミコアイサは雄の白黒の羽色、雌の赤みのある褐色の頭がチャーミングでした。その後、水田地帯に移動し、水田で落ち穂や畔の草をついばんでいたオオヒシクイと出会い、白鳥の郷では、1000羽を超えるコハクチョウ、2羽のアメリカコハクチヨウと出会いました。アメリカコハクチヨウは、会合線(上嘴と下嘴の合わさる線)が見えた個体と見えない個体の各1羽を観察しました。帰りがけには、耕起している水田でタゲリの姿も発見しました。(写真)2022年1月30日撮影
2022.01.30
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8日ぶりに松戸市の21世紀の森と広場を訪ねました。いつものように駐車場に愛車を入れてから広場に入り斜面林に注目すると、虹彩の黄いオオタカの雌が自然観察舎方面を凝視している姿を発見。観察舎内から谷津の奥に目をやると地面に視線をむけているノスリの姿がありました。千駄堀池には、マガモ、カルガモ、コガモ、オオバン、ジョウビタキの姿、林縁にツグミ、獲物を狙うモズ、セグロセキレイ、キセキレイの姿がありました。そのうち、ジョウビタキは雨覆先端から風切羽縁にバフ色がある雄第一回冬羽(雄成鳥冬羽は背が黒く羽縁に赤褐色部分がない。雨覆先端から風切羽縁にはバフ色はない)、キセキレイは頭に褐色味のある個体と頭から背が灰色の雌冬羽の姿を見つけました。じっくり観察すると、いろいろな羽色の個体が見つかるものです。(写真)2022年1月28日撮影
2022.01.27
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拙宅の亭主と旧柏市と沼南町の境にある公園内を探索して歩きました。餌の少ない厳冬期には、林の中で小鳥の羽根が散乱しているのを見かけることがあります。食べた主は、タカ科の鳥がほとんどと思われます。今日、探索した散歩道では、スズメの中雨覆、小雨覆と思われる羽根を発見。林の枝にとまり、羽毛を嘴ではぎとり肉を食べたのだろうなと光景を想像する楽しみは格別。このほか、公園内の小さな池にはカワセミの姿、公園内では鋭い嘴が迫力のモズ、頭頂の短い冠羽が魅力のカシラダカ、頭が大きくずんぐりとした体型のシメ、近くに私共がいるのに地面をほじくって餌探しに余念のないツグミやハクセキレイの姿を目撃。(写真)2022年1月26日撮影
2022.01.26
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千葉県松戸市と埼玉県三郷市の境にある江戸川の土手沿い訪ねました。お目当ては翼以外の淡い赤色が魅力的なベニマシコ。ベニマシコは雑食性ですが、ここではイノコヅチ、セイタカアワダチソウの実が大好物です。雄成鳥冬羽、雌成鳥冬羽、羽色と翼がバフ色がかっている第一回冬羽の少なくても3羽以上の姿を見つけました。イノコヅチの実をひとつくわえて嘴を細かく動かして種についている皮をむいて食べたり、セイタカアワダチソウの枯れた茎にある白い胞子(実)をついばんでいました。このほか、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ、ウグイス、エナガ、メジロ、ジョウビタキ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジの姿も観察できました。(写真)2022年1月23日撮影
2022.01.24
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10日ぶりに野田市内の公園にアトリの様子を見に出かけました。アトリは80羽前後の群れとなり、キョッキョッと鳴きながら何度も移動する姿を目撃しました。前回はモミジバフウの実をついばむことが多かったのですが、今回は地面に落ちているモミジの種と桜の蕾の芽、ケヤキの種をついばんでいました。その後、公園近くの水路と湿地帯ではマガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、葦原でアオジ、オオジュリンの姿を見つけました。このうち、オカヨシガモは三列風切が褐色味が強く、脇の羽はV字状に見えたことから雄幼羽が第一回生殖羽に換羽している個体でした。(写真)2022年1月23日撮影
2022.01.23
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一年ぶりに千葉県旭市夏目の堰と飯岡漁港を訪ねました。夏目の堰では、水面を埋め尽くすオナガガモとトモエガモの群れ約3万羽、オナガガモ27000羽、マガモ、ヒドリガモ、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、コハクチョウの姿を堪能。オオタカがカモの群れの中に突入し乱舞が何度となく繰り返さる光景を目撃しました。その後、立ち寄った飯岡漁港では、雄のクロガモがフィーフィーと雌を呼ぶ声を聞いたり、カンムリカンイツブリ、ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ヒメウ、ハマシギ、イソヒヨドリ、アカハラの姿見つけたり時間を忘れて観察に没頭できました。帰りがけには、夏目の堰に集まるハクチョウが日中餌をとる水田に立ち寄り、餌をとってから夏目の堰に帰還する様子を見送りました。(写真)2022年1月21日撮影
2022.01.21
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午前中の家事をすませてから松戸市の21世紀の森と広場を訪ねました。前回9日に訪ねた折は、4日に姿を見かけたオオハクチョウ6羽が不在でしたが今日は21世紀の森と広場の閉園時間16時30分の直前、常盤平方面から降り立つ姿を目撃しました。(前回9日は駐車場で車両火災が発生しその爆発音に驚いて渡去したそうです)このほか、オオタカ2羽が観察舎上空を飛翔し、その後若鳥が枝に止まった姿、カワセミが千駄堀池で小魚をゲットして運搬していく姿、オカヨシガモのペアが水面を移動していく姿、ピラカンサの実を食べに飛来したオナガ、葦の中に体を潜めて餌を探すアオサギ、葦に飛来したジョウビタキ、小さな水場で餌を物色していたシロハラ、芝生の上を移動するツグミと出会いました。(写真)2022年1月19日撮影
2022.01.19
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一ヶ月ぶりに野田市内の公園にアトリの様子を見に出かけました。北よりの冷たい風が吹き抜け寒い一日でした。それでも、公園内の小鳥たちが餌をとるエリアは比較的暖かく、しばらく待機しているとキョッキョッと鳴き声がしたと思ったらアトリが出現。木の枝に止まった個体数だけで12羽、そのほか地面に降りていたものが10羽前後。顔が灰褐色で側頸が灰色、頭側線は後頭部まで及んでいる雌成鳥冬羽、全体的に淡色の雌第一回冬羽、頭が黒色ががっている成鳥雄冬羽といろいろな羽色を堪能しました。その後、近くの水路が流れるエリアに移動し、遊歩道を散策。こちらのエリアも北よりの風が避けられるので小鳥たちが比較的多く見られるところです。オオタカ、コゲラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ツグミ、シロハラ、シメを観察しました。このうち、コゲラは後頭赤い雄個体でした。(写真)2022年1月14日撮影
2022.01.14
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今年始めて印旛沼と近郊のハクチョウの郷を訪ねました。冬のこの時期は北風がいつものパターンですが、気圧配置の関係で南西の風が吹き込む天候でした。このため、いつもは印旛沼中央から南側の水域にカモたちが羽を休めているのですが、南西の風の影響で沼北側の葦原周辺に大半のカモたちが羽をやすめていました。今日はカモは期待薄と思っていたら、沼で漁をしている船が出航した時にカモの大群が一斉に飛び出しました。沼上空は真っ黒になるばかりでまさに壮観の一でした。着水するまで見届けてスコープで見てみると、ほとんどがトモエガモ。約5万羽。このほか、沼の水面には、コハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリの姿がありました。オナガガモは、複数の雄が雌を取り囲みペアになるべく猛アピールをしとている光景を目撃。また遊歩道脇ではツグミやベニマシコの鳴き声も確認できました。その後、近くの田んぼエリアを探索してみると、タゲリの姿を発見。顔にバフ色がなく、上面は濃い緑と紫の光沢がある冬羽と上面の羽縁がバフ色の若鳥をはじめとする21羽の群れでした。帰り道に近郊のハクチョウの郷に立ち寄りましたら、看板に10日現在コハクチョウ1073羽と記録されていました。水田を見渡すと、コハクチヨウ、オオハクチヨウ、アメリカコハクチョウの姿がありました。(写真)2022年1月13日撮影
2022.01.13
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朝から強風が吹き抜けていたので、影響を受けずに探索可能な市川市大町自然公園に出かけました。この時期のお目当ては、もちろんルリビタキやミソサザイ。北総鉄道大町駅で下車して徒歩で3分ほどで公園入口に到着。長田谷津と呼ばれる細長い谷間の遊歩道を探索。ルリビタキは、複数の姿があり、近くすぎて記録ができない場面もあり、うれしい悲鳴。ミソサザイと上空にハヤブサが出現しましたが一瞬で記録はかないませんでした。このほか、斜面林では落ち葉をひっくり返して餌を探していたはシロハラ、葦原に頻繁に登場してくれたジョウビタキ、葦の茎をつついて中の虫を採食していたエナガ、メジロ、下嘴のピンク色と腮(さい)が黒いアオジの雄、体全体が淡色で下面の黄色味も弱いアオジの雌とじっくりと観察していくと小鳥の仲間のいろいろを楽しめました。(写真)2021年1月12日撮影
2022.01.12
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新年はじめて流山市と野田市の境界の水田地帯のケリの様子を見に出かけました。昨年9月に飛来して以来、物流団地の一角にある調整池で休む姿をよく見かけましたが、同地が公園化されるので水を抜いて工事が本日からスタートした関係で群れで休む光景は見られなくなりました。今日は、物流団地にもっとも近いエリアで2群れ合計6羽の姿が観察できました。このほか、ノスリ、水路沿いを移動していたカワセミの姿を目撃。その後、近郊の運河沿いを探索してみました。例年ですと、複数のベニマシコの姿を見かけるのですが、今冬は見かけず。それでも今冬少ないとされるカシラダカ、ツグミの姿、エナガの群れ、コガモ、バンも目撃しました。(写真)2022年1月10日撮影
2022.01.10
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午前中の家事をすませてから松戸市の21世紀の森と広場を訪ねました。観察舎がオープンしていたのでセンター内の最新情報を確認してみました。昨日はベニマシコ、オオハクチョウ、ノスリなどのメモがあり。まずは、小さな小川が流れるの斜面林にそって探索してみました。タシギが嘴を器用に使って餌となる生き物を探したり、立ち止まったり。このため、ダルマさんが転んだの呼吸で観察。しばらくすると、害を与えない奴と思ってくれたのか餌探しを再開してくれました。このエリアではシロハラが落ち葉をひっくり返して餌を物色する姿、キセキレイ、セグロセキレイ、林縁をカワセミが飛翔し水面の工作物にとまる光景に遭遇しました。その後、自然観察舎に戻り、室内から観察しました。対岸の枝にはノスリ、眼下をエナガの群れ、ホオジロ、アオジが移動していく光景を目撃。限られた時間でも野鳥たちとの出会いを楽しめるので私のお気に入りのフィールドです。なお、オオハクチョウは最大13羽の姿を観察なさった方がいらっしゃる由。また会えたらよいのにと思いつつ、帰路につきました。(写真)2022年1月9日撮影
2022.01.09
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松戸市の鳥友からエナガの群れが行動していると情報をもらいました。昼前後から降雪の予報が出ていましたが、現地で合流して園内を探索して歩きました。エナガの姿は、シジュウカラとの混群となっていて葦原と桜の木に姿がありました。しかし、曇りでしかもエナガの動きの速さも手伝って思うように記録はできませんでした。それでもエナガの愛くるしい姿と動きを2時間近く楽しみました。雪が降り始めの時のエナガが空を見上げるような仕草、エナガといえば長い尾が定番と思っていたら短い個体がいることも発見。でかけてみれば発見があるものです。このほか、暮れの27日に続いてメジロの初列風切が黒い個体を再度発見。また、市民の方に人気もの、カワセミも登場してくれました。(写真)2022年1月06日撮影
2022.01.06
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青空が広がったものの朝から強風が吹き荒れる日となりました。少しでも風が避けられる環境をと思い、二週間ぶりに柏の葉公園内を探索。年末22日にはアトリ26羽が地面にもおりてモミジバフウの実をついばんでいましたが、今日はそのポイントに姿がありませんでした。しかし、少し離れたエリアのモミジとアキニレの実がなる場所に20羽程度の姿がありました。その後、県民プラザ前の池、ボート池をぐるっと回ってみました。県民プラザ前の前の池では、オカヨシガモがラクビーのスクラムを組んでいるように円陣をつくって水面でくるくると回っている仕草を見かけました。おそらく、水中の藻を嘴でとり浮いてくるところをパクッとやっているのではないかと思います。(ボート池でオナガガモが水中の藻をとるのに首を水中に突っ込んでとっていました)柏の葉公園では、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、カイツブリ、オオバンたちが水面で羽を休めていました。また、公園内では、ツグミ、ジョウビタキ、シメ、オオカワラヒワの姿も見かけました。その後、近郊にある湿地帯に立ち寄り、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ダイサギ、タシギの姿を観察しました。(タシギの写真は、柏の葉の高層住宅の影となってしまうので暗い画像となっています)(写真)2022年1月05日撮影
2022.01.05
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昼前後から強風の予報が出ていましたので、松戸市の21世紀の森と広場に立ち寄りました。野鳥観察舎はお休みなので、千駄堀池沿岸と斜面林のエリアを探索しました。到着した直後、観察舎近くの水面にオオハクチョウ6羽を発見。成鳥4羽、若鳥2羽が休んでいました。池ではマガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、バンの姿を見つけました。林と芝生のエリアでは、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイの3種のセキレイの姿、がありました。ハクセキレイにくわえて、河川の中流域に生息していたキセキレイ、セグロセキレイが見られるのは近頃のことですが、千駄堀の環境があればこそ餌の昆虫の生存を可能としているのだと改めて認識しました。(写真)2022年1月4日撮影
2022.01.04
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鳥友から松戸市内の公園で子どもたちを案内した際、ハクセキレイの夏羽と思われる個体を観察し子供にセグロセキレイではないかと質問されて困っていると連絡をもらいました。年越しそばと雑煮以外のおせちの準備もほとんど終了したので現地で待ち合わせし探索して歩きました。公園はかつて城があったところで、葦原と水路、小さな池から構成されているところです。質問をもらったセキレイは、小さな川に姿がありました。嘴は黒色で、顔は白く黒い過眼線があり、上面は黒色、胸の黒色が広いハクセキレイ繁殖羽でした。セグロセキレイは額から眉斑、喉にかけて白い部分はあるものの頬は黒い点ので違う点を伝えて了解をもらいました。お子さんの質問に年内のうちにこたえたいとの熱意に共感。せっかく、出かけてきたので、公園内を探索しました。葦原にはシジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ジョウビタキが出入りし、このうちホオジロは草原で雌雄が地面で餌を物色、水路でチィーと声がしたと思ったらカワセミが水路を飛翔し水際に止まってくれました。その近くにはジョウビタキ雌が登場し、ふわふわとした自慢の羽毛を披露。帰宅後、再び夕食の準備をはじめたとき、我が家の庭のセンリョウには次から次へとメジロ、ヒヨドリ、キジバトが飛来。おいしそうにセンリョウを頬張る姿を目撃。(写真)2021年12月31日撮影
2021.12.31
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歳末の大掃除やらおせちの用意も一段落ついたので、千葉県松戸市と埼玉県三郷市の境にある江戸川の土手沿い訪ねました。ベニマシコが毎年飛来しているフィールドで私のお気に入りの場所のひとつです。江戸川沿いの遊歩道を探索してみると、時折フィフィと鳴き声が聞こえました。待機していると葦原と川沿いの草薮にベニマシコ雄と雌、若鳥と思われる3羽が動いているのを発見しました。でも、逆光、枝が被ったりして思うように記録ができず。でも、羽色や翼にバフ色がかっておらず雌成鳥冬羽と判明。このほか、緑がかった頭をしたアオジ雌がすぐそばに飛来。赤い鳥と青い鳥のコラボとなれば最高だったけれど残念。このほか、ジョウビタキ、メジロ、江戸川の水面にカンムリカイツブリの姿をみつけました。(写真)2021年12月30日撮影(なお、雄は過去私のライブラリーのものを使用)
2021.12.30
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歳末のお買い物の途中に柏市内nankashibirdさん宅の近郊にある谷津田に立ち寄りました。小さな空間にもかかわらず、今週最初、ハイタカ、オオタカが出現したと聞いていましたので、小さな池のほとりで待機。屋敷林からメジロ、シジュウカラ、エナガの声が聞こえてきたと思ったら、シジュウカラとエナガの混群が池にある葦原に一斉に降りてきました。葦の茎の中にいる虫を捕獲するためにパチッと音をたてて茎を割っていました。そのうち、正面から顔を見合わせてドキドキ感満載。と同時にジョウビタキが出現しカッカッと鳴き声をあげてアピール。このほか、谷津田の上空に3種類の雲が出現しているのに気づきました。ラグビーオールブラックスのマークであるシルバー・ファーン(しだの葉)か鳥の翼に似た雲、ひとつはラングドシャークッキーのような雲(巻雲:氷の粒が集まる5000mから13000mにある)、もうひとつはウロコ模様に見えるうろこ雲でした。小さい頃、うろこ雲が出てくると3日のうちに雨が降るんだよと教わりました。さて、実際はどうか、楽しみです。(写真)2021年12月24日撮影
2021.12.24
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今月10日に柏市内柏の葉公園に飛来中のアトリを観察しました。その後の様子はどうかと現地を訪ねました。昼前から風が強く吹いいたのでその姿を観察できるかと心配しましたが、合計26羽もの姿がありました。前回モミジバフウの実をついばむことがほとんどでしたが、今日は桜の枝に止まっていたり、地面に降りてモミジバフウやモミジの実をついばんでいる姿がほとんどでした。このほか、姿を見ないと心配していたツグミが地面で餌を物色する姿や県民プラザ前とボート池の水面にはマガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、オナガガモ、オオバンの姿がありました。このうち、オカヨシガモは水中で足を自転車を漕ぐように動かし餌が浮き上がってくるのを待つような仕草を何度も目撃しました。(アトリがついばむ木の実)過去に観察したアトリがついばんでいた実は、モミジバフウ、モミジ、ナンキンハゼ、スギ、サワラ、ヌルデ、エノキ、ハンノキ、ネズミモチ、ムクノキでした。(写真)2021年12月22日撮影
2021.12.22
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青空が広がる朝、流山市の運河沿いを江戸川との合流部まで探索して歩きました。運河の水面では各羽の羽縁、斑が橙褐色の斑が出ているコガモ雌の生殖羽、幼羽が生殖羽に換羽が終了しつつあるコガモの雄、額がクリーム色が印象的にヒドリガモ雄、11月には姿を見かけなかったツグミ、ジョウビタキがよく見られるようになってきました。また、水面を移動しているときにはわかりませんが、運河の土手で草を食しているときだけ見かけるオオバンの長い足など見どころ満載でした。また、コガモとカルガモが一斉に飛び立ったと思ったら、水路を見渡せる木にノスリが飛来。枝に止まっている姿を確認すると、虹彩が暗色で喉が黒い比較的若い雌と思われました。なお、ベニマシコは数羽の鳴き声は聞こえたものの、姿は見つけられずでした。次回へのお楽しみとなりました。(写真)2021年12月21日撮影
2021.12.21
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3週間ぶりに印旛沼と近郊のハクチョウの郷を訪ねました。印旛沼では水面をオナガガモとトモエガモを中心に水鳥で覆い隠されている感じでした。(オナガガモ12000羽、トモエガモ約30000羽以上)漁師の方が船で移動すると、カモの群れがその都度飛び立ち、青空が真っ黒になりました。かつては、各地でこんな光景を目撃できましたが、近年はここ印旛沼のみとなりました。トモエガモの雌雄、ヨシガモの雄が雌をめぐり争奪戦がスタートし、複数の雄が雌を囲みわれこそはとアピールをはじめていました。このほか、水面をカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリが移動し、複数のカワセミが鳴きながら移動していく光景、沿岸の葦原ではカシラダカの姿、ベニマシコの声がしたりと見ていて時間を忘れるフィールドです。帰路、近郊にあるハクチョウの郷で、マガン、アメリカコハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウをじっくりと観察できました。このうち、マガンはハクチョウと一緒に行動をしていて16時半頃の水田への帰還でした。(写真)2021年12月19日撮影
2021.12.19
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いつも鳥情報をくださるnankashibirdさん宅に歳末のご挨拶に伺ったら、雨がふらないうちに近所の谷津田に出かけましょうよとお誘いを受けたので現地に出向きました。谷津田は、地区の村長さんをなさっていた方のお住まいの周囲の斜面林、草地、水田、葦原、池と小さいけれど地区の原風景を残しています。現地に到着後、小さな池の一角でじっと待機することとなりました。すると、斜面林からシジュウカラ、エナガ、メジロ、ヒヨドリが次々に登場し、池にある葦原や柳の木に飛来。そのうち、シジュウカラは、エゴノキの実をついばみに飛来しました。果肉を取り除いて(果肉部分に毒がある)種子を取り出して食べるのだそうです。この光景を観察していたら、チィーと鳴き声がしたと思ったらカワセミの登場。双眼鏡で見ると、雄個体でした。この数年、雄個体が谷津田に先に飛来し、雌が飛来するのを待っているのだそうです。(エナガの識別)今日観察したエナガは、眉斑、後頭、背が黒い成鳥でした。これに対して若鳥は背の黒色部が広く褐色味があります。エナガの背の黒色部を理解いただくため同地で過去に撮影した画像をアップしています。若鳥でなくて恐縮ですが、参考となれば幸いです。(写真)2021年12月14日撮影(エナガの成鳥2枚は同地で過去に撮影したもの)
2021.12.14
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久しぶりに市川市にある大町自然公園内を探索してまみました。北総鉄道大町駅で下車して徒歩で3分ほどで公園入口に到着。長田谷津と呼ばれる細長い谷間に緑豊かな空間が広がり、水の流れもあり冬から春先までの間が小鳥の観察に適しています。出発した直後から斜面林からルリビタキのフィルリルーと囀りとヒッヒッと鳴き声が聞こえました。複数のルリビタキが飛来しているようです。このほか、斜面林ではシジュウカラ、ヤマガラ、アオジといった小鳥たちの姿を見つけました。なお、ルリビタキ、エナガともに斜面林の暗い空間に出現でしたので私の過去のライブラリーの写真をアップしています。
2021.12.13
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柏在住の鳥友から公園にアトリが飛来したとニュースをもらいました。大掃除、買い物をすませて昼過ぎに現地へ。広大な公園内の家族連れに人気のある広場の一角にその姿がありました。ボンボンのような実がぶら下がっているモミジバフウ(別名アメリカフウ)の実を食べていました。鳥友によると、北方向から飛来し、7羽のアトリが一心不乱に実をついばんでいました。モミジバフウは、クリスマスツリースの材料になることが知られています。金や銀に着色したボンボンのあれです。アトリは、頭が黒色がかった雄成鳥冬羽、頭が灰褐色で側頸が灰色で頭側線が後頚部まで及んでいる雌成鳥冬羽、成鳥より全体的に淡色な雌第一回冬羽と羽色のいろいろでした。それらが、軽業師のように枝にぶら下がって実をついばむ光景に見惚れてしまいました。このほか、すぐ近くのエノキの実をついばむツグミ、県民プラザ前の池にはオカヨシガモ、ヨシガモ、コガモ、ハシビロガモ、オオバンが水面を移動する光景を見かけました。(写真)2021年12月10日撮影
2021.12.10
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一年ぶりに新浦安側からの三番瀬を探索しました。京葉線で新浦安駅まで行き、新浦安駅からバスに乗り換えて日の出6丁目で下車し徒歩で三番瀬を望む堤防沿いの遊歩道へ向かいました。到着して鳥影を見てみると、市川塩浜駅よりに多く、真冬にカモの群れが観察できる日の出海岸側は少ない結果でした。そのため、日の出から市川塩浜にむけて探索をスタート。ススガモの群れの縁をウミアイサの小さな群れが移動しているのを発見。(訂正:昨日、SNSで嘴爪の垂れ下がりは大きくないのでウミアイサではとのご指摘をいただきました。嘴の部分を拡大して確認すると、たしかにその通りでした。訂正しおわびします。なお、カワアイサであるならば、嘴は赤色ですが、先端が黒いはずですが観察した個体には認められませんでした)また、ススガモの羽色のいろいろを堪能しました。体上面と脇が白っぽく遠目に見ると黒、白、黒のパターンに見える雄生殖羽、雌冬羽の体上面と脇が波状斑に覆われている雌冬羽、黒味のない青灰色の嘴が特徴の雄エクリプス、虹彩が濁った黄褐色で嘴が暗色の雌幼羽としっかり観察すると性別や年齢でじつにさまざまな羽色の個体が見つかりました。このほか、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、イソシギ、遠方の杭にミサゴの姿を見つけました。(写真)2021年12月03日撮影
2021.12.03
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冬鳥との出会いを期待してひと月ぶりに松戸市の21世紀の森と広場に立ち寄りました。ただし、冬の小鳥はほとんど確認できず、ツグミ、シロハラがそれぞれ単独で姿を見かけたのみでした。しかし、先月にも姿を見かけたオオタカ、そして新たにノスリの姿を見つけました。どちらも池を見下ろすことができる林の枝にとまり、水面を凝視していました。このほか、千駄堀池の水面には、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウの姿がありました。特にオカヨシガモの雄は雨覆のえんじ色と三列風切の灰色味が素敵でした。また、前回は換羽中の個体が多かったコガモですが、ほとんどが生殖羽となっていました。アップしたコガモの写真は、一枚がエクリプスが生殖羽に換羽しているもの、もう一枚はほぼ生殖羽となっている個体です。(写真)2021年12月2日撮影
2021.12.02
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昨日帰宅後、拙宅の亭主もアトリを見たいと希望があったので、雨がやんだ後に今日も野田市内の公園にむかいました。今日は、晩秋の季節感とアトリの記録ができたらと思い、紅葉のエリアでじっと待機。その結果撮影できたのが一枚目の写真です。このほか、頭がバフ色で黒い羽がまじり、頬から頸側の灰色で黒色の羽がまじる雄成鳥冬羽、黒褐色の頭側線が後頸までのびる雌第一回冬羽、木の実をついばむ光景、木の実を食べた後に少し離れた木の枝で休んでいたシーンを記録。時間はあっという間に過ぎ、あっという間に16時前に。(写真)2021年12月01日撮影
2021.12.01
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先週、列島を前線が通過して以来、寒波が南下してきているので、冬の小鳥の飛来がどうかを見に野田市内の公園まで出かけました。予想はずばり当たり、キョッ、キョッと鳴き声がしたと思ったらアキニレにアトリが一斉に飛来。実をついばむその数は約30羽。頭が黒色ががっている雄冬鳥、顔が灰褐色の雌を観察できました。なお、アトリが集まるアキニレは毎年同じものなので、具体的な地名を公開すると撮影する方で場所を占領され地元の方が観察できないので野田市内とするにとどめます。ご容赦ください。アトリのほか、近くの水路にマガモ、オカヨシガモ、コチドリ、カワセミといった鳥たちの姿も目撃しました。(写真)2021年11月30日撮影
2021.11.30
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約一ヶ月ぶりに印旛沼に水鳥を見に出かけました。今日は、沼の水面にオナガガモとトモエガモ、ヨシガモの群れで水面が黒く覆われており久しぶりに水鳥をたっぷり観察できました。くわえて、沼の水面りの杭にはチュウヒ、ハヤブサ、沿岸の田んぼにもノスリ、トビといった猛禽の姿もあり、時間を忘れて観察に没頭、さらに、田んぼにはタゲリが羽を休め、葦原にはベニマシコの姿も複数ありました。印旛沼の帰り道、近郊の白鳥の郷に立ち寄りました。ハクチョウ類は約500羽、くわえてマガン1羽の姿を目撃しました。(写真)2021年11月28日撮影
2021.11.28
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流山のケリの様子と運河沿いの遊歩道を探索しました。今日のケリは6羽で、前回と同様の調整池の鉄板の上で羽を休めていました。(前回の9羽、先月27日は17羽)鉄板の上の糞の跡をみると、6羽以上の個体が羽を休めているものと思われ、水田に餌をとりに出かけているものと思われます。さて、ケリの無事が確認できた後、近郊の運河沿いの遊歩道を東武線運河駅の手前まで探索してみました。運河の水路にはコガモ、ヒドリガモ、カルガモ、オオバン、バン、クイナ、カワセミの姿を見つけました。また、水路沿いの草原ではコジュケイ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトカラス、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カシラダカ、アオジといった鳥たちの姿がありました。また、上空をツグミが鳴きながら通過していくのを観察。(ケリとチョウゲンボウ以外の画像について)・クイナ:水路沿いの草むらを移動していました。・アオジ:成鳥と比べると淡色で目の上後方の側頭線と顎線が黄色味がかっており、体下面が黄色でした。これらから第一回冬羽幼鳥ではないかと思われました。・カシラダカ:下面、腰、耳羽が褐色で冬羽と思われました。・コガモ:雄エクリプス羽が換羽中の個体とエクリプス羽。・ヒドリガモ:雨覆に白い羽縁が目立ち、脇の羽が丸みが強いので雌非生殖羽と思われます。(写真)2021年11月21日撮影
2021.11.21
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ホオジロ科やカラの仲間の鳥たちは、葦原の茎の鞘を割って中にいる昆虫を食べる光景をみかける時期となりました。そんな光景に出会いたくて柏市内の小さな谷津田に出かけました。谷津田は、拙宅の亭主が高校生の頃、ホームグランド手賀沼で何度かお目にかかっていた当時の柏市の文化会館の館長さんのご自宅周辺の一角にあります。晩秋から冬は、シジュウカラ、エナガなどが小さな池の葦原に飛来し、葦原の茎の鞘を割って餌を探す光景を見かけます。今朝は、エナガ、シジュウカラが飛来し、そんな光景を目撃できました。(写真)2021年11月19日撮影、2013年12月撮影、2016年11月撮影
2021.11.19
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11月になって二回目の柏の葉公園内の探索です。県民プラザ前の調整池で羽をやすめるカモたちをじっくりと観察しました。水面にはオカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、オオバンの姿がありました。まずは、マガモ雌とオカヨシガモ雌をじっくりと比較。マガモ雌は、不明瞭な過眼線があり、嘴が橙色で、脇や肩羽に丸みがあるので非繁殖羽と思われます。全体的に色はマガモにオカヨシガモ雌は、似ていますが、嘴がオレンジ色で嘴峰が黒い点が特徴です。続いて、コガモの羽色のいろいろを観察。一枚目は、嘴が全体に黒く、雄のエクリプス羽と思われました。二枚目は嘴の色が不明ですが、右側の個体は脇に雄の縞模様がありました。このほか、ハシビロガモ、オオバン、池の縁で見かけたジョウビタキの写真をアップします。比較的近い距離でカモの仲間を観察できますので、おすすめのフィールドです。(写真)2021年11月18日撮影
2021.11.18
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11月に入ってはじめて柏の葉公園と近郊の調整池を訪ねました。柏の葉公園ではヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、オオバンが羽を休めていました。また、近郊の調整池では草刈りが終了したため、カモの姿が見やすくなっており、ヒドリガモ、カルガモ、コガモをじっくりと観察できました。特に、コガモはいろいろな羽色をしっかりと観察できました。また、コサギが餌の小魚が移動してくるところを捕獲しようと、水路の終点に座り込んで待機している姿を目撃。コサギといえば、水の中で足指を動かして浮いてくる餌をゲットするのが普通と思っていただけに新しい発見でした。(カモの羽色のいろいろ)・コガモ3枚の写真をアップしました。一枚目は、雄エクリプスが生殖羽に換羽しているもの。脇の羽が大きめで丸みがありました。二枚目は、雌個体で、嘴が黒く上面には褐色味がなく、不明瞭な過眼線と眉斑がありました。三枚目は、幼羽と思われる個体です。下嘴の橙色が目立ち、上面は黒っぽい個体です。・ヨシガモ3枚の写真をアップしました。一枚目は雄生殖羽です。まだ、鎌形の三列風切が出ていませんが、緑と赤紫の頭、うろこ模様の胸が特徴です。二枚目は雄幼羽が生殖羽に換羽している個体です。肩羽には斑が出ていません。三枚目は雌生殖羽と思われる個体です。三列風切が飾り羽のようになっています。(写真)2021年11月11日撮影
2021.11.11
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今シーズンも印西市の水田地帯にコハクチョウが飛来しました。11月3日に飛来し、本日現在は50羽までふえてきました。飛来しているコハクチョウの嘴の模様に着目してみると、嘴正面中央の眉線から嘴先端まで黒く続いているものと眉線の下に黄色い部分があるものとに大別されます。この点を観察すると、個体識別が可能になります。飛来するつがい家族が昨シーズン飛来した家族なのか、とうではないのか等の識別が可能になるものと思います。コハクチョウのほか、オナガガモ、ハシビロガモの姿もありました。オナガガモは中央尾羽が伸びている個体とそうでない個体の両方が見られました。ハクチョウとの出会いを楽しんだあとは、近郊の水田地帯で猛禽類を探索。チョウゲンボウ、コチョウゲンボウを発見。コチョウゲンボウは、水田の畦で獲物を物色していて撮影した後は、水田の上を直線的に飛翔し移動していきました。体上面の青灰色、下面の橙褐色をしっかり観察できました。(写真)2021年11月07日撮影
2021.11.07
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一ヶ月ぶりに松戸市の21世紀の森と広場に立ち寄りました。立ち寄った昼過ぎは、オオタカが登場しカモを襲撃した模様で、コガモたちは葦原の中に身を潜めていました。公園の林縁エリアを散策しヤマガラをじっくり観察した後、もう一度水面を探すとマガモ、コガモ、ヒドリガモ、カワセミが鳴きながら飛翔する姿を目撃できました。また、今月3日から再開となった自然観察舎に立ち寄り、室内から林縁を探していたらオオタカの雄の姿を発見しました。しばらく姿を注目していたら、前かがみの姿勢をとり視線が池の方に向いているなあと思ったらコガモを襲撃。しかし、低木に追い詰めたのですが、枝に邪魔されて捕食はできずでした。さすがのオオタカもバツの悪そうな感じでした。(写真)2021年11月5日撮影(カモの羽色)アップした画像はコガモ、マガモ、ヒドリガモの画像です。コガモの一枚目は、脇の羽は大きめで丸みがあり、肩羽が横斑の傾向があるので雄エクリプスが生殖羽に換羽している個体、二枚目は全体的に色味が乏しく、嘴基部側面に黄色味がある個体で、雌非生殖羽ではと思います。三枚目は眼より上の部分が暗色で眉斑は不明瞭、上面は黒っぽく、嘴が黒いので雄エクリプスと思われます。マガモは雌雄1枚ずつをアップしました。雌は脇、肩羽に丸みがあるので雌非生殖羽と思われます。ヒドリガモは、肩羽や脇に白黒の縞模様があり、脇に赤褐色がありますので雄若鳥ではと思います。
2021.11.05
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千葉県市川市中国分にあるじゅんさい池公園は、中心部に池があり、いろいろなカモや水鳥が羽を休める大好きなフィールドです。2年ぶりに現地に立ち寄りました。池の周囲はすっかり秋色となり、散策だけでもリッチな気分になりました。水生植物園よりの水面を鳴きながら飛翔するカワセミを発見。その行方を注目していたら待機している場所の近くの枝に飛来しました。カワセミの紅葉、餌を狙うのにとまる枝とカワセミ、素敵でした。このほか、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、カイツブリの姿が水面にありました。カモ類の個体数はおおよそ200羽前後。アップした画像は、白い斑が目立つ肩羽のあるオナガガモ雄幼羽が第一回生殖羽の換羽している個体、オナガガモ雌幼羽、全体に暗色なハシビロガモ雄のエクリプス羽、白い雨覆が印象的なヒドリガモ雄のエクリプス、キンクロハジロ、カイツブリ、池周囲の景色です。(写真)2021年11月2日撮影
2021.11.02
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松戸市古ヶ崎にあるフラワーワインではコスモスの花が満開です。5000平方メートルの規模に咲き誇るコスモスはリッチな気分になります。秋冬のウォッチングコースの下見とコスモス鑑賞を兼ねて江戸川河川敷をフラワーラインまで歩きました。今日は、川沿いの草原でモズ、芝生エリアでハクセキレイの姿を見かけたのみでしたが、晩秋から冬にかけてはカモ類、ジョウビタキ、ツグミ、ベニマシコなどとの出会いが楽しめます。また、過去にはオジロビタキ、キガシラシトドが飛来したこともあり、丹念に探すと予想外の出会いがあります。(写真)モズ、ハクセキレイ、コスモスは本日撮影のもの、その他は同地で過去撮影した私のライブラリーからアップしました。
2021.10.31
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今シーズンは、カモの飛来が例年より遅い印象があります。14日に訪ねたときも成田市側にコガモの100羽程度の群れが休む姿があるだけでした。しかし、今日は、吉高機場先の水面にヨシガモ、カルガモ、コガモ、成田市側の水面にマガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、トモエガモ、オナガガモ、ホシハジロ、ミミカイツブリ、カンムリカイツブリ、甚平渡し近くにセグロカモメ、ミサゴの姿があり、冬鳥シーズンに入ったのを実感。今日の吉高周辺の魅力は、カモの姿を比較的近い距離で観察できるところ。ヨシガモのオスエクリプス羽では頭部が雌や幼羽より暗色傾向にあること、オス幼羽が生殖羽に換羽している個体では、肩羽、脇の羽が幼鳥より丸みがあることや肩羽の模様が細い横斑で目立たない点をじっくりと観察できました。このほか、モモイロペリカンのかんちゃんが漁師の皆さんと船で漁に出かける光景を目撃しました。途中まで一緒に船上にいましたが、飽きてしまったのか一足先に船つき場に帰還。(写真)2021年10月30日撮影
2021.10.30
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台風通過の影響で朝から強い風が吹き抜ける一日でした。野田市と流山市の境界の水田に飛来しているケリの様子を見に出かけました。16日には16羽だったケリの群れが今日は17羽となっていました。群れが大きくなるにつれ、内部に小競り合いが見られるようになってきました。他のケリを追い回す光景が見られたりするようになっています。そのため、時折群れが調整池の上空を舞う光景が見られました。帰りがけに、水田エリアの近郊にある小さな池に立ち寄りましたら、カイツブリの親子連れ、コガモ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモの姿を観察できました。また、少し離れた水路でイソシギの姿を見つけたり、楽しい時間を過ごしました。(写真)2021年10月29日撮影
2021.10.29
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