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木昌1777さんComments
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なにか新しいことを始めようと考えている。ひとつがたしかに終わったのだから、新しいひとつを始めなければならない。そうしなければ、人生がどんどん薄くなっていくような観念に苛まれている。
一週間あまり考え続けたが、始めるべきものが見つからない。夜の街を歩き回る。あるいは、真っ暗な早朝、しだいに明けてゆく街を徘徊しながら考えたりしたが、どんなヒントも見つからない。
まあ、焦ってもしょうがない。いずれなにか見つかるだろう。そう自分に言い聞かせてみるが、まったく納得していない自分がいる。何かをしたい願いばかりで、何も手につかないままの2018年が始まってしまった。




勾当台公園から一番町へ。(2018/1/14 14:14~14:34)
今日は今年2度目の金デモだが、日曜日の昼デモである。例年であれば、暮れの最後のデモの後に「望年会」と称する集まりがあるのだが、それをやらなかった代わりの新年会が、このデモの後に予定されている。
久しぶりの昼デモなので、写真の写りぐあいを心配することはないとたかをくくっていたが、冬日に照らされる勾当台公園の野外音楽堂ではコントラストが強く出すぎるのだった。絞り優先の設定にしてできるだけ光量を絞ったうえで、適当な光量のところでシャッター速度を決めて写せば、狙った被写体のピントが甘くなる。
持ち合わせていない技術は振るいようがないので、とりあえずシャッターを押しまくり、後でRAWファイルを調整することにした。たぶん、光量不足よりは調整が楽だろうと踏んだのだ。




一番町(1)。(2018/1/14 14:37~14:41)
1月14日には、大崎八幡宮の「どんと祭」が行われる。一番町に近づくと、大崎八幡宮に向かう裸参りの行列が次々に一番町から定禅寺通りに左折していく。一つの行列は40人のデモと同じくらいの規模で、30~40人ほどの集団である。ほとんどが、会社や大きな商店の団体である。いまや、裸参りも業務の一つということらしい。
裸参りの行列は、一番町のまん中を静々と進んでいく。反対方向に向かうデモは、その行列に出合うたびに道を譲って道の端を歩くことになる。





一番町(2)。(2018/1/14 14:42~14:51)
いつもの夜デモの午後6時半から7時くらいの一番町は人出が多い。その人たちのほとんどは仕事帰りだろう。毎週デモに出くわすという人も多いに違いない。
日曜の昼も一番町の人出は多い。夜デモのときに比べれば家族連れが多く、デモに手を振ってくれる人も多い。休日の昼デモの効果はそれなりに大きいに違いない。とはいえ、毎週の休日をデモで過ごせるという人はそんなに多くはないだろう。それにくらべれば、一週に一度、仕事帰りの1時間をデモに割くというのは、負担は少ないだろう。
結局、いつもは夜デモ、ときどき昼デモというこれまでのやり方がいいということだ。




青葉通り。(2018/1/14 14:52~15:01)
デモが終わって20人ほどが残り、新年会が開かれた。話題は、規制委員会が女川原発に対して新規制基準適合という審査結果を出すと思われる今年が大きな山場になるだろうという話題が中心だ。
これまでの経緯からみて、県や立地自治体は再稼働を容認する可能性が高い。それに対抗するために、再稼働可否を問う県民投票の実施可能性を追求する動きなども話された。
こうした集まりで必ず話題にあがるのが、若い人のデモへの参加が少ないということだ。若い人に期待し、働きかけることもちろん大事だけれども、それぞれの世代のそれぞれの運動のあり方を大事に追求し続けることも大事なのではないか。そんなふうに話題が進んだ。
そのなかで、81歳という参加者が「私にとって金デモは終活なんです」と発言された。長く続く困難な闘いを自らの終活にするのだという。ほぼ毎回参加され、かならず横断幕をもって先頭を歩いている人だ。
不意を突かれた感じがした。彼より少しばかり年下の私も、死ぬ前にやっておくべきあれこれを考えることがある。しかし、それはごくごく私的なことだ。誰にも言わず片付けておこう、そう思うようなことばかりだ。
ひとつのことが終わって、新しいひとつを始めたいと願っているが、それを終活とするなどとは思いも及ばなかった。さて、どうしたものか。
読書や絵画鑑賞のブログ
かわたれどきの頁繰り(小野寺秀也)
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