山行・水行・書筺 (小野寺秀也)

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小野寺秀也

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兵藤則雄@ Re[4]:三脚を抱えて―再び(2025年11月17日)(11/20) 小野寺秀也さんへ 怖がらせるつもりは あ…
小野寺秀也@ Re[3]:三脚を抱えて―再び(2025年11月17日)(11/20) 兵藤則雄71206さんへ ご無沙汰しています…
兵藤則雄71206@ Re:三脚を抱えて―再び(2025年11月17日)(11/20) 熊対策は、大丈夫ですか。

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2025.05.16
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テーマ: 山歩き(471)
カテゴリ: 山歩き
 定点観測ふうの花探しにしようとまた戸神山に行った。これで4月11日、4月28日、5月16日、6月7日(昨年)と、ほぼ半月に一度の戸神山の山歩きである。昨年の戸神山は頂上を経る周回コース(要するに普通の登山)で、直後にネフローゼ症候群を発症して入院暮らしになったこともあって、4月の2回は、頂上まで行かずに適当なところで引き返してきたのだが、そんなに疲れもせず快適だったので気をよくしていた。できれば今日は頂上まで行って周回コースの全部の花を見てみたいと思って、朝5時前に家を出た。
 国道48号をまっすぐ西進して途中のコンビニでおにぎりとお茶とコーヒーを買った。10年ぶりくらいに立ち寄ったこのコンビニは、大東岳、面白山、寒風山、後白髪山、船形山など山形県境の山々の登山のときに立ち寄って食料を購入していた店である。そのころは助手席にはイオという雑種犬の登山の相棒がいつも一緒だった。そこから戸神山まではあっという間で思い出や感傷にふける暇はないのだった
 登り始め、藪の向こうに2種類の白い花をたっぷり咲かせている木があったが、野ばらに茂みに遮られて諦めた。すぐ後に黒いテンナンショウ属の花を見つけ、クロマムシグサと思って写真を撮ったが、帰宅後の検索でクロマムシグサよりヤマザトマムシグサに花の形がそっくりだったので一応それだろうと判断したが、テンナンショウ属は同定が難しいということなので、これは「ヤマザトマムシグサに花の形がよく似ているクロマムシグサ」という可能性も捨てきれない。 













 普通種のヒメシャガの群落で写真を撮り終えてから、山麓めぐりのトレッキングコースの分岐点の広場で横から差し込む朝日に光る蜘蛛の巣に朝露が輝いていた。なんという種類の蜘蛛の巣かわからないが半球形をしていた。その少し横には同じように朝露に濡れたヤマツツジが朝日に照らされていて、少しばかり感動しながら蜘蛛の巣ともどもカメラに収めた。














 山頂への急坂が始まる手前で、少し大きめのフキ(蕗)が生えていたので摘んだ。杉林の中の沢沿いで好物のシドケ(モミジガサ、紅葉笠)も摘んでから、急坂を登り始めた。歩幅も小さく、とにかくゆっくり静かに登る。自分が短気であることを忘れ、高齢の老人であることを繰り返し確認しながら歩いていると、さほど息も切れずに登ることができる。急坂の途中では、昨年の6月に見たミヤマヨメナ(深山嫁菜)やマルハダケブキ(丸葉岳蕗)がようやく蕾を上げていた。頂上直下の急坂(熊落坂という木標があった)にはシロヤシオ(白八汐)の花がたくさん落ちていたが、木が高く写真には撮れなかった。頂上に着くと目の高さにシロヤシオの花が見え、ようやく写真を撮ることができた。






 頂上で朝食のおにぎりを食べながらひと休みをしてから、晴天ながら春霞で煙る景色を写真に収めた。地平線上に仙台市街のビルの影がかろうじて見えていて、(写真の技術はさておき)何か雰囲気のある影絵のような景色だった。頂上には熊蜂や蝶たちがたくさん飛びかっていてそれも写真に撮ろうとレンズを交換したのだが、そこで電池切れになった。もちろん予備の電池は持参したのでバッグから取り出すと別の一眼レフ用の予備電池ばかりが3個も出てきた。カメラをバッグに仕舞いこんで、下りコースの花はスマホで撮ることにして下り始めた。




 最初の急坂をまっすぐ下るとすぐにトレッキングコースに出て、その後は快適に歩き続けられる。もちろん花にも出あうが、登りの道で撮ったものばかりなのでスマホの出番がない。トレッキングコースと登山道の出会いの広場で、「今日の空」を写したきりでスマホの出番は終わった。










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Last updated  2025.05.18 09:21:44
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