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我が家の長男は音楽療法士老人保健施設のリハビリ科に勤務しています。職場の他にセッションを4か所持っており、その他に包括支援センターや地域の老人クラブのサークルなどからもセッションの依頼があります。その中で参加してくださった男性の方から素敵なプレゼントがありました。手作りのハンドベルケースです。それはそれは素晴らしいケースなのです。 上から見たところ、運びやすいように持ち手がつけられています。 横にしたところ、素敵なテープが角に張ってあります。 蓋をあけたところ 二段になっていて、上を重ねると下のベルが穴に収まるようになっています すごく考えて作られていています。作ってくださった方は80歳です。紳士服の仕立てをされていたのですが、病気で手が思うように動かなくなり、やめたんだよと話されていました。そんな状況で作ってくださったのです。本当に涙がでちゃいます。 ベルスタンドは持っているのですが、運びにくいので使うベルだけをかごに入れて運んでました。息子も大感激です。「何が嬉しいって、こんな好意を寄せていただけることほど嬉しいことはないよ」と。 我が家でのトップニュースでした。
2010.09.26
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昨日、緊急入所で受け入れたご利用者さん、認知症と失語症があり、ご自分の思いをうまく伝えることができません。ご家族からのSOSに応えてショートステイで受け入れることになりました。全く知らないところへいきなり連れてこられ、不安でたまらない様子。ご自分の思いが伝わらず、食事をしてもらおうと声を掛けた職員に暴力が出てしまいました。介護主任があわてて中に入り、1時間くらい手をつないで園内をずっとお散歩です。家族も大変だったのでしょうが、ご本人の意思はどうだったのでしょうね。いつも思うのです。たとえ家族が大変であっても、ご本人に、事前に施設を見ていただいたり、理由を納得してご自分で決めさせてあげたいと。そしてそれは、とても大切なことなのではないかしらと・・・私は今日、先週の休日出勤の振替でお休みです。あの利用者さん、昨日の夜眠れたかしらとなんとなく気になっています。ところで、「要介護になりにくい人の特徴」について福祉系の大学での調査結果が発表になっていました。・社会参加をしており、人の役に立つ社会的役割を持っている・1日の歩く時間が長い・外出する頻度が高い・趣味を持っている特定高齢者のチェックリストにも同じような項目があります。介護予防の対象になる方は、上のような項目に "NO" のチェックが入っているようです。なんとなく、これからどういうことに心掛ければ良いのか見えてきましたね。わが人生を振り返り、自分にチェックを入れてみました。なんとか、自立度の高い高齢者になれそうです。今のところはね!
2010.09.23
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