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2025.06.29
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カテゴリ: マザーとマハトマ


あなたに会った人がだれでも

前よりももっと気持ちよく

明るくなって帰るようにしなさい

親切があなたの表情に

まなざしに、ほほえみに

温かく声をかける言葉にあらわれるように

子どもにも貧しい人にも

苦しんでいる孤独な人すべてに

いつでもよろこびにあふれた笑顔をむけなさい

世話するだけでなく

あなたの心をあたえなさい



(「マザー・テレサへの旅路」神渡良平)
マザーテレサは1910年8月26日は、バルカン半島のマケドニアの首都スコピアで生れた。
父はニコラ・ボヤジューとドラナフィル・ボヤジュー。
兄弟は長女アガサ、長男ラザロ。
マザーの本名は、アグネス・ゴンジャ。(?なんで両親と苗字が違うんだろ)

父ニコラは、アグネスが9歳の時なくなった。
スコピオでは、イスラム教徒が多く、キリスト教もギリシャ正教が主流だったが、アグネスはカトリックに属した。
アグネスは聖心小学校に通い、ここで海外布教を知り、
幼心に「異国の地で宣教活動に身を捧げたい」と願った。

18歳のとき、ロレッタ修道院に入会志願した。
母に告げると、部屋にひきこもるほど悲しんで、どうすべきか祈った。
涙を拭って娘の前に現れ、
「ゴンジャよ、心を固くし、主イエスと歩きなさい。」と許した。


そして12月1日インドへと派遣された。カルタッタに着いたのは翌年1月、ダージリンのロレット修道院でテレサの名を貰い、この地で2年修練を積んだ。

1936年、シスター・テレサはカルカッタ東部のエントーリにある聖マリア小学校で、地理と歴史を教えていた。
1939年5月24日、テレサは終生誓願を立てた。もはや還俗は許されず、親の死に目にも帰省できない。この年、第2次世界大戦が起った。

1945年世界大戦は終り、インドはマハトマ・ガンジーの指導のもと独立したが、ヒンドウーとイスラムの間で紛争が続き、カルカッタでも大暴動が起き血の海に染まった。

その年1946年ぼ9月10日の早朝、シスター・テレサはシャルダー駅から避暑地のダージリンで観想するために汽車に乗り込んで、ロザリオをたぐってカルカッタの暴動で傷ついていた人々をお祈りした。
「あの方々が今日もよき生活を恵まれますように」と。
汽車は、北上して、シルグリ駅で乗り換え、ダージリンに向う汽車に乗り、祈り続けていた。
ヒマラヤ第三の高峰カンチェンジュンガが見えてきた。
その時、突然魂の深みに神が語りかけてこられた。

「すべてを捨てて、スラム街に出なさい。
 そこで貧しい人々に仕えなさい。
 あの見捨てられた人々こそ、私の友です。
 そこでキリストに従うのです。」

シスター・テレサはあぜんとした。
思わず周囲を見回した。二つ向こうのボックスに白人の夫人がお喋りに夢中になっているだけだった。

その声は再度響いた。

「私についてきなさい。
 私は貧しい人々とともにいます。
 あなたはそこで人々に仕えなさい。」

シスター・テレサは逡巡した。
テレサは終生誓願を立てており、上長の許可なしに外に出ることはできない。それは、ローマ法皇の許可を得て、新たな修道会を興して初めて可能になる。
苦しみ、そして祈った。

 ああ、イエス様はおっしゃっている。
 「あなた方によく言っておく。
 私の最も小さな兄弟姉妹の一人にしてくれたことは、わたしにしてくれたことである」
 あの見捨てられ、のけ者にされ、食べるものにもありつけず、ひもじい思いをしている人々を放っておいてはいけない。

 一介の修道女の私に何ができよう。飢えている人はあまりに多い。

しかし、シスター・テレサは、終生を貧しい人々に捧げることを決意した。

「ハイ、私はあなたの命令に従います。」

 ダージリンでの瞑想の日々、テレサはあの汽車の中での霊的体験を思って繰り返し祈った。そして確信した。
 私の生きるところはスラムしかない。そこがイエス様が私に望まれる所だ。
シスター・テレサ36歳のときだった。

1997年9月5日(現地時間)午後9時半マザー・テレサがなくなられた。
マザーはいつものように元気に活動し、夜になって呼吸ができないと苦しみだし、医者に連絡する間もなく午後9時半に息を引き取られた。
一緒に働いていたシスター・フレデリックが付き添っていた。
「マザーはいまやっとお休みをいただかれたのだ」とこぼれ落ちる涙をどうすることもできなかった。
マザー・テレサは、第2の召命を受けて、実に50年間貧しい人々に仕えてきた。
マハトマ・ガンジーも実践の人だった。
非暴力と愛の実践によりインドの独立を勝ち取った。

マザーテレサが愛した言葉






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最終更新日  2025.06.29 00:00:06


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