Zukky Project

本屋でRCマガジン2月号を立ち読みしていると、

「おや？」

という記事がありました。

それが「いま、EPツーリングレースの危機！」です。

ここ数年、EPツーリングレースを主体に活動されてきた方は

レース参加者の激減

という形で実感しているのではないでしょうか？

いまやツーリングカーを走らせている層はドリフトの方がかなり多いと思います。

記事の内容は、HBの三浦氏と原選手の対談形式で、

なぜEPツーリングレース離れが進んでしまったのか、

盛り上げるにはどうしたら良いのかを語っていました。

ツーリングレースが下火になったといっても、タミヤグランプリは相変わらずの盛況ぶりで、

イエサブでもGTチューンクラスは盛り上がっています。

顕著なのがショップレースの２３Tクラス等の上級者向けのカテゴリーですね。

イエサブでも今月は5セル２３Tクラスが参加者が揃わず、開催されませんでした。

僕がラジコンに復帰してから3年ほど経ちますが

北海道にいた時に通っていたOHMツインサーキットは

かなりレース参加者が減っているようで、さびしい感じです。

全日本選手権を見ても、スポーツクラスは100人前後の参加者を

集めていますが、エキスパートクラスは両クラスともCメインまで

という減りっぷりです。

プロフィールに書いてある通り、僕もいつかは全日本に出ることを

目標にレース活動を楽しんでいますが、ツーリングかそれともバギーで出るかは

まだ決めていません。

なぜならEPツーリングはレギュレーションがこの先どうなるか不鮮明だからです。

去年の今頃はスポーツクラスの出たいと思っていましたが、

関東に来てラジコンを再開してからだんだん２３Tをやらなくなりました。

GTチューンレースにはまったのも大きいと思いますが（笑)

23Tを本格的にやるにはモーター機材が必要です。

BEAST さんや去年全日本でAメイン

に入ったてるりん選手のお父さんにモータ調整を引き受けて頂いたので、

モーターに関しては悩むことはありませんでした。

僕は今現在もモーターメンテ機材を持っていなくて、正直いって買う気があまり起きません。

以前はそのうち買おうと考えていましたが、一度ブラシレスモーターを体験してから

気持ちがどんどん先送りになっているもので・・・・・・。

幸い、GTチューンはブラシモーターとしては耐久性が高く、

掃除や注油、慣らしをこまめにやることで性能を結構な期間維持できます。 

今年もツーリングはしばらくGTチューンクラスに出ようかと思います。

現在のEPツーリングレースはコスト・技術両面で敷居が高くなりすぎてしまったと思います。

自動車メーカーのワークスチームが戦う実車レースならともかく、

ラジコンのレースは趣味として活動する人たちが大部分です。

初級者層はしり込みして参入できず、中級者以上のユーザーも

管理の大変さに疲れたり、コスト高ついていけなくなり離れていく。

レース参加者の減少はこんな感じではないでしょうか？

それでもここ最近でブラシレスモーターやLi-Po・Li-Feバッテリーが

一気に普及してきたのは良いことだと思います。

JMRCAのレギュレーションはまだ発表されていませんが、スポーツクラス

でもこれらをぜひ解禁してほしいと思います。