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【動物に関する雑学】
亀の寿命

「鶴は千年、亀は万年」と言う言葉もあるくらい亀は長生きする生き物と言われていますが、実際はどれくらい長生きするのでしょうか?

飼育された亀の記録では、152年生きたゾウガメや、120年生きたハコガメなど数例確認されています。152年生きたゾウガメと同じ種は、野生では60-70くらいが平均寿命ではないか、と言われています。

カメといえば長生きする動物と思われがちですが、飼育下で100年以上生きた記憶はアルダブラゾウガメの152年間、カロリナハコガメの120年間など数例しかありません。また、このアルダブラゾウガメも野生での寿命は平均60年ぐらいであると言われています。しかし野生の亀の寿命は、その寿命の長さのため研究が難しく、実際どれくらいなのかはまだはっきりとはしていません。 
奴隷狩りをするアリ

アリと言えば、働き者の代名詞のように引用されますが、サムライアリという種類は、他種のアリ(クロヤマアリ)を奴隷として活用するアリもいます。

サムライアリは、日本でも一種が確認されています。サムライアリ自身は、卵や幼虫の世話、さらに採餌などの巣を維持するための行動を自らは行いません。

その代わり、定期的に他種のアリのコロニーを襲い、その幼虫や蛹を奪い、自らの巣で奴隷として使役するのです。もちろん、奴隷が少なくなれば、定期的に
奴隷狩りを行います。
カメレオン

カメレオンは環境に応じて、皮膚の色を変え、その環境に溶け込みます。では、なぜ皮膚の色を変える事が可能なのでしょうか?実は、カメレオンは体表の色素細胞であるメラノサイトという細胞の大きさを自在に変更する事ができます。この細胞は、小さい時は体表を明るくし、逆に大きくかつ枝葉状にすると暗い色になります。同様に、カレイやイカなどもこの細胞を利用して、自分自身を環境に溶け込ませる事で、天敵から逃げたり、狩りに利用したりします。
アライグマ

「あらいぐまラスカル」で有名なアライグマですが、実は、野生のアライグマは洗う事をしないそうです。動物園などで飼育されているアライグマが、洗うという行動をするそうです。理由はわかりませんが、野生のアライグマは魚を好んで食べるため、魚を捕獲する行為の代償行為として洗っているのでは?と考えられています。
カバは血の汗をかく?

カバは血の汗をかくと言われています。これは、血の汗をかいているわけではありません。カバの汗は、最初は無色透明ですが、汗が空気に触れる事で、汗の中の成分が酸化してしまい、結果として赤い汗になってしまうのです。
蚊に刺されるとかゆくなる理由

誰でも蚊に刺されてかゆくなった事があると思います。これには理由があります。蚊が血を吸う際、蚊の唾液が人間の皮膚に流し込まれます。実は、蚊の唾液には人間の血液の凝固作用を和らげる効果があります。そのため、凝固しない血液を吸う事ができます。しかし、個人差はありますが、この唾液に対して人間はアレルギー反応を起こしてしまうため、それがかゆみとなって表れるのです。
水たまりでおたまじゃくし発見

子供のころ、小山で遊んでいた時に水たまりでおたまじゃくしを発見しました。回りには池などの水源がないため、どうしているのか不思議だった思い出があります。これは、陸上生活のヒキガエルのおたまじゃくしです。ヒキガエルは陸上生活のため、2月下旬から3月にかけて産卵期をむかえ、小さい水たまりを見かけるとそこで産卵するそうです。そう言えば、住宅地の真ん中で大きいカエルを見かけた事があります。きっとヒキガエルですね。
タラバガニの秘密

実は、タラバガニはカニの仲間ではなく「ヤドカリ」の仲間なのです。通常のカニは、ハサミを含めて左右5本ずつの足ですが、タラバガニは左右4本ずつです。またタラバガニは、節足動物・甲殻綱・十脚目・異尾類・タラバガニ科に属しています。他にも同じ仲間が数種います。しかし、ヤドカリ自体は十脚目なので、つまり5対です......。
ミツバチ

ミツバチと言えば、蜜を吸っているイメージがありますが、ミツバチは蜜だけを吸うわけではありません。花粉を団子状にして足にくっつけ、それを巣へ持って帰り食事として食べたりもします。蜂は種類によって、生態や食事も様々で、蝶の幼虫や昆虫を餌にする蜂もいます。
カンガルーの赤ちゃん

カンガルーの赤ちゃんは、約20-40日間の妊娠期間の後生まれます。生後すぐ、母親の体をよじ登り袋の中に入ります。その後、半年間は完全に袋の中で生活し、半年後、約2-3ヶ月間、袋から出たり入ったりしますが、やがて袋に入らなくなります。
鳥の耳

鳥には耳らしき器官が見当たりませんが、耳は存在するのでしょうか?もちろん鳥にも耳は存在します。ただし、外耳はなく耳の穴があるだけです。また、羽毛で隠れてしまうため、耳がどこにあるかはパッと見では分かりません。
ナマコの数え方

ナマコを数える時は、「粒」を使います。ナマコが1粒、2粒.....。
魚は眠るのか?

魚にはまぶたがあるわけではないので、眠っているのか非常に分かりにくいのですが、穴の中に入ったり、岩の隙間に入ったりして魚も睡眠をとっていると考えられています。また、マグロのように24時間常に回遊している魚は時々意識を喪失する事が確認されており、これが睡眠の役割をしていると考えられています。
働きアリの中の怠けアリ?

よくことわざや格言などで、勤勉な「働きアリ」が引用されますが、実は最近の研究によると、働きアリの中に、働かない怠けアリが存在する事が確認されています。その数は、全体の2割にのぼるとの事。8割のアリが何らかの仕事を日々
こなすのに対して、2割の怠けアリは何の働きもしない事が確認されています。さらに実験で、よく働くアリを除外しても、怠けアリはそのままで、他の働きアリの仕事が増えるのに対して、怠けアリを除外すると、よく働くアリの中から2割が怠けアリになってしまう事が確認されました。理由については解明されてませんが、もしかしたら人間社会にも当てはめる事ができるかもしれませんね。
海がめの涙

海がめは産卵時に涙を流しますが、よく感動的なシーンとして放映されますが、これは泣いているわけではありません。実は、海がめは水分を海水で補給していますが、塩分を排出する必要があります。そのため、涙という形で排出していると考えられています。
ハブの秘密

ハブは視覚に頼らずに暗闇でも獲物を狩る事ができます。なぜならば、ハブは目と口の間に赤外線を感じる器官を持っているため、獲物の熱を感知して獲物を襲う事ができます。ハブの生息する地域では、赤外線を遮断するゴム靴などを履いてハブを警戒したりするそうです。
馬の鼻息があらいのはなぜか?

実は、馬は口で呼吸ができないのです。そのため鼻だけで呼吸しているため、運動した後はどうしても鼻息があらくなります。
鳥はなぜ木に止まったまま眠る事ができるのか?

鳥はなぜ、木に止まったまま眠る事ができるのか?鳥が止まり木から落ちたという話を聞いた事がありません。実は、鳥は木の枝を握っている時に足の指が体重がかかる事によって自然に足の指が締まる構造になっているのです。詳細に説明すると、鳥の足に体重がかかると、かかとが後方に曲がります。この際に、かかとの後ろにある筋肉がひっぱられ、そのため足が締まるそうです。足が締まるため、木の枝から落ちずにすむというわけです。
ワニのオスとメスの見分け方

実は、外見上、ワニのオスとメスを見分けるのは極めて難しいです。ワニをひっくり返して生殖器を確認しないと判断はできません。命がけですね.....。しかし、インドガビアルという種は、成熟するとオスの鼻先にコブができるため、外見から判断する事が可能です。
ミドリガメ

よく祭りの縁日などでミドリガメが売っています。非常に綺麗な色で思わず買ってしまった事があります。実は、このミドリガメは本当はミシシッピーアカミミガメと言います。大きくなると全長30cmほどになり、雑食で力も強い亀です。元々日本にいない種の亀ですが、逃げ出して野生化したミドリガメが原生種の亀などを駆逐する勢いで増えているそうです。
鹿の角

毎年ニュースで鹿の角を切っている場面が紹介されますが、なぜ鹿の角を切るのでしょうか?鹿の雄は角の皮がむけてくる時期になると、発情期を迎え、メスを奪うために雄同士が激しく角を突き合わせて闘います。また気性が激しいため、飼育係を襲う可能性もあるため非常に危険です。そのため、麻酔で眠らせてから雄鹿の角を切り取るのです。
牛が赤い旗に興奮する理由

スペインの闘牛でおなじみですが、牛はなぜ赤い旗(布)に興奮するのでしょうか?牛の目は色の区別は元々できないため赤い色に対して興奮しているわけではありません。元々臆病な動物である牛が、自分に対して、旗(布)が怪しげに振られるため、その事で非常に強い危険または不安を感じ、自己防衛のため暴れていると考えられています。
アメンボ

雨が降った後に、道路に水たまりができます。よく見ると、アメンボがスイスイ水面を漂っている姿を見つけます。しかし、このアメンボは一体どこから来たのでしょうか?アメンボは、日本国内に20種以上確認されていますが、実は、餌をとる時や交尾の時は水上いますが、普段は水辺の陸上に生息しています。しかも、飛ぶ事もできるため、かなり広い範囲を移動する事もできます。
マンモス

マンモスとは、長鼻目ゾウ科マンモス属に属する大型の哺乳類の総称である。現在の象の遠縁となりますが、直接の先祖というわけではありません。今から約400万年前から1万年前頃までの期間に生息していたと考えられています。全長3mにも達する巨大な牙が特徴ですが、現在は絶滅しています。
一番速い魚

魚がどれくらいのスピードか計るのは、なかなか難しいものがあります。魚に目印をつけ、ある地点で放して、さらにある地点で捕獲する事で速度を計測するそうです。一番速く泳ぐ魚は何でしょうか?カジキが一番速いと言われています。時速100kmで海中を泳ぐ事が確認されています。マグロだと時速80kmくらいです。ちょっとした車並のスピードです。
ウナギ

ウナギは不思議な生き物です。ウナギは、海で生まれ、稚魚の時に河川をさかのぼり河川で成長します。そして成長すると産卵場所へ回帰し、そこで産卵します。

産卵はマリアナ諸島とフィリピン諸島の海域と考えられていますが、正確な場所はまだ発見されておらず、またどのような道筋で河川で育ったウナギが産卵場所へ回帰するかも分かっていません。

また、ウナギは淡水と海水両方で生きる事ができ、皮膚呼吸もできるため、空気中であっても体が濡れてさえいれば、長時間生きる事もできます。

現在、食卓で我々が食するウナギは、全て天然のシラスウナギ(ウナギの幼生)を捕獲し養殖したものか、または川で捕れた天然ウナギです。人工的な孵化と人口生産の研究も行われていますが、まだコストが高いため今後の研究が期待されます。
パンダ

パンダと言えば、竹の葉を食べているイメージがありますが、野生のパンダはタケノコや昆虫なども食べます。しかし、吸収効率が悪いため、半日以上の時間をかけて食事をするそうです。動物園のパンダは、栄養のバランスを考えて、他の野菜や果物も食べるため食事時間は短時間ですむそうです。また、外見は熊に似ていますが、解剖学的にはアライグマに近く、その分類もはっきりしていません。野生のパンダは、単独で生息し、縄張りなどは持ちません。現在、世界中のパンダの生息数は1000頭前後で、絶滅が危惧されています。
ウサギの目が赤い理由

ウサギといえば赤い目が思い浮かびますが、全てのウサギが赤い目をしているわけではありません。ウサギのうち、カイウサギの中の体が白いハクショク種やヒマラヤン種だけが目が赤いのです。これは、カイウサギが色素を持っていないため、体色が白になり、また目にも色がありません。そのため、目の血管が見えるため、目の色が赤く見えるのです。
タコ

タコは外敵から逃げる時に、墨を吐く事で外敵の目をくらまして逃げると思われていました。しかし、最近の研究によると、どうもそうではないようなのです。タコの墨は、水中に吐き出した後は、ゆっくりと拡散するため、目くらましとしての役割はないようなのです。実は、タコの墨にはある種のしびれ薬の効果があり、タコは、墨を吐く事で目をくらませるのではなく、外敵の鼻を効かなくさせていると考えられています。
なぜ蚊は血を吸うのか?

蚊は血を主食としていますが、進化の過程でなぜ血を吸うようになったのか分かっていません。血を吸うのはメスだけで、オスは草花の汁などを吸います。蚊には、人間の体温や人間が吐く二酸化炭素を探知する能力があるため、視覚に頼って人間を見つけるわけではありません。また、蚊にもいろいろな種類があり、夜行性の蚊や動物の血しか吸わない蚊などがいます。人間の血を好むのは、主にヤブカです。
動物タレント

芸達者な動物がCMやテレビなどに出演していますが、この動物たちの多くは動物タレントと呼ばれる、動物専門のプロダクションから派遣されています。肝心のギャラですが、高額な動物タレント(象やキリンなど)になると、100万以上になるそうです。これは、象やキリンなどの大型動物は非常に神経質で、飼育員やトレーナーがつきっきりでないと上手に演技ができないからです。加えて、移動の専用トレーラーや食事なども高額になるためです。
レッサーパンダ

テレビで直立する愛くるしい姿のレッサーパンダが話題になっています。レッサーパンダは食肉目(ネコ目)アライグマ科の動物で、ビルマ北部から中国に分布しているシセンレレッサーパンダとネパールからアッサムまでのヒマラヤに分布しているネパールレッサーパンダがいます。ニュースで話題のレッサーパンダも含め日本の動物園で飼育されている個体のほとんどが、シセンレッサーパンダです。体長は50~65cm、体重3~4.5kgです。主食は、竹の葉やたけのこ、昆虫、卵や果物などです。呼び名は、[英] lesser-panda, red-panda [中国] 小熊猫(シャオションマオ)[和] レッサーパンダとなります。

基本的に夜行性で、群れを作ったりせず単独で生活し、なわばりも持っていると考えられています。レッサーパンダの歴史はパンダよりも古く、元々パンダの事はレッサーパンダの事を指していました。ジャイアントパンダの発見後、lesser(小さい)pandaと呼ばれるようになりました。ワシントン条約により絶滅危機種に指定されているため、家庭での飼育は禁じられています。
カモノハシ

オーストラリアにはカモノハシが生息しています。カモノハシは単孔類で、哺乳類ですが、卵を生む動物として有名です。体長は、体長は45-50cm位、尾長10-15cm位、カモのようなくちばしを持つためカモノハシと呼ばれています。四肢には水掻きがあり、夜行性で水中生活に適した体をしています。またあまり知られていませんが、オスは後ろ足のひずめに毒を持っています。主に雑食で、魚、エビ、ミミズや昆虫などを好んで食べ、オーストラリア東部からタスマニア島まで広い範囲に分布しています。政府により保護されているため、絶滅の危機に瀕しているわけではありませんが、生息地の減少が懸念されています。
トビウオ

トビウオは、日本では約30種ほど存在し、胸ビレが発達しているため水上を滑空する事が知られています。しかし、通常のトビウオは、他の魚のように水中を泳いでいます。実は、トビウオは危険を察知した場合や、何かに驚いた時に、逃げるために水上を滑空するのです。トビウオは、尾びれも巧みに使い、推進力を得、時には、時速50kmで数100mも滑空する事が確認されています。
飛んで火にいる夏の虫

夜行性の虫は明かりを好み、明かりによってくる性質があります。しかし、24時間営業のコンビニに大量の虫がよっている姿を見た事がありません。これはなぜでしょうか?実は、夜行性の虫は、明かりに反応しているのではなく、紫外線に反応しているのです。コンビニの蛍光灯には、紫外線をカットする塗料が塗ってあり、そのため虫がよってくる事はないのです。コンビニに限らず、夜間に商売をしているお店は紫外線をカットする蛍光灯を利用しています。
フクロウの目

フクロウは夜行性の鳥です。夜間に獲物を狩る事ができるため、夜でも目が見えると思われていますが、実は、視力が良いわけではありません。しかし、フクロウは聴力が非常に発達しているのです。その優れた聴力で獲物がいる音源を探知し、狩りを行います。
マンボウ

マンボウは、魚類フグ目マンボウ科に属する魚で、学名はMora mora、英名はSunfishです。独特の形をした異形の魚で、広い範囲に分布していますが、生態はまだよく分かっていない事が多い魚です。体長は大きい固体で3mになります。歯は鋭利で、クラゲやイカなどを食します。

マンボウは、産卵時に3億個の卵を生むと言われています。また、産卵後の稚魚は、コンペイトウのような形をしていて、一時的にハリセンボンのような形になりますが、成長するにつれ独特な形に変わっていきます。また、飼育が非常に難しい魚としても有名です。
マグロ

マグロは時速100キロで泳ぐ事ができ、常に泳ぎつづけないと死んでしまう魚と言われています。これは、マグロは浮き袋が未発達なため、泳ぐ事を止めるとそのまま沈んでしまうためです。つまり、泳ぎ続ける事で海水を取り込み、浮力を維持しているのです。さらに、この凄まじい泳力を維持するため、マグロは恒温動物なみの高い体温を持っています。低い水温でも血合筋の周辺は31℃近くの体温を維持し、外側でも21℃程の体温があります。この体温が、マグロの生命を支えているのです。
渡り蝶

アサギマダラという蝶は、春は北上、秋は南下する事が知られています。山形の蔵王で捕獲された個体が、鹿児島の奄美大島で再度捕獲された事もあります。蝶の中には、さらに長い距離を移動する種もいます。これらの蝶が海を飛ぶ時は、どこで休むのでしょうか?実は、海の上で直接休むそうです。蝶の羽に付着しているリン粉は、水をはじくため、片方の羽を海につけて海に浮かぶ事で休息をとるそうです。
キンチャクガニ

キンチャクガニという種類の蟹がいます。この蟹は、両手にイソギンチャクを持って移動する蟹です。イソギンチャクを利用して、外敵を追い払ったり、餌を採取したりするのです。この種の蟹はハサミも、イソギンチャクが持てるように特化した形になっていて、片時もイソギンチャクを手放す事はありません。唯一、脱皮時にイソギンチャクを脇に置き、脱皮後にまた手に持ちます。また、キンチャクガニが持つイソギンチャクは、固有種で、カニが持ってない状態で発見された事がほとんどなく、生態や、どのような過程でカニがイソギンチャクを持つのか、まだまだ謎が多いそうです。しかし、イソギンチャクを持っている蟹の姿は、ボンボリを持っているようでどこか微笑ましいです。
蜘蛛の糸

蜘蛛の糸は、蛋白質分子の連鎖から組成されていて、その強度は、同じ太さの鋼鉄の約5倍、また収縮率は、ナイロンの約2倍あると言われています。この蜘蛛の糸を人工的に組成する技術が研究されていますが、まだ実用化されてはいません。また、蜘蛛の糸には2種類あり、粘着質の糸と、粘着性のない糸があります。蜘蛛はこの糸を使い分けて、蜘蛛の巣の上を自在に移動し、獲物を捕獲するのです。
タコブネ

タコの一種のタコブネは、貝殻の中に入っているタコです。貝殻に入っているのはメスだけで、オスは入っていません。オスはメスの体長の20分の1しかありません。このタコは独特な方法で交尾をします。オスには交尾用の足(交接腕)があり、その足を用いて交尾をするのですが、その際に交接腕は切れます。そして、メスは体内に残された複数のオスの交接腕を用いて受精します。受精した卵は房状で、貝の内側で保護しながら育てるそうです。
ワラスボ

ワラスボは体長30センチの有明海の珍魚で、どう見てもエイリアンにしか見えない珍妙な姿をしています。稚魚の間は目も見えますが、なぜか成長するにつれて目が退化し、盲目になってしまう悲しい魚でもあります。しかし、こんな魚を偶然見かけたら卒倒してしまうかも.....。
らせん状の卵

ネコザメの卵は非常に独特な形状をしています。らせん状の卵を岩場などに生むのですが、その姿はまさにドリル。不思議な卵です。
シュモクザメ

シュモクザメはその独特な頭の形状から有名ですが、優秀なハンターでもあります。この頭には「ロレンチーニ器官」と呼ばれる器官があり、生体電気をキャッチする事ができます。しかし、近年はフカヒレが美味のため、乱獲されているため個体数が激減傾向にあると言われています。
動かない魚

ナガヅエエソという不思議な魚がいます。この魚は深海に生息する魚で、「生き残るために動かない」という選択をした魚です。ナガツエエソは胸ビレを放射状に開き、海底に立ち、獲物が来るのをひたすら待ち、胸ビレで感知した餌を捕獲するのです。
メダマグモ

メダマグモという種の蜘蛛は、特殊な方法を用いて捕食します。メダマグモは、蜘蛛の糸で投網を作り、その投網を利用して餌を捕食するのです。あらかじめ白い糞で餌場に印をつけておき、投網を作成して待ち伏せをします。そしてそのポイントを通過する獲物を一瞬で捕獲するのです。


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