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【身体に関する雑学】
ストレスとは何?

ストレスとよく呼ばれますが、果たしてストレスとは一体何でしょうか?ストレスとは、実は物理学用語です。カナダの研究者セリエ博士が「ストレス学説」を発表した1936年を機に世間に浸透していったのです。

物理学用語でいうストレスとは、ある刺激に対して、適応し変化する状態を指します。この時に、ストレス状態を作り出す因子をストレッサーと言います。それを人に置き換える事により、ストレスという言葉が一般的になっていきました。
カキ氷を食べるとキーンとするのはなぜ?

よくTVの罰ゲームなどでも使われますが、カキ氷を一気に食べようとすると、「キーン」と頭が痛くなる人が多いと思います。脳でカキ氷を食べているわけではないのに不思議ですよね。これは、カキ氷が胃の中に入ると胃の神経が急激に冷やされます。胃の神経は精髄を通って、脳につながっているため、その冷たさが痛みとして脳に到達するのです。人間の体は一定の体温を維持しようとするため、脳が痛みを感じる事でカキ氷を食べる事を中断させ体温が低下するのを防いでいると考えられています。
眠気覚ましに効くのは、ブラックコーヒー?砂糖入りコーヒー?

朝起きた時や、徹夜をする時に、脳を起こすためにコーヒーを飲むと思います。この時、ブラックコーヒーを飲めば目が覚めると考えてる方も多いと思いますが、実は、砂糖入りコーヒーの方がより目が覚めます。

理由は、脳が欲する成分が摂取されるからです。脳は、脳機能を維持するために、一日あたり120-180gのブドウ糖を摂取する必要があります。そのため、砂糖入りコーヒーを飲む事でブドウ糖が摂取でき、脳の機能が活性化されるのです。実際、食事にブドウ糖有りと無しの被験者で実験を行った結果、ブドウ糖無しの被験者の方がミスが多かった実験結果も確認されているので、疲れた時やがんばる必要がある時は、意識的にブドウ糖を摂取すると良いと思います。
満腹だと眠くなるのはなぜ?

誰でもお昼に食事をして満腹になると、午後2時か3時ころ猛烈な睡魔に襲われる事がありますよね。これには理由があります。

逆に、人が起きているのはなぜでしょうか?これは、脳幹部にある網様体が脳に刺激を与えて眠くならないようにしているのです。しかし、食事をする事で、弛緩物質であるトリプトファンが脳内で増加するためその働きが弱まり、結果として眠くなってしまうのと言われています。昔から、「食事は腹八分目」と言いますが、満腹にしない事で、脳機能を活性化した状態を保ったり、中性脂肪を増やさないなど、の効果を期待できるのです。
親知らず

どうして「親知らず」と言うのでしょうか?親知らずとは臼歯の事を指しますが、通常15歳前後で生えてきます。しかし、昔はもっと遅くて20歳前後に生えてきました。そのころは寿命が50-60歳ぐらいで、すでに臼歯が生えてきた時には親が亡くなっていた事も多く、それで「親知らず」と呼ばれるようになったそうです。
走ると横腹が痛くなるのはなぜ?

急に走ると横腹が痛くなる事がありますが、これはどこが痛むのでしょうか?正解は脾臓です。脾臓は肝臓の反対側、左側の肋骨の下縁あたりにあります。血液を多く含むため色は暗赤色の臓器です。

脾臓には、血液の貯蔵や濾過、血液量の調節、古いの赤血球の破壊、リンパ球の生産などの役割があり、急激な運動をすると脾臓がはれてしまい、痛みを感じてしまうのです。
最適な昼寝時間

最近の研究によると、昼寝(仮眠)をする事で、脳が休まり、昼寝後の作業効率が上がるという研究結果がでています。では、具体的な昼寝の時間はどれくらいが最適な睡眠時間なのでしょうか?人間の睡眠は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の二種類あります。睡眠後15分で、人間はより深い睡眠である「ノンレム睡眠」へ移行してしまいます。このノンレム睡眠で覚醒すると、脳が深い睡眠状態であったため、逆に作業効率が下がってしまいます。したがって、15分間睡眠がもっとも適していると言えます。
五臓六腑

五臓六腑という言葉があります。五臓は何となく分かりますが、六腑とは何でしょうか?五臓六腑の五臓とは【心・肺・脾・肝・腎】などのは内蔵の実質臓器を指し、六腑とは【小腸・大腸・胃・胆・膀胱・三焦】は管腔臓器を指すとされています。五臓六腑という言葉はよく漢方医学などで使われます。
集中力と砂糖の関係

疲れてくると、甘い物が食べたくなりますがなぜでしょうか?脳は体重の2%しかありませんが、全体のエネルギーの18%を消費していると言われています。その脳のエネルギー源は、ブドウ糖です。しかし、脂肪のように脳にブドウ糖を蓄える事はできないため、常に摂取する必要があるのです。したがって本能的に甘い物を欲するのです。

砂糖は、ブドウ糖と果糖でできています。そのため脳にエネルギーを送り、アセチルコリンと呼ばれる興奮伝達物質が脳内で生成されます。その作用で記録力や判断力が高まります。したがって、夜食や朝食に甘い物を摂取するのは脳にとって効果的といえます。
朝食

忙しい現代人、朝食抜きで学校や会社に行ってしまう方もいると思います。脳機能を維持するためには多量のブドウ糖を必要としますが、起床後のブドウ糖の血中濃度は、60-70ミリ/L程度しかありません。これは空腹時はもちろん、激しい運動の後とほぼ同じ状態です。したがって、思考能力、判断力が低下し、神経質になってしまいます。朝食を抜くという事は、その状態のままでいるという事です。少しでも良いので必ず朝食をとった方が良いでしょう。
笑いと健康の関係

1964年、アメリカの雑誌「サタデーレビュー」の編集長、ノーマン・カズンズ(Norman Cousins)氏は、当時不治の病とされていた「膠原病」を、喜劇やコメディーなどで笑うという独自の方法で治してしまった。最近の研究では、笑いと免疫機能との関係が明らかになってきました。

実験によると、NK細胞と呼ばれる、ガン細胞や細菌に感染した細胞を死滅させる細胞が笑いによって強くなるということが証明されました。また、笑う事で血管の内側にある組織が刺激を受けて血流がよくなることも発見されています。

そのメカニズムは未知の部分が多いですが、笑う事で、自律神経の頻繁な切り替えが起こる事が確認されています。この切り替えにより、身体の様々な器官に刺激が与えられ、そして、笑いによる脳が刺激され、ナチュラルキラー細胞が活性化されると考えられています。
うたた寝でビクッとする理由

うたた寝をしている時に、ビクッとして目が覚める事があります。なぜでしょうか?これは「睡眠時ひきつけ」と呼ばれています。人間は、浅い睡眠に入る時と同時に手足などの体の筋肉が活動をしています。これはある種の覚醒であり、この覚醒により体がビクッとするのです。
血液型

血液型をテーマにした番組も多く、血液型への関心が高い今日このごろですが、血液型とは一体いつ発見されたのでしょうか?血液型は、1900年オーストリアの学者ランドシュタイナーが、人の血清に他人の赤血球を混ぜると、凝集する時としない時があることに気づき、その結果ABO式血液型を発見したのです。さらに、40年後の1940年、米国のウィーナーと共同でアカゲサルの血清と人の赤血球の反応によりRh式血液型を発見しました。
人間の骨の数

人間の骨の数は何本あるのでしょうか?本によって違ったりしますが、大体200前後の骨があります。なぜ決まってないかというと、人間の骨は年齢によって数が減るのです。子供のころは別れていた骨がくっついて一つの骨になる場合もありますし、個人差もあります。そのため、大体200くらいの骨となるのです。
足の痺れ

長時間正座をしていると、足が痺れて立てなくなってしまいます。これは、長時間押しつけられたため、足の神経が圧迫され機能しなくなり、それが足の痺れとなるのです。
ほくろ

人間の皮膚には色がついてます。民族によって皮膚の色が違いますし、同じ民族であっても個人差があります。これは、皮膚の内側にある色素メラニンによって皮膚の色が決定します。通常、メラニンは皮膚全体に平均的に広がっていますが、一箇所に固まってしまう事があります。そのメラニンが固まっている部分をほくろと呼んでいます。しかし、どのようなメカニズムでほくろができるのかはまだ解明されていません。
一夜漬け

テスト前の短期間だけ勉強する事を一夜漬けとよく言います。しかし、テストを過ぎるとすぐに忘れてしまいます。これは、短期記憶と呼ばれています。人間の脳は新しく何かを覚える時に、ニューロンとシナプスが結合して情報の回路が出来上がります。この回路はしばらく使わないとすぐに消えてしまうため、忘れてしまうのです。記憶を定着させるには、さらに時間をおいて何度も復習し、回路を強くする必要があるのです。
ラーメンと鼻水の関係

冬場ラーメンと食べると、風邪をひいている訳ではないのに鼻水が出てしまいますよね。これは、ラーメンから出る湯気が鼻腔の粘膜を刺激し、さらにその湯気が水滴となって鼻水になるためです。当然、風邪ではないので、一度鼻をかむともう鼻水が出る事はありません。
血小板

体に切り傷ができると、出血しますが、やがて血が止まりかさぶたができます。血液中には、血液凝固因子と呼ばれる13種類の物質が存在します。このうち、一つでも欠けると血液は凝固しません。

血中には、血小板と呼ばれる細胞が存在します。この血小板には、血液凝固因子の一つが存在します。普段は、血小板内にこの因子が隠されていますが、血小板はもろいため、出血した際に破けて、血液凝固因子が飛び出します。すると、この作用により、13種類全ての物質がそろい、血液の凝固が始まり、血管の破れた部分を塞ぐのです。
突き指

バレーやバスケなどで突き指した時に、突き指した指を引っ張って治そうとした事があると思います。しかし、これは絶対にしてはいけません。突き指とは、指の靭帯がねじれたり、傷つく捻挫であるため、引っ張ると逆に指の組織を傷つける可能性があります。

軽い突き指の場合は、患部を冷やせばすぐに治ります。冷やしても治らない場合は、すぐに病院へ行って専門医に見てもらった方が良いでしょう。
カルシウム不足の日本人

調査によると、日本人が一日に必要とするカルシウムは約600mgですが、実際は平均550mgしか摂取されていないと言われています。たった50mgですが、骨がもろくなったり、イライラするとよく言われますが、これは運動不足やストレスによる影響も大きいのです。しかし、日常生活に必要なミネラルは不足しがちなので、意識的にバランスよく摂取するよう心がける必要があります。
体重が増える理由

人間は、食事をする事でエネルギー摂取します。摂取したエネルギーは、体の活動を維持するために消費されます。この過程で、余ったエネルギーが皮下脂肪や内臓脂肪になります。これが太る原因です。また、人間は運動しなくても、生命維持のためにエネルギーが消費されます。これを基礎代謝と言います。基礎代謝量は18歳をピークに減少します。つまり、年齢を重ねた時に、若い時と同じように食事をしていると肥満になるのです。必要な基礎代謝量は、個人差もあるので、自分の基礎代謝量を知り、不要なエネルギーを運動などで消費する事で肥満を解消する事ができます。
欧米人はサングラスが好き?

サングラスをかけてる人が日本より欧米には多いような気がします。なぜでしょうか?目に入ってくる光の量は、目の前部にある虹彩(こうさい)と呼ばれる組織で調整しています。虹彩の中には色素が含まれていますが、その量は人種により違います。一般的に、欧米人はこの色素が日本人よりも少ないため、サングラスをかけることが多いようです。
アイスクリーム頭痛

かき氷などのアイスを急に食べると、額やこめかみが痛くなります。人間の口の中には神経が通っています。極端に温度の低い物(アイスやかき氷)を食べると、喉を通る時に三叉神経を刺激します。その刺激が脳に伝わる際に冷たさではなく痛みとして感じてしまうのです。この時、脳は刺激がどこで起きたか正確に判断できないため、額やこめかみが刺激を受けたと勘違いしてしまいます。つまり脳の勘違いで頭痛が起こるのです。この現象は「アイスクリーム頭痛」と呼ばれています。


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