ここらでちょっと途中下車

ここらでちょっと途中下車

2006.10.09
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カテゴリ: 大阪
「ちゃるちゃる弁」を最近あまり使わなくなったなあ思う。
どうしてかなあと考えてみたら、ダンナが何回か嫌がったからじゃないかなと思う。

結婚した当時だから、むかーし昔の話だが、
「~ちゃる」という言葉は、「~あげる」ではなく「~やる」と言うように、
上から見下げたように聞こえるらしい。
「おうどん、作っちゃろか?(おうどん、作ってあげようか)」
とか自分では優しい気持ちで言ってるつもりなのだが、
子ども相手に言ってるように聞こえるらしい。

もう一つ、ダンナが嫌がった方言がある。

「これやってよ。」と言うように「よ」を付けることが多いが、
これもすごくきつく感じるらしくて、
「よ」じゃなくて「ね」の方がいいと何度も言われた。
そんな訳で、私の大阪弁も少しずつ変わっていってるかな。

最近、韓国ドラマをよく見るようになって、
初めのうち私が韓国ドラマを見ていると、ダンナがすごく嫌がった。
すごく良いドラマなのに何でと聞くと、言葉がきつすぎるというのだ。
「ジュセヨ(下さい)」
「ケンチャナヨ(大丈夫です)」など、「ヨ」のオンパレードだ。
韓国語では、「ヨ」は「~です」で普通に使う丁寧語。
「ヨ」を付けないと、タメ口になってしまう。

「ムニダ」は「~でございます」の様なかしこばった丁寧語で、
ドラマにはあまり出てこない。
ははーん、ダンナが嫌っていたのはこのためか、と長年忘れていたことに気づいた次第。


ダンナの実家は福井県で、
お義母さんの使う言葉で印象的なものを三つ。


  これは、すごく柔らかい感じのいい言葉だなあと思った。
「ほっこりしなすったでしょう。」=疲れたでしょう?
  最初、暖かくないのに、なんで暖まったでしょと聞くのかなと思った。
  でも、この言葉も好きだな。
「この人、きついんやわ。」=この人、丈夫なんやわ。
  私のことを、他の人にこう言って最初知らない時は傷ついた。
  きついって、性格が厳しいとか意地悪なイメージがあるでしょう。

さあもうすぐ9時だ。「古畑」見ようっと。





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最終更新日  2006.10.09 20:55:31
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