ここらでちょっと途中下車

ここらでちょっと途中下車

2008.12.17
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カテゴリ: 老人医療・介護


検査入院した母に電話をしたら、主治医の先生が話があると言う。
それで、早く帰って病院に向かった。

本人は自覚症状があまりないが、手術から6か月、
前回は奇跡的に助かっているが、予断を許さない状況であると言う。
年末年始の休暇に何かあると危険なので、
カテーテル検査をなるべく早くしたいこと。
この検査は、造影剤を使うので、腎臓に負担がかかり、
前回せっかくとれた、人工透析を多分しないといけないだろうこと。
血栓が飛んだり、感染症や合併症を併発したり、
大変リスクを伴う検査であること。
心不全で心臓弁膜症を起こしているので、外科の先生とも相談したいこと。
など、姉や兄と一緒に母も聞いていたが、
あまりの不安材料に、母はだんだん「は~」とため息を漏らしてばかり。

その日から5日間、母は毎日ため息ばかり。
お医者さんは、最悪の事態の説明をするんであって、
その可能性は数%もないから、と言っても、
検査の説明書のリスクのところばかりを見てる。
もし先生の話が、二日早かったら、
姉と一緒に泊まって来れなかったかもしれない。

そして今日、
お昼から、カテーテル検査が始まった。
約一時間、出てきてすぐ、お医者さんが、大丈夫と言った。
血管の状態も前回の退院時からそれほど悪くなっておらず、
ステントやバルーンもしなくても良かったそうだ。
数日様子を見ないとわからないが、
造影剤も使用も少なかったので、透析もしなくてもすみそうだ。

検査後、4時間ぐらいベッドで横になったままだったけれど、
夕食時には、すわって食べられるようになった。
82歳と言う年齢を考えると、無理はできないが、
年末には家に帰って、お正月を気持ちよく迎えられそうだ。






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最終更新日  2008.12.17 23:36:48
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