ここらでちょっと途中下車

ここらでちょっと途中下車

2023.03.20
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カテゴリ: 懐かしい昔のこと
<ダンナと出会って、結婚して、その後>

うちのダンナは歌が好きで、教室でも子どもたちにいろんな歌を教えていたし、放課後も歌っている声をよく聴いた。
ダンナが好きだったのは、デュークエイセスの「にほんのうた」の中の、福岡県の「ぼた山」という曲。「いい湯だな」や「女ひとり」などはヒットして、紅白でも歌っていたけれど、これはマイナー過ぎてyoutubeにも出てこない。子どもたちにも教えていたので、印象に残っているのか、
同窓会があると、いつも「先生、ぼた山歌って」と言われ、一緒に口ずさんでいる。
古いレコードの画像があった。



俺たちが、俺たちが、学校へ行く前の話さ。
ぼた山で働いていたおふくろに、親父はどこにいるんだと、聞いたことがあったけ。
俺たちは、俺たちは、親父の思い出が無いのさ。
ぼた山で働いていたおふくろは、親父はこの山の底で、眠っていると言ったけ。

まだ九州に炭鉱のいっぱいあった時代、採掘でできた廃棄物を積んでいたのがぼた山。その中でまだ使える石炭を探す仕事もあったという。でも、地滑りがあったり、自然発火があったり危険な仕事。ぼた山の下に眠っている父親を思い出して、そんな貧しく苦しい生活の中でも逞しく生きていくような歌だった。労働歌のような感じの曲だった。

ダンナにはいろんな歌を教えてもらったし、一緒にハモって歌ったりもした。
ダンナは、カントリーミュージックや民謡、労働歌など、いろんな曲を知っていた。


結婚してからも、うちの家はいつも歌声が響いていたと思う。
子どもたちが小さい頃は、保育園で新しい歌を習うと、お風呂の中で、いつも一緒に歌っていた。
フォークソングのヒット集のカセットテープのセットや、グレープのカセットテープを買って、長い休みになると、敦賀へ行ったり、旅行へ行く車の中では、いつもテープをかけて、みんなで歌っていた。レコードかカセットテープの時代だった。

25年ほど前、「ロングバケーション」と「スマスマ」でSMAPにはまって、歌番組をいっぱい見るようになった。
学校でも、高学年の子たちが思いっきり声を出すように、音楽専科の先生が子どもたちに好きな曲(レパートリー曲)を選ばせて、毎朝歌を歌い、全員で声が揃っていれば次の曲に進めるというような取り組みをしていて、子どもたちが歌詞を書いて教えてくれるので、いろんな曲を歌っていた。スピッツやミスチル、PUFFY、安室奈美恵、SPEED・・・etc。1996年から2002年ぐらいまで、その頃のヒット曲をいっぱい知ってるなあと思う。

今は、ほとんど歌番組を見ない。
たくさんある女性グループも、AKBぐらいまで。〇〇坂は歌も名前もわからない。
ジャニーズグループも、歌を知っているのは嵐ぐらいまで。
今は、Amazonミュージックやネットで曲を聴くことの方が多い。
最近、ネットで見て歌が上手いなあと思ったのは、東亜紀という中学三年生の子。
ヨーデルを歌っているのもあって、抜群に上手い

藤井風もそうだけれど、自分の予想が当たると、ちょっと嬉しい。





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最終更新日  2023.03.20 14:04:48
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