2023年11月19日
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淡谷のり子さん事を書くのは多分、はじめて。
シングル盤、LP盤、CDと結構、集めています。

今回は超有名曲は外して、少し隠れた名曲的な作品。

淡谷のり子さんは東京音楽大学のピアノ科から声楽科に編入。
「10年に一人のソプラノ!」と言われた事は有名な話。
本当に凄い歌唱力です。
昭和4年に東京音楽大学声楽科を首席で卒業!これが凄すぎる!

基本が完璧に出来ているので80代になってもソプラノで歌えていました。
そりゃ10代〜50代の頃のような声量は落ちてましたが、高音は完璧に出ていました。


あの大ヒット曲「別れのブルース」を発売した時(1937年)は日中戦争勃発の年。
そんな時にあんなにモダンなジャズブルースを歌っていたとは・・・。
1937年って、初代ゴジラの17年も前です。
「別れのブルース」は100万枚を突破して大ヒットになりました。







A面「君忘れじのブルース」
作詞 大高ひさをさん  作曲・編曲 長津義司さん

超名曲の「雨のブルース」「別れのブルース」に負けない感動的な名曲です。
最初にレコーディングしたのが1948年です。
自分の持ってるシングルはステレオ録音なので1948オリジナルでは絶対にない。
淡谷のり子さんは詳しいデータがあまり出ていなくて、何年レコーディングヴァージョンなのかとか
分からないものが多い。時代が昭和一桁代からの歌手生活なので、戦前どころじゃない。


このシングルの「君忘れじのブルース」は1960年代(昭和30年代)以降だと思う。
使用楽器もアレンジも昭和20年代って事は絶対にないと思う。

淡谷のり子さんのベスト盤を流しながらパソコンで仕事してたら、焦ってるのも落ち着けて良い。






B面「しのび泣く雨」
作詞 清水みのるさん  作曲・編曲 長津義司さん


オリジナルで、淡谷のり子さんがカヴァーしたもの。
この曲がまた素晴らしくて、淡谷さんの歌唱はもちろん、アレンジ、演奏がカッコいい!

70年代後半に一度だけ生の淡谷のり子さんの歌を聴いた事があります。
NHKの公開録音の歌番組だったと思う。
森進一さん目当てで行ったのですが、淡谷のり子さんの歌唱力の凄さにも驚かされたのを覚えてる。
森進一さんが「あゝ人恋し」を新曲として歌ってた時だと思うので1975年か。








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最終更新日  2023年11月19日 04時55分32秒
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