2023年12月03日
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1986年5月29日発売の美空ひばりさんのヒット曲。
美空ひばりさんの代表曲のひとつになっている「愛燦燦」ですが、
発売当初はヒットしていなかった。
後にロングランヒットになり全シングルの12番目に売れた曲となった。
この曲を発売した頃はもうすでにひばりさんは腰の痛みに悩まされていました。






A面「愛燦燦」
作詞・作曲 小椋佳さん  編曲 若草恵さん

この曲を初めて聴いた時は1971年発売の「ふるさとはいつも」を思い出し、軽いタッチの
フォークソングっぽい曲だと思ったのを思い出す。

でも「ふるさとはいつも」の方が今でも好きですが・・・。
(「ふるさとはいつも」は芸能生活25周年記念曲です)

「愛燦燦」のイントロのブルースハープが入る前のアコギのアルペジオの2小節がたまらなく好きで
そこでいつもゾクゾクしてしまう。
ひばりさんの歌唱も優しく柔らかく、それまで聴いた事のなかったような声を使っているように思う。
力を入れると簡単に朗々と歌い上げられるのを抑えて引いた歌唱がいい。
島倉千代子さんの高音部分のような細い声でちりめんビブラートを使っている箇所があって
あまりひばりさんが使わないような唱法なので鳥肌でした。
特に「不思議〜なものですね」のふしぎの「ぎ」を伸ばすちりめんビブラートの声が凄く好きです。

この曲は味の素のCMのために作られた曲で、最初にテレビで流してた頃は
歌唱が誰かも画面に出ていませんでした。

最初は歌手名を画面に出さなかったので、誰が歌っているのか?と話題になった。
石川さゆりさんの「ウイスキーが、お好きでしょ」も画面に「SAYURI」とだけ出てたために
誰なのか話題になった。
ひばりさんの場合は声に個性がありすぎるので、すぐにバレたらしいですが・・・。


B面「太鼓」


この曲ももっと話題になればいいのにと思ってた。
シングルを買った人は、初めて聴いた時は驚いたと思う。
激しい打ち込みの上で軽快に歌い上げるひばりさんの歌唱がカッコいい!
能登半島の輪島のご当地ソングです。
今なら、テレビ番組でこのB面を歌ったりすれば話題になって両A面としてジャケット変えて発売とか。
若草恵さんのかなり攻めてる編曲は素晴らしい。1986年でこれはなかなか先に行ってると思う。
QUEENの「A Kind of Magic」辺りの打ち込みっぽさを感じる。

この曲、カッコイイのにまったく話題にならなかったのは残念。






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最終更新日  2023年12月03日 08時44分01秒
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