2023年12月04日
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カテゴリ: フォーク
1992年5月21日発売の名盤「メンフィスまで」のラストに収録されてる曲。
最近、山崎ハコさんの90年代の5枚のアルバムをよく聴いています。
「SA・SU・GA」「日本詩集 〜遠い町 遠い空〜」「メンフィスまで」「私が生まれた日」「唯心」の5枚です。
その中なら「SA・SU・GA」と「私が生まれた日」が特別好きなアルバムですが、
「メンフィスまで」も名曲がたっぷり入っています。





『LONELY ROAD』
作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 森一美さん

この前、木村充揮さんとのジョイントライブで久しぶりにハコさんの生歌を聴いて鳥肌が
止まらなかったのですが。

何人かの人が「飛びます」って叫びました。
「飛びます」が聴きたいのは凄くわかる。でも、いつもデビューアルバムと2ndアルバムや
初期の曲からリクエストする事がこれまでも多かったように思う。
例えば自分が「霧の朝」や「ANOU」「硝子の夕暮れ」「小さな質問」「BEETLE」「SODASUI」「螢」「城」「Don't cry my love」って叫んでもハコさんは困るだろうし、
やっぱりみんなが知ってる曲を聴きたい人が多いのはわかる。
初期の曲なら「サヨナラの鐘」「向かい風」「にぎりこぶし」「二つに一つ」などあまり
セットリストに入らない曲が聴きたい。
「飛びます」も毎回聴ける曲ではないのですが、あまりライブで歌っていない曲をやはり聴きたい。

ギター1本で出来ない曲も多いと思うけど、例えば「ANOU」なんてギター1本でやってみたら
最高にカッコ良くなりそうなんだけどなぁ。

それは置いといて「LONELY ROAD」の事を。

アルバム「メンフィスまで」はブルースやブギー調の曲を集めたハコさんにとって
異色なアルバムかも知れないけど、ややHeavyなブルースを歌うハコさんのカッコ良さを
多くの人に知ってほしいと思ってしまう。
2014年にハコさんが自ら楽曲をチョイスした二枚組のベスト盤が発売されました。
「山崎ハコ ハ・コ・で・す 1975-2014」です。

そして選んだ1曲ごとにハコさん自ら説明文を掲載しています。

『「メンフィスまで」のアルバムの最後に収録されている。
 こういう曲を作り、こういう風に歌うのが
 大好きだということを
 やはり知ってもらいたくて選んだ』

と、ハコさんは書いています。
本当にめちゃくちゃカッコイイから!

島村英二さんのドラムと高水健司さんのベースの重厚なリズム隊と
Jimmy IizukaさんとSam Hayakawaさんのギター、トランペット、オルガン、最高の演奏。
ハコさんのボーカルは気持ち良さそうに歌い上げてるので、聴いてる方も最高に
気持ち良くなれる歌唱。

最近、90年代のハコさんを集中して聴いてるので「LONELY ROAD」の素晴らしさに
改めて気づきブログに書きたくなった。


(ハコさん自ら選曲した究極のベスト盤です!「山崎ハコ ハ・コ・で・す 1975-2014」)





自分が一番感動しそうなライブのセットリスト(妄想です)

第一部
1曲目「ANOU」
2曲目「BEETLE」
3曲目「流れ酔い唄」
4曲目「黒いバス」
5曲目「たとえばジャニスのように」
6曲目「都会の小鳥」
7曲目「光る夢」

第二部
8曲目「ブリキのマーチ」
9曲目「Don't cry my love」
10曲目「鍵とコイン」
11曲目「小さな質問」
12曲目「新月」
13曲目「三日月」
14曲目「硝子の夕暮れ」
15曲目「暗闇」
16曲目「LONELY ROAD」
17曲目「私が生まれた日」

アンコール
18曲目「未来の花」
19曲目「城」
20曲目「夢」

あえて、よくセットリストに入る曲は全て外した。
この中で比較的ライブで歌ってくれるのは「未来の花」ぐらいです。
もっとマニアックな選曲でも良かったのですが、
こんな曲たちならハコさんファンはみんな知ってる曲なので。


それと!特報!
山崎ハコさんの「気分を変えて」を挿入歌にして
クライマックス場面で爆音で流れる秋山純監督の映画「TOKYO RED 鉛丹」が
フランスで2つの映画祭で入選!

Mediterranean Film Festival Cannes Milan Athens  入選
Paris Lift-Off Film Festival 入選

この映画は今年6月に東京、代官山「シアターギルド 」での先行上映で鑑賞してきました。
主演の蘭乃はなさんは元宝塚トップ娘役で、かなり下級生の頃から自分は蘭乃さんの芝居とダンスに
惹かれてずっと応援していました。
宝塚退団後にはファンクラブにまで入るほどです。
その蘭乃さん主演の映画で山崎ハコさんの「気分を変えて」のライブヴァージョンがメイン挿入歌に!
それも、ハコさんの曲で蘭乃さんが狂ったように踊りまくり!
鳥肌がとんでもなかった。

予告編も出来ていました。








日本公開は来年1月5日から東京を皮切りに順次、上映されるそうです。
90分カメラを回しっぱなしで撮影された驚異の長回しの作品。
蘭乃さんの狂気の芝居とダンスが最高です。





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最終更新日  2023年12月04日 07時57分17秒


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