2024年02月20日
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小畑実さんの大ヒット曲をカップリングしたEP盤。
1950年代〜60年代の名曲をカップリングして発売したシリーズ。1970年発売。
「高原列車は行く」と間違いやすい曲^^;
「高原の駅よ、さようなら」は結ばれない二人の別れを歌ってるに反して
「高原列車は行く」はどこまでもひたすら明るい希望に満ち溢れてる曲。






A面「高原の駅よ、さようなら」
作詞 佐伯孝夫さん  作曲 佐々木俊一さん  編曲 松井八郎さん

この曲は1951年10月公開の新東宝映画「高原の駅よ、さようなら」の主題歌。
映画はDVD化もされているし、ケーブルテレビでも放映があったりしたので観てる人も多いかも。

植物学者役の水島道太郎さんと高原療養所で働く看護婦役の香川京子さんの悲恋物語。
香川京子さんが銀幕デビューしてまだ2年目の20才。
この10年後にはベテラン美人女優の風格で、あの名作!「モスラ」でヒロインをしています。
「モスラ」単体の映画ですが、「空の大怪獣ラドン」と並ぶゴジラが出ていない名作怪獣映画。
(「大怪獣バラン」も地味ですが自分は超名作だと思っています)

この曲の歌詞だけだとシチュエーションはわかるけど、どうして別れないといけないのかは
よくわからない。映画を観ると曲の情景がわかります。
曲から受けたイメージだけで情景を想像する方が自分は好きだったりします。

イントロと間奏の管楽器が蒸気機関車の汽笛のようにアレンジされてるのもゾクゾクする。
後にセルフカヴァーでステレオ録音したヴァージョンは音質もアレンジも派手で良いのですが、
何となく味気なく感じるのは、蒸気機関車が動き始めるようなイメージが浮かんだあのイントロが

このアンコールシリーズはオリジナルモノラルヴァージョンで収録。


B面「山の端に月の出る頃」
作詞 哥川欣也さん  作曲・編曲 利根一郎さん

この曲は物凄い個性のある曲で大好きな曲です。
有名なA面よりもこっちの方が好きです。

アレンジはいろんな音楽をごちゃまぜにしたようなバラエティさ。
ハワイアン風、カントリーウエスタン風、ジャズ風とおもしろいアレンジです。
この曲もステレオでリレコーディングしたヴァージョンもあります。
新ヴァージョンもなかなかおもしろい編曲で気に入っています。
「♪ホ〜〜」部分にリバーブが深めにかかるのはちょっと笑いそうになるけど。

この曲も「高原の駅よ、さようなら」と同じ1951年に発表された作品です。

何年か前に三波春夫さんの曲とDVD映像ばかり観てた頃から久しぶりに
また最近1950年代頃のアーティストをいろいろ聴いてる。
戦前の曲もいろいろBOXなどで買ってたけど、あまり聴いてなかった物も多くあるので
じっくり聴いていこうかと。
それと戦前のアメリカの曲は何年か前からハマって聴いています。
フランク・シナトラ、ナット・キング・コールのシングル盤は多く書いてきたように思う。
昭和レトロな曲は絶えず頭の中に残って流れてるようです。






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最終更新日  2024年02月20日 04時57分33秒
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