おしゃれ手紙

2009.10.11
XML
カテゴリ: 映画
空気人形:あらすじ

あなたの息で、私のカラダを満たして。

古びたアパートで持ち主である秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)。
ある朝、本来持ってはいけない“心”を持ってしまう。
秀雄が仕事に出かけると、洋服を着て、靴を履いて、街へと歩き出す。
初めて見る外の世界で、いろいろな人間とすれ違い、つながっていく空気人形。
ある日、レンタルビデオ店で働く純一(ARATA)と出会い、その店でアルバイトをすることに。
密かに純一に想いを抱く空気人形だったが…。

★配役をみると
空気人形を演じる女優、ペ・ドゥナを私は、まったく知らなかった。
空気人形の持ち主を演じる板尾創路は、関西人なら知っているだろうが、主役という感じではない。
心を持った人形が恋をする相手、ARATAは、名前しか知らなかった。
もし、人形が今をときめくアイドルや女優だったら、こんなにヒットしなかったかも・・・。
いや、ストーリーがしっかりしていれば、小栗旬や松山ケンイチでなくてもいいということだ。
そんなことを思わせるほど、素晴らしいストーリーだった。

★寂しい人々。
空気人形の持ち主、秀雄は、人付き合いがヘタで、人よりも人形を愛している。

未来のない、今を生きているという感じがする。
夜更けの仕事帰りに寄るコンビニでの買い物姿が哀しい。

一人暮らしの老人の日向ぼっこ姿(この老人の髪型や髭が父にそっくり)や、ファーストフードを吐くまで食べる人や汚い部屋に住む人・・・。
「空っぽ」な人間の姿が人形の姿と共に切なく寂しい。

寂しくて、せつなさの残る、いい映画だった。
■おまけ■
人形といえば、以前、「探偵!ナイトスクープ」で放送された傑作がある。
この時は、大笑いした。

★マネキンと結婚したい!

以前訪れた造り酒屋で出会ったイケメンのマネキン人形に「フォーマルハウト」と勝手に名付けて恋をしてしまった女性が「彼と結婚したい」と依頼。
そのマネキンが保管されているという倉庫で 何千体もあるマネキンのなかから見事に対面を果たし、茨木市内のホテルのチャペルで両家(?)の親族が集まり式が挙げられた。
その後2005年、フォーマルハウトと半年で破局したこと、その後人間の男性と再婚(無論戸籍上は初婚である)し、子供もいるという事が明らかとなった。

・・・・・・・・・・・・・
バナー
ボタン

◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★10月11日 *イチョウのまな板 /月遅れの重陽の節供の宴 *






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.10.13 17:10:34
コメント(2) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Favorite Blog

曼殊院 燃える New! 歩楽styleさん

体感治安の悪化 New! 七詩さん

イチョウの大木、サ… New! 隠居人はせじぃさん

ピースボートからの… New! maki5417さん

najimuiさんのクリス… New! miho726さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: