おしゃれ手紙

2010.12.15
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カテゴリ: 映画
武士の家計簿:あらすじ

いつの世も父上は、家族のために戦っているのだ。

御算用者(会計処理の専門家)として、代々加賀藩の財政に携ってきた猪山家八代目・直之(堺雅人)。
そんな彼は、時に同僚からですら“算盤バカ”などと言われる男だった。
時は江戸時代後半。天保の大飢饉などもあり、加賀百万石と謳われた藩も財政状況は芳しくない。
加えて当時の武家社会には、身分が高くなるとそれに応じて出費も増えるという構造的な問題があった。
直之は家財道具を処分し、借金の返済にあてることを決断。
倹約生活を実行することになった猪山家の人々。
とりわけ妻のお駒(仲間由紀恵)は、直之の一番の理解者として、明るく献身的に家を切り盛りしていく――。

  武士はサラリーマンだ。
決まった時間に出社(登城)して、仕事をし、昼となると妻の作った弁当を食べ、時間が来たら、帰宅、給料をもらう。

猪山家は、そんなサラリーンが2人。
「武士の家計簿」の作者、磯田道史氏によると、

直之が年収、530万円。
父親や、700万円だったという

なのに、家は借金まみれ。

なぜか。
一番の原因は祝儀、交際費 だと磯田氏は言う。

支出の6割以上が交際費 だったという。


しかもお付きの家来にまで、飲食させ、手土産までもたさなくてはならないのだそうだ。
(武士の外出には、伴を連れていくのが正式とされていたのだ。)

親戚は近くにいたから、何回も来たらしい。
また親戚の家の子どもが5歳を迎えたらお祝いに、祝儀や鯛を送ったり、家督相続のお祝い、江戸から帰ったといっては、お祝いと年中、付き合いのためにお金がいったらしい。

それは、武士は運命共同体のようなものであり、子どもの結婚の世話や、跡取りが産まれない場合は養子縁組をするなど、「お家の大事」に奔走してくれるからだという。

地縁、血縁でがっちりとつながっていたのだ。
弁当そうして出来た借金を無くそうと直之は、次のようなことを考えた。

●家財、衣類、道具、本などを売る。

●無駄を省くため、家計簿をつける。

●なにごとも質素倹約する。


売却総額は1000万円以上だったという。

弁当箱まで売ってしまったため、竹の皮に握り飯という状態。

お祝は、絵に描いた鯛という質素な暮らし。

そんな暮らしを妻は言う。

「貧乏を苦労と思わず工夫と思えば楽しい。」


「武士の家計簿」は、江戸時代の下級武士の暮らしを描いた温かい家族愛の物語だ。
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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2010年12月14日 *「ALWAYS 三丁目の夕日」の◎えこ◎な暮らし *
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Last updated  2010.12.17 01:11:35
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