おしゃれ手紙

2016.09.16
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カテゴリ: 映画
gubbai
グッバイ、サマー:あらすじ ■♪音が出ます!!

14歳。 僕らの夏休みは永遠の想い出

14歳。子供でもなく、大人でもない狭間の時期。
画家を目指すダニエル(アンジュ・ダルジャン)は、たくさんの悩みを抱えていた。
中学生になっても女の子のような容姿で、クラスメイトからは“ミクロ”と呼ばれてバカにされ、恋するローラ(ディアーヌ・ベニエ)からは全く相手にされない。
おまけに母親は過干渉で、兄貴は暴力的なパンク野郎。誰も本当の自分を理解してくれない……。
そんなある日、ダニエルのクラスに風変わりな転校生がやって来る。
名前はテオ(テオフィル・バケ)。
目立ちたがり屋で、自分で改造した奇妙な自転車を乗り回し、家業のせいで身体からガソリンの匂いを漂わせている。
周囲から浮いた存在のダニエルとテオは意気投合し、すぐに親友になる。
学校や家族、仲間など周囲が2人を枠に当てはめて管理しようとする息苦しく、うんざりするような毎日。
そんな日々から脱出するため、彼らは“ある計画”を思いつく。
それは、スクラップを集めて“夢の車”を作り、夏休みに旅に出る事だった……。

「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリーが、自ら脚本も手掛けた 自伝的青春ロードムービー
14歳。難しい年ごろだ。
体は変化して、大きくなっていくのに、大人ではない。
心身のバランスがとれなくて、もがき苦しみ、事件を起こしたりする。
日本では「十三参り」という宮参りの風習があるが、これも、この年の子どもが、何事もなく
成長しますようにという親の祈りから出たのではないかと思う。
「スタンド・バイ・ミー」を思い出す映画。

クラップを集めて“夢の車”を作り、夏休みに旅た二人。

二人の少年は、苦しんでいる。
家族のこと、体のこと、女の子のこと・・・。


しかし「グッバイ、サマー」というタイトルが示すように、少年の季節もいつか終わる。
そして、みんな子どもだった頃のことを忘れてしまう。

過保護のダニエルの母親も、子どもの怒ってばかりいるテオの父親も、子どもの頃の苦しみや、とまどいを忘れてしまったのかもしれない。
「みんな心からお願いする。
どうか、子どもの頃のことを、けっして忘れないでほしい。」

ケストナー「飛ぶ教室」

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Last updated  2016.09.18 00:04:35
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