おしゃれ手紙

2017.01.29
XML
カテゴリ: 時事ネタ・主張

彼の映画は見たことがなかったが、釣り人として、テレビで見たことがある。

テレビの中で大きな、マグロを釣って喜ぶ松方弘樹さんを見ながら、思ったのは、
「あぁ・・・。マグロは、少なくなっているのに、なんで漁師でもない人が釣るの?」
だった。
彼らのように、釣り人が増えるから、海の資源が枯渇するのだと思っていた。

しかし、亡くなってニュースで知ったのだが、■ 松方さんは、 激減したクロマグロ資源保護 ■への熱い思いを語っていたそうだ。

「釣りを続けていると、海の変化がわかる。
海の中もわかります。
マグロも小魚を追う食物連鎖の中にある。
魚を止めるために沖縄なんかではパヤオ(浮き漁礁)を作っていますが、自然の漁礁も荒れすぎると、エサも寄ってこなくなります」

「見島は魚が通り過ぎていく場所になった。
八里ケ瀬が荒らされてから、特にまき網漁船に荒らされてからダメになりました」


資源悪化の責任 はだれにあるのだろうという問いに、松方さんはすかさず
「政治家でしょう」 と答えた。

「怒られちゃうけど、票田と資金源ですからね。
大きなまき網漁船は作るのに20億円もかかる。
地元選出の先生たちには規制できないのが現状でしょう


同時に、 漁師や趣味の釣り人たちの行状にも苦言 を呈した。
「まき餌をし過ぎると、海底に土がべったりたまって、海藻も育たなくなる。
ゴミを捨てたり、たばこをポイ捨てしたり。
もっと漁場を大事にしなければいけません


漁業資源の保護を巡っては、南西諸島や日本海にあるクロマグロ産卵場に入り込んでいる台湾や中国、韓国の大型漁船に対する監視、規制など必要なことは山ほどある。

その中で、 松方さんは自分が率先してできることとして、

「荒れている磯を手入れして、豊かな海を取り戻すこと
」だと語っていた。
例えば、若いマグロ漁師が多い長崎県の壱岐や対馬。
2つの島の間には七里ケ曽根という広大な天然漁礁が横たわっている。

「漁協や若い漁師さんにも協力してもらって、宝の山が砂漠にならないように今から手を入れて、魚が住み着きやすい瀬にしてやらないと 」と語っていた。

魚松方弘樹氏は、たんに釣りバカでなく、釣りを通して自然のことを考え、行動していた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バナー ボタン ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
・・・・・・・・・・・・・・・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.01.29 22:17:22
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Favorite Blog

2025年版・岡山大学… New! 隠居人はせじぃさん

プリムラ ジュリア… New! dekotan1さん

寒気 New! 桐山陶子さん

「なくなんねん」、… New! 歩楽styleさん

白岡市のマンホール… New! コーデ0117さん

Comments

天地はるな@ Re[1]:へび年ですから:口縄坂(10/01) ミリオンさんへ 最近忙しくて朝ドラを見る…
天地はるな@ Re[1]:9月のおしゃれ手紙:連歌と茶道(09/30) ミリオンさんへ 京都は観光客が多すぎて最…
ミリオン@ Re:ごちそうさん歌・サラダ記念日(07/06) こんばんは。 サラダは美味しいですね。食…
ミリオン@ Re:ウラワザをもって、おフジ様、登場!!(07/05) おはようございます。 野球は面白いですね…
ミリオン@ Re:へび年ですから:口縄坂(10/01) おはようございます。 大阪に行くのが楽し…

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: