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映画 マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、クロアチア、スロベニアの監督 6
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「石屋川 川底たどって一王山!」 徘徊日記 2024年9月20日(金)その3 石屋川あたり 電話に出ないS 君の安否確認もすんで、石屋川公園にもどってきました。とりあえずカンカン照りの公園の日陰で、残っていた🍙を一つ食べて、さて、どうしましょう? 町の地図を眺めながら、東西に歩けば、平坦な街路で酒蔵徘徊の名所、南に歩けばやや下り坂で海、北に歩けば上りで昔神戸外大があった一王山町です。神戸大学の教養部とかのすぐ下ですね。「川沿いを上ってみようかな?」で、よせばいいのに川底の狭い河川敷に降りていきました。針路は北です。 おりて南を見るとこんな感じ。六甲山から下ってくる、傾斜のきつい短い川ですから、山で雨が降れば、一気に洪水で、川のいたるところに、水かさが増えたときの避難を指示する看板や幕があります。まあ、今日は大丈夫でしょう。 上の写真は阪神の石屋川駅の高架からで、少し歩くと駅のホームが見えます。川底は、水はほとんどありませんが、石垣が思いの外深くて、ちょっと探検の気分です。 すこし上ると、まあ、だいたい御影公会堂の横あたりですが、水量も少しだけ増えました。 川端というか、河原というかには、さっきまであった人が歩くための遊歩道はなくなって、飛び石づたいで進むしかありませんが、こんな花も咲いていて、なかなか楽しい探検です。 上って来て、JRの高架を過ぎて、阪急の高架をくぐったあたりで不安がこみ上げてきました。石垣は身長の2倍くらいで、若い人なら這い上がることはできるでしょうが、この年の老人には険しすぎます。川底を脱出して上に上る方法がない! いや、そうはいっても、もっと上流に行けばきっとあるだろうと、半ばやけくそ気味で歩き続けます。 阪急の線路を越えて、一王山町の交差点の上あたりで、学校帰りの小学生が3人ばかり、橋の上からのぞき込んでこちらを見ています。「あのねぇー、石屋川から歩いてきたんや。どこか上に上る石段か梯子あるとこ知らんかな?」「へー、どこにもないけど。」「そうか、こまったなあ。」「もう少し上に行ったら、石垣の凸凹をつたえるんちゃう?」「ああ、そうか、もう少しいってみるわ。ありがとうね。」 もう、やけくそですね(笑)。 小学生たちに手を振って別れて、もうすぐそこが神大の教養部あたりで、川は山に向かって細くなって、民家の裏庭によじ登れる石段がありました。 不審人物というか、不逞老人というか、住民の人たちに見つかれば何をいわれるか???💦💦 とか思いながら、なりふり構わずよじ登って無事生還です。ほっ! でした(笑)。 最後の山場あたりの写真がないのは、まあ、いかに焦っていたかということですが、登ったところにこの石碑です。 一王山十善寺だそうです。 まあ、思いつきで歩くのも面白いのですが、こんなところで倒れていても誰も気づかないような所がすぐそこにあることだけは実感できました。もう、川底は歩きません(笑)。 にほんブログ村追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです
2024.09.24
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「で、やってきたのが石屋川公園!」 徘徊日記 2024年9月20日(金)その2石屋川あたり 元町映画館の映写機が動かないというトラブルで行き場を失ったシマクマ君です。「そうだ、市バスに乗ろう!」 実は、神戸市民は70歳以上になると市バス、市営地下鉄の乗車料金が半額なのです。まあ、数年前までは65歳で無料だったような気もしますが、なにはともあれ、半額です(笑)。 で、映画館を諦めた結果、三宮神社前から石屋川車庫行きの市バスに乗りました。 50年前には、板宿から石屋川車庫という、ほとんど、半日バス旅行路線もあったのですが、今では中央区から灘区を横断するこの路線が、同一料金では、多分、市内最長路線! です。久しぶりにそれに乗って、そのあたりに住んでいる石屋川のS君を訪ねよう! という思い付きです。 というわけで、久しぶりにやってきた石屋川公園です。公園は川沿いにだらだらと続いている南北に長い敷地ですが、灘区と東灘区の区境で、実は40年前に、数年間お勤めしていた御影高校とかのすぐ裏手です。 HRの時間にクラスの皆さんと、お弁当をもって散歩に行っていると、「みだりに校外に出てはいかん!」 と生徒指導部長から担任がおしかりを受けたりしたところです。 まあ、赤いスポーツシューズが派手かどうか、生徒指導部会で話題になっていた時代です。「アホか!?」 と口走ると、校長室で新任のくせに態度が… と説諭でした。いやホント、アホ!ですね(笑)。で、ここは石屋川公園の日陰です。鳩が群れていました。 なんか、壊れかけみたいな、こんな石碑もありました。 鶏頭の花でしょうか、夏枯れというか、暑さに参るというか、でも、沢山咲いていましたよ。 ここで、時刻は正午を回ったところです。2時間経過ですね。 ここからすぐのS君の自宅を訪ねました。先日、30年前の自宅電話に電話したのですが、応答がなかったので心配したのですが無事でした。ネットもスマホも縁がないそうで、電話も以前のままでした。 しばらく、玄関先に座り込んで旧交を温めました。玄関の向うから手を振ってくれて、まずは一つ目の目的達成です。 が、さて、これからどうしましょう?というわけで、日記はその3に続きます。 にほんブログ村追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです
2024.09.23
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ワンちゃん大行進! 徘徊日記2024年8月21日(火) ハット神戸あたり 109シネマズハットという映画館で「フォールガイ」というおバカ映画を見てご機嫌で、ちょっと海見て・・・ とか何とか思いついて、まだ西日の日盛りを南に歩きました。 神戸市の防災センターの中庭を通り過ぎながら見上げると、30数メートルの津波はここですよ(写真の上の方) という表示があって、「おおー!?」 でした(笑)。 まあ、新幹線を止めたりとか、イロイロ騒がしい今日この頃ですが、どうせ、また想定外で責任放棄するのがオチなんじゃないのという気がしてしらじらするのですが、30メートルの津波はやっぱりすごいですね。 で、ワンちゃんたちが元気に走っている公園 です。まあ、鉄製らしいので熱そうで、背中に座る気にもなりません。 海岸沿いの、いや、運河沿いか?の歩道に出ると正面は倉庫群と橋です。この風景、結構好きです。座り込んで持参のサンドイッチの残りで腹ごしらえです。 いつもはここから三宮行のバスに乗るのですが、それに乗ると摩耶埠頭を経由して、あの橋を渡れます。橋の上からポートアイランドあたりが見晴らせます。 でも、まあ、今日は乗りません。 ボンヤリ橋を見ながら一服して、振り返るとこんな少女が立っていました。名前は知りませんが、県立美術館のお嬢さんですね。 別に、何の用もありませんが、涼しそうなので美術館の中を通って北側の歩道橋に出て振り返ると、先日パンクしたのかと面白がっていたカエルくんが果てていました(笑) 暑さでパンクじゃなくて、5時を過ぎたあたりで、空気の栓が抜かれるのでしょうね。ちょっと残念ですたが、果てた姿がリアルで笑えますね。これが報告したくて書いた日記でした(笑)。 今日は灘からJRで帰ります。にほんブログ村追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです
2024.08.27
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「バンちゃん、チコク!」 徘徊日記 2024年8月13日(火) 阪神御影から住吉川あたり 2024年8月13日の暑い一日は、JR垂水駅の 西口広場の待ちぼうけから始まりました。💦💦「シマクマさん、久しぶりに神戸に帰ります。今回は、いろいろ変わったらしい垂水の町をウロウロするでいかがでしょう。」 メールをくれたのは、高校の教員生活最後のおともだち、バンチャンでした。「垂水?ボク、毎日、通過してるけど、あなたは数年ぶりだろうから、別にいいよ。午前中がいいなら、10時でどう?」「はーい。」 というわけで、駅前の炎天下に、勇んで10時にやってきたシマクマ君ですが、待てど暮らせどバンチャンは現れません。 11時になってようやく現れました。「はーい、お久しぶりでぇーす(^^♪」「うん、ボク、どうも、時間、間違えてたらしくて10時から待ってた💦💦」「えっ?ああ、間違えてたのボクですね。」「バンチャーン!?!?」 あのころから、チコクで名を馳せた猛者! ではあったのですが、やってくれましたねえ(笑)。まあ、間違えてるのはボクかもな、と思いながら待っていたボクもエライ! で、それから2時間後、二人がやってきたのが阪神御影の駅前にあるこの石碑の前です。兵庫県里程御影標柱ですね。 再開した二人は、まあ、とりあえず垂水の商店街をふらついて、喫茶店で涼んだりしながら「これからどこ行く?」「元町にでも行きますか?」「元町で行くとこあるの?」「ありませんけど。」「じゃあ、神戸から元町商店街でも歩こうか?アーケードは、ちょっと涼しいし。」 で、JRで移動です。 バンチャンは車内で持参のおにぎりをおいしそうにほうばっています。シマクマ君に食欲はありません(笑)。 神戸駅で下車して、元町商店街の入り口まで歩くと「兵庫県里程元標」という石柱があります。 この石柱の前で提案したのです。「あのさ、この石柱やけど、東向きには御影に次の石柱があるって、前々から、行ってみたかったんやけど、行ってみる?」「歩いて?」「あほか、死んでまうわ。そこの西元町駅から阪神や。」 で、やってきたのが阪神御影というわけですね。 目的の御影標柱はありましたが、時刻は午後1時を回っていて、当然のことながらこちらもやっぱり炎天でした。「これ、地震で折れたんかな?」「地震って、95年ですよね。」「ああ、あんた、知らんのやな。」「はい。生まれてませんね。」「そうか、そうやんな。ボク、このあたり、それ以前の記憶ばっかりや。そや、せっかくここまで来たんやから住吉川行ってみようか?」「川を渡ったら、ボク、地元です。」「ああ、そうやん。ばんちゃん、東灘の子やったなあ。」 で、まあ、一人徘徊なら、そんな無謀なことは思いつきませんが、そこから北東にむかって歩き始めて、途中、誰もいない公園で涼んで、たどり着いたのが水道橋です。六甲道から西宮まで貫通している山手幹線が住吉川を渡る橋ですね。 最初の写真の場所です。あれは、北向きで背景が六甲山、こちらは南向きで、向こうは茅渟の海です。 結局、阪急岡本まで徘徊して、久しぶりに阪急電車にも乗れて、充実した炎暑徘徊の一日 は終わりました。「ああー、暑かった!」 ですね(笑)。にほんブログ村追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)
2024.08.16
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「ここはどこかといいますと・・・」 徘徊日記 2024年3月30日(土)県立美術館あたり JRの灘駅を南に出て、そのまま南に、阪神電車の岩屋駅の前をとおりすぎて、国道2号線の歩道橋にさしかかるあたりから、街路樹のコブシが満開でした。 通りに沿って、ガラス張りの壁のビルなのですが、ガラスの壁に映っている姿は(あっ、もちろんコブシのですよ)下から見上げている老人には見えません。 よその街のことは知りませんが、コブシは神戸の街ではよく見かける、まあ、北長狭の街路樹ばかりブログにのせていますが、そういう木ですね。 今日、ここにはコブシの花を見るためにやってきたわけではありませんが、なかなかいい風情なので、立ち止まってパチリ、パチリというわけです。 今日は薄曇りで、写真の明るさがうまく調節できません。青空だったらいいのになあ・・・ と、まあ、かってなことをほざきながらたどりついたのが、この交差点です。 ここは、どこかといいますと、このカエルの建物です。ご存知でしょうか?昔の呼び名は脇浜だったと思います。今はハット神戸という地名ですが、このカエルは県立美術館ですね。 で、ココを右折です。はい、美術館には行きません(笑)。 おっと、今度は桜ですね。今日は3月30日、3月最後の土曜日ですが、このあたりでもさくらが咲き始めていました。 県立美術館とか、防災センターとか、なぎさ中学とか、少し北側には神戸製鋼所の本社ビルとかある通りです。三宮から摩耶埠頭行きのバスが出ていますが、そのバスのバス道ですね。この道を東に少し歩けば摩耶埠頭ですね。 この歩道を、もう少し西に歩きます。 おお、目的地のビルの正面では、コブシが満開でした。やって来たのは109ハット神戸という映画館です。 見たのは、このポスタ―の映画です。アカデミー賞で騒がれている「オッペンハイマー」ですね。 ここの映画館が好きなのは、休みの日でものんびり見ることができることですね。映画館の行き帰りも、ふらふら歩くのに、ちょうどですし(笑)。 映画の感想は別に書きました。上の題名かポスターをクリックしていただくと開くと思います。 追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)にほんブログ村
2024.04.06
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「ここは王子公園。」 徘徊日記 2024年3月31日(日)王子公園あたり 今日は2024年3月31日、3月最後の日曜日です。JRの摩耶駅を下車して、北に向かって歩いています。50年前に暮らしていた街です。稗田小学校なんていう名前の小学校があって、その南に小さな公園があります。梅でしょうかね、桃でしょうかね、紅白の花が満開でした。 公園の前に、小さな医院があって、その庭で桜が咲き始めていました。 そのあたりから、水道筋の西灘商店街を西に抜けて、阪急の王子公園駅を通りすぎて、今日の目的地の王子公園に向かって歩きます。 王子公園では、桜が咲き始めていました。木によっては三分から五分の咲きかたですが、日曜日ということもあるのでしょうね、呉座というか、ブルーシートというか、友達連れ、家族連れのお花見の人でにぎわっているところもありましたが、たどりついたこのあたりには人はいません。 まあ、桜も、こんな風情で、一番いいときともいえるのですが、お花見で盛り上がるには少々寂しいという感じです。 やって来たのは登山研修所ですね。目的は奇数の月の最後の日曜日、30年近く続けている本を読む会です。 今日の課題は、昨年の今ごろ亡くなった大江健三郎の「燃え上がる緑の木 三部作」(新潮文庫・全三巻)と筒井康隆の最新作、「カーテンコール」(新潮社)です。 大江のこの作品は、発表されたのが、神戸で地震があった、ちょっと前で、地震の後、文庫本になった時に、この会で一度読んだ記憶がありますが、何も覚えていませんでした。 その頃は、阪急六甲の北側、琵琶町でしたかね、あそこにあった学生青年センタ―に集まっていたのですが、青年センターも、どこかに移転しましたね。 で、今回、かなり面倒くさいこの作品を読んだのですが、昨年、大江が亡くなったので、一年がかりで「大江文学総復習」をしましょう!? と、本読み会で思い付いて、あれこれ読んできたのですが、今日で、一応、ゴールでした。 JRの摩耶駅からよたよた歩きながら、筒井康隆の「アフリカの爆弾」(角川文庫)とか、大江健三郎の「個人的な体験」(新潮文庫)とかに出あったのが高校生だったころだと気付いて、しみじみしてしまって、道端のベンチに座り込んで一休みしてお茶を飲んでお弁当のサンドイッチを食べていました。 すると、杖を突きながら、まあ、歩くのもちょっと不自由そうなご老人(他人ごとではありませんが)が、そこまで体を支えておられた、多分、奥さんだと思われる女性に、何か強い口調で命令されながら近づいて来られて、「???」 と思っていると、ボクが座っている、そのベンチの隣にドスンとお座りになりました。 ちょっと焦りましたが、息を切らせながら前方を凝視されている様子を見ていて、ふと、浮かんだのが「そういえば、アフリカの爆弾はやまがみたつひこがマンガにしてたんが面白かったな。」 でした(笑)。 お天気のよい、3月最後の日曜日の昼下がり、街には老人があふれていましたよ。追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)
2024.04.04
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「ウメ、山茶花、夏ミカン、これ、何?」徘徊日記 2024年1月28日(日)王子公園あたり 今日は、2024年、1月最後の日曜日です。阪急の西灘駅、いや、王子公園駅を出て歩き始めると白いウメです。隣には山茶花です。 その先には夏ミカンです。グレープフルーツのような気もしましたが手の届くところに実はありません(笑)。まあ、手の届くところに実があればどうするか?もちろんシゲシゲと観察して写真を撮るに違いありません。間違っても、「どんな味やろう?」 ということを確かめようとするようなことは、ボクにかぎってはありませんが、手の届くところに実がないことは確かです(笑)。 ココは何処かというと、神戸市が売り飛ばすことにしたらしい競技場の向うに、これ売り飛ばすのかどうか、動物園の観覧車が見えます。歩いているのは王子公園の中の一番東側の歩道です。この少し先に登山研修所があります。 で、道にそって藤棚があったり、名前はよくわからない立ち木が聳えていたりします。梅の木がポツンポツンとあります。このあたりにあるのは白梅で咲き始めたところようです。 この間から思うのですが、こういう木の花の写真をスマホで撮るのは難しいですね。みんなピンボケになってしまうのです(笑)。 で、帰り道で気づいたのですが。「これって何?」 光の加減で、よく見えませんが、鈴懸でしょうかね。プラタナスという方が一般的ですかね。実だけたくさんなっているのですが、食べられたりはしないんでしょうかね。 家の近所の街路樹のなかにもあるのですが、チョット、イメージが違いますね。 2024年最初の王子公園でした。そういえば、動物園って長いことは言っていませんね。こんど久しぶりに行ってみようかな?いや、やっぱり、もう少し暖かくなってからですね(笑)ボタン押してね!
2024.01.30
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「これって、栴檀?」徘徊日記 2023年11月26日(日) 王子公園あたり 一月ぶりの王子公園です。約束より早く来たのでフラフラしています。動物園の園内にある旧ハンター邸当たりの通路にいます。目的地はここの少し東にある登山研修所ですが、黄葉、紅葉がうれしくて徘徊中です。 メタセコイアの並木ですが、動物園の駐車場なので自動車がいっぱいです。すぐ隣が、競技場のサブ・グラウンドでしたが、今は駐車場です。 こちらは緑の立ち木と公孫樹の黄色が美しいです。グランドの東の端に、何やら実をいっぱいつけた木がありました。 これって、「双葉よりかんばし」の栴檀ですかね? 夏の終わりころに、すぐ、この上の、上野道というハイキング道を歩いたときには、摩耶山の山中で緑だった実を見かけたのですが、王子公園にもあるのですね。 もうちょっとアップすると、こんな実です。たわわになっています。 ちょっと、齧ってみればよかったですね。まあ、どうせ、苦いか、渋いかでしょうけど、だって、こんなに実がついているのに鳥の影が、ただの一羽もないのですよ(笑)。 帰り道に、アメフトのスタジアムの裏で、こんな実も見つけましたよ。多分、ウバメガシとかの一種だと思いますが、こちらは実に手が届きません。 今日、王子公園にやってきたのは、お昼の1時過ぎだったのですが、用事を終えて帰るころには日が暮れてきて、月が出ていました! 今日は満月のようです。 ああ、そう、そう、JRの灘駅から歩いてくる途中に、こんなお地蔵さんがありました。 どうも、頭がないようなのですが、赤い帽子(?)で覆ってあるのでよくわかりません。阪急の王子公園駅のすぐ南の交差点です。このあたりは、学生時代に暮らした町なので、大概、知っているつもりでしたが、今日初めて気づきました。あてにならないものですね(笑)。ボタン押してね!
2023.11.27
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「やっぱり帰りはこわかった!」 徘徊日記 2023年8月25日 その6 灘・上野道あたり 天上寺跡の廃墟でノンビリ思い出にひたった後は、いよいよ本格的な下り坂でした。ますは、延々と続く石段でした。 下りはじめた当初は、何段あるのか数えていましたが、膝がふるえはじめたあたりから余裕を失って、一人で歩いていることが不安になってきました。徘徊老人とか自称してうろつき始めて5年、初めて味わう不安です。 まだ 境内のなかです。下り続ける石段の途中に「摩耶の大杉」という矢印が出ていました。石段をそれて西に向かって数十メートル、誰も来る人がいないのでしょうか、うっそうと茂った藪が覆いかぶさって獣道のようになっている小道づたいに歩くと大木が立っていました。 摩耶の大杉だそうです。看板もありました。株本から十数メートルの樹影が木立年に光に浮かびますが、そこから先は折れてしまっているのでしょうか、樹齢も、全体の姿もわかりません。 石段に戻って下り続けると、仁王門跡にたどり着きました。少なくとも漆かなんかが塗られていたに違いないのですが、白木のまま朽ちてきたように見えるのが不思議でした。 もちろん、仁王さんはいらっしゃいません。石段の上だった本堂あたりは焼けてしまって建物は何も残っていませんでしたが、あるじを失った仁王門は残ったのですね。空き家になって50年です。 50年前、このお寺の住職さんは大阪大学の基礎工学部の先生だったはずです。高校時代からの友人が門下生でゼミの集まりとかでやってくることがあって、この下に住んでいたシマクマ君を訪ねてくれたこともありました。まだ、本堂が焼ける前です。 門の下にあった馬つなぎ、下乗の石柱です。参詣の人はここまでたどり着いたら馬を下りるわけですが、ここまで馬でくるなんてできたのでしょうかね。今なら、ケーブルの駅がすぐそこあたりのはずですが。 50年、火が入らなかった石灯篭です。昔は仁王門前の道灯りだったのでしょうね。と、まあ、しみじみと写真を撮ったりお茶を飲んだりしているとどなたか下から登っていらっしゃいました。 ボクより、少しお年を召していらっしゃるご様子の女性と、息子さんでしょうか、50歳くらいに見える男性の二人連れでした。一人歩きに不安を感じ始めていたシマクマ君には地獄(?)で仏(笑)でした。「こんにちは、登っていらっしゃったんですか?お元気ですね。」「はい、こんにちは、上からですか?」「はい。もう、足ががくがくで(笑)。上に行かれるのですか?」「はい、ちょっとそこの摩耶山まで。」「お寺の石段が結構ありますね。ぼくは下りでもへばりそうでした。頑張ってくださいね。」「お一人ですか。気を付けてくださいね(笑)。」「ありがとうございます。でも、まあ、下りですから。」 山歩きのシューズでストックもお持ちのお二人を見送りながら、ただの思い付きの自分が、ちょっと危ないなと自省することしきりでしたが、歩き始めました。 ケーブルの誘惑には打ち勝ちましたが、足腰はよろよろです。休憩所に着くたびに座り込んで、お茶を飲んで一服です。こんなところで熱中症はマジ、ヤバイですからね。 山道ですが、お地蔵さんが祀ってあります。つい先日が地蔵盆だったこともありますが、お花もお供えも新しくて、胸打たれます。ここまで、お地蔵さんのお世話に歩いてこられる人がいらっしゃるんですよね。 もう、そろそろ下界ですね。 たどり着きました。上野道の登山口です。いや、摂州八十八ケ所、四十六番札所、摩耶山天上寺の登り口ですね。 隣に地図の看板があって、見ていると楽しそうですが、この道を登って行くのは「ボクには無理!」 だということがよくわかりました。摩耶山の広場を出発して2時間余りの下り道でしたが、こんなにへこたれるとは想像していませんでした。行きはヨイヨイ、帰りはホントにコワカッタ!💦💦 看板の下は、写真を撮り忘れましたが、そこらあたり一帯、地面をかきまぜたようになっていて「なんだこれは?」なのですがイノシシくんの仕業ですね。 まあ、何はともあれ、無事下山でした。メデタシ、メデタシでした(笑)。じゃあ、またね。ボタン押してね!
2023.09.30
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「草の背を乗り継ぐ風の行方かな 天上寺跡?」 徘徊日記 2023年8月25日(金)その5 灘区・上野道あたり 摩耶山を、少し下って、やって来たのは天上寺跡の廃墟です。摩耶山天上寺と呼び慣れていますが、正式には忉利天上寺(とうりてんじょうじ)ですね。釈迦の母、摩耶夫人を祀ったお寺の跡地です。 ボクはその頃学生で、ちょうどこの山の下、西灘の水道筋あたりに暮らしていましたが、このお寺が焼けました。全焼です。闇の中に煙が立ち登り火炎がゆらめいたのを覚えています。1976年のことです。 で、今では摩耶山の山頂の北に再建されて、ここは廃墟です。首から折れた石灯篭がありました。 青空の向うには青い海が見えます。 本堂の跡地はこんなふうでした。 向うに、道をふさいで倒れていた巨木が見えます。少し大きく撮るとこんな感じです。 向うが、今、下ってきた摩耶山です。 「お百度石」がポツンと、所在なげに立っていました。 手水場の水受けかなにかでしょうか。 ちょっと腰かけて、一服です。海と町が一望です。 もう、40年以上も昔、ボクはここから見える大学をなんとか卒業して、ここからでは、チョット彼方に見える県立高校の教員になりました。初めて担任したクラスに「マヤちゃん」というはっちゃけ少女がいて、摩耶山の麓に住んでいました。ここのすぐ下あたりです。 三者面談だったかにやって来たお母さんにお出会いして、腰を抜かしそうになりました。写真でお顔だけは知っていた「鏡のテオーリア」の著者、ユルスナールの翻訳者、で、詩人の多田智満子さん、ご当人が目の前に登場なさったのでした(笑)。「なんで、カトウのおかんが、タダやねん?!💦💦」危うく叫びそうだったことを覚えていますが、生涯で、最も緊張した三者面談でした(笑)。草の背を 乗り継ぐ風の 行方かな 多田智満子 亡くなられて20年経ちますね。御命日は風草忌というそうですが、その所以の句だそうです。なぜか覚えて句が浮かんできました。 そういえば、あのマヤちゃんも、ああ、それからリュウさんもヨシダさんも、と、はっちゃけ少女たちの名前が浮かんできます(笑)。彼女たちも。もう、そろそろ還暦になりかねない年のはずですね。元気にしているのでしょうか? 海を見ながら、ボンヤリ40年前の思い出にふけりましたが、そろそろ下山です。 本堂跡をたち上がって、降り口からのぞき込むと、この石段です。な、なんなんだ、この石段は!? いよいよ、本格的な下り道です。たかが摩耶山と笑うなかれ!一人で歩いていることに、本気で不安が湧き上がる、オタオタ、ひょこひょこの徘徊体験、つづきはその6です。ボタン押してね!
2023.09.23
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「行きはよいよい、帰りは???」 徘徊日記 2023年8月25日(金)その4灘区・上野道あたり さあ、帰り道です。もう何十年も前の記憶ですが、ケーブルの乗り場に降りる道があるはずです。看板にも「上野道」とあります。 左手の山の中に降りていけばいいのです。ケーブルカー、ロープウェイと乗り継いで登って来たものですから、余裕でした。それにしても、ここからずっと下り坂のはずです。へっちゃらです!(笑)とまあ、このあたりでは余裕でした。 ここから、ごろごろ石の石段、下り道です。道ばたにお地蔵さんというか、石仏というかが祀ってあります。 まあ、こういう雰囲気の山道です。子どものころは但馬の山の中で暮らしていたのです。ずっと下りのはずですから、山道の独り歩きに不安はありません。へっちゃらです!(笑) このあたりでは余裕でした。あたりまえや、まだ10分も歩いてへんやん。 しばらく、下っていると、なんか、石垣が見えてきました。学生のころ焼けて廃墟になっているはずの天上寺の跡地あたりにやって来たようです。 石造りの橋が架かっています。向うが少し明るいのでホッとします。まだ、たいして歩いたわけではありません。 橋を渡ると、大きな杉でしょうか、檜でしょうかが横倒しになっていました。どうも天上寺の跡地に着いたようです。 倒木の下をくぐりました。おおー、海です!青空です! 一気に視界が開けました。天上寺の本堂の跡地の広場に出たのです。 とにかく、ひと休みです。お茶はありますが、残念ながら、腹の足しになるものはありません。無計画な行動は、腹が減りますね(笑)。 実は、ここは、摩耶山の頂上から、おそらく100メートルも歩いていないはずですが、どうも、膝のあたりが不安です。まあ、しかし、まだまだ元気です! 続きは、その5です。じゃあね、バイバイ。ボタン押してね!
2023.09.22
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「摩耶ロープウェイのスカイ・ビュー!」 徘徊日記 2023年8月25日(金)その2 摩耶山あたり 摩耶ケーブルの「虹の駅」から5分もかからないですね。摩耶ロープウェイの「虹の駅」です。切符は1枚です。「まやビューライン」というそうです。ケーブルもロープウェイも5分づつくらいですから、900円という価格が高いのか安いのか、年齢によって意見は変わりそうですが、動物園とかにある観覧車よりも面白いことは確かでした。 これが切符。下の写真がロープウェイの虹の駅です。ほとんど待たなくて発車します。お客はやはり一人で、職員の方がもう一人です。 階段の横に咲いていました。 乗り場に出ると小豆色の箱が待っていました。当たり前ですが、ただの箱です。座席は二人分くらいの小さな座席で、4人分ほどです。つり革があって、どうも、立ったままの乗り物のようです。 揺れそうです。ボクは多分大丈夫ですが、高いところが苦手な方は、ダメでしょうね(笑)。 下の写真は、箱をぶら下げるロープを撮ったつもりですが、よく見えませんね。摩耶山の頂上に向かって、少したるんで伸びているのが、乗る前には、ちょっとドキドキしました。 動き始めました。ユラユラするわけではありませんが、ユラユラしている気がします。 ロープを吊っているタワーというか橋脚を通過するあたりで下りの箱と出会います。下っていくのはみどりの箱でしたが、最初の写真に写っています。 箱の下ばかり覗き込んでしまいますが、目をあげると、目の前には神戸の絶景です。大阪湾の向こうまで、一気に視界が開けます。「ちょっと、このあたりで止めてみて!」 まあ、止まれば止まったでこわいのでしょうが、そんな風景です。天気もよいし空気も透き通っているのでしょうね。 到着です。5分くらいの空中散歩でした。 「星の駅」というそうです。摩耶山の頂上の掬星台です。「きくせいだい」と読みますが、「掬」という字の訓読みは、たぶん「すくう」です。星を掬うところですね。 到着駅はこんな建物で、屋上が展望台のようです。自転車が貸し出されているようです。六甲山牧場あたりまで、自転車で行けるということのようです。 さて、懐かしい展望台に行ってみますね。その3に続きます。じゃあね。ボタン押してね!
2023.08.29
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「摩耶ケーブル、乗りました!」 徘徊日記 2023年8月25日(金)その1 灘・箕岡通あたり 元町で映画を見ていたんです。カサヴェテスっていう、アメリカの古い監督の特集なのですが、ふと、日本の若い浜口竜介という監督の「ハッピー・アワー」という数年前に見た映画のことを思い出して思いつきました。「そうだ、ケーブルカーに乗りましょう!」 大丸前から阪急六甲行、2番の市バスに乗って神戸高校前で降りて、坂道を歩き始めるとJR六甲道駅のほうからでしょうかね、摩耶ケーブル行きのバスがあったようです。「ああーあれにすればよかった💦、💦」 灘駅から出ている「坂バス」というのもあるようです。 看板が見えてきました。 この辺りは箕岡通ですね。左手には神戸高校のグランドと校舎が見えています。40年ほど前に友達が住んでいました。大学の寮もこのあたりです。毎日、こんな坂道を上り下りするのが平気だったんですね。まあ、ボクは水道筋でしたけど。 あれが神戸高校の校舎です。 で、摩耶ケーブル駅に到着です。神戸高校前から徒歩7分とか書いてありましたが、まあ、普通の人はそうなんでしょうねえ。ボクの場合は汗だくでへとへとです(笑)。ご覧のように、午後1時15分です。お昼御飯用に持っているおにぎりは1個しかありません。ちょっと不安ですがまあ仕方ありません。1時20分に次の便が出るようです。「あのー、ケーブルとロープウェイは乗り継げるのですか?」「はい、摩耶ビューラインセットのチケットがありますよ。往復ですか?」「いや、帰りは歩こうかなって。」「ああ、そうですか、お気をつけてくださいね。」「あっ、ありがとう。」 改札に、こんな、たぶん、牛ですね。なんで、と思いながら通り過ぎてしまいました。で、乗り込む前に正面からの写真です。 で、車内(?)です。今回のお客はボクともう一人。若い女性です。それから従業員の方らしい男性です。天井にワニだかのぬいぐるみがいます。不思議です(笑)。 映画ではこの座席に登場人物たちが座っていました。もっとも、あのケーブルは、摩耶ケーブルじゃなくて六甲ケーブルですがね(笑)。 動き始めました。一番後ろの窓の席にいます。写真には、窓ガラスの反射光が写っていますね。スマホのレンズをもっと窓に近づけないとこうなりますが、まあ、これはこれで面白いかなとか思っています(笑) 摩耶ケーブルは、登り始めるとすぐにトンネルです。この前に乗ったのは30年以上も昔のことですが、なんとなく覚えていました。 神戸に住んで、50年ですが、たぶん、二度目です。子どもたちやチッチキ夫人とも乗ったことがありません。今となっては後の祭りですが、まだ、チッチキ夫人を誘うことはできそうです。 トンネルを抜けるとスカイ・ビューの始まりです。向うに見えるのは六甲アイランドですね。みどりの木立の向こうの青い海が美しいですね。 まあ、動いているのは、実質、5分ほどの旅ですが、結構、面白いですね。到着の駅は「虹の駅」だそうです。 ここ、ケーブルの「虹の駅」からロープウェイの乗り場の「虹の駅」までは歩いてちょっとです。ふらふら歩いていると木立にアゲハがとまっていました。 数匹のアゲハが舞っていたのですが、写ったのは1匹だけでした。摩耶山のアゲハ蝶です。 さて、次はロープウェイですが、次回に続きます。じゃあね(笑)。ボタン押してね!
2023.08.27
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「ここはどこでしょう?」 徘徊日記 2023年8月25日(金)その3 灘区、摩耶山あたり 六甲山の山頂あたりが、はるか彼方に見えます。青空と入道雲と緑の山が美しい。日差しが明るい。風が涼しい。 歩いてたどり着いたわけではありません。でも、汗だくです。で、とりあえず、絶景にため息です。夏ですねえ! 神戸ですねえ! 少し南に目をやると、大阪湾です。 もう少し正面を見ると、茅渟の海と神戸の町です。夜には100万ドルになるそうですが、お昼でも納得の風景です。海と人工島と東西に広がる街並みが、なんというか、相変わらずエキゾチックで美しいです。 真下には灘の町が広がっています。40年前には住んでいた町で、最近ではウロウロと徘徊している街ですが、歩いたことのある海沿いの道を探してしまいます。六甲アイランドがそこに見えて、その沖合を新しく埋め立てている様子です。 北に視線を移せば、摩耶山から六甲牧場に続く山並みと、その向こうの山頂です。 30年ほど昔に勤めた学校では鈴蘭台から峰を二つだか三つだか登って来て、今、立っているここから稜線沿いに山頂まで歩き、そこから有馬の方へ降りていく「耐寒登山!」というおそろしく元気のいい行事がありました。若かったシマクマ君は登山部の少年たちと先頭を歩かされたりしましたが、今、こうして山並みを眺めると信じられない元気さでしたね(笑) で、「そこはどこですか?」 というと、摩耶山山頂の掬星台(きくせいだい)、六甲山ハイキングの、まあ、展望の名所です。もちろん、ケーブルカーとロープウェイを乗り継いでやって来ました(笑) 今日は、どなたもいらっしゃいませんね。ここの所、猛暑と夕立の続く神戸です。ちょっとハイキングなんてことを考える人はかなりな変わり者でしょうね(笑) で、掬星台の杉だかヒバだかの大木です。なんか、懐かしいですね。どうして、今日、こんな所にいるのか、これからどうなったのかというの話は、つづきで書きますね。また覗いてくださいね(笑)。じゃあ、またね。ボタン押してね!
2023.08.26
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「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、校舎の中まで入っちゃった!」 徘徊日記 2023年4月18日(火)神大文学部あたり 早逝してしまった同級生をしのぶ会の流れです。「大学行ってみよか?」 六甲台の正門前でタクシーを降りてからヒョコヒョコ歩いて六甲ハイツまで下りてきて、門から覗くと知らないビルがデーン、デーンと立っていて、ちょっと気後れしましたが、そのビルの向こうにありました。 文学部の懐かしい校舎です。 40年ぶりのOB・OGたちは玄関前で記念写真を撮ったりして、おおはしゃぎです。まあ、ボクもその一人なのですが、写真を撮ってもらいながら前に見えるのが駐車場の車回しの二本の木立でした。 背景に映っているビルには見覚えはありませんが、二本の立ち木(名前はわからない)は、あのころの姿のまま(そんなわけはない)変わらず立っていました。ほんま、切り倒されんと、よう、立っとった! まあ、頭をなでてあげたい気分ですが、周りには満開の躑躅の生垣もあります。農学部の前です。 で、何の遠慮もなく校舎に入って、学科の読書室とか、資料室とか、教室とか、ウロウロしていると、ここの所あこがれている(?)芸術学の先生がドアを開けたまま講義をなさっていたりして、思わず写真を撮りそうでしたが、さすがに自重して、裏庭です。 学生のころ裏庭なんて入ったこともなかったのですが、コブシの花が満開で、ベンチがありました。 で、その向こうです。小さな図書館と小さな生協食堂があったあたりに大きな図書館が建っていました。 図書館前の藤棚は健在で、満開でした。 図書館の前から南に出ると、百年記念館というのでしょうか、立派なホールが建っていました。 で、そのビルというか、建物の真ん中が吹き抜けになっていて、六甲道から御影あたりの街と海が見えます。ぽつんと立っている高層ビルが阪神御影の駅前あたりです。 昔は、一面、神戸製鋼の製鉄所で、一日中、煙突(?)から火が吹いているようすが見えました。昼は煙しか見えないのですが、夜になると火が見えて、一晩中アカルイ町でした。 百年記念館とかの南に、瀟洒な民家ふうの建物がありました。山口誓子記念館というと思いますが、俳人の山口誓子が住んでいた家を移築して保存しているようです。海に出て木枯帰るところなし 山口誓子 まあ、高校の教科書にも載っている、こんな句の人ですが、三高・東大の人だったと思いますが、なんで神戸大学に記念館があるのかは知りません。 というわけで、無事、下山です。まあ、あのころは、毎日登山だったのですね。また会う日があればいいね 素直に、そう思う一日でした。で、最後にもう一句どうぞ。春水と 行くを止むれば 流れ去る 山口誓子じゃあ、またね。ボタン押してね!
2023.04.30
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「旧友再会」徘徊日記 2023年4月18日(火)神戸大学あたりこの花はご存知ですか? ええーっと、多分、マンサクという花の一種です。どこで見かけたかというと、こちらの学校の敷地です。「あのー、ここってどこかご存知ですか?」 ハイ、こういう門がありまして、ごらんのとおり、六甲台にある神戸大学の正門です。その向こうが石段です。門の向こうに赤く見えているのは躑躅です。 まあ、40年ぶりにやって来たというわけではありませんが、ここに佇むのは40年ぶりかもしれません。この石段が、こんなに威圧的だということに気づいたのは初めてです。 この辺りを六甲台といいます。神戸大学というのは六甲ハイツから六甲ケーブルの乗り場のあるところまで、六甲山の麓の斜面に上下に各学部が配置された、まあ、山の学校です。一番高いところにあるのが、40年前は教育学部でしたが、今は、たぶん発達科学部という学部です。この辺りは、ちょうど中腹で、その昔の神戸経済大学の本館があったところです。ここに写っているのは六甲台の本館と呼ばれていた建物ですが、経営学部、経済学部、法学部があります。今もたぶん、そうでしょう。 阪急六甲とかJR六甲道の駅が最寄駅ですが、ここまで歩いてくるのは、当時は歩いていましたが、今は、もう、無理です。今日は10人ほどの人と一緒に、JR六甲道の駅前からタクシーを連ねてやって来ました。40年前の、同じ学科で同じ専攻だった人たちの、まあ、同窓会のような昼食会があって、「ちょっと、行ってみる?」 ということで、この正門までやって来ましたが、集まった皆さんが40年前に卒業したのは文学部で、ここからバス停一つ下ったところにあります。 正門前から、バス道を歩いて下っていくと、大学の敷地にこんな花が満開でした。最初の写真の花で、多分マンサクという花の仲間だと思いますが、花の色合いが違う木が複数茂っていました。 で、その茂みの横を下って着きました。この門は同じだと思います。あの頃は、六甲ハイツと呼ばれていて、文、理、農の3学部があって、理学部に地球科学だったかの学科ができたころです。 門から、構内を見ると、なんだか知らないビルがいっぱい立っていてボーゼン!です。「こっ、ここはどこや?」文学部の校舎はどこに? というところで今回は終了です。無事たどりついた続きはその2でお伝えします、じゃあね。 ボタン押してね!
2023.04.24
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「花に浮かれて、思い出めぐり!(後編)」徘徊日記 2023年3月25日(土) 五毛天神あたり「へぇー、これが神戸高校か?」「正門は、もっと、ずーっと上やで。見に行くんやったら、ボクはここで一服しとく。」「何十年ぶりかな。」「やっぱり、ここでええわ。えらい坂やんけ。」「アンナ、ここからちょっと行ったら五毛天神があんねん。その横がサクラのトンネルいうて桜並木やねんけど行くか?ぼくな、去年来た時、サクラ終わっててん。」「な、ええ坂やったやろ。人はおるけど、思ったほどサクラないけどな。」「こんなん立ってるけど、歩いて来いよな。」「あっちが、摩耶山のケーブル乗り場やな。」「バス、あるやん。」「坂バスいうねん。JRの灘駅から出てんねん。今度、それ乗って、ケーブルで摩耶山行こか?」「それもええなあ。」「なあ、この辺て、寮あったやんな。」「キヨチャン住んでたとこやろ。」「2人部屋いうてたな。」「一緒の部屋の学生に、わざと嫌なヤツすんねんて。」「追い出すんか?」「そうそう、嫌がって出て行くようにしむけんねんて。」「キヨチャンなら、ホンマにしそうやな(笑)。」「あったで、これや。」「ここ、男子寮やんな。あっこに女の子おるで。」「一緒に暮らしてんのちゃう?同棲時代や(笑)」「うん、まあ、それはないやろな。」「あのころはあったで。」「キヨチャン、ここから赤阪通のF川君さそて、岸地通りのボクんとこ来て、高田屋に集結やったんやな。」「毎晩な(笑)。」「写真撮って送ったりよ。」「K林君に送ったら、送ってくれるで。」「ここ、下りて行ったら五毛天神さんやで。」 隣の桜のトンネルは自動車でごった返していましたが、五毛天神、国玉神社のなかには誰もいません。ウロウロ写っているのは同行の2人だけです。 ここには馬さんとか牛さんとかいらっしゃいます。「アンナ、神社行ったら狛犬さん撮ることにしてんねん。」「ふーん。」「一匹一匹、みんな違うねん。」「ふーん。」「阿吽って、知っとうか、F川?。」「呼吸やろ。」「なに、しょうもない返事してんねん。まあ、そういうこっちゃけどな。」 上が「阿吽」の「阿」くん、下が「吽」くんですね。上がシマクマ君で吠えてばっかり、下がF川君で、まあ、黙り込み、で、さっそうとしたお馬さんがS川君ですかね。すぐ隣の桜並木とは、まあ、えらいちがいの楚々とした桜もありました。 バス道まで下るのはしんどいので、屋並みのなかの路地を歩きました。目的地はもう少し東にある護国神社です。「あのー、何かお探しですか?」 路地の戸口から出てきたらしい女性に声をかけられました。「ああ、ハイ、この道が、そこの護国神社の近道かと思いまして。」「ああ、そんならいいんです。」「すみません、こんなとこ通って、ご迷惑でしたか。」「いえ、いえ、そこの桜並木を探して迷い込んでこられる方もいらっしゃいますからね。」 少し歩いて、振り返って、女性が見えなくなったことを確認したF川君が言いました。「疑われたな。」「うん、S川、妙に紳士の格好してるしな。」「三人の取り合わせが、そもそも怪しいな。」「護国神社やで。」「なんか、お祭りみたいなことしとるな。」「ぼく、ここで、一服する。」「この下に行ったら、篠原公園やろ。そのまま下ったら、高田屋一色店すぐやで。」「その前に、例の山口さんのとこ見ていこか。」「そうやな、ここに来たら、やっぱり、あっこは見とかんとあかんな。」 護国神社の桜を後に三人は山口さんのところを目指しました。道々、F川君とS川君は血糖値の話で盛り上がっています。「自分ら盛り上がってるけど血糖値って、低ければ低いほどええの?」「アカンアカン、低血糖の方が危険や。場合によっては急死やな。」「シマクマは体は?」「悪いのは性格と口やな。なおらんな。」「ボクでも、今からなるというのはあるんか。」「まあ、一応生活習慣病やから、絶対はないけどならんな。」「ここや、ここや。」「K察おらんな。」「あの頃は常駐しとったやんな。」「やっぱり、写真はやめるわ。だいたい、さっきから俺ら声大きすぎへんか?」「なんか貼ってあるで。」「立ち入り禁止みたいやな。」「人住んでへんのかなあ。まあ、それでも、万一があるからな。」「ほな、高田屋行こか」「二人とも、糖尿なんやろ。酒飲んでええの?」「ええよ。ええよ。もう4時やん。」「そのために薬飲んでんねんからなあ。」 とまあ、そういう訳で、40年前に馴染みだった居酒屋さんに向かったのですが、本日臨時休業のハリガミにがっくりでした。 まあ、水道筋には、他にも飲ませてくれるところはあるわけで、カウンターに座ってのバカ話はまだまだ続くのですが、今日のところはこれにてバイバイですね。じゃあまたね。ボタン押してね!
2023.03.30
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「花に浮かれて、思い出めぐり!(前編)」徘徊日記 2023年3月25日(土) 王子公園あたり 学生生活といえば、もう、40年も昔の話なのですが、そのころ住んでいた町を歩いてみようかと言い出したやつががいまして、この日は午後2時過ぎにJR摩耶駅で待ち合わせました。実は、もう一人来るはずなのですが、1時間ほど遅れて、阪急の王子公園に来るということなので、とりあえず2人で歩き始めました。「アンナー、甲子園な、外野席いくらか知ってるか?」「なんやねん、甲子園って?」「そやから、今日行ってたんや。」「なにしに?」「なにしにて、野球観にやん。」「オープン戦か?」「何ゆうてんねん、高校野球、センバツやん。」「今年、阪神、強いんかなあ。」「いや、高校野球、高校野球。」「お前、まだ、そんなもんに取りおうとんのか?もう、高校とか、仕事いってへんのちゃうの?」「いや、うちの部活とかやのうて。全国大会。」「そんなん、おもろいか?ほんで、なんぼやってん?外野、ただちゃうんか。」「700円。内野は3400円すんねんで。」「お前、相変わらずやなあ。なんでそんなとこ行くねん。」 とか、何とか言いながらやって来た稗田公園です。40年前と同じように悪態をついているシマクマ君はこの辺りに住んでいましたが、木造下宿屋は鉄筋の高級マンション風アパートになっていました。 で、ここから水道筋に上がって、少し東にぶらぶらして、立て筋の畑原通をどんどん北に登って赤坂通りまで歩きます。当時はすぐそこだったのですが結構な距離です。「すぐやと思ってたのに遠いなあ。」「風呂屋もなくなったなあ。」「高田屋も、本日臨時休業らしいで。」「あれ、あかんやん。高田屋があいてるから今日にしたのに。」「F川のとこ、その辺やんな。」「うん、そこの教会の前や。ないな。」「しゃあないな、阪急の王子公園に行こか。そろそろS川来るで。」 というわけで、西に進路を取りなおして、摩耶小学校あたりです。学校の横の桜の並木が満開です。写真が下手なので白黒写真見たいですね(笑)。 二人の住処のあとは、写真を撮り忘れました(笑)。 駅ではS川君が待っていました。彼は先に来た二人と違って、見かけも中身(?)も常識家です。何せ、出身校が、神戸高校ですし。「待ったか?」「いや。今着いたとこ。」「高田屋、休みやねん。空いてたら直行かなって考えててんけど、歩くか?」「うん、それの方がええやろ。歩くつもり出来たし。」「ここ、公園の桜見ながら上に行ったら、神戸高校やで。知ってるやろ。」「そうやな、こんなとこ歩くの40年ぶりかもな。」「ボク、ここ、明日も来んねん。」「なにしに?」「ほら、ケンちゃんの話、ラインでしたやろ。一緒にずーっと本読み会してる。」「ケンちゃんいうたら、あいつの彼女も知ってるやんな。」「絵え描いてる娘やろ。」「シマクマ、ずっと付き合いあんねやって知らんかったわ。」「いや、お嫁さんは知らんで。」「アンナ、あの頃やってた雑誌の表紙描いてもろたときにおうてん。」「ライン見て、探してみたら写真あったで。」「彼女の?」「いや、ケンちゃんの。」 というわけで、王子公園の東の端を流れる青谷川(?)の川端を、三人はうだうだ、とろとろ北上しています。 お天気が少し曇り加減なのですが、川の向こうには花見の宴を開いている方たちもいるようです。「F川はさあ、毎日歩いてんの?」「そうやなあ、1万歩かな?」「1万歩って、アホちゃうか。膝とか痛うなれへんの?」「うん、アンナ、3月初めに四国行くいうてたやろ。あれ、お遍路やねん。一日6万歩やで。」「なんで、何の信心もないお前がお遍路やねん。弘法大師に悪いやろ。」「悪いことあれへんやん。歩くためやん。」「ぼくな、山歩き再開しようと思ってん、まあ、ヒマになったしな。」「百名山とかええんちゃう?」「あかん、あかん、ためしに六甲山にのぼって、ギブアップやったわ。」「なんで?」「膝があかんねん。」「ぼく、坂道あかん。息きれる。タバコやな。まあ、行くなら百低山やな。」 マア、何とか、神戸高校前のバス停にはたどり着きましたが、さて、どうしましょうね。続きは次回ですね。じゃあ、バイバイ。ボタン押してね!
2023.03.28
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徘徊日記 2023年3月7日(火)「梅、など咲いていませんか? その2」 脇浜神社あたり 109シネマズ・ハットという映画館でスピルバーグの最新作とかを観て、まあ、それなりに堪能して外に出てみると、まだ日が高かかったんです。「梅、など咲いていませんかね?」 なんとなく、そんなふうに思えるお天気だったんですね(笑) で、映画館のすぐ北側にある脇浜神社を覗きました。 こちらが本殿ですというはずの写真を撮り忘れて、代わりに撮ったのが、上の「石」の写真です。境内で見つけたハートの石です。自由にさわってください。大切にしましょう。 すごいでしょ(笑)。で、境内を南から撮ったこの写真をご覧ください。たぶん楠の木だと思いますが、こちらもハートのようですね(笑)。 気持ちは「梅の花」だったのですが、境内に入ると狛犬さんです。こちらが「阿」さんです。こちらが「吽」さん。なんか、怒っている幼稚園児みたいでかわいいですね(笑)。 こちらが戎さんのお社です。 で、お手水場に鯉だか竜だかも踊っています。 で、ありました!ありました! まあ、ホントは神社に入ってすぐに見つかったんですが、「梅」より、「ハート」にしてやられましたね。 マア、それにしても不思議な発想です。境内の石ころを探し出しそうな気分になる自分にも呆れますが、「ハート」とお社にお祀りしてある神さん方とはどういう繋がりなのでしょうね。 もっとも、そういうたわごとは本殿の写真をちゃんと撮ってから言うべきですね(笑)。何はともあれ、梅があってよかったですね。 さて、今日はもう少しうろうろしますよ。じゃあね。ボタン押してね!
2023.03.09
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「今日のイチョウは???」徘徊日記2022年11月27日(日) 灘区都賀川あたり 11月27日の日曜日のお昼過ぎ、シマクマ君は西灘の都賀川沿い、篠原公園あたりを歩いていたのでした。 この日は、王子公園の中にある登山研修所という神戸市の山登りの人のための施設の一室で、もう、40年ほども続いている「現代文学研究会」という、なんだか名前ばかりが物々しい本読み会があるのです。 目的地が王子公園なわけですから、神戸市の西の端からやってくるなら、三宮あたりで阪急に乗り換えるとか、JRなら灘駅か摩耶駅で降りて歩けば近いのですが、なぜか六甲道駅まで乗ってしまって、こんなところを歩いています。 マア、少し時間が早かったので、わざと乗り過ごしたのですが、ウロウロしていると今日のイチョウと出会いました。 青い空、紅葉、黄葉、川の音。 なんか、調子に乗ってしまいそうですねえ。 いいなあ。下手にさわられないまま、放っておかれている風情が、何ともいいですねえ。 明るい日射しの中の黄色いじゅうたん。 フフフ、歩いたろ!銀杏散る 兄が駆ければ 妹も 安住敦 そんな光景が、わが家にもありましたねえ。ボタン押してね!
2022.12.01
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「船寺神社秋祭り」 徘徊日記 2022年11月6日(日)西灘・大石あたり 11月の5日(土)、6日(日)の二日間は灘区の船寺神社というところの秋祭りでした。ヤサイクン家のゆかいな仲間の三人のチビラ姫たちが、獅子舞団の行列に参加する行事です。 11月の6日の日曜日は、朝、阪神大石の駅の南にある船寺神社を出発し、都賀川沿いを北上し、子供神楽から大人のお神楽まで、行列して西灘の水道筋を練り歩くのが毎年の恒例行事のようです。4年前の2018年の11月4日に見に来たことがあって、その日の徘徊日記に報告しています。 今年はチッチキ夫人と二人連れでやってきました。午後6時ごろの宮入りに合わせて船寺神社に来てみると、本殿前に法被姿の子供たちが集合して踊っていて、久しぶりの人盛りです。屋台のお店もたくさん出ていて大盛況です。 子供たちは、今日に備えてしっかり練習したらしくて、ねじり鉢巻きの法被姿、足元は地下足袋です。そんな、おちびさんたちが、ポンポンを振りかざして、中には小さな子供もいるようなのですが、笛と太鼓に合わせて、なかなか、息があった踊りで、素晴らしい舞姿でした。拍手!拍手!です。 もちろんこの中に、チビラ姫たちが3人ともいるわけで、見物のジジ、ババコンビは大喜びでした。 獅子たちの、舞が始まりました。獅子を誘うポンポンを持って踊っているは、なんと、チビラ姫の最年長、コユキ姫ではありませんか。すごいですねえ、いつの間にか大きくなりましたねえ(笑) 舞を踊る、演者たちの年齢が少し上がりました。二十代の若者組のようです。動きも激しくなって、なかなか、壮観です。 いよいよ、大人というか、正式の舞のようです。演者の年齢がまた少し上がったようです。宮入のクライマックスの演技らしいですね。 獅子たちが地べたを這いまわって、何か探している風情ですが、この姿勢で三匹の獅子たちがにらみ合っているようです。で、ここからダイナミックに展開しました。 獅子の頭の使い手が一気に後ろの演者の肩に乗って伸びあがり、獅子頭を高く振りかざす見せ場です。いや、これはスゴイですね。 「おーっ!」 境内に歓声が上がって、拍手!です。奉納舞のクライマックスですね。 ここから、最後の宮入、獅子たちが本殿に帰っていきます。秋祭りも終わりのようです。見物のジジババコンビは、思わぬ見ものに納得です。 神戸の町中に、こんな年中行事が残っているのがうれしいですね。来年も、寄せていただこうと思いながら二人で帰路につきました。ボタン押してね!
2022.11.24
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「都賀川から摩耶山!」徘徊日記 2022年8月10日(水) 西灘あたり 三宮のシネ・リーブルでジョニー・デップを見て、映画館の前で何となくバスに乗って、降りてみたら都賀川でした。ヒマなのですねえ(笑)。 上流に見えるは摩耶山で、見えている町並みは篠原北町あたりです。川をさかのぼれば神戸大学の農学部の裏の坂道あたりにたどり着きます。昔の通学路です。 この場所は新都賀川橋とかで、そこに見えているのが「なだけいさつ」です。で、道の向こうが灘区民センタ―だそうです。40年前に住んでいて、毎日うろついて町ですが、どの建物にも見覚えがありません。 だいたい、この立派な区民センターはなにをする場所なのでしょうね?ポカンと見上げながら、ふと東側を見ると知っている建物がありました。 金沢病院です。三宮にもあるような気がしますが、こっちの方が懐かしいですね。友達が、このすぐ南に住んでいました。 ここから東の六甲道の町並みは95年の震災で燃えたり壊れたりして、学生時代に見知った風景の影も形もありませんが、この病院は昔のままでした。 別に目的があって、今ここにいるわけではありませんが、懐かしいですね。ここから南にくだってJRの六甲道まで歩こうと思います。まあ、大した距離ではありません。じゃあ、またね。ボタン押してね!
2022.08.24
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「敏馬神社ってなんて読むの?」徘徊2022年3月5日灘区 岩屋あたり 今日は二人徘徊です。久しぶりにイカナゴを炊いたので、この近所に住んでいるヤサイクンの家におすそ分けしようとチッチキ夫人とやってきました。 JRの摩耶駅から、少し南に下って阪神電車沿いに歩きました。 夕日に向かって走る阪神電車です。 上り電車も通り過ぎて、踏切を渡るとヤサイクンのお家はすぐそこです。お土産を渡して、岩屋中町あたりをウロウロ歩いていると神社がありました。 石碑に「式内社 敏馬神社」と書いてあります。さて、なんと読むのでしょう。 石碑があったのは西側の脇道でした。そこから境内に入ってみると、あちらこちらに立て札があります。チッチキ夫人は、木製の立て札に引き寄せられていきますが、我関せずのシマクマ君は狛犬さんに引き寄せられていきます。 こちらが「阿」さんです。 で、こちらが「吽」さんです。なかなか渋いですね。本殿はこんな感じです。 戦災で焼失したらしくて、社殿は新しいのですが、ガラガラの鈴もちゃんとついています。小じんまりしていて好感が持てます(笑)と調子に乗っているとチッチキ夫人が声をかけてきました。 「あのね、みぬめっていうらしいわよ。ここに書いてある。」「そうなん、なんでみぬめとか読めるのかなあ?」「なんか、由緒正しいみたいよ。」 こちらがチッチキ夫人が読んでいた立て札です。読みでがありそうですが、シマクマ君は素通り。隣にもこんな立て札がたくさんありました。 これは藤原定家の歌のようですが、「見ぬ目」が「敏馬」と掛けられているのでしょうね。で、やっぱり、「敏馬」ってなに、なわけです。帰ってウキとか調べると出てました。「敏馬」=「美奴売・三犬女」=「弥都波能売神(ミヅハノメ)」というわけで、女性の水神さんの名前らしいのです。 で、この神社には、実際に三犬女(みぬめ)清水と呼ばれる井戸があって、それが有名なんだそうですが、震災で水が枯れたそうです。 もっとも、今回のうかつコンビはその井戸にも気づかないままで、本殿にお参りして帰ってきてしまったわけで、ホント、しようがないですね。 国道2号線のほうから見ると石段になっています。石段のわきに梅が咲いていました。 上から見るとこんな感じです。 で、帰ってきて調べてわかったことがもう一つあります。この神社の南には国道2号線だと思いますが、結構広い道路でがあります。で、ここは「花嫁通行禁止」らしいのです。なんかわけのわからないことをいってますが、この神社は、上でも言いましたが「水」に縁のある女神さんなわけで、「嫉妬」パワー=「縁切り」パワーがご利益なんだそうです。 今、ふと、思いました。あの時シマクマ君が、さっさと石段を下りて、梅の木などに気を取られている間、本殿でまじめに礼拝していたチッチキ夫人はなにを願っていたのでしょうね・・・(笑)。 それにしても、面白い縁起の神社ですね。また行って、今度は井戸を覗いて来ようと思いました。じゃあ、今回はこれで。ボタン押してね!
2022.03.16
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「ああ、この眺め!」徘徊 2022年3月8日 六甲ハイツあたり 篠原北町の護国神社から東に歩いてたどり着いたのがここでした。周りの建物は40年前にはなかったのですが、この2本の木には見覚えがあります。ここに来るのは40年ぶりというわけではではありませんが、地震の後に恩師の研究室の片づけに来て、その10年ほど後にオープンキャンパスの付き添いで来て以来です。 神社のすぐ東に川がながれています。都賀川です。 南向きの写真ですが、学生だったあの頃、西灘の水道筋あたりに住んでいたぼくはこの川沿いを毎日(?)歩いてこの辺りまで登ってきて右折しました。 上流はこんな感じですが、あのころはなにもありませんでした。で、右折してやって来るのがここです。 近所に私立の六甲中学があるはずですが、こっちの道は神戸大学の農学部に上る坂道です。この日は工事中らしくてあるけません。「まあ、ここまで来たから、あっちから登ってみようか。」で、もう少し東に向かって住宅地の路地を歩くとありました。 まあ、学生さんしか歩かない裏道ですが、六甲ハイツの文学部、農学部、理学部の学生さんだった人には懐かしい登り口です。 六甲ハイツと、まあ、マンションかなにかの呼び名みたいですが、敗戦直後、駐留アメリカ軍のキャンプがあった跡地の呼び名ですね。そこに旧制姫路高校と篠山の農大が神戸大学に統合されて移転してきて校舎が建てられたから、今でもそう呼ばれているのかどうか、ともかく、当時はそう呼ばれていました。 いつもなら、「これはしんどい!」と引き返す眺めですが、思わず歩き始めてしまいました。登り終えて振り返るとこんな感じです。 向こうは西の方向ですが、摩耶山のふもとに建っている神戸高校の校舎が見えるのが、記憶と重なって懐かしいですね。南を向くとこんな風景です。 まあ、この風景が見たくて登ってきました。いわゆる六甲の街並みです。 ちょっとピンボケです。神戸製鋼の工場の屋根の風景とか、今では工場が小さくなりましたが、初めて見た時には神戸に来たことを実感しました。まあ、ここで一服です。 で、まわり写真を撮り忘れましたが、新しくできた生協の食堂があって、駐輪場!(電動自転車恐るべし!)があって、ちょうど文学部の校舎の裏手、南側です。校舎の正面にまわってみます。 なんか、ちょっと変わりましたが、文学部です。 玄関先に梅の木がありました。 後ろに見える校舎の2階が40年前の20代のぼくの棲家でした。今でも住み続けている友人が一人居るはずですが、今日は襲うのはやめにしますが、そのうち、一度襲ってやろうとと思います。そろそろ退職のはずです。 で、玄関先の車回しのこの木です。 まあ、そんなはずはないのですが、40年前と同じです。向うには「文学部球場」と呼んでいた空き地がありました。スラッガーだった友人は、もう、この世の人ではありません。なんだか、しみじみしてしまいました。 さあ、帰りましょう。 もう一つの坂道を一気に下りてきました。帰り道はあっという間です。楠丘町の阪急電車の踏切です。ここから南に下ればJR六甲道はすぐそこです。 じゃあ、また。ボタン押してね!
2022.03.10
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「ああ、こっちが護国神社か。」徘徊 2022年3月8日(その1) 灘区あたり 三宮で映画を見て阪急六甲行、2番のバスに乗りました。先日は青谷橋あたりで降りたのですが、今日は神戸高校の下を過ぎて五毛天神で降りました。「たしか、もう一つ神社があったよな。」 先日五毛天神を徘徊したときの、そう思っていたのですが、西灘に下ってしまったので、今日はもう一つを探してウロウロしました。 バスを降りてしばらく東に歩くと中学校がありました。市立上野中学です。この北に上っていくともうひとつ市立長峰中学があるはずですが、ここから見ると遥か山の上で登っていく元気はありません。見上げても霞んでいて見えませんが(ウソです)、そっちのほうから川がながれてきています。 杣谷(そまたに)川です。この写真は霞んで見えないはずの上流を映していますが、このすぐ下流で、もう少し東の谷を下っている都賀川と合流するはずです。 交差点の看板に出てきました。今日の目的地(?)護国神社です。 おお、なかなか立派な石碑ですね。護国神社って兵庫県に二つしかないってご存知でしたか?明治になってから作られた神社で、まあ、いわば「大日本帝国」御用達の戦没者慰霊神社ですね。だから、ぼくがふらふら立ち寄っているあまたの神社のように「神話的神々」は、ここでは祀られていません。 こんなふうに、少年兵を顕彰した塔があったり、何々連隊の慰霊碑があったりします。そういえば海の向こうで戦争が始まりましたが、少年に限らず、普通に暮らしていた人が兵士として「国家」に殺されるのが戦争だとぼくは思いますが、死んでしまった人を美化することで、戦争を始めた国家の罪をうやむやにするのはやめた方がいいと思いますね。彼等が生きていれば、90歳をはるかに超える時が経っているのですが、その中に、戦争を美化する人がいるとは思えませんね。 あとに残された家族や友人が、ここにきてお参りする気持ちは理解できないわけではありませんが、自分の命として考えるなら、英霊とか報国の御霊とかではなくて、ただの人間として扱ってほしいですね。 狛犬さんも、なんだかちょっと違いますね。角度を変えてみますね。 他のところの「阿」とは違いますね。 こっちが「吽」ですが、まあ、どっちかというと劇画っぽいという気もしますが、あんまりなことをいうと叱られそうです。 こっちも、もう一枚。結構気に入ってますね、ぼく。 よくよく見れば、なんだか笑ってしまいますね。 で、この奥に本殿がありますが、前庭が運動場みたいで、だだっ広いです。 写真が傾いてしまいましたが、他意はありません。撮り手がへたくそなだけです。本殿にお参りするのを忘れてしまいましたが、こちらも他意はありません。帰ってきて、写真を見ながら本殿の祀られ方もちゃんと見ればよかったと思いましたが、後の祭りですね(笑)。 一本だけ梅の木がありました。六甲の山並みを背景に、なかなかな咲き加減でした。あと、境内にあるのは、予想通りサクラですね。もう、半月ほどしてくれば、境内も違った風景なのでしょうね。 「さてここからどうしようかな。」 もうちょっと東に歩いてみます。じゃあね。ボタン押してね!
2022.03.09
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「茅渟の海です!」徘徊2022年2月24日(その3)灘浜緑地あたり ハット神戸あたりからウロウロ歩いてきて都賀川の河口まで来ました。「灘浜緑地」という公園があったので公園の海際まで歩いて東を見ると、お隣の神戸製鋼の岸壁に大きま船が泊まっていました。荷物の積み下ろしかなとと思ったのですが、どうも違うようですね。修繕か何かしているのでしょうか。 正面を見ると、大阪湾、茅渟の海です。左の陸地は六甲アイランドですが、海の向こうの山は生駒とか金剛とか、大阪の背後の山でしょうか。 実は、ここから、ちょっと右上を見上げるとこうなってます。 阪神高速のハーバー・ハイウェイの橋脚です。この緑地は橋の下なのです。好き嫌いはあるでしょうが、ある意味、絶景でした。 もうちょっとカメラを振ると目の前が都賀川で、向こうは六甲山の山並みです。今日は天気が良くて気持ちがいいです。 これが都賀川の河口です。右手の頂が摩耶山でしょうかね。こっちから見るのは初めてです。 緑地ですから木も植わっています。 桜のつぼみが、ハーバー・ハイウェイの橋の下で膨らんでいます。一週間もすれば咲き始めそうです。サクラの若木が結構植わっていて、花が咲き始めると面白そうです。残念ながら菜の花はありません。 お隣は神戸製鋼の敷地です。溶鉱炉ではなくて発電所の煙突だと思います。さて、そろそろ帰るとしましょうか。せっかくここまで来たので寄るところを思いつきました。 都賀川沿いを北上します。前に見える高架は阪神高速です。その下を国道43号線が走っています。国道2号線は阪神より北にあるはずです。 北に歩いていると西国街道の石碑です。三宮から春日野道の吾妻通あたりも旧西国街道で、ここにつながっているようです。 国道43号線の地下道です。 お地蔵さんですかね。祀っていらっしゃる方が、ちょっと怒っていらっしゃるのが笑えましたが、なかなか、ものものしいというか、厳重です。笑ったりしたら駄目ですね。 阪神の大石駅です。ここから阪神電車に乗ればいいようなものですが、もう少し歩きます。北に歩いて、少し東に行けばJR六甲道で、今日の終点はそこにしますが、途中で寄りたいところがあります。 「へへへ。」 到着です。まあ、せっかくここまで来たのだから、お土産はやっぱり「ナダシン」本店の牡丹餅です。けっこう歩きましたが、達成感もあります。これでチッチキ夫人にいばれるというものです。 で、入店すると、な、なんと、安倍川とか売り切れてしまっていて、かろうじてあんころ餅セットをゲットしました。やっぱり、人気あるんですね。まあ、三宮でも買えるのですが(笑)。 というわけで、「アンチャーテッド」な徘徊でしたが、JR六甲道から無事帰宅しました。 ええっと、徘徊2022年2月24日(その1)(その2)はこちらからどうぞ。じゃあまたね。ボタン押してね!
2022.03.04
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「こんなところに緑地が!」徘徊日記 2022年2月24日(その2) 灘の浜あたり 109シネマズハットで映画を見終えて、まっすぐ帰るのには少し早い時間でした。 「今日は、もう少し東まで歩いてみよう。」 先日、県立美術館の南の海沿いを歩いてJR摩耶駅から電車に乗りましたが、摩耶埠頭から東のあたりが気になっていました。 109の映画館があるブルメールの南の道をまっすぐ東に歩くと灘の浜小学校です。ゆかいな仲間のチビラ君が二人通っているはずの学校です。新しくて立派です。 もう少し歩くと右手が摩耶港です。今日は釣り船(?)がたくさん泊まっていました。 歩道沿いの街路樹が冬枯れています。でも青空とマッチしていい気分です。プラタナスでしょうか、イガイガの実がぶら下がっています。こういうのを見ると、ちょっともらって帰りたいと思うのですが、手が届きません。 北側には阪神高速が走っていて、その向こうが六甲の山並みです。この辺りは、海側にも湾岸線が走っていますが、写真は撮り忘れました(笑)。先日はここから北に歩いてJRの摩耶駅にたどりついたのですが、今日はもう少し東に歩きます。 川に到着しました。都賀川です。神戸大学のある六甲台の西側を下って、西灘の篠原公園あたりで杣谷川と合流して南に流れている川です。今日はここまで来てみたかったのです。 河口を見るとこんな風景でした。 なんというか、絶景ですね。阪神高速の湾岸線の橋脚です。その下は緑地公園で「灘浜緑地」というそうです。暮らしていらっしゃる方には失礼な言い草ですが、思わず声に出して叫び(まあ、ちょっと誇張してますが)そうでした。「こんなところに緑地公園があるんだ!」公園の入り口には石碑があって与謝蕪村の句が彫ってありました。菜の花や月は東に日は西に 蕪村 ウーン、名句ですが、ここからは永遠に菜の花畑は見えないでしょうね(笑)。「ちぬの海月は東に日は西に」という感じですが、これでは、元の句の風情は台無しですね(笑) ちょっと公園を散策しますが、ここからはその3につづきます。徘徊2022年2月24日(その1)はこちらです。じゃあ。ボタン押してね!
2022.03.04
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「おい、こっち向けよ!」 徘徊日記 2022年2月24日(その1) 灘駅あたり JR灘駅から歩きだして109シネマズハットを目指していました。ちょっと急いでいたので途中の脇浜公園をショートカットしようと進入したところやたら時間がかかってしまいました。 まずはこのノラ君です。おばさま方が頭をなでたりチヤホヤなさっていたので、ちょっとお写真をと近づいたとたんにプイッ!「オイ!こっち向けよ!」 あとを追いかけて「正面からのポートレートを一枚!」という気持ちなのですが、向こうも取り合うつもりがないらしく、こっちも、ちょっと取り合っているわけにはいきません。ザンネン! そのうえ、この公園、こじんまりしている割に梅の木がいっぱいで、もう一度、そのうえ、そろそろ見頃なのでした。 公園にはいい香りが漂っていて、梅は香りとセットということを実感します。 大慌てで、パチパチやって通り過ぎましたが、くだんのノラ君といい、もう少し取り合っていたかったのですが。 駆けつけてみた映画はこれです。 「アンチャーテッド」という人気ゲームの映画化だそうで、やたら空を飛んで、大慌ての映画でした。 で、映画を見終えてですが、この日は、ハット神戸から都賀川の河口あたりまでウロウロするつもりです。 というわけで、徘徊2022年2月24日(その2)に続きます。じゃあね。ボタン押してね!
2022.03.03
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「小さなお社です!」 徘徊2022年2月11日 西灘、船寺あたり 灘浜の摩耶港あたりから、「JRの摩耶駅はあっちかな」と、北向きに歩いていると読めない交差点がありました。 「味泥」なんて、初めての地名でした。下の道は国道2号線だと思いますが、ここを越えて北に向かいます。 写真では読めませんが、小学校の門柱です。「神戸市立 西灘小学校」と書いてあります。グランドに面した通用門のようです。校舎に沿って北にまわるとこの写真の正門がありました。 掲示板もありました。小学校の掲示板ですが、まあ、当たり前なのですが、まじめなことばかり書いてありました。 小学校の前で、ウロウロして、中を覗きこんだり、写真などを撮ったりしている不審な老人で、ちょっと掴まりそうな行動ですが、実はこの小学校に見覚えがあります。ここはゆかいな仲間のチビラ1号、コユキ姫が通っている学校です。彼女が1年生のときだったかの運動会だったか、文化発表会だったのときに来たような、前を通りかかって教えてもらったような、まあ、あやふやな記憶です。 「おお、コユキ姫の学校や!」 なんだかうれしくて怪しい行動をしましたが、ここから北に歩けばJRの摩耶駅のはずです。 駅にたどり着く前に小じんまりしたお社があって、コユキ姫くらいの少女たちが遊んでいました。 神社の石柱には猿田彦神社と刻んでありました。 好みのタイプの狛犬さんも座っておられました。こちらは「吽」のほうですね。 こちらが「阿」さんですが、笑えますね。こういう何気ない小さなお社の狛犬たちのほうが表情がおもしろいのは何故なんでしょうね。 で、摩耶駅に到着です。 あんまり、そういうことはしないのですが、摩耶駅の改札前のコンビニで豚まんを買って食べました。ほかの乗客の方、まあ、ほとんどいませんでしたが、から見ると、プラットホームで豚まんを食べている老人も、少し危ないかもしれませんが、そこそこ歩いて、チョットおなかがすいていたのでしようがありませんね(笑)。 灘駅からスタートして、109シネマズハットで映画を見て、灘浜を歩いて摩耶駅到着の徘徊でした。初めてのコースで、なかなか楽しかったですね。じゃあ、また。ボタン押してね!
2022.02.19
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「灘浜です!」 徘徊日記 2022年2月11日 ハット神戸あたり 109シネマズハットという映画館で「大怪獣のあとしまつ」という、何とも言えないむなしい映画を見て外に出るとまだ日が高いじゃあありませんか。 いつもなら西に向かって歩くのですが、そのまま南に歩くと神戸市だかの防災センターがあって、海沿いの公園です。 遊歩道を東に歩きました。左手には県立美術館とかもあるのですが、今日は興味をひかれなかったと見えて写真がありません。 もっぱら海を見て歩いていました。まあ、あたたかかったということもあって。アホ映画のことは忘れて、楽しい徘徊です。 ダルマ船というのでしょうか、今はコンテナ船とかが多いのでどんな仕事を担っているのかよく分かりませんが、荷物を沖合の本船まで、あるいは本船から運ぶ船でしょうね、たくさん停泊しています。タダの妄想ですが、あの中で暮らすということを想像してどきどきしてしまいます。なぜか、そんなことを思い浮かべてしまうのですね。 できれば、もうちょっとかっこいい船はいないものかと探しているとありました。漁船でしょうねこの辺りは摩耶埠頭というか、漁港になっているようです。北から考えれば青谷川、西郷川の河口のあたりでしょうね。 北を見ると摩耶山ですね。 もう少し東を見るとこんな感じです。 右の上のあたりが六甲台だと思います。神戸大学があるあたりですね。考えてみれば、まあ、昔の話ですが、あの山のほうから毎日見ていたあたりがここらあたりなのですが、こちららかあちらを見るのは初めてですね。 だいたい阪神電車より南まで下ってくること自体が初体験のようなものです。知ってそうで、知らないところがまだまだたくさんありますね(笑)。 摩耶港といえばいいのでしょうか、とりあえず、港の北側までやってきました。もう少し東に向かって歩こうかなと思っていますが、灘浜の遊歩道はこれで終了です。じゃあ、またね。ボタン押してね!
2022.02.16
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「おっ、こんなところにお社が!」 徘徊2022年2月11日 ハット神戸・脇浜神社あたり ハット神戸の109シネマズハットに行く途中です。映画館はJR灘駅から南西に下って2号線を渡って、西に歩くとすぐにありますが、阪神高速の下を横切るあたりで、右手、山手のほうに鳥居が見えました。 この辺りは、もともと神戸製鋼とかの工場の跡地で、すぐそこに神戸本社のビルがあります。もともと、民家はあまりないところだと思いますが、神社がありました。脇浜神社というらしいです。 鳥居をくぐると狛犬くんです。こちらは「阿」君ですが、なかなか好みのタイプです。吠えていらっしゃる感じが好きです。 こちらが「吽」くん。口元の髭の感じがいいと思いませんか。 お隣には屋根のついた手水場もあって、鯉が跳ねているところです。幻の滝に向かって躍り上がって、これから龍になるところですね。まあ、どっちかというとノンビリ風呂に浸かっているともいえないことはなさそうですが、ほんとうは水を吐くんでしょうね。残念ながら、今日は時間が止まっています(笑)。 こっちが本殿です。こじんまりしたいいお社ですね。 少し離れて撮りました。風のせいでしょうか、剪定の仕方のせいでしょうか、楠木の全景の傾きがいいと思いませんか。案外、西からの風が強いのかもしれませんね。 向こうに、見えるのは六甲連山の摩耶山あたりですが、青空が気持ちがいいですね。今日は映画を見たあと、少し東に向かって歩こうかなと思っています。また、報告しますね。その時はよろしく。ボタン押してね!
2022.02.15
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「国魂神社」あたり 徘徊日記 2022年2月2日 三宮から、ちょっと市バスで 2022年の2月2日のことなのですが、昼になる前から三宮で映画を見ました。で、終わったのがお昼過ぎで、映画館を出たのですが、大丸の交差点あたりは結構な人出で、いつもなら元町商店街のほうに歩くのですが、ちょっとためらって、目の前に来た三宮神社始発の市バスに乗ってしまいました。2系統ですから、青谷を経由して阪急六甲行です。 始発なので、乗ったときは当然すいていましたが、阪急の三宮あたりから込み始めて「うーん、早くおりたいなあ」の気分です。 新神戸から熊内通りの北の方に行くのは久しぶりで、ちょっと嬉しいのですが、「青谷」というバス停が表示されたのを見て降りました。もちろん目的はありません、ここからJR六甲道までバス通り沿いに歩いてみようかなと思いついただけです。 写真は山のほうを写していますが、松蔭女子中学校、高校の裏手です。昨日は鷹取駅の南の神戸野田高校の前を通りましたが、今日は松蔭です。ここを南に下れば海星女子高もあるはずです。 しようがないので東に向かって歩き始めました。まあ、お天気もそこそこで徘徊日和です。青谷橋、神戸高校前と通り過ぎて、大きな石碑と鳥居がありました。 國魂神社です。五毛天神ともいうと思います。なんだか猛烈に懐かしさがこみ上げてきました。この奥に、大学の寮があって友だちが住んでいました。もう40年も昔のことです。この参道の左手の道を登れば山のふもとにありました。思い出が湧き出してきます。ああ、今もあります。 というわけで、とりあえずふもとの神社にお参りです。 手水場になんかいます。水の飲んでいるのでしょうか。 獅子ですかね?呑んでるんじゃなくて吐いているようですね。竜吐水は火消しの道具だったと思いますが、獅子吐水ですね。 馬もいます。手前の白いのは白梅です。梅を撮ったつもりですが、なんだかよく分かりません。上から撮るとこんな感じです。 逆光なので黒くなってしまいましたが、なかなかりりしい。対の一頭はこんな感じです。 こっちの梅はまだ咲いていません。こっちが紅梅だとおめでたいですね。 ようやく狛犬です。阿吽の阿のほうですが、なんだかおおっぴらというか、ベロも出している様子で、とても「あ」とはいえてない気がしますね。でも、こういうの好きです。 こっちが吽ですが、「ムッ!」か「イー!」の感じです(笑)。 本殿です。ちゃんと大鈴があります。ガラガラしてお参りしました。で、左を見るとなんか寝てました。 牛さんです。傾いているのは獲り手の心のせいで、牛さんに罪はありません。とり忘れましたがこの右手にお稲荷さんもあって、狐さんもいました。素人写真は撮っているときに思いつかないからしようがないですね。 参りをして本殿の右手を見るともう一つ鳥居がありました。 石づくりのミニチュアの鳥居ですが、遙拝所と石碑があります。榊が植わってるのですかね。どこを遙拝するんでしょうかね。 神社の境内から南を見ると、西灘の水道筋の商店街までまっすぐ下っています。石段に座りこんでボンヤリしてしまいました。40数年前の風景とダブってしまいます。そのころ、ここのまっすぐ南、水道筋の向こうの6畳のアパートに住んでいました。寮から来る友だちや先輩はこの坂道を下って部屋にやってきて、毎晩のように水道筋の小さな居酒屋に繰り出していました。 考えてみれば、未練たらしく神戸に住み続けているのはぼく一人です。やっぱり、今日はこの坂を下ることにします。じゃあ、また。ボタン押してね!
2022.02.05
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「ピンボケて墨絵になりました。」徘徊日記2022年1月23日 王子公園あたり。 今日は2022年の1月23日です。コロナ騒動が始まって3年目に入ったわけで、またまた、すごい数字がニュースになっています。出歩くのが不安になる日が再び、いや、三度はじまりましたが、シマクマ君は人込みを避けて、灘区の王子公園にやってきました。改修とかで物議をかもしているらしい動物園が目的ではありません。 あいにくの雨で、いや、人出を考えれば、好都合な雨空で、六甲山も煙っています。王子動物園の真裏の山です。風情がなかなかなので、「ちょっとアップで」とか思って撮った写真はピンボケでした。 まあ、これはこれで、深山幽谷という雰囲気なので貼りました。ついでにもう一枚ピンボケですが、ここに来たのですから、昔動くとか動かないとかで都市伝説だった海星のマリアさんを撮りました。 こうやって貼ってみると、本当にピンボケなので参りますが、足元の鳩もピンボケです。 ここは、王子動物園の東側の公園です。フットボールの競技場の東の通路です。 向こうに観覧車とか動いているのが見えますが、人影はありません。そりゃあそうですね、寒中の雨の日曜日です。寒さがじわじわ身に染みるなかですからねえ。 雨のなかを傘をさして徘徊しているシマクマ君も、まあ、相当なもの好きですが、一応目的地はあります。 で、目的地はどこなのというわけですが、ここですね。 神戸市の「登山研修所」という施設です。こうして写真を見ると、なんか、謎の洋館という風情ですが二月に一度の集まりがここであります。市の施設で、一時利用を注視していましたが、今回はまだ開いているのでやってきました。まあ、いわゆる読書会とかなのですが、大阪とか奈良とか京都から来る人もいらっしゃるわけで、この時世ですから当然、不参加ですね。 シマクマ君は、まあ、とりあえず知っている人とおしゃべりをしたくてやってきました。まあ、近所といえば近所なのでね。 それにしても底冷えのする一日でした。風邪をひかないことが至上命題ですが、皆様もくれぐれもご自愛ください。ボタン押してね!
2022.01.24
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徘徊日記 2021年5月14日「六甲道駅から摩耶駅まで 道端のバラ」 六甲の「徳井神社」から西に少し歩くと、JRの六甲道ですが、神戸市の西の端に住むようになってなかなかやってくることができない地域です。 南北のバス道を南に見た風景ですが、学生時代に何度か、いや、何度もお邪魔した「ふくべ」という居酒屋さんの看板が懐かしいのですが、こんな今風のバナーは、もちろん記憶にありませんし、風景そのものが初めてやってきたような感じです。 横断歩道を西にわたって、北を見るとこんな感じでした。すぐそこにみえるのがJR六甲道の高架です。いやホント、「ここはどこや?」という感じですが、向こうの山並みが六甲山です。マア、しかし、左のビルの裏がJR六甲道駅ですね。 せっかくなので近所に住んでいるお友達に連絡してみると、お出会い出来ました。以前このブログでも案内した「六甲のふもと 百年の詩人」という八木重吉のアンソロジーを手作りしたママさんですが、二冊目の「赤ちゃんと百年の詩人」を作ったというので、本当は思い付きの徘徊のついでですが、結果的には、この冊子をいただきに垂水の方から、わざわざ!やってきたということになったのでした。(笑) これが、その二冊ですが、その日のことは、もう、このブログで書いていますので、そちらをのぞいてみてください。(「六甲のふもと百年の詩人」・「赤ちゃんと百年の詩人」) で、そこから、JR沿いを西に向かって歩いていると、線路わきの歩道で見つけたのが、最初の写真のバラの花でした。 これですね。実は、同じ花の写真ではありません。普通の歩道の街路樹なのですが、二本の立木に、バラの蔓が巻き付いていて、美しく咲いていました。なんというか、「これでいいのだ!」という風情も楽しい道でしたね。 バスを降りてすぐにもありましたが、このあたりの道端にも、この花(マツヨイグサ?)が目に付く徘徊でした。もう、夏ですね。 到着したのが、初見参のJR摩耶駅でした。 ここから、電車で帰ります。それではバイバイ。追記2021・06・10 今回紹介した二冊のアンソロジーですが、その後、育休中のヤング・ママの「労作」ということでしょうか。どこから聞こえてそうなったのか、新聞にも取り上げられ大騒ぎ(?)になったのですが、「子どもの愛らしさ詠んだ八木重吉 神戸の女性が育休中に作品集制作」という題で新聞に取り上げられたりしました。興味のある方はリンクを貼りましたのでどうぞ。
2021.06.10
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徘徊日記 2021年6月6日 「ちょっと裏山へ 摩耶山のふもとあたり」 今日はちょっと恥ずかしい徘徊だよりです。ご覧のように神戸市の東灘あたりから大阪湾を遠望していますが、本当は摩耶山の天上寺跡あたりまで登っての写真をもくろんでいたのですが、神戸高校の裏山あたりで、あえなくダウン、「無理して歩けんようになったら困るやろ。」と、同行のヤサイクンに諭されて、下山(そんな大げさな!)となった顛末です。 いつもマンガ便を届けてくれる、ゆかいな仲間のヤサイクンは、このところ、お休みお日には「裏山散歩」と称して、摩耶山や六甲山に歩いて登っています。チビラ君たちが同行する日もあるようです。 歩き終わるとロードマップと写真がラインとかで送られてきます。それを見て、うらやましくって仕方がなかったシマクマ君が、今日は同行したというわけです。 集合は「JR摩耶駅前」でした。約束の時間に待っていると、6年生の「コユちゃん姫」と1年生の「クルチャン姫」もやってきました。 で、ここから摩耶山ケーブルを目指して、まっすぐ北へ進みます。摩耶山のケーブル乗り場まで「坂バス」という小型シティ・バスも走っていますが、もちろん歩きです。街中の道ですが、結構な登りです。 JRから、水道筋、阪急の踏切を超えて歩きましたが、ちょっと興奮していたというか、緊張していたシマクマ君は、ここから写真を撮るのをうっかりしてしまっていて、ケーブルの駅の横を通って、最初の展望台まで写真がありません。 で、まあ、ここまでは到着しました。「えっ、ここで帰るの?」ってクルチャン姫に言われて、ションボリでしたが、帰りは、道を変えたこともあって、少し写真を撮りました。 6月の六甲山は紫陽花ですね。 植樹もしているのでしょうかね、川沿いにかぎらず、あちらこちらに咲いていました。 花はちょっとづつ色合いが違います。あっ、こんなせせらぎもありました。 神戸高校まで下りてくるとこんな祠がありました。お地蔵さんですかね。 ここから歩いて南へ下ります。少し西へ行けばJR灘駅です。 チビラ君たちとはここでお別れ。また、連れてってね。道中、6年生のコユちゃん姫が角々で、じっと、ジージ、シマクマ君を待ってくれていたのが、心に残りました。 灘駅から三宮まで歩いて高速バスで帰宅しました。灘駅から歩き始めたところで見つけました。色合いに目を瞠りました。 鮮やかなものですね。山中の色合いとは違います。マア、それにしても。もう少し「登り」に強くなりたいと、つくづく思った日でした。
2021.06.08
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徘徊日記 2021年5月14日「六甲道あたり 徳井神社」 三宮から92番のバスに乗って終点石屋川車庫前までやってきました。もう少し東に歩けば石屋川公園ですが、今日はここから西向き、少し南に下ると徳井神社がありました。 神戸の神社の境内に必ずあるのがクスノキですが、ここにもありましたね。境内のいろんなものが「あたらしい」のですが、石灯籠と楠木だけは年代物という感じです。このあたりは震災の時にJRや阪神の駅や高架が倒れたところです。何となく、そういうことを思い出しました。 「箒(ほうき)の宮」とか呼ばれているそうで、ここでいただいた「箒」でおなかを掃くと、陣痛が和らぐそうです。 こういう感じで、安産の神さんのようですが、「箒」というのは珍しいですね。まあ、駐車場として稼いでいらっしゃるのが実情のようで、神さんの世界も大変です。 座っていらっしゃる「お犬」の親子も狛犬も新しいのですが、神社にやってきたら、やっぱり狛犬さんですね。「阿」さんですね。しめ縄が飾ってあるのが、これまた珍しいですが、何か由緒があるのでしょうか。そのうえ、このしめ縄はなかなか立派で、こうして写真を見ていると、ちょっと触ってみたくなりますね。ちょっと金色っぽかったのですが、触り忘れました。 「吽」さんです。なかなか愛嬌があっていいですね。きちんと見比べたわけではないのですが、お宮さんごとに、狛犬さんが、それぞれ個性があるようなのですが、石屋さんは、それぞれ違うように彫っておられるのでしょうかね。 そういえば、社殿に向かって右側が「阿」さんで、左側が「吽」さんというのも、決まっていることのでしょうか。 考え出すと面白いですが、今日はここから西向きに歩きます。六甲道の駅はすぐそこですが、もう少し歩いてみますね。じゃあつづきは道端のバラの花です。
2021.06.03
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徘徊日記 2021年5月14日「六甲あたり 石屋川車庫前」 三宮の映画館で映画を見終えて。神戸大丸あたりを歩いていると、始発のバスが動きはじめようとしている様子なので、思わず乗りました。「あっ90番台のバスや。」 そう思うと、体が反応してしまって飛び乗りました。92番系統、石屋川車庫行です。 その昔、市電が走っていたころ、石屋川に市電の車庫があったから「車庫前」というのだということを、もう市電がなくなっていた学生時代に聞いたことがあります。 その頃、90番台のバスで山手幹線を石屋川から板宿まで乗ることができました。板宿まで乗って、帰ってきて、往復200円でした。学食で「きつねうどん」が100円前後だった時代です。 マア、そういう懐かしさが、ふとこみあげて飛び乗ったわけで、見た映画が「ファーザー」だったことと、ちょっと関係があったかもしれませんね。何となく、昔に帰りたかったような気がします。 バスは新神戸駅前から雲中小学校前、熊内、上筒井、動物園前を通って阪急の西灘駅前、まあ、今は王子公園駅という名前に変わっていますが。それから水道筋、昔の金沢病院の前から、神前町、日尾町と通過して六甲口です。 神戸の暮らしを水道筋、岸地通りの下宿で始めたのが45年前です。20歳でした。車窓の町並みを見ながら浮かんでくるのは昔の風景で、今はもうないのですが、友だちが住んでいたあたりに目を凝らしてしまいます。 石屋川車庫前に着きました。上の写真は中央分離帯に咲いていた黄色い花が懐かしくて撮ったものです。コスモスみたいですが、たぶん「オオキンケイギク」とかいう外来種、アメリカ原産だったと思いますが「困ったやつ」らしいです。 大きい声では言えませんが、ぼくはこの花が好きです。1995年の震災の年の今頃、まだ焼け野原だった街かどの道路わきに、たくさん咲いていて、今でもそのシーンがときどき浮かんでくる、ぼくにとっては「思い出の花」なのです。 同じところにこんな花も咲いていました。 マツヨイグサでしょうか。もう盛りは過ぎているようですが、気になるムードの花ですね。 ここは「弓木町(ユミノキチョウ」なのですが、さて、ここからどうしましょうか。少し歩きたいと思っています。まずは「徳井神社」にでも行ってみましょう。
2021.06.02
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徘徊 2021年3月28日「2021年 神戸 街の桜」 王子公園あたり 2021年3月最後の日曜日は、あいにくの雨模様でしたが、シマクマ君は王子公園にやって来ました。ここの登山研修所で「本を読む会」の集まりがあったせいですが、ついでに雨のお花見でした。 こんな感じですが、アメリカン・フットボールの競技場の東側の通りです。阪急西灘、いや違う、王子公園の東口から歩いてすぐです。 原田児童館から北に少し歩くと、こんな風景が見えてきます。 向かって右側の桜と左側の桜が違う種類だということはすぐにおわかりだと思いますが、この公園の、この辺りは「緑の桜」の名所です。 この通りの、すぐ東に西郷川という小さな川が流れていますが、川端の桜が「御衣黄」というのでしょうか、「緑の桜」です。 まあ、好き好きですが、ソメイヨシノのようなピンクの花に比べると、ちょっと違う迫力があります。 話が飛びますが、京都の今出川あたりに「雨宝院」という「御衣黄」桜の大木で有名なお寺がありますが、あそこの桜は八重でしたが、ここの桜は八重ではありません。名前が違うのかもしれませんね。 こんな感じですね。よくいえば「さわやか」、悪くいえば「寒々」としています。「雨宝院」の御衣黄は、満開の時に、一度だけ、見たことがありますが、すぐに幽霊が出てきそうでした。ここの花は、それほどでもありません。 もちろん王子公園のこの辺りにもピンクの桜はあります。 向うに見えるのが、岩登りの練習用の壁ですね。建物が登山研修所で、中に集会所があります。まあ、それが今日の目的地ですね。 今日読んできた本は宇佐美りんさんの「かか」(河出書房新社)と高見順の「いやな感じ」(共和国)ですが、その話はまた書きますね。そのときは、また覗いてください。
2021.04.02
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徘徊日記 2021年3月6日「六甲アイランドあたり」 六甲アイランドといえば、「株式会社神戸市」と、かつて揶揄された神戸市が産業・住宅・教育の新たな中心地として企画し、六甲山を切り崩してつくりだした人工島で、1970年代の末に完成した「ポートアイランド」に続いて、阪神大震災の直前に完成し、震災の影響で「夢の島」だったはずが、一転、空き地だらけの不思議な「廃墟」のようになっていたのですが、ヤッパリさびしい場所ですね。この日は天気も悪かったということもあるのですが、この辺りにはほとんど人影はありません。 写真は最南端のヤシの木のテラスのような場所で、できたばかりの時は、ハーバーランドからここへ水上バスの定期便があって、「港めぐり」が楽しめたのですが、今はもうありませんが発着場はありました。 おなじ場所からカメラを西に向けると大型のコンテナ船の荷下ろしをしていました。船の向こうに見える建物はポートアイランドですね。ポートピアホテルが小さく見えています。カメラを少し南に振るとこうなっています。 ポートアイランドのコンテナ基地ですね。今日は寒いのでもう帰りますね。ここから北に歩いてポートライナーの駅に向かいます。 海岸から駅までには、大学と小学校がありました。この建物は六甲ライナーの、南の終点、「マリンパーク」駅の前にある「六甲アイランド」高校です。高校の前は公園風で銅像や池があります。 なんだか、ものすごく足の長い銅像でした。まあ、胴も長いのですが。名前は「大きな浴女No.2」で、エミリオ・グレコという人の作品だそうです。 コッチは、普通の女性かな。「渚」という作品で、制作者は船越保武という人らしいです。 六甲アイランドは「彫刻のある街」なのだそうで、島中に40体の彫刻が設置されているようです。ちょっと興味を惹かれますが、またの機会ですね。「マリンパーク駅」から六甲ライナーですが、電車は撮り忘れました。ははは。 先頭から見える六甲山です。前に見える赤い橋を渡ります。赤い橋を渡ったあたり。正面が住吉山手だと思います。左手の山が六甲台だと思うのですが。 六甲ライナー住吉駅です。JRの住吉駅と一体ですが、この日は阪神の御影駅まで歩きました。 住吉神社です。カメラが曲がっているのであって、お社が傾いているのではありません。 阪神電車の御影駅のホームです。ついでですから阪神電車の普通車の新しい車両を載せておきますね。まあ、ぼくは古い方が好きですが。 この日はここから「姫路行直通特急」で帰りました。JRの料金より高いのですが、ちょっと乗りたくなってしまいました。それではサヨウナラ。ボタン押してね!
2021.03.12
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「西郷川のさくら?」 徘徊日記 2021年2月27日 灘区岩屋あたり 灘区の西郷川といってすぐにおわかりでしょうか? 阪神電車の岩屋駅と西灘駅の間を南北に流れている川ですが、摩耶山から流れてきて途中、王子公園の東を下る小さな川です。 こんな感じですが、今の季節に限らず、そんなに水量のある川とは思えません。王子公園のあたりでは「緑の桜」がもうすぐみられますが、ご覧のようにまだまだ花の季節ではありません。 ところが、阪神電車の南の「岩屋公園」のこの辺りの川端では、2月だというのに桜が満開でした。 「河津桜」という種類だと思うのですが、この辺りには「アーモンド」も植わっているようです。ぼくには見分けがつかないので、間違いかもしれません。 何はともあれ、写真を撮っている時は、今年初めて「桜の花」を見て「おおっ!これは、これは!」 と夢中ですからどうしようもありませんね。 住所は確認しましたが、花の種類は未確認でした。住所のわかる電柱の標識を撮るのは、徘徊の癖になっているのですが、花の名前とかにはまだまだ無頓着です。 それにしても、垂水区の住人が、なんでこんなところを歩いているのでしょうね(笑)。ボタン押してね!
2021.03.09
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「船寺神社 秋季大祭」徘徊日記2018年11月4日 灘区あたり ゆかいな仲間のチビラ1号が獅子舞の先導で踊るお祭りがあると聞いて、さっそく徘徊しました。灘区にある船寺神社です。阪神の大石駅のすぐ南に、その神社はありました。 境内に入ると、誰もいません。社務所に老人が二人のんびり座っているだけです。一人は真白の礼装に袴姿です。神主さんかな?「あのーっ、獅子舞は今どのあたりかご存知ですか?」 「JRを越えて、上河原の当りかなあ。お昼すましたとこかなあ。」 「水道筋の向こうくらい?」 「そやな、あっこらへんやな。」「そうでんな、そんくらいでっしゃろな。」 よっこら、よっこら、北に向かって都賀川の川べりを上ってゆくと、何やら笛、太鼓の音が聞えてきました。「あっ、おった、おった。」 法被を着た子供や大人の一団が、バス通りの歩道を歩いています。「あれや、あれや。」 篠原公園で休憩しているようすです。ようやく追いついて、法被鉢巻き姿の一団の中に、チビラ一号を発見しました。「おーい、こゆちゃん、もう、踊ったんか?」「ジージ、来てくれたん?ありがとう。うん、そこのとこで、ほら、スタンドのとこ、あそこで出番やってん。」「休憩か、お茶はいらんか?」「うん、持ってる。」「ほなガンバリや、後ろから付いて行くわな。おかーさんたちは?」「あとから、来るっていうてた。」しばらく公園で休んだ後、いざ水道筋商店街へ繰り出してゆきました。 子ども獅子舞団は小学校の遠足よろしく行進してゆきます。大人獅子舞団は笛太鼓、先導の女性に合わせて大活躍です。 バギーの赤ちゃんが頭を獅子に噛まれて大騒ぎしています。こうでなくっちゃあですね。これはおもろい。でも写真のピントがどうしても合わないのです。まったく困ったものです。 水道筋の大騒ぎがすんで、近くの民家にお礼の獅子舞です。一軒、一軒、氏子さん参りのようです。「おお、やっと撮れた。」 稗田小学校の裏までやってきて、公園で休憩しています。「ほんなら、帰るわな。」「うん、うちらも、もうすぐ出番やと思うで。」 二時間ほど、獅子舞団について、右往左往しながらも、まあ勝手知ったる町です。水道筋一帯は学生時代に過ごしたかつての我が街です。マア、40年前ですが(笑) 小学校の前の横断歩道で、ぼんやりしていると、目の前に自動車が停まりました。「おい、ぼんやりしてたら危ないで。乗りいいな。おくるで。」 おねーちゃんのチビラ1号の雄姿を見に来たチビラ2号、3号とアーちゃんママを運んで帰りのヤサイクンが、偶然、通りかかりました。「腹減ってん、ラーメン食べたいねんけど。」「そうか、ほな、行こか。」「そろそろ、晩飯ちゃうか?」「いや、あの子ら、今から神社の屋台で買い食いや。よおけ出てたやろ。夜はおでんやし。」 岩屋の栄食堂でラーメン食べて、お土産に六甲のナダシンでお餅かってもらって、帰りはドライブでした。 なかなかええ一日でしたね、今日は。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。2018/11/04追記2019・11・07 今年もチビラ君たちは頑張ったようです。水道筋商店街ですね。後ろ姿、背中が見えているのが、チビラ1号と2号です。 応援にやって来た、チビラ3号とあーちゃんママです。 シマクマ君は田舎の庭木の剪定で、残念ながら見物に行けませんでした。追記2022・11・24 今年は夕刻、神社に獅子舞団が船寺神社に帰ってきて、本殿前で奉納する、全員集合の舞を見ることができました。壮観でした。チビラ1号も大活躍で、大喜びしました。徘徊日記2022年11月6日(日)で報告しています。覗いてみてくださいね(笑)ボタン押してね!
2019.11.05
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