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物語論講談社現代新書2011/11/18木村 俊介【送料無料】物語論 [ 木村俊介 ]NHK12時のNEWS WEBで金曜ナビゲーターをしてる木村さん、糸井さんところを出て今はフリーのライター。肩書きは「インタビュアー」。木村さんの金曜日を見てると、インタビュアーの資質を備えていることがわかる。たいして難しくなくて、ただまじめに聞く姿勢だけなんだけど、木村さんになら誰でも話してくれる。な感じで、物語論は17人の作家や漫画家に聞いたインタビュー集。村上春樹、橋本治、島田雅彦、重松清、桜庭一樹、是枝裕和、荒木飛呂彦、弘兼憲史、かわぐちかいじ、諏訪内晶子など。作家さんに物語論聞いても、語る言葉がないので意外と答えてくれないことが多いのだけど、ここに出てくる人はきっちり語ってる。面白いのは漫画家さん。かわぐちかいじさんが、見開き右上の1コマを重視しているのに対して 弘兼憲史さんは見開き左下の最後のコマっていってる。
September 28, 2012
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ひとり芝居「オーセンティック」15:00~15:55新宿ゴールデン街劇場脚本家の武田さんが女優さんを使ってひとり芝居。武田さんの好きそうな戦後の昭和が舞台。ブルーフィルムの撮影を前に、相方の登場を待つ女優さんと、スタッフさんの何気ない会話で運ぶ。行為の前に、旅館の布団の臭い嗅ぐところとか、窓の外を流れるドブ川の臭いとか、臭いを感じさせるところが面白い。芝居の前に女優さんによる口上があるのだけど、そこが丸々武田節。武田さんの落語を聞いてるようだ。女優さんは椿鬼奴風の昭和な感じで役にぴったり。作・演出 武田浩介出演 津田牧子
September 23, 2012
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慟哭(貫井徳郎)創元推理文庫1999/03【送料無料】慟哭 [ 貫井徳郎 ]取材用に読んだミステリー。幼女誘拐事件と新興宗教がクロスする。貫井さんのデビュー作。こんな話を25歳で書くなんてすごいなあ。捜査一課の描写とかそれらしく感じる。
September 20, 2012
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アサヒ芸能(徳間書店)09/27号2012/09/18発売本バカにつける薬注目作家に聞く!東直己「探偵法間(のりま) ごますり事件簿」(角川書店)【送料無料】探偵法間ごますり事件簿 [ 東直己 ]編集さんから「次は東直己さん」って言われた時は、1,2カ月前に読んだばかりのススキノ探偵シリーズの東さんだってビックリ。でも札幌在住の東さんが東京に出てくるはずもなく、メールインタビューとなった。探偵法間(のりま) は、幇間(たいこ持ち)のようなキャラクターの探偵が事件を解決する変化球。落語のたいこ持ちを意識してる感じだったので、会えたら聞こうと思っていたけど、メール回答に落語が好きって書いてあった。本文には「雛鍔」の話も出てくるので間違いない。キャラクターを変えれば普通のハードボイルドになる話もあり、東ワールドを楽しめる一冊。
September 18, 2012
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末広亭深夜寄席「二ツ目卒業公演」新宿末広亭21:30~市江「鰻屋」志ん八「こうのとりの贈り物」菊六「やかんなめ」春風亭朝也「やかんなめ」朝太「三方一両損」志ん八さん、90代のおやじが60代の息子と、泥棒から足を洗うために、動物園に最後の仕事に出かける話。面白いというか変わった話を作る人だ。笑いを追究する現代の新作とは違う路線で面白い。朝太さんに対する評価の仕方はまだよくわからない。自分なりの言葉がまだ見つからないという感じ。
September 15, 2012
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アサヒ芸能(徳間書店)09/20号2012/09/11発売本バカにつける薬注目作家に聞く!大渕愛子「男と女のトラブル相談室」(角川書店)【送料無料】 行列のできる弁護士が教える、男と女のトラブル相談室 / 大渕愛子 【単行本】『行列ができる法律相談所』で住田弁護士の後枠にはいった美人弁護士の大渕愛子さん。離婚、DV、セクハラ問題を専門とする大渕さんは弁護士というよりカウンセラーみたい。こんな弁護士さんに男女関係のトラブルを相談してみたいなあと思います。いや、お金払えば誰でもできるのだけど。表参道の事務所もオシャレだし。秘書は元タカラジェンヌの美夢ひまりさん。こちらも素敵です。
September 11, 2012
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「寒空はだか・九月のお楽しみ会~桂出丸は二度目のベルを鳴らす」下北沢シアター71119:00~21:00知人主催ライブの手伝い。場内整理とビデオ撮影。はだか出丸「池田の牛ほめ」 仲入り出丸「皿屋敷」はだか スカイツリーほか
September 10, 2012
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清水宏のジャパニーズターミネータる!!下北沢シアター71119:30~10:30世界三大演劇祭イギリスエジンバラフェスティバルに単身殴りこみ、お笑いライブを1時間、1カ月間にわたってやってきた清水さんの凱旋公演。知名度0、日本人というハンデがあるから、当然客集めからやらないといけないのだけど、プレスルームに勝手に押しかけたり、捨て身でチラシを配ったり。やれることは何でもやろうというのが清水宏。「動けば変わるさ」というか動かないと事態は変わらないということを身をもって教えてくれるのだけど、その行動力と生み出す結果には、いつも笑って泣かされる。底抜けの楽天主義の裏には、自分を鼓舞する精神力と突破する勇気があるのだなあと。7時30分から10時30分までの3時間、休憩なしだけど全然気にならない。10時30分までやっても怒られないシアター711って会場もすごい。
September 8, 2012
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アサヒ芸能(徳間書店)09/13号2012/09/04発売本バカにつける薬注目作家に聞く!うかみ綾乃「蝮(まむし)の舌」(小学館クリエィティブ)【送料無料】蝮の舌 [ うかみ綾乃 ]何年かやってきて、初めての官能小説。「団鬼六賞」大賞受賞作。伝統ある生田流箏の家に生まれ育った姉妹が、ライバル流派のオヤジと、祭事を司る神社のオヤジに陵辱される話。移動中の電車や、企業取材の前の大企業のロビーとかで読み続けた。うかみさん、香里奈似の美人作家さんで緊張した。官能小説って文章も凝っているから、原稿書くときも文章には凝りたくなるというか、いかに表現を工夫するかってところに行き着くような気がする。
September 4, 2012
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