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2022.07.24
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カテゴリ: 山河令 全36話
※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です


山河令 Word of Honor
第24話「天窗の光」

周子舒(ジョウズーシュー)は温客行(ウェンコーシン)と張成嶺(ジャンチョンリン)を連れて四季山荘に戻った。
風光明媚な山荘は四季を通じてそれぞれの味わいがあり、春はつつじ、夏は鳳凰木(ホウオウボク)が咲き乱れ、秋は木犀が香り、冬は寒梅が雪に映えるという。
山荘へ続く広大な桃林には師娘が飼っていたウサギの末裔が走り回っていた。
しばらく進むとそびえる山から滝が流れ落ち、その山肌には師匠・秦懐章(チンホワイジャン)が彫った字が見える。
…不思帰(帰るを思わざる)…

四季山荘は長年、空き家だったせいですっかり寂れていた。
周子舒は何ともわびしくなったが、中庭のからくりの陣を見て懐かしくなる。

実はこれも龍雀(ロンチュエ)の設計だという。

周子舒は2人を議事堂に案内した。
かつてここで師匠から勉学の試問を受け、年越しの時は門徒全員で炉を囲んで新年を迎えたという。
その時、周子舒は埃まみれになった掛け軸に目を留めた。
温客行と張成嶺は周子舒の思い出の品だと気づき、2人で広げてみる。
書画には″四季 花は常にあり 天下の事情を知り尽くす″と書いてあった。
この絵は師匠が描いたもので、81輪の梅は門徒たちを表しているという。
「だがもう独りになってしまった…全員、俺の手で葬った」
周子舒の思わぬ言葉に温客行と成嶺は驚き、思わず顔を見合わせた。



一方、顧湘(グーシアン)は曹蔚寧(ツァオウェイニン)と清風(セイフウ)山へ出発したものの、不安が拭えずにいた。
宿場町に入り食事でもしようと言う曹蔚寧、しかし悶々としていた顧湘は急にヘソを曲げてどこかへ行ってしまう。

曹蔚寧はなぜ顧湘の機嫌が悪いのか分からず困惑した。
(´・ω・`)<女子は男の告白を喜ぶと聞いてたけど、なぜ冷たくされるのかな、ウマー?

顧湘は何も知らず能天気な曹蔚寧を見ると苛立ちを隠せなかった。
すると街中で偶然、断剣山荘の荘主・穆思遠(ムースーユエン)に襲われる岳陽派・祝邀之(ジューヤオジー)を目撃する。
穆思遠は未だ師匠をかばう祝邀之を厳しく追及し、高崇(ガオチョン)と鬼谷が結託していた動かぬ証拠があると迫った。

 鏡湖(キョウコ)派は温客行が滅ぼしたのだ!
 なのに恩人づらして五湖盟に潜り込めたのは高崇と示し合わせたからだ!」
顧湘は主人の素性がばれたと知って愕然となった。
聞けば趙敬(ジャオジン)が絵図を作らせ、温客行の配下である十大悪鬼の姿を江湖に示したという。
顧湘は祝邀之を助けたいが、なかなか決心がつかなかった。
その時、運良く沈慎(シェンシェン)が現れ、祝邀之を救ってくれる。
「手を出せば私が許さぬ!」
|ω・`).oO(あのバカも一度は役に立ったわ〜

顧湘は早く町を出ようと慌てて戻った。
すると曹蔚寧が同じ場所に座っておとなしくウマーと一緒に待っている。
( ´ ▽ ` )ノ<阿湘~!
曹蔚寧は阿湘が自分を見失わないよう動かずに待っていたと笑った。
しかしその優しさがかえって顧湘を追い詰める。
「ねえ、本気で私を娶るつもり?師父が反対したら?だって私は何処の馬の骨かも分からないし…」
「誰が反対しても関係ないさ…阿湘、君と添い遂げられないなら、今生で何をしても無意味だ
 大丈夫、師父たちも必ず君を気にいるよ!」
「…じゃあ、行きましょう」
顧湘はいずれ曹蔚寧も自分の正体を知る時が来ると分かっていた。
…目の前に想い人がいる時ほど尊い時はない
…少しでも長く過ごせれば、もう他のことなどどうでもよくなるの
あの時はまだ柳千巧(リウチエンチャオ)の言葉の意味が分からなかった顧湘、それが今となっては痛いほど胸に沁みていた。

温客行は周子舒をしばらく独りにするため、張成嶺を連れて里まで買い出しに行った。
しかし師匠が四季山荘の弟子たちを葬ったと言ったことが気になり、成嶺は思わず温客行に聞いてしまう。
温客行は何にせよ師匠にとって深い心の傷だと話し、無理に聞いてはならないと釘を刺した。
「無理はするな」
すると成嶺は以前、師匠からも同じことを言われたという。
「人の傷口に触れるのは義に反するから、温大侠夫婦のことは聞くなって…
 それに温叔が認めるまで″師叔″と呼ぶなとも言われました、無理はするなと
 互いに気遣うなら話してしまえばいいのに~」
成嶺はやはり温客行を″師叔″と呼ぶと決め、腹の探り合いは嫌だと訴えた。

その夜、周子舒たち3人はひとまず片付いた部屋で床に就いた。
すると温客行はまた幼い頃の夢を見てうなされてしまう…

扮装術で別人となり、秦懐章の迎えを待っていた甄如玉(ジェンルーユー)夫妻
しかし鬼谷が夫婦の居場所を突き止め、襲撃した
谷妙妙(グーミャオミャオ)は夫をかばって背中に三叉鉾を突き刺されて絶命
かろうじて息があった甄如玉は舌を噛んで自死してしまう
その時、甄衍(ジェンイェン)が中庭にふらふらと入って来た
『正直に言え、両親が持っていた鍵はどこだ?!』
『知るか!殺すなら殺せ!幽鬼になってお前ら全員を呪い殺してやる!』
喜喪鬼(キソウキ)・羅浮夢(ルオフーモン)は谷主に反抗する少年を変わった性格だと指摘、いっそ鬼谷へ連れて帰ろうと提案した

喜喪鬼はかろうじて少年だけは救出できた
『あなたの父君は名医だったわ、残念だけど私には助けられなかったの
 これを飲んで、何もかも忘れられるから…』
しかし甄衍は決してこの恨みを忘れるものかと誓った…

温客行はそこで目を覚ました。
「はっ!」
その時、発作の時間になったのか、隣で眠っていた周子舒がうなされながら突然、苦しそうに飛び起きる。
温客行はすかさず自分の内力を使って手当てすると、周子舒は落ち着きを取り戻した。
「阿絮(アシュー)、さっき寝言でずっと″師弟″と呼んでいたが…言いたくなければ別にいい」
「…老温(ラオウェン)、俺たちの間に話せないことなど何もない」
すると周子舒は重い口を開いた…

若くして荘主になった周子舒は晋(シン)王から蔣(ジアン)大人の暗殺を命じられた
しかし弟子たちは猛反発、たとえ荘主と決別しても恩義ある蔣大人を無事に脱出させるという
『段鵬挙(ドワンポンジュー)が追ってくるなら命懸けで防ぎます!』
亡き師匠の息子・秦九霄(チンジウシャオ)も考え直すよう懇願し、周子舒は結局、蔣大人を救うと決めた
そこで弟子たちと壮行の酒を飲み交わしたが、弟子たちは急に倒れてしまう

周子舒は弟子たちを守るため、酔生夢死(スイセイムシ)を混ぜた酒を飲ませた
弟子たちは5日も眠り続け、目が覚めた時には全てが終わったと知る
深く失望した九霄は黙って姿を消し、周子舒と次に会えた時は棺の中だった
周子舒が捕われたという流言を聞いて助けに向かい、城下で戦死したという
九霄の亡骸を苦難の末に周子舒の元まで送り届けてくれたのは九霄の想い人だった
周子舒はその娘が誰なのか知らぬまま、やがて毒薬を突きつけた相手がその娘だと知ることになる…

「九霄は幼い頃から俺を尊敬してくれた、師父も俺を実の息子のように大切にしてくれた
 四季山荘の兄弟たちも、皆が俺を本当の家族や兄のように敬い、愛してくれた
 だがそれも本当の俺がどんな人間なのか知らなかったからだ…本当は逃げてばかりの臆病者だ」
秦懐章は病で世を去った。
臨終の間際に四季山荘を周子舒に託したが、年若い荘主につけ込む輩も多かったという。
2年間は何とか耐えたが、四季山荘を守ろうと師叔や師兄が亡くなり、周子舒もついに心が折れた。
「逃げたんだ…」
「自分を責めるな…それでどうした?」
周子舒の父は先代の晋王の右腕で、今の晋王は周子舒の従兄に当たる。
当時、晋王がまだ世子だった頃、信頼できる腹心が欲しいと四季山荘に文が届いた。
驚いた周子舒が駆けつけると、世子の信頼する老師が讒言により獄中で自害、壁や床には世を憂う血書が残されていたという。
世子は父王に深く失望し、老師の末路を嘆いた。
そこで周子舒は野に捨てられた老師の遺体を盗んで埋葬すると約束し、憔悴する従兄を支えようと決断する。
こうして周子舒は弟子を連れて四季山荘を離れ、世子の元に身を寄せた。
しかし権力欲の泥沼は一度、入ったら抜け出せず、兄弟たちは1人、また1人と目の前で死んでいったという。
「そして最後に九霄までも…ゥッ…俺は生きる意味を失い、またしても逃げたんだ…」

周子舒に残ったのは身体の中に打ち込んだ7本の釘だけだった。
守りたかった人も成し遂げたかったことも、手の中の砂のようにこぼれ落ちて行ってしまったという。
しかし幸いなことに天が転機を与えてくれた。
「だがあの子の成長を見届けられるかどうか…」
周子舒は張成嶺の寝顔を眺めながら残り短い命に思いを馳せた。
どんな結末が待っているか想像もできないが、こうして温客行が一緒に帰ってくれたことが心から嬉しいという。
「師弟…」
「…もうすぐ夜が明ける、少し休んだ方がいい」
温客行は居たたまれなくなって外へ出ようとした。
「老温、お前は名目上の師弟に過ぎない、自分を門徒と認めないなら仕方がない
 温夫妻の子が四季山荘に戻っただけでいいんだ、あの世で師父も大いに喜んでいるはずだ」

周子舒は温客行を引き止めなかった。
すると中庭から温客行の心地よい簫の音が聞こえて来る。
そのおかげで周子舒は深い眠りにつき、翌朝、目が覚めるとすでに午(ウマ)の刻だった。

温客行は周子舒が寝ている間に師匠の書画を表装し直していた。
すると張成嶺がようやく起きて来た師匠を連れてやって来る。
「これで巻いて持って行ける、腕のいい絵師を探し、師父の画風に沿って補おう、元通りになる」
感激した周子舒は思わず温客行を抱き締めると、張成嶺も2人に抱きついた。



一方、周子舒を治すと約束した葉白衣(イエバイイー)は昆(コン)州にいた。
すると露店で茶を飲んでいる男たちが鬼谷の谷主の噂をしている。
「温とかいう悪鬼はこの若さで谷主なのか?」
「知らないのか?鬼谷には若返りの妖術があるんだ
 温客行も絵では若いが、本当は70歳の爺さんかもな?」
驚いた葉白衣は流言を控えろと叱ったが、男たちは五湖盟が鬼谷の頭目たちの絵図を配ったと教える。
「疑うなら見て来いよ」

つづく


:;(∩´﹏`∩);: あ~ついにバレちゃう…





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最終更新日  2022.07.24 23:00:27
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