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第28話「新たな世継ぎ候補」

辺境の警備を命じられた賀連倚(ガレンイ)。
東籬(トウリ)は倚公子への秘めた想いを賀連信(ガレンシン)と駱青蓮(ラクセイレン)に打ち明け、奴婢として賀連倚についていきたいと懇願した。
「情に厚く、勇気にあふれ、見返りを求めない…あなたたちは同じね」
賀連信は青蓮に決断を委ねると、青蓮は東籬のたっての願いを叶えた。

世子が廃されて数ヶ月。
賀連儲(ガレンチョ)を見限った安(アン)王は過去への執着を手放すかのように賀連信と駱青蓮の息子・賀南昭(ガナンショウ)を王府に呼び寄せ溺愛した。
そんなある日、睿(エイ)郡王邸に南昭を迎えに来るよう知らせが来る。

「だが南昭が戻ると私が冷遇されそうだな…ふっ」
一方で嫡妻・方懐蕊(ホウカイズイ)が養育する賀時児(ガジジ)は父とめったに会えず、もはや顔も忘れそうだと嘆いた。
そこで方懐蕊は時児を連れて且歌苑(ショカエン)を訪ねることにしたが、偶然、賀連信と駱青蓮が出かける姿を目撃、断念する。
「今日はやめておきましょう」

安王は両親が迎えにきてもなかなか南昭を離せなかった。
そこへ思いがけない知らせが届く。
賀連儲が自害を図り、賀連信と同腹の八子・賀連化(ガレンカ)のおかげで事なきを得たという。
「廃された世子にも手を差し伸べるとは大したものだ、明日、老八を呼べ」
青蓮は安王が今も賀連緒を思って心を痛めている姿に同情した。
曲涼の主としてこの30数年、心を砕いて多くのものを犠牲にしてきた分、悲しみや失望も大きいのだろう。
これほど英明な安王さえ、亡き王妃の忘形見のこととなるとお粗末な対応だった。

すると賀連信はしみじみ王位継承への道は険しいと漏らした。

賀連修(ガレンシュウ)は嫡妻・阮之湄(ゲンシビ)から二兄が自害したと聞いた。
「私が化公子に伝えて助けてもらったわ、忠実な官吏も手放した、化公子に仕えさせる」
阮之湄は武器庫を失った賀連修に王位を継ぐ見込みはないと判断し、代わりに対抗する力があれど操りやすい賀連化に白羽の矢を立てたという。
賀連修は妻から見放されたと悟り、妻の心にあるのは王位だけだと落胆した。


病が続いていた安王は清康(セイコウ)殿に閉じこもり、10日間も朝議を開かなかった。
その日も兄弟と官吏たちは前庭に集まっていたが、門が開く様子はない。
すると総管・于徳常(ウトクジョウ)が現れ、安王の勅命を口頭で伝えた。
「王爺は病のため、信公子が先祖供養を代行するように…」
この決定を聞いた徳夫人(トクフジン)は急いで謁見に向かったが、安王に追い返されてしまう。
実はその時、奥殿には右長史・顧斯年(コシネン)がいた。
安王は徳夫人が戦功を挙げた息子・賀連化に先祖供養を任せないことが不満だと分かっている。
「私も意外に思いました、化公子の声望は高まり、大軍も握っていますから…」
しかし顧斯年は安王が南昭のために世継ぎを選ぶつもりだと拝察した。
恐らく誰もが同じように思っているだろう。
安王の予想通り賀連修は10年も悪戦苦闘した挙句、子供に負けたと逆上していた。
賀連化を担ぎ上げた阮之湄も困惑、まさか昭徳将軍止まりとは予想外だという。
「でも私はあきらめない、まだ望みはあるはず…王爺の視線を遮る者を消せばいいのよ」

賀連信は急ぎ慕天殊(ボテンシュ)に文を送り、駱青蓮に供養代行を任されたと報告した。
先祖供養は王位継承の一歩手前、賀連信は待ちに待った機会を得られたという。
青蓮は賀連信が子を頼って得た王位ではないことを知らしめるため、安王に認められたいのだと分かった。
「王爺もお年を召された、でも頭は衰えていない、王爺なりの考えがあるのです」
「そう言ってくれるのはお前だけだ」
すると賀連信は自分の留守中、南昭を連れて王府に移るよう頼んだ。
「父親の近くの方が安心だ」



賀連信が予見した通り賀連化は曲涼へ向かった。
すでに曲涼への道中に伏兵を置いていた慕天殊は賀連化が軍営を出たと報告を受け、直ちに阻止するよう伝令する。
一方、駱青蓮は南昭を連れて王府に入った。
徳夫人の侍女・秋実(シュウジツ)は青蓮夫人たちを寝殿まで案内する道すがら、南昭に作りたての菓子を勧める。
青蓮は部屋に入ってから食べると断ったが、結局、秋実は持って帰ってしまう。
「ふっ、どうやら徳夫人の気が変わったのね
 南昭、持参したもの以外は決して口にしないで、いいわね」
青蓮は何人もの手を経る食べ物を最も警戒していた。
「匕首は持ってるわね、油断は禁物よ」

安王が昼寝から目覚めると、駱青蓮が差し入れたお茶があった。
青蓮は南昭を連れて挨拶に来たが、安王が寝ていると聞いて帰ったという。
「近頃、青蓮に変わったことは?」
「相変わらず落ち着いた様子です、ただ小公子から離れようとしません」

徳夫人は風邪を理由に駱青蓮と孫の挨拶を断った。
しかし青蓮は嫁として世話をしたいと生姜汁を差し入れる。
徳夫人は受け取ったものの口をつけず、賀連信が王位に就けば青蓮が事実上の嫡妻だと嫌味を言った。
「安王が老三を重用するのは優秀な孫のおかげだと今日、知ったわ
 老八は日々、戦に明け暮れているのに、あんな子供に負けるなんて…」
「夫人、考え過ぎです」
青蓮は確かに賀連化こそ継承者に相応しいが、今は辺境にいるため賀連信が先祖供養を任されたに過ぎないと安心させた。

徳夫人が懿(イ)夫人の元で育った賀連信より、朝暉(チョウキ)院で自分が育てた賀連化を溺愛するのも仕方がなかった。
それにしても賀連信の重用が南昭のおかげと聞くや孫まで嫌うとは…。
駱青蓮は帰りの道すがら、世事に疎い徳夫人がどこからそんな噂を聞いたのか訝しんでいた。
「やはり青蓮夫人は″解語の花″ね」
その時、思いがけず阮之湄が現れた。

阮之湄は徳夫人がふさいでいると聞いて差し入れを持ってきたと話した。
「徳夫人は化公子の王位継承を願っていたから…」
「之湄夫人の率直さに感服します、ただ世継ぎ選びに女が口を挟むべきではない」
「女なら誰しも夫の出世を願うもの、青蓮夫人も同じでしょう?」
阮之湄は意味ありげに微笑んで先を急いだ。
すると背後から青蓮の声が聞こえる。
「本当に夫のためですか?自分の望みではないと言い切れると?
 では失礼します…」

駱青蓮は自分と徳夫人の会話がすでに阮之湄の耳に入っていることに驚いた。
しかも安王と自分しか知らない″解語の花″という言葉をどうやって聞いたのか。
「勘が鋭く耳も早い、本当にやり手だわ」
一方、阮之湄も駱青蓮を改めて手強い相手だと認識していた。
あの様子からして南昭は厨房に忍び込んで毒を入れた菓子も食べていないのだろう。
「手はずは整った?」
「夫人、ご安心を…明日を待つだけです」

その夜、賀連信は慕天殊からの密書を受け取った。
…海瑶(カイヨウ)夫人を赦免してくださるなら、公子の王位継承に全力を尽くします…

先祖供養当日、駱青蓮は南昭が刺客に襲われる悪夢を見て飛び起きた。
嫌な予感がした青蓮は身支度もせず寝所を飛び出したが、南昭の部屋はもぬけの殻。
何でも今朝、于総管が安王の命で南昭を連れて出かけたという。

つづく


∑(⊙∀⊙)ヒャーーー!まさか総管?!





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最終更新日  2024.11.25 19:57:24
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