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2023.10.22
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第37話「報復の流儀」

程少商(チォンシャオシャン)は池に落ちてびしょ濡れになった五皇子を長秋(チョウシュウ)宮で着替えさせることにした。
五皇子は誰かに見られたらあらぬ誤解を受けると心配したが、嫌な予感は的中する。
「あらあら、本当に皇兄と程娘子が密会していたのね~」
五公主の勝ち誇った顔を見た少商はこれが五公主の仕業だとすぐに分かった。

五公主は父皇と母后の前で五皇子と少商を追及した。
焦った五皇子は五公主の取り巻きから鏡心(キョウシン)池で佳人が待っていると聞いたと訴えたが、肝心の証人の姿がない。
少商も池に落ちた五皇子を助けただけだと釈明したが、五公主はそんな言い訳を誰が信じるかと鼻で笑った。

皇后は思わぬ騒ぎに不快感をあらわにし、宴に戻らず長秋宮に帰ってしまう。

皇帝は祝宴を台無しにされ怒り心頭だった。
しかし皇后の寿誕に免じて今日のところは不問に付すという。
こうして一同が引き上げ、五皇子も逃げるように帰って行った。
すると凌不疑(リンブーイー)がやっと少商に声をかける。
「大丈夫か?」
「私を信じる?」
「もちろん」
「よかった、私は皇后のところへ行くわね」
少商はそれ以上、何も言わずに急いで戻って行った。

皇后は結局、寝付けないまま朝を迎え、付き添ってくれた皇帝を見送りに出た。

「少商、宴の準備で大変だったわね…早く支度して家に帰りなさい」
「ありがとうございます、陛下、皇后」
その時、五公主が凄まじい剣幕で長秋宮に乗り込んできた。
「程少商!殺してやる!」
五公主はなぜかびしょ濡れで、全身が真っ黒に汚れていた。




しかし息女が扉を開けた途端、仕掛けてあった桶が飛び出し汚水をぶちまけ、さらに勢いよく放たれた荊が身体を打ち、最後には灰を浴びせられたという。
五公主は全て少商の仕業だと訴えたが、皇后は証拠がないと退けた。
これに五公主は憤怒、なぜ娘ではなく少商の肩を持つのかと嘆く。
そこへ越(ユエ)妃が現れた。
「母后の干渉を嫌がって公主府で悠々自適に暮らし、孝行することもなかったくせに
 何を今さら…」
越姮(ユエホン)は自分の瓏園で起きた騒ぎのため座視できないという。
すると五公主は日頃の越妃への鬱憤が爆発、暴言を吐いた。
「母が皇后だと忘れている!四六時中、父皇と睦み合い、長秋宮を…」
その時、越妃が五公主を平手打ちした。
「私を叩いたわね…ワナワナ」
「母親の寿誕の宴で程少商を陥れたのよ?ぶたれて当然では?」
「嘘よ!証拠があるの?!」
「あるとも!」
凌不疑が五皇子を池に誘い出した息女を連行した。
すでに息女は全て五公主の所業だと白状したという。
「五公主は我が新婦が池に行くと知り、五皇子を誘い出して彼女の名声を辱めようとしました」
しかし御前に突き出された息女は恐怖のあまり、証言する前に気絶してしまう。

五皇子は全て五妹の指示だったと告発した。
これに激怒した五公主は兄である五皇子を″雑種″呼ばわりしてしまう。
「父皇、私は長秋宮の嫡出、なぜ卑しい者の言葉を信じるのですか?!」
皇后は傍若無人な娘の姿に唖然とし、全ては自分の過ちだと嘆いた。
「余は若い頃、苦労を重ねた分、子には楽をさせたかった…まさかここまで思い上がるとは…
 兄弟への情がなく、越妃に不敬を働き、父皇も尊ばない
 しかも余の寿誕の宴で少商を陥れるなんて…誰かっ!」
驚いた五公主はひざまずき、悪いのは何の因縁もない自分に報復した程少商だと訴えた。
しかし五皇子が因縁ならあるとばらしてしまう。
「先日、息女たちと程少商を池に落としたくせによく言うよ」
何も知らなかった凌不疑は驚愕、少商がまた独りで行動を起こしたと知った。

少商は自分が罠を仕掛けたと認めて謝罪した。
確かに五公主に池に落とされたが、皇后の寿誕の宴を目前に控えていたため、終わるのを待って報復したという。
「池に落とされたから汚水をかけ、宴をぶち壊しにしたから″荊の杖を背負う罰″を負わせたのです
 五公主、少しは目が覚めました?…どうやら無駄だったようですね」
「程少商っ!こんなことなら毒蛇を放って殺しておけば良かった!(はっ!)」
激情に駆られた五公主はうっかり口を滑らせたが、開き直って武将の娘など死なせれば済むことだと言い放った。
「公主の私が殺すのは蟻を潰すも同じ、彼らの命に価値はない!
 父皇、母后、娘ではなく他人に味方するのですか?!」
「…お前はどうかしている、どうかしているぞ!」
増長した五公主の悪辣な行動は皇帝と皇后の逆鱗に触れた。
皇后はすぐに消えろと叫び、怒りのあまり卒倒してしまう。
そこで皇帝は五公主を皇陵に閉じ込め半日ほど反省させるよう命じ、今後は許可なく公主府を出るなと厳命した。

皇帝は人払し、皇后を心配して寝殿に入った。
すると越姮が引き上げようとした駱済通(ルオジートン)を引き止める。
「五公主は帝后が罰する、では密会だと騒ぎ立てた春笤(チュンティアオ)は?」
「心ある奴婢を留めて置くことはできません、父兄に頼んで辺境へ売ってもらいます」
「ふっ…あなたを侮っていたわ、これほど果敢だったとはね」

凌不疑は少商を連れて長秋宮を出た。
「あの夜、泣いていたのは辱められて悔しかったからだったのか…いつまで隠すつもりだった?
 なぜ自分だけで動く?私が信じられないのか?」
不疑は縁談が決まった時、これからは少商の後ろ盾となり、知己となって、少商の恐怖や孤独を共有しようと思っていたという。
しかし結局、少商にとって自分は恐れ多く、近づきがたい存在のままだった。
「楼垚(ロウヤオ)なら君は怯えずに済み、自由気ままでいられた
 だが私は君を宮中に閉じ込め、恐れを抱かせてしまう…嫌悪感すらも…」
不疑は今さらながら少商を留めるべきではなかったと後悔し、独りで行ってしまう。
「凌子晟(ズーション)!私は一匹狼、やられたらやり返す!そんな私が好きなのよね?!
 なのになぜ急に変われと強いるの?!私は程少商よ!凌子晟の新婦というだけじゃない!」
すると不疑がふと立ち止まって振り向いた。
「分かっている、そのままでいい」
少商は皇宮も不疑も受け入れているつもりだった。
…それなのになぜこのままの私を受け止めてくれないの?…




少商は長秋宮に戻り、改めて皇帝と皇后に謝罪した。
すると自分がめちゃくちゃにした瓏園を凌不疑がすでに配下に命じて修復させたと知る。
驚いた少商は自分で責任を取ると言ったが、その時、ふせっていた皇后が身体を起こした。
「少商、子晟があなたの未婚夫なら余と陛下はあなたの君姑(クンコ)であり君舅(クンキュウ)
 誰かに陥れられたのに相談もせず自分で動くとは…
 私や陛下を親とも思わず、子晟に愛も注がぬのなら、皆の心を失望させるだけよ?」
「…もっと早く教えてくださればいいのに、今さら手遅れです(ボソッ」
少商は思わず恨み言を漏らしたが、皇帝は不疑への真心を学ぶことなら今からでも間に合うと諭した。

一方、凌不疑は五皇子を待ち伏せし、少商を池に落とした息女たちを全て教えるよう迫った。
すると不疑は宮中にいる息女の父親を次々と捕らえ、引き回しの刑にしてしまう。
「世に知らしめなければならぬ、これが我が子を躾けぬ親の末路だとな」

その夜、曹(ツァオ)常侍(ジョウジ)は皇帝の命で五公主を公主府まで送り届けた。
しかし五公主に反省の色は見えず、父皇と母后の容赦ない罰もしょせんは自分を怯えさせたいだけだと侮っている。
その余裕も屋敷に入るまでだった。
前庭には公主をそそのかして愚行たらしめた罪により死を賜った幕僚たちの亡骸が並んでいる。
五公主はようやく自分の過ちの大きさに気づき、その場で泣き崩れた。



五公主の″情夫″に死を賜るよう上奏したのは凌不疑だった。
そのせいで都中に五公主が情夫を囲っていたと噂が広まり、小越侯は将来の君舅として面目丸潰れとなる。
怒り心頭で酒楼に閉じこもった小越侯、すると番頭の田朔(ティエンシュオ)が現れ、いずれ吉報が届くとなだめた。
「三皇子は品行方正で厳正中立、陛下も絶賛しておられるとか
 君子とは真っ直ぐで邪のない者、三皇子は天子になる運命かと…」
「…だが太子という邪魔者がいるかぎり、吉報が届くのは無理だろうな」

皇太子と皇太子妃は母后を見舞った。
すると皇太子妃が五妹の悪い噂が都に広まっていると報告、皇太子と少商は眉をひそめる。
「…母后、どうか気に留めないでください」
皇太子は五妹も少しずつ改めるはずだと安心させたが、皇太子妃は罰してこそ教訓になるため溺愛は禁物だと諫言した。
「儲妃、少し遠慮しては?良かれと思っても、その言い方は人を不愉快にさせるだけ
 慈悲深い皇后は怒りませんが、もし越妃だったらどうなると?」
見かねた少商が釘を刺すと、皇太子妃は気まずくなって口をつぐんだ。

皇太子妃は東宮に戻ってから皇太子に叱責された。
いくら五妹と確執があるとは言え、父母が娘のことで胸を痛めている時に火に油を注ぐなという。
皇太子妃は失言を詫びたが、皇太子はあきらかに悪意があったと指摘した。
すると皇太子妃は報復するとすれば相手は五妹ではなく、我が子を死なせた曲泠君(チューリンジュン)だという。
「曲泠君と殿下が怪しい仲でなければ、私も体調を崩して子を失いませんでした…
 彼女は宴であなたに何度か視線を向けた、それだけでこの数日、殿下は心ここにあらずです」
皇太子妃はそもそも自分を娶ったのが間違いだと嘆いた。
曲泠君に未練があるなら入内(ジュダイ)させて良娣(リョウテイ)に封じれば自分も苦しまずに済むという。
皇太子は疑心暗鬼に陥った皇太子妃を持て余し、無益な争いは好まないと言い捨て出て行った。

つづく


( ゚ェ゚)え?また振り出しに戻るの?ってか今さら阿垚を持ち出すとかエェェェ…
そもそも不疑ソックの不具合が原因なのに…w





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最終更新日  2023.11.05 15:07:23
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