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2024.08.14
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第8話

川辺で玟⼩六(ビンショウリク)が現れるのをひたすら待ち続ける塗山璟(トザンケイ)。
水汲みから戻った桑甜児(ソウテンジ)は葉十七(ヨウジュウシチ)が川にいると教えたが、小六は強がって会いに行こうとしなかった。
その夜、独り寂しく星を眺めていた小六、そこに突然、相柳(ソウリュウ)が現れる。
相柳は十七があの″青丘公子″だと聞きつけ、瘴毒(ショウドク)に侵された兵士たちのために薬材を用意させろと迫った。
「なぜ俺が?!食われてもお断りだ、直接、塗山家に買いに行けよ」
「…銭がない」
「(* ̄m ̄)プッ!そもそも妖族のあんたがそこまでする必要があるのか?」

小六は確かにその通りだと失笑し、仕方なく手を貸す事にした。
「分かったよ、兪(ユ)府へ行こう」
「こっちだ、川辺にいる」

塗山璟は小六の咳払いを聞いて嬉しそうに振り返った。
しかし小六の後ろに憎き相柳の姿がある。
「頼みがある」
「はい、喜んで」
「薬材が必要なんだ、これに詳しく書いてある」
小六は相柳から預かった処方箋を渡し、揃ったら連絡が欲しいと頼んだ。
「相柳が取りに行く、分かっていると思うが銭は払わない」
「君から銭は取らないよ」

「…私に礼は不要だ」
塗山璟は快く引き受け、帰って行った。
すると相柳は薬材が届くまでの人質として小六を軍営に連れて行ってしまう。

軍師である相柳の天幕は驚くほど質素だった。
すると小六は相柳が眠った隙を狙い、例の胡桃を取り出す。

小六は胡桃で育てた2匹の蠱虫(コチュウ)を解放し、1匹を自分の身体に入れ、もう1匹を相柳に寄生させることにした。
しかし蠱虫が相柳を拒み、計画は失敗してしまう。



小六は軍営で相柳の意外な一面を知ることになった。
あの気位の高い相柳が山奥に隠れ住み、早朝から自ら練兵しているなど誰が想像できようか。
また小六がうっかり茶葉と間違えて虫をいぶす薬玉を飲んだと分かると、相柳は初めて自然な笑顔を見せた。
そんなある日、また2人の兵士が瘴毒で犠牲になってしまう。
相柳は献杯して弔い、軍営に兵士たちの鎮魂歌が響き渡った。

小六は辰栄軍が尊敬に値すると気づき、相柳に安易に帰順を勧めたことを謝罪した。
今は薬材が1日も早く届くのを祈るばかりだが、肝心の薬材は軒(ケン)が全て買い占めている。
そこで塗山璟は兪信(ユシン)に命じ、付近の名家が持っている薬材を貴重な帰墟(キキョ)水晶と交換して調達した。

軒は暗衛・鈞亦(キンエキ)から塗山璟が薬材を集めたと聞いた。
恐らく相柳と何らかの取り引きをしたのだろう。
そこで塗山璟を見張って薬材の置き場所を探り、相柳が現れたところで捕まえることにした。

辰栄軍ではいよいよ薬材が底をつき、医者は出がらしを再度、煎じて時間を稼ぐことにした。
その話を偶然、耳にした小六はこっそり自分の血を薬湯に混ぜることにしたが、相柳に見つかってしまう。
「死ぬ気か?!」
確かに小六の血を全て絞り尽くしたとしても足りるはずがない。
その時、毛球(ケダマ)の甲高い声が聞こえた。

塗山璟が川辺で待っていると、小六と相柳が現れた。
薬材は東柳(トウリュウ)街の丁字路を東に進み、4軒目の地下に隠したという。
すると相柳は黙って引き上げて行った。
「奴のために?」
「友だちだからな、手伝うのは当然だ…いつここを離れる?」
「離れない」
「ふっ、許嫁が来るのか…とにかく助かったよ、それじゃ」
小六はそっけない態度で帰ってしまう。
しかしその夜、回春堂へ戻った小六の前に再び相柳が現れた。

明け方、小六は何やら違和感に気づいてふと目を覚ました。
すると傷だらけになった相柳が寝台に腰掛けている。
「また怪我したのか…」
小六は仕方なく自ら首を差し出し、血を飲ませた。
聞けば薬材を取りに行ったところ刺客の待ち伏せに遭ったという。
相柳に心当たりはなかったが、以前に自分を狙った刺客と同じだった。
「軍営内に間者がいる、1人は始末したが1人は取り逃した」
その時、小六は酒蔵で聞いた軒と暗衛の話を思い出した。
「嘘だろう?まさかあいつが…」
相柳は酒店の軒の仕業と聞くや否や出かけようとしたが、小六は多勢に無勢だと引き留めた。
「俺に考えがある!無傷で取り返せるぞ!」



相柳は自分の護衛4人を小六に貸して毛球の背に飛び乗った。
「相柳!死ぬなよ!」
小六は思わず叫んだが、相柳は何も言わず飛んで行ってしまう。

酒店に戻った鈞亦はまたしても相柳に逃げられたと軒に報告した。
すると鷲の鳴き声が聞こえ、相柳が来たことを知る。
「その度胸に免じて会ってやろう」
相柳は軒たちを誘き出すことに成功した。
そこで小六が酒店を訪ね、老桑(ロウソウ)に軒老板が白髪の男と戦っていると伝える。
「老板が劣勢で怪我をしていた!あっちだ!急いで助けろ!」

小六はまんまと老桑を追い出し、今度は門を叩きながら大声で軒の名を呼んだ。
すると阿念(アネン)が現れ、小六に気づいて激怒する。
「なんの騒ぎ?さっさと帰って!」
「帰らないね!老板に頼まれてなかったらお前なんかとっくに張り倒してる!
 お前、マジあたおかだよな!」
「何ですって?!」
「くやしかったらここまでおいで~」
短気な阿念は小六に煽られ、思わず屋敷を飛び出した。
侍女・海棠(カイドウ)は門を閉めて急いで王姫を追ったが、途中で相柳の護衛に襲われ、気を失ってしまう。

その頃、軒は罠とも知らず、林の中で相柳と剣を交えていた。
配下も駆けつけ優勢となった軒、その時、夜空に照明弾が上がり、相柳はあっさり引き上げてしまう。
一方、無我夢中で小六を追いかけていた阿念はふと海棠がついて来ないことに気づいて足を止めた。
「小姐ェ~怖くなったのかい?」
「誰が怖いもんですか!」
阿念は小六に向かって氷刃を放ったが、結界に阻まれてしまう。
すると相柳の配下が現れ、阿念を包囲した。

翌朝、軒が酒店に戻ると、老桑と海棠は慌ててひざまずいた。
海棠は脅迫文を渡し、王姫を人質にして薬材との交換を要求していると伝える。
「玟⼩六に騙されました!」
「…私が敵を侮り、隙を突かれたのだ」
軒は脅迫文を床に叩きつけ、再び出て行った。
…もう二度と従妹を失うわけにはいかぬ、阿念を傷つける者には思い知らせねば…

つづく


(  ̄꒳ ̄)小夭の代わりに阿念を溺愛?哥哥もちょっと…w





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最終更新日  2024.08.14 21:45:56
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