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開成の算数と「対称性」もちろん、開成の算数問題は多様です。ただ、基本的には、最初に手を動かして法則、モデルを見出し、最後にそれをあてはめる、という点では、かなり同様なことを聞いている気がします。そして、手を動かして法則、モデルを見つける時、大事なことは、「対称性」ををうまく使うことです。このことばは、私がそう呼んでいるだけなので、一般的ではないかも知れませんが。たとえば、数列が、1,3,5,7 ・ ・3 ・ ・ ・5 ・ ・ ・7・・ ・ ・ ・ ・と進んで行く場合、右方向と下方向に同じく進んでいます。水平線から45度下向きの線を描くと、そこを中心に対称に数字が進んでいきます。ということは、調べるのは数字の半分だけでいい、ということになります。また、正六角形に数字が並んでいる場合は、大体6つの部分が同じ並びになり、調べるのは1/6ですみます。こういったものを「対称性」と呼んでいる訳ですが、ここに意識を向けると、数字全体の並びがとても簡単に見えます。こういうことに気づきながら問題を解いていく訳です。なにかのご参考になりましたら、以下をクリック頂けるとありがたいです。中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/31

同じ方針教える側は、常に同じ方針である必要があります。特に、国語では、教える側がぶれていると、子供もぶれて、成績が上がりません。とにかく、一貫して同じ方針で教える、ということが大事です。また、算数でも、似た様な問題を解く度に、解法が変わってしまっては、子供たちは混乱するでしょう。まずは、一つの解法で押し通し、それが子供たちに浸透してから次に行かないと、完全な理解にはつながりません。ただ、同じ方針を貫くには、かなりの忍耐力が必要です。すぐには成績が上がらない場合もあり、ついふらつきがちになります。それでも、じっと我慢して同じ方針を貫きます。ここで耐えられないと、御三家レベルは難しいと思います。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/29

算数の復習方法、学校対策算数の復習方法は、大体以下の方法で行っています。塾で習ったものは、必ず当日5分で見直す。この時、解く必要はありません。翌日、塾で教わった問題を解きなおします。この時、確実に塾の解き方を理解することです。塾でちゃんと説明してもらっているので、それをもう一度丁寧に理解し直します。これをないがしろにすると、後半伸びません。さらに、関連の問題も解きます。ただし、非常に難問は、外します。それによって、復習時間をかせぐ訳です。難問は、時間がかかりますから。難問を解くよりも、過去問をしっかり解くといいでしょう。御三家レベルと言っても、出題は実に様々。特に、開成、桜蔭志望のお子さんが渋幕を受けて撃沈、というのはよくあるパターンです。これは、ひとえに渋幕対策ができていなかったゆえだと思います。開成、桜蔭と渋幕とでは、出題範囲、形式、問題文の書き方が非常に異なっています。特に、渋幕の算数の問題は、算数の問題文の読解をしなければならないほどです。更に、コンパスを使う図形問題対策が必須です。ですから、かなり対策に時間をとってしまいます。開成、桜蔭合格に余裕のある人、また渋幕も同時に第一志望である人は受験する理由がありますが、そうでなければ、撃沈しても、立て直す方法を最初から考えて受験する必要があると思います。サピックスでは、最近は渋幕図形対策を追加してくれているので、以前よりは危険性が減ってきましたが。もし、ご参考になりましたら、以下をクリック頂けるとありがたいです。中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/28

できる子供たちの思考回路できる子供たち、あるいはできる様になった子供たち、あるいはできる大人の思考回路はどんな風になっているのでしょう。私は、「天才」という人は知りませんので、「秀才」という人たちについて、お話ししたいと思います。もちろん、私が知り得た人たちですから、非常に狭い範囲での観察ですので、一般化はできないとは思いますが。こういう人たちの思考回路は、一言で言うと、「シンプル」になっている様に見受けられます。一見複雑に見える問題、仕事をこなしていますが、思考回路、あるいは思考過程自体は、非常に簡単になっていると思います。中学受験の算数は、時間との勝負ですから、時間内に解答できないといけません。ですから、最初に手を動かして解法を模索した後は、どんどんそれを進めて法則を発見していかなければなりません。この時、進めて行く方向は、上か下か、右か左か、といった、かなり単純なものです。これは、横でじっと観察していないとわかりませんが、子供たちが黙っている時が勝負です。なにかを考えているのか、迷っているのか、ただやみくもに試行錯誤しているのか、眠いのか・・・。これらは、子供たちの目の動きを見ていると、大体わかります。この観察にしたがって、子供たちに適当な発問をすれば、大体子供たちの思考回路がわかります。これでわかったことは、できる子供たちは、とても簡単な発想をしている、ということと、その発想に至るまでに沢山の試行錯誤を頭の中でしているということです。特に、場合の数や図形では、思わぬ発想が出て、最初は聞いても何を言っているのかさっぱりわかりませんが、よく聞いてみると、途中の過程もしっかりした、シンプルな答えが返って来ます。思考に、あまり無駄がない、と言えるかも知れません。ただ、試行錯誤スピードは尋常ではないと思います。私が今やっているのは、こういうシンプルさとスピードを、誰にでも身につけられる様にすることです。これは訓練ですので、基本的には誰でもできます。ただ、「やったか、やらないか」の差は大きいですね。「やった」子供たちは、徹底的に伸びて生きますが、やらなければ、その子が持つ、通常のスピードで伸びていくだけです。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/26

春になると草が生える・・・聞いた話ですが・・・ある悟ったとされる老人に、青年が弟子入りをした・・・すると老人は、「では、そこに座りなさい」と・・・青年は素直に毎日そこに座った・・・そして1年が過ぎた・・・老人が青年のもとへやってきて、「なにか起こりましたか」と・・・青年は、「なにも」・・・老人は、「では、もう少し座りなさい」・・・次の年、また老人がやってきた・・・「なにか起こりましたか・・・」「何も・・・」その次の年も、老人はやってきて同じことを尋ねる・・・青年は無言になった・・・そして、もはや青年が座るのをやめようという時、老人がやってきた・・・「なにか起こりましたか・・・」青年は、半ば腹立たしい様子で、「なにも起こりません! ここには、なにもありません!」青年は、悟れなかったことへの不満をぶつけるかの様に言う・・・老人は、答えた・・・「あなたには、何も見えなかったのか・・・」「ごらん、そこになにが見える・・・」「ただの草しか見えません・・・」「そうだ・・・ 春になると、草が生える・・・ 」青年は、黙った・・・「春になると、草が生える・・・」そんな当たり前のことに気づかなかった・・・青年は自分が恥ずかしくなり、おいおい泣いた・・・これだけ恵みがやって来ているのに、なにも気づかなかったことにおいおいと泣いた・・・中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/24

理科コアプラスの一題510 魚類は、心臓を出た血液がすぐに[ 1 ]に向かうので、心臓の中を流れる血液は、すべて2[動脈血 静脈血]です。解答 1 えら2 静脈血とても、いい問題だと思います。特に、桜蔭はふな、魚が好きで、この部分は何回か聞かれています。子供たちに教える時は、まず人間の心臓から入ります。まず、心臓の図を見て、大静脈が右心房に入ることを教えます。この時は、胸を苦しそうに押さえ、「うっ、大丈夫?」とやります(笑)。う、は右心房。大丈夫は、大静脈です。右心房に、大静脈です。あとは、図の流れにしたがえば、大体肺までの流れを子供たちは理解します。さらに、心臓から肺に行くのは、肺動脈ですが、これは、静脈血だということを教えます。静脈血とは、二酸化炭素が多くなった血液(または酸素が少なくなった血液)を言います。肺動脈には、静脈血が流れていることを、しっかり教えます。血管の名前と血液が違うので、混乱しない様、上記理屈をしっかり理解してから、暗記してもらいます。それから、魚に入ります。人間は、心臓から出る血液は、大動脈となり、体に行きます。ところが、魚は、心臓から出ると、すぐ「えら」に行きます。行くところが違うので、しっかり理解、暗記してもらいます。理解のために、魚は一心房一心室。まず体から心房に静脈血が入る。つぎに、心室から、えらに流れる。こう説明し、完全に流れを理解してもらいます。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/23

突き抜ける成績、特に偏差値は、ある時ぐっと突き抜けます。すると、後はすっと障害がなくなった様に伸びることも少なくありません。まず、偏差値50で、ひとつの天井。次に、偏差値60でひとつの天井。次が65で、またひとつの天井。そして70。「60なんて、とても難しくて・・・。」という思いが、自分を縮めていると思います。なにも考えず、ただ勉強して、必要なことをやっていれば、いつの間にか、偏差値の壁を突き抜けています。なぜなら、もともと壁など存在しない訳ですから。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/22

無謀とチャレンジ努力もなく、難しい学校を受けるのは、無謀だと思います。努力をして、難しい学校を受けるのは、チャレンジだと思います。実は、「努力した」こと自体が財産だと思います。努力することができる力。これこそが、受験で得られる最も大切なことだと思います。「継続は力なり」、「努力は裏切らない」などのことば・・・。また、私の大好きなミスター、こと長嶋さんも、スランプの時はいつも部屋に帰ってからも素振りをして、部屋の畳はいつもすり切れていた・・・。天才と称される長嶋さんでも、この努力です。人生で、挫折しそうになることは、結構あるかも知れません。そういう時、「努力したこと」が、とても大きな支えになります。なんとか、超えていくことができるのです。辛い目に遭い、努力し、助けられ、親の有り難さを感じ、ずっと愛されてきたことを知ります。そうして私(たち)は、少しずつゴールに近づいているのかも知れません。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/21

第一志望合格率私が受け持つ生徒たちの第一志望合格率は、年によってちがいますが、50%から100%の間です。50%の年が、最低でした。ただ、この年でも、私は子供たちを誇りに思っています。というのは、毎年、子供たちはかなり果敢なチャレンジをするからです。しかも、多くは、すでに以前の第一志望には届く様になって、さらにその上を目指したくなった、ということが多いからです。それでも、子供たちがどうしても行きたいと言うのであれば、私はその応援をします。ただ、第一志望が相当に高いところにあるので、自分と実力相応の、実際に行ってもいいと思える第二志望、それより偏差値5~10下の第三志望まで慎重に学校を選んでもらっています。どの学校も、実際に自分が行きたいと思う学校を、必ず選んでもらいます。偏差値が下なら行かない、ということはあまりありません。校風から考えて、しっかり学校を見れば、必ず自分が行きたい学校は見つかると思います。その様に学校を選んで初めて、第一志望に心おきなく挑めるのだと思います。今年御三家に合格した子供たちも、1人を除いて、かなり下からの出発でした。それでも子供たちは果敢にチャレンジし、成績を上げて行きます。仮に下がったとしても、最後まで諦めません。最後の最後に合格します。最後の最後に、生徒自身が笑えるまで、私はつきあいます。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/20

自分にOKを出すこと中学受験で、残念ながら第二志望に合格した時、どうなるのでしょうか。もちろん、生徒はショックを受けます。ただ、入った中学校で、楽しくやっていけるのか?親御さんには、そういう心配が大きいでしょう。私自身も、全ての生徒が第一志望合格という訳ではなく、何割かの生徒は第二志望に行きます。そして、次の年、生徒の学校の文化祭の招待を受けます。それは、生徒が本当にその学校が好きになり、学校生活を楽しんでいる証です。こういう時は、本当に嬉しいものですね。生徒が、第二志望校を楽しめるには、理由があります。それは、生徒たちが、受験で努力し尽くしたからです。自分なりにベストを尽くし、自分にOKが出せた、ということだと思います。第二志望に合格した、ということは、通常、自分の成績より上を目指した、ということになります。それでも、子供たちは第一志望絶対です。だから私も必死になるし、落ちた時は、生徒と同じ気持ちになります・・・。辛いものです・・・。ただ、最後まで私は諦めませんし、生徒も諦めません。少なくとも、努力を続けます。だから、第二志望に入ったとしても、最後には笑顔になるのだと思います。人間は、とても誠実です。他人には嘘がつけても、自分にはつけません。ゆえに、生徒自身が本当に自分にOKが出せる様、私は最後まで生徒と頑張ります。私にできるのは、それ位のことです。生徒が、どんな結果になろうとも、生徒自身が自分を許せるほどに、努力できる様なるまで。ただ、頑張ります・・・。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/20

理科コアプラス実に優れた教材だと思います。もし、この全てを、しっかり理由までわかって答えられたら、多分どの学校でも合格できるでしょう。それほどに優れた教材だと思います。難点は、説明がほとんどない、ということです。この教材の性質上仕方のないことですが、暗記部分に見えるところでも、本当は正確な説明があると、応用がききます。一問、説明してみたいと思います。4 自然界で次の現象が・・・ (1) 雲この答えが2つあるのは、雲の原因が、1つめは空気中の水蒸気が冷やされ小さい水滴となるから(液化)。2つめは、空気中の水蒸気が昇華によって、いきなり小さな氷になるから(昇華)。この2つによって構成されているからだと思います。コアプラスのたった一問で、これだけの理由があります。だから、理由を説明されて再理解するか、あるいはサピックスの通常授業のテキストをしっかり復習して、コアプラスを完全に自分のものにできたお子さんは、どこの学校でも合格できると思う次第です。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/19

量あるレベルに達するには、どうしても一定量以上の学習が必要です。しかも、やみくもに量をやればいい訳ではなく、「腑に落ちた」問題を確実に増やす、という方法で。この方法で、相当量にはなりますが、ある一定量以上をしっかりやっていくと、ある日突然、目が覚めます。算数が得意な方はおわかりでしょうが、わからないながらに、いろいろな問題を解き、その後解説を読んで、しっかり理解し、更に解く。これを繰り返していくうちに、いつのまにか難問も解けるようになっている。そういう経験があるかと思います。「理解」が必要な科目については、どうしてもそういう量が必要だと思います。その量をやると、ある時、やったことのほとんどがつながる時があります。「ああ、そうだったのか!」と。その後は、いろいろな問題を見ても、自然に切り口が見つかってくるでしょう。この量は人によってまちまちでしょうが、是非、「ああ、わかった!」となるまで、頑張って下さい。必ずその時は来ます。ご参考になりましたら、以下をクリック頂けるとありがたいです。中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/18

「わかった!」という感覚算数では、「わかった!」という感覚をとても大事にしています。本人が本当に「わかった!」と思えるまで、何度も説明し、しかもその場で解き直して貰い、さらに宿題に出します。いい加減な理解で何問もやるよりも、「わかった!」と思える問題を増やすことを考えています。ですから、サピックスの問題では、E問題などは時間が足りなくてできませんから、それ以外で必要と思われるものを、「わかった!」と思えるまでやります。過去問の復習も同じで、「わかった!」と思えるまでに相当な時間を要すると判断した時は、その説明はしません。捨て問とします。志望校に合格するためには、4科目バランスよくできて合格するのが、一番安全です。すると、算数だけに沢山の時間を割いてはいられません。しかし、本番でも得点できる力はつけたい。結局、志望校の問題をよく研究して、頻出問題については、徹底的に「わかった!」と思えるまでやることで、少ない時間で結果を出す様にしています。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/16

学校別模試そろそろ、過去問も進み、学校別対策に力を入れるご家庭も増えてきたことと思います。そこで、学校別模試について、簡単な例をご紹介いたします。サピックスを基本にお話しいたしますと、一般に学校別模試と通常の合格判定の成績が離れている場合が多いのではと思います。両方とも80%超えが望ましいのですが、なかなかこの時期、そうはいかないと思います。昨年の例では、9(10?)月のK中オープンで、確率20%の子も、40%の子も、どちらもK中に合格しています。ただ、20%で大丈夫、という訳ではありません。そこから、かなり伸びて行った訳ですから。でも、このお話を読んで、ものすごく頑張って、今の自分の力よりずっと伸びて行くお子さんが出てきたら、私は嬉しいですね。もちろん、この子たちが、慎重に学校選びをしたことは、言うまでもありません。偏差値45から受けている子もいます。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/16

同じ授業を受けていても、結果が違うこれは、よくあることですし、また理由がよく分からないことも多いと思います。いくつか理由は考えられますが、一番大きいのは、授業中の集中力だと思います。「真剣に授業を聞く」この一点が、大事だと思います。伸びる子ほど、授業を大切にします。「後で復習すればいいや。」という考えは、捨てた方がいいでしょう。特に中学受験の6年の今頃は、やらなくてはならないことが山積みです。授業中にできることはなるべく授業中に消化し、家での負担を少なくする必要があります。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/14

私は、もちろん塾の復習もしますが、最も大事にしているのは、塾以前の勉強です。算数で言うと、1けたの計算、けたの多いわり算の筆算、数え方、指の使い方など、およそ中学受験生とは思えない基礎事項が続きます。ところが、こういう基礎をフルスピードで練習していくと、脳が活性化し頭がよくなると同時に、問題を理解して解く力も連動して上がっていきます。また、精読のスピードを上げるための、「精読の速読」も教えます。アルファ1の生徒でも、これらをやると計算のケアレスミスが減り、問題を正確に速く読めるようになって行きます。どのレベルの生徒に対しても、大変有効です。ですから、まずこれらをやりつつ、塾の復習をやる、というスタイルをとっています。この方法をとると、ほぼお子さんの最大限の力まで伸びます。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ、幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/12

腑に落ちるまでやる中学受験の算数は、腑に落ちる(ふにおちる)までやる必要があると思っています。易しい問題であれ、難しい問題であれ、当人の腑に落ちなければ、本当にわかったことにはなりません。まず塾で聞き、その場で類題を解く。さらに家に帰って、夜解き方を頭の中で素早く復習する。さらに翌日、もう一度類題を解く。1週間後に、もう一度解く。さらに類題を解いて、スピードを上げる。サピックスでは、大体このサイクルになっていますので、塾について行ければ、腑に落ちるまでやることができるでしょう。もし、復習途中でわからなくなったら、もう一度塾の解き方を見直し、それでもわからなければ、質問教室に行く。ただ、以上の様に類題をたくさんこなすには、相当な時間が必要です。サピックスでは、家で復習するべき問題を選んでくれるので、少しやる問題が減ります。また、自分の志望校の問題から見て、出そうもない問題は外し、出そうな問題と、落とせない問題を中心にやることにすれば、ある程度の時間でやることができると思います。とにかく、できるまで、腑に落ちるまで、やり続ける必要があります。第一志望に合格するには、とにかく腑に落ちるまでやり続ける気持ちが必要です。どうしてもできない部分は仕方がないと思います。とにかく、「自分はやれるところまでやった」というところまでくれば、ほぼ合格に近づいていると思います。疲れたら、上手に休みをとる必要もありますが。また、全ての問題を腑に落ちるまでやり切ることはできないでしょう。ですから、ほぼ全員が不完全です。その不完全な状態で、合格していくのです。不完全なままでいいから、とにかく一つでも多く、腑に落ちるまでやる必要があると思います。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/10

合格確率と併願校いろいろな模試を受けると、志望校の合格確率が出ます。今、10月のこの時期に、志望校の確率が50%未満でも、諦めないで欲しいと思います。ただ、これからどの生徒もどんどん勉強してくるので、そう簡単に成績は伸びないのが一般です。ですので、伸びた時、伸びない時、両方に備えるために、併願校はしっかり確認していきたいものです。5年のうちに、大体のところは回ってらっしゃると思いますが、本人の事情も、学校の事情も、今と違っている場合もあります。今年の情報をできる限り、できれば学校を訪問して、確認していきたいものです。また、合格確率50%の学校を3校受ければ大丈夫だろう、というお考えもあると思いますが、これはお勧めしません。あくまでその学校の位置に対して、自分は半分しか受からないところにいるという訳です。また、50%というのは、その後伸びたお子さんが合格し、下がったお子さんは不合格になり易いということだと思いますが、どこにも伸びる保証はありません。ゆえに、事前の準備としては、第一志望は譲りませんが、併願校はあくまで、慎重に選ぶのが良いと思っています。もちろん、どの学校に対しても80%以上であれば併願校選びも変わってくると思いますが。また、慎重に選ぶとともに、必ず生徒自身が行くことができる学校で、さらに学校のいいところをしっかり見、そのうえで選んでおくことをお勧めします。学校の選び方にもよりますが、第一志望に合格する確率は、それほど大きくはないと思います。ですから、併願校を慎重に選ぶことは、非常に大切だと思います。同時に、慎重に選ぶことによって、第一志望への安心感は、大きくなるかも知れません。「この学校には(第二志望ですが、これも好きな学校です)入れる成績だから、第一志望は思いっ切り行こう」、という作戦もとれるかも知れません。もちろん、第一志望80%をとったうえで、さらに慎重にことを進めるのが一番ですが。長くなってしまいましたが、併願校を納得するまで吟味することで、受験当日の力が、上手にだせる様にもなります。私自身は、ご家庭に、偏差値10下の第三志望までしっかり選んで頂くことが多いと思います。そこまでしっかり選んでおくと、受験に悔いが残りませんし、なにより第一志望の合格確率は実際に上がる様に思っています。更に、御三家受験の場合は、「確実に得点できる」という問題が少ないので、別の日に試験をやれば、1/3から1/2は入れかわるだろう、という見方もあります。本当に、本番というのは、なにが起こるかわかりません。それも考慮に入れ、納得のいく併願校選びをして頂ければと思います。なにかのご参考になりましたら、以下をクリック頂けれ幸いです。中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/09

ライブ2無事、ライブが終了しました。バリアフリーコンサートですから、出る人もいろいろ、来る人もいろいろ。最初は、どうやって障害のある人と接したらいいのか、ちょっと迷いました。ですが、10年以上同じステージでやっていると、体を自由に動かせる人は動いて、声が出せる人は声で、思い思いに自分を表現しているだけだと最近感じる様になりました。ただ、わたしたちも含め、皆来年も元気で出て欲しいなと思います。元気でまた会えたら、それに勝るものはありませんね。中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/07

今日は年に1回の、障害者のみなさんとのライブです。最初は、ステージで歌っていた人を見て、障害者のお嬢さんが「私も歌ってみたい」というところから始まったこのコンサートも、今年でもう17年くらい続いているのではないでしょうか。だんだんステージに上がる人が多くなり、見にくる人も多くなりました。私は、もう40年も続いているバンドのメンバー(全員おっさん)で参加します。みなの伴奏もしたりしますが。毎回、障害者のみなさんの「命」から出る声に圧倒されます。必死に生きている、ということは、本当に素晴らしいことですね。今日は、準備をしてきましたが、準備そのものが、とっても楽しいのです。あ~、明日が楽しみだな~。中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/05

辛い気持ち辛い気持ちは、なかなか人には話せないものです。もちろん、私も。同様に、子供たちも同じでしょう。だから、そういう時は、ただ寄り添うことしかできません・・・。そこにいるだけで、なにかが安らぐかもしれませんから・・・。中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/05

このテストは、範囲がありません。要するに、今まで出たこと全てを対象に行われます。もちろん、初見の問題もでます。では、対策の施しようがないかと言うと、そんなことはありません。算数では、今までの復習をやればいいのです。もう時間がありませんから、まず計算を練習し、同時に、今までで間違った問題で、自分でできるものをやっていくのです。更に、デイリーサピックスを使って、610-21~26のABだけとか、夏のABだけとか、範囲を絞って、スピーディーに復習していきます。難しい問題は捨てましょう。また、理科もなるべく広い範囲をカバーしたいので、今までの復習で、★、★★あたりで止めておき、なるべく多くの範囲の復習をするといいと思います。あともう少しですね。是非、頑張って欲しいと思います。この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/04

一番嬉しい時受験勉強を通して、一番嬉しい時は、お子さんが親御さんの気持ちを本当に理解した時ですね。どれほどの思いで、子供に接しているのか・・・。それをお子さんがわかったら、多分お子さんは泣くでしょう・・・。それほどの思いで、親御さんは受験を応援しているのです。10年ほど昔、家庭教師に行くと、生徒が泣いていました。「お父さんに怒られたの?」と聞くと、首を横に振ります。しばらく泣いた後に、そっと聞きました。何があったの?すると、生徒が重い口を開いて、「お父さんが・・・、お母さんが・・・。」あとは泣いていて、ことばになりません。なにが起こったのかはわからなくても、お子さんが深く親御さんの愛情を感じていることが伝わってきました・・・。私も熱いものがこみあげ、2人で泣いていました・・・。「親子が理解する」ことばでは簡単ですが、本当に長いみちのりです。それを、受験勉強の最中に深く気づいたら、あとはなんの心配もなく自分の勉強をただ進めればいいだけです。その生徒の美しい涙を見て、私は本当にありがたいと思いました。私が子供たちに最も知って欲しいこと。あなたたちは、愛されているということ。それに気づけるのは、なんという幸せなことなのでしょうか・・・。ご参考になりまいたら、以下をクリック頂ければ幸いです。中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/03

精読の速読速読でありながら、精読できる。そういう方法です。私自身は、30年ほど前、本格的に速読を習いました。右脳速読術が全盛で、私の先生は、1分間に軽く10万字以上は読んでいたと思います。1ページ約600字とすると、約166ページですね。1ページ1000字だと、約100ページ。当時の世界チャンピオンは、約100万字でした。質問を受けて60%答えられれば合格でした。私は受験を意識していたので、ちょっとそれでは困ったのです。当時の私の精読スピードは、1分で1200~1500字あったので、かなり速い方でしたが、速読できても60%の正答率では駄目だったので、速読の手法を使いながら、精読のスピードを上げていきました。大体、3倍くらいになったと思います。次に、七田先生の速読術に出会い、さらに右脳のことがわかり、現在はいろいろな手法をミックスして、現在の「精読の速読」の方法を作りました。練習するのに、1回で4~7分かかります。顕著な効果としては、サピックスで国語偏差値40台下、時に30台のお子さんが、これを1日1回やり初めて、大体三ヶ月くらいで偏差値50を超え、さらに1日2回にしたら、秋には偏差値65になっていました。駒東中に入学しています。私は算数、理科に忙しく、読解を教えたのは1回だけです。あとは、本人が真面目に「精読の速読」に取り組んだのと、お母様が過去問をやる際、横でいっしょに問題を解いて下さったことが、大きな原因だと思っています。また、同様に速読を教え、さらにこのお子さんは読解も同時に教えましたが、サピックス偏差値40台下、時に30台から、60になり、開成中に入学しました。また、以前「精読の速読講座」を開いたことがありますが、その時の生徒さんはそれ以後、練習をし、それまで読み切れなかった国語の問題が全部読みとれる様になったと言っていました。このお子さんには読解の指導もしましたが、それほど時間は使っていません。桜蔭中に合格しています。この方法は、1回教えれば、あとは自分でできますので、本人がやればやっただけ、自然に伸びていきます。内容を確実に把握しながら、読むスピードが上がります。ただ、最低毎日1回はやる必要がありますが。もし、ご希望であれば、45分で教えることができますので、以下にご連絡下されば、交通費と、授業料2000円で、お伝えいたします。ただ、ご自宅の場所が、品川から30分以内の方でお願いいたします。それ以上ですと、私のところから通うのがちょっと困難になってしまいますので。また、希望者が多い場合は、回りきれない場合もありますので、その節は、お許し下さい。suisui6868@hotmail.co.jp この記事がご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。 中学校受験 ブログランキングへ
2013/10/02
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