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turu164 @ Re:フロントブレーキ修理(05/09) こんな新車のようなバイクは初めてです。…
906tom@ Re:フロントブレーキ修理(05/09) 太田ガレージに入庫する中古物件にしては…
turu164@ Re[1]:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) グリフイスさんへ 今年は不動車になってし…
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グリフイス@ Re:フレンディーでキャンプに行ったものの(04/18) 良いですね。最高じゃないですか。ひとり…
2012.05.29
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カテゴリ: BMW R90/6
先日のツーリングの時、後を走るドカ氏が「急加速時BMWのマフラーからディーゼル並に黒煙を吐く」と言われた。帰ってプラグを外してみると真っ黒だった。走っているときにかぶるような状態ではないので何か他に原因があるのかと、修理したフジイにメールして尋ねてみた。

まず、点火時期である。めったに出番のないタイミングライトを取り出し、あてがってエンジンをかける。ン、何かおかしい。点火時期ではなくて、タイミングライトの動作がおかしい。いろいろやってみるけど時々しか発光しない。なんせかれこれ30年前のライトである。そろそろ寿命か。しかたなく原始的方法をとることにした。まず、オカメと言われる電装パーツを覆っているカバー(クランクケース先端のカバー)を外す。(写真1)上に見えるのがクランクシャフト先端に付いたオルタネータ。その下がカムシャフト先端に付いた進角装置。(写真2)ポイントはこの進角装置の奥にある。気になるのは周辺にオイルが付いていることだ。どこから漏れたのだろう。クランクシャフトのオイルシールからだと大事だ。
プラグも外し、キャップを付けてシリンダの上に置く。スイッチをONにしクランクの先端にヘキサゴンレンチを付けて静かに回す。クランクケース左にある小穴のフタを取り、奥に見えるSマークを探す。Sマーク上の-印が小穴の真ん中に来たときが点火時期。果たして…プラグにパチンと火花が飛ぶ。ということは点火時期は合っている。ついでにポイントギャップを磨き、周辺のオイル汚れをクリーナで流してオカメを閉じる。その時オカメの内側に73の鋳込み発見。(写真3)このBMWは1974年型だから、その前年に作られた部品だ。BMWの部品には製造年の鋳込みがある部品が多い。
P1000836(1).JPG
写真1
P1000844(1).JPG
写真2
P1000841(1).JPG
写真3





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Last updated  2012.05.29 07:59:24
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