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グリフイス@ Re:予想外の剣山スーパー林道と矢筈峠で帰還の危機に見舞われた2日目(09/02) またまた、凄い所に行きましたね。今度は…
2016.05.02
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カテゴリ: SUZUKI RH250
倉庫に仕舞ってあるスズキRH250。ダウンフェンダーにしてスカチューンを行った所で満足してそのままにしていた。250にしては大柄な車体と2サイクルの大音量が鬱陶しいのでエンジンも掛けずにいたが、あれからもう3年が経つので、これ以上放置していたらガソリンが腐ってキャブが詰まりそうなので、引っ張り出してエンジンを掛けてみた。
バッテリーは当然死んでいたが、キック5発で呆気なく掛かってしまった。3年前のガソリンでも大丈夫なようである。暖機が終わったところで、3年分の埃を拭って磨いてみると、耐熱塗料を塗ったチャンバーに赤サビが少し出ていた。フロントの自作ダウンフェンダーはボルトが一箇所無くなっていたので同じキャップボルトを取り付ける。リアブレーキスイッチのバネロッドが錆で折れていたので、針金で修理した他は不良箇所は見当たらない。
その辺を少し乗って見たら、フロントディスクブレーキの効きが良くない。エアーは咬んでいないようだが、ガツンと効かないのだ。フロントを集中的に使って様子を見ていたら、キャリパーから煙が上がった。
どういう事だ。ブレーキの火事は初めての経験である。急いでバイクを止めてキャリパーの様子をみると、ダストシールの間から蒸気のような物が音を立てて吹き出して来て、やがてダストシールが圧力に負けてポンいう音と共に飛び出して来た。ブレーキフルード見てみると赤黒く濁っていた。
想像するに、3年の間にブレーキフルードが劣化して、キャリパーのピストンの動きが悪くなり、固着寸前になっていたところで、ブレーキの作動を行ったために、パッドを押し返せなくなったのだが、そのままブレーキの引きずりを起こしながら走行したので、ローターとパッドの摩擦熱がキャリパーに伝わり煙を吐いたと言う事だろう。
かなり、高温になった事が予想されるので、ゴム製のピストンシールはかなりダメージを受けている事が予想されるので、分解時にはシールの交換は必須であろう。やっぱりバイクは乗ってやらないと不調になってしまうが、もう金はかけたくないので、再び倉庫に仕舞ってしまった。
IMG_2070.JPG
3年ぶりに動いたRH250
IMG_2069.jpg
ダストシールが跳んで行ったキャリパー





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Last updated  2016.05.02 06:10:38
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