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2016.08.19
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毎日暑い日が続き、バイクのメンテもままならず。盆休みで長男が久し振りに帰って来たので長女の元バイト先の料理店で一杯飲んだ。この店では大将が毎年バイトを連れて蒜山の別荘に避暑に行っている。店で今年も行ったという話しを聞いた。何でも朝の気温が20度だったとか....。昨年の夏は次男と2人で大山(1,729m)に登ったので、その話を聞いて猛暑から逃れるべく、今年も次男を連れて蒜山に登ってみる事にした。
早朝からクルマでの移動は大変なので、今回は1泊で行く事にしたのだ。前日の午後3時にフレンディーで出発。ICを入って1キロ程で山陽道へ続く追い越し車線が既に渋滞。そうか今日は14日の日曜日だった。帰省ラッシュが始まっているのだ。
直ぐに計画変更。走行車線に移って、下り倉敷IC1区間で高速を降りて、地道を走る。国道は避けて県道を選んで走ったのでスイスイと目的の湯原温泉に到着。
無料駐車場にクルマを駐めて川辺りにある露天風呂の砂湯まで歩く。今日は盆なので大勢の観光客が訪れている。脱衣所で服を脱いで温泉に浸かる。湯は少し熱めで良いのだが、藻の切れ端やら苔のような物がいっぱい水中にあり、とても綺麗とは言えない状態である。如何に無料と言ってもこれは戴けない。隣の子宝の湯はゴミも無く綺麗だが誰も入っていない。
上がり湯のつもりで入ってみたら、何とこれが熱いのなんの。1分もたたない内にギブアップ。道理で誰も入らない訳だ。予定ではこのまま蒜山に行って名物の蒜山焼きそばを食べようと思っていたのだが、もう5時半を回っているので、無理と判断して、温泉街で食堂を探すがこれが無い。たまたま見つけた居酒屋で次男は唐揚げ定食、私は焼きそばを注文。夕食が終わったところで蒜山に向かう。段々と日が傾き山陰に隠れる頃到着。食事も済んだし後はビールを飲んで寝るだけなので、オートキャンプ場を利用するのはバカバカしい。明日登る上蒜山の広い草原の駐車場に行ってみたがどうもロケーションが良くない。
クルマを更に進め蒜山大山スカイラインにある鬼面台展望駐車場の様子を見てみる事にした。到着するとまさに太陽が大山の彼方に沈んで、夕焼けが美しい時であった。
気温は24度位であろうか、暑くも無く寒くもない。早速頂き物の網戸を前席の窓に取り付け、オートフリートップを上げて、寝床の準備をする。椅子を並べてクーラーボックスからキンキンに冷えたビールを取り出し一気に飲み干す。もうたまりません。
やがて辺りが段々と暗くなり空に満天の星が輝き出す。今日は月夜なので星の輝きを少し邪魔している。ビールから焼酎のロックへと飲み進めた頃、ガスが出て来て月を隠す。それならばとコールマンのワンマントルランタンを取り出して静かな宴はまだまだ続く。隣にニッサンリーフがやって来た。姫路からやって来た初老の夫婦だ。これから帰るそうであるが、電気メーターが残り20キロとなっており、蒜山ICまで辿り付くか心配であるとのこと。リーフは満充電で200キロは走る謳い文句だが、実際には100キロ、余裕をみたら80キロしか走らないそうである。100からの全て引き算で、エアコン、ライト、ナビ、ウインカー、ストップランプ全て少しでも使うと電気が減る。坂道はもっと経る。とても怖くて神経を使うのでもうハイブリッドに乗り換えると言っていた。電気自動車はやっぱりオモチャか。
朝4時半寒さで目が覚めた。掛けていたシュラフに潜り込む。5時半になり「なにわ」ナンバーのキャンピングカーが一台やって来たので起き出した。犬連れでホテルに泊まれないのと、事前に休みが決まらないのでキャンピングカーしたそうである。しかしそれだけの理由で900万円もする新車を買う覚悟とはどんなものなのだろう。

食事を済ませ、いよいよ上蒜山(1,202m)登山だ。駐車場から登山道入口までは牧場の中を通るので、アプローチだけで800mはある。牧場を抜けるといよいよ登山道入口だ。檜の薄暗い急勾配の林の中を登る。林を抜けると、ダケカンバや唐松の林に変わる。更に進むと低木や高原植物が現れ視界も開ける。登山道は尾根伝いに作られているので、先の頂が見える。もう頂上かと思って登った頂に着いてみるとまた、次の頂が見えるという具合だ。樹木がない所で日が差すと汗が噴き出す。その汗の塩分を舐めようとハエやアブがたかって来る。やはり登山は長袖でないとダメだ。しかし、間もなく雲とガスで太陽が遮られ下山まで暑い思いをせずに済んだ。
幾度となく小休憩を挟みながらやっと頂上と思える頂に到着して標識を見たら8合目だった。8合目は草で覆われ少し広い場所となっており、眼下に絶景が広がる。更に頂上を目指したのだがそこから先は林となっており、9合目は無くいきなり頂上らしき狭い場所に出る。頂上だ。約2時間で到着。しかし、そこには頂上を示す標識は無く中蒜山への縦走路と、今来た下山道が示されているだけである。折角苦労して登って来たのに上蒜山頂上(1,202m)くらいの立て札があって然るべきと思うのだが....。木々に囲まれた頂上はつまらないので、水を飲んで直ぐに下山。8合目で下界を眺めながら朝食の残りのオニギリを食べて休憩。後は一気に下る。結局、標識は2合目、5合目、6合目、8合目だけであった。生き物はハエ、アブ、チョウ、ヘビ2匹に遭遇。
帰りは下湯原の温泉で汗を流す。ここはぬるま湯の露天風呂で丁度良かった。シャワーもあるので、体も冷やせる。高速は使わず地道を走ったのだが、暑い中フレンディーは絶好調であった。







前席用網戸
























上蒜山頂上





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Last updated  2016.08.19 09:11:17
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