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turu164 @ Re:フロントブレーキ修理(05/09) こんな新車のようなバイクは初めてです。…
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2016.11.15
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カテゴリ: Touring
11月4日の夕方次男が帰ってきた。やっと20歳になったので、夕食時に晩酌を付き合わした。今回は、7日の朝帰りになるので、正味5日、6日の2日しかない。その中で、散髪に行って、成人式用のスーツを仕立てて、携帯不調につき下取りに出して新型iPhone7に機種変と忙しい。

教習所はEG(インジェクション)仕様の最新CBだったので、ゼファーとはかなり違う。乗車前に始動方法などを細かく説明する。特にキャブ車の場合は、エンジン始動にコツが必要なのだ。しかもバイクの個体によって様々な癖があるのである。
このゼファーの場合は、キーをONにしてアクセルを2度ほど煽って、チョークを目一杯引いてセルボタンを押すと普通に掛かる。バッテリーはトリクル充電器に繋いで満充電状態なので、セルモーターも実に軽々と回る。
車検の時に不調になったセルボタンは分解して、アースを取り直しているので、その後の不調は皆無である。
キャブ車はしっかりと暖機運転を実施しないと、直ぐにエンストしてしまうので、この辺りの事をタコメーターや音量など実際に見たり聴いたりして、最近のEGバイクのようにエンジンを掛けて直ぐに走り出すような事は出来ない事を理解さす。
その他はアイドル調製、燃料コックの仕組み、シートの外し方、バッテリーの外し方、ニュートラルの出し方、燃料タンクキャップの開け方、ハンドルロック、パッシングスイッチなどの説明である。
日頃、原付きスクーターしか乗っていないので、ゼファーの大きさと重さに少し戸惑っていたが、何とか付いて来る。今日は時間も無いことだし、高梁川を遡上して美袋(ミナギ)から玉島経由で帰って来る事にした。
初心者なので普段よりはゆっくり走る。直線では付いて来るのだが、カーブが怖いらしく車体を倒し切れないのでアウトに膨らみ、スピードが落ちる。思い切って車体を寝かせろとアドバイスするのだが、教習所ではやっていないので、なかなか出来ない。

もう一点はフロントブレーキレバーの遊びが大きすぎる事である。これは痛いところを突かれた。一番気になっていたところである。この遊びを改善しようとキャリパーのシールとメッシュブレーキホースとマスターシリンダーのシール及び部品を全て新品にしたのに、改善できないでいる。エアー抜きは既に何回も繰り返し行っているのだ。最後はキャリパーの交換しかないのだろうか。交換すれば改善されるのかどうか悩ましい所である。
休憩後の後半になると、慣れのせいかカーブのスピードも少し上がって来た。後ろでスーパートラップの音がフォンフォンと良く聞こえる。後ろはどうかと思い、ゼファーを先にやって後ろを走ってみたら、なるほどかなり迫力のある音がしている。これなら4輪の死角に入っても気付いて貰えそうである。日暮れ前に何とか帰着。今日はこれ位にしておこう。
明けて、11月6日今日も朝から忙しかったので、午後2時頃の出発となった。昨日は山だったので今日は海に行く事とした。玉野から渋川海岸、王子ヶ岳、鷲羽山、下津井、鷲羽山スカイライン、種松山というルートだ。
前半はのんびりと走れるが後半はタイトなコーナーが続く、トリッキーなルートだ。昨日と比べて明らかに速くはなっているが、信号からのスタートが鈍重である。V7はどうしてあんなに速く走れるのか聞いてくる。別に速いことは無い。普通である。それよりもゼファーはどうしてあんなに遅いのかと聞いてみる。
すると、どうもクラッチを何時までも握って放し切れていないようである。鷲羽山の駐車場でゼファーの後ろに次男を乗せ、クラッチの操作に目を集中させて試走すると、繋がった瞬間にポンと直ぐ放し加速する操作を見て、これでエンジン止まらないの?と不思議そうな顔をする。
教習所では発進時に半クラッチ長く使ってスムーズな発進をするよう教わっていたようであるが、何メートルも長い間半クラで走ると当然スピードも出ないし、何よりもクラッチの寿命が縮むのだと教えてやる。
今度は一人で駐車場の中を走って繋ぎ方を覚えると、加速が普通になった。やれやれである。
鷲羽山スカイラインは日曜日とあって、火の玉四輪やバイクがカッ飛んでいた。コーナーでも100キロは出ているのではなかろうかと言うスピードだ。速いクルマが来たらどうすれば良いのかと聞いてくる。その場合は左に寄って走っていれば、はみ出し禁止でも構わず抜いて行くし、左ウインカーを出して道を譲れば尚更よろしいと教える。
スカイラインをゆっくり走り、半分程走った左のブラインドコーナーだった。カーブの入口では見えなかったのだが入って直ぐに軽四輪がカーブの中央に止まっているのが見えた。一瞬事故かと思って急ブレーキを掛けて何とか交わした。よく見てみると、オバサンが娘と2人でカーブの真ん中にクルマを止めて呑気に道端の山野草を採っていたのである。この非常識さには呆れてしまって声も出ない。今日は初心者と2人なので何時もよりはゆっくりと走っていたので何と交わせたのだが、先程すれ違った火の玉四輪やカッ飛びバイクだったら大事故になっていたことであろう。オバサンはこれだから怖い。道路にクルマを止めるのなら左端に寄せて止めるのが当たり前だ。それにコーナーには止めてはいけない。しかもブラインドコーナーなどはもってのほかだ。
種松山のタイトコーナーを抜けるとゼファーの直線加速もコーナースピードも昨日よりは格段に上がっていた。かなり慣れたのだろう。帰ってから妻が言うに2台のバイクが同時に出発するとかなり大きな排気音で五月蠅いとの事である。やかましいわい。

大正池にて(県道54号総社市新本)



下津井から瀬戸大橋を望む





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Last updated  2016.11.15 06:38:44
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