笏取り虫

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turu164 @ Re:フロントブレーキ修理(05/09) こんな新車のようなバイクは初めてです。…
906tom@ Re:フロントブレーキ修理(05/09) 太田ガレージに入庫する中古物件にしては…
turu164@ Re[1]:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) グリフイスさんへ 今年は不動車になってし…
グリフイス@ Re:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) バイクも車も同じですが、ほおって置くと…
グリフイス@ Re:フレンディーでキャンプに行ったものの(04/18) 良いですね。最高じゃないですか。ひとり…
2017.11.23
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カテゴリ: Touring
11月21日今年最後の笏取り虫ツーリングの幕が切って落とされた。この時期は朝晩が寒いし、日暮れが早いので近場の帝釈峡まで、一般道を中心にのんびり走り、日が落ちる前の帰着を予定したのだ。

30年程前に買ったプロショップTAKAIの冬用グローブはもうボロボロなのだ。前日に試してみれば良かったのだが、出発前に嵌めてみたら、冬用グローブが縮んだのか嵌らない。無理して嵌めると、指の動きが悪くレバーが握りにくいので安全のため諦めた。冬用グローブも新調する必要があるだろうとゴダゴダやっていたら出発が遅くなった。
慌てて高速に乗って集合場所の道口PAに向かう。本日の参加車はハーレー、ディアベル、BMW/R50、側車付きゴールドウイング、V7ドンキーの5台だ。集合時間の10分前に到着すると、既に皆さん殆ど集まって、本日お披露目のBMW/R50を囲んでバイク談義が始まっていた。馴染みの東京の店から送ってもらったR50は片肺であれこれ修理してやっと動き出したとの事。スイングアームが付いたフロントサス、丸っこいクランクケースやシリンダーヘッド、タンクの左サイドニーパッドに仕込まれた工具入れ、フレームに仕込まれた空気入れ、真上から右側に回るスピードメーター、前後のドラムブレーキ、勿論キックのみのスタート方式、一つ一つが驚嘆だ。もっと見ていたいが先を急ぐ、福山東ICはすぐなのでゆっくりと制限速度で巡行。ネックウォーマーを被っているので寒さは感じない。
ICのETCを通過してバックミラーを覗いたら、とんでもない光景が飛び込んできた。何と!ハーレーが転倒してみんなで起こしているではないか。何があった??大きな事故ではないようだが、料金所前でどうして転けるの?急いで現場へ駆けつけると同時に高速隊の警官が数名事務所から飛び出して来た。ハーレーさんは足を捻った程度で厚着のためか怪我は無いようで一安心。最後尾を走っていたディアベルに事情を聞くと、広島方面から高速を降りて来たアクセラが一番左のETCレーンに行こうとしてゴールドウイングの前に被さるように寄って来たので、避けきれず咄嗟に急ブレーキを掛けた。後を追走するハーレーも慌てて白煙が上る程の急ブレーキを掛けた拍子にバランスを崩して転倒。倒れながら側車の後部に接触したようだ。
直ちに、ハーレー、ゴールドウイング、アクセラの3台の事故調査が行われる。事故証明はゴールドウイングとの接触は無いとの判断で、アクセラが除外されての作成となったようである。今一つ納得が行かないが、そういうものらしい。ハーレーの損傷はエンジンガード、ハンドルグリップ、ブレーキマスターカップの擦り傷、ゴールドウイングは側車の後部に茶色の塗膜が付着程度で済んだのが不幸中の幸いであった。
事故証明作成に時間がかかり、福山東料金所で30分程度の滞在となり、全員揃っての再始動となった。R182を東城へ向けて北上。空は真っ青の秋晴れ。太陽も昇って来て、気温も10度に達する。出鼻を挫かれた恰好になったが、気を取り直して絶好のツーリング日和を楽しむ事にした。
帝釈峡へのアプローチはディアベルさんが下調べをしてくれていて、油木バイパス手前から西へ折れ県道415、県道25号を走ると道路も広く快適という事らしかったのだが、地図を見ると幹線道でもなさそうだし、道幅も狭いように見えたので、手前の油木高校前信号から県道412号、県道415、県道25号と乗り継ぐ事にしたのだが、これが失敗。広そうに見えた道も、直ぐに狭くなりオマケにダンプカーも対向してくる始末である。我々二輪車は良いのだがゴールドウイングは大変だ。暫く走ると県道259号の看板があり帝釈峡方面となっていた。方向的にディアベルさんが調べてくれた道に繋がると思い、突入。直ぐに山道となりゴールドウイングがギリギリだ。路面は限りなくオフロードに近く、落ち葉や泥や水が溢れている。流石に大型バイクは辛いものがある。やっとの思いで峠を越えて県道415号に辿り着く。たぶん、ディアベルさんが調べてくれた道は地図にこそ頼りない表示であるが、大型農道のような快適な道であったに違いない。お蔭で磨き上げた皆さんのバイクがドロドロに汚れてしまった。
事故あり、迷い道あり、山岳オフロードありで帝釈峡到着は相当遅れると思っていたが、昼食場所の休暇村帝釈峡には12時15分前に到着した。広いレストランには家族連れと思われる一組と我々だけである。ここももうすぐ雪が降るシーズンオフなのだろう。

丁度定員5名だったので揃って乗車。いきなりの90度回転で振り落とされそうになる。山あり谷ありの荒れ地をカニのように走り回り、滝のある川に水しぶきを上げてザプンと突っ込んだ所で記念撮影。サービス満点だ。滝の水が掛かりそうな所まで近づき帰路につく。最後は右と左に定位置回転で目が回って終了。僅か10分程だったのが残念。タイヤのフィンが新しい時には水に浮いて進むことも出来るそうである。
次は雄橋(オンバシ)駐車場からかなり歩くが、ライディングジャケット姿で汗をかきながら歩いた甲斐有って、見事な石灰岩の天然橋であった。
これで見学は終わり。後は帰るだけであったのだが、地図を見誤ってまたもや逆方向に走り出す失態をやらかした。東城ICでBMW/R50と分かれ、新見ICからR180を南下。正田でハーレーと分かれ、快適クルージングが楽しめる県道33号(吹屋街道)に分岐。成羽からは両脇に真っ赤に染まった紅葉が見事な鬼ヶ嶽温泉を通って玉島へ。ディアベルとゴールドウイングは給油で分かれ、地道を通って帰宅と相成った。やはり県南は暖かい。日が暮れていても10度の気温は立派。
今回は、道の間違いが多く、皆さんに迷惑を掛けてしまった。特にゴールドウイングさんには申し訳ない。地図をうる覚えではダメだ。そろそろスマホナビの導入を検討するべきであろうか。
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使えなかったインナーグローブ
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62年前のBMW/R50
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福山東料金所駐車場
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ハーレーから事情聴取する警察官
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側車の後部状況
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本日の参加車
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V7ドンキー/休暇村帝釈峡にて
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水陸両用車
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雄橋





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Last updated  2017.11.23 06:45:20
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