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turu164 @ Re:フロントブレーキ修理(05/09) こんな新車のようなバイクは初めてです。…
906tom@ Re:フロントブレーキ修理(05/09) 太田ガレージに入庫する中古物件にしては…
turu164@ Re[1]:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) グリフイスさんへ 今年は不動車になってし…
グリフイス@ Re:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) バイクも車も同じですが、ほおって置くと…
グリフイス@ Re:フレンディーでキャンプに行ったものの(04/18) 良いですね。最高じゃないですか。ひとり…
2018.05.12
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カテゴリ: Touring



金曜日の仏滅。絶好のツーリング日和りに恵まれ、午前9時集合の道口PAに10分前に到着すると、皆さん既にコーヒーを飲みながらバイク談義をやっていた。今日はV7ドンキーにスマホナビをセットして来たので、V7が先頭を走り、ゴールドウイングが最後尾を固める布陣である。ゴールドウイングのには巨大な側車が付いているので、R50のリュックを始め何でも格納できるのだ。バイクが壊れたら積めるかも?陸のエンタープライズだ。
山陽道を尾道JCTに向けて走るのだが、R50が何時壊れるかと期待しながらも、最高速を100キロに抑えて走る。何でも、100キロを超えると、エンジンのバラつきが発生するようだ。尾道JCTからの尾道道は平日と言う事もあり、クルマは少なめでそこそこ走れるのだが、無料区間なので、PAやSAがなく休憩場所に困る。結局、松江道の道の駅「たかの」まで、1時間30分ノンストップで走った。R50も快調のようで、ピタリとついて来ている。
吉田掛合ICで松江道を降りてストップ。ここまではナビが無くても大丈夫なので、パケット通信を節約するために、使用していなかたのだ。ナビをセットしていよいよ本番に突入する。これからは山間部の道路なので、スマホナビがどこまで通用するかの試験でもあるのだ。取り敢えず事前に登録した三瓶までの中間地点に向けて出発。後で分かったのだが、ヤフーカーナビは経由地の登録もできるようである。ブルートゥースのレシーバーからの音声案内もクリアに良く聞こえる。
県道40の気持ちの良いワインディングを抜けて、間違える事無く三瓶山に到着。ナビには2箇所ほど工事マークが表示されていたが、そのまま進むと、道路に何だか分からないが大量の水が流れている。バイクが汚れるのでスピード目一杯落としてノロノロ運転で走るも、水地獄からは抜けられない。
道路の両側から融雪時のように噴水が勢いよく出っぱなしなのだ。壊れているのかどうなのか。長い水地獄を抜けると、三瓶山の麓の草原に出た。本日の昼食場所の山の駅「さんべ」だ。暖かく、三瓶山を背に草原を抜ける風が実に爽やかだ。
ここは厚切りトーストが人気だそうなので、注文しようとメニューを見たら、載っていない。店員に聞くと、今日は後1食しかないという。役得で私がそれを食す事にして他はカレーとうどんにして貰った。ゴメンね。バターを載せた厚切りトーストはモチモチしてすこぶる美味しかった。
食後は三瓶山をバックに撮影会をしようと、草原脇にバイクを並べていると、観光客が寄ってきて、R50とゴールドウイングを舐め回しながら、一緒になって写真を撮りまくる。やっぱり何処に行ってもこの2台は素人うけするなぁ。
午後からは、三瓶山に敬意を払って、三瓶山神社にツーリングの無事を祈願に参拝。集落から離れた細い山道だったので、ここでもスマホナビが活躍。さすがにGPSの画面は動かないが、音声だけは正確に指示してくれる。三瓶山神社に到着して驚いた。正面の石鳥居は笠木が完全に落下し、柱2本だけとなっているし、手水舎は地割れが発生し、瓦が全て落下。土台から外れ大きく傾いて今にも倒れそうなので、立木に支え棒をして倒壊を凌いでいる始末である。この間の島根地震の被害だ。相当揺れたようだ。
神社へ続く山道を引き返したのだが、ナビの画面を見誤り、反対方向に走り出して間違いに気づく。迂回して元に戻るも、また間違い。何本も分岐している細い田舎道までは捕捉出来ないのか。ゴールドウイングのカーナビは抜け道を何とか捉えたようなので、今度はサイドカーを先頭に埋没林へと進むが細いクネクネ道が続き、サイドカーの巻き上げる落ち葉で前が見えないほどだ。迂回して広い道の方が早いだろうが、もう後には引けない。
やっとの思いで、三瓶小豆原埋没林公園に到着。300円の入場料を払って、エレベーターに向かうと、スタッフの女性が記念写真撮影のサービスをしてくれたが、セクハラになるので要らないことは言わない。
埋没林とは四千年前(縄文時代)の巨大杉が火山の噴火によって火山灰に埋もれ、真空状態になったまま、地底で保存された樹林で、その大きさと、製材したら建築用材になるのではないかと思わせる保存状態にオッタマゲである。
ここからは帰路である。新緑の三瓶高原を貫く三瓶山高原道路のワインディングを堪能しながら、R54を目指す。ナビのGPSも機能しているし、音声も大丈夫だ。ティグラのスマホホルダーも高速、ワインディング、山道と何の心配も無くガッチリホールドされている。
R54に出て三次まで南下している途中、バックミラーに写っていたハーレーのヘッドライトが見えなくなっている事に気づいた。トラブル発生か。R50が何かしでかしたのか。広い路肩に止めて電話を待つが掛かってこない。心配だ。暫く待っていると、3台揃ってやって来た。何でもR50のエンジンが吹けなくなったので、一巻の終わりと思って止まったが、リザーブにしたら直ったそうである。ガソリンが来てなかったのね。大事でなく良かった。
昔、良く立ち寄ったドライブイン赤名峠で休憩しようとしたら、潰れていた。そう言えば高速が出来たので、R54を通って山陰に行く事は無くなってしまって久しい。これも時代の趨勢か。
代わりに、少し南下してゆめランド布野で休憩。スマホナビを三次東ICにセットして出発。街の手前から最短迂回路が案内されたので、信号の多い街中を通らずに済んだ。三次東ICから再び尾道道に乗り、山陽道を経由して福山東SAで最後の休憩及び最後のバイク談義。ここで散会となった。
今回は好天に恵まれ、暑くも無く、寒くも無く、新緑の三瓶山を満喫できたツーリングで満足であった。本日の走行距離519km。

昼食会場の山の駅さんべ

三瓶山の標識とバイク

一同に会した本日の参加バイク

V7ドンキーとBMW/R50

BMW/R50

HONDAゴールドウイングの側車

三瓶山神社の倒壊した鳥居

倒れそうな手水舎

埋没林

埋没林の切り口






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Last updated  2018.05.12 15:28:59
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