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サイドシェルはパイプ状で硬い材質なので修理が難しい事が予想できたので、修理方法を検討すべく暫くそのままにして置いたらサビが発生して来た。これはマズイと思い重い腰を上げて修理に掛かる事にした。
先ずはダメ元でスタッド溶接機でピンを溶接してスライディングハンマーで引っ張り出してみるが、案の定潰れたパイプ部分が硬過ぎて全く歯が立たない。
こうなると凹み部分にパテ盛りを行うか、板金修理しか方法がない。簡単なのはパテ盛りだが、凹み部分が深いので大量のパテが必要になる事から鉄板を溶接してパテ盛りを行う方式を採る事にした。
溶接する鉄板はある程度厚みがないと溶接が難しいので、手持ちのZ金具を使用する事にして、凹みを覆う長さに切断の上、万力で挟んで固定。昨年amazonで買った半自動溶接機でサイドシェルに溶接。溶接棒を使うアーク溶接に比べて半自動は素人でも簡単に溶接出来る所がよろしい。ハンマーでどついてもびくともしない強度に溶接出来たので、グラインダーで整えて、赤サビ転換剤を塗布の上パテ盛りを行う。完全硬化してからペーパー掛け、更にパテ盛り、ペーパー掛けと5度繰り返していたら2ヶ月も経ってしまったので、本日妥協して塗装を行った。
凹んだ部分は殆ど分からなくなったので、これで完成と言う事だ。左スライドドア、左リアホイール、リアバンパー、サイドシェルと次々とぶつけているのはもう年のせいかも知れないが、大きな事故に至っていないのが不幸中の幸いである。
大きく凹んで錆がでたサイドシェルにピンを溶接/右側は前回修理した時のパテが衝撃で割れている
万力で挟んだZ金具
サイドシェルに溶接したZ金具/ドアにはスパッタ飛散防止用の養生テープを貼る
ホルツの補修パテをたっぷり塗って完全硬化まで数週間放置する
妥協出来る仕上げまで漕ぎ着けたパテ盛り
修理が完了したサイドシェル
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