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このTLMは50ccの軽いエンジンなので、ナメて掛かっていたら、フレームに2箇所傷が付いてしまった。後で補修して置く。このエンジンを乗せるポイントは予めシリンダーヘッドを外して置き、後部上のカラーが付いているフランジボルトから通すと自ずとエンジンが正しい位置に座る。
振動止めのインサートラバーは水洗いの後、アーマーオールを付けて黒の艶出しを行い、エンジンフィンに取り付けた。
次はステアリングステムの組立てに掛かる。ステムとトップブリッジはアルミ製なので、錆びないのは良いのだが、トップブリッジは塗装の劣化が著しいので、ブラストで塗装を剥離したのだが、アルミ地の上から直に塗装すると剥離し易いので、ミッチャクロンを吹くのが良い。しかし、こんな小さなパーツにエアーガンを使用するには準備と片付けが面倒なので、アルミ地にも使用可能との表記があったプラサフの缶スプレーを使用した。ステムの塗装は劣化が殆ど見られなかったので、クリーニング及び脱脂の後、黒色缶スプレーで塗装の上から塗装した。
上下のレースに付いた古いグリスを拭ってみると、ボールベアリングの打痕も無く綺麗な物だったので、再使用する事にした。外しておいたボールベアリングの汚れを取って新しいグリスを塗ったレースに置いて行く。ボールのサイズは上下共同じで、個数も同じ21ヶずつだ。
ステムをフレームの下から通し、トップスレッドを締めて仮留めして暑いので本日の作業は終了とする。
フレームに搭載したエンジン(右側)
フレームに搭載したエンジン(左側)
汚れと塗膜の劣化が著しいトップブリッジ
ブラスト後のトップブリッジ
汚れはあるものの塗装の劣化は殆ど見られないステム
塗装後のステムとレースの状態
グリスとボールベアリングを置いたステム
上部のレースの状態
グリスとボールベアリングを置いたフレーム側
ステムを取り付けたフレーム
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