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TLM50のシートは破れてボロボロのストック品が2ヶあるが、何れもスポンジの表面まで凹みが出来ているので修理が必要だ。新しいスポンジを買って作る事も考えたが、一から成形するのは難しいと思い、程度の良い方を修理する事にした。
試しに凹みに木工ボンドを塗ってみたらシッカリ接着する事が分かったので、ボンドに混ぜて凹みを埋める部材を探す。弾力があり、小さく砕く事のできる部材なら何でも良いのだが適当な物が見つからない。発泡スチロールが目に付いたが、接着は出来るものの、小さく砕く事が難しい。更に探すと生け花用のフローラルフォーム(オアシス)が出て来た。指で摘まんで砕いてみると小さく粉状になる。最適な部材をやっと見つけた。
粉状に粉砕したフローラルフォームに木工ボンドを混ぜてヘラでシートスポンジの凹み部分に埋めて行く。一日置いて表面の凸凹をサンダーで削って凹みの残る部分を更に埋める。タンクのパテ埋めと同じ要領で塗っては削りを繰り返す。シートはタンクと違って表皮を被せるので、大体平面が出ていれば問題はないので適当なところで切り上げる。
シート表皮はネットで検索してみたら、amazonでTLM50用としてクリスパーツが3,850円で販売してしていた。汎用の表皮だけ買って、取り付けようと思っていたのだが、裁断及び縫製済みの専用表皮であり、しかも厚手の日本製との事なので、少し高いが購入してみた。
プラのベースにスポンジを乗せて表皮を被せてみると、少し小さい。力技で引っ張りながら後部からタッカーで留めて行く。小さなシートなのでシワになる事も無く何とか貼り終えたが、中央が少し浮く感じがしたので、両面テープを貼っておけばよかったと思ったが、もう遅い。見た目に問題があるようなレベルではないので、これでシート修理は完成とする。
ストック品のシート表とシートベース
ストック品のシート裏とシートベース
フローラルフォームと粉末状にしたフォーム
木工ボンドのみとフローラルフォームを混ぜたテスト補修
凹みの補修を終えたシートスポンジ
縫製、裁断済みの表皮
表皮裏側
表皮を張ったシート
表皮を張ったシート裏側
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