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今回は日本で最も美しい村「小代」と但馬の蕎麦と温泉堪能ツーリングと名を打って8月19日に敢行された。台風15号、16号の接近により、それまで晴れマークだった天気が一気に怪しくなった。前日の天気予報では、県南は弱雨、県北は時間により雨などハッキリしない。当日午前5時に天気図や雲の動きなどを詳細に見てみると、県南は雨だが北部は大丈夫のようであったので不安を抱えながらも決行とする事にした。今回の愛車は前日に登録を済ませたばかりのMOTO GUZZI V7Racerである。新車なのでいきなり雨に遭わせたくなかったのであるが、GSXからETCを移設しているので仕方ない。MOTO GUZZI 購入の経緯については、後日に書くとする。参加者は紆余曲折あり、ディアベル、ZZR1400、ハーレー5台、BMW、V7レーサー、HONDAアクティ(軽トラ)の計10台となった。R90/6は雨に弱いので、ゴールドウイングにしようとしたら、いきなりの大雨で出鼻をくじかれてしまい、アクティにしたそうな。でも、壊れたら積んで帰って貰えるので、これは有り難い。午前7時25分、曇り空の中を出発。気温は26°高すぎず低すぎずTシャツに夏用メッシュのジャケットで丁度良い。何せ昨日届いたばかりの新車のV7レーサーは上限4000回転で1,000キロの馴らし運転中なので、100キロしか出せないのである。このもどかしさを何処へぶつけてくれようか。お蔭で。一日中殆どタコメーターばかり見るはめになってしまったのである。高梁SAに集合時間の8時の3分前に到着。ハーレー2台の他はまだのようである。程なく遅刻してディアベル、ZZR1400が到着。アクティはまだのようだが、二宮PAに向けてお先に失礼する。二宮ではハーレー3台とBMWが既に集合済みであった。各自の紹介を終えて、揖保川PAまでフリー走行。先頭を走り出したV7であったが、あっという間にごぼう抜きされてしまった。哀れと思ったハレーが1台グッとスピードを抑えて付いてきてくれる。あぁアクセルを捻りたい....。山崎ICでハレーの1台がETCを認知できないトラブル発生。職員2人掛かりで丁寧且つ低姿勢で対応。乗っている人が怖かったのかも....。続いて燃料切れの為にスタンドに入ろうとしたフルカスタムのボロボロハーレーのクラッチとシフトロッドの故障で修理。クラッチは何とか切れるようになったものの、ギアシフト不能。敢えなくリタイアとなった。そうこうしている内に時間が経過。それに加え、細い山道のコーナーではハーレーでは苦しく、予定よりかなり遅れている。R9から小代へ入ると既に正午。見学は後回しにして、但馬蕎麦にありつく。つゆが少し塩辛かったが、先ず先ずの蕎麦であった。続いて裏見の滝として有名な吉滝の見学。駐車場から滝まで約300m位だろうか予想に反してなだらかな遊歩道が滝まで続く。遊歩道の両脇には杉や欅の大木が林立し、涼しげである。巨大な岩のオーバーハングから滝の水が落ちるので、滝の裏側に廻る事ができるので裏見の滝である。滝の後は棚田である。規模は小さいが緑に育った稲が美しい。今度は山に登り、小代神社参拝。境内は杉や檜の大木に覆われ荘厳である。また、境内の池にはモリアオガエルが生息しているとの看板があったが、足下の草むらにいた。食事と見学を済ませたので、最後の温泉に入るべく、湯村温泉の薬師湯に向かう。BMWは用事があるとの事でここでお別れである。薬師湯は温泉街の真ん中辺りであるが、少し分かりずらい。400円の入湯料を払って、涼しい露天風呂に浸かる。汗が流れて気持ちよいが、少し熱めなので長くは入れない。シャワーで体を冷やして氷入りの100円ジュースで内側からも冷やす。サッパリしたところで帰路につく、予定よりかなり遅れているが、幸いここまで雨に遭っていない。さて、何処までもつだろうか。家に電話してみると雨は朝から絶え間なく降り続いているようである。帰りはR9から鳥取自動車道へ抜ける山道を走るのだが、案の定間違えた。こんな時はカーナビ搭載車に先を走って貰うのが一番である。予定を変更して河原ICから鳥取自動車道へ乗る。智頭ICで降りてR53で一気に黒尾峠まで登ると雨がポツポツとしたきた。ハーレー2台は地元と言う事で合羽は着ずにそのまま帰る事にしてここでお別れである。残る5台は合羽を着込みハーレー2台はR53でそのまま岡山へ。ディアベル、ZZR1400、V7レーサーはアクティーと共に中国道、岡山道経由で帰る予定である。雨が段々強くなる中渋滞のR53を抜けて津山ICで高速へ。この頃には弱雨に変わり一安心。高梁SAでラーメンで腹ごしらえをして、流れ解散と相成った。本日の走行距離475.8km。第一段階の1,000キロ馴らしがあと半分で終わる。ツーリングの参加台数が増えると、時間がやたらと掛かってしまう。次回からはもう少し近距離で余裕を持った行程にすることにしよう。さて、MOTO GUZZI V7Racerであるが、エンジンは低速トルクがあり、結構パワーがある感じがした。80km/h位まではアクセルを捻るとドコドコと独特なエンジン音が聞こえる。これこれこの音を求めていたのです。しかし、80km/hを超えると風切り音などに掻き消されて良く聞こえなくなる。サスペンションは前後共少し硬いような印象を受けたので、リアサスの調整と馴染むのを待ってみる事にする。急激なシフトダウンをするとリアタイヤが2度ほど鳴いた。シャフトドライブなので、チェーンのような緩衝効果が得られないためだろうが、怖い思いをするほどでもない。重いと評判のクラッチであるが、GSXで慣れていたせいか、重いとは感じなかった。と言うよりは意識がなかったので、普通と言う事だろう。フロントブレーキはレーサーレプリカのようにガツンとは効かないが、GSXに比べれば特段に良く効くように思えた。なにせブレンボなのだから...。車体は極めてコンパクトである。国産400ccクラスである。そのためか、GSX750よりは遙かに取り回しが楽であり、軽く感じる。重さはそう変わらないのに何故だろう。走行中にスネがヘッドカバーに当たると熱いので、少し後ろ目に座るように気を付けた方が良いだろう。今回の初走行で何と言っても一番楽だったのは、常時点灯のヘッドライトである。今では常識となっているが、トンネルでの操作が必要無いというのはこんなに楽だとは思わなかった。ウインカーがオートキャンセルでなくても、こちらの方が断然便利である。エンジンの鼓動を聞きながら、そして振動を感じながら走らす事が出来る数少ないバイクの1つだと思う。GSXとは明らかに異なるエンジンフィーリング。縦置きVツインOHV確かに面白い。欲しいと思って買ったバイクはYAMAHAセロー以来となる。別名裏見の滝と称される吉滝貫田(うへ山)の棚田小代神社ハーレー軍団V7レーサー越しの薬師湯
2015.08.21
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天気予報が「梅雨真っ最中なのにいい天気」これはどこかへ行かねば。でも午前中は仕事なので午後から出かけよう。と選んだのが美作の「長福寺」というお寺。どこかの放送局の天気予報の映像で緑に映える朱塗りの三重の塔が気になっていた。そのお寺が長福寺であることを知り行ってみることにした。久しぶりに三輪車を引っ張り出し女房、子供を乗せ出発。予め選んだ道は和気、鵜飼谷温泉から英田に抜ける県道414号線。最近走る道を選ぶとき山越えの細い道を選んでしまう。道幅の狭いところがあり、対向車が来るとすれ違えない。でも対向車が来ることがあまりないのも事実、案の定山越えの途中ですれ違ったのは1台のみ。初夏の案外涼しい午後、新緑の中を三輪車は快調に山を越えていく。久しぶりに止まった交差点で女房が「やっぱり山越えか」とつぶやく。長福寺は旧英田郡英田町真神というところにある。県道を北上してゆくと右の山の中に忽然と朱もまばゆい塔が姿を現す。あそこだあそこだと右に曲がりお寺の駐車場に3輪車を止める。この三重塔は国の重要文化財で最近修復が完了したようだ。鎌倉中期の建物で、もともと山上(真木山?)にあったものを昭和26年にこの地に移築したらしい。それにしても美しい。朱塗りが新しいのはともかく、建物各部のバランスがすばらしい。深めの軒、その軒の反り、胴と屋根のバランス、程よい高さ、シンプルな組み物、安心してずっと見ていられる。テレビで見たとき屋根は檜皮葺かと思っていたが、実際は柿葺きだった。コンパクトデジカメしか持ってこなかったことが悔やまれたが緑の山、青空を背景に何枚か写真を撮ってから帰路につく。帰りは行きとは違う県道を走り、備前のブルーラインへ。とある店の駐車場に入ると珍しい四輪車を発見。トヨタS800だ。三輪車をそっと横に留めパチリ。買い物を終えて出てくるとエスハチはおらず、夕日に向って帰路についた。(藤)
2015.06.30
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日頃の行いが良いのか9日に予定していた笏取り虫ツーリング。天気予報ではこの日だけ1日中快晴ある。4月にしては気温は低いが、天気が良いのが何よりである。午前7時20分冬用の装備で山陽自動車道/道口PAに老体のGSX750Eを駆って到着してみると既に全員集合。皆気合いが入っている。今回はファットボーイがドタキャンしたので、ディアベル、ZZR1400、FJR、ハーレーFLSTCの5人でのツーリングとなった。定刻より少し早めに小谷SAを目指して出発。快晴の筈だったが雲がやたらと多い。早朝なので気温も上がらず冬用の手袋でも手が痺れてくる。小谷SAで小休憩の後フリー走行で次の宮島SAを目指す。GSXとFLSTCはカッ飛べないので、マイペースを維持。体も冷えて来たところで宮島SA到着。冷えた体を温めようと自動販売機でココアを買ったら間違えて氷入りのアイスココアが出て来た。泣きそうである。それでも勿体なのでキンキンに冷えたアイスココアを時間を掛けて戴くところが、いじましい。宮島を過ぎれば間もなく山口県に入る。岩国を過ぎ玖珂(クガ)ICで高速を降り、R437で南下する。この道は信号も少なくとても走りやすい。30km弱で今日の目的地である周防大島入り口の大島大橋へ到着。ここで最初の給油走行距離227km。大島大橋は橋の下を大型船が通るので、橋は海面からかなり高い位置に架かっている。海峡は鳴門のように渦が巻いているのが見えた。大島の北側を20Kmほど走ると予定通り11時30分には昼食場所の「かわい寿司」に到着。昼前とあってか、客は常連らしき人がカウンターの端に1名のみ。店内は暖房が効いているので、重いジャケットを脱いで一段落。名物の海鮮丼を注文する。この寿司屋は海鮮丼も天丼も丼の上から醤油やダシ汁を掛けるのではなく。海鮮丼は刺身を食べるように、天丼は天麩羅を食べるように、それぞれ小皿の醤油やつゆに付けて食べるのだ。ちょっと上品過ぎるような気が....。昼食で体が温まったところで、なぎさ水族館に向けて出発。ここでは遅咲きだろうか桜が満開。今回はお花見ツーリングと名打っていたのだが、一気に咲いて一気に散ってしまったので、花見は無理だと思っていたのだが、思わぬ誤算で得をした気分である。おっさん5人で水族館に入ってもどうかという事になり、オレンジロードを走って片添ヶ浜海水浴場に行ってみる事にする。オレンジロードはコーナーが多く車も殆ど走っていなので、気持ちよく走る事ができた。片添ヶ浜は島の南側にあり、ホテルのような施設があり、砂浜を見渡す道路際にはビロードが植樹され一気に南国のリゾートのような雰囲気になる。さあ、ここからどうするべ。更にオレンジロードを楽しむか、人気の喫茶店で休憩するか。おじさんは休憩を選択した。ところがこの休憩が大正解。曇天だった空からとうとう雨が降り始めたのだ。天気予報はどうなっているのだ。幸い喫茶店でお茶をしている間に雨は上がり、帰る頃には外へ置いていたバイクのシートも乾いていた。周防大島はその名の通り大きな島で、海岸線の道路と、山間部を走るオレンジロードの2つの楽しみ方があり、時間があればもう少し滞在したかった。やはり遠い島である。時間の関係で錦帯橋は取り止めて帰路につく。福山西SAでは路面が濡れていた。家に電話をすると雨が降っているとの事。日も暮れかかり、路面は段々と濡れて来るが、幸い雨に遭うことも無く無事帰還と相成った。本日の走行距離533Km。道の駅サザンセトとうわ片添ヶ浜海水浴場カフェMisakiから望む瀬戸内海
2015.04.10
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昨日、笏取り虫ツーリングが決行された。今回は広島県の下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、岡村島の5島を巡るツーリングである。参加車はドカティSF848、ハーレー2台、GSX750Eの4台だ。山陽道道口PAに午前9時集合であったが、10分前には全員揃い出発。今回は何時も先頭車をお願いする藤さんが欠席のために、GSXが先頭車となる。天気も良くあまり寒さも感じられない絶好のツーリング日よりの中、高屋JCTを目指して高速を快調に走っていると、突然萩さんのハーレーが追い抜きハザードを付けながら減速する。何かトラブルがあった模様。広い路側帯を選んで緊急停車。どうやらサイドバックの留め金が外れ蓋が開いて中の物が落下したらしい。大した物ではなかったようで、一安心。高屋JCTで広島呉自動車道に分岐する。この道路は片側1車線で無料である。その後はR375で呉を目指す。そろそろ休憩を取りたいと思い道の駅などを探すが適当な休憩場所が見つからないまま広を通過。R185分岐して川尻町のコンビニで初めての休憩となる。目の前は瀬戸内海が広がっている1キロ程走ると安芸灘大橋に到着。125cc以上は560円なり。ここからは瀬戸内の島の風景が綺麗になるので、ウェアブルカメラで撮影しながらの走行となる。安芸灘大橋を渡ると下蒲刈島である。次ぎの橋を渡って上蒲刈島へ。島の北側の海岸線を走る。休憩が少なかった分、予定より30分早い11時30分には漁師料理「かつら亭 蒲刈本店」に到着。ここは民宿も併設してるようで、大きな店舗だ。全員同じ漁師丼注文。瀬戸内の色々な魚の切り身が入った丼である。食事をしながら、今日のルートの検討に入る。当初の予定では最東端の岡村島まで行って引き返す予定であったが、福さんの調べでは岡村島から大三島までフェリーが出ているようである。店員に確認すると間違いない。大三島まで渡る事ができれば「しまなみ海道」が使えるので時間と距離が大幅に短縮できる。フェリーの出港は午後3時。丁度良い時間である。食事を終え上蒲刈島から橋を渡って豊島更に橋を渡って大崎下島へ。この島の御手洗には町並み保存地区があり、バイクを駐めて歩いて見学する事にする。細い路地に古い町屋や商店、洋館の医院や映画館、神社や寺もあり、良く保存されている。倉敷の町より風情があって良い。御手洗の地名の発祥地となった天満宮の井戸も見学。この井戸で菅原道真公が手を洗ったそうである。帰りに無人市で売っていた特産のレモン5ヶで100円をお土産に購入。これを輪切りにして焼酎のロックを飲めばきっと美味いだろう。大崎下島から橋を渡って岡村島へ橋で行ける最東端の島である。どの島にもレモンや伊予柑などの柑橘類が栽培されており、島は橙色や黄色に染まっている。瀬戸内の島ならではの風景だ。岡村島の岡村港には1時間前に到着。近くの喫茶店で特産のレモンティーを飲みながら時間待ち。フェリー料金は750cc以上が990円、125cc~750cc未満が740円それに乗船料が1人410円。GSXは747ccなので740円で済んだ。それにしても、車検証を見せて排気量を確認の上、切符を買うのが通常だが、ここでは自販機で自分で買うのだ。車検証の提示も求められない。大らかなものだ。定刻3時丁度に接岸したフェリーに乗ったのは我々4台のみ人も我々4人のみ。船内でバイクをUターンさせてエンジンを切った頃にはフェリーはもう桟橋から離岸していた。何と素早い出港か。フェリーの中ではバイクをロープで固定するのだが、このフェリーは何もしない。船員が来て船が揺れてバイクが倒れる事があるので、バイクの脇に居て下さいとの事。仕方がないので、ヘルメットを被ったままバイクに跨って20分後の到着を待つ。そのうちに天候が急変して雨が降って来た。天気予報では夜遅くに雨だった筈なのに。合羽を持って来ていないのは私だけ。最悪である。大三島の宗方に着いても雨は止まず。そのまま走り続ける。大三島ICに乗る前に給油。雨の「しまなみ海道」を走る。因島に到着した頃にはやっと雲を抜け雨が上がって来る。向島では青空も見えだした。雨には祟られたが、ずぶ濡れという程でもなかったのが幸いであった。山陽道の福山SAで休憩の後、散会となった。御手洗町並み保存地区1御手洗町並み保存地区2岡村港
2014.11.29
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11月になり日に日に気温が下がってゆく。バイク乗りにはつらいシーズンに入っていく。若ければそうでもないが、60歳を超えると寒さが身にしみる。震え上がる前にどこかへ出かけよう。そうだ、修復された姫路城がきれいになったようだ。そうそう、新見の友人も訪ねておかねば。家族でいくことにしようと三輪車を引っ張り出す。朝9時くらいに出発。今日は快晴、絶好のバイク日和だ。すぐさま高速に乗り新見を目指す。三輪車は横に女房、後シートに娘といういつものスタイル。快晴の岡山道を北房に向かって走らせる。娘にカメラを持たせたら適当に撮ってくれた。(写真1)北房・新見間は山間を走り、自動車道といえども適当なカーブがあり楽しめる。新見では友人としばし歓談。11:30頃別れを告げ再び中国道に入る。予定より少し遅くなってしまったので、止まるつもりがなかった大佐SAで昼食。(写真2)下りの大佐SAは何回か寄ったことがあるが、上りの大佐SAはあまり寄ったことがない。これまた滅多に食さないホルモンうどんを食べた。ホルモンは年寄りにはちょっとしわい。遅れ気味なので早々に出発、姫路を目指す。4月から高速料金が元に戻り、懐に厳しくなった。福崎から播但道に・・・乗らずに手前の山崎ICで一般道を行く。ナビに導かれるままに行くと姫路城の裏手に案内されてしまった。表に回り駐車場を探す。正面に市営駐車場があり入ろうとすると係員のおっちゃんに止められる。何でも三輪車は止められないと・・・車の料金を払いますよ、と言ってもダメの一点張り。規則がどうのこうのと取り合ってくれない。仕方なく近くをウロウロするも二輪用の駐車場はあるが柵があり三輪車はそのスキマから入れない。仕方ないので護国神社の駐車場に止めた。係員は居らず、係員不在の場合は社務所へ、の平和な看板に助けられ駐車できた。久しぶりにみる国宝姫路城、城は新しい漆喰で固められ、白鷺城ならぬ白すぎ城になっていた。(写真3)下調べしないで訪れ、切符売り場で天守閣にはまだ入れないことを知る。入れるのは西の丸、百間廊下だけ、そのかわり入場料は安かった。来年3月末にグランドオープンと書いてあったが、何がグランドなのかよくわからない。最近は何でも横文字、アルファベットかカタカナ。日本語を使いましょうね。その後、姫路市内の某先生にお会いして依頼物を渡し帰路につく。帰りは国道2号線で帰ろう。唯一追い越しのできる鯰峠を快調に飛ばし、船坂トンネルを過ぎると岡山県だ。夜になるとさすがに冷えてくる。ト、ト、トイレはないかと目についたのが備前のホームセンター、タイム。閉店間際にトイレを拝借。時間がなかったので中は見られなかったけど地元のホームセンターよりでかい。おもしろそう。また日を改めて来てみよう。岡山市内のGSで給油をし、21時頃無事帰着。本日の走行400kmなり。(藤)写真1写真2写真3
2014.11.07
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今年の8月は天候不順で一日中晴れと言う日が無い。23日の設定にも気を揉んだ。前日の朝には倉吉にいたが、雲が厚く垂れ込め時々ドシャ降りの雨。23日は降水確率60%。もう完全に諦めていた。夕方帰って天気を確認すると奥出雲の降水確率は0%に、更に当日の朝は午前中は晴に回復していたので、午前6時30分決行を決断した。バイクにガソリンを満タンにして、岡山道の総社PAで藤さんと合流。藤さんの今日の愛車は側車付きのゴールドウイングだ。午前8時40分、中国道の神郷PAに到着。既に林さんとその友人2人がピカピカのハーレー2台とKAWASAKI/ZZR1200を駐めて待っていた。程なくして萩さんが年季物のハーレーで到着。9時ギリギリで根さんが新車のハーレーで到着。5分遅れで久さんが希少車のロイヤルエンフィールドで到着。初めて見る人が集まり、珍しそうに拝見。今回は過去最高の総勢8名のツーリングとなった。高速を僅かに走り次の東城ICからR314を走り「おろちループ」を目指す。天気は曇天だが、雨の心配はなさそうだ、北へ進み高度が上がるにつれ、気温が下がり23度である。Tシャツの上から夏用ジャケットだけだと少し寒い。去年の炎暑ツーリングとは雲泥の差である。快適だ。おろちループに到着した頃には青空が覗き始め、夏の太陽が差し込む。らんらん牧場のアイスクリームと70円のコロッケを食し、ループを下り、出雲坂根の延命水に向かう。駅前にある延命水の他に、1kmほど下った国道脇に土産物店と駐車場を兼ねた新しい延命水ができていた。沢山の人がポリタンクで水を汲んでいる。延命水の冷水を飲んで顔を洗うとスッキリだ。昼には少し早いが、蕎麦屋の1店目横田町の姫のそば「ゆかり庵」に向かう。この蕎麦屋は稲田神社の社務所が店になってる。神社もとても立派で境内は涼しい。人気の店とあって大勢の人が順番待ちをしていた。予約をして順番が来るまで境内を散策する。前日の倉吉の会議で一緒だった地元の同業者から連絡が入っていたようで、「太さんですね。お待ちしておりました。」と座敷に通される。早速割子蕎麦を注文。ここの蕎麦は色が少し黒く、歯ごたえが良い。つゆは少し辛めだが、うまい。流石に地元お薦めの店だけある。次は腹ごなしに景勝地の鬼の舌震の見学だが、全て歩くと3km程にもなるので、時間の関係で、高さ50mの吊り橋を渡るのみで、退散して2件目の蕎麦屋扇屋に直行。扇屋は亀高駅の駅舎の中で営業している。これも変わり種だ。亀高と言えば松本清張の砂の器で有名になった地名である。ここでも割子蕎麦を注文して待っていると、ホームに汽車が到着、最後尾はトロッコになっていて、蕎麦屋から蕎麦の配達をしていた。予約ができるようになっているのだろう。トロッコ列車で名物の蕎麦を食しながらの旅も風情があって良いだろう。この蕎麦は少し白いが、腰もシッカリとしていてうまい。つゆは少し辛め。どちらの蕎麦もうまいが、どちらかとは言えば私の好みでゆかり庵に軍配が上がる。駅前で観光客に全員の記念撮影をお願いして、ここで一次解散。林組みのハーレー2台とZZRは山陰道経由で帰るという。根さんと久さんは5時までに帰着したいとの事で、東城へUターン。GSXとゴールドウイング、ハーレーの3台は予定通り、温泉に向かう。今回の温泉は佐伯温泉長者の湯である。綺麗に整備された施設は、まだ真新しい。300円の入浴料を払って、露天風呂に浸かる。少し温めで、爽やかな風が吹いて気持ちが良い。一日の汗を流し、のんびりと湯船でバイク談義を行う。夏のツーリングは温泉が良い。サッパリしたところで、帰途につく事にする。進行方向の遠くの山は怪しげな雲が低く垂れ込めているのを心配しながら、トンネルを抜けると路面に水が流れ、湯気が立っている。相当な雨が降った跡があるが、幸いにも雨は落ちていない。どうやら温泉に入っている間に通り雨があったようで、横田の町からは路面が乾いていたので、ここまでだったらしい。何時雨が降ってもおかしくない黒雲を縫うように東城に向かうが、運良く雨雲の間を抜けたようで、横田からは信号1つ無い快適なワインディングロードを楽しむ事ができた。東城からは雨を警戒して、中国道には入らずR182で福山へ向かう。これが正解で、南下するに従い空は晴れてくる。福山東インターで山陽道に乗り、ライトとを点けての帰着となったが、奇跡的に雨には遭わず8月にしては涼しいツーリングとなった。本日の走行距離380キロなり。今回のツーリングに際してはGSXの整備とオイル交換、そしてカウルの装着を行ったが、高速ではカウルの効果があったようである。心配したウインカーも大丈夫であったので一安心。林組みは到着直前の院庄ICあたりで大雨に見舞われ、根/久組みは雨には遭わず見事帰着したそうである。これが日頃の行いというものであろう。神郷PAに集合したバイク稲田神社の社務所が店になっている「ゆかり庵」亀高駅が店になっている「扇屋」
2014.08.24
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TLM50のタンクの凹み直しに行き詰まってしまったので、久し振りにセローに火を入れてみた。手始めに豪渓の岡山道見延橋の手前にある井風呂谷川砂防公園から県道76号に抜けるオフロードを走ってみる事にする。フロントギアを純正の15丁から1コマ落として14丁に変更してあるので、低速は力強い。今回の目的は高梁市今津町にある木野山神社の奥宮までのオフロードを走る事である。吉備高原から巨瀬方面に進みR313を高梁方面へ3kmほど進むと左手に食料品店を兼ねた津川簡易郵便局が見える。ここを右折して橋を渡って1kmほど進むと木野山神社の小さな看板があり、左折するとここから木野山へ登る山道である。10年位前になるだろうか。この道を一度走った事がある。とても面白いオフロードだった記憶がある。最初は舗装路であったが、麓には民家が数軒有るので、整備されたのであろう。これも住んでいる人にとっては重要な事なので仕方のない事なのだが、民家が途切れても一向にオフロードが現れない。もしかして.....。嫌な予感。頂上の奥の宮まで舗装されている?案の定頂上の100mほど手前まで舗装されていた。ガッカリである。頂上の奥宮で一服。シ~ンと静まり返った人気のない奥の宮は神秘的である。ここから川面駅方面へ出る道がある筈であるが、かなりの急勾配だったので、下って行き止まりだったら.....と考えて今回は止めにした。オフロードを楽しむにはもう少し北へ行かねばならないだろう。そうなると走行距離が延びる。年なのでトランポが必要になる。最初のオフロード木野山神社奥宮
2014.07.19
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藤さんの知り合いの和食店の店主が「祖谷のかずら橋に行ってみたい」という事から、急遽ツーリングに行くことになった。四国ならうどんでしょうと言う事で麺食いツーリングと言う事に相成った。朝8時24分鴻ノ池SAでドカティSF848と合流。そのまま鷲羽山バスストップへBMWR906が見えるが肝心の和食屋さんのCB750K0が見えない。なんでも、出発1時間前にキャブが故障しエンジンが掛からず断念との事、主賓不在のツーリングとなったが、いつものメンバーで今日は楽しむ事にする。瀬戸大橋を渡って坂出の「がもう」で1杯目のかけうどん150円を食す。ここは、以前2回程来た事がある。何時も満員で好みの味なのだが、今日はガラガラ。朝飯抜きなのでうまい。次は、「なかむら」。今回、藤さんはBMWにカーナビのゴリラを搭載しているので、住宅街の目立たないうどん屋でもいとも簡単に見つける事ができる。バイクも今はカーナビの時代だ。中村は以前あったネギ畑はなくなり、食堂も綺麗になっていた。ここでもかけうどんを食す。220円なり。次は、かずら橋目指して大歩危まで一気に走る。11時過ぎだが、ここで休憩を兼ねた昼食をもみじ亭の「祖谷そば」とする。出された蕎麦はつなぎがないせいか、短く切れているが、食べてみると「うまい」。いよいよかずら橋に向かってくねくねの山道に突入する。途中で案山子の展示を見て、道に横たわる鎌首を立てたアオダイショウを避けかずら橋に到着。500円の拝観料を払い、いざ出発。駐車場から下って行くとかずら橋の男橋が見える。橋を渡りながら川を見ると水が実に美しい。全く濁りのない正に清流である。対岸から女橋を見ながら猿渡しに乗って帰る事にする。定員は2名までロープを張った川を渡るのは面白い。剣山の駐車場まで、少しの距離を走り到着。ロープウエイに乗る時間はないので、大剣神社に参拝して、剣山を後にする。木屋平まで荒れた路面を注意しながら下って行く。塩江温泉「行基の湯」で休憩。ついでに470円の温泉に入り疲れを癒す。小腹がすいたと言う事でここでも蕎麦を食し、帰途につく。快調に走ったのだが、坂出に到着すると何だか雲いきが怪しい。雷も鳴っている。坂出ICに入る直前で大粒の雨が降り出した。瀬戸大橋に乗るとドシャ降り。ヘルメットのシールドに雨が当たり視界がドンドン悪くなる。それでも岡山県側は明るいので、アクセルは緩めず飛ばし続けるとやっと雲を通過。今度は風に当たって体が急激に冷えてくる。構わず早島ICまで走るとなんと濡れた服は乾いていた。最後に雨にたたられたが、今回はのんびりしたツーリングに満足であった。「なかむら」うどんと店構え大歩危駐車場に並ぶドカティ/GSX/BMWかずら橋から新緑と清流を望むこれが猿渡し丁度良い湯加減であった塩江温泉「行基の湯」
2014.05.23
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4月14日の午後、福さんから急遽、明日ツーリングに行くことになったけど、どうかと電話があった。たまたま予定もないし、天気も良さそうなので即答でOKを出したが、今日はお好み焼き宴会をやろうと思って夕刻から宴会仲間の招集を掛けている。まあ酒はほどほどにしようと思っていたが、結局何時もと同じようにビール、焼酎、酒と飲み進めてしまった。何時もよりは早く終わったので明日は大丈夫だろう。4月15日快晴。茶漬けを食べた後、メールの確認。昨夜までは兵庫県北部方面だった行き先が今度は四国半周コースに変わっている。まあ何処でも異論はない。福さんに任せるだけだ。今日は暑くなるだろうと気温の確認もせずに、薄いジャンパーとシャツをカバンに詰めてスタンドでガソリンを満タンにして高速に乗る。落ち合い場所は瀬戸中央道鴻ノ池SAに8時30分だ。早めに出たのでバイクの調子を見ながらゆっくりと走っていると背後から2台のバイクが迫ってきた。福さん達である。鴻ノ池SAで今日の大体のルート聞く。400キロは超えそうである。今回も走りっぱなしになりそうな予感がする。今回はドカティSF848、カワサキZRX1200、スズキGSX750E4の3台である。鴻ノ池SAを出発した3台は瀬戸大橋を渡り四国へ。坂出で高松自動車道へ乗って川之江JCTで徳島自動車道へ分岐し直ぐの川之江東JCTで更に高知自動車道に分岐する。高知自動車道を走るのは久し振りである。千メートルを優に超える四国山脈を貫くトンネルが無数にあるこの道路は今では片側2車線となっており、車も少なく非常に走りやすい。立川PAで最初の休憩。思ったより寒い。ホットココアで体を温め出発。南国ICで高速を後にして、R23を南進。はりまや橋まで15分というところで、R55に分岐して進路を東に変え室戸岬を目指して走る。安芸市の手前で南国安芸道路を通って時間の短縮を図る。R55は室戸岬まで海岸線を通る道なので真っ青な太平洋を眺めながら走る事ができ、遙か彼方に室戸岬も見え気分も上々である。正午丁度に室戸岬着出発から220キロである。荒波が打ち寄せる岬の岩場を散歩する。植生は亜熱帯である。しかし少し寒い。食事をとる所が無さそうなので、R55をそのまま徳島へ向けて走る。40キロほど走り海の駅で昼食。そしてガソリン補給。再び、徳島方面へ徳島で休憩後、吉野川バイパスで徳島自動車道の徳島ICへ乗る。藍住で一旦下りて板野ICで高松道に乗り換え。津田の松原SAでバイクの乗り換えを行う。先ずZRX1200である。新車ということもあってか、クラッチが遠い以外は各部の操作が非常に軽くスムーズである。乗車姿勢はやや高く見晴らしが良い。ハンドル幅がやや狭いように感じたが問題のあるレベルではない。大排気量を生かして加速も良く、スピードもすぐに上がって行く。まことに乗りやすい。全てが合格点で何も文句を言う所がない。次のPAではSF848に乗り替えてみる。これは乗車姿勢が前のめりで突っ込みそうである。まるでジェットコースターの一番前に座っているようである。ビビッていきなり出だしでエンストした。クラッチの繋ぎ方に注意しないとエンストする。走りは凄い。低速からのトルクも十分あるし、加速も良い。ツインの鼓動も新鮮味があり、バイクらしい。ZRXとは味付けが全く違うじゃじゃ馬的なバイクである。メーター等が下がった位置にあるためか、前に何もない感覚に襲われ慣れるまでは乗車ポジションが非常に怖い。色々なバイクを試しながら帰ったので明るい内に帰宅できた。全走行距離約500キロ。さすがにくたびれた。室戸岬の駐車場にて岩肌が露出して荒々しい室戸岬太平洋とGSX
2014.04.16
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11月12日和気方面へ行く用事ができた。到着予定時刻は午後1時、背広にネクタイとなる。用件は1時間程度で終わりそうなので、以前から気になっていた隣町の熊山方面のオフロードをついでに探検してみる事にした。シフトリンクをフレームに溶接してから試走しただけで暫く乗っていないTLM220と着替え、靴、ヘルメット等を工作車に積み込み午前11時40分出発。途中で、昼食の吉野家の牛丼並280円を食す。久し振りに食べた吉野家の牛丼、よくこの値段で儲けが出るものである。感心するが、牛丼並を食べたのは私だけで、まわりの人は寒いので牛鍋を美味しそうに食べていた。昼食の後はR2を東に進み「おさふねサービスエリア」で土産を買う。もみじ饅頭だ。どうして広島の土産があるのか分からないが、良しとする。定刻午後1時和気着。用件を終わらせ、午後2時に和気を後にする。熊山駅近くの山中に適当な広場を見つけたので、工作車を駐めてバイクを降ろす。電動のオートフリートップを上げて着替えを行う。車の中で立ったまま着替えができるので便利であるが、山中なので誰もいないので外で着替えても問題ないのだが.....。TLMはキック1発で掛かる。広場から茅の中のオフロードを熊山駅方面へ下って行くと、駅の駐車場手前で金網の柵が現れ抜ける事ができない。引き返して、熊山遺跡方面に進路を変えて進むと山陽自動車道の高架あたりで通行止めなるも、すぐ脇にオフロード発見。最初は木立の中を適当に荒れたオフロードであったが、中間地点辺りにある池を過ぎると急勾配になり、路面は大きな溝が何本も走り、ソフトボール大の石が転がっている。どうやら夏の大雨で道路が川になったらしい。たまらずバイクを止めてタイヤのエアーを抜く。気を取り直して急坂にトライ。流石TLM有り余るパワーで轍の中に入った車体をグイグイ押し上げてくれる。TLR200もかなり力があるが、ここ一番のパンチ力は2サイクルのTLMの方が上回る。まあ、TLMの方が新しいバイクなので、ディスクブレーキ装備で、モノサスと全てが新しいので走破力はTLRを上回るのは当然のではあるが....。両車の性能差はそれ程大きなものではないと思う。急坂を登って行くと軈て行き止まり。ターンして熊山の登り口を探すが、また工事中で通行止め。日も傾き雨が降り出したので今日は撤退する。帰り道で、フロント辺りから何かが擦れる異音が聞こえる。たまに直るが、直ぐに異音が出る。ブレーキ辺りが怪しい。帰って調べてみる事にしよう。熊山のオフロードにて
2013.11.13
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福さんからの誘いで10月28日にツーリングに出掛ける事にした。今回はドカティSF848、ZZR1400、GSX750Eの3台である。午前7時山陽道道口PAで待ち合わせ。天気は良いのだが少し寒い。朝は気温が低いが段々と暖かくなる事を考慮して、上着は薄手の物も用意。グローブも夏用である。(これが後で後悔する事になるのだが....)山陽道を尾道に向けて快調に走り、尾道JCTから尾道道へ。終点の世羅IC手前から太陽が消えて猛烈な濃霧。辺り一面真っ白である。ヘルメットのシールドは曇るし、ダウンのジャンパーは雨に打たれたように水滴が流れる。それにしても手が冷たい。三次に向けて国道を北上して行くに従って気温は更に下がる。外気温7度、6度、5度まで下がった。手の感覚が段々となくなって行く。左手はエンジンで温める事ができるが右手はそうは行かない。とにかく冷たいし寒い。たまらずコンビニに駆け込んで休憩。冷えた体を温める。三次盆地をナメていた。農道を通って、三次市街を迂回してR54に向かう。江の川を渡ったらR375で大田方面へ分岐。この国道は十分な広さがあるのだが、小さな集落付近の道が一部狭いために通行量が少ない。快調に走る事ができる。大津の長いトンネルを抜けると、突然晴れた。雲一つ無い青空である。三次盆地を脱出したのだ。気温も上がっている。道の駅グリーンロード大和で休憩。大田へ向けて峠を越える。大田の町も晴天である。R9に合流して、西へ走ると琴ヶ浜に到着(大田市仁摩町馬路)ここの砂浜は鳴き砂で有名である。砂は緻密で触っても手に付きにくい。パラパラパラという感じである。早速歩いてみるとキュッ。キュッ。キュッ。と確かに鳴く。足を引きずるようにして歩くと更に良く鳴る。次は温泉津温泉で昼食をとって温泉につかるのだ。温泉津温泉は温泉津駅から1kmほど海沿いを走り狭い渓谷の間に旅館が並ぶ雰囲気の良い場所にある。今回の温泉は全国12の名湯に名を馳せる薬師湯である。狭い温泉街だが幸いバイクを駐める駐車場があった。薬師湯は小さな温泉で、湯船も小さいが、一面に温泉成分が溶け出した湯ノ花だらけで雰囲気は十分楽しめる。これで350円は安い。温泉の屋上テラスで無料のコーヒーをいただき、浜田に向かう。次は浜田の手前にある石見畳ヶ浦である。昭和7年に国の天然記念物に指定されている景勝地で、1,600万年前に堆積した砂岩層は見事な景観である。多数あるクリークには水が流れ、魚が泳ぎ、川にいるような錯覚を起こす。石見畳ヶ浦を堪能して、浜田道へ乗り南下する。千代田JCTで中国道に入り西進。広島北JCTで広島道に分岐、広島JCTで山陽道に入り東進。尾道を過ぎた小谷を過ぎた辺りから日が暮れかけた。午後6時20分に無事帰還となった。温泉津温泉入り口温泉津温泉薬師湯/奥が木造の旧館石見畳ヶ浦/キノコ岩石見畳ヶ浦/馬の背から日本海を望む
2013.10.29
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先日のツーリング、生野を出てすぐにミッショントラブル。2速に入ったまま変速ができない状態になった。変速プレート(普通のエンジンはドラムだがBMWはプレート)を回している”爪”を押しつけるバネが折れたときの症状だ。2速のまま45-50km/hのスピードで150kmを帰るはめになった。結局家に着いたのが午後10時、5時間の忍耐ツーリングだった。夜の国道2号線、後から迫るトラックは「何だ、この遅いバイクは!」と思っていたことだろう。子供が大阪で日曜日にあるイベントに参加するため、女房と一緒に神戸の実家に行くという。お父さんの病気見舞いも兼ねて私も行くことにした。先日のくやしいツーリングのリベンジ(よくわからんが)を兼ねて、故障しないと思われるトリッカーで女房の車に併走し、帰りは1人で国道2号線を帰ることにした。金曜日の朝8時過ぎに高速に入る。久しぶりのトリッカーはエンジンが回らない。回りたくないというエンジンをなだめながら走ると時速80km/h。高速向きではないトリッカーはしばらく走るとお尻も痛くなるし、そんなに急ぐこともないので瀬戸PA、龍野SAに停まりながら神戸を目指す。この頃にはぐずっていたエンジンも回るのが楽しくなったようだ。龍野西ICで高速を降りてR2から太子バイパス、姫路バイパスと快調に飛ばす。途中、第二神明で5kmほどの渋滞にあったが11時に到着。渋滞につかまった女房の車は10分遅れで到着。1日ゆっくり過ごして、女房と子供をおいて私だけ帰路につく。皆に見送られ18:30頃出発し200mほど走って充電していた携帯電話を忘れたことに気がつき引き返す。バツの悪いこと。トリッカーは出発時ガソリンを満タンにしていた。ここまで170km走行、どこまでもつだろう。今まで燃費はだいたい32-3km/Lくらいである。出発してしばらくするとリザーブランプが点いた。残り2Lくらいなので姫路くらいまでは大丈夫だろう。念のため1Lだけ携行ボトルに持っていたので少し安心。それでも太子バイパスを走る頃にはさすがに心配になってきた。先日、太さんに故障のメールをした”揖保中”の看板の下(写真1、2)に停まり1L補給、19:25だった。(写真3)メールの履歴を見ると10日は18:30頃メールをしていたので1時間遅い。10kmほど走りGSで給油すると5.5Lしかはいらない。揖保中で1L入れたので240kmを6.5Lで走ったことになる。なかなか燃費もいいようだがさっきのリザーブ点灯とつじつまが合わない。暗くなったR2を快調に飛ばす。10日にラーメンをすすった店も今度は停まることなく通過した。鯰峠、船坂峠と越えて岡山県に入り、大型トラックにお尻をつつかれながらも逃げ切り、吉井川の東岸から西岸、西大寺の横を通過する。この道は神戸にいた頃、帰省するときによく走った道、山陽道が全通してからはあまり走っていない。その頃と変わらず川岸は街路照明が無く真っ暗。エンジンは快調だがそろそろお尻も痛くなってきたのでブルーラインの君津で一休み。あとは一気に我が家を目指す。本日の走行距離328kmで21:30頃無事帰着。10日より30分早かった。250ccとはいえストレス無く走れたらお尻の痛み以外は疲れも少ない。18PSの250ccエンジンはBMWに比べると非力、トルクも細いが、ガバッと開けても恐怖が無く振り回せる。トリッカーの性格とは違う使い方だが、エンジンも良く回るようになり気持ちの良い1日であった。(藤)写真1写真2写真3
2013.08.19
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8月10日快晴。テレビでは岡山の気温は今日も35°を超えると予測している。出発準備をしていると汗が流れる。目的地は少しは涼しいだろうか。不安を抱きながら高梁SAへ向かう。高速に乗ると何と涼しい。北へ進むにつれて気温がどんどん下がっているようで快適である。高梁SAで、ロイヤルエンフィールド350、ZZR1400、トライアンフ、ドカティSF848、BMWR906、GSX750が集合定刻8時を少し回って次の集合場所の勝央SAに向けて出発。勝央ではHARLEY-DAVIDSONとBMWR100RSがお待ちかね。合計8台で天空の城ツーリングの火蓋が切って落とされた。走り屋のZZRとトライアンフとドカが給油やら空気圧の調整やらをやっている内に播但道の市川SAに集合という事で他は走り出す。どうせ10キロも行かないうちに追いつかれるであろう。市川SAで休憩するも、暑い。汗が噴き出る。凍らせて持ってきたスポーツドリンクも少し溶けている。市川からは8台揃って竹田城を目指す。竹田城駐車場に到着したのが11時。ここも暑いが、最近有名になったので、観光客も多い。竹田城跡までは約700mの上り坂の遊歩道を歩くのだが、ここでも汗が噴き出る。15分程で頂上へ到着。流れる汗を拭きながら眼下を見下ろすと、竹田の町が一望できる。見事な景色である。外国人が選ぶ日本の城ベスト3になっているようである。丁度、昼になったので、少し下がった「山城の郷」で昼食。冷房の効いた食堂は極楽である。若い者は定食、年寄りは蕎麦を食す。午後からは竹田城の全貌を見るべく、立雲峡に登るも駐車場からは樹木が邪魔で見えない。どうやら登山道を歩いて更に登らないとダメらしい。考える余地もなくパスする。次は黒川温泉で汗を流すのだ。伊油峠を通って黒川ダムに行こうと思ったが工事のため通行止め。Uターンして少し下がった分岐から迂回するが、後でよく調べてみたら、迂回した道が正規ルートの伊油峠への道であった。峠を越えて更に急勾配の道を登ると、頂上は黒川ダムを見下ろす絶景であった。気温も低く暑くもない。山道を下ると黒川ダムそして黒川温泉だ。入浴料600円を払って温泉に飛び込む。汗を流して極楽である。内湯より露天風呂の方が涼しくて気持ち良い。ハーレーとはここでお別れである。温泉の休憩室でのんびりしていると、雲行きが怪しくなって来たので、早々に出発。湖畔の道では雨が降り出し、雷も。湖に大きな稲光が落ちる。おぉ〜こわい〜。次は最後の目的地生野銀山である。坑道に入る手前から既に涼しい。坑道の中は風が吹き抜け温度はグッと下がって15°である。エアコンの部屋にいるより遥かに涼しいというより寒いくらいだ。濡れた衣服も汗もすぐに乾いて快適である。30分程度で見学兼クールダウンを済ませ帰途につく。神崎北ランプで播但道に乗ろうとした時、トラブル発生。藤さんのBMWのチェンジフォークのスプリングが折れた。ギアは2速に入ったまま動かない。神崎北ランプで知らせを聞いた時には藤さんは国道を走り出していた。ギアが壊れるかも知れないので、一緒に併走しようかとも思ったが、併走するだけでは何もできないし、却って藤さんが気を使う結果になると思い、帰還の無事を祈るだけにした。一行は給油の必要性もあり、神崎北ランプを諦め、藤さんを追ってR312を南下する。GSで一応解散とした。岡山方面組は福崎ICで播但道へ乗る事にするが、間違えて福崎北ランプへ行ってしまった。ここではETCは使えない。痛恨のミスである。これだったら、市川ランプ辺りで乗ればよかった。申し訳ない。仕方がないのでそのまま播但道へ乗る。乗ったとたん玉島組3台はあっという間に視界から消えた。自分の腕とくたびれたGSXではついて行ける筈もなく、マイペースで走行する。途中、盆休みの渋滞に遭ったが、何とか通過。久さんのロイヤルに追いつき暫く追走。道が空いてきたので、お先に失礼する。西の空が曇ってきたので、備前ICで降りてバイクからETCを外す。料金支払機ので精算をしようとすると、係りの人が飛んできて、そこに入らないで下さいと注意される。ゲートの前にバイクを駐めてシートを外してETCカードを取り出すのだろうか。その方が危ないと思うのだが....。本当に播但道はめんどくさい。備前からブルーラインで岡山へ向かう。岡山の街が近づいたとたんに気温が上がり暑さがぶり返す。日が落ちる前に無事帰着となった。早速、藤さんに電話して、工作車でレスキューに向かう旨を告げると、あと3時間程で到着予定なので大丈夫との事。もしもギアが壊れたら、出動しようと待機していたが、9時36分藤さんから近くまで帰ってきたとの連絡を受け、厳戒態勢は解除された。それにしても藤さん原付以下のスピードでよくご無事でご帰還なさいました。大変お疲れさまでした。一同安堵しております。猛暑やハプニングもあったが、天空の城ツーリングは良かったと断言しよう。竹田城跡から竹田の町を見下ろす竹田城本丸跡黒川ダムを見下ろす峠の頂上付近生野銀山坑道入り口
2013.08.11
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昨日は幾分涼しかったので、用事を済ませ、午後3時からオフロードの林道探しに出掛けた。時間があまりないので、近くを探す事と積み下ろしが面倒なので、セローで自走する事にした。目指すは、円城道の駅あたりなので、足守から吉備新線を抜ける予定で出発したが、足守の手前で鬼ノ城辺りの山が気になり、急遽予定変更。山沿いに進入路を探すがなかなか見つからない。足守の町を通って大井トンネルを抜けて足守川を渡った辺りに支流沿いに谷に遡上する道を発見。登って行くと、民家が点在する清流沿いの道は段々細くなり、軈て家も無くなり良い雰囲気である。間もなくオフロードを発見。迷わず突入。木々に覆われたオフロードは涼しい。山を登って行くと突然、大きな池が現れた。鎗水池だ。セローを駐めて暫し休憩。写真を撮って出発しようと、セルボタンを押すと......。ヘッ。押すと....。セルが死んでいる。ニュートラルランプも点灯していないので、バッテリーの異常であろうか。しかしバッテリーは直前まで充電していたので、満充電の筈であるが....。分からない。取り敢えずキックで始動してみると一発で掛かる。オプションのキックを装着していて良かったとつくづく思う。気を取り直して先に進むと、広場に出た。4×4スポーツランド岡山だ。オフロード4輪のレース場である。こんな所にあったのか。管理人の爺さんが草刈りをしていたので少し話しを聞いてみる。4日の日曜日には大阪から大勢来てジムニーのレースがある。盆には2組のキャンパーが来るので草刈りをしている。ここから総社方面に抜けるオフロードがあるなどなど。道を下って更にオフロードを探す。2本ほど見つけたが何れも行き止まりとなり引き返す。その内何処を走っているのか分からなくなったので、一度麓に降りようと道を探す。薄暗い杉の木の急勾配の道を降りると槇谷ダムに出た。これを下れば見延橋を通って豪渓に出る筈である。岡山道の見延橋の橋脚の下で一服して写真を撮った。そのまま下って帰ろうとしたら、井風呂谷川砂防公園なる看板が目に止まる。ここから総社方面に抜けられるかも...と思い突入すると、清流沿いに川遊びができる場所がありキャンプも出来そうである。更に登るとオフロードとなる。大雨の為だろうか道は荒れているが、ジャリ止めのゴムが所々に設置してあるので、直感で何処かに抜けられると思いどんどん登って行くと、頂上に出た。更に道は下っている。これは行けそうである。陽は大分傾いているので速度を上げるとスポーツランド岡山の入り口近くに出た。なかなか面白いオフロードであった。今日の一番の収穫である。再び見延橋の下を通って総社に出て帰還となる。バイクを洗って、倉庫に仕舞う。セルの不調は明日にしよう。本日最初のオフロードセルが死んだ鎗水池懐かしの田舎風景見延橋の橋脚の下
2013.08.03
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カメの水槽を自然な感じにする事をアクアリウム又はテラリウムと言うようである。アクアリウムは水生生物の飼育設備で水槽の中を水草で一杯にして小さな魚を泳がすのに対し、アクアリウムは、陸上の植物や小動物をガラス容器などで飼育・栽培する技術を指すようである。やりたいのはその中間でアクアテラリウムという造語で呼ばれているようである。アクアテラリウムは一つの飼育槽の中に水中部分と陸地部分が混在している動植物の飼育スタイルである。これをやるにはペットショップに行けば必要な物は全て揃う筈であるが、それでは面白くないので、材料を少しずつ集める事にした。先ずは流木である。今ではこんなものまで売っているようであるが、海に行けばきっと転がっている筈である。少し日が傾いた午後5頃セローで出発。京都帰りのセローはチェーンが伸びてガチャガチャうるさかったので、張りを調整して、充電も済ませていたので、セル一発絶好調である。久し振りに乗るセローは身軽である。ハンドル切れ角51°は細い道でも難無くUターンできて、ついつい難所に突っ込んでしまいたくなるバイクである。王子ヶ岳の下辺りの砂浜に到着して流木を探すも皆無である。綺麗な砂浜はゴミも殆ど無い状態で早速退散する。バイクを進めて、琴浦の手前の公園あたりを物色すると転がっていた。良さそうなものを数本拾ってリュックに入れて帰還である。琴浦から山越えをかける。振り返って見ると琴浦の町に瀬戸内海、遠くに瀬戸大橋まで見え、絶景である。海岸沿いの道は思っていたより涼しく、プチツーリングを兼ねた流木探しは成功した。王子ヶ岳の浜辺収穫した流木琴浦の町の向こうに瀬戸内海と瀬戸大橋
2013.07.19
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5月5日子供の日、藤さんから天気が良いのでひとっ走りしようとの連絡を受け、RHは取り敢えずほっといて出掛ける事にしたが、午前中は仕事で動けない。素早く済ませて午後12時15分道口PAで合流する予定である。福さんにも電話したが午後は用事があるもよう。後でブログを見たら5月1日に同じ道を走ったばかりだった。失礼。福さんのブログでは県北は寒かったようなので、長袖の上にベストを着込みその上から冬物のジャンパーを着けて、近所のGSで満タンにする。と、メーターの下側に両面テープで貼りつけていたETCのパイロットランプが剥がれ落ちている。矢張り一度剥がした両面テープは使えない。帰ってから貼り直しだ。12時過ぎに、道口PAに到着。藤さんはまだの様だ。食堂でカツ丼650円を注文。揚げたカツが無くなったので、これから揚げるので少々時間がかかるという。待っていると、目の前をGL1500が通り過ぎる。間もなく出てきたアツアツのカツ丼を食べていると藤さんがやってきた。まさか...。さっきのGL? そうなのである今日は奥さんと娘さん同伴で側車付きのHONDAゴールドウイングGL1500でやって来たのだ。でかい。先日、林さんのハーレーを見たばかりだったのであるが、久し振りに見るGLは側車付きなので車のように見える。早速、広島に向けて走り出す。車も思ったより少なく、天気も良いし、気温も高いし、快調である。トンネルに入ってライトを付けると、あららメーターランプが点かない。電球切れか。トンネルに入る度に点けていると突然直る事もある。どうやらスイッチの接触不良らしい。これも帰ってから修理だ。次はウインカー。ウインカーは正常に点滅するのだが、左側の表示ランプだけが点滅しない。回転を上げると動き出す。バッテリーの容量不足かと思われたが、右の表示ランプはアイドリングでも正常に動く。訳がわからない。これも帰ってからの宿題である。そうこうしている内に小谷SAに到着。煙草を吸いながら休憩している目の前にはハーレーやらCB1300やらピカピカの大型バイクが並べられバイク屋の店先のようである。くたびれたGSXは人目に付かない隅っこにひっそりと置かれていたのは言うまでもない。気を取り直して小谷を出発。もう広島は近い。太田川を渡ると広島IC。アッと言う間に広島を通り過ぎ、沼田PAを過ぎるといよいよ広島自動車のJCTだ。巡行速度は100キロ程度でロングツーリングには一番疲れが少ない。快適である。間もなく広島北JCTから中国縦貫道に入り、安佐SAで休憩と給油を行う。GWのために何処のSAでもガードマンが出て駐車の指示を行う。ここではバイクの特別駐車場が用意されていた。給油するために並んでいる車を尻目にバイク専用スタンドも用意されていて、待ち時間0である。有り難い事だ。今度は、中国道を岡山へ向けて折り返しだ。中国道は所々にカーブがあり、バイクで走るには変化があって面白い。三次ICを過ぎて4キロ程で、新しく出来た松江道の分岐に差し掛かる。これに乗れば松江まで近い。また、走ってみたい。高速コーナーを気持ちよくクリアしながら、岡山県に入り大佐SAで休憩。ここにも大型バイクが駐車場から溢れている。近くにピカピカの香川ナンバーのカワサキZ1が駐まっていた。新しいバイクばかりの中で一際目立っていたこのZ1はフレームからカウル、タンク、エンジンに至るまで全てレストアしているようで、新車以上の輝きを放っていた。欲しい....。さあ、後は帰るだけだ。北房JCTから岡山道へ分岐したとたんに大渋滞。GSXは抜けられるが、GLは無理である。と、藤さんがお先にどうぞと気遣いをしてくれる。スマンとここで手を振って別れる。渋滞は高梁SAの手前までつながっていた。後は快調そのもの。岡山JCTから山陽自動車道に入り帰宅と相成った。所要時間5時間程で380キロの走行であった。GSX750EとゴールドウイングGL1500側車付きで4人乗りのGL
2013.05.07
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昨日、旧瀬戸町、山陽町方面にセローで神社の撮影を兼ねて林道トレッキングに出掛けた。午前中は曇りだったが、午後からは晴れて気温も上がり少し厚いくらいの絶好のトレッキング日和となった。国道2号線から旧瀬戸町へ今回の撮影はレアな場所ばかりなので、目的地を探すのが一苦労である。四輪では行けない所が多いのでセローとしたが正解であった。たとえ2輪であってもオンロードでは獣道は走れない。撮影の合間にオフロードを満喫するべく、林道や獣道に突入する。旧山陽町では面白い林道を発見した。距離もまずまずで支線もあり道の荒れ具合も程よい。山の頂上付近で休憩しようとバイクを止めてみたら、付近には立派なワラビがいっぱい生えている。5分程で今日の酒のアテ分を収穫。帰ろうと思い山の斜面をフト見ると。何とマムシが蜷局を巻いていた。暖かくなったのでもうそろそろお出ましなのか。記念にアップで1枚撮ってみた。一日、オフロードを満喫したので、TLMのパンク修理はお預けとなってしまった。トレッキングの写真は下記にアップしていますのでご覧下さい。http://opa.cig2.imagegateway.net/s/m/HFaKhg54Fst
2013.04.18
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昨年10月に買ったヘルメットをようやく使ってみた。 今年の冬は寒かった。梅の開花で寒さが分かる。早いときは1月下旬に咲く梅が、今年はなかなか咲かない。2月下旬になってようやく咲き始めた。 天気予報を見ていると今日(6日)は快晴、気温も16度くらいだという。眠っていたBMWを久しぶりに引っ張り出した。目的地は、というより目的の道路はお気に入りの奥吉備街道。 と、記事を書き始めて途中やめ。再び書き始めるまでに10日もかかってしまった。ちょっと多忙でもあり、予期せぬ大役が回ってきたりしたのである。 さて本題。トリクル充電ができる充電器につなぎっぱなしだったBMWはセル一発で目覚める。バッテリーは4年半ものなのだが元気がいいのは充電器のせい?! 我が家と高速ICは目と鼻の先。出発して1分後にはETCゲートをくぐっていた。もちろん十分な暖機運転をしてからの出発である。かれこれ4ヶ月動かしてなかったにしては調子がいい。このヘルメット、スモークスクリーンの使い勝手も快適だが、走行風による風切り音が少なくてなかなか良い。高速を40kmほど走って降りる頃にはエンジンも回るようになってきた。いつものコースをたどるには岡山空港から県道72号、国道429号と走り、加茂川から県道31号、宇甘渓を横に見て県道71号へ。以前71号の峠は崖崩れか何かで通行止めになっていた。以来だいぶたつのでもう通れるだろうと見るとまだ通行止めだ。しかたないのでそのまま31号を走り国道53号へ。建部の大田というところから奥吉備街道に入る。ここから北房に向けて適当なコ ナーとアップダウンが続く40kmの快走路だ。途中2箇所しか信号がない。3速、4速を多用し、エンジンの鼓動を楽しみつつ走る。途中お気に入りの場所で停まりパチリ。(写真1)有漢の少し標高の高い所から眺めるこのやまなみがいつもほっとする。 奥吉備街道の北の終点、北房にあるちっちゃな店で休憩。(写真2)ここで大好きな「おかき」を探すが、なんといつもの棚に無い。店員のおばちゃんに尋ねると床の段ボールを開けて出してくれた。届いた荷物をそなまま置いて並べるのを忘れていたらしい。3つ1000円で買おうとするとおばちゃんが「焼き芋はいらんかね。焼きたて、甘いよ、2本150円!」と言う。焼き芋はあまり好きではないけど、おばちゃんとのやりとりがおもしろかったのでつい買ってしまう。外に出てホクホクの焼き芋を食べると予想外に甘い。おばちゃんに「こりゃーうまい」と言うと、おばちゃん気をよくしたのかコーヒーを入れてくれた。田舎は何となく人情に厚くこれが楽しい。 その後山越えをして有漢まで戻り、岡山道で帰路についた。帰って女房に焼き芋の話をしたら怒られた。「2本150円の焼き芋はめちゃくちゃ安い。なんで買ってこないのだ。」と。焼き芋の適正な値段を知らない私であった。写真1写真2
2013.03.19
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久し振りにセローのエンジンを掛けてみた。充電器に繋いでいたので何とかなったものの、最初の始動性の悪さは変わっていない。一旦掛かってしまえば、再始動は難無くできエンジンは快調そのものなのだが....。天気が良かったので高梁川の河川敷まで行ってみることにした。去年TLR200で走って以来の事である。ナナハンに比べれば原付のように軽い車体とハンドルの切れ角はトライアルバイクに近い感覚であるが、土手を上ったり、グリ石の上を走るとやはり車体の重さを感じてしまう。今回は慎重に走ったので転倒もなく、久し振りに気晴らしができた。帰って点検をしてみると、エキパイカバーのビスが1本外れていたので、100均のキャップボルトで代用したが、耐熱ワッシャーがないので、スプリングワッシャーで誤魔化した。リヤに装着しているトライアルタイヤも限界に近づいている。また出費が嵩みそうである。
2013.03.17
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11月9日念願のグリフイスさんとのトレッキングの火蓋が切って落とされた。朝6時50分TLR200を積載したボンゴフレンディーのエンジンを掛ける。前日に丁度フレンディーのアルミホイールとタイヤを新品にしたばかりだ。タイヤは勿論ATタイヤだ。今回はダンロップのAT3を選んでみた。溝の深いブロックパターンは如何にもオフロードといった感じであったが走ってみると、これが以外と柔らかくロードノイズも低く抑えられている。総社からR180で高梁の手前で分岐、R313で成羽方面へ。成羽川に沿って県道33号に分岐。田原ダムの下流の湯野で県道107号に分岐。ここからは成羽川のダム湖に沿ってR182までカーブの連続である。道は狭いが他車は皆無だ。R182から9キロで東城である。東城の町でR314に分岐して、奥出雲方面へ走る。この道は広く車も少ないのでついついスピードが上がる。備後落合の手前でR183に分岐。道後山方面に進路を変える。県道250号に入ったところで、グリフイスさんに電話する。所要時間2時間50分程度だ。金屋子神を祀る天満宮で待ち合わせ。樅と杉の大木が林立する社を参拝して、今日の無事を祈る。程なくしてグリフイスさんがTL125バイアルスの単気筒音を響かせて登場。車を一旦グリフイスさんの別荘(山小屋)の麓に移動して、バイクを降ろす。最初の1発で掛かったものの、エンストを起こし、後が掛からない。汗まみれのキック40発程度でようやく始動。暖機をしっかり行い出発である。猫山スキー場の下を通って、小奴可の上流で鳥取県日南方面へ分岐。回りの山々は紅葉が素晴らしい。少し肌寒いがシッカリ着込んでいるので寒くはない。上坂で県道11号に出て更に日南方面に進む。峠を登った所で道後山登山道に繋がる小奴可へ抜ける林道を発見。早速突入する。この林道はガレ場が少しあるものの、走りやすい。回りは広葉樹の森で紅葉が実に美しい。落ち葉で埋め尽くされた林道を走るのは気持ちの良いものである。道後山登山道に分岐する頂上で休憩。バイアルスのタイヤが跳ねて怖いと言うことで、前後ともエアーを抜く。小奴可に出ると、元に戻るので、引き返す。県道11号に復帰して少し走ると、稲積山の看板を発見。これもオフロードだ。迷わず突入。9合目あたりまで登ったがここで行き止まり。ここから先は徒歩となる。登って来た道を引き返しR183に出たところ(多里)で昼食の山菜そば定食を食す。冷えた体に温かい蕎麦は実に旨かった。午後からは、横田町方面の林道を探そうと思っていたが、どうやら雲行きが怪しい。雨が降り出したら、グリフイスさんの山小屋に素早く避難できるように進路を道後山方面に変更する。新屋で日野川の上流部が交差していたので、川に沿って走ってみると、日野川源流に続く林道が現れた。奥に進むと段々と険しくなり、路面も水が流れ出した。山も深くなり今にも熊が出て来そうである。1人では心細くて進めそうにない。道の脇の渓谷には大きなイワナが居そうである。林道は更に森の奥深く続く。ぬかるみにタイヤを取られながらも源流まで1.2kmの地点まで辿り着くが、ここで行き止まり。ここからは徒歩でないと無理だ。写真を撮って引き返す。途中で支線を発見。分け入ってみる。この林道は先で伐採作業が行われているようで、トラックが通った轍が何本も付いている。路面はぬかるんでぐちゃぐちゃだ。気を付けないと、轍の泥にタイヤを取られたり、ぬかるんだ泥でスリップを起こす。もし転倒したら間違いなく泥まみれになってしまうだろう。頂上付近でいよいよタイヤが埋まるほど、ぬかるみが深くなり進むのが困難になったので、転倒する前に引き返す事にした。山を中程まで降りた時、前から4屯ダンプカーが登って来た。退避場所はない。林道の脇に逃げるだけでは、ダンプは通過できない。咄嗟に前方左にクリークを発見した。迷っている暇はない。クリークにそのまま飛び込んだ。エンストして左の斜面に倒れる。続いてグリフイスさんも飛び込んで来た。これでダンプは難無く坂を登って行った。我々は林道で遊ばせていただいているので、そこで作業するプロの方々に絶対に迷惑を掛けてはならないのである。ダンプが去った後、グリフイスさんと2台のバイクをクリークから引っ張り上げた。息が切れそうであった。やっぱり林道ツーリングは2人いると心強い。林道を存分に楽しんでいたら、4時が近くなっていたので、グリフイスさんの山小屋でお茶にする事にした。この山小屋は途中までは車が入るのだが、残り30メートル程は沢と坂がありバイクでないと行けない。ウッドデッキの横にバイクを駐めてエンジンを止める。静かだ。グリフイスさんのピカピカのバイアルスが泥だらけになっていた。(申し訳ない)この別荘(山小屋)風呂、トイレ、台所、12畳程もあるリビング。井戸、電気も完備。畳み敷きのリビングには衛星放送まで見える液晶テレビ、音響設備、扇風機、炭焼き用炉何でもある。素晴らしい。お茶をいただきながら談笑の後、フレンディーにバイクを積み込み帰路につく。5時を回るともう薄暗い。暗くなったので予定を変更して東城ICから高速で帰る事にした。午後6時40分無事帰着。道後山は林道の宝庫だ。見過ごした林道も沢山ある。是非また何回も訪れたいスポットである。楽しめた1日であった。グリフイスさんお世話になりました。当日の写真は下記にアップしておりますので、ご覧下さい。写真の左上にある虫眼鏡の+アイコンをクリックすると高解像度の写真がご覧になれます。http://opa.cig2.imagegateway.net/s/m/B5nMEYDFnMt紅葉の美しい道後山林道日野川源流付近クリークから引き上げて泥まみれのTLR200
2012.11.10
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楽しき時間はあっという間に過ぎ、そろそろ帰らねば。岡山からバイクで往復するというおっさんの無謀な計画は、同年代の者にはいささか刺激があるようだ。同窓会参加者ほぼ全員の見送りを受け17:00津を出発する。すぐに伊勢道に乗り空を見ながら走る。盆を過ぎた暑い日は内陸部に雲が発生し雷雨となることが多い。で、進行方向に怪しい黒い雲が見え、おまけに時々光っている。気温も下がり始めたのが体感でわかる。こらーやばい、と亀山PAでカッパを着込む。携帯で雲の動きを見ると琵琶湖あたりが怪しそうだ。土山で給油し新名神最後のトンネルを抜けると雨になった。草津の手前でどしゃ降り。突風は吹くし、雷は盛大に光るし、落ちたときとんでもない音がする。車ならいいけどバイクでの落雷は恐ろしい。スピードも出せないし這々の体で草津PAに滑り込む。左コーナーでシフトダウンしクラッチをつないだとたん、ズルッ、こえー。何とかコけずに屋根の下にバイクを止めた。雨宿りのバイクや車で当然PAはいっぱい。(写真1)大雨と雷鳴がしばらく続く。落雷時の音はすさまじく、あちこちで女性の叫び声があがる。(帰宅後わかったことだが、この雷雲は大阪で2名の命を奪っている)それでも小一時間すると雨が小降りになったので出発する。京都に入ると路面は濡れているものの雨は止み、大阪、兵庫と進む。山陽道に入るとすぐに淡河PAだ。ここで再びシャワーを浴びて帰ろう。塗れたグローブをシリンダの上に置いておく。(写真2)シャワーと腹ごしらえを終えるとグローブは乾いていた。さすが水平対向エンジン。このあたりは雨が降った様子もなく路面は乾きカッパも脱いで走る。さすが晴れの国、岡山が近づくにつれて気温も上がり暑くなってくる。1日でこれだけ走ると右手首やお尻も痛くなってくる。瀬戸PAで最後の休憩をとり、体操をして体をほぐす。家に帰ると11:30だった。ちょっと無謀だったけど38年バイクも57年おじさんも壊れなかった。(藤)写真1写真2
2012.08.22
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同窓会へ(往路)三重県の津市で大学時代のクラブ同窓会が開かれたのでBMWで参加した。あらかじめ地図でルートを調べておく。山陽道から中国、名神と乗り継いで新名神で亀山に向かうことにした。片道約330km、ほとんど高速のコースである。暑い夏、走っているときはいいけど止まると汗が流れる、おまけにバイク走行は首や顔に埃がついて汚い。で、どこかシャワー設備がないかと調べたら、山陽道の淡河PAと名神の草津PAにあることがわかった。ここで汗を流していこう。朝7:30家を出る。現地には12:30に着けばいいのでゆっくり走る。走行70kmを超えたあたりから例によってエンジンが静かに回るようになる。それまではアクセルを無理に開けるような感じだが、これ以降そんなに開けなくてもスゥーっと前に出るようになる。名神、山崎から大津まで渋滞していて路肩をゆっくり走り、草津に着いたのは11時前だった。早速シャワーを探すと売店などの奥(進行方向の奥)の端っこにあった。(写真1)但し、この写真は帰りの淡河のものだが基本的に形は一緒。草津はこのボックスが5つ並んでいた。隣にはコインランドリーもある。シャワーは10分200円だ。湯(水)が出ている時間の合計が10分なので、かなり長く使える。タオルは持って行っていたが石けんを忘れた。汗と汚れを洗い流しゆっくりしていて、ひょっと時計を見ると11:40だ。ありゃ、あと1時間もない、と慌てて飛び出したらタオルを持って出るのを忘れてしまった。50分で津には着かないぞ、とスピードアップで新名神を飛ばす。新名神はバスや車で走ったことはあるがバイクは初めて。広いし走りやすい。少し雨にあったけど走行風ですぐに乾く。伊勢道に入ったところで少し遅れる、と幹事に電話し10分遅れで会場に到着。走行333km、らくちんだった。(藤)写真1
2012.08.21
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実は今回、矢さんに事前に「一緒に走ろうか」と聞いたら用事があるから、と断られ私一人で走っていたのだ。偶然矢さんの用事が長引き、これまた偶然道路上で遭遇したのである。矢さんのおうちで奥さんの入れたおいしい日本茶をごちそうになり、復活したセローを見せてもらう。(写真1)磨くのが好きな矢さん、一生懸命磨いたみたいで、初期型セローはピカピカ。隣の100RSもピカピカ。ちょっと一緒に走ってみようか。矢さんの先導で先ほどの棚田へ、そこから境を経て最初の鶴田まで一緒に走る。セローの排気音は少し大きめ、歯切れのいい音を響かせて走る。セロー完全復活だ。いずれ太さんと矢さんを誘いオフロードツーリングに出かけねば。鶴田で私は左の方向、岡山に向かう。矢さんは右に取り帰路についた。今日の走行は215km、ガソリン6L使用だった。帰ってから今日のコースをおさらいする。ここで初めてミスに気づき原因を探る。まず持参した地図だ。他の詳細地図と比べると、まず十字路の位置が違う。合流したと思っていた地図上の地点は実際より南西にずれている。さらに455号のY字路が地図にない。私が走ったY字路の左方向への道は地図に記載されていないのだ。喜々として走った険道455号は僅か数百メートル、時間にして1分足らずだった。がっかり。これは再度チャレンジせねばなるまい。写真1
2012.06.16
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県道342号を数キロ走ると十字路に出た。左342号、右455号の表示がある。(写真1)ここだここだ、と地図を見ると自分が走ってきた342号とはT字路だ。実際は十字路、地図はT字路、おかしいなと思いつつ右にとる。道幅1.5mの表示と津山市の表示があり道幅は極端に狭くなる。これが”険道”455号かとわくわくしながら進む。左に民家が2軒、でも住んでなさそうだと思いつつ通り過ぎ小さなY字路を左にとった。左の方が道幅が広く看板もないので”本線か”と判断したためである。(これが痛恨のミスであった)疑ってなかったので写真も撮ってない。そのまま進むが全然険しくない。一カ所寄るべき所があり、左に道があるはずだがない。おかしいなと思い一度引き返し、十字路まで戻る。地図で確認するが間違いない。(と、思っていたのに実は地図が間違っていた)もう一度455号を進みY字路を左へ(今度も気がつかず間違う!)数キロ走ると山を下り、国道429号へ出た。この時点ではまだミスに気がついていない。国道を美咲町の方へ進む。この先津山市と美咲町の境には休乢トンネルがあるが、今回は旧道を行く。県道341号だ。津山市と美咲町の境は切通になっていて景色が急に広がる。そのまま341号を進むが、この道路どこを走っているのかさっぱりわからない。ナビは無く地図だけが頼り。あれ、見覚えのある地点に出てきた。そうだ、ここは矢さんの家の近く、何回か来たことがある。道は合っていた、と、ほっとしたところで前を走るのは黒いインプレッサ。矢さんが確か同じ車だよな、ナンバーまでは覚えていないが、と考えていたら窓から手を振られた。あ、やはり矢さんだ。写真は無いけどビデオを撮影。痛恨のミス現場が写っていた。写真1
2012.06.15
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新聞に時々出る写真があり一度訪ねてみたいと思っていた所がある。それは美咲町大垪和の棚田である。棚田100選に選ばれるらしく、かなりな規模の棚田のようだ。もう一つは近くにある県道455号線を走ってみること。これもかなりレアな道らしく、県道は狭く険しく車は切り返さなければ回れないところも何カ所かあるらしい。この県道はツウの間では”険道”と呼ばれるそうだ。バイクなら行けるだろうと某日天気の良さに誘われて昼からトリッカーで出かけた。岡山から国道53号線を津山方面へ、福渡から県道30号へ入り鶴田で県道70号へ、すぐに三叉路でここが別れ道(写真1)これを左にとると県道451号だ。山道といっても舗装路、多少狭いがトリッカーにとっては快適な道、天気は快晴、新緑に覆われた山道をどんどん進む。10km足らずで和田というところに出た。(写真2)案内板を見るとここを右に行けば棚田はすぐだ。県道373号になり、景色を楽しみながらゆっくり進むと左手に棚田が見えてくる。大垪和支所の所で県道から外れ、左に行く。棚田はちょうど楕円形のすり鉢状になっていて、今バイクはすり鉢の上を縁を左回転している感じだ。(写真3)棚田というくらいで、小さな田んぼが階段状に何枚も重なり、独特の風景を醸し出している。季節や時間によって様々な情景を映し出すのだろう、多くの写真愛好家がカメラを構えている。左回転していると棚田の下(すり鉢の底)に行ける道があり、そこを下っていく。底から棚田を見上げると、棚田の水が見えず1枚1枚の田んぼの縁が連続してしてしまい棚田に見えない。棚田は上から見下ろす方が美しい?。底を通り過ぎて上に上がるとそこは先ほどの和田だ。もう一度縁を回って支所前から今度は右に、すぐに左へとると県道342号。この先がもう一つの目的、”険道”455号だ。この次、私はとんでもないミスを犯してしまう。写真1写真2写真3
2012.06.14
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氷ノ山ツーリングの動画を下記に追加しました。 http://youtu.be/HfgdoDXEaBE
2012.06.02
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5月23日快晴。氷ノ山ツーリングの幕が切って落とされた。朝はまだ肌寒いので、長袖シャツの上にフカフカのベストを着込み、その上からメッシュの夏用ライディングジャケットをはおり出発する。予定時刻の10分前に吉備SAに到着。既に藤さんが到着していた。途中で、昨日外した左ミラーのボルトが緩んだので、締め付けようと14ミリのスパナを取り出すが、ボルトは17ミリ。藤さんに借りる事にした。BMWの車載工具は大きな収納箱に入っている。まるで工具箱だ。ミラーの締め付けも終わったところで、福さんのモンスターが重低音を轟かせながらやって来た。強烈な音だ。3人揃ったところで、定刻出発。備前ICまで快適に走り、R2へ船坂峠を越えて兵庫県へ入る。このあたりを通るのは久しぶりだが、道路の狭さは昔と全然変わっていない。有年原でR373に入り千草川に沿って北上。河川改修のためにダンプの通行量が多い。川沿いのGSに寄ってBMWとドカに給油。上月でR179に入り、佐用方面へ。佐用でR373に入り、中国道を潜り更に北上。新緑が美しく気持ちが良い。再び岡山県に入り、大原でR429に入る。コーナーの続く日名倉峠を越えれば再び兵庫県の千草である。斉木口でR29通称若桜街道に入る。音水湖を過ぎたあたりから、気持ちの良い高速コーナーが続く。峠のトンネルは寒いの一言。トンネルを抜けると鳥取県である。若桜中学校でR462に入り10キロで氷ノ山到着。時刻は12時20分。何十年振りかに訪れた氷ノ山。記憶は全く無かった。丘の上に建つ天空のリゾート 高原の宿「氷太くん」でランチタイム。大きな食堂に客は我々3人だけ。オフシーズンとはいえ、大丈夫なのだろうか。こちらが心配してしまった。藤さんと福さんはカツカレー、私は四季彩弁当を注文。山菜が色とりどりで満足のランチであった。お腹が一杯になったところで、直ぐ上にある県立氷ノ山自然ふれあい館響の森に寄ってみる。子供向けに氷ノ山の自然を紹介する展示物などがあり、観察会などもやっているようだ。そこにライディングジャケット着た暑苦しそうなオジサンが3人どう見ても場違いだ。早々に退散して、R29まで戻り、若桜街道を鳥取方面へ、安井宿で若桜鉄道の阿部駅方面へ折れ、R482で隼駅に到着。スズキの隼乗りの聖地となっている駅舎でミーハーよろしく記念撮影。隼ではなくGSXであったが、そこはご愛嬌。鷹狩でR53を少し走り用瀬で直ぐにR462に入る。つづら折りのコーナーを抜けると県境の辰己峠だ。藤さんがそろそろガソリンも少なくなった頃ではないの。と声を掛ける。その通りであるGSを探さないと。峠を下ると恩原湖が見える。このあたりはまだ、木々の芽が芽吹いたばかりである。どうりで肌寒い訳だ。上斎原で給油を済ませる。何と L/22キロも走っている。R179通称奥津渓バイパスに入り、一気に院庄へ。院庄ICで中国縦貫道に入り、北房で岡山道と乗り継ぎ各自流れ解散となった。今回のツーリングは午後少し雲が広がったものの、午前中は晴天に恵まれ、新緑の中を気持ち良く走る事ができ、満足であった。それと全員無事故無違反。これが一番。ツーリングの様子は下記動画をご覧下さい。http://youtu.be/NMvIOGBuQL8高原の宿「氷太くん」駐車場にて自然ふれあい館響の森 本物の用に見えますがイノシシも木も全て模造です。隼駅で隼ならぬGSXで記念撮影
2012.05.24
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最近日の出が早くなった。5時になるともう明るいし、お日様も上がってくる。久しぶりに早起きしてBMWを引っ張り出した。仕事前にプチッと走ってみた。近所のCB750K0オーナーを誘って出かけた。今日のコースは、足守から賀陽にぬける吉備高原広域農道と久しぶりに開通した豪渓を通る県道だ。立夏も過ぎて暑くなりそうなので、比較的薄着で出かけた。午前5時半K0氏とおちあい高速に入る。総社までは高速だ。薄着でもちょうど良い気温で、天気も快晴だし気持ちがよい。K0氏はなんと素手である。仕事柄冷たいのは慣れているらしいが・・・。総社からR429を北上し、空港を経て広域農道に入る。この道路は山の中を適当なカーブとアップダウンで賀陽まで約17km。以前はよく走っていたが、奥吉備街道を走るようになってからはしばらくご無沙汰だった。と、なんと寒い。薄着が裏目に出た。山の中はかなり気温が低い。賀陽から県道を下り豪渓で写真をパチリ。(写真1)秋の紅葉がきれいなところだが切り立った垂直な岩肌に朝日が映える。垂直な岩肌ゆえ、崖崩れでかなり長い間通行止めだったところ、道は狭いが通行できるようになっていた。薄い手袋のためカメラを持つ手が凍えそうであった。さすがにK0氏も寒そうだ。豪渓を抜け、岡山道の見延橋(76m高!)の下でまたパチリ。(写真2)上を通ることは多いが、下を通るのもまた久しぶり。総社まで出てくると気温も上がってきた。総社でモーニングコーヒーを飲みながらバイク談議。K0が美しい。(写真3)備中国分寺を横に見ながら倉敷ICから高速で自宅へ。120km、3時間のプチツーだった。写真1写真2写真3
2012.05.21
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5月4日写真撮影を兼ねてTLM220Rの走行テストを行った。前日の天気予報では雨は心配ないようだったので、以前から気になっていたR53の県境付近にあるループ橋から山へ分け入る林道へ行ってみる事にした。午前5時30分、ボンゴフレンディーにバイクを搭載し、ループ橋へ向けて出発。時間を節約するために、山陽ICまで高速を利用。通勤割引で500円だ。山陽から湯郷を経て、奈義でR53に合流。何だか雲行きが怪しい。那岐山は雲に煙っている。ループ橋手前からとうとう雨が落ちだした。お目当ての林道入り口に到着するも、雨は止みそうもない。近くに奈義八景「屋敷の滝」の案内看板があったので、行ってみることにした。車で1Kmほど山道を登ると行き止まり。歩いて滝まで30m程だ。戦国時代の武将の屋敷跡ということで「屋敷の滝」と名付けられたようである。先日来から降った雨のせいか、水量も十分で見事であった。しかし、雨はまだ止まないので、菩提寺の大銀杏を見に行く事にした。樹齢900年と言われるイチョウの木は国の天然記念物に指定されており、県内最大の巨木である。さすがに大きい。枝から垂れ下がった気根は、鍾乳石のようだ。菩提寺の駐車場で朝ご飯のサンドイッチを食べながら雨が止むのを待つが、止まない。もう諦めた。奈義に下って、地元の人に場所を聞きながら数カ所写真撮影。折角の休み。これから帰るのも面白くない。西に行けば天気は回復するかもと、思い、R180で大佐山方面に向かうことにした。丁度正午に大佐山到着。しかし雨だ。車を駐めて少し待つと、雨がだんだんと止んできた。折角バイクを乗せて来たので、少し走ってみる事にした。思いキックを踏み降ろすとエンジンは一発で目覚めた。去年セローで走った千石林道を目指して山を登る。雨のためか林道はかなりぬかるんでいた。一寸気を抜くとタイヤが草や土にとられて転けそうになる。バイクは汚れるし、ズボンの裾は泥だらけになるし、やっぱり雨の日は乗るのは止めようと思った。林道終点近くのTさんの家にまた寄って台所で、1m50cmのヘビが卵を食べに台所に毎日やって来るので、東京育ちの奥さんが名前を付けている話しや、先日はそのヘビがテレビを見ていた話しなどを可笑しく承った。Tさんの家にはヘビの他にも、イノシシ、キツネ、タヌキ、イタチが毎日のように訪問するそうである。今回は、天気予報を念入りに見ていなかったために、バイクで走るよりは車のドライブの方が遥かに長かった。あ~あ晴れた日に乗りたい....。屋敷の滝菩提寺の大銀杏雨の千石林道にて
2012.05.05
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9月28日笏取り虫「滝巡りツーリング」を実施した。今回は、藤さんのBMWと太のGSXの2人でのツーリングとなった。行き先は広島県山県郡安芸太田町の「三段峡」である。山陽自動車道道口PAにAM8時30分集合。秋晴れの絶好のツーリング日よりである。出発早々、GSXのブレーキスイッチが故障。藤さんに後ろから見てもらうと、どうやらフロントブレーキスイッチの故障らしい。今日はリアブレーキを早めに踏むことにしよう。福山東SAで休憩していると、京都ナンバーのBMW1200が隣に停車。早速、BMW談義に花が咲く。このオジサンは一日で京都から山口まで行って帰るそうである。凄い馬力。中年パワーを思い知らされた。小谷SAでBMWの給油。私は、待ち時間を利用して、スパナで内に寄りすぎた右バックミラーの調製を行う。広島から広島自動車道、中国自動車道を経由して、戸河内ICで下車。R191から5キロ程で三段峡に到着。走行距離は200キロ程である。オフシーズンのせいか、観光客は1人もいない。店も開いているのは1軒だけである。時間があれば三段峡ホテルで温泉に浸かろうと目論んでいたが、本日休業の看板。残念。開いている店に荷物を置かせて貰い、歩いて三段峡の滝巡りに出掛ける。長淵から姉妹滝、夫婦淵を眺めながら2キロ程歩いて腹ごなしを行い、あまごの塩焼き定食にありつく。この店の奥さんに地元の話しを聞きながらのんびりと休憩。三段峡は距離が長いので、一日掛けてゆっくりと見学するのがよろしい。今日は急ぐので、バイクでショートカットして二段滝と猿飛を見て帰ろうとしたが、どこでどう間違ったのか、迷子になり二段滝を遥かに過ぎてしまった。帰途の途中、米塚のような深入山を発見。立ち寄ってみる。この山には木々が無く、笹のようなものが生えており、登山道が頂上に延びている。TLR200で登ったら面白いと思ったが当然の事ながらバイクは進入できないであろう。そこへ、MGでいらしたグリフイスさんが声を掛けてきて、またまたバイク談義に花が咲く。そうこうしている内に帰りの時間となり、一路岡山へ。帰りに広島お好み焼きの土産を背負い。無事帰還と相成った。安物のマイクロSDカードで撮ったはずの三段峡の沢山の写真が1枚しかない。なんで...。このSDカードは捨ててやる。グリフイスさんBBSへの早速のコメントありがとうございます。グリフイスさんのTL125中四国会はこちらでご覧になれます。http://tl125tyugoku.1616bbs.com/bbs/tl125tyugoku_topic_pr_17.html当日の動画をアップしました。颯爽と走る藤さんのBMWについて行けてないの図です。http://www.youtube.com/watch?v=k21nCSSnzlI駐車場から深入山を望む
2011.09.29
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8月22日午後、前回参拝できなかった神社参拝に再び出かけた。前回参拝できなかったのは途中で道が分からなくなったからである。このときは神社の南側からバイクで入っていった。(何とも道が獣道のようで「分け入る」感じだった)今回北側からの挑戦である。最終的に県道から3カ所入るところ(それぞれ小さい看板がある)があった。まず1カ所目。1kmほど入っていくとだんだん道が狭くなり、孟宗竹の竹藪の中を進む。枯れた竹が重なりとんでもない情況の中に石鳥居だけが建っていた。これは近いかと進むも、途中でバイクが入れなくなり、少し歩いてみたが断念、引き返す。2カ所目はすぐにバイクが進めなくなる。近くで草刈りをしていたおじさんに尋ねた。歩いてなら行けるがバイクは無理とのこと。でも3カ所目の入り口を教えてくれた。バイクなら行けると言う。さて、3カ所目。途中草が生えていたりするが快適な山道が1kmほど続く。と、バイクが進めなくなった。前方に丸太が倒れ道をふさいでいる。(写真1)これはもう歩いて行くしかない。途中の道はこんな道。(写真2)どこが道か写真ではよく分からない、草ぼうぼうである。しかし途中に何カ所か小さな看板がありこの先に目的の神社があることは間違いない、と気を取り直し山道を登る。さて、距離にして数百メートル山道を登っただろうか、大きな鳥居が現れ扁額には目的の神社名、日吉神社とある。これは間違いないとさらに2~3百メートル進むと孟宗竹の竹藪の中に忽然と鳥居や玉垣が現れた。(写真3)周りは太い孟宗竹で覆われているが、予想に反してなかなか大きな神社である。境内もかなり広い、しかし草むらである。(写真4)参拝した後、境内を一周してみる。ほんとに四方孟宗竹で囲まれている。入ってきた参道を振り返るように見ると、…孟宗竹である。(写真5)今回この参道の右側から入ってきたが、この神社に至る道はやはり何本かあるようだ。日常的に参拝する人はいないと思われるが、年月日の入った掃除道具などが置いてあり、そんなに古い年号ではなかった。歩いているとヤブ蚊のブーンという音が常に頭の回りでしており、払っても払っても音は無くならない。道を間違えずに戻らなくては、と記憶をたどりながら帰途につく。こんな所で迷子になると助けは当分来ない。で、やっとの事で元の丸太の倒れているところまで帰ってきた。(写真6)最初にバイクを止めてから40分くらいで帰ってきたから距離的には大したことはない。バイクをUターンさせ山を下りる。しばらく走り小さな神社を見つけ参拝した。左側からバイクにまたがり、右足を出し、サイドスタンドをはねようとしたら、右足の下は”空洞”だった。ちょうど側溝のふたが無くなっており草がかぶっていて見えなかった。おっとっと、とバイクを倒してしまった。するとそこにはちょうど四角い石の柱が…。ガソリンタンクでブレーキをかけてしまいトホホの状態に。(写真7)がっくりとしょげて帰ることになってしまった。傷だけならなんとかなるが、かなり凹んでおる。ガソリンタンクの鈑金は難しいぞ。 写真1 写真2 写真3 写真4 写真5 写真6写真7
2011.08.24
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昨日の夕方、絶好の曇天。近所の散髪屋がCB750FAでやってきた。彼のバイク仲間の神社に行ってみたいと言う。あわよくば家に上がり込んで熱帯魚も見てみたいと言う。よし、それならと言うことで、GSX750E4を引っ張り出して、真備までプチツーリング。で真備に着いたところで、「その神社は何処にあるのか」と尋ねると、「知らない」との返事。「へッ。」どうやら散髪屋は、神社と言う物は全て幹線道に案内の看板があると思っていたらしい。地元の親切な人に尋ねて見つけた。熊野神社。県道の脇から長い石段が見える。参拝して納得の様子。帰りは船穂からR2で帰宅。FAの集合管の音がGoodであった。
2011.08.09
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7月24日に藤さんGOLDWINGと矢さんBMW R100RSで真夏の蒜山を満喫すべくツーリングに出掛けたようです。矢さんは貴重な休みを利用して、セローの組立に入っていたようであるが、藤さんの誘いとあって、組立中の部品や工具をほっぽり出して、家族の事も返り見ず一人で楽しんで来たらしい。う~ん。何と羨ましい事か。その頃私は大汗かいて仕事中だった。当日の動画を見ると更に悔しい。http://www.youtube.com/watch?v=2ACYCaB_s0Uhttp://www.youtube.com/watch?v=tDmDE3lHlnE
2011.07.29
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6月6日、そろそろ岡山道の社会実験が終了し、有料になってしまうので、北房方面にセソロツーリングに出掛けた。今回は、林道を走るためセローの出番となったが、このセローはよりハードな山奥に行けるように、フロントスプロケットを純正の15Tから14Tに変更し、前後にトライアルタイヤを装着しているため、高速走行は辛い。そこで、ボンゴフレンディーのトランポに乗せて有漢常山公園の駐車場まで運んで、そこから林道探検に出発した。出掛けるのが遅かったため、駐車場を出発したのが午後1時頃。先ず奥吉備街道街道を北房方面に走り1本目の林道である。この林道はバラス敷きで、わりとフラットであるが、バラスが深い所もあるので、リヤタイヤがうもって転倒しそうになる。約3キロ程の短いオフロードであったが、真庭方面への県道に出て終了。更に北に向けてなるべく細い道を選んで進むと、北房に出た。川沿いのオフロードの土手を少し走って、中国縦貫道に沿って北上。高速のトンネルの上を通る獣道に突入。暗い急坂を登ると墓所。気味悪い。その後幾つかの獣道を試しながら北上を続けると、川に出た。川の端にコンクリートの堰堤があったので行ける所までと思い、走ったのが間違いだった。堰堤の左は川(かなり深い)右は用水路(これも深い)前方に用水路から溢れた水が堰堤の上を越して川に流れ込んでいるのが見えた。これ以上は進めない。かと言って細い堰堤の上ではUターンもできない。バックで帰るにもかなりの距離がある。仕方がないので、堰堤の上で3センチ刻みの繰り返しを十数回繰り返してやっとUターン完了。冷や汗が出た。そうこうしている内に小阪部に来た。もう、大佐山の近くだ。折角なので大佐神社に参拝し、大佐山の頂上まで一気に加速。平日とは言え誰もいない大佐山で眼下に広がる景色を眺めながら休憩。天気も良いし、春蝉が鳴いていて気分は爽快。帰りは、獣道を試すが、余りの急坂で降りたは良いが登るのが大変だった。少しのオフロードを走って、中腹まで降りると林道の入り口が目に留まった。躊躇無く突入。支線も幾つかあり楽しめる林道である。セローは4サイクルでエンジン音が小さいので直前にならないと気づかないのだろうか。先ずタヌキに遭遇横に逃げれば良いのに前に逃げるので何時までたっても、追いかけごっこが続く。次は羽が綺麗な雄のキジだ。5キロ程の楽しい林道は最後の看板で名前がわかった。仙石では無くて千谷林道。大佐の友人Tさんと談笑の後、大佐を後にした。自宅に着いたのが丁度7時。久々に走った林道はやっぱり良かった。千谷林道
2011.06.07
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今回の笏取り虫「お花見ツーリング」は雨天のため、当初予定の「凱旋桜」を中止し、予定を変更して世羅町の「花夢の里」の芝桜見学に変更した。午前9時30分山陽自動車道「道口PA」に集合したのは、藤さんBMW、福さんZZR(借り物)、太GSXの3名だった。天気予報では、昼前に広島県東部に雨雲が掛かる予報。さあ。どうする。急遽予定を変更して、四国へ逃げる事にした。3台が轟音を轟かせ(大したことはない。)西瀬戸尾道ジャンクションに向けて出発。途中、笠岡と福山あたりで雨が落ちるが大した事はない。西瀬戸自動車道に入る頃には頭上から北は真っ黒な雲に覆われ、明らかにザンザン降り。南は晴れている。急いで尾道大橋を渡り「しまなみ街道」に逃げ込む。瀬戸の島々を渡る快適クルージングと思いきや今度は風。尋常ではない。台風並の風が前や横から吹き付ける。振られないようにハンドルを持つ手に自然と力が入る。福さんが初めてと言うことで、大三島で高速を降りて大山祗神社に参拝。楠が覆った境内には立派な楼門が建設中であった。本日の交通安全を祈り、再び高速へ。来島海峡SAで昼食。藤さんは鳥丼、福さんは蛸入り掻き揚げ丼、太はジャコ丼で腹ごしらえ。今治からR196を走り今治湯ノ浦から、今治小松自動車道に乗り、いよ小松JCTで松山自動車道に合流。土居ICで降りた頃からGSXのチェーンがガチャガチャ五月蠅い。藤さんが調べて見ると、どうやらチェーンの片伸びらしい。日頃のメンテ不足が露呈してしまった。すぐには直らないので、ガチャガチャチェーンのまま、R127からR319を乗り継いで翠波高原へ桜見物に。標高が高いので桜がまだ咲いているとの事だったが、芝桜が少しと桜数本。見るには見た。再びR319に戻り、金砂湖の辺のワインディングを楽しみつつ新宮へ。心細くなったタンクに給油し、新宮ICから高知自動車道、高松自動車道、瀬戸中央道と乗り継ぎ「お花見ツーリング」を無事無事故で終えた。今回は、高速道路が殆どであったので、福さんのZZRが一番快適であったに違いない。やっぱり1400ccはええなあ。ZZR1400の勇姿
2011.04.29
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11月5日雲一つ無い絶好のツーリング日よりとなり、笏取り虫のメンバーが一同に会してとはならず、松さんも急用で欠席。結局、藤さんと2人でのツーリングとなりました。藤さんの都合で、40分遅れで始まったツーリングは、青空のもと吉備新線を快調に飛ばし、加茂川で前を行くバイク2台に追いつき宇甘渓で休憩。ピカピカの隼とハーレーの男女2人組は、我々のバイクがよほど珍しいのか写真を撮って、年式を聞いてビックリしていました。奥吉備街道を疾走し北房の産地直売店で休憩。地元産の巨大松茸が1本6千円。高いのか安いのかわかりません。月田を通ってR180を新庄方面に左折。メルヘンの里「新庄」で休憩。出発してすぐに立派な本殿が見えた新庄神社に寄り道して、野土路トンネルを抜ければススキが群生する蒜山高原です。時間は丁度1時、今日のお目当ての蕎麦屋「又来・またぎ」に到着。エンジンを止めると店主が出てきて「すいません。たった今蕎麦が無くなりました。」と....仕方がないので、道の駅向かいの「そばの館」に行くが、ここは観光客で満員。すぐにパスして、元祖蒜山手打ちそば瓢泉亭(ひょうせんてい)へ。やっと新蕎麦にありつけました。かなり腰の強い蕎麦でしたが美味でした。隣の常連さんは牛うどんを食しており、この店ではこれが絶品だとか。腹ごしらえができたところで、蒜山大山スカイラインへ、紅葉のピークは過ぎていたと思っていたのですが、この辺りはまだのようです。鬼女台展望台で休憩して、目指すは鍵掛峠です。峠の手前のブナ林は見事に色づいており、黄色に彩られた絵画の中を走っているような錯覚に陥ります。ブナ林を抜けるといよいよ鍵掛峠に到着です。大山の南壁では人気NO1のビューポイントとあって小さな駐車場は車で満車状態。冠雪を帯びた大山の裾野に広がる見事な紅葉を撮影と思ったのですが、生憎厚い雲が懸かり冠雪は一部しか見えません。残念。秋の日は釣瓶落としです。Uターンして道の駅蒜山で名物の「ひらめ」の塩焼きを食して、蒜山ICから帰路につきます。帰りの高速でバイクを交換してR90/6に乗ってみましたが、なるほどスムーズです。エンジンの心地よい響きとシャフトドライブの感じがとても印象的でした。ツーリング動画http://www.youtube.com/watch?v=i2D72Sv1sKEhttp://www.youtube.com/watch?v=mmYtmppWDE4ツーリング写真スライドショーhttp://www.youtube.com/watch?v=Bh5Uf3QgNI4鍵掛峠から大山南壁を望む
2010.11.06
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9月15日、16日と剣山スーパー林道をセローとスペーシー100で走ってきました。15日来客の時間が延びて車にバイク2台を積載し、正午出発。瀬戸大橋を渡り、坂出ICでR438へ、途中「うどん」と「おでん」と「いなり」で昼食。美馬ICから脇町ICまで徳島自動車道を使い、R193を土須峠に向けて標高を上げる。本日の宿泊地「岳人の森」は土須峠近くの県道253脇にあった。到着3時30分。後で、聞いてみると、昔は土須峠から北側3キロ程はオフロードであったのでその区間のみ県道253となっていたが、舗装された今でもその名残でR193から県道になり再びR193になっており、全国でも珍しいという事です。途中、猿の群れが出迎えてくれました。「岳人の森」の宿泊者は我々2名のみ。お世話をする為にオーナーの息子さんが1人一緒に泊まってくれました。山小屋その他の施設はエアコン無し(必要無いとか)、水道は山水。風呂とトイレはありました。6時に食堂の座敷で地元で採れる食材の懐石料理を酒と焼酎と共に食す。鹿肉のガーリック焼きと天然あまごと岩海苔が特に旨かった。岩海苔は断崖絶壁に生える苔のようなもので、息子さんがヘルメットとザイルを装備して採ってきたとの事。最後には3人で酒を交わして、林道談義。スパ林道起点の上勝町へ抜ける県道16号は工事中。剣山トンネルの西側も工事中の情報を得た。今年は全線通れたのは2週間程度とか。寒いので窓を閉めて温度計を見ると19°極楽。極楽。夜中になって雨がしとしと。朝まで続く。7時の朝食時に今日の天気を聞いてみると午後3時まで弱雨。雨は止んでいるものの雲は厚い。息子さんの勧めもあって起点からのアプローチは断念。此処でバイクを降ろして、5分位で土須峠へ。雲早トンネルを抜けるとすぐにスパ林道です。東に走り神山町方面を目指し爽やかと言うか寒い林道を走り、旭丸峠へ。峠でジャケットの下に長袖シャツを着込みUターン。雲早トンネルまで戻り、今度は西へ。R193を走ると間もなくスパ林道。長い長い林道を剣山トンネルまで走ります。途中で鹿の群れに2回遭遇。天気もだんだん回復し、快適なツーリングとなりました。山の家「奥槍戸」でお握りの昼食を済ませ、高知県側にアプローチを試みるが、11月22日まで全面通行止めの看板。昨夜バイクなら通してくれるかもと聞いていたので、1台でゲートの端を抜けて偵察に。なんと道が無い道路が20メートル程崩落しています。バイクはおろか人も通れません。完全にアウトです。大ぼら橋まで3キロ程Uターンして、県道295、R193と乗り継いで「岳人の森」まで帰ったのが3時。同行のK氏は、スパ林道の感想を「兎に角長い」、「景色が綺麗」、「涼しい(寒い?)」、「スクーターでは、フロントタイヤが小さいので、下りのカーブが滑るので怖い」、「シートからお尻が外れそうになる」と言っていました。当日の、動画と写真のスライドショーを下記に掲載致しますのでご覧下さい。http://www.youtube.com/watch?v=o8Y5pSw9Gaohttp://www.youtube.com/watch?v=JZD0jUcxQ8chttp://www.youtube.com/watch?v=XF-drU_AioQhttp://www.youtube.com/watch?v=gfbnY62ac4ghttp://www.youtube.com/watch?v=n0pyobvTdKMジロウギウ峠から剣山(中央)山頂を望む。
2010.09.17
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奥吉備街道の追加動画です。唯一の信号機がある有漢IC近くから北房方面へ走っています。http://www.youtube.com/watch?v=vVye6sSqOlo
2010.08.20
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今年2月から6月にかけR90/6のエンジンオーバーホールを行った。(その様子はそのうちレポート予定)エンジン内部がほぼ新品になり修理業者から馴らし運転をするように言われた。その内容はエンジン回転数4000回転以内で1000km一気に走る、ということであった。そんな無茶な走りはできないので、そのうちの400kmの高速走行を考えた。早島ICから入り岡山道を北上、北房から中国道を東へ、神戸JCから山陽道に入り西へ早島を通過し児島ICで出る、というものである。8月某日、11:00ガソリンを満タンにし家を出る。R2から11:30(積算距離22km)早島ICに入る。上り線のゲートをETCで通過。12:15(82km)真庭パーキングで昼食。蒜山焼きそばなるものを食す。こういったときはあまり腹一杯にならないよう気をつけている。蒜山焼きそばは「鶏肉」であり少し脂っぽかった。13:55(192km)加西SAで休憩、エンジンはすこぶる快調なおかつスムースである。14:35(235km)神戸JC通過、15:25(310km)龍野SAで休憩。暑い日であるが走行中は風があたるため快適、だが止まるとむごい。あまり暑い気温は空冷エンジンのためには良くないようだ。16:25(374km)吉備SA。休憩の必要はないのだが、龍野を出てしばらくするとガソリンが予備になった。24Lタンクの予備は5L位、安心のためここでガソリンを入れる。20L給油、19km/l、まずまずの燃費。でも1L145円は高い!16:55(408lm)児島ICを通過、無事帰ってきた。36年選手のR90/6であるが快調に400kmを走り終えた。予定の1000kmには少し足らない状況なので後日更に距離を伸ばし、1000kmの点検を行う予定である。
2010.08.19
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総社の矢喰天神社公園駐車場に集合の図です。http://www.youtube.com/watch?v=Zp6yFZKS7LU奥吉備街道ツーリングの動画をアップしましたのでご覧下さい。http://www.youtube.com/watch?v=D_Y8biOMjoshttp://www.youtube.com/watch?v=06lME6RfQxA
2010.08.19
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8月16日に藤さんR90/6と太GSXで北房までツーリングに行ってきました。総社の矢喰天神社公園駐車場で待ち合わせ。R180岡山方面へ、すぐにR429を足守方面に北上。下足守で右折、上りのコーナーを抜けると県道61号妹尾御津線に合流。岡山空港に向かって北上し、空港手前で県道72号岡山賀陽線(通称吉備新線)に分岐。この道は吉備高原へのアクセス道で、広く適度のカーブがあり気持ちよく走れます。途中、星神社で休憩。最初の信号で加茂川方面へ右折すると再びR429へ合流。加茂川で右折して県道31号高梁御津線を宇甘渓方面へ走ります。この道は渓谷沿いを高速コーナーが楽しめます。建部に近づく頃、看板に従い左折し広域農道(通称奥吉備街道)に入ります。ここからは40キロ先の北房の終点まで有漢に信号が1つあるのみの高原道路で適度なコーナーとアップダウンで快適なツーリングが楽しめます。途中数台の大型バイクにすれ違っただけで、車も殆ど走っていません。止まることがないのでアッと言う間に北房終点です。う~んこれはかなり楽しめます。北房の終点で休憩していると、同業者のS支部長とばったり遭遇。何でも数人で秘伝の蕎麦を食べた帰りとの事。場所と予約の仕方を詳しく聞いたので次は蕎麦ツーリングもいいかも...帰りは、北房ICから中国道に乗って、北房JCTで無料の岡山道へ。総社JCTで藤さんと分かれて所用のため岡山ICへ。料金は350円でした。午後2時から5時までの往復3時間の短いツーリングでしたが、かなり楽しめました。広域農道(通称奥吉備街道)
2010.08.17
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藤さんBMWの走行テストの動画です。かなり揺れているのは路面のせいでしょうか。エンジンの振動でしょうか。http://www.youtube.com/watch?v=6mddDd7c4Z4KEIHIN CR SPECIALキャブを装着したBMW R90/6のエンジン音です。http://www.youtube.com/watch?v=_gQ2QltgaYQ
2010.08.15
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8月6日成羽で会合があり、藤さんBMW、萩さんハーレー、太GSXの三台で出かけました。行きは、R2から高梁川大橋を渡って、県道54号倉敷美袋線を北上。小田川に架かる宮田橋を渡ってR486を矢掛に向けて西進。矢掛の食堂で昼定食となが~い休憩。県道35号倉敷成羽線で更に北上。木々の間を走る時は冷気が感じられ爽快です。程なくR313へ出たところで、成羽です。会合を済ませ帰りはR313から落合橋を渡ってR180へ出ると高梁です。すぐにR484に分岐したらコーナーが楽しめるループ橋を登って賀陽へ。爽やかな高原を抜けると、岡山道の賀陽ICです。ここからは総社パーキングまで一気に加速。休憩後、早島ICで各自解散となりました。現在岡山道は無料区間となっていますが、岡山JCTから早島ICまでは350円でした。総社PAにて
2010.08.07
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