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Bayreuther Festspiele 2007 ParsifalDirigent Adam Fischer Chorleitung Eberhard Friedrich Inszenierung Christoph Schlingensief Bühnenbild Daniel Angermayr Thomas Goerge Kostüme Tabea Braun Amfortas Jukka Rasilainen Titurel Artur Korn Gurnemanz Robert Holl Parsifal Alfons Eberz Klingsor Karsten Mewes Kundry Evelyn Herlitzius (I-III, V) Judit Nemeth (Gesang: IV, V) Evelyn Herlitzius (Szenische Darstellung, IV) 1. Gralsritter Clemens Bieber 2. Gralsritter Samuel Youn 1. Knappe Julia Borchert 2. Knappe Atala Schöck 3. Knappe Norbert Ernst 4. Knappe Miljenko Turk パルシファルパルシファルはストーリーからして「ジークフリート」だし、音楽的にはタンホイザーに近い。今までの作品の匂いがある。ワーグナーってどうしてこんなに「伝説」が好きだったのだろう。**************Silvesterkonzert in Berlindie Berliner Philharmoniker unter der Leitung von Simon RattleModest Mussorgskys Bilder einer AusstellungAlexander Borodins Sinfonie Nr.2die mitreißenden Polowetzer Tänze aus Borodins Oper Fürst Igor ジルベスター ベルリンベルリンフィル・オールスター! パユさんにドールさん、そのほか。1曲目はさすがとうならせる繊細な演奏。ラトルの演奏は音符が見えそうなんだよ。でも曲目がロシアもの。ゲルギエフのおはこ。やっぱベルリンはドイツものが聴きたい私なのであった。せめてチャイコ、だよ。2年連続のオペラものどうしてやめちゃったの?コジェナーとけんかしたの?
2007年12月31日
Robert GambillInterviewAn interview with Robert Gambill in TAKTInterviews: mehr über Robert Gambill erfahren Sie in TAKT, dem Magazin der Bayerischen Staatsoper (in German)役柄変更のことタンホイザーのこと。ジークフリートは歌わないことなど。
2007年12月31日
Robert Gambill WHAT'S NEW --- News and articles about Mr. Heldentenor Biography (Japanese) -- mit various related links 2008 バルセロナのタンホイザーにギャンビルさん 2007 ギャンビルさんの第9 Robert Gambill mit RSB let me talk about Robert Gambill --- ドレスデン国立歌劇場 日本公演 2007 INDEX The Sächsische Staatsoper Dresden Japan tour INDEX Robert Gambill as terrific Tannhäuser in The Sächsische Staatsoper Dresden Japan tour トリスタンとイゾルデ グラインドボーン「トリスタンとイゾルデ」Part1 グラインドボーン「トリスタンとイゾルデ」Part2 エクサンプロヴァンス2007 ラトルの「ワルキューレ」 Wagners "Walküre" Aix-en-Provence, Juli 2007 2006 Salzburger Festspiele on Webradio - Idomeneo イドメネオ 8月25日 Salzburg Festival IDOMENEO on webradio ミュンヘン・オペラフェスティヴァル 2006 Münchner Opern-Festspiele - 24. Juni bis 31. Juli 2006 Das Rheingold Festival d'Aix-en-Provence Festival d'Aix-en-Provence "Das Rheingold" Reviews 2005 Bayerische Staatsoper TANNHAUSER 2005 Index 2003 ロバート・ギャンビル インタビュー An Interview with Robert Gambill by Hamburger Abendblatt Nov 2003 1992 ギャンビルさんのロッシーニ「なりゆき泥棒」 Gambill in Rossini "L' occasione fa il ladro" 1992
2007年12月30日
きのうはクラウス・フロリアン・フォークトのマイスタージンガー、5時間も聞いていた。舞台が「見えない」のでさっぱりわからないのだが、終わってからのブーイングがものすごかった。ドレスデンのタンホイザー最終日の比じゃない(笑)。音しか聴いていないので安易なことは言えないが、フォークト君はすばらしかった。昨年末に録音したものと同様の美しい声を聞かせていた。エーファがひどかったですね。高音はほとんど音程を外していた。トリスタン(ミラノスカラ座の)のマイヤーもところどころはずしていたが、、こういう歌手は良くない。声質もぜんぜんいまいち。ベックメッサーは美しく歌いすぎ。ザックスはタイプライターを打ってましたね。**********さて、今晩はタンホイザーです。心が波立って来ちゃう。ところでこれはどうも違うなーと思っていたらドレスデン版だそうです。しかもあのアルロー演出だそうです。だからお客に受けがいいのだとか。確かにアルロー演出、シェニエはすばらしかったです。ショッキングでした。演奏自体はドレスデン版のせいかわかりませんが、要所要所が遅すぎてどうも調子が狂ってしまいます。やはり録音だとローマン・トレーケルは抜群の風合いを出す。彼はライブで聴いたら声が小さくて、NHKホールではだめだった。バイロイトだったら音響がいいから大丈夫だったというようなことを解説の方がしゃべっていた。なるほど。そういえば彼のタンホイザー、DVDあったんだった。ザイフェルトの。カメラワークがひどいんでなかなか見る気になれない。
2007年12月30日
Tatiana Chernobrovkina as Odette/Odile Stanislav Boukharaev as Prince Siegfriedin Moscow Stanislavsky Ballet Japan Tour 2007"Swan Lake", the Vladimir Bourmeister versionDate: 29 Dec 2007 MatineeVenue: Tokyo Kokusai ForumThis company is traveling with its orchestra, conducted tonight by Georgy Zhemchuzhin ダンチェンコのスワンレイクスタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念国立モスクワ音楽劇場バレエブルメイステル版「白鳥の湖」2007年12月29日(土)マチネ東京国際フォーラム ホールC指揮:ゲオルギー・ジェムチュージン管弦楽:国立モスクワ音楽劇場管弦楽団オデット/オディール:タチヤーナ・チェルノブロフキナジークフリート王子:スタニスラフ・ブハラエフ王妃:イリーナ:ベラヴィナロットバルト:アントン・ドマーショフ道化:ウラジーミル:ドミトリーエフパ・ド・カトル:ヴァレリヤ・ムハーノワ ユリア・ベローワ セルゲイ・マヌイロフ ドミトリー・ペトーロフ三羽の白鳥:オリガ・シズィフ マリーヤ・セメニャーチェンコ ナターリヤ・クレイミョーノワ四羽の白鳥:アンナ・アナウートワ ガリーナ・イスマカーエワ ユリア・ゴリュノーワ キーラ・ブリシュニナアダージオ:オクサーナ・カルダシュスペインの踊り:ダリア・ダリエンコナポリの踊り:アンナ・ヴォロンコーワハンガリーの踊り:クリスティーナ・ゴロバチョーワ ドミトリー・ロマネンコ オリガ・クジミナ セルゲイ・マヌイロフマズルカ:インナ・ブルガーコワ エリマール・クガートフチェルノブロフキナすばらしかった!感動しました。まさにオデットだったしオディールだった。32回転ではちょっとぐらっと来ていたが、そんなのカンケーネ~というぐらいのすばらしい踊りでした。よかった~これぞプリマ!でしたね。ロパートキナレベルの精神性の高いプリマでした。ロパートキナはオデットが突出して良かったけど、チェルノブロフキナの場合はなかなか両方良かったです。ブルメイステル版を生で見たかったので行ってみましたが、とてもパリオペと同じ版と思えないぐらい印象が違ったのは、衣装とセットのせいだと思います。パトリック・デュポンのパリオペ版のスワンレイクは、まるでロットバルト軍団が、宇宙から来た歌舞伎好きの宇宙人だったからね~こっちは伝統的な衣装でした。総合的に見て実にいい公演でした。ダンサーの技術的レベルではチェルノブロフキナのクラスレベルの人はほかにだれもいなかったけど…まだ皆さん若いし、これから~でしょうかね。パドカトルの男性の上手側の人が良かった(ハンサム)ビッグスワンの真ん中の女性が美人ですばらしかった。第1幕王子と友達、村娘。女王様は王子とその取り巻きに煙たがられている。道化は特に厳格な女王が苦手。女王がさっさと帰るとまた楽しいダンスタイムパドカトル、これはパリオペ版でニコラとロモリがやっていたの。男性的な難しい踊り。がんばっていた。ボウガンを持っているから踊りにくいだろう。王子の踊り、従来のソロ部分はほとんど踊らず、マンドリンを持ってかき鳴らすだけ。そして王子の友人パドカトルとちょこっと踊る。そして普通には第3幕のオデイールと王子のパドドゥに使われる音楽が第1幕に来ている。ここで王子のソロ、中盤から王子のお相手の女性とパドドゥを踊る。(アダージョ)これが実に良かった!!!めちゃめちゃ良かった! 振り付けもいいし、ダンサーもすばらしかった。しかし終盤、突然王子は空を飛ぶ白鳥に気を取られて退場してしまう。なんで?と友人たちは不思議がりつつも楽しくパーティは続く。道化をからかう。道化君はもっとものすごいテクニックの人を期待してしまったので普通であった。でもまだ若い、可愛い男の子でがんばっていました。第2幕湖のほとり。王子が現れ、物陰に隠れる。オデットが登場。実にすばらしい。マイムはいっさいなし。マイムの部分は怖がって逃げようとするオデットと押しとどめる王子という踊りに変わっている。すばらしい踊り。いっきに引き込まれる。白鳥たちが登場する。群れのリーダーオデットが登場する。オデットはいなくなり、王子を忠実なる四羽の白鳥が邪魔する。反対方向に王子ははける。白鳥たちのワルツ。そして白鳥のソロ。四羽の白鳥ビッグ・スワン、コーダ最後にオデットを上に掲げる王子。夜が明ける。ハクチョウたちはいなくなる。オデットは王子に自分の羽を与える。今度会うときの約束の羽。王子は宝物のように羽をかざす。第2幕了。第3幕舞踏会ブルメイステル版の一番おもしろいところはこの3幕です。道化が出てくる。道化は女王が来るよ!と露骨におどけた仕草をする(手で冠を示す)そして今度は「うなだれた悩んだ青年が出てくるよ!」というポーズ(笑)。これはもちろん王子が出てくることを示している。最初道化たちの踊りそして花嫁候補たちの踊り。ロットバルト軍団が登場する。ロットバルトは部下を大勢連れてきていて、踊らせる。オディールが登場し、あっという間にスペインダンサーにとってかわる。このマジックが一番おもしろいのだ。そしてナポリがあって、ハンガリー(チャルダーシュ)があって、マズルカがある。迫力の踊りに会場はわく。そして翻弄されてすっかり疲れてしまった王子、やっとじらされた末にオディールが登場する。チェルノブロフキナすごい! 張り付いたような笑み。ロボットではなくちゃんとしたオディールだ。彼女と王子の踊りはふつうチャイコフスキーパドドゥに用いられる美しい音楽、ここも良かった~王子のソロ、がんばっていた。ピルエット3回足を下ろさずにそのまま足を伸ばしてアラスゴンドのフェッテをしてまたピルエット続けた。がんばった。そしてオディール、あやしげなメロディーにのって踊る。でも振り付けが普段みるあのくるくる回るのとは違っている。でもすばらしい。ロットバルトの部下たちに阻まれて王子はオディールに近づけない。すると人垣が割れて、オディールが32回転を回りだす。最初は3回に1回ダブルを入れて回っている。しかしだんだん位置がずれて、落ちそうになり、後半はすべてシングルで回りきった。持ち直した。王子はオディールに羽を渡してしまう。オディールは羽根をロットバルトに渡す。誓いの羽根が!オディールに手を伸ばすが、ロットバルトは不気味に彼の手を押さえつける。そして王子はオデットの幻影を見させられる。すべては間違っていた!王子は走り去る。第3幕了。第4幕。スワンたちの踊り。スワンはまるでジゼルに出てくるウィリーたちみたいに露骨に王子を拒絶する。葬列のように歩きながら去っていくスワンたち、王子は倒れて気を失う。オデットだけは彼を見捨てられず、仲間に押しとどめられても彼のもとに戻っていく。スワンたちはいなくなり二人だけの世界。しかしオデットは誓いが破られたので魔力は破れないとあきらめて去っていく。そんな!王子は立ち去れない。早く立ち去らないと魔王に殺されるわ!オデットの警告も耳に入らない。湖が波立ち始める。ロットバルトが現れる。王子はロットバルトに向かっていくが、ロットバルトは湖の水をあふれさせ、彼を溺れさせて殺そうとする。しかしオデットが戻ってくる。オデットはロットバルトに抵抗する。王子は最後の力を振り絞ってオデットをリフトする。その時舞台が暗転する。しばらくすると人影が現れる。王子は姫をリフトしたまま。でもオデットは人間のオデットの姿に戻っている。愛の勝利。オデットは最初眼をつぶっていて気を失っている。しかし眼を覚ますと喜びに打ち震える。人間に戻っている!めでたし、めでたし。
2007年12月29日
もう今年も終わりです。それで客観的ステージ完成度から見たランキングとは別に、私のこの1年はまったものを回顧してみたい。なんといっても~ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」ですね~今年の舞台で、アドレナリンががんがん出て、動悸がして体中が熱くなって…しばらく腑抜け…というのとの邂逅はどんどん少なくなってきた。でも、でもドレスデンのタンホイザー、ギャンビルさんの熱演には引き込まれてしまいました~その暗い眼、憂いに満ちた表情、ダークな声色。第1幕、幕が開いた瞬間の眼に引き込まれた。このタンホイザーは戦士。甲冑をつけている。2幕ではまったく変わって、どうしたの?というぐらい躁状態になる(笑)。これがタンホイザー?というぐらいキャラを変えちゃったコンヴィチュニー。そして絶望し、人間性が破壊されていてしまうぐらい絶壁に追い詰められるタンホイザー。そして最終幕でのまたの変貌。鬼気迫る演技。…。すっかりギャンビル熱がぶり返した私はリピーターしてしまいました。最終公演、全部見ているという女性は、「ギャンビルはきょうが一番いいわ」と語っていた。そうだったの?そしたらあのブーイング!!後味の悪い一夜になってしまった。きっとドレスデン歌劇場全体にとってもそうだったでしょう。残念なことです。そして彼がグラインドボーンで演じたトリスタン、これにもはまりました~ベルリンのトリスタンもすごかったです。最終幕の幕切れで20分ぐらい泣き続けましたよ。しかしやっぱり私的にはかなりヴィジュアルの占める部分が大きいので…ギャンビルはトリスタンもすごい演技でした。トリスタンを何度も何度も聴いて、その音楽の美しさ、すごさに打ちのめされた。これはワーグナーの最高傑作、と言う人がいるが、きっとそうなんでしょう…タンホイザーはすごくヴェルディっぽいところがあるもんね。そこが一番いいんですけど。音楽を聴いているだけで感動して動悸がしてきたのはヴェルザーメストの2公演。椿姫とばらの騎士。だって幕が開く前の序曲を永遠に聴き続けていたい、幕が開かなくていい、と思うのですよ。彼の場合。今年の秋からのドイツ語圏の有名歌劇場来日ラッシュはやはり大きな刺激をもたらしました。すっかりオペラ熱がぶり返しました。去年METの「大衆的オペラ」ですっかり醒めちゃっていたのでやっぱりオペラはヨーロッパだなと実感できました。オペラは指揮者次第、そして作品次第、そして歌手次第です。すばらしい指揮者のオペラを全幕を聴けることだけでも至福の境地でした。ああ!ティーレマンの全幕来日公演(もちろんワーグナーで)ないのかしら?クラシックコンサートでは、イェフィム・ブロンフマンとマリオ・ブルネロ、フランク・ペーター・ツィンマーマンにはまりました。それからスポーツ界に話題を転じますがテニスのリシャール・ガスケ! はまりましたね~来日してくれて、すっかりファンになった。そしたらなんとマスターズカップ上海まで残ってくれて、雄姿を見せてくれた。まことにうれしかったです。彼はバックハンドが世界最高といわれるぐらいすばらしいのです。テニス界ではノヴァク・ジョコヴィッチの大躍進もすごく良かったですね。セルビアの選手が世界3位になるというのはそれだけで胸が熱くなるものがあるし、マッケンローやアガシのような陽気な人の心をつかむキャラクターを持っているのがいい。彼の物まねには死ぬほど笑わせてもらいましたし。サッカー界のショッキングな出来事と言えば、やっぱりモウリーニョの電撃解任、これしかないですね。このせいでサッカーがつまらなくなってしまいました。私にとってはサッカーが書くものから見るものに変わってしまった。それほどすごいキャラだったんですよね、ジョゼ・モウリーニョは。彼が来シーズン、どこのチームに姿を現すのか、それが最大の興味です。ビッグチームを指揮してほしいですね。ほんとは英語圏のほうがいいですが無理そうなのでイタリアかスペインあたりでお願いしたいな。バレエの方はというと、これはもう終焉ムードというか、世代交代というか、そういう年でしたね。すばらしい大スターたちがどんどん引退していく、もしくは後進の指導に当たり始める、そういう時代の転換期でしたね。だからここしばらくはバレエがつまらなくなりそうです。だってルグリやイレールやジョゼ・マルティネズやフェリ、バッセル、ギエムを超すカリスマ性のあるダンサーは今なかなかいないでしょう。何を見ても最高ではない感覚しか味わえなくなってしまっているのです。自分がね。バレエは全幕でないと私ははまれない。そういう意味ではレオニード・サラファーノフのドン・キホーテ(ヌレエフ版)が一番私が今年熱狂したステージでしたね。
2007年12月29日
Robert Gambill mit RSBSo 30.12.200720:00 UhrKonzerthaus Berlin, Großer Saal Ludwig van Beethoven Sinfonie Nr. 9 d-Moll op. 125 mit Schlusschor über Schillers Ode "An die Freude" Camilla Nylund, SopranPetra Lang, AltRobert Gambill, TenorKwangchul Youn, BassDirigent: Marek JanowskiRundfunk-Sinfonieorchester BerlinRundfunkchor Berlin Sigurd Brauns, Choreinstudierung Deutschlandradio Kultur, Kooperationspartner Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin (RSB) ****ショック。これ Deutschlandradio Kultur でLIVE で放送されていたんですね~ 今頃わかるなんて…かなしい。生でギャンビルさんを聴けるなんてめったにないのに…Drei Berliner Silvesterkonzerte
2007年12月28日
Sylvie Guillem joins the Tokyo Ballet Sylvie Guillem 'Evolving Legend'Dec. 27, 2007Kawaguchi Lilia Hall Program D “Swan Lake” Act 2 excerpts Choreography: M. Petipa, L. Ivanov, A. Gorsky, I. Smirnov Music: P. I. Tchaikovsky with Massimo Murru (Étoile, La Scala Ballet Company) “Theme and Variations,” By Tokyo Ballet dancers“Push” Choreography: Russell Maliphant Music: A. Cowton with Russell Maliphant 東京バレエ団全国縦断公演<シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2007>シルヴィ・ギエム、進化する伝説<Dプロ>2007年12月27日(木)川口リリアホール1、白鳥の湖 第2幕より振付:マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ、アレクサンドル・ゴールスキー、イーゴリ・スミルノフ音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー オデット: シルヴィ・ギエムジークフリート王子: マッシモ・ムッル(ミラノ・スカラ座バレエ団)白鳥たち: 東京バレエ団2、テーマとヴァリエーション by東京バレエ団3、Push 振付:ラッセル・マリファント音楽:アンディ・カウトン シルヴィ・ギエム ラッセル・マリファント ギエムの全国公演、きょうは川口公演だった。 今思うにちゃんと演目が「地方公演用」なんだよね。 「スワンレイク」 「バランシン」のクラシカルなの 「PUSH」 どれも内容が違いすぎてバラエティに富みすぎていて、これでいいのか?と思う。 多分客寄せのためにスワンレイクが必要だったのかもしれないが、 これはあくまでもガラ感覚で世界バレエフェスで「お遊びで」やるもんでしょ。 これだったらアダージョだけでコールドもコーダもなしのほうがすっきりする。 四羽出てきたら四羽だと思うでしょ、それでコーダなんだ。 とにかくPUSHがすごすぎてもう言葉では形容できない。 これを見たらギエムにトウシューズをはかせる必要はないんだと思っちゃう。 短く切った紅い髪、 彼女はオクタヴィアンやケルビーノのよう。 男装の麗人、いや女装した男性のよう。 美しい。踊り終わった後の笑顔は少女。 スワンレイク マッシモ・ムッルが久しぶりに生で見られて幸せだ。 やっぱりすごく好き~ 私もやっぱりMMMMです。(マッシモ・ムッル・メチャ・マニア~)ほみさま。gromit さま。 スワンの群れの中をさまよう王子。 オデットが登場する。 優しく手をとる。 彼のギエムを優しく覗き込む眼がすべてを語っている。 王子はスワンに恋をしている。 愛している。 スワンの胴を優しく抱く。顔を近づけてのぞき込む。目線が絡み合う。 どこまでもせつなく、はかなく、悲しく まさにこの二人はスワンレイクのオデットとジークフリートの世界にいた。 それにしても最後のギエムの、トウで立ち、片足を180度上げて手を放してキープ。これにはぶっ飛んだ。やっぱギエムオデットは半端じゃなかった! テーマとヴァリエーション by東京バレエ団 まず松下さんが4人の中にキャスティングされていてうれしかったが、良さが全く出てなかった。彼は一人でダイナミックに踊るのが合っている。あれじゃ窮屈すぎる。 平野さんはバイプレーヤーだからすばらしくこなしていた。 女性の中ではやっぱり奈良さんと乾さんのテクニックがパーフェクトですばらしかった。 この演目はすごく良かったと思う。 中盤から後半への盛り上がりがすごかった。スピーディで良かった。 ただしさっきも書いたように3演目に統一性がなさすぎるため不思議な感じが否めない。 超クラシック(古典) → ネオクラシック(バランシン) → メチャ・モダン ううん。 PUSH PUSH すごかった。 ギエムは体操選手をやってただけある。 倒立のきれいなこと! とにかく見とれた。 こんなムーヴメントほかにはない。 創作者のマリファントがやっているということがものすごい意味がある。 日本の客は幸せだ。 やっぱバレエボーイズとは違うわ。(笑) 言ってみればノイマイヤーがノイマイヤーの舞台に出演してるようなもんなんだから…Related Links Massimo Murru Index
2007年12月27日
バイロイト!いや~ティーレマンすばらしいです!まるで漫画みたい。金管の迫力がすごい。きのうのジークムントひどかった~ピエチョンカはすばらしい声だったが…ジークムントの声がオケに埋もれて出てこないんだよ。バイロイトの録音がひどいのかなと思ってしまったくらい。おとといはラインの黄金きのうはワルキューレきょうはグールドさんのジークフリート!今竜が出てきたよん。
2007年12月27日
Tchaikovsky-Pique Dame("The Queen of Spades") (2005) Starring: Ludovic Tezier Vladimir Galouzine Hasmik PapianOrchestre et Choeurs de L'Opera National de Paris Gennady Rozhdestvensky - Conductor Alexander Pushkin - Source Writer Peter Ilyich Tchaikovsky - Composerdirected by Lev Dodin きょうはテジエの歌声(♪ヤバスリュブリュ~???イエ^ルダ~)を聴きたくて、ガルーシンの「スペード」をちょっと見た。これもHDDに入りっぱなしになっているのだ。これひどいね。演出。精神病院なのはいいとしても、辻褄があわないんじゃん? 大胆に変えるならちゃんと成果を見せないと。舞台が上と下に分かれているのもなんか怖い。ガルーシンはいっちゃった人そのものなんでぴったりなのだが、それ以外の登場人物がどうもどういう設定なのかよくわかんない。全部彼の妄想なのさ!と演出家が片付けているんだったら頭に来る。これはパリのだよね。いかにもパリっぽい。根本的にロシア文化を理解していない感じがする。それはさておきテジエは何度見てもいいわ~***IDOMENEO arranged by R. Straussギャンビルさんのシュトラウス編「イドメネオ」はまります。まるでワーグナーみたいにシュトラウスを歌っているような部分もあれば、モーツァルトだったりして。やっぱオーケストレーションがワーグナーにすごく似ている。シュトラウスはある意味、真似る天才、剽窃の天才だったのかも?いろんな作品はどっか何かに似ている?そして似ているほど名作なんだ。それにしてもこんなにヘルデンぽく歌っちゃって大丈夫だったのかしら?ルイージはそれで良かったのかしら?これは主役(イダマンテ)がドタキャンしたらしいですね。コンサート形式ではなく、演出のついた舞台でも見たい作品です…
2007年12月24日
Bayreuther Festspiele 2007Die Meistersinger von NürnbergPremiere am 25. Juli 2007Musikalische Leitung:Sebastian Weigle Inszenierung:Katharina Wagner Statisterie, Chor und Orchesterder Bayreuther Festspiele Walther von Stolzing:Klaus Florian Vogt Hans Sachs:Franz Hawlata Veit Pogner:Artur Korn Kunz Vogelgesang:Charles Reid Konrad Nachtigall:Rainer Zaun Sixtus Beckmesser:Michael Volle David:Norbert Ernst Eva:Amanda Mace Magdalene:Carola Guber Ein Nachtwächter:Friedemann Röhlig==============SIEGFRIED July 30 Conductor: Christian Thielemann Production: Tankred Dorst Siegfried: Stephen Gould Mime: Gerhard Siegel Wanderer: Albert Dohmen Alberich: Andrew Shore Fafner: Hans-Peter König Erda: Mihoko Fujimura Brünnhilde: Linda Watson Forest Bird: Robin Johannsen ==========NHK-FM のバイロイト音楽祭の連続放送、ニュルンベルクのマイスタージンガー、ヴァルターがクラウス・フロリアン・フォークトなんですね~ いやー 知らなかったです。実は昨年ほかのところで歌ったのはもう録音してたんですが…楽しみです。演出は「最悪」と大評判でしたよね~音だけで良かった!あと「ジークフリート」がスティーヴン・グールドさんなんですよ! こちらも楽しみ。ティ^ティーレマンが指環全演目振ったというのも楽しみですね。しかしFMって録音がめんどくさいんですよね… みんなどうやってるんだろう。ラジカセ(死語)のラインアウトをPCのマイクにつなぐんですかね。Simonの時にそうやって録音しましたけどアナログだなあ…
2007年12月23日
WagnerDer Ring Des Nibelungensecond night - Siegfried7 June 1991Bayreuther FestspielhausCond: Daniel BarenboimStaging: Kupfer CAST:Siegfried JerusalemJohn TomlinsonAnne EvansGraham Clarkeワーグナー:第2夜『ジークフリート』出演ジークフリート・イェルザレム(ジークフリート)グレアム・クラーク(ミーメ)ジョン・トムリンソン(さすらい人)ギュンター・フォン・カンネン(アルベリヒ)フィリップ・カン(ファフナー)アン・エヴァンズ(ブリュンヒルデ)ビルギッタ・スヴェンデン(エルダ)ヒルデ・ライトランド(森の小鳥)演出:ハリー・クプファー指揮:ダニエル・バレンボイム 演奏:バイロイト祝祭劇場管弦楽団及び同合唱団収録:1991年6月7日バイロイト祝祭劇場(ライブ) 今ジークフリートを見ている。ジークフリートはジークフリート・イェルザレムでヴァンダラーがトムリンスン指揮はバレンボイム、バイロイトフェストシュピーレオケ。長いので今1幕が終わったところ~ああ年賀状どうすんの、わたし?いろいろほんとワグナーっておもしろい。ミーメはジークフリートに脅されて、母親の名前は教えるが、父親の名前は教えない。でもその後ヴァンダラーの質問に対し、『ジークムント』と答えの中でしゃべっているので知っているのである。ミーメは嘘つきだ。ミーメを演じるグレアム・クラークはわざと高い声でいやらしく歌う。ヴァンダラーは実はヴォータン、であるとミーメは知っているんだがそういう素振りはしない。さすらい人の質問に答えられずに首を預けてしまう。ヴォータンは賭けに勝ったのにその場で首をとらないのはなぜだろうと思っていたが、すべて科白の中で説明されている。『恐れを知らぬもの』によってしか、ノートゥンクは鍛えられない。そのノートゥンクしか、ファフナーの大蛇は殺せない。そしてその男にミーメの首は預けられてしまったのだ。ミーメはジークフリートがキーマンである、『恐れを知らぬ男』だと馬鹿ではないので気づく。それでミーメは必死になってジークフリートに『恐れ』を教えようとする。でも無駄であった。おばかなジークフリートは『恐れ』が理解できない。そんないい思いをしてみたいとうっとりしている。ジークフリートは双子の生んだ子なので優れているところはものすごいが少々頭の回転がゆっくりしている。そして野性的で、親がなく育ったので愛情に飢えていて、家族(ミーメ)を憎んでいて、しょっちゅう暴力を振るっている。明らかにもちろんパパのジークムントとは違うキャラなんである。言ってみれば可愛い子供。ママの可愛い坊やキャラなんである。ここで歌いながら剣をきたえるジークフリートと、あきらめて毒の入った飲み物を作るミーメの対比と重唱がおもしろい。ミーメは策略だけで昔から生きている男なので、ファフナーがジークフリートを殺してくれれば自分の首もつながると思い、もしそうでなくても自分がジークフリートを殺せばいいと考える。そしてノートゥンクができたら狂喜乱舞する。第1幕からそれぞれの人物や種族を表すライトモチーフというのかな?メロディがはしばしに出てきて実にすばらしい。ジークフリートが歌う『ノートゥンク、妬みの剣よ!』はジークムントの歌うそれにちょっと似ているが少し違っていろんなヴァージョンが出てくる。ニーベルング族を表す音楽、巨人族を表す音楽、ヴァルハラの神々を表す音楽、ヴェルズング族を表す悲劇的な音楽。ジークリンデ・ジークムントの双子を表す音楽、ノートゥンクを表す音楽。ワーグナーってほんと天才だな~
2007年12月23日
Simon Keenlyside in "Twin spirits"こんなおもしろい企画があったんですね。共演はスティング?ロベルト・シューマンとクララを物語る?12月20日の公演は寄付金500ポンド?これはこれ(“Twin Spirits”18 November 2006 at Trinity Chapel, Salisbury Cathedral)の再演?初演は2005年の5月。まったくよくわかりませんが見たいもんです。Archive----“Twin Spirits"18 November 2006at Trinity Chapel, Salisbury Cathedralwritten and directed by John Caird, explored the music and writing of Robert and Clara Schumann, portrayed in readings by Sting and Trudie Styler with actor Charles Dance narrating. Guest musicians included cellist Natalie Clein, soprano Rebecca Evans and baritone Simon Keenlyside==========================Thanks to simonkeenlyside info.
2007年12月23日
メリークリスマス!サラファーノフ・ゲルギエフの「くるみ」が発売されるようです。う~ん、これは…さすがにめっちゃ見たいかも… チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》 出演: マリインスキー劇場バレエ団 The Nutcracker Music: Pyotr Tchaikovsky Set, costume and production design: Mihail Chemiakin Choreography: Kirill Simonov (2001) Cond: Valery Gergiev
2007年12月23日
もう~同じことばっかり書いてて進歩がないですけど、サイモン 11月から12月の頭まで、METの伯爵だったんですね~しかもBrynと。きょう聴いたばっかしのノリントンの「イドメネオ」@ザルツのあのエレットラをやったアニャ・ハルテロスが伯爵夫人、同じくその「イドメネオ」に出ていた、エカテリーナ・シウリナがスザンナですよ。「彼ら(ブリンとかアニャとか)とはもう前に共演してるからね~」なんてインタビューで語っている。Sardanapalus さまに教えていただいたオペラニュースのインタビュー、なかなかおもしろいことを言ってます。表紙のフィリップ・ラングリッジが怖い…ありがたいことに英語の記事だ~ドイツ語イタリア語地獄にはまるんですよね~ オペラ・モードになってくると。ロシア語なんてそもそもまったく理解できんし。サイモンのパパはサイモンのことをSi (サイ?)って呼んでるの?イタリア語のシーじゃないよねえ。役柄についてのいろんな話が一番興味深い。「パパ・ジェルモン、僕は楽しみにしてるのに、マネージャーが言うんだよ。「なんで椿姫なんかやるんだよ、「準主役」じゃないか!」ってね。でもまずおもしろい役だしね、それにちょっと舞台を乗っ取れる気分も味わえる。ドゥウェイン・クロフトがここでやってたみたいにね…」****************Time and Place: Zenaida YanowskyFrom The Sunday TimesDecember 9, 2007ゼナイダの記事。****************The call of the wildSaturday September 8, 2007The Guardianこれは前にも書いたかしら? あ~記憶がないです。excerpt「サイモン・キーンリーサイドは、オペラにおいて言葉に壁があることはもっと問題にすべきだと考えているが、その一方でこうも言う。『オペラは知識階級だけのためにあるわけではないんです。僕だって(外国語で歌うことを)やってるんだから。ポール・ガスコインだって(*)イタリアのラツィオでプレーしてた時はイタリア語でインタビューに応えてたのを見ましたよ。』キーンリーサイドはその国の言語で上演することがベストだと考えているが、字幕を出すことで劇場側とお客さんは妥協点を見出していると語る。『いい音楽といいパフォーマンスは言語の壁を乗り越えますから。感情はちゃんと伝わるものなんですよ。』」* --- 多分イタリアでそのニュースを見たんでしょうね。今の時代だったらGascoigneじゃなくてRooney ですか。でもルーニーがセリエAに行ったらイタリア語をしゃべれるかは疑問だが… つまりフットボール選手のような人たちでも郷に入れば郷に従え、外国語を習得せざるをえないのだ、と言いたいのかな? だから現地の言葉で歌うべきだと。一方で私はオペラは外国語だから受けるのかな?という気もする。イタリア語やドイツ語やフランス語が英語圏で上演されるからいいのであって、英語圏で英語のオペラがほんとに見たいのかな?と思う。ドイツ語以外のワーグナーやフランス語以外のペレアスを見たいですか?見たくないよね。****************Send in the clownFrom The Sunday TimesMay 6, 2007これはもう古い記事です。****************METライブビューイング。拡大上映してくれて誠にうれしいです。その気になれば全部行くこともできそう?ルドヴィク・テジエが「ラ・ボエーム」に出ます~いや~今から楽しみ~~~あとテジエはモネ劇場のマスネ「ウェルテル」にも出たみたいです。
2007年12月22日
Wolfgang Amadeus MozartIdomeneoConductor: Sir Roger Norrington Orchestra/Ensemble: Camerata Salzburg, Salzburg Bach ChoirStage directors: Ursel Herrmann, Karl-Ernst Herrmann Stage and costume design: Karl-Ernst Herrmann CAST:Ramón Vargas (Idomeneo) Magdalena Kozená (Idamante) Ekaterina Siurina (Ilia) Anja Harteros (Elettra) Jeffrey Francis (Arbace) Robin Leggate (Gran Sacerdote) Günther Groissböck (La Voce) Andreas Schlager (Neptune)Date of Recording: 2006 Venue: Salzburg Festival, Austriaザルツブルク音楽祭 2006モーツァルト 歌劇「イドメネオ」イドメネオ (クレタの王) : ラモン・ヴァルガス イダマンテ (イドメネオの息子) : マグダレーナ・コジェナー イリア (トロイア王の娘) : エカテリーナ・シウリナ エレットラ (アルゴス王の娘) : アニヤ・ハルテロス アルバーチェ (イドメネオの親友) : ジェフリー・フランシス 司祭長 : ロビン・レガーテ 声 : ギュンター・グロイスベック 合唱 : ザルツブルク・バッハ合唱団 管弦楽 : カメラータ・ザルツブルク 指揮 : ロジャー・ノリントン 演出 : ウルゼル・ヘルマン 〃 : カール・エルンスト・ヘルマン 収録: 2006年8月, モーツァルト劇場ギャンビルさんのドイツ語版「イドメネオ」解読のために(CDのブックレットにドイツ語台本しかないんだもん)ノリントンのザルツブルク音楽祭 2006のもの(イタリア語版)を見た。これは以前にNHKで放送されたもの。大評判だったのもうなずけるすばらしい舞台でした。出演者はすべてすばらしいのだが、特にコジェナーはほんとすばらしい!はまってたよ~イダマンテ!それにいいのが衣装と美術と演出。衣装はとってもおしゃれで美しく、しかもその役柄の個性を表して余りある。歩き回っていた「海神」=ネプチューン役の役者のアンドレアス・シュラガーも良かったですよ。終盤の四重唱は実にすばらしい。最後のエレットラの迫力のアリア、歌い終わってからの演出にうならされた。これこそが演出だよ。アルバーチェの第3幕第5場のアリア(No.22)「サルヴァ…」は第2幕第1場に置かれていた。やっぱオペラは映像が伴わないと120%楽しめない。これからシュトラウスのドイツ語版を解読しないと… せめて英語訳があると思ったが甘かった。ドイツ盤だから。きのうの芸術劇場、ファビオ・ルイージが熱く語っていた。シュトラウスの「ダナエの愛」、すばらしい音でしたね。ケテルセンはともかく。シュトラウスといえば、きのう新国立劇場で「サロメ」を買った。こちらも楽しみだ。「アイーダ」もう売り切れらしいですね? ほんとに Zさんありがとうございます!!
2007年12月22日
新国立劇場「くるみ割り人形」2007年12月21日(金)東京・新宿 新国立劇場マーシャ:ディアナ・ヴィシニョーワ王子:アンドリアン・ファジェーエフドロッセルマイヤー:ゲンナーディ・イリインシュタリバウム:貝川鐵夫シュタリバウム夫人:湯川麻美子フランツ:大和雅美道化:グレゴリー・バリノフ人形:高橋有里黒人:江本 拓ねずみの王様:市川 透くるみ割り人形:八幡顕光スペイン:西川貴子 市川 透東洋:湯川麻美子中国:寺島まゆみ 吉本泰久トレパック:丸尾孝子 楠元郁子 貝川鐵夫パ・ド・トロワ:小野絢子 井倉真未 八幡顕光ばらのワルツ:寺島ひろみ 真忠久美子 川村真樹 厚木三杏 中村 誠 陳 秀介 江本 拓 マイレン・トレウバエフ振付:マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ作曲:ピョートル・チャイコフスキー改訂振付:ワシリー・ワイノーネン演出:ガブリエラ・コームレワ舞台美術・衣裳:シモン・ヴィルサラーゼ装置・衣装制作:マリインスキー劇場指揮:渡邊一正管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団児童合唱:東京少年少女合唱隊 きょう一番良かったのは東京少年少女合唱隊でした。 オケピの奥(ほとんど舞台の真下)で歌っていた。 1幕のスノウフレイクの舞のところ。 すばらしい歌声。すばらしいオケ。 涙が出そうに良かった~ 指揮者を見ながらヴェルザー=メストだったらいいのに~と思ってしまいました。でもそうだったら王子のソロであんなにテンポ落とさないだろう。 スノウフレイクコールド・バレエがすごく良かった! いつも「眠るところ」なのに一番見入っちゃった。 ヴィシニョーワはチュチュを着てからは女王さまだったし(マーシャじゃない) ファジェーエフは見事な王子様だったし(金髪のくせ毛が可愛すぎる) でも何かが足りない。 ディヴェルティスマンのダンサーはみんながんばっていたし。 特に中国とパドトロワ(あし笛)はすばらしかった。 これはクリスマスの心温まる夢物語のはずなのに、そう感じられない。 ディヴェルティスマン大会でもいいんだけど… くるみのすばらしい振り付けはいっぱいあるのによりによって一番つまんないワイノーネン版を採用した劇場側にすべて非がある。 これはストーリーがあってないようなもの。 なんでマーシャが第2幕で踊りまくるわけ? なんで女王さま、王様が出てこないの? くるみ割り人形がなんで外人に変身するの? なんで1幕の少年たちはみんな女性が演じているの? なんでフランツが女性なの? なんでシュガープラムフェアリーのグランパドドゥが眠りみたいな4人のカバリエとのダンスになっているわけ? よりによって…。 ストーリーが貧弱すぎる。 なんでドロッセルマイヤーが「バイバイ」って帰るわけ? 第1幕のシュタールバウム家のパーティ、ロイヤル・バレエのピーター・ライト版を見たら、もうほかのものが薄すぎるように感じるのは多分仕方のないことなのだろう。 ギャリー・エイヴィスのセクシードロッセルマイヤーが忘れられない。 もちろんイリインはすごく良かったが。 Related Links Tchaikovsky "Nutcracker" Index
2007年12月21日
クラシック関係新聞記事 ▼2007年12月20日付 毎日新聞夕刊 クラシカ・ジャパン パヴァロッティ追悼特集 ▼2007年12月20日付 朝日新聞夕刊 広告特集》 ゲルギエフ指揮 マリンスキー・オペラ JAPAN ARTS のサイトで主要キャストが発表されています。 ▼2007年12月20日付 朝日新聞朝刊 音楽展望 吉田秀和 印象深いCD・DVD これはかなり興味深い記事です。 ▼2007年12月20日付 読売新聞夕刊 読売日響2008年度プログラム********* きょうのニュースで驚いたのは、 TIME 紙の「今年の人」がプーチン大統領だったこと。 うちの子はなぜか「鼻血プーチン大統領」と言っていたが。(意味不明) むしろフランスのサルコジ大統領なんじゃないでしょうか? おさかん お騒がせ なんてうらやまし… じゃなくてなげかわしい!
2007年12月20日
The Night Watch by Sarah Watersサラ・ウォーターズの「夜愁」。もう…めっちゃいいです。今読んでいる途中ですが…今までの中で一番いいかも?実に筆力があり、映像の中に入り込んでいる気分です。ロンドンってやっぱりそうなのかあ~と思ったりして。
2007年12月20日
サイモンの予定 Sardanapalus さま、いつもありがとうございます。 あしたの夜3時半にどうやったら起きれるっていうんですか… はぁ~ きのうもマイヤーのインタビューまで起きていたし… タイマーで録れる自信がまったくないです。 ところで来年パリでベルクの「Wozzeck 」なのですね~ 共演がびっくり、アンゲラ・デノケ! これは演技のめちゃ濃い二人! スパークしそうですよね~ 見たいなあ~~ Independent Simon Keenlyside: The sound and the fury
2007年12月20日
let me talk about Robert Gambill --- ロバート・ギャンビルのマネージメントの公式?サイト バルマー&ディクソンというチューリヒにある事務所のようですね。 いろいろ貴重な情報が載っています。 彼のレパートリーとか。 公演予定とか。大晦日はベルリン放送交響楽団とベートーベンの第9ですね~ああ~聴きたい。 ところでバレンボイムとの第九、ギャンビルさんがテノールで、パーペがバスなんですが、パーペのドイツ語の発音がめっちゃかっこいいのです~ すごい迫力だし。ニヒト・ディーゼ・テネのテネがなんとも言えない発音。発音フェチ? プレスの評とか。これを読んでいるだけで想像がふくらんでしまいます。 英語の美しい表現も好きです。 *******Article 音楽の友 2007年6月号 インタビュー記事(小さい、新しい写真もない) &ザルツブルク・イースター音楽祭2007の記事 このインタビューによると、「ジークフリートは歌わないことにしてるので…」とあります。やっぱりそうなんですね…。彼の声はほんとにリリカルでしかも低いのですから、いわゆるみんなが期待する「ヘルデンテノール」じゃないんですよ。でもだからこそ私は魅かれたのかなと思います。
2007年12月20日
きょうのNHKドイツ語口座『ベルリン国立歌劇場~来日公演~』の『トリスタンとイゾルデ』が紹介されます。ワルトラウト・マイヤーとクリスティアン・フランツのインタビューと舞台の様子が放送されるようです。放送:12月19日(水)24:00~24:25
2007年12月19日
Simon Keenlyside talks in radio about his favourite animals---on BBC radio 3Iain Burnside -Animals in music-Sunday 16 December 2007 10:00-12:00 (Radio 3) (GMT) Many thanks to simonkeenlyside info. and another news I have today, It is announced in Japan Ms. Zenaida Yanowsky is coming to Japan July 2008 in Royal Ballet Japan tour, She dances Sylvia in Opening night. We are very very looking forward to see her dancing in Japan maybe the first time. Sardanapalus さま、いつもありがとうございます。 彼の歌う声も好きですが、実はしゃべる声も好きです。知的で… もの静かで… 厭世的で… 皮肉屋で… 素直じゃなくて… 繊細な人。ほんと学者みたい。まさにイギリス人って感じ~
2007年12月18日
新聞記事 もう今年1年の回顧モードに今週から突入しています。 ▼読売新聞 夕刊 12月18日付 回顧2007 クラシック 舞踊 ▼日経新聞 夕刊 12月18日付 今年の収穫 音楽 なかなか興味深いですよ。 各紙、オペラは チューリヒの「ばらの騎士」 ベルリン「モーゼとアロン」を今年のベストのうちの一つにあげています。 私としてはヴェルザー=メストの「ばらの騎士」がこんなに評価されて実にうれしいです。 *********** 来年7月のロイヤル・バレエ詳細がやっと出ました。のかな?
2007年12月18日
新聞記事 本日の日経夕刊(12月17日付) 今年の収穫・演劇・舞踊 鈴木晶さんが今年のベスト3をあげています。 詳細は記事を見ていただくとして(納得でしたわ)、「氷の上のスワン・レイク」が入っているのがなるほどと。 これ、見たかったのですがあっという間に終わってしまって行けなかったんですよね~残念。 スケートといえばこれですよ~
2007年12月17日
Robert Gambill Biography ロバート・ギャンビルの経歴 下記のインタビューをもとに算出してみる 1955年3月31日 アメリカ・インディアナ州で生まれる。 1970年 ?月 15才? アメリカ・インディアナ州のコンクールで3位に入賞。 1974年? ?月 19歳で声楽を学び始める 1976年 ?月 21歳? ハンブルク大学に留学しドイツ語とドイツ文学を専攻 妻と出会う。 1976年 ハンブルク大学卒業。 1976年 21才 ハンブルクで音楽学校「ハンブルク・ミュージック・アカデミー」に通う。 学生時代、ミラノ・スカラ座やフランクフルト、ジュネーヴの劇場にゲスト出演する。 1979年 24歳? ハンブルクの船舶オーナーの娘ザビーネ・シュルツェと結婚 1981年 26歳? 州立ヴィースバーデン劇場に在籍する。 1983年 28歳? 州立ヴィースバーデン劇場を出る。 1984年 29歳? チューリッヒ・オペラに在籍する。 1984年 29歳? コヴェント・ガーデン王立歌劇場 プッチーニ「マノン・レスコー」 フレーニ ドミンゴ ブルゾン リドルらと共演 シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団 役不明? 1986年 31歳? ジュネーヴ? ヴェルディ「ファルスタッフ」 フェントン 指揮:ジェフリー・テイト スイス・ロマンド管弦楽団 共演:ライモンディ デッシー ボニー 1987年 32歳? チューリッヒ・オペラを出る。 1987年 32歳? シュヴェツィンゲン音楽祭 ロッシーニ「アルジェのイタリア女」 1980年代 「ロッシーニ・テノール」として名をはせる? 1980年代 ウィーン フォルクスオーパー 「魔笛」 タミーノ 1987年 ヘンデル「メサイア」(CD) 指揮:サー・ネヴィル・マリナー 共演:ルチア・ポップ 1988年 シューベルト「フィエラブラス」エギンハルト 指揮:クラウディオ・アバド (CD/DVD) 1991年 4月? ウィーン・フィル? モーツァルト「後宮からの誘拐」(録音) 指揮:ブルーノ・ヴァイル (CD) 1992年 4月 ウィーン国立歌劇場 モーツァルト「後宮からの誘拐」 1992年 37歳? シュヴェツィンゲン音楽祭 ロッシーニ「なりゆき泥棒」 1995年ごろから 彼の経歴上もっとも重要なできごと、「役柄変更」(Wechsel in das schwerere deutsche Fach)を経験 1996年 11月? 41歳? ロッシーニ「スターバト・マーテル」ソリスト。指揮ムーティ フィレンツェ マッジョ・ムジカーレ・ オーケストラ 1997年:ロンドン コヴェントガーデンロイヤルオペラハウス管弦楽団 シュトラウス「サロメ」ナラボート 指揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ 演出:リュック・ボンディ 共演:マルフィターノ リーゲル ターフェル 1997?98?99?年 「パルシファル」パルシファル ロール・デビュー 1997?98?99?年 「魔弾の射手」マックス ロール・デビュー 1998年 シュトゥットガルト歌劇場 「フィデリオ」フロレスタン ロール・デビュー 1999年 8月 ザルツブルク音楽祭 ベルク「ルル」画家役 1999年 ?月 44歳? ベルリン国立オペラ「タンホイザー」 タンホイザー ロール・デビュー 指揮:バレンボイム もっとも記念碑的公演 1999年5月~7月 ベルリン ベルリン・シュターツカペレ ベートーヴェン:交響曲第9番ソリスト 指揮:バレンボイム 共演:イソコスキ ラング パーペ (録音) 2000年頃か? ミュンヘン・オペラ 「魔弾の射手」マックス 2002年 1月 ベルリン国立歌劇場来日公演「ワルキューレ」ジークムント 指揮:バレンボイム 演出:クプファー 共演:マイヤー ポラスキ シュトルックマン パーペ 2002年3月 ベルリン州立歌劇場 フェストターゲ 「ワルキューレ」ジークムント 指揮:バレンボイム 演出:クプファー 2002年3月23日、4月1日 ザルツブルク・イースター音楽祭 「パルシファル」パルシファル 指揮:クラウディオ・アバド 2002年4月 ベルリン州立歌劇場 フェストターゲ 「パルシファル」パルシファル 指揮:バレンボイム 演出:クプファー 2002年6月26日 テアトロ・レアル 「タンホイザー」(ドレスデン版) 指揮・バレンボイム 演出:クプファー 2002年9月 シュトゥットガルト歌劇場「ワルキューレ」ジークムント。指揮:ツァグロゼグ 演出家:クリストフ・ネル 共演:アンゲラ・デノケ 2002年 11月26日 バレンシア ベートーベン第9 ソリスト 2003年 ?月 48歳? ニューヨーク メトロポリタン・オペラ、「オイディプス王」。指揮はゲルギエフ。 2003年 5月? 48歳? グラインドボーン音楽祭で「トリスタンとイゾルデ」に出演。ロール・デビュー。 2003年 11月 48歳 ハンブルク・アーベントブラットのインタビューを受ける 2003年 12月 リスボンで「トリスタンとイゾルデ」に出演。 2003年 12月 ドレスデンでゼンパーオーパーシーズンオープニング「トリスタンとイゾルデ」に出演。 2004年 4月 マーラー 交響曲第8番『千人の交響曲』ソリスト ケント・ナガノ&ベルリン・ドイツ響 2004年 5月 バイエルン・シュターツオーパー ベートーベン「フィデリオ」 フロレスタン 指揮:アダム・フィッシャー 2005年 ?月 ザルツブルク・イースター音楽祭「ピーター・グライムズ」 2005年 ?月 「ピーター・グライムズ」ベルリンフィル サイモン・ラトル指揮 2005年 9月~10月 50歳 バイエルン州立歌劇場日本公演「タンホイザー」 タンホイザー 指揮:ズービン・メータ 演出:デヴィッド・オールデン 共演:マイヤー ピエチョンカ キーンリーサイド サルミネン 2005年 10~11月 ミュンヘン・オペラ フンパーディンク「ケーニヒスキンダー(王様の子供たち)」プレミエ 王の息子役 指揮:ファビオ・ルイージ 演出:Aホモキ 共演:Aダッシュ トレーケル 2006年7月8日 51歳 エクサン・プロバンス音楽祭 「ラインの黄金」ローゲ。ロール・デビュー。サイモンラトル指揮ベルリンフィル 2006年 7月27日 バイエルン国立歌劇場 「タンホイザー」タンホイザー 指揮:メータ 演出:オールデン 共演:ロータリング キーンリーサイド ハルテロス マイヤー 2006年 8月 51歳 ザルツブルク・フェスティバル 「イドメネオ・クレタの王」イドメネオ。指揮ファビオ・ルイージ シュターツカペレ・ドレスデン 2006年 11月 51歳 ビルバオ 「タンホイザー」 指揮ギュンター・ノイホルト 演出:クプファー 共演:デノケ テジエ 関連記事1(スペイン語) 2007年 2月 アムステルダム・ナショナル・オペラ 「タンホイザー」 演出レーンホフ 2007年 3月 ザルツブルク・イースター音楽祭 「ラインの黄金」ローゲ サイモンラトル指揮ベルリンフィル 演出:ブラウンシュヴァイク 2007年 7月 エクサン・プロバンス音楽祭 「ワルキューレ」ジークムント。サイモンラトル指揮ベルリンフィル 演出:ブラウンシュヴァイク 2007年 7月 グラインドボーン音楽祭 「トリスタンとイゾルデ」トリスタン。ビュロフラーヴェク指揮ロンドンフィル 演出:レーンホフ 2007年 9月 バーデン・バーデン音楽祭 「トリスタンとイゾルデ」トリスタン。ビュロフラーヴェク指揮ロンドンフィル 演出:レーンホフ 2007年 11月 52歳 ドレスデン・ゼンパーオーパー日本公演で「タンホイザー」を4回歌う。 2007年 12月 ミュンヘン・オペラ フンパーディンク「ケーニヒスキンダー」ケーニヒスキンダー。指揮:ホモキ 2005年の再演。 2008年 1月 サンディエゴ・オペラ 「タンホイザー」 指揮:ガボール・エトベシュ 演出:ミヒャエル・ハンペ 2008年 3月 バルセロナ・リセウ劇場 「タンホイザー」 指揮:セバスチャン・バイグル 演出:ロバート・カーセン 2008年 3月 ザルツブルク・イースター音楽祭 「ワルキューレ」ジークムント。サイモンラトル指揮ベルリンフィル 演出:ブラウンシュヴァイク 2008年 6月 ドレスデン ゼンパーオーパー 「タンホイザー」 指揮:ぺリック 演出:ペーター・コンヴィチュニー 再演 2008年 7月 バーデン・バーデン音楽祭 「タンホイザー」 指揮:フィリップ・ジョルダン 演出:ニコラウス・レーンホフ 2008年? マドリード タンホイザー ベルリン国立オペラ 2008年? 北京 タンホイザー ベルリン国立オペラ 2009年 春 ミラノ・スカラ座 「モーゼとアロン」 アロン。ロール・デビュー。指揮:ダニエル・バレンボイム 年代不明:パリ・オペラ座に出演 年代不明:ブエノス・アイレスのTeatro Colón に出演 年代不明:モスクワの有名歌劇場に出演 年代不明:シュトゥットガルト歌劇場 Rシュトラウス「サロメ」ナラボート役。 年代不明:オッフェンバック「青ひげ」 年代不明:ウェーバー オベロン 年代不明:ブルッフ:オラトリオ「モーゼ」 年代不明:ウィーン国立歌劇場「トリスタンとイゾルデ」 指揮:サイモン・ラトル(予定) 年代不明:バイエルン国立歌劇場における出演歴:「魔笛」タミーノ 年代不明:バイエルン国立歌劇場における出演歴:「コシ・ファン・トゥッテ」フェルランド 年代不明:バイエルン国立歌劇場における出演歴:ロッシーニ「チェネレントラ」ラミーロ王子 年代不明:バイエルン国立歌劇場における出演歴:ドニゼッティ 「ドン・パスクワーレ」エルネスト
2007年12月15日
An Interview with Robert Gambill by Hamburger Abendblatt Nov 2003 ロバート・ギャンビルとお茶を- 世界的オペラ歌手、ロバート・ギャンビルは自分で自分をワーグナースペシャリストに改造したのだ ハンブルクでは、最近では、今年の3月にタンホイザーを歌った。でもオペラファンにはむしろ、初期の作品、タミーノとか「ドン・パスクワーレ」などで知られているのではないだろうか。「僕のリリック・テナーの時代はもう終わったんです。いまではあらゆるワーグナーオペラでお呼びがかかるようになりました。もっと大きな役、ドラマティックなヘルデン・テノールとして出てくれと言われるのです。僕の歌う役柄が変化したことでうれしいのは今までよりはるかに多く、世界中のオペラハウスに客演で呼ばれることなんですよ。」ついにニューヨークのメトにもデビューした48歳の(*)ロバート・ギャンビルは語った。「ダイエットしてるんでね。」そう言って、ロバート・ギャンビルはもう4年も住んでいるホテルのロビーで、クッキーなしでお茶を飲んだ。アメリカ人なのにドイツ国籍を持っている彼はどうしてオペラ歌手のキャリア上で役柄の変更を迫られるにいたったかについて語った。「僕の声はもうリリックな役やベルカントな役には合わなくなってしまったんです。 もうこれで僕のキャリアも終わりだな、って思いましたね。 僕はもっとドラマティックな声の役に挑戦することにしてすごく練習しました。声にも無理をさせたんです。こういう無謀な挑戦は世界的なオペラの業界ではあんまりないことでした。」 彼は家でちょっとすごしたら、リスボンの「トリスタンとイゾルデ」に出なくてはいけないし、そのあとはドレスデン・ゼンパーオーパーのシーズン幕開けの舞台が待っている。「世界中を旅していますが、やっぱりハンブルクがいちばんくつろげます。家族とすごせる生活の中心はここなんです。ハンブルクではセーリングしたり釣りをしたり、家人として妻の手伝いだってできますからね。」 ロバート・ギャンビルはもう24年もハンブルクの船舶オーナーの娘ザビーネ・シュルツェとの結婚生活を送っている。3人の子供がいて、ハンブルクの学校に通っているがみんな父親似で音楽の才能もあるそうだ。 「僕が妻と知り合ったのは1976年のことです。その時僕は交換留学生でハンブルク大学でドイツ語を学んでいたんですよ。」そう語るギャンビルのドイツ語にはまったく訛りがない。パーフェクトなドイツ語を学んだようだ。 すでに学生時代から彼は音楽の虜だった。学校公演であっても彼が歌うと客は熱狂した。1970年には母国アメリカ、インディアナ州のコンペティションで3位に入賞した。「僕は19歳の時に個人的な歌のレッスンを受け始めました。ハンブルクでは音楽学校でさらに学び、すでにこの頃からミラノ・スカラ座やフランクフルト、ジュネーヴの劇場にゲスト出演していました。」と、ギャンビルは語る。 それ以来、ギャンビルは世界中の名だたるオペラハウスに客演してきた。そしてもっとも最高のタンホイザー歌手のうちの一人であると世界的に認識されている。優れた指揮者たちと共演してきたし、その中にはダニエル・バレンボイムもいる。ギャンビルのレパートリーの数は70にもなるのである。 「今ではワーグナーの役は全部歌えます。ワーグナーは歌わなくっちゃいけない。がなっちゃだめなんです。そしたらほんとにすてきですよ。」とロマンティックに語る。 そして楽しい逸話を披露してくれた。「いつもハンブルクで公演があるときは、ホテル暮らしなんだけど、自分ちにいるみたいに快適なんだ。でもそれだからかえって仕事のリズムが単調になってしまうんです。」* --- 2007年12月現在は52歳ということですね。November 2003from ABENDBLATTドイツ語わからへん…意味不明部分あり…
2007年12月15日
すっごくいまさらな話で恐縮なのですが、マイスタージンガー、メトのですが、また見直してしまいました~うちのHDに入りっぱなしになっているので。感想はまったく初回に見たときと変わりませんハンス・ザックスすてきすぎるぞと。なんでこんなにジェイムズ・モリスいい人なの?で、ベックメッサーのトーマス・アレンがうますぎる!!!裏の主役です。彼が。でもすべての役がすべてすばらしいの!まさにマスターピース。日本で見たいな~マイスタージンガー。そして笑って笑って泣けて泣けて泣けて。もう無条件泣きっぱなし。これも前に見たときと変わりません。ハンス・ザックスの科白。「エーファちゃん、「トリスタンとイゾルデ」を知ってるかい? 私は利口だから、マルケ王にはなりたくないんだよ。」へえええ~と思っちゃいました。
2007年12月15日

Mr. Heldentenor Gambill in Rossini "L' occasione fa il ladro" 1992Rossini "L' occasione fa il ladro"Cond: Gianluigi GelmettiStuttgart Radio Symphony OrchestraStaged by Michael Hampe Schwetzingen Opera (1992)CASTSusan Patterson as BereniceRobert Gambill as Conte AlbertoMonica Bacelli as ErnestinaNatale De Carolis as Don ParmenioneAlessandro Corbelli as MartinoStuart Kale as Don Eusebioきょう届いたのですジョアキーノ・ロッシーニの「なりゆき泥棒」1992年のシュヴェツィンゲン・フェストシュピーレ作品でギャンビルさんが出ているんです~♪楽しかった~べ・つ・じ・ん28号なんで、大笑いできます。やせてるし~細いし。顔の形が違うし。髪型は変(笑)。髭。背は一際高くて。伊達男~何より声が違う~高くて美しいテナー。ちょっと喜劇俳優ぽい2枚目っぷり。短くてすぐ終わっちゃうけどまさにロッシーニ!二度見たいとは思わないけど(笑)。字幕はイタリア語, 英語, ドイツ語, フランス語, スペイン語のみです。
2007年12月14日
レッド・ツェッペリン一夜限りの再結成!!!です。 Telegraph Whole Lotta Success December 10: Led Zeppelin showed they still have what it takes as they reunited for a one-off concert in London - their first in 19 years see their "Black Dog" with this VIDEO link 演奏した曲目は ♪STAIRWAY to Heaven, ♪Dazed and confused and ♪BLACK DOG. などを演奏したそうです。曲目リストはSun紙とTimes紙にあります。 懐かしいです。思い出すわ AHHAAAAAAAAHH!!! --- Immigrant Song WHOLE LOTTA LOVE Kashmir Rock'n' Roll the song remains the same STAIRWAY to Heaven プラントの声は健在! Daily Mail The Sun you can see SKY NEWS on this Times SKY NEWS VIDEO
2007年12月11日
東京のオペラの森 2007 INDEX オペラ公演 タンホイザー Part1 Part2 Part3 Part4 Part5 オーケストラ公演 スターバト・マーテル
2007年12月09日

Robert Gambill as terrific Tannhäuser in The Sächsische Staatsoper Dresden Japan tourThe Sächsische Staatsoper Dresden Japan tour INDEXドレスデン国立歌劇場 日本公演 2007 INDEX タンホイザー Tannhäuser 11月17日(Day3) Part1 Part2 Part3 Part4 11月20日(Day4) Part1 Part2 Part3 ばらの騎士 Part1 Part2 Part3
2007年12月09日
ベルリン国立歌劇場 日本公演 2007 INDEXドン・ジョヴァンニ Part1 Part2トリスタンとイゾルデ Part1 Part2 Part3
2007年12月09日
チューリヒ歌劇場日本公演 2007INDEX椿姫 Part1 Part2ばらの騎士 Part1 Part2 Part3
2007年12月09日
ではそろそろ本年のまとめに入りますか…日本人だな~ミシュランじゃないですが、ランキングが大好きなんですみません…Opera1.チューリヒ歌劇場 ヴェルザー=メスト指揮、「ばらの騎士」 出演:ニナ・シュテンメ、ヴェッセリーナ・カサロヴァ2.ベルリン国立歌劇場 ダニエル・バレンボイム指揮「トリスタンとイゾルデ」 出演:ヴァルトラウト・マイヤー、ルネ・パーぺ3.ドレスデン国立歌劇場 準メルクル指揮「タンホイザー」 出演:ロバート・ギャンビル カミッラ・ニールント、アンネ・シュヴァンネヴィルムス4、ベルリン国立歌劇場 ダニエル・バレンボイム指揮「ドン・ジョヴァンニ」 出演:ペーター・マッテイ アンネッテ・ダッシュ5、チューリヒ歌劇場 ヴェルザー=メスト指揮、「椿姫」 出演:エヴァ・メイ ピョートル・ベッツァーラ6、ドレスデン国立歌劇場 ファビオ・ルイージ指揮「ばらの騎士」 出演:クルト・リドル、アンケ・ヴォンドゥング、アンネ・シュヴァンネヴィルムス7、東京のオペラの森 小澤征爾指揮「タンホイザー」 出演:スティーヴン・グールド ミシェル・デ・ヤング8.スポレート歌劇場 ヴィート・クレメンテ指揮「セビリアの理髪師」 出演:アントニーノ・シラグーザ ソニア・ガナッシ今年は何といってもヴェルザー=メストの年だった!彼は世界最高のシェフ。次の日本公演が待ち遠しい。そしてバレンボイムもやはりすばらしい指揮者だった。ベルリンフィルはどうして彼でなくラトルを選んだのだろうか?今後悔しているかも?勝手に指揮者ランキング1、ヴェルザー・メスト2、アッバード3、ムーティ4、エッシェンバハ5、ヤンソンス6、バレンボイム7、ラトル8、ゲルギエフ9、ティーレマン10、メータオーケストラコンサート1、東京のオペラの森 オーケストラ公演 指揮: リッカルド・ムーティ ロッシーニ: 《スターバト・マーテル》 出演エヴァ・メイ ダニエラ・バルチェローナ イルデブランド・ダルカンジェロ 2、ダニエル・ハーディング指揮 ロンドン交響楽団コンサート 独奏:フランク・ペーター・ツィンマーマン(vn) 3、ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場管弦楽団 with イェフィム・ブロンフマン(pf)そのほかのクラシックのコンサート1、マリオブルネロ リサイタル 2月14日 2月15日 2、イェフィム・ブロンフマン リサイタルBallet1、フェリのさよなら公演2、ルグリ・ガラ 特別ガラ スワン・レイク3、サラファーノフのドンキホーテ4、オーストラリアバレエ団 グレアム・マーフィー版「白鳥の湖」5、服部有吉「ラプソディ・イン・ブルー」6、ボリショイ・マリインスキー合同公演7、ラスタ・トーマスのドン・キホーテ8、ルグリ・ガラ9、イレールのペトルーシュカ10、スティーヴン・マクレー「真夏の夜の夢」11.キエフ・バレエ 「ライモンダ」Related Links 2006年総決算! 2005年 バレエ・ダンスパフォーマンス Best10 2004、Shevaの見たもの Best10! 2003 シェヴァの10大ニュース
2007年12月09日
Sylvie Guillem on Stage2007 Japan tour with Tokyo BalletOpening dayProgram ADecember 8, 2007 (Sat) Ueno, Tokyo Bunka Kaikan “Swan Lake” Act 2 Adagio and Coda Sylvie Guillem, Nicolas Le Riche with the Tokyo Ballet“Stepping Stones” The Tokyo Ballet“Doux Mensonges” Sylvie Guillem and Nicolas Le Riche “Push” Sylvie Guillem and Russell Maliphant きのうはギエムの日本公演の初日でしたが、発熱のため、新国立劇場の「カルメン」に続いて、また途中でギヴアップしてしまいました。 私はギエムのマリファント作品と相性が悪いので、どうせムッルの時にまた見るんだからと自分に言い聞かせまして。 そんでもって家でえんえんまた「トリスタン」を見てました。 だからギエムの白鳥もキリアン作品もまるで白昼夢のような記憶しかありません。 東京バレエ団の「ステッピング・ストーンズ」は良かったです~ とくに奈良春夏さん!! 彼女は海外のプリンシパルでもOKだと思う。 すばらしい! もう見とれてしまいました。実は書きたかったのはこれだけです。 そして男性陣では中島周さんがすばらしかったです。彼にはエロティックな魅力があります。少年のような魅力もありながら、そういう雰囲気がある。 井脇さんはいつもながら役柄の解釈がすばらしい。 実はきょう9日に踊るセカンドキャストメンバーもすごく見たかったので残念。次回に期待。
2007年12月09日
Sardanapalus さま、いつもありがとうございます。 スカラ座は新時代の幕開けのようですね。 名実共にムーティからバレンボイムの時代になったのかしら。 とにかく英語圏の方までこんなに記事が出ているというのはやはりさすがスカラ座ですよね。 教えていただいた記事はこれですね。 Guardian 'The Billy Elliot of opera' ほんとに感謝です! こんなのもありました。 Guardian Barenboim Lauded in La Scala Debut Saturday December 8, 2007 Excerpt -- "Daniel Barenboim made a triumphant debut Friday night as principal guest conductor at La Scala's gala premiere of ``Tristan und Isolde,'' receiving 20 minutes of applause, a shower of roses and shouts of ``bravi.'' "Telegraph Pit town tenor wows the opera world with STAGE PHOTOBBC Drama in the wings at La Scala with STAGE PHOTO
2007年12月09日
Teatro alla ScalaRichard WagnerTristan und IsoldeNew Production of the Teatro alla ScalaDecember 2007: 07Conductor: Daniel BarenboimStaging: Patrice ChéreauSets: Richard PeduzziCostumes: Moidele BickelLights: Bertrand CoudercTristan: Ian StoreyIsolde: Waltraud MeierBrangäne: Michelle De YoungKurwenal: Gerd GrochowskiKönig Marke: Matti SalminenMelot: Will HartmannWith Tristan und Isolde La Scala opens a new season in its history.ミラノ・スカラ座 バレンボイムの「トリスタンとイゾルデ」 オペラキャストさまのおかげで昨夜朦朧としながら聴いてました。 なんか気のせいか…オケがものすごく美しかった… 1時に始まって、終わったのが朝の6時37分。 その間ほとんど寝ていました…(汗) お客さんもすごいブラボ、ブラヴィの嵐だったです。 ところで、スカラ座って2009年に日本に来るんですね、噂では…。 ウィーン国立歌劇場は2008年に日本に来ますが、ムーティのコシと小澤のフィデリオ、グルヴェローヴァのロベルト・デヴェリュー。 Stephane Lissner's Masterplan によると、 "In 2009, La Scala goes to Japan: Gatti's Don Carlo, and Aida conducted by Barenboim. " このアイーダは2006年のシーズン開幕作品なんでしょう? ドンカルロは2008年の開幕作品。 なんで2007年の幕開けのトリスタンを持ってこないのかは理由がわかりませんが、バレンボイムがもうベルリン国立でやってるから被るからでしょうね。それにスカラがドイツものというのはちょっとね。ワールドツアーには不向きかもしれません。 ReutersLa Scala opens new season with Wagner's "Tristan"
2007年12月08日
OPERA HOUSENew ProductionGeorges Bizet :CARMEN6 Dec 2007, New National Theatre, Shinjuku, TokyoConductor : Jacques Delacôte Production : Uyama Hitoshi Scenery Design : Shima Jiro Costume Design : Ogata Kikuko Lighting Design : Sawada Yuji CAST Carmen : María José Montiel Don José : Zoran Todorovich Escamillo : Alexander Vinogradov Micaëla : Omura Hiromi Zuniga : Saiki Kenji Moralès : Hoshino Jun Le Dancaïre : Imao Shigeru Le Remendado : Kuraishi Makoto Frasquita : Hirai Kaori Mercédès : Yamashita Makiko Chorus : New National Theatre Chorus Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra 新国立劇場「カルメン」2007年12月6日(木) 東京・新宿・新国立劇場実はきのうは体調が絶不調だった。これは「トリスタン熱」。ギャンビルさんのタンホイザーの1回目の鑑賞の時は「タンホイザー熱」が出た。体調と精神的なものはすごく関連しているんだな~と改めて思う。サイモンラトルのブラームス2番の時も「知恵熱」(ラトル熱)が出た。会社にいるときからぐんぐん体温が上昇してるのが感じられたので、とにかくヴィノグラードフだけでも見なくてはと不倶戴天の決意で(笑)出かけた。いや~アレクサンドル・ヴィノグラードフ。彼もサーシャと呼んでいいのかな?めっちゃハンサムだった~細身だった~笑顔が可愛くて…歌もすごく良かったですよ。だから第2幕が終わったところで退散した。「花の歌」もすごく良かったし。満足しました。ミカエラをもっと聴きたかったが背に腹は変えられない。今回の主役、カルメン役もドンホセ役も、声がでっかかった~オペラでは声が大きければいいというもんじゃないが、小さい声よりはいいに決まっている。だから及第だったのではないでしょうか?ドンホセのズラタン・イブラヒモヴィッチならぬ、トドロヴィッチ、「トド」、大柄で声のマックスが針振り切れるぞ~というぐらいのすごい声なんです。ただし声は硬質で(クーラみたいな…)1本調子な感じがある。ところが「花の歌」だけはちゃんと陰影をつけて歌ったので、すごく良かったです。声の最小から最高までのレヴェルの差もすごいし、柔らかい声から堅い声への変化も見事だし。すごい良かったよ~でもきのうのお客さんはあんまり感じてなかったな。素人が多かったかも。なにせカルメンだったからね。主役のカルメンの女性も声はすごいんだが、場末の姉ちゃんという雰囲気で、引き込まれる魅力はなかった。それに比べると、ミカエラの大村さん、すっばらしかった~~~~! ほんとすごかった。抜きん出ていた。日本人でもこんなにすばらしい人がいたとは驚き。そして私は演出によってすべての評価を決してしまう人なので、これはだめでした。何?これ。どっかで見たよな~という演出、セット。何も新しいものがない。少なくとも2幕までね。「カルメン」はあまりにもすばらしいプロダクションをすばらしいキャストで見慣れているので、評価がきつくなるのは申し訳ないんだが。それはヴェルディの「椿姫」でもそうだからね。
2007年12月07日
こちらもオペラキャストさまで知ったのですが、バレンボイムの「トリスタンとイゾルデ」、ミラノ・スカラ座です!2007年12月7日が初日のようです。これもめっちゃ良さそう。キャストが日本公演とかなり被っています!Ian Storey という人はどういう人なんでしょう。公式サイトところでスカラ座のトップページにはザハロワとボッレの「スワン・レイク」動画が貼ってありました。でもそんなのカンケーネ~
2007年12月05日
Kiev Ballet Japan tour 2007"Raymonda"4 Dec 2007Bunkamura Orchard hall, Shibuya, TokyoComposer: Alexander Glazunov Choreographer: Marius Petipa Author: L. Pascova /Marius Petipa Raymonda: Elena FilipievaJean de Brienne : Sergei Sidorsky Abderman: Igor Kolb (Guest dancer)(his role debut)キエフ・バレエ「ライモンダ」全2幕プロローグ付き2007年12月4日 東京・渋谷・Bunkamuraオーチャードホール音楽 A.グラズノフ台本 V.ヤレメンコ/U.スタニシェフスキー (中世騎士伝説及びL.パシコーワ/M.プティパの台本に基づいて)原振付 M.プティパ振付・演出 V.ヤレメンコ舞台美術 A.ズロービン衣装 A.イパチエワ ライモンダ:エレーナ・フィリピエワジャン・ド・ブリエンヌ: セルゲイ・シドルスキーアブデラーマン:イーゴリ・コルプ白い貴婦人: 田北志のぶライモンダの友人: 菅野英男もちろんコールプのアブデラーマンが見たくて行ったのですが、主役の2人がすばらしく良かったです~特に第2幕の第2場の結婚式全体的にテンポが速くてよかったです。主役の2人の踊りがキレキレでほんとよかったです。手を打ち鳴らす最後のソロなんてもう~すっばらしかったです~ライモンダ踊りまくりヴァージョンなんですごいお得感があります。コールプのアブデラーマンは、伝統版だから結局「キャラクテール」なんですよね。ステロタイプのアブデラーマンでちょっとがっかり。コールプには「役不足」ですよ。コールプのアブデラーマンはすっごく濃くて一人で異彩を放ってました。背中が柔らかいので反り返りまくり(笑)ですごかった。コールプにはもっと繊細な役が向いてるかな。メークも濃すぎて誰だがわがんね(笑)。アブデラーマンはパワーダンサーが踊るべきで、コールプには向いていない。飛ばなくてもいいからイレールのアブデラーマンがこの目で見たい…でもそんなのカンケーネ~ABTのライモンダはぶっ飛んでたから、この伝統版とまったく違うので、この伝統版を見るのも違ったおもしろさがありました。ABTはセットに死ぬほど金がかかってたし、何よりジリアンにアンヘルだったから、「バレエじゃなかった」…やっぱプティパ・グラズノフの黄金コンビはいいです。最近の振付家には太刀打ちできないよね~完成度が。この作品は東ヨーロッパと中央アジアの対決の図式を描いていて、バレエの作家からしてみればエキゾチックな雰囲気ばりばりで受けようかなとした作品。だからもう~アブデラーマン配下の男たちのダンスとか、最後の民俗ダンスがたまらなく!良かったです~~~~
2007年12月04日

The Magic -- Franz Welser-MöstWIENER STAATSOPERDIE WALKÜREDirigent: Franz Welser-MöstInszenierung: Sven-Eric BechtolfBühnenbild: Rolf GlittenbergKostüme: Marianne GlittenbergSiegmund: Johan BothaSieglinde: Nina StemmeBrünnhilde: Eva JohanssonWotan: Juha UusitaloFricka: Michaela SchusterHunding: Ain AngerPremiere: 2. Dezember 2007ヴェルザーメストの「ワルキューレ」プレミエ!きのうの夜、聴きましたよ~オペラキャストさまのおかげです。第1幕だけ。夜の2時過ぎに第1幕が終了し、そこまでは良かったが、第2幕以降、録音に失敗。またかよ…いやーとにかくすばらし~です。もう、序曲の始まりから火が出るよう!その場にいたかった。お客さんの反応も1幕からもう絶叫状態で大歓呼、大拍手。ORFoe1 新聞 初日評:Die Presse"Walküre" mit Widrigkeiten: Stimmloser Wotan, matter Applausこのプロジェクトのキャスト
2007年12月03日
グラインドボーン「トリスタンとイゾルデ」Part2第2幕狩の角笛。愛するトリスタンを待ちわびるイゾルデ。まとめていた長い赤毛は三つ編みにされて垂らされている。ようやく人目を避けられる夜、メロートが夜の狩を計画し、マルケ王を連れ出した。イゾルデの部屋の明かりが消えるとトリスタンは来る手はずになっている。ブランゲーネはそれがメロートの罠だと気づいているので忠告するが、聞く耳を持たないイゾルデ。トリスタンはマントでイゾルデをくるむ。2人は至福の時を過ごす。「もう眼を醒ましたくない…」トリスタンは眼をつぶり、イゾルデの胸で眠っている。再三のブランゲーネの忠告にも関わらず、2人は愛の夢をむさぼる。そして2人で死ぬことしかもう考えられなくなっている。「お逃げください!」クルヴェナルが入ってくる。しかし2人は抱き合ったまま。メロートが入ってくる。マルケ王は2人が部屋にいるのを見てしまう。マルケ王の嘆き。マルケ王はもしかして、この演出も、実はトリスタンを愛していた、という演出になっているようだ。ヨーロッパでは流行?マルケ王の嘆き。「どうしてお前はわしにこんな苦しみを与えるのだ?」トリスタンはマルケ王を抱きしめる。「その質問には答えられません。」「あなたにはわかりません!」マルケ王はその抱擁を拒否し、上手に歩き去る。マルケ王は永遠にトリスタンを許せない気持ちになっている。トリスタンもマルケ王を愛していたが、その愛は彼には少し重荷だった。だからイゾルデを娶らせようとメロートが画策したとき、反対できなかった。しかしイゾルデに再会し、愛を確信してしまったトリスタンはもう後戻りできないところまで来てしまった。もともと早く父が死に、母は自分を産んで死んでしまったトリスタンは、生まれつき、肉親の愛に飢えていた。そして同時に身近な死への憧憬を感じていた。ヘルデンに特有の、名誉ある死へ憧れる気持ち。トリスタンはイゾルデに「ついてきてくれるね…」これは死の世界で、ということなのだ。しかしメロートは勘違いし、トリスタンをなじる。トリスタンは剣を抜き、メロートの剣を抜かせ、その剣を自分で自分の腹に刺し、倒れる。メロートは信じられないように自分の剣を見る。第3幕後ろを向いて立っているクルヴェナル。海を見ている。あれから何十年も経ち、年老いたトリスタンは死の床にある。豊かだった黒髪は抜け落ちている。クルヴェナルもごま塩頭になっている。うわごとばかり。起きてもすぐに倒れてしまう。クルヴェナルがイゾルデを呼んだことを告げると、「やっと昼の光の中で彼女に会える」とトリスタンは喜ぶ。瀕死の状態で起き上がる。そして絶望。もうこのへんのギャンビルさんがすごくて言葉にはできません…羊飼いは不気味なかっこう。まるで死神みたい。クルヴェナルがイゾルデを迎えに出て行き、イゾルデがやってくる。黒装束。まるで寡婦みたい。彼女も年老いてしまったのだ。イゾルデの胸に抱かれるトリスタン。顔を一目見て、意識を失う。倒れながら「イゾ…ル…デ…」イゾルデは涙する。舵取りがやってきて敵の到来を告げる。クルヴェナールはメロートを殺し、他の敵にも応戦しに出て行き、傷ついて帰ってくる。ブランゲーネもやってくる。マルケ王は2人を許しに来たと歌う。クルヴェナルもブランゲーネもマルケ王も暗闇の中に消える。トリスタンの亡骸の上に立つイゾルデ。黒い衣裳を脱いでいる。予想通り、髪は真っ白になっている。イゾルデの絶唱。暗転全幕了。
2007年12月01日
グラインドボーン「トリスタンとイゾルデ」Part1昨夜まんじりともせず4時間以上、見た。よかった…ギャンビルさんのトリスタンは、すばらしかった。英語の評では散々だったので心配していた。ギャンビルさんはやっぱり映像の人なのかな。最初から最後までどんどんトリスタンが変化していく。こんなにすごい演技が出来る人はなかなかいないだろう。感情の機微を余すところなく表現していた。第3幕は…もう… やってくれちゃってるなという。ヴァーグナーのヘルデンを演じる歌手として、こんなに陰影がついた、光と影のついた人間的な演技が出来る人は他にいないだろう。アクセル全開の単なるヘルデンでもないし、能面でもないし。最初の登場から幕が下りるまで、彼から目が離せない。他の歌手もすごいのだが、何よりギャンビルさんの舞台だったなという印象。英語の評ではシュテンメ絶賛だったが、確かに歌唱的にはすばらしいが、彼女は「私のイゾルデ」ではなかった。最初から最後まで「怖いイゾルデ」だった。もっと変化を見せて欲しかったなあ…脇もすばらしかった。スコウフスはワグネリアンロールには不向きなハイバリトン、声が軽めなので最初は正直心配した。もともとコミカルな演技力が第3幕では全開で、「これクルヴェナルのキャラ、違う」という印象でおもしろかった。パーぺのマルケ王、これがまた驚きなのだが、ベルリン国立のマルケ王とまったく違うのだ。ベルリンではひたすらかっこ良くって、オーラを放ってたが、ここではオーラを完全封印。年老いた、哀れで、人間的にちょっとゆがんだ部分のある、くせのある、なよっとした、執着心の強い、猜疑心の強い感じの王。レーンホフはさすがだ。こうまで変えるとは。ティモシー・ロビンスンも良かったです~今回のレーンホフ演出のもっとも革新的な部分は、時間の経過である。なんと第2幕幕切れから、第3幕開始まで、何10年の年月が流れているのだ。死よりも残酷なのは時の経過だ。登場人物は苦しみ続け、ようやくトリスタンが死の床で譫妄状態に陥って初めて、物語が展開し始めるのだ。これには…やられた。ギャンビルさんもシュテンメさんもこの3幕が一番自然で良かった。人間だった。ヘルデンじゃない。老いた人間が後悔に満ちて死んでいく現実そのままの姿だった。第1幕イゾルデが怨み節、火を吹いている。またあの若い水夫の歌が聞こえてくる。アイルランド娘が泣いている…という歌。「私をバカにしている!」激怒するイゾルデ。背後にゆっくり現れる人影。トリスタン。鉄のかぶとをかぶっている。表情は憂いを帯びていて冷静沈着。ここは本来は登場シーンではないのだ。トリスタンは船の行く先を見ている。海を見ている。そのトリスタンをイゾルデは見ている。イゾルデはブランゲーネをトリスタンのところにやる。トリスタンはブランゲーネを見ない。憂いに満ちた眼でずっと船の航路を見ている。しかしブランゲーネが女主人の侮辱に満ちた言葉をそのまま伝えると、ブランゲーネをきっと見据え、出て行く。クルヴェナルがブランゲーネの行く手を遮るように剣を床につく。船が港に近づき、クルヴェナルが呼びに来るが、イゾルデはトリスタンが自分のところに謝罪に来ないと行かないと言い出す。トリスタンがやってくる。長い影が上手の入り口から伸びる。トリスタンは相変わらず、冷静沈着な憂いを帯びた表情で、まるで自分の感情を押し殺すようにしている。しかしイゾルデが自分を殺さなかったのはモロルトを愛していてモロルトの敵を誰かが討ってくれると思っていたからだと聞かされるとだんだん動揺してくる。トリスタンは本来ではここのシーンではイゾルデにつれない。しかしこの演出では、明らかにイゾルデへの気持ちを押し隠しているトリスタン、それを出さないよう必死でこらえているようになっている。トリスタンは言う。「あなたの口に出さない気持ちもわかっている」「だからこの杯をいただこう。」彼はこれが毒杯だと明らかに知っていて飲もうとしているのだ。彼女をマルケ王に届けるために、そして自分の気持ちを断ち切るためにもうここで死のうとしている。しかしイゾルデもその杯を奪って飲んでしまった。苦しんで2人とも倒れる。トリスタンはかぶとをぬいでしまう。暗闇。2人が気がついたとき、表情は一変している。毒薬は恋薬にすりかえられていた。「今までとらわれていたトリスタンの名誉って何だったんだ?」お互いの気持ちのかせが取り払われる。抱き合う2人。ブランゲーネが引き剥がす。トリスタンはふらふら酔っ払ったように歩く。目線が定まっていない。船が港に着き、メロートが入ってくる。第1幕了。Part2へ続く。
2007年12月01日
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