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教育費を孫(長男)に出させる? ※次の相続税を視野に入れて考える のであれば、長男のお金は 教育費に使わない方がいいのでは?自分の頭で考える生活設計。〇メール顧問会員のKさん(40代) (相談:ライフプランニング)2019.5.22 新規にメール顧問会員に。2019.7.16 現状診断 終了。メールをいただきました。武田様お世話になっています。頂いた現状診断を基に、生活設計の変更を考えてみました。変更した項目は、子供費、車維持費、定年後生活費、妻の収入です。教育費は、長男の収入から大部分を負担することにして、 ※おそらく、相続税対策として 代飛ばしでお孫さん(長男)に相続 したものと思われます。 その長男のお金を、 本来はKさんが負担するべき教育費に使うと、 せっかくの代飛ばし相続の意味が 無くなると思われます。 次に来る・・Kさんの相続に向けては、 できるだけKさんの資産を少なくして おくのが望ましいと思われます。 つまり、子供2人の教育費は・・普通に、 Kさん自身が負担するのが望ましいと、 思われます。その他の収入から、相続時に動かせる現金をストックしたいと思います。添付したエクセルシートに変更した項目を黄色で塗りつぶして入力しています。お手数をおかけしますが、項目を変更した結果と、私が50歳でアーリーリタイア(その後、65歳まで年収手取り200万円程の仕事をする)した場合のシュミレーションもお願いしたいと思います。 ※ん? アーリーリタイア? 手取り収入が年589万円だったのが、 年200万円に・・? そうなると、話が違ってきます。 子供たちの教育費を賄えないかも・・。アパートの扱いが悩ましいのですが、現状診断時と変更なしにしようと思います。 ※アパートについては、 確実なものとして、将来の キャッシュフローには加えにくい のですが、 相続資産としては確実に残ります。 相続を考える場合には、 どのような扱い方をしていくか、 しっかり考える必要があります。どうぞ、よろしくお願いいたします。 ※了解しましたが、着手前に、 私の今日のコメントに対する感想を いただけたら・・と、思います。 よろしく、お願いします。K家の現状診断時点の状況。2019.7.16 ※キャッシュフローグラフです。 1年ごとの貯蓄残高の、一生の推移。 ※現在の貯蓄額3000万円が、 晩年には3分の1ほどになります。 元々貯蓄が少ない人なら1000万円も あれば気にならないかもしれないが、 いつも3~4千万円を持っている人だと、 ちょっと不安になるかも。 ※キャッシュフロー表です。 ※左が現役、右が老後です。 他人の家計とか、世の中の平均値とか、 いっさい気にすることはなく、 我が家は我が家・・と、 根拠を持って言える資料です。 読者の皆さんも、ぜひ、マネをして 自分たちのモノを作ってみましょう。 お金に振り回されることのない人生を! ※現役の拡大です。 ※老後の拡大です。 ※世の中で騒いでいる言い回しをするなら、 (このキャッシュフロー表から・・) 「老後資金はいくら必要なの?」 K家の場合は、1億550万円と分かります。 「老後の貯蓄はいくらあればいいの?」 K家の場合は、 1億550万円-6,100万円=4,450万円 だと、分かります。 ただし、根拠のある具体的な対策も、 キャッシュフロー表から分かります。 たとえば・・ 生涯専業主婦の予定の妻が、 手取り100万円のパートで15年働けば、 1500万円・・貯蓄が増えます。 たとえば・・ 60歳で定年退職した夫が、 年金受給までの無給の5年間を、 現役中の半分以下の手取り240万円で 働けば、1200万円・・貯蓄が増えます。 この2つだけで、2700万円!です。 そうすると、先ほどの・・ 「老後の貯蓄はいくらあればいいの?」 のK家の場合の答えは変わります。 4,450万円-2700万円=1,750万円! と、かなり減ってしまいます。 「老後の貯蓄はいくらあればいいの?」 の答えは、 K家の場合は、1,750万円だと分かります。 これが、生活設計なんです。 キャッシュフロー表の各数値は、 もう一度、しっかり吟味してみましょう。 読者の皆さんも・・ 自分のキャッシュフロー表を作って、 自分で生活設計してみよう。 ※Kさん夫妻の死亡保障必要額の推移です。 ※妻は、現在も将来も全く不要。 夫は、一時的に多額の死亡保障が必要 という結果になりました。 が、こちらも、計算根拠はそのままで 本当にいいのか? しっかり考えたいところです。 たとえば、妻は生涯専業主婦という 条件での計算になっていますが、 万が一、夫が亡くなった場合に 手取り100万円のパートで15年働けば、 1500万円・・貯蓄が増えます。 そうすれば、 現時点の夫の死亡保障必要額は、 3400万円-1500万円=1900万円! と、大幅に減ります。 生命保険料でたれ流すお金も、 大幅に減らすことができます。 これが、生活設計です。 死亡保障必要額の計算書の内容を、 きちんと吟味してみましょう。公的年金を自分で計算できたら・・Kさんの資料で勉強しましょう。(年金ライブラリー②) ※ライフプランニングをするために、 これが不可欠・・という要素が、 公的年金です。 その公的年金を自分で計算できたら、 もう、キャッシュフロー表は 自分で作ることができます。 公的年金の計算の仕方を、 今後の記事で・・ 顧問会員ごとに掲載していきます。 家族構成、年収、その他諸々、 条件がまったく違う中で、 公的年金はどのように計算されて、 どのように受給できるのか? 自分たちの将来を設計するための 参考にしてみてください。 各業界に洗脳されたまま、 ぼぉ~っと生きていてはいけない。 ※Kさん夫妻の生涯のキャッシュフローグラフ。 ※Kさん夫妻の生涯のキャッシュフロー表。 左が現役、右が老後。 読者の皆さんはぜひ、 マネをして作ってみましょう。 ※Kさん夫妻の年金受給のかたち。 3段階になります。 1 夫のみが受給時開始。(271万円) 老齢厚生年金、老齢基礎年金、加給年金。 2 夫婦双方が年金受給。(316万円) 夫の老齢厚生年金、老齢基礎年金。 妻の老齢厚生年金、老齢基礎年金。 3 夫死亡後、妻が死ぬまで受給。(215万円) 老齢厚生年金、老齢基礎年金、遺族厚生年金。 ※その計算は、以下のように行ないます。 ※夫婦それぞれの計算結果より、 「1年間にもらえる手取り金額」を、 キャッシュフロー表に落として いきましょう。 ※夫婦それぞれの手取り年金額を、 キャッシュフロー表に記入します。 受給総額は、夫:4047万円、妻:2785万円、 合計で 6832万円になります。 ※読者の皆さんへ。 多くの人に自分で生活設計してほしくて、 このような記事を作成したり、 情報発信したりしています。 読んだけどよくわからない。 〇〇の部分がよく見えない。 〇〇の場合はどうしたらいいの? 等々、不明な部分があったら、 遠慮なく、メール連絡をください。 できるだけ要望に答えたいし、 役に立つ記事作りをしていきたいと 思っています。相続、悩ましい・・べ。 ・・っと。 〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて18年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2019/08/23
課税のハードルが非常に低くなっています。 ※大きな財産が無くても課税される ケースが増えているようです。自分の頭で考える生活設計。〇メール顧問会員のOさん(30代) (相談:ライフプランニング) 2018.4.9 現状診断 終了。保険は必要か不要か ということではなく普通預金に預けたままですが いいですか?終身保険はもちろん 個人年金も解約でいい?年金記録照会が欲しいのに 頂いたモノは★加入中のまずい保険 損害を最小にしたい赤ちゃんがいても生命保険不要 自分で計算 武田FPがまさかのPCデポ? でびっくり!ペット保険 加入しない方がいいですか?そもそも 相続相談とはどういうことなの?いただいたメール。武田さん こんばんは。 大変ご無沙汰しております。2018年の6月の記事で返信いただいていた相続の件について、「顧問会員 業務と手順」のページでサービス業務の内容の中に「・相続の計画書(分割・納税資金・節税等の各対策)」とあったので ※文面通り、あくまで、顧問会員の 生活設計の中の一部の相続相談で あって、相続税相談ではありません。 税務相談は、税理士法に抵触します。 当事務所はFP事務所であり、 税理士事務所ではありません。 現在の当事務所の顧問会員は、 ほとんどが30代や40代ですが、 この案内を書いた当初は、かなり 年配の顧問会員もいらっしゃいました。 その顧問会員自身が亡くなった場合を 想定した「案内文」になっています。 会員であれば、そのすべての資産を 当事務所が把握できているので、 簡単に色々検討することが可能でした。 それが、30代・40代の顧問会員の 「親が亡くなった場合の相続」 ・・では、全く別の話になります。いずれ発生する相続について実際に相続が発生する前から行ったほうがいい節税対策について教えていただければと思いご連絡しました。非相続人である義父もありがたいことに健康そのものなので、今すぐどうこうというわけではありません。また、マイホームは現時点(少なくとも夫が現役の間)は購入予定はまったくありませんので住宅取得に係る贈与も発生しません。我が家の場合は夫が一人っ子であり子供もいないため、いわゆる骨肉の争いというのは考えにくい状況ではあります。妻も特別養子縁組をするわけでもないので、結局はなるようにしかならないのですが・・・義父母が保険ゾンビで毎月?相当な金額を支払っているのようなので、やはり洗脳とは恐ろしいものだと思います。相続については法律改正に伴って雑誌などで特集があったので、自分でも一通り読んだのですが、もし何かアドバイスなどがあればお願いします。 ※はい、改正によって、 相続税の基礎控除のハードルが かなり低くなって、 地価の高い場所に住まいを構えて いる人が亡くなった場合に、 相続税が課税される確率が 高まりました。 で、6月の記事にも以下のように 書きましたが・・ ※それから、 大切なことがあります。 相続について・・ 子どもがどんなに心配しても、 何の解決にも、対策にもなりません。 親の資産について、その全てを 子どもが把握するのは不可能です。 つまり、対策の講じようが無い。 相続について対策を考えるためには、 本人がその気にならないと、 始まりません。 ※たとえば、お義父さんが亡くなった場合、 その総資産を把握できないと、 相続税の計算もできません。 土地の場所、土地面積、建物面積等が 分かれば、不動産の相続税評価額は (路線価等から・・) 見当をつけることができますが、 個人の資産は不動産だけではありません。 たとえば、お義父さんの金融資産の総額、 把握できるでしょうか? どこの銀行に? どこの証券会社に? また・・洗脳されて加入している 生命保険の全体像を把握できるでしょうか? すごいボリュームで、おそらく本人も、 何にいくら払って、どんな保障があるか? まったく理解できていないかもしれません。 逆に、借金があるとすれば、その残額、 把握できるでしょうか? すべての資産や負債の総額を整理整頓が 終わって初めて、考えることができます。 おそらく、その作業は、 子供の立場からは無理だろうと思われます。 なので、本人の意識が必要です。 本人がその気になる必要があります。 (お義母さんについても、同じことです) ※また、 お義父さんお義母さんのすべての資産を 把握する作業は、 今回・・顧問を引き受けているOさんの 生活設計とは、 まったく別の作業になります。 つまり、お義父さん夫妻にそのつもりが あれば、新たに顧問会員になってもらう 必要があります。 が、お義父さん夫妻は生活設計は不要で、 相続税の節税対策だけを依頼したい ・・ということであれば、 もろに、税理士法に抵触するので、 申しわけありませんがお受けできません ということになってしまいます。 申しわけありませんが、 当事務所のこの微妙な立ち位置、 ご理解いただきたいと思います。 よろしく、お願いします。また、武田さんへの年間顧問料が夫の会社の福利厚生で精算できることがつい最近わかりました!つきましては領収証を発行していただくことが可能かどうかを今後のためにお伺いしたいです。 ※それは、可能です。※振込時にATMから発行される明細書はすでに 破棄済み・・・ 通帳のコピーでもいいか確認しています。 ※それで済めば、ありがたい。よろしくお願いします。追伸:ブログで我が家へ返信の際ににキャッシュフロー表を添付してくださっているのですが、住まい妻の収入貯蓄が違っているようです。 ※本当です! スミマセンでした! さっそく、訂正しました!当方は全然構わないのですが、万が一参考にされている方がいらっしゃるとマズいかなと思いまして・・・一応ご連絡です。いただいたメール。 ※2018.6.20の記事です。シミュレーションありがとうございました。作成いただいてから時間が経ってしまっていますが、 依頼時のシートの「その他」に記入した事項について、ブログでも返信いただいたシートの中でも特に武田さんからのコメントがなかった ようなので再度ご連絡しました。(相続についてです。 武田さんのHPのトップに相続とあるので 聞きたいと思っていました。 相続の相談というのは ある程度まとまった金額の場合なのか、 その場合いくらくらいが目安になるのか、 またどういった内容なのかということです)まだまだ実際の相続発生は先になりますが、 遠い未来(であってほしい!)に発生する際に多少の知識を身につけておきたいと思っています。よろしくお願いします。 ※ ・・? 言われてみれば、そのようなことが あったような、無かったような・・。 さかのぼって、生活設計の依頼資料 をチェックしてみました。 ありました!! (そう言えば、チラッと読んだような) スルーしていました・・。 スミマセンでした!! そのときの文章が以下です。 夫両親から相続が発生する予定です。 ※え? 近々ご両親が亡くなる予定? そもそも、相続は1人につき1回です。 夫婦から相続ということはない。ホームページのトップページに「相続」という項目もあったので、ご相談?したいと思います。 (そもそも相続について相談するという のはどういうことなのでしょうか・・・?) ※ ・・。 そもそも、 そういうことを言われると、 何を相談したいのか分からず、 こっちが困ってしまいます。とはいえ、 相続について相談するというのは ある程度まとまった資産の場合なのかなと思うのですが、その場合は どれくらいの金額が目安になるのでしょうか。 ※「相続対策」は一つではありません。 できるだけ税金を回避したいための 「相続税対策」や、 一族で骨肉の争いにならないための 「争族対策」つまり「分割対策」 などがあります。 後者は、資産があまり無い場合も あり得ます。 相続資産は自宅だけでお金は無い のに子どもが3人いる ・・という場合も、生前から 「分割対策」をしておきたいケース。 「どれくらいの金額が目安か?」 を確認したいということであれば、 「相続税対策」についての相談 ということになるでしょうね。 目安の金額については・・ 基本的に「基礎控除額」 (自分で調べる!) を超える資産(お金に限らない) がある場合に課税対象になります。 「基礎控除額」をはるかに超える 資産を抱える人(資産家)には、 各業界の営業マンが「相続税対策」 のために、このようにしましょう♪ あのようにしましょう♪・・と、 営業攻勢をかけます。 私もサラリーマン時代には・・ アパートを建築することで 「相続税対策」にはなるし、 「固定資産税」対策にもなるし、 家賃収入は安定的に入るし、 こんな素晴らしいことはない♪ ・・などと、 屁理屈をこねくり回して、 何棟もの建築を受注して、 ご褒美でヨーロッパ旅行へ♪ 等ということをくり返していました。 資産家の皆さんへ。地主の皆さんへ。 「借金は相続対策になる」・・は、 ウソです。だまされないように。 「現金を不動産に変える」・・は、 評価減の分だけ相続税対策にはなるが、 その「不動産」が 「賃貸物件」の場合は、 「目先の相続税対策にはなっても、 賃貸物件そのものが金食い虫に なり、人生の大変なお荷物になる」 「300万円の相続税を節約するために、 1000万円の費用負担と心労を背負う」 などと言うことになります。 すなおに相続税を払った方が あとくされも無いということに・・。 営業時点で示される計算書通りに なることはない。 だまされないように・・。 それから、 大切なことがあります。 相続について・・ 子どもがどんなに心配しても、 何の解決にも、対策にもなりません。 親の資産について、その全てを 子どもが把握するのは不可能です。 つまり、対策の講じようが無い。 相続について対策を考えるためには、 本人がその気にならないと、 始まりません。※実際に相続する金額をはっきり決まっていませんが、 以前マンションの購入を検討した際には3000万円ほど援助していただける話が出ていました。マイホームを購入しない場合は、この金額(以上?)の相続になると思われます。 ※この終盤の文章は、「相続」 の相談ではありません。 住宅資金の援助として、 親からもらうお金が300万円 だろうが、500万円だろうが、 これを「相続」とは言いません。 健在な親が子どもにお金を上げる 行為は「贈与」であり、 「相続」ではありません。 「住宅資金の贈与」は、 国が経済活性化のために、 無税にしたり税負担を軽減したり する政策を行なっています。 (自分で調べる!) ・・と、書きましたが、 本当のところ、 何を聞きたいのかが不明なので、 マトをしぼったコメントには なりませんでした。 これを読んで何かあらためて 確認したいことがあったら、 またどうぞ。《 O家の概要:現状診断時点 》2018.4.9 読者の皆さんも・・ぜひ、マネをして自分のキャッシュフロー表を作ってみましょう。 下に、「現役」と「老後」の拡大したものを貼り付けますので、ご参考に・・。 家族:2人。 30代会社員の夫、 30代会社員の妻、相談:子ども。マイホーム。生命保険。住まい: 賃貸。(家賃:4.8万円 将来15万円) 収入: 夫 898万円/年。(手取り:665万円/年) 妻 220万円/年。(手取り:179万円/年) 貯蓄: 2,440万円。 負債: なし。生命保険料: 4.3万円/年 (総額:142万円) 妻 定期保険 死亡:300万円 東京海上日動あんしん生命死亡保障必要額: 現時点 10年後 夫 1,338万円 -8,025万円 妻 -1億2,639万円 -1億2,053万円 「必要資金」から「手当可能資金」を 引いた結果なので、 -(マイナス)は保障不要ということです。 税理士法に抵触!・・は、したくないべ。 ・・っと。〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて18年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2019/02/07
どういうことなんでしょうか? ※ ・・。自分の頭で考える生活設計。〇メール顧問会員のOさん(30代) (相談:ライフプランニング) 2018.4.9 現状診断 終了。保険は必要か不要か ということではなく普通預金に預けたままですが いいですか?終身保険はもちろん 個人年金も解約でいい?年金記録照会が欲しいのに 頂いたモノは★加入中のまずい保険 損害を最小にしたい赤ちゃんがいても生命保険不要 自分で計算 武田FPがまさかのPCデポ? でびっくり!ペット保険 加入しない方がいいですか?いただいたメール。シミュレーションありがとうございました。作成いただいてから時間が経ってしまっていますが、依頼時のシートの「その他」に記入した事項について、ブログでも返信いただいたシートの中でも特に武田さんからのコメントがなかったようなので再度ご連絡しました。(相続についてです。 武田さんのHPのトップに相続とあるので 聞きたいと思っていました。 相続の相談というのは ある程度まとまった金額の場合なのか、 その場合いくらくらいが目安になるのか、 またどういった内容なのかということです)まだまだ実際の相続発生は先になりますが、遠い未来(であってほしい!)に発生する際に多少の知識を身につけておきたいと思っています。よろしくお願いします。 ※ ・・? 言われてみれば、そのようなことが あったような、無かったような・・。 さかのぼって、生活設計の依頼資料 をチェックしてみました。 ありました!! (そう言えば、チラッと読んだような) スルーしていました・・。 スミマセンでした!! そのときの文章が以下です。夫両親から相続が発生する予定です。 ※え? 近々ご両親が亡くなる予定? そもそも、相続は1人につき1回です。 夫婦から相続ということはない。ホームページのトップページに「相続」という項目もあったので、ご相談?したいと思います。(そもそも相続について相談するという のはどういうことなのでしょうか・・・?) ※ ・・。 そもそも、 そういうことを言われると、 何を相談したいのか分からず、 こっちが困ってしまいます。とはいえ、相続について相談するというのはある程度まとまった資産の場合なのかなと思うのですが、その場合はどれくらいの金額が目安になるのでしょうか。 ※「相続対策」は一つではありません。 できるだけ税金を回避したいための 「相続税対策」や、 一族で骨肉の争いにならないための 「争族対策」つまり「分割対策」 などがあります。 後者は、資産があまり無い場合も あり得ます。 相続資産は自宅だけでお金は無い のに子どもが3人いる ・・という場合も、生前から 「分割対策」をしておきたいケース。 「どれくらいの金額が目安か?」 を確認したいということであれば、 「相続税対策」についての相談 ということになるでしょうね。 目安の金額については・・ 基本的に「基礎控除額」 (自分で調べる!) を超える資産(お金に限らない) がある場合に課税対象になります。 「基礎控除額」をはるかに超える 資産を抱える人(資産家)には、 各業界の営業マンが「相続税対策」 のために、このようにしましょう♪ あのようにしましょう♪・・と、 営業攻勢をかけます。 私もサラリーマン時代には・・ アパートを建築することで 「相続税対策」にはなるし、 「固定資産税」対策にもなるし、 家賃収入は安定的に入るし、 こんな素晴らしいことはない♪ ・・などと、 屁理屈をこねくり回して、 何棟もの建築を受注して、 ご褒美でヨーロッパ旅行へ♪ 等ということをくり返していました。 資産家の皆さんへ。地主の皆さんへ。 「借金は相続対策になる」・・は、 ウソです。だまされないように。 「現金を不動産に変える」・・は、 評価減の分だけ相続税対策にはなるが、 その「不動産」が「賃貸物件」の場合は、 「目先の相続税対策にはなっても、 賃貸物件そのものが金食い虫に なり、人生の大変なお荷物になる」 「300万円の相続税を節約するために、 1000万円の費用負担と心労を背負う」 などと言うことになります。 すなおに相続税を払った方が あとくされも無いということに・・。 営業時点で示される計算書通りに なることはない。 だまされないように・・。 それから、 大切なことがあります。 相続について・・ 子どもがどんなに心配しても、 何の解決にも、対策にもなりません。 親の資産について、その全てを 子どもが把握するのは不可能です。 つまり、対策の講じようが無い。 相続について対策を考えるためには、 本人がその気にならないと、 始まりません。※実際に相続する金額をはっきり決まっていませんが、以前マンションの購入を検討した際には3000万円ほど援助していただける話が出ていました。マイホームを購入しない場合は、この金額(以上?)の相続になると思われます。 ※この終盤の文章は、「相続」 の相談ではありません。 住宅資金の援助として、 親からもらうお金が300万円 だろうが、500万円だろうが、 これを「相続」とは言いません。 健在な親が子どもにお金を上げる 行為は「贈与」であり、 「相続」ではありません。 「住宅資金の贈与」は、 国が経済活性化のために、 無税にしたり税負担を軽減したり する政策を行なっています。 (自分で調べる!) ・・と、書きましたが、 本当のところ、 何を聞きたいのかが不明なので、 マトをしぼったコメントには なりませんでした。 これを読んで何かあらためて 確認したいことがあったら、 またどうぞ。《 O家の概要:現状診断時点 》2018.4.9 読者の皆さんも・・ぜひ、マネをして自分のキャッシュフロー表を作ってみましょう。 下に、「現役」と「老後」の拡大したものを貼り付けますので、ご参考に・・。 家族:2人。 30代会社員の夫、 30代会社員の妻、相談:子ども。マイホーム。生命保険。住まい: 一戸建てマイホーム。 収入: 夫 633万円/年。 (手取り:497万円/年) 妻 12万円/年。 (手取り:12万円/年) 貯蓄: 賃貸。家賃:現在4.8万円 将来15万円 負債: なし。生命保険料: 4.3万円/年 (総額:142万円) 妻 定期保険 死亡:300万円 東京海上日動あんしん生命死亡保障必要額: 現時点 10年後 夫 1,338万円 -8,025万円 妻 -1億2,639万円 -1億2,053万円 「必要資金」から「手当可能資金」を 引いた結果なので、 -(マイナス)は保障不要ということです。 結局、何の相談だったんだべ? ・・っと。〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて17年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2018/06/20
できるだけ生前贈与しておく?マイホームの名義も妻に? 自分の頭で考える生活設計。〇メール顧問会員のIさん(50代) (相談:ライフプランニング)2017.10.2 現状診断終了。お金に拒否反応? 現実を見たくない?★キャッシュフロー表があるのとないのとでは計算したら大きな死亡保障が必要 どうする? メールをいただきました。 ※取り上げるのが遅くなりました。 スミマセン!! 最近は いつになく忙しく、 マイホーム取得の実行支援で マイホーム契約直前が2件、 これからプラン作成が2件、 バタバタしていて余裕がありません。 ・・と、言い訳はこのくらいにして、お世話になっております。〇〇のIです。前回は、忙しい時期、それにお風邪を召しておられる時にご相談してお手数お掛けしました。キャッシュフローにつきましては、自分たちがOKだと思えればそれで良い、ということですね。実際、甘い見積もりではキャッシュフローどおりにはいかない訳ですし、どれだけ収支を冷静に管理していけるかが大事になるな、と感じでおります。 ※今回作成したキャッシュフロー表が、 その内容通りでやっていけるのか? 現実の生活と見比べながら・・ 管理して行ってください。 場合によっては微調整が 必要になるかもしれません。先日は親族が亡くなり、まとまった出費がありましたが、現状診断の際に、葬儀に関する費用もあらかじめ計上していたため、これだけの費用なら使って大丈夫、と言う感じで、心配することなく無くお金を使えました。 ※キャッシュフロー表によって 将来が見えている状況なので、 根拠を持って考え、 確信を持って判断することが できます。 これが、生活設計・・です。 キャッシュフロー表を持たない 一般の人との違い・・です。 自信を持って生きていきましょう。保険の整理の方は、職場で加入した損害保険については、1年に1回の更新の時しか解約できないと判明し、しかも、その更新がつい先日だったらしく・・・。この保険については不本意ながらあと1年は解約できなくなってしまいました。安易に保険に入ってお金を失うおバカさんです・・・。 ※はい、そのようです。 買い物をする際や、 お金を払う際には、 普通は・・その中身を確認します。さて、今回は、前妻との子どもの相続対策について質問です。現在、自分たちなりに調べて以下のように考えています。遺留分を侵さない程度の金額を子どもに残すように、公証役場で遺言書を作るつもりですが、妻が住む家を確保し、妻に分ける分をできるだけ多くしたいので、1生前贈与などで預金を妻の名義にしておく2家の名義を妻に変えておくなどの事前の対策が必要かと考えています。預金を妻に贈与する場合、課税されない範囲で少しずつ贈与しておけばよいと思いますが、家の名義の変更は、結婚してまだ〇年なので、課税されるのでしょうが、これはやむを得ません。 ※もろに、贈与税が発生するものと 思われます。また、このような場で相談することではないかも知れませんが、自分たち自身が、相続というものを今まで経験したことが無く、そもそも、子どもにどのくらい遺すのが妥当なのか、良く分からないのが正直なところです。200万くらい残すように考えていますが、自分の収入や資産と照らし合わせて、少なすぎるのか、子どもが納得するのか?と考えたりもします。 ※期待を裏切るようで申しわけ ありませんが、 現在のIさんの資産状況 (土地建物と現金1,200万円) から考えれば、 法定相続人2名(だとすれば)の 一方が200万円だけというのは、 一般的には「あり得ない」という ことになると思われます。これこそ他人に聞いても仕方のないことなのですが。 ※いや、他人に聞いてみないと、 (自分だけで考えていると・・) 世間の一般常識が見えない なんていうこともあります。貧乏人ほど争うことになるといいますが、そうならないようにしておかないと、と思っています・・・。あと、昔の記事に書かれている、保険で準備というのは、生前贈与や家の名義変更をするかわりに、財産を保険に変えておく、ということなのでしょうか? ※ぜんぜん違います。 生命保険を利用するのは・・ それこそ「分ける財産が無い」、 「自宅土地建物だけ」という場合に・・ たとえば、法定相続人は兄弟3人で 資産は自宅土地建物だけ と言う場合に、生命保険が 役に立ったりします。 被相続人が3,000万円の 生命保険に加入しておいて・・ いさ!相続発生!・・で、 長男:自宅土地建物 次男:1,500万円(生命保険から) 三男:1,500万円(生命保険から) のように、円満相続が可能です。仮に子どもに200万渡す場合は、800万程度の財産を自分に残し、他は事前に財産を妻に贈与しておけば、保険は必要ないのでは?とも思いますが。 ※前提にしている「子どもに200万円」 ・・は、あり得ないと思われます。 そこを前提にしてはいけない。この点も認識不足で申し訳ありませんが、教えて頂きたいです。現在の自分たちの相続に関しての考えは以上ですが、相続について全く無知なので、とんちんかんな質問ばかりかもしれません。アドバイス頂ければ有り難いです。お忙しいところお手数をお掛けしますが、急ぎませんので、お手すきの時によろしくお願い致します。 ※できるだけ妻に資産を移転して おけば、思い通りになるだろう ・・という発想も、おかしなことです。 国家の制度が、そんなにたやすく 個人に都合よく思い通りになる わけがありません。 「持ち戻し」 生前贈与前の財産が3,200万円 あったとして、相続人は2人、法定 の相続割合は2分の1ずつとします。 たとえば相続人の妻へ1,000万円の 生前贈与がすでにあった場合、 残りの2,200万円について、 相続人の妻と相続人の子どもで 均等に相続したら、 相続人の子どもは怒ります。(当たり前) そこで、生前贈与は相続財産の先渡し と考えて、その分を考慮して分ければ、 妻も子どもも平等です。 (・・と考えるのが、一般常識) これが「持ち戻し」です。《 I家の概要 : 現状診断時点 》 ※読者の方々はぜひ、 マネをして作成してみましょう。 「現役」の拡大。 ※読者の方々はぜひ、 マネをして作成してみましょう。 「老後」の拡大。 ※読者の方々はぜひ、 マネをして作成してみましょう。 家族 : 50代公務員の夫、 30代パートの妻、・・の、2人家族。 相談 : 生命保険。 リフォーム。 住居 : 一戸建てマイホーム。 収入 : 夫 年収778万円 (手取り594万円) 妻 年収102万円 (手取り102万円) 貯蓄 : 1,218万円 借金 : なし。生命保険料 : 52万円/年 (総額:980万円) 夫 ・三井住友 団体損害 ・グループ 生命:死亡保障1,500万円 ・企業年金 個人年金 ・アクサ 医療保険(終身) 死亡保障必要額 検証結果 : 現時点 5年後 10年後 夫 4,196万円 -134万円 -1,560万円 妻 -1,522万円 -1,705万円 -1,561万円 「必要資金」から「手当可能資金」 を引いた結果なので、 -(マイナス)は不要ということです。 妻はまったく不要ですが、夫は 当初だけ高い必要額になりました。 「夫死亡時の子の無い妻の年齢」 によっては、もらえない「年金」が あったりします。 (「遺族年金」の計算ページ参照) その関係での「5年刻みの計算」です。あまりにも高額な「必要額」が出た後の、メールでのやり取り・・です。 そこで、必要資金を見直してみたのですが、 生活費16万→14万、車250万円→200万、 維持費32万→30万に減らすと、 必要保障額を2,918万円に減らすことができます。 ※「そこで、」 ・・ではなく、 この作業を一番最初に、 最優先で行いたかった。 そこまで無理な減らし方ではないと思う のですがいかがですか? ※これについても、私はIさんではない。 「いかがですか?」 と聞かれても、答えようがない。 Iさん夫妻で考えて 無理が無いようなら、それでOK。 これでしたら、現在のグループ保険を 見直して続けられるのですが。 以上、いかが思われますでしょうか? ※そういうこと。 一番最初にするべき作業は 実はこれだった。 もし、メールでの回答が難しいような場合は、 まだ先になるとおもいますが、 お電話させていただきます。 ※計算の結果、死亡保障必要額が とんでもなく高く出たら・・ それに合わせた保険商品探し をするのではなく、 (結果をそのまま鵜呑みにしないで) 死亡保障必要額は本当に こんなに大きな金額にしか ならないのか? ・・と考え、 計算の中身をしっかり吟味する 作業が必要です。 自己申告したそれぞれの金額を 修整することができないか? 真剣に考えましょう。 Iさんが後から行なった作業を、 最初に行いたかったところです。200万円だけ? 普通・・怒るべ。・・っと。 〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて16年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2017/11/16
「借金が相続対策になる。」・・のではない。洗脳されないように・・。 自分の頭で考える生活設計。 「常識」は業界が作っているぞ・・。すべてを真に受けては・・いかん。『 ネット記事を読む 』 ※消費者の視点。相続税の節税対策「借金してアパートを建てる」 引き継いだ人の本音は? 2017/4/11 マネーの達人櫻井 成行 さんという人のお話。相続が「争族」にならないためには、それぞれの相続人のことを考えて遺産を残すようにすることが大切なことだと思います。相続対策というとすぐに「税金を少なくすること!」と考えますが、 ※そのように・・ 狭い視野で突っ走ってしまうと、 各業界の思うつぼになる。多少相続税が多くなったとしても、相続税が納付できて相続人が笑顔で過ごせるようにした方が良いのではないかと思います。 ※そう、そう、まったく同感。今回は相続対策のうちの節税対策について考えてみたいと思います。「借金してアパートを建てる」節税対策相続税を少なくするためには、(1) プラスの財産を少なくする。(2) マイナスの財産(借入金等の債務) を多くする。(3) 基礎控除を大きくする。このような対策をすることになります。その中で以前から話題になっていることは、「借金してアパートを建てる」ということがあります。今でも新聞等に多く掲載されています。相続税のことだけを考えるならば有効だと思われます。これは、借入をすることによりマイナスの財産が増加する。 ※この表現は、誤解を生じる。 「借金をすることで、 マイナス財産が増加する」 ・・のではない。 たとえば、1億円借金をすれば、 その時点で手元に1億円の 現金が新たに増えることになり、 プラスマイナスゼロの状態だ。 「マイナスの財産が増加する」 ・・わけではない。 借金をしてもマイナス財産は 増加しない。 つまり、 「借金が相続対策になる」 ・・のではない。(当たり前) 借金については、実に 多くの人が勘違いしている。 時には・・ 営業する側である業者まで、 間違って解釈している。そして借入金で建てたアパートの評価は約30%少なくなります。 ※この表現も、誤解を生じる。 「借入金で建てたアパートの 評価は約30%少なくなる。」 ・・のではない。 借金で手にしたお金、 元々持っていたお金、 それがどのようなお金であれ、 お金をアパートや貸家に換えれば、 現在の税制では・・ 約70%の評価をしてもらえる ことになっている。 だから、借金が相続税対策に なるのではなく、 現金をアパートという建物にした ことが、相続税対策になるのだ。 ・・が、 元々の手持ち現金で建てた アパートなら、 「現金⇒アパート」の評価減を 確実に受けられるが、 借金で建てたアパートは、 そうはうまくいかない。 時の経過と共に返済が進み、 借金は減っていく。 建てた本人がなかなか元気で 長生きしてしまうと・・ 借金が小さくなってしまって、 当初描いた相続設計通りには 行かなくなってしまいます。 借金はほとんど無くなりながら、 アパート建物という資産は増えて しまっていて、 相続税対策としての期待とは 逆の状況ができあがります。 そのような状況は、業者にとって さらなるビジネスチャンスです。 「このままで相続が発生すると 大変なことになります。 さらに借金をして、 さらにアパートを建てましょう。」 アリ地獄・・です。 当初から、やってはいけない。 「借金でアパート建築」さらにアパートの土地の評価も更地価格から約15%少なくなります。つまり、プラスの財産も増加するが、その評価額は借入金であるマイナスの財産より少ないため、マイナスの財産が増加することになり相続税が少なくなるということです。 ※なにやら・・意味不明な文章に なっていますが・・ 借金でアパート建築して 「相続税が少なくなる」 のは、当初だけです。 上に書いたように、 時の経過とともに、対策は 逆効果になっていきます。実際に相続した人のホンネ実際にこのようなスキームを行った方の相続税の申告を行ったことがあります。おそらく相続税はスキームを行わなかった場合より少なくなっていると思われます。 ※早い時期に相続が発生すれば ・・ですね。しかし、その相続人は「こんなアパートなんていらない!」と言っていました。 ※普通は、そうだと思います。その方は父親の借入金が1億円以上あり、アパートも建築後10年程経過していました。 ※10年もたってまだ1億円も? おそらく大手メーカーだと 思われますが、 マイホームでも大手は避けた 方がいいのに、 収益物件であるアパートなら 大手は絶対にあり得ない。 (当たり前) 収益物件の建築で 数千万円も余分に払うのは、 相続税対策として本末転倒。 大手で建築費1億5千万円なら、 適正建築費は1億2千万円とか ・・です。 相続税1千万円を節約するために、 大手メーカーに余分に3千万円 を払うことになったりします。 おバカさんです。入居者が入らないと修繕をしなければならないし、家賃も下げなければならない。 ※当たり前。 アパート経営では普通のこと。そして借入の返済は待ってくれない。相続は、プラスの財産と同時にマイナスの財産も引き継ぎます。多額の借入金を相続する相続人にとっては迷惑なこともあります。相続は、残された相続人のことを考えて対応することが大切になります。 ※それができれば苦労は無い。 まったくの素人の高齢者が、 にこやかで、気配りができて、 礼儀正しい営業マン奨められれば、 「〇〇君が奨めるんだから 間違いないだろう。 子ども達のことも考えて、 しっかりアパート建築をしよう。」 ・・と、アリ地獄に落ちます。そのためには多少相続税が増加しても納付できる金融資産を残すことかもしれません。 ※まず、勘違いから開放されよう。 「借金が相続対策になる」 ・・のではない。 新たに借金をしないで、 新たにアパート建築をしないで、 できる工夫が無いか? 一生懸命考えよう。 「相続」については、少なくても 自分でしっかり勉強しよう。借金アパートでアリ地獄。 ・・っと。 〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて16年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2017/04/11
節約する税金の・・数倍、数十倍の負担を背負うことになる。うまい話なんて、無い。自分の頭で考える生活設計。 潜水艦は進む・・にゃ『 ネット記事を読む 』 ※消費者の視点。アパート融資 異形の膨張 昨年3.7兆円、新税制で過熱 2017/3/26 日本経済新聞金融機関による2016年の不動産向け融資が12兆円超と過去最高を記録した。背景の一つが相続対策のアパート建設だ。人口減社会には似つかわしくないミニバブル。 ※人口が減っていくのだから、 住まい貸し業は先細りしていく しかない。 リスクが大きいのに、 わざわざ新規参入してはいけない。まだ局所的とはいえ体力の弱い地域金融機関が主役だけに金融庁や金融界からも不安の声が上がる。米リーマン危機を引き起こしたサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題の「日本版にもなりかねない」(大手銀行首脳)。近鉄名古屋線、津駅から車で10分ほど。海岸に近い中河原地区を中心にアパートが急に増え始めたのは6年ほど前だ。すぐ数軒が目についた。「入居者募集中」。1キロ平方メートルほどの地区に数十軒以上が密集するアパート銀座だ。 ※岩手県でも区画整理地区は 判で押したようにアパート銀座。 田んぼや畑にも・・。表札付きの部屋は一部で駐車場の車もまばら。徒歩圏内に駅もないこの地になぜなのか。「ブームだからと不動産業者が あちこちに営業をかけた」。市内の男性(70)は憤る。自身も約10年前、業者の勧めで銀行から約2億円を借りて畑にアパートを建てた。 ※業者の言いなりになってはいけない。 億単位の借金をしてはいけない。近隣工場に勤務する人が入居したが、土地の安さに目を付けた業者が営業を強化しアパートが急増。入居者の争奪が起き「今はどこも空室だらけ。誰が責任を取るのか」。 ※空室になるのは当たり前。 業者の言いなりになっては いけない。 自分の頭で考えないで、 安易にハンコを押した自分にも 責任がある。日銀によると16年の全国の不動産融資は前年から15%増の12兆2806億円で統計のある1977年以降で最高。 ※とんでもないことです。バブル期も上回った。アパートローンも同21%増の3兆7860億円と09年の統計開始以来、最高に達した。 ※とんでもないことです。貸家の新設着工件数も41万8543件と8年ぶり高水準だ。理由の一つは、15年の税制改正で相続税の課税対象が広がったことだ。アパートを建てると畑や更地などより課税時の評価額が下がるため地主らが相続税対策で一斉に建築に走った。 ※おバカさんです。 節約する金額の数倍、数十倍の しっぺ返しが待っている。 大型借金でのアパート経営 なんて、始めてはいけない。マイナス金利で貸出先を模索する金融機関も融資に動き、東京都の郊外などにとどまらず東北や山陰といった地方部にも異様なアパートラッシュが広がった。 ※金融機関も危なっかしい・・。 何を考えているんだろう?埼玉県羽生市は市内の空室率が10年でほぼ倍増。 ※当たり前。 人が減っていくんだから当たり前。下水施設などの維持管理コストが膨らむことを懸念し、15年にはアパートの建設地域を従来よりも制限する規制を出した。 ※当然のことです。 人が住むかどうか分からない ところのインフラを充実させても、 管理コストが増えるばかりです。関西や中部圏から同じ悩みを持つ自治体の視察も相次いでいる。融資急増の反動も出ている。「家賃減額分を支払ってほしい」。愛知県に住む80歳代の男性は2月、不動産大手を相手取った訴訟を地裁に起こした。「10年は家賃が変わらない契約だった のに、6年後に10万円減額された」と主張している。 ※新築当初はとりあえず満室に なるが、2~3回転目あたりから、 (5~6年後あたりから) 満室にはなりにくくなります。 (当たり前)男性はある契約を交わしていた。家賃徴収などを会社に一任する「サブリース」で、契約で決めた家賃を大家に払い続けるためリスクが少ないとされる。 ※手間がかからない・・だけ。 収入が約束されるわけではない。だが契約大家でつくる会によると、業績悪化などを理由に家賃を減らし、トラブルになるケースが増えている。この不動産大手は「運営環境などに基づいて判断し、 協議したうえで決めている。 家賃を上げることもある」と説明する。 ※家賃を上げることは・・無い。こんな事例は氷山の一角との声がある。融資を受ける場合、毎月の家賃収入が返済額を下回ると収支が逆ざやになり、運営を続けられなくなる恐れがある。 ※当たり前。 ほぼ全額融資で・・なんて、 やってはいけない。石川県内にアパートを2棟所有していた男性(61)は家賃を1割減らされたことなどで月々の収支が悪化し14年にアパートを売却した。 ※売却できるだけ、まだマシ。資産価値下落で手元には約3000万円の借金が残った。 ※100万円とか300万円とかの 相続税を節約するために 3000万円の負担を背負う・・。 (気の毒で「おバカさん」と言えない)融資実態も不透明だ。津市内のある大家は「不動産業者の紹介で 2つの都市銀行から数億円借りたが 事業性などの質問はほぼなかった」と証言する。中長期の入居見込みすら確かめていない可能性がある。 ※アパート建築をする人もだけど、 そのお金を貸す銀行の方が もっと心配。日銀統計もメガバンクや地方銀行などが対象でノンバンクは含まない。工場の敷地内にアパートを建てるケースなども含まれず実情を反映していない。中小企業が運転資金の名目で借りる「事業性融資」が実はアパート向けだったりすることもあるが、金融機関によって定義はあいまいだ。 ※新築アパートが地域に増えれば、 銀行の経営状態に不安が募る・・。 しっかりしてくれよ、銀行さんたち。アパート建築が増えるほど、銀行経営が危なくなるべ。 ・・っと。 〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて16年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2017/03/27
親の金を子ども名義口座に移すことはやめた方がよい。特に相続人のいない子のお金は、捨て金になる恐れもある。 自分の頭で考える生活設計。『 ネット記事を読む 』 ※消費者の視点。「親なき後問題」 子ども名義の預金はダメな理由2016.9.2 弁護士 遠藤英嗣 さんという人のお話。 ※当事務所の顧問会員でも、 障害のあるお子さんがいる ケースが過去に何件かあります。 自分たち親が亡くなった後の 我が子の生活を心配して、 できるだけ多くのお金を遺して あげよう・・と、 皆さんが思っています。 その際の「お金の遺し方」 について、注意するべきことを 説明した弁護士さんの記事が あったので、ご紹介します。 ご参考に・・。障害のある子どもや自分では財産管理ができない子どもを、親の死後どのように支援していくのかという「親なき後問題」。これは親が生前に解決しておかなくてはいけない大事な問題なのですが、現実には大変難しいのです。「親なき後問題」には支援者である「親」と支援を受ける「子」がいるわけですが、今日では親が高齢化し「親自身の支援」も必要になるケースが増えています。自ら支援が必要であると気付いたときには、手遅れということさえもあります。しかし多くの場合、「自分はどうなってもいい」「子どもさえ幸せになれればいい」という考えで、自分の金融資産を子ども名義に移す人が少なくありません。今回は、子ども名義にした金銭に関する問題を取り上げます。■子ども名義にしたお金は「捨て金」今年7月と8月、親なき後家族信託に絞ったセミナーで講師をしました。いずれも障害がある方の親御さんなど親族の人が受講生で、セミナー終了後に個別相談なども行いました。セミナーの中で私は、「親の金を子ども名義の口座に移すこと だけはやめられた方がよい。 特に相続人のいないお子さんのお金は、 家族にとって捨て金になる恐れもある」と説明しました。なぜかというと、子どもに名義を移してしまうと、親御さんがこの金を使おうと思っても手が出せなくなりますし、しかも一人っ子の場合、特別縁故者の例外があるとはいえ、残余財産はほぼすべて国庫に帰属してしまうからです。まず親御さんが死亡しますと、財産を適正管理するために、多くの場合、お子さんには成年後見人が選任されます。親が残したお金は成年後見人によってすべて管理され、さらに後見制度支援信託により信託銀行に預託されることもあります。信託銀行に信託された金銭は、本人に特別な事情がない限り使えなくなるため、ほとんどの金融資産が残ってしまうことになります。お子さん自身は重い障害があり、意思表示もままならないため、いま置かれている立場に対して不満を訴え、クオリテイーの高い生活やよりレベルの高い介護などを要求することは考えにくいといえます。また、本人が多額な金銭を持っていたとしても、これが使われるのは、重い病気をして高額療養費を支払うときなどに限られると思います。こうして、ご本人の財産(預金等)はほとんど残ってしまい、他に相続人がいない場合は国庫に帰属するのです。■宙に浮いたお金親の生前に子どもの名義にしたお金は法律的に見ると、親から子どもへの贈与です。贈与は契約なので、差し上げる人ともらう人が合意しないと贈与契約は成立しません。しかし、子どもは「もらいます」とは言えない知的障害などがあるため、子どもの名前を借りた「名義預金」となり、税法上は親御さん本人のもので、親本人が死亡した場合はその遺産として扱われます。預金通帳や印鑑の管理、預金の預け入れなどを親御さんが行っていると、「名義預金」と判断される可能性が高くなります。ところが、本人たちはこの預金を相続財産であるとは認識していないため、親が死亡しても、相続税の申告書にはこの名義預金は記載されない例が少なくないのです。その結果、相続財産の記載漏れとなり、相続税の追徴・延滞税の対象となってしまうのです。しかし、預金先の金融機関から見ると、この預金は名義人本人、つまり子どもの預金となるため、これを払い戻すには子ども本人、またはその代理人でないとできません。子どもは障害があり払い戻し手続きなどはできませんので、法定代理人である成年後見人が選任されることになります。このように手続きを踏んだとしても、いったん名義を変更したお金はもう、親は使えません。預金の払い戻しができたとしても本人名義のものは本人しか利用できないからです。親がこれを使うとすると成年後見人相手に裁判を提起するほかありませんが、後見人から「預金された金銭はもらいます」(贈与契約の承諾)といわれたらそれに従うしかありません。障害がある人には、重度ですと毎月7万円余りの障害者年金が給付されます。また、重い障害がある人はほとんどの人が施設に入所していますが、入所費用には多くは補助があり、無料だという例も多いのです。そのため障害者年金が手付かずの状態で残り、二十数年間で2000万円ぐらいになるといわれています。このお金は障害者の親の会が立ち上げたNPO法人などが管理している場合が多く、本人が親よりも早く亡くなると親が相続することになります。しかしながら多くのケースでは親が先に死亡しているので、本人の兄弟が相続することになります。兄弟がいない場合は、多くは国庫に帰属することになります。もちろん、特別縁故者に一部または全部給付されることもあるのですが、全ての財産が特別縁故者に給付されるのは例外中の例外のようです。■家族信託ができること本当に障害を持つ子どもを助けたいのであれば、「親なき後支援信託(遺言代用型信託)」を選ぶべきです。遺言代用型信託というのは親御さんと信託を引き受けてくれる受託者との契約です。例えば、親が信頼できるおいなどの親族に財産を信託譲渡し、親自身を自己の生存中の受益者(生活費等の給付を受ける人)とし、障害がある子どもを「死亡後受益者」とします。死亡後の受益者とすることによって、親の考えどおり親の死亡後、子どもに対する様々な支援や手配などを信託によって達成できるわけです。私は障害がある子どもを持つ親から相談を受けたときには、家族信託の「後継ぎ遺贈」の話をすることにしています。後継ぎ遺贈とは親のSさんがその財産の権利(受益権)をまず、障害がある子どもBさんに取得させ(なお信託契約によってはまずは自分が 受益権を取得し、Sさんが死亡後、 子どものBさんに取得させるケースもある)、Bさんが死亡した後はBさんの世話をした親族Tさんや団体などに承継させて財産を残す方法です。民法ではSさんの財産(所有権)を子どものBさんに相続させると、「Sさんの意思」でBさんの死後、Bさんの世話をしたTさんに財産(所有権)を承継取得させることはできませんが、この仕組みを使えば、子どもの死亡後の残余財産は、2人を助けた親族などに残すことができます。信託を活用した後継ぎ遺贈という特別の機能で、2代、3代と受益者を連続させて財産を残せます。家族信託は親も子どもも助ける仕組みであり、しかも残った財産を確実に世話になった人や団体に残せる仕組みでもあるのです。 ・・っと。 〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて15年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2016/09/02
相続税を扱う機会が少ないから・・自分の頭で考える生活設計。『 ネット記事を読む 』 ※消費者の視点。相続税に詳しいベテランの税理士が少ない3つの理由2015/8/26 マネーの達人田中 耕司さんという人のお話。相続税の専門家を見つける、正確に表現すると相続税の申告を依頼するのに、本当に役に立つ税理士はどうしたら見つけられるのか。その手の税理士がゴロゴロしているのなら手間が省けるのですが、どうも自他ともに十分な相続税の専門知識と経験を有する税理士というのは少ないようです。その原因は…。相続税に詳しいベテランの税理士が少ない3つの理由1. 相続税の仕事自体がそれほど多くない高齢化に伴い、年間死亡者数は徐々に増えてはいますが、平成25年中に亡くなった方は127万人、そのうち相続税の課税対象となった被相続人の数は54,000人ほどです。 ※課税対象にならなかったとしても、 (控除等の計算をした上で・・) 相続の申告をすることで、 課税を免れた人たちも かなりいると思われるので、 申告のための事務数は もっともっと多い・・と思われます。全国で登録している税理士数はなんと75,000人、税理士一人当たり0.72件にしかなりません。平成27年の基礎控除の引下げで被相続人の数が5割増しになったとしても、登録税理士1人当たりの件数は1.08件です(54,000×1.5÷75,000=1.08)。意外に思われるかもしれませんが、相続税の申告書なんて、見たことも書いたこともないなんていう税理士はそれほど珍しくはないのです(多くの税理士は、主に法人税・ 所得税・消費税の仕事をしているのです。)。 ※それは、その通りのようです。2. 税理士試験に民法がないいまひとつの理由は、「税理士試験の構成」。いわゆる資産税と言われる分野、相続税や譲渡所得の基礎となる法律は民法ですが、税理士の試験科目には民法がないのです。「税理士のための民法」などという本はありますが、法学部の学生でも手を焼く民法を一から理解しようとするのは(それも独学に近い状態で)並大抵のことではありません。税理士試験の主要科目は簿記と財務諸表論なので、税理士には商学部や経済学部出身者が多い。「物権と債権の違いは?」などと聞かれても、もちろんチンプンカンプン。「相続させる旨の遺言」などと言われた日には、あさっての方向を向いている税理士だって珍しくはないのです。 ※笑って・・しまいます。3. 財産評価が難しい三つ目は、相続税の申告に不可欠な「財産評価が難しい」ことです。不動産の評価には、民法の物権編の知識が不可欠であり、都市計画に関する法令だって押さえておかなければなりません。 ※不動産が苦手では辛いです。 まったくお話になりません。 不動産がからむ相続の場合は、 まだ・・税理士さんよりも、 ハウスメーカーの土地活用担当者や 経験豊富な不動産屋さんの方が マシだったりします。加えて、非上場株式の評価は、国税庁が定める財産評価基本通達を理解しておくが必要あり、更に、いわゆる「借地権課税」の通達に文字どおり通じていなければなりません。多くの税理士にとって、日ごろ滅多にお目に係れない仕事のために、習得しなければならない専門知識の量が多すぎるのです。 ※税理士だからといって、 税に関することすべてに精通 しているわけではありません。 それが普通のことです。 全ての専門家に言えることですが、 得手・不得手がもちろんあります。 税理士だって、弁護士だって、 みんな同じことです。 私たち消費者は、 そのへんを織り込み済みで、 専門家と接したい。【 業務日記:行列のできるFP事務所 】 【 佐々木FP 】 ※今月の佐々木FP。 8月28日(金)と31日(月)は、 お休みをいただきます。 電話質問等ある方はご注意下さい。 《 事務所会計作業 》 《 現状診断☆ & 生活設計★ 》1 Yさん(40代):☆12/29回答待ち。(10/10着)2 Kさん(20代):☆1/14回答待ち。(11/4着)3 Kさん(30代):☆2/6回答待ち。(11/25着)4 Sさん(30代):☆7/8回答待ち。(7/4 着)5 Kさん(30代):☆7/24現状診断 依頼着。 ※今日の作業。 昨日・・「再ヒアリング」として、 メール添付で送ったら、 すぐ回答が戻りましたので、 引き続き作業を継続します。6 Oさん(30代):☆7/27現状診断 依頼着。7 Hさん(30代):★7/29生活設計 依頼着。8 Sさん(20代):☆7/30現状診断 依頼着。9 Mさん(30代):☆7/31現状診断 依頼着。10 Hさん(30代):☆8/10現状診断 依頼着。11 Sさん(30代):☆8/18現状診断 依頼着。 相続は苦手? ・・っと。『 商品販売をしない。しがらみも無い。 』真に消費者側に立つ FP事務所です。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 セミナー講師? 》 2時間3万円(+税・交通費)。 銀行・保険・住宅会社等に振り回されない生活設計。 消費者側に立った内容の講演。 講師をお受けします。 《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2015/08/26
法律を変える動きが・・。自分の頭で考える生活設計。家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・方法は、1 支出を減らす。2 収入を増やす。これだけ、他には無い。人生は実にシンプル。 (各種業界にだまされないように)支出を減らすなら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない。2 借金をしない。3 経費を払わない。これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。『うまい話は無い』 『「常識」は業界が作っている』『専門家の足し算で、 人生設計はできない。』『 新聞記事の読み方 』 ※消費者の視点法相、配偶者の相続拡大へ法改正諮問2015/1/30上川陽子法相は30日の閣議後の記者会見で、配偶者の相続拡大に向け、2月に開く法制審議会(法相の諮問機関)に民法改正を諮問する考えを表明した。夫婦のどちらかが死亡した後も、配偶者が自宅に住み続けられる権利の保障や、 ※これは望ましいことです。 当事務所の会員でも・・ 夫の前妻との子がいて、 将来の相続に不安を感じる ケースがありました。介護などで貢献した配偶者らの相続分を増やせるかなどを検討する。 ※必要な事だと思いますが、 その貢献度合いの査定は、 具体的にどのようにするのか? 難しい・・ということになりそう。法制審は1年以上かけて議論する。民法の相続関係の規定の改正は1980年以来となる。現在は配偶者の相続分は「子とともに相続する場合は2分の1」などと規定されている。2013年に結婚していない男女の間に生まれた子(婚外子)の遺産相続の格差規定が撤廃されたことを受け、 ※理不尽な法律規定が、 数十年に渡って放置されていました。法務省は14年1月から有識者を交えた作業チームで制度のあり方を検討していた。 【 業務日記:行列のできるFP事務所 】 【 佐々木FP 】《 事務所会計作業 》《 現状診断 》1 Yさん(40代):回答待ち。(1/31着)2 Kさん(40代):回答待ち。(3/27着)3 Kさん(20代):10/2回答待ち。(6/25着)4 Oさん(30代):11/25回答待ち。(9/10着)5 Yさん(40代):今日の作業。(9/22着) ※終了予定は2/3(火)です。6 Yさん(40代):12/29回答待ち。(10/10着)7 Hさん(40代):1/30回答戻る。(10/25着)8 Kさん(20代):1/14回答待ち。(11/4着)9 Kさん(30代):11/25依頼着。10 Iさん(30代):11/28依頼着。11 Yさん(30代):12/18依頼着。12 Jさん(30代):1/15依頼着。13 Dさん(40代):1/18依頼着。14 Hさん(40代):1/29依頼着。【 武田FP 】 《 ブログ記事で情報発信 》《 顧問会員の実行支援作業 》〇顧問会員のTさん(30代):マイホーム取得 ※マイホーム取得シミュレーション。 ※大きな土地から80坪ほど分割して 購入しようとしています。〇顧問会員のMさん(50代):マイホーム取得 ※土地を購入してマイホーム建築。《 生活設計シミュレーション 》 1 Sさん(30代):住宅取得。回答待ち。(4/3着)2 Kさん(40代):12/19回答待ち。(11/28着) 第1子誕生・住宅取得3 Kさん(30代):今日の作業。(12/5着) 第3子誕生・住宅取得。 中古住宅取得の資金計画を 作成しました。 ⇒ 今日の記事。妻が住み続けられるよう ・・っと。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。 《 セミナー講師? 》 2時間3万円(+税・交通費)。 銀行・保険・住宅会社等に振り回されない生活設計。 消費者側に立った内容の講演。 講師をお受けします。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp
2015/01/30
相続税の対象になるケースでは、実は・・あまり もめていない。自分の頭で考える生活設計。遺産が少ない方が、むしろ・・もめやすい?ネット上の記事より・・。相続争いは遺産が多いケースほど起こりやすいと思われがちだが、実態は異なる。裁判所がまとめる司法統計によれば、今年(2014年)の1~9月に調停が成立するなどして解決した遺産分割事件約6200件のうち、遺産が5千万円を超えるケースは全体の2割に満たない。 4700件と8割近くを占めるのが遺産5千万円以下のケースだ。このうち1千万円以下の事例も全体の約3分の1に上る。 ※1千万円以下?・・って、 ひょっとして、家も無い状況? 不動産も無い状況で、 3分の1の人たちが 骨肉の争いをしている?基礎控除の枠内に収まる事例の相続争いがなぜ多いのか。 Aさんは地方の一戸建て住宅に母親と同居している。その母親が最近亡くなり相続が発生した。法定相続人はAさんと妹だけだが、母親の遺産は実家の土地建物とわずかな預貯金しかない。不動産の評価額は3千万円程度と相続税はかからない。妹は実家を売却して現金での相続を要求し、生まれ育った家で住み続けたいAさんと対立。家庭裁判所で分割協議する事態となってしまった。 ※お母さんの存命中に、 準備をしておきたかった・・。 妹とも話をしておきたかった・・。遺産が多いケースは、資産の分け方の選択肢も多く、もめ事が起こりづらい側面もある。遺産が少ない場合でも、遺言の作成や事前の話し合いをしておく人も増えている。 ※相続の心配をしておくべきは、 相続税の心配をする必要のない・・ 私たち貧乏人・・の、ようです。家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・方法は、1 支出を減らす。2 収入を増やす。これだけだ。 他には無い。 (各種業界にだまされないように)支出を減らすなら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない。2 借金をしない。3 経費を払わない。これだけでいい。すごく かんたん。見違える人生になる。『うまい話は無い』『「常識」は業界が作っている』『専門家の足し算で、 人生設計はできない。』 【 業務日記:行列のできるFP事務所 】【 佐々木FP 】 《 事務所会計作業 》 《 現状診断 》1 Yさん(40代):回答待ち。(1/31着)2 Kさん(40代):回答待ち。(3/27着)3 Kさん(20代):10/2回答待ち。(6/25着)4 Oさん(30代):11/25回答待ち。(9/10着)5 Hさん(30代):12/8回答待ち。(9/19着)6 Yさん(40代):12/24回答待ち。(9/22着)7 Gさん(40代):今日の作業。(9/29着) ※本日午前中に終了。 メール添付で送りました。 ⇒今日の記事。(お宝保険は?)8 Yさん(40代):12/29回答待ち。(10/10着)9 Mさん(40代):今日の作業。(10/15着) ※本日より着手。 大変長らくお待たせしました。 シンプルでスッキリした家計 なので、すぐ整理整頓 終了。 (全員が こうなら ありがたい) 「再ヒアリング」として、 メール添付で送りました。10 Hさん(40代):10/25依頼着。11 Kさん(20代):11/4依頼着。12 Kさん(30代):11/25依頼着。13 Iさん(30代):11/28依頼着。14 Yさん(30代):12/18依頼着。 【 武田FP 】 《 顧問会員の実行支援作業 》〇顧問会員のTさん(30代):マイホーム取得 ※大きな土地から80坪ほど分割して 購入しようとしています。 隣接地住人の方の意向がらみ、 先方の不動産屋さんの調整待ち。 《 ブログ記事で情報発信 》 夫婦とも保障はいらないけど お宝保険は?《 生活設計シミュレーション 》 1 Sさん(30代):住宅取得。回答待ち。(4/3着)2 Sさん(20代):作業途中。(11/10着) ※第2子・住宅取得:12/29終了。 住宅ローン繰上返済シミュが まだ残っています。3 Kさん(40代):第1子誕生・住宅取得(11/28着)4 Kさん(30代):第3子誕生・住宅取得(12/5着) 貧乏人ほど もめやすい ・・っと。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。 《 セミナー講師? 》 2時間3万円(+税・交通費)。 銀行・証券・保険・住宅会社等にだまされない生活設計。 消費者側に片寄った内容の講演。 講師をお受けします。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp 一般の顧問会員は常時受付けていますが、 メール顧問会員は普段、受付けを停止しています。 1/14(水)に、新規メール顧問会員を 若干名受付け予定です。 顧問をお断りしているケースも現実にあります。 「顧問会員って何?」以下をしっかり熟読の上、 希望者は申し込んでください。
2015/01/07
慎重に考えないと、いざという時に問題が・・。数日前・・「もし夫が亡くなったら・・相続で、 前妻の子への対応を きちんと考えておかないと。」という内容の記事を書きましたが、生命保険で対応する場合、その『受取人をだれにするか?』・・で、「生命保険は解決策にならない」場合もある ・・というお話。自分の頭で考える生活設計ネット上でちょうどいい記事を発見、引用させていただきます。人間誰しも、自分の死後のことについてはまったく未知で、具体的に予測するのは簡単ではありません。ですから相続に関して、本当は危うい状態であるにもかかわらず、「まぁ、大丈夫だろう」とか「そんなことはないんじゃないか」といった曖昧な状態で、なんとなく放置していることが珍しくありません。今回ご紹介するケースでも、そのような油断が危険な状態を招くことになりました。 郊外の住宅地に住む父親は、妻に先立たれたため、2人の息子のどちらかと同居することを考えていました。 父親 「次男は転勤続きで落ち着かないし、 嫁もきついから同居はありえんなあ。 長男は生真面目で融通が利かん ところもあるが、役所勤めで職場も近い。 やっぱり、 長男に来てもらうのが現実的かも知れん」 さっそく父親は長男と話をし、長男の家が手狭になってきていたタイミングも手伝って、長男夫婦は同居することに前向きな様子でした。 父親 「無理強いするわけにもいかんが、 同居してくれるなら、一筆書いて家の名義は 将来お前に譲ると約束しておこう。 いずれはお前たちのものに なるのなら、お前の嫁さんも安心だろう」長男 「ありがたいけど、それで弟夫婦が 納得するわけないよ。この先あいつらと 揉め事になったりするなんてごめんだよ」父親 「心配するな、ちゃんと考えてあるから。 俺が死んだら、まとまった額の保険金が入る。 あいつには家の代わりに 生命保険金を受け取れるようにすればいい」 ……というわけで、父親は自宅を大幅に改装し、二世帯住宅にして長男一家と暮らしはじめました。そして、約束どおり自宅の名義を長男に移す旨の遺言書を作成したのです。これで将来は安泰と考えている父親ですが、はたして本当に大丈夫でしょうか?実は、この状態は必ずしも安心ではありません。二世帯住宅への改装でかなり預金が減ったので、父親の財産の構成は、不動産がほとんどを占める状態になっています。その不動産を長男に相続させると、次男の取り分はほとんどないことになります。このままでは次男が納得しない可能性が高いのは言うまでもありません。 「いや、だから父親は 保険金を次男にあげることにしたのでしょう」という反論が浮かんできそうですが、実はここに大きな誤解が潜んでいるのです。たしかに、このまま父親が亡くなるようなことがあれば、死亡保険金は次男に支払われます。極端に不公平とならない程度に保険金が入れば、兄弟の間である程度のバランスが取れるので、次男が文句をつける余地はないようにも思えます。 しかし、なかなか気がつきにくいのですが、ここに大きな問題が生じています。死亡保険金は「遺産」の一部だと考えられがちですが、実は原則として「遺産」には当たりません。故人が亡くなったことでもらえるお金なので、感覚としては故人の遺産のように感じられますし、税金上の計算では「遺産」として考えるので、誤解を招きやすいのでしょう。 しかし、保険金の出どころについて、もういちどよく考えてみましょう。保険金は、あくまでも保険会社から出て、受取人である次男に入っただけです。つまり、次男にお金を払ったのは、保険会社なのです。父親のポケットからもらったわけではありません。したがって、このケースにおいては、次男はたくさん保険金は受け取っても、父親の遺産は受け取っていない、という事態が生じているのです。それでは今後、この兄弟は、どうなってしまうのでしょう。不幸にして父親が急逝してしまうと、こんな事態になりかねません。 長男 「まさか親父がこんなに早く亡くなって しまうなんて。うちの子供たちも 親父の晩年を一緒に過ごせたし、 同居を選んで正解だったよ」長男夫人 「こうなってみると、家の名義を きちんとしてもらって本当に良かったわ。 お義父さんがいろいろと気を遣って くださったおかげで、私も子供たちも この家をすごく気に入っているの。 いまさら引っ越しなんて 言われたらどうしようかと思っちゃう」長男 「なにも大げさに遺言書まで用意 しなくてもと、最初は思ったけど、 かえって助かったな。 正直な話、俺はあいつの ところの嫁さんがどうも苦手なんだ。 弟と波風が立たないように考えて くれて、親父の取り計らいには感謝だよ」長男夫人 「あの奥さんなら、 話し合いに首を突っ込んできて、 色々勝手なことを言いそうだものね」 というように、長男夫婦は遺言書で自宅の名義が確保されているので、すっかり安心している様子です。一方、次男夫婦はこんな会話をしています。次男夫人 「実家の権利が全部あっちに行くなんて、 そんな虫のいい話はないと思わない。 これっぽっちの保険金で 我慢しろといわんばかりじゃない。 あの性悪の義姉さんのことだから、 お義父さんを人質に取ったのをいいことに、 強引に遺言状を書かせたのよ。 いまごろ陰で笑ってそうで、 本当に腹が立つわ!」次男 「そりゃ、俺も納得できないよ。いつも 俺は次男坊ってことで不公平な待遇だ。 今回だって、何の相談もなく 勝手にリフォームなんかして…。 だけど遺言状まで出てきたら、それが 最優先なんだから仕方がないじゃないか」次男夫人 「今回のことで何かやり返してやる方法が ないか、知り合いに聞いてみたら、 面白いことを教えてくれたのよ。 もらった保険金は、もともとあなたのもので、 遺産の中には含まれないらしいわよ。 だから私たちは、お義父さんの遺産に ついてはまだ1円ももらってないのと同じなの」次男 「え? それって本当か?」次男夫人 「早くお義兄さんに掛け合ってよ。 あなたにも、お義父さんの 遺産に対して権利があるんだから」……というわけで、父親がよかれと思って取った方針が、裏目に出かねない展開です。この様子では、次男は長男に遺産の権利を主張することになるでしょう。そして、話し合いがうまく進まないときには、次男は遺産についての自分の最低限の保障である「遺留分(いりゅうぶん)」として、遺産の4分の1相当を長男に対して要求する強い態度に出るかもしれません。このように相続の分野では、先入観や誤解によって、先のことを見誤ってしまうこともしばしばです。ちなみに今回のケースで上手にことを運ぼうとするなら、父親は死亡保険金も長男に受け取らせ、そのお金を次男へ払わせるように、生前から言い含んでおくことも考えられました。自宅も保険金も両方あげてしまうと、一見、常識外れのような気もしますが、相続の分野では、そうした常識が通用しにくいケースも出てくることに気をつけなければなりません。 ※ということです。 前妻との間の子がいる場合でも、 生命保険で対応する場合は、 保険金受取人は自分の子に しておく必要があります。気を付けるのは「受取人」 ・・っと。
2014/12/26
相続税対策は主にお金持ち、遺産分割対策は主に貧乏人、それぞれ担当が異なります。(^^ゞ自分の頭で考える・・生活設計。〇元メール顧問会員のNさん(40代) (相談:ライフプランニング)昨日の記事で・・「子のない夫婦の相続対策」について、コメントしました。 相続対策が必要だったんだ 「対 前妻の子」 相続対策が必要だったんだ 「対 夫の親」去年(2013年12月)のN家の記事・・。現状診断は、2013/2/12に終わっています。2013/6/25(火)13:30、 遠路はるばる・・面談のためにご夫婦で来所。 現在・・ マイホーム取得シミュレーションの資料を、武田FPが作成中・・です。 Nさんの近所の実際の売地を組み込んで作成しています。で、本日・・完成!メール添付で送りました。 N家の概要 家族 : 40代の夫、40代の妻、 子ども無し、・・の2人家族 職業 : 夫:会社員、 妻:専業主婦 住居 : 賃貸 貯蓄 : ?万円(ほとんど妻の分?) 生命保険料 : 0万円/年 (現状診断前にすべて解約)これは、2月の現状診断時点の キャッシュフローグラフ・・です。マイホームを取得すると・・ これがどう変わるか?を、確認するのがシミュレーションです。 資金計画概算を作成して・・ その結果をキャッシュフロー表に落とし込みます。メールをいただきました。武田様元メール会員のNです。ブログの記事を拝見しました。お忙しい中ありがとうございました。やはりマイホームを取得したいなら、予算を変更して終身保険に入るしかないんですね。 ※ ??? 遺産相続とマイホーム取得は、 本来・・何の関係もありません。武田さんがいつもブログで書かれている終身保険の必要のない理由(貯蓄性の保険は 保険会社が破綻すれば、 大きな損害を受けるなど)を納得していたのでなんだか危ない橋を渡らないといけないような気分になってしまいました。 ※ ???まさか自分が終身保険が必要な「特別な人」に該当していたとは…。 ※一般の人に、普通は終身保険は 不要で、加入しない方がいいです。 終身保険が必要なのは、 ごく限られた特別な人です。 Nさんは、その「特別な人」でした。家計内のお金を少しでも融通がきく状態にできるように現金を多めに残せないかと考えましたけど、 ※生活設計的に良い心がけです。結局保険金でも足りなければその時の貯蓄額で補わないといけないので、使えないお金が手元にあるというだけだし、多からず少なからずの総額で保険金を計算しないといけない、保険が嫌なら一生賃貸でいくのどちらかなんですね。 ※マイホームという資産に してしまったら、 大きな相続資産と言うことで 心配なことになりますね。 結婚して20年もたっていれば、 配偶者へポン!・・と 無税贈与できますが、 まだまだ先・・ですよね。 また、もし・・ 「マイホーム取得は生涯の 支出が大きくなる。 賃貸の方が生涯の 支出が少なくて済む。」 と思っているとしたら、 それは大きな勘違い・・です。 いつも言っている通り、 マイホームだろうが賃貸だろうが、 生涯の住居費総額は 同額になります。ひとまずマイホームの予算を計算しなおしてからの話なんですが。 ※生涯の住居費は同額でも、 どの時期にお金がかかるか? ・・は、まったく違います。 マイホームは、 現役中は高負担で老後は軽い負担。 賃貸は、 現役中も老後も変わらない負担。 ということは・・ 年金だけとなり低収入の老後に、 マイホームは軽負担で助かり、 賃貸は相対的に重い負担に 苦しむことになります。 そうすると・・生涯賃貸の人は、 マイホームの人に比べて、 定年退職時点で相当の貯蓄残高を 準備できている必要があります。 ということで、 マイホーム取得は生涯賃貸に 比べて、生涯の大きな負担になる ということはありません。 相続の遺産分割が心配で 賃貸のままで現役を終えようと する場合は、その時点での 大きな老後の備えが必要です。 実は・・マイホームは、 老後の備えの有効な手段 ・・でもあるんです。本当に遺産相続は貧乏人の話ですね(^_^;) ※遺産分割は主に貧乏人のお話。マイホームシミュレーションの自己資金の件は分かりました。こちらこそ今更な質問でしたのに、丁寧な説明をありがとうございました。この2週間相続の事で頭がいっぱいでしたが、少しずつ整理してもう一度いろいろ考えていきたいと思います。お忙しい中本当にありがとうございました。 ※マイホーム取得のこと、 遺産分割対策のこと、 しっかり、慎重に、検討したい。家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・方法は、1 支出を減らす。2 収入を増やす。これだけだ。 他には無い。 (各種業界にだまされないように)支出を減らすなら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない。2 借金をしない。3 経費を払わない。これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。『うまい話は無い』『「常識」は業界が作っている』『専門家の足し算で、 人生設計はできない。』遺産分割は貧乏人担当 ・・っと。 《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。 《 セミナー講師? 》 2時間3万円(+税・交通費)。 銀行・証券・保険・住宅会社等にだまされない生活設計。 消費者側に片寄った内容の講演。 講師をお受けします。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp
2014/12/25
相続税の心配は無くても、 相続対策が必要なケース・・がある。《 前半からの続き 》子どもがいない夫婦の場合、 「ある日突然 夫が亡くなったら」・・のために、「対 前妻の子」 「対 夫の親」などで、ケアが必要です。さらには、 夫の親が他界した後は「夫の兄弟」・・も。自分の頭で考える・・生活設計。〇元メール顧問会員のNさん(40代) (相談:ライフプランニング)以下が、「昔の2012年5月10日の記事」・・です。子無し夫婦の夫が死んだら妻は全財産を相続できない? ※対 「夫の親」・・のお話。書き込みをいただきました。まんぼ☆さん ・・からです。 ※当時は「書込み質問・相談」を 受付けていました。 今はあり得ません。 忙しくて対応できません。子なし夫婦の保険について こんにちは。こちらで勉強させていただいております。40代子なし夫婦です。 主人サラリーマン、 私パート主婦です。 現在は主人に1500万円の死亡保険のみかけていますが、 子供がいないので減額を検討していました。また、貯蓄がある程度できる10年後あたりですっぱり解約する予定でいました。ところが、 主人にもしもの事があった場合、 主人の遺産の全てを私が相続する事ができない と最近知りました。 主人の両親へ1/3渡す事になると・・。 ※「法定相続分」は、 確かにそう・・ですが。 家を新築して4年、 住宅ローンと繰上返済を頑張りつつ の貯金なので主人名義の現金貯蓄は500万円ほどしかありません。もし、 今主人にもしもの事があると・・・ かなりの金額を主人の両親に払わねばならず、 生命保険がないと、 土地と家を手放す事になりかねません。 ※本当にそう・・でしょうか? 500万円の貯蓄以外に、 あと・・資産は、何がいくら あるでしょうか? 住まいの土地・建物・・だけ? だとすれば・・ 取得した時の金額そのまま ではありません。 土地は売買金額ではなく、 建物も請負金額ではなく、 それぞれの「評価額」です。 実際の取引価格よりも 安いのが一般的・・です。 土地が市街地にあるなら・・ 路線価方式 =「路線価×宅地面積」を 土地の位置や形状により 補正した額。 (路線価は自分で検索可) 建物は・・ズバリ! 固定資産税評価額・・です。 そんな・・たいした金額には ならない・・と思われます。 さらには・・ その不動産がまるまる 夫名義ですか? 妻との共有になっていませんか? 共有なら、夫の相続資産は それなりに少なくなります。そう思うと、やはり生命保険の減額も解約もできません・・・ こういうケースの場合は、 生命保険って必要かな、と思いました。 不謹慎な言い方かもしれませんが、 主人の両親が存命のうちは生命保険、やめられないんだな~と (^^;)相続問題がなければ保険は不要かと思いましたが こんなケースでは、 「一般的には保険が必要な人」になるのではないでしょうか・・・子なし夫婦には日本の法律は厳しいデスね・・確かに法定相続分通りなら、3分の1も持っていかれてしまいます。 それでは困りますよね。 (法定相続分)困ることにならないよう、しっかり対策を考えたいですね。(できれば、生命保険でお金をたれ流すことなく) ◯日頃から仲良く 財産分けを要求されることがないよう、日頃から仲良くしておきたい。 (そんなことは不可能?)◯夫婦で互いに遺言書作成「全資産を相手にあげます。」という遺言を遺しておけば、上記のような法定相続分を取り上げられることはなくなります。ただし、親の場合は、まったくゼロにはならず、遺留分が残ります。 遺留分とは、 相続人の生活保障などの観点から、 遺言によっても排除できない一定の相続分です。 (兄弟姉妹にはありません)相談のケースでは・・被相続人(夫)には配偶者(妻)と父母がいて、 子供はいません。 遺留分はそれぞれ どのくらいになるのでしょうか? 相続資産はどれくらいでしょう?具体的な金額は分かりません。仮に貯蓄が500万円で、 土地建物の評価額が3,000万円で、 夫:2/3、妻:1/3の共有だとします。だとすれば・・夫の相続資産は、 貯蓄:500万円、 不動産:2,000万円 (3,000万円×2/3)・・で、相続資産額は2,500万円!この場合・・遺留分のある相続人は、 配偶者(妻)と両親・・です。 配偶者:2,500万円×1/3≒833万円 父母:2,500万円×1/6≒417万円417万円です。資産の額が設定通りなら、手持ちの貯蓄500万円の範囲内です。生命保険で準備する必要はありません。生命保険でお金をたれ流す必要はありません。 めでたし、めでたし。 ◯生命保険を使わざるを得ない場合上記の資産額程度ではなく もっと多額で、 大きな額が親に持っていかれそうなら、しょうがありません。しぶしぶ、いやいや、生命保険加入を検討します。 ※なぜ しぶしぶ? なぜ いやいや? 「生命保険加入=お金を捨てること!」 だから…です。 一般の 遺族の生活保障の生命保険と、相続対策の生命保険とでは、利用したい保険の形が異なります。前者は必要額が徐々に減るので、三角形の保険、 後者は基本的に必要額が減らない(むしろ増える?かも)ので、四角形の保険、でなければなりません。 どちらにしても、基本は掛け捨て!色々な特約を付けたり、貯蓄性の保険などとの抱き合わせを行なってはいけません。で、マイホーム取得後のN家の人生(キャッシュフローグラフ)ですが・・以前作成した・・これは、間違いで・・こちらが、正解でした。マイホーム取得年は、自己資金を拠出するので、ガクンと貯蓄残高が減ります。以後の貯蓄残高は、まったく同様の推移をします。ここに・・積極的な繰上返済を計画すれば、余裕の人生後半になります。訂正して、掲載します。大変、失礼いたしました。
2014/12/23
相続税の心配は無くても、相続対策が必要なケース・・がある。子どもがいない夫婦の場合、「ある日突然 夫が亡くなったら」・・のために、「対 前妻の子」「対 夫の親」などで、ケアが必要です。さらには、夫の親が他界した後は「夫の兄弟」・・も。家もお金も無い、資産がいっさい無い・・という場合は、何にも心配はいりませんが、お金はあんまり無いけど、マイホームはある・・という場合は、あらかじめのケアが必要です。自分の頭で考える・・生活設計。〇元メール顧問会員のNさん(40代) (相談:ライフプランニング)メールをいただきました。武田様ご無沙汰しております。2013年12月までメール会員でお世話になりました〇〇県在住のNです。12月10日のTさんの「前妻との間に子供が」という記事を読みましてメールさせていただきました。顧問料を入金した時のメールに伝えてはあったのですが(「独立系FPって中立?」という 2012/12/26の記事です)記事では途中から省略されていますが、私も夫と前妻の間に1人子供がおります。申し込み時は相続の権利がある事は知っていましたが相続なんていうほど財産なんて残らないだろうと思っていましたし法定相続分という言葉や割合がどのくらいか知りませんでした。 ※相続って、税金がかかるほどの 資産がある人が心配すること、 ・・と思っている人が大勢います。 おバカさんです。(失礼!) 相続について心配するべきことは、 税対策だけではありません。 ほとんどの人が心配する 必要があるのが、分割対策です。なのでTさんの記事を読んで終身保険が必要と知り、驚いてメールした次第です。気が付かなくて、ここまできてしまって申し訳ありませんでした。1通目にしっかり書いておくべきでした。それから私なりにいろいろ調べ、どちらにしても子無し夫婦の相続の問題がややこしくて驚いています。前妻の子に法定相続分が1/2と知ってちょっと驚いたのですが ※子の無い夫婦の夫が亡くなれば、 妻と前妻の子で1/2ずつ相続します。 (何も対策していなければ・・)現状診断からですと今と10年後でも、夫名義の預金は少ないので計算上は大丈夫そうです(妻名義は独身時代からのです)。 ※ (^^ゞそれと今回の事でマイホームシミュレーションを再度見ていましたらまた今更で申し訳ありませんが、住宅ローンの始まる年に自己資金が貯蓄残高から引かれていないのですが、引いて計算してよいのですよね? ※うわっ その通りです! 今、気づきました。 私のミステイクです! 失礼しました!全体ばかり見ていて気が付きませんでした。すみません。昔の2012年5月10日の「夫の親に取られそうな分を 生命保険で備える?」という記事が参考になったのですが、 ※今度は・・「前妻の子」ではなく、 「夫の親」についての対策です。他にもネットで見て遺言書の話は夫にしました。 この記事によると基本はかけ捨ての保険とありますが相続人が両親だからでしょうか?終身保険でなくても、90才までの定期保険というのもありましたが寿命は分からないのでやはり終身保険しかないですか? ※「前妻の子」であれば、普通は 夫よりも長く生きるでしょうから、 終身保険でないと 対応できないでしょうが、 「夫の両親」であれば、 夫が60歳・70歳・80歳の時は 何歳になっているでしょう? 普通はもっともっと早く、 天に召されていますよね。Tさんの記事からの夫の資産の総額とは、貯蓄額は夫が平均寿命で亡くなる時点の金額ですか?2012年5月10日の記事を読むとマイホームを取得したある時点の総額?と思えてどちらなのか分からなくなってしまいまして…。 ※どの時点・・と特定することは できません。 夫がいつ亡くなるのかは 分からないことです。 どの時点で亡くなっても 対応できるよう考えておきたい。5月10日の記事で土地建物の評価額の計算方法が分かりましたが(近所では路線価は16万円でした)相続の半分は生活上厳しいと思うのでひとまず遺留分の1/4で計算してみても、夫の貯蓄額をどこで計算するかによりますけど、必要保険金額は約500-1000万とかになりそうな気がするので、保険を清算してせいせいしたと思っていたので愕然としています。 ※遺族の生活保障という意味での 生命保険は不要でした。現状診断のままであれば、保険はいらないマイホームを取得したいなら、保険に入らないといけないそうすると現状診断の貯蓄額が変わるので、マイホームの予算も変わり予算を考え直さなければならないという理解で大丈夫でしょうか? ※OKです。予算によっては現実的に難しくなるとは思いますが…。遺産相続なんてイメージではお金持ちの話だと思っていました。 ※お金持ちは資産が多いから 遺産分けしやすいですが、 私たち貧乏人は資産が少ないから 遺産分けが大変なことになります。 遺産相続は、貧乏人の話・・です。Tさんの記事を読んだ時は、無知だった自分が悪いのですがガーンとショックでした。ここで気が付いて良かったですがいまだに引きずっています…。Tさんの気持ちもお察しいたしますが、気づかせて頂き感謝しています。そして会員終了後にこのような後出しの質問をしてしまい、ご迷惑をかけて申し訳ありません。お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答の程よろしくお願いいたします。以下は・・1年前、2013年12月のN家の記事です。現状診断は、2013/2/12に終わっています。2013/6/25(火)13:30、 遠路はるばる・・面談のためにご夫婦で来所。 現在・・ マイホーム取得シミュレーションの資料を、武田FPが作成中・・です。 Nさんの近所の実際の売地を組み込んで作成しています。で、本日・・完成!メール添付で送りました。 N家の概要 家族 : 40代の夫、40代の妻、 子ども無し、・・の2人家族 職業 : 夫:会社員、 妻:専業主婦 住居 : 賃貸 貯蓄 : ?万円(ほとんど妻の分?) 生命保険料 : 0万円/年 (現状診断前にすべて解約)これは、2月の現状診断時点の キャッシュフローグラフ・・です。マイホームを取得すると・・ これがどう変わるか?を、確認するのがシミュレーションです。 資金計画概算を作成して・・ その結果をキャッシュフロー表に落とし込みます。そうすると・・ このような人生になっていきます。 住宅ローンの繰上げ返済は まったくしないで、この状況です。これなら・・積極的な繰上返済が十分可能な キャッシュフローなので、どんどん行きましょう! 現役中のローン完済も十分可能です。 ※Nさんご指摘の通り!・・でした。 すみませんでした! マイホーム取得のCFとして、 上記グラフは、変・・です。 自己資金を投入するわけだから マイホーム取得した年の 貯蓄残高がガクン!・・と 減っていないと おかしいです。 大変失礼しました! 上記グラフでは・・ 住宅取得年に貯蓄が減り、 以後の残高は同じ形で 推移していきます。 出した自己資金分・・低い位置で。 N家の場合、 自己資金は1,162万円でした。 グラフ全体がこの金額分、 下で推移します。 すみませんでした!《 後半へ続く 》
2014/12/23
おバカさんです。(失礼!)その考え方が甘い!自分の頭で考える・・生活設計。〇メール顧問会員のTさん(30代) (相談:ライフプランニング)9/25(木)、現状診断が終了。T家の概要 家族 : 30代会社員の夫、 20代パートの妻、 赤ちゃん ・・の、3人家族。 希望 : マイホーム取得。 第2子。 (現状のままでの住宅取得なら なんとかなりそうだが、 第2子も欲しい・・となると、 家計全体の再検討が必要) 収入 : 夫:440万円 (手取り:366万円) 妻: 49万円 (手取り: 49万円) 住居 : 賃貸(5.1万円/月) 貯蓄 : 939万円 (素晴らしい♪) 借金 : なし。 (素晴らしい♪) 生命保険料 : 3.7万円/年 死亡保障 夫:3,096万円 妻: 0万円 (素晴らしい♪) 死亡保障必要額 検証結果 : 現時点 10年後 夫 2,228万円 299万円 妻 -7,294万円 -5,742万円 -(マイナス)は不要ということで、 妻は現在も将来もまったく不要です。メールをいただきました。武田つとむ 様早速のお返事ありがとうございます。ヒアリングシート確認いたしました。老後の生活費もあわせて考え、頑張って入力したいと思います。ブログの記事、拝見いたしました。 ※この記事です。 前妻との間に子がいる夫 死んだら相続は? 前妻の子の件、後出しとなってしまい申し訳ありません…。 ※家族の特殊事情をすべて 吐き出してもらわないと、 本当の生活設計にはなりません。現在の貯金はほぼ私名義の口座に入っているため遺産相続について重要視しておらず、伝え損ねておりました。 ※その考え方が甘い。 夫の名義になっていないから 対象外、・・と思うのは カラスの勝手 ・・な思い込みに過ぎない。 夫婦で長い間蓄えたお金が すべて妻名義で貯蓄されていても、 そのまますべて妻のもの ということにはならない。 だれの名義になっていようが、 婚姻期間中に蓄えた・・ その金融資産の半分は夫のもの、 半分は妻のもの、と判断 されるのが一般的です。 たとえば、出るところにでましょう! ・・と裁判沙汰にでもなれば、 上記のような判断で 夫の資産額が認定されます。 妻名義や子ども名義その他に 分散しても同じことで、 資産隠しの悪あがきということに・・。住宅を取得するとなると、家は主人の名義になると思うので相続対策が必要ですよね(>_<)今入っている収入保障保険にプラスして800万円の終身保険に加入したほうがよいということでしょうか? ※800万円かどうかは 分かりません。 前回の記事では、 分かりやすくするために、 具体的な金額で説明しました。その場合、払込期間はどのくらいで設定しておくべきですか? ※もちろん、死ぬまで・・です。 終身・・です。 でないと、意味が無い。調べたところ、払込期間によりますが毎月の払込額が15000円~30000円と我が家としてはなかなか大きな出費となりそうです…(;´∀`)早速キャッシュフロー表に反映してみたところグラフがだいぶ寂しいものとなりました。 ※新たにそうなったのではなく、 当初から、そのような キャッシュフローだったという ことです。こうなるとマイホームも厳しくなってくるのでしょうか…。 ※当然、再検討が必要です。主人の過去や先の大変さも受け入れたうえで結婚したつもりだったのですが、今まで何となく目をそらしていた部分があったかもしれません。 ※そのようです。これからしっかり現実を見て生活設計していきたいと思います。 ※夫の資産の1/4が 800万円になるかどうかは まだ分からないことです。 まず・・土地建物と金融資産で、 夫の分の総額がいくらになるか? そうすると・・ その1/4はいくらになるか? ・・を、算数してみましょう。お金を妻名義にしてもダメ ・・っと。 武田家は喪中につき、 来春年頭のご挨拶をご遠慮申し上げます。 《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。 《 セミナー講師? 》 2時間3万円(+税・交通費)。 銀行・証券・保険・住宅会社等にだまされない生活設計。 消費者側に片寄った内容の講演。 講師をお受けします。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp 一般の顧問会員は常時受付けていますが、 メール顧問会員は普段、受付けを停止しています。
2014/12/11
入ってはいけない終身保険。ここでついに登場! ・・します。自分の頭で考える・・生活設計。〇メール顧問会員のTさん(30代) (相談:ライフプランニング)9/25(木)、現状診断が終了。T家の概要 家族 : 30代会社員の夫、 20代パートの妻、 赤ちゃん ・・の、3人家族。 希望 : マイホーム取得。 第2子。 (現状のままでの住宅取得なら なんとかなりそうだが、 第2子も欲しい・・となると、 家計全体の再検討が必要) 収入 : 夫:440万円 (手取り:366万円) 妻: 49万円 (手取り: 49万円) 住居 : 賃貸(5.1万円/月) 貯蓄 : 939万円 (素晴らしい♪) 借金 : なし。 (素晴らしい♪) 生命保険料 : 3.7万円/年 死亡保障 夫:3,096万円 妻: 0万円 (素晴らしい♪) 死亡保障必要額 検証結果 : 現時点 10年後 夫 2,228万円 299万円 妻 -7,294万円 -5,742万円 -(マイナス)は不要ということで、 妻は現在も将来もまったく不要です。メールをいただきました。武田つとむ 様ご無沙汰しております。現状診断を受け取ってから、キャッシュフロー表をいろいろといじってみました。ちりも積もれば…で一カ月の支出を一万円おさえるだけでも長い目で見るとだいぶ変わってくるものですね。 ※当たり前。 だから 生命保険がバカらしい とか、借金がバカらしい ということが分かります。年金試算のあたりは、なかなか理解が難しく今後お電話さしあげることがあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。 ※生活設計の必須項目です。 自分たちだけの老齢年金と 遺族年金の仕組みは、 しっかり理解しておきたい。 何を聞いていいか分からない 段階でもいいから・・ 積極的に質問しましょう。 (佐々木FPのいる時間帯 平日の10時~16時・・に)生活設計についてなのですが以前、第二子とマイホームの両方を希望しているとお伝えしていましたが現在私が一人目の子でいっぱいいっぱいのため主人と話し合った結果、第二子についてはしばらく保留にしようということになりました。現状診断ではマイホーム取得だけであれば今のままでも可能との結果が出ていましたので、 ※「総評」で書いたように、 生活設計で見通しを立てる場合は、 「住居費総額」を捉えます。 キャッシュフロー表での 生涯の「住居費(家賃)」合計は、 3,347万円です。 (盛岡同様の地方都市です) で・・、キャッシュフロー表の 最後(妻死亡時点)の貯蓄残高は 2,339万円です。 この合計額は5,686万円です。 新たなマイホーム取得では、 イニシャル(立上がり時)コストと ランニング(継続的な)コストが かかります。 《イニシャルコスト》 土地代・建築費・諸費用 《ランニングコスト》 ローン利息・固定資産税等総額・ リフォーム代 これらの合計が、 『マイホーム取得での住居費総額』 ということになります。 これが5,686万円の範囲内なら、 現在の生活レベルのままで マイホーム取得が可能だ、 ということになります。 ・・が、「総評」に書いたように、 現役中の基本生活費が月20万円 なのに、いくら老後とはいえ、 2人期が月13万円、 1人期が月8万円では、 ちょっと きついのでは? と思われるので、 そのへんを見直した上で検討 した方がいいと思います。先にマイホーム取得シミュレーションをお願いしたく、メールいたしました。 ※生活設計用のヒアリングシートを メール添付で送ります。その後もし第二子を希望するときには自分たちで家計の見直し、第二子シミュレーションをし、武田様にご確認いただきたいと考えております。このような流れでもよろしいでしょうか? ※はい、第2子シミュレーションは 第1子に習って自分で挑戦して みましょう。また、お伝えしてなかったのですが主人には離婚歴があり、前の奥様との間に子供が一人おります。 ※後出し・・は、だめです。 それを最初に聞いていれば、 別のアドバイスもしていました。 伝えていないことがあっては、 きちんと生活設計ができません。 ヒアリングの段階で、すべての 事情をお知らせください。 家族の特殊事情があるなら、 そのすべてを最初にお知らせ下さい。 アドバイスの内容が違ってきます。そのため主人が亡くなった後の遺産相続に対して不安があります。いつ何があるか分からないので住宅取得や預貯金をする上でなにか必要な対策がありましたら出来る限りしておきたいと考えております。そういった相談は武田様の管轄外になってしまいますでしょうか? ※遺産相続。 豊富な資産が無い場合には、 生命保険の出所です。 いつも生命保険には加入するな! ・・言っていますが、 このような状況では 役に立つ道具になります。 もし夫が亡くなった場合の 法定相続人は妻と子、 そして前妻との子、という場合。 妻が1/2、子はそれぞれが1/4 を相続するとすると、 妻子で3/4、前妻の子が1/4、 のような分け方になります。 なので・・ザックリと、 前妻の子に資産全体の1/4が 渡るような設定を考えましょう。 その金額を生命保険で準備します。 ま・・地方都市で資産は マイホームの土地建物だけ と言う場合は、 1/4相当の金額は1千万円単位 にはならないでしょう。 たとえば、800万円の死亡保障を 終身保険で準備する ・・ということになります。 その分のコストはやむを得ない ものとして、キャッシュフローの 支出項目になります。 『終身保険には入るな。 必要なのは特別な人だけ。』 といつも言っていますが、 今回のケースが、 その「特別な人」にあたります。 ヒアリング段階でこの話を聞いて いれば、このようなコメントを していたことになります。お忙しいところ申し訳ありませんがお返事いただけますと嬉しいです。まとまりのない文章で申し訳ありません。それでは失礼いたします。遺産分けの準備は ・・っと。
2014/12/10
保険加入=お金を失うこと! 常に認識しておきたい。相続税納税対策の保険でも、同じこと。自分の頭で考える生活設計。〇メール顧問会員のNさん(40代) (相談:ライフプランニング)5/14に現状診断が終了。6/25に相続のシミュレーションが終了。N家の概要 家族 : 5人家族。 40代会社役員の夫、 40代パートの妻、 高校生、中学生、小学生。 住居 : 一戸建てマイホーム。 収入 : 夫:468万円 (手取り:380万円) 妻: 60万円 (手取り: 60万円) 貯蓄 : 1億6,048万円 (素晴らしい) 借金 : なし。 (素晴らしい) 生命保険料 : 38万円/年 (うぅ~ん) 死亡保障必要額 検証結果 : 現時点 10年後 夫 -4,448万円 -7,420万円 妻 -6,716万円 -7,639万円 -(マイナス)は不要ということで、 夫婦ともに現在も将来もまったく不要! 小学生&中学生&高校生がいても不要! ・・ということは、普通によくある。 (保険屋さんにだまされないように・・) 相続シミュレーションも完成して、6/25、メール添付で送りました。2015.1.1 以降の新制度で算出。遺産総額 : 2億5,842万円 課税遺産額 : 1億8,242万円相続税の総額 : 3,261万円!大金ですが、これから新たに保険で対策を・・する必要が無いほど、保険に加入中。メールをいただきました。武田様お世話になっております。Nです。相続シュミレーション受け取りました!遺産総額はけっこうな金額になるんだ~がっかり今主人が亡くなると3261万円も納税するんだ~多すぎる~号泣 ※立派な家が建つ金額・・です。田や畑の相続税評価額の計算は面倒くさかっただろうな~恥ずかしい ※簡単・・です。 宅地だろうが、田んぼだろうが、 今は簡単です。 地番さえ分かれば、日本全国 ネットで調べることができます。 (相続税の路線価) ただ、田畑のような農地は、 宅地と違って「路線価」ではなく、 「倍率方式」という場合が多いです。 固定資産税評価額の何倍? ・・かが分かれば、掛け算でおしまい。 この「倍率」も当該地の地番が 分かれば、ネットで調べられます。 ただし、「農振地域」か否か?で、 「倍率」が異なります。 「農振地域」に属しているかどうか? を調べるのは、さすがに面倒なので、 今回のNさんの場合は、 勝手に私の判断で決めました。 田や畑は固定資産税が メチャクチャ安いので、 農家の方はのんびり構えていますが、 いざ相続!・・と言うときに、 びっくり仰天!・・することになります。 倍率は、数十倍!・・というケースが多い。というのが感想です。漠然と相続について考えていましたが、数字にしていただいて明確になり安心しました。今のところ特別な対策はしなくてもよい、との事ですがやはり3261万円の相続税はもったいないので、少しずつ年間110万円の生前贈与をしていこうかなと主人と話しています。 ※これも・・やり方を気を付けないと・・。 税務署に否認されて、 相続税よりはるかに高い 贈与税を負担することになる場合も。会社の色々な対策は、今後税理士さんに相談していきます。本当にありがとうございました。 ※相続税負担が3,300万円という ケースでは、一般的には 払うお金が無いので 生命保険で準備することになります。 納税対策は四角形の生命保険です。 定期保険か終身保険です。 定期保険は掛け捨てなので、 保険料が安い。 終身保険は掛け捨てではないので、 保険料が高い。 どうするか? 生活設計的には・・ 家計内のお金をできるだけ自由に 融通がきく状態にしておきたいので、 保険料は安い方がいい。 (当たり前) なので、定期保険・・です。 ただし、短期間の定期保険だと、 かんじんな時に役に立たない ということもありうるので、 長期の定期保険が必要です。 失うお金(保険料総額)がいくらか? きちんと認識した上で、 覚悟の上で加入したい。 『保険加入=お金を失うこと!』 いつも、しっかり認識しておこう! 家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。『うまい話は無い』『「常識」は業界が作っている』『専門家の足し算で、 人生設計はできない。』《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp一般の顧問会員は常時受付けていますが、メール顧問会員は普段、受付けを停止しています。
2014/06/26
夫婦ともに現在も将来も生命保険は まったく不要!・・って、普通によくあること。保険屋さんにだまされないよーに。自分の頭で考える・・生活設計。 〇メール顧問会員のNさん(40代) (相談:ライフプランニング)5/14に現状診断が終了しています。相続のシミュレーションを依頼されていました。N家の概要 家族 : 5人家族。 40代会社役員の夫、 40代パートの妻、 高校生、中学生、小学生。 住居 : 一戸建てマイホーム。 収入 : 夫:468万円 (手取り:380万円) 妻: 60万円 (手取り: 60万円) 貯蓄 : 1億6,048万円 (素晴らしい) 借金 : なし。 (素晴らしい) 生命保険料 : 38万円/年 (うぅ~ん) 死亡保障必要額 検証結果 : 現時点 10年後 夫 -4,448万円 -7,420万円 妻 -6,716万円 -7,639万円 -(マイナス)は不要ということで、 夫婦ともに現在も将来もまったく不要! 小学生&中学生&高校生がいても不要! ・・ということは、普通によくある。 (保険屋さんにだまされないように・・)どちらかと言うと・・むしろ、『相続』への備えが必要な、キャッシュフローです。相続シミュレーション、本日完成。2015.1.1 以降の新制度で算出。遺産総額 : 2億5,842万円課税遺産額 : 1億8,242万円相続税の総額 : 3,261万円 立派な家が建つ金額・・です。 もったいない・・ んですが、 納税資金はたっぷりあります。 潤沢なキャッシュフローだし、 十分過ぎる保険に加入しています。 「相続対策の保険を紹介して」 ・・ということでしたが、 私が特定の商品や会社を 紹介することはありえません。 カタチ・・なら、紹介できます。 通常・・死亡保障は四角形はダメ! 三角形の保険にしなさい! ・・と言っていますが、 相続に備える保険は・・ 三角形はダメ!四角形にしなさい! ・・と、まったく逆になります。 ・三角形 : 収入保障保険 ・四角形 : 定期保険 終身保険 で・・、Nさんの場合は、 すでに・・これでもか、これでもか、 というほど、生命保険に加入しています。 新たに加入しなくても、 納税資金は間に合ってしまいます。(^^ゞ 相続税の減額対策として・・ 「生前贈与」がありますが、 3人の子供たちは高校生以下で、 まだ現実的ではありません。 また、「土地活用」を業者が奨めたり しますが、乗ってはいけません。 「借金は相続対策になります」 などと、 アパートや貸家建築を奨めますが、 だまされないよーに。 「借金が相続対策になる」は、間違い。 「賃貸物件の建築が税対策になる」 のであって、「借金が」・・ではない。 だからと言って・・オススメはしない。 借金での賃貸物件建築は、 各種税対策のために・・と称して、 将来の金食い虫を背負い込むことになる。 家賃収入で悠々自適どころか、 将来の生活を脅かされることになる。 「借金で賃貸物件建築」をしてはいけない。 (当たり前) 現金建築の2世帯とか4世帯とかの 小規模賃貸物件なら・・まあアリかな。 年月の経過とともに収益が落ちる (当たり前)・・ことを覚悟の上で。相続税の計算・・「小規模宅地の評価減」を考慮。1/1からの低額「基礎控除」で計算。メール添付で送りました。現時点での相続税の総額を算出してみました。 3,261万円です。 2015.1.1以降の新制度で計算。 ただし、特別な対策を講じなくても、納税資金は問題ありません。 (潤沢な現金と生命保険がある) ※年月の経過とともに 貯蓄残高が減っていくので、 納税する相続税額も 減っていくものと思われます。 ※納税資金が無い場合や、 兄弟間での円満な遺産分割対策では、 生命保険が重要な役割を果たす 場合もあります。 (終身保険、長期の定期保険等 の四角い保険) 当事務所は、個人の家計の生活設計をするFP事務所です。 相続対策も守備範囲ですが、あくまで一般個人の相続。 会社経営者の事業承継・相続対策は行なっていません。 会社後継者とその他兄弟への分割対策や、 同族会社の株式評価や事業承継対策などは、 税理士等専門家にご相談ください。 家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。『うまい話は無い』『「常識」は業者が作る。』『専門家の足し算で、 人生設計はできない。』《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp一般の顧問会員は常時受付けていますが、メール顧問会員は普段、受付けを停止しています。
2014/06/25
4人に1人が対象か?自分の頭で考える生活設計。あ~! (「あ」に濁点) 〇メール顧問会員のNさん(40代) (相談:ライフプランニング)2014.5.14・・に、現状診断が終わっています。金融資産や不動産など資産が多く、生活設計のキャッシュフローに問題はありませんが、「相続」については、分割対策、納税対策、等々のケアが必要です。資産は1億8千万円ほど・・です。法定相続人は、妻子・・計4人です。 『相続税、まさか私も 来年改正、名古屋圏4人に1人対象か』(2014年6月19日 10時14分 中日新聞)「こんな大ごとになるとは…。 周囲に相談すればよかった」。告発された主婦と会社員の姉弟は、父親が一代で築いた遺産を隠した額が大きいと判断されたもようだ。 ※隠したつもりは無くても・・ 大変なことになりそう・・です。「富裕層の税金」とのイメージが強い相続税だが、来年1月の税制改正で課税対象者が大幅に増え、名古屋圏では2~3割が申告しなければならなくなるとの指摘もある。 ※お金がほとんど無くても、 便利なところに土地があれば、 対象になりそう・・。多額の遺産隠しでなくても、対象となったことを知らずに申告しないと、加算税など重い負担を強いられる可能性も。 ※知らずにボォ~っとしている おバカさんがいるんだろうなぁ・・。相続税は多くの市民に身近な問題になりそうだ。今回の相続税増税は、低所得者層の負担感が強い消費税増税に合わせ、高所得者層の課税を強化する狙いだ。 ※「高所得者層」の課税ではなく、 (所得の高低は関係なく) 「普通の持家層」の課税・・です。 「普通の小金持ち層」の課税・・です。相続税の基礎控除は現在の6割に引き下げられ、課税対象者の割合は、現在の4%から6%程度に拡大。年間2570億円の税収増となる見込みだ。例えば子ども1人が遺産を相続する場合、現行の税制では、遺産評価額が6千万円を超えなければ相続税はかからない。しかし、改正後は、3600万円を超えると、税務署への申告が必要になる。 ※かなりの人が対象に。相続を専門とする税理士法人レディングの久野綾子税理士は、地価の高い都市部の住民は特に注意が必要だと指摘。「名古屋市や周辺都市では、 4人に一人程度は申告が必要になる 可能性がある。 自分は関係ないと思い込み、 申告しない人が増えるかもしれない」と話す。 ※勘違いして、痛い目に合わないように。申告を怠れば、加算税や延滞税の負担が重くのしかかる。加えて小規模宅地に認められている特例など相続税の軽減措置は、申告がなければ受けられないという。 ※うちの場合は、 特例の対象になるから課税にならない ・・と安心して何もしないと、 痛い目にあいます。制度変更の周知が課題となり、国税庁はホームページやチラシでPRする考えだ。名古屋税理士会は、セミナーや税金相談会の開催を検討。早川暢雄事務局長は「課税対象になるかもしれない人は、 まずは税理士など専門家に相談して」と訴える。 ※「税理士など専門家」への相談は お金がかかります。 お金をかけずに本格的に相談 したい人は、税務署へ行こう。 親切・丁寧に説明してもらえます。 役所は元々、 私たち国民の役に立つためにあります。 積極的に利用しましょう。相続税の対象拡大 現行制度では遺産から基礎控除額(5000万円+1000万円×法定相続人数)を差し引いた金額にかかる。税率は10~50%まで6段階で、遺産が高額なほど税率は高い。来年1月以降の相続では、基礎控除額の算定方法が「3000万円+600万円×法定相続人数」になり、税率も一部引き上げになる。 ※N家の法定相続人は4人です。 なので・・基礎控除額は、 3,000万円+600万円×4人 =5,400万円 ・・です。 資産は1億8千万円ほどです。基礎控除額を超える遺産がある場合は、被相続人の死亡の翌日から10カ月以内に相続税を申告、納税する必要がある。 家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。『うまい話は無い』『「常識」は業界が作っている』『専門家の足し算で、 人生設計はできない。』 【 行列のできるFP事務所 】《 現状診断 》 佐々木FP1 Mさん(40代):回答待ち。(1/9 着)2 Tさん(30代):回答待ち。(1/21着)3 Sさん(20代):今日の作業。(1/31着) ※回答が戻り、作業をしましたが、 「再々ヒアリング!」・・です。 いつからいつまでいくら? これからのすべての収入と支出が、 生涯に渡ってクリアにならないと、 キャッシュフロー表はできません。 メール添付で送りました。4 Yさん(40代):今日の作業。(1/31着)5 Oさん(30代):今日の作業。(1/31着)6 Mさん(30代):今日の作業。(2/7着) ※本日より着手! 大変長らくお待たせしました。7 Kさん(30代):2/10 依頼着。8 Kさん(40代):3/3 依頼着。9 I さん(30代):3/4 ヒアリング。10 Mさん(20代):3/21 依頼着。11 Kさん(40代):3/27 依頼着。12 Kさん(30代):4/7 依頼着。13 Mさん(30代):4/23 依頼着。14 Kさん(30代):5/12依頼着。15 I さん(30代):5/19依頼着。16 Tさん(40代):5/23依頼着。17 Yさん(30代):5/27依頼着。18 Kさん(30代):5/28依頼着。19 Tさん(30代):5/30依頼着。20 Gさん(30代):6/3依頼着。※ Kさん(20代):シートのみ着。 《 生活設計シミュレーション 》 武田FP※毎日ブログ記事を書きながら、 資料作成作業を行なっています。1 Kさん(30代):住宅取得。回答待ち。(10/12着) ※その後の生命保険データが必要。2 Sさん(30代):住宅取得。回答待ち。(4/3着)3 Nさん(40代):相続。今日の作業。(5/15着) ⇒ 今日の記事。4 Oさん(30代):生活設計。(5/22着)《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp一般の顧問会員は常時受付けていますが、メール顧問会員は普段、受付けを停止しています。
2014/06/20
次のために対策を・・。自分の頭で考える・・生活設計。〇メール顧問会員のNさん(40代)昨日・・5/14(水)、現状診断が終了。メール添付で送りました。メールをいただきました。武田様、佐々木様お世話になります。メール顧問会員のNです。現状診断資料の作成ありがとうございました。丁寧な資料に感動しています!40代50代はまあまあ余裕がありますが、60代から貯蓄残高が減っていくんだ~というのが最初の感想です。 ※シンプルな話です。 毎年の支出が収入より多ければ、 お金は減っていきます。 (当たり前) そんなことの繰り返しが、 キャッシュフロー表です。でも、生活設計上問題ありませんとの総評で、安心しました。 ※問題ない・・と言っても、 潤沢なキャッシュフローの N家だからです。 これからの生涯で4千万円ほど・・ お金が減っていきます。 これ、一般家庭だったら、 問題大有り!・・です。 4千万円もお金が減ったら、 普通・・家計破綻します。 (そもそも一般家庭では、 そんな大金を持てないが・・)今日完成予定ということで、ワクワクしながらブログのチェックをしていた1日でした。これから夫と一緒に時間をかけて読み込んで理解していこうと思います。 ※キャッシュフロー表を、 隅から隅まで理解するように してください。追加の相談です。(1)相続義母相続税400万、義父750万 合計1150万円の納税で 夫も私もびっくり!したと同時に、相続対策をしておけばよかったと痛感しました。(ヨメの立場で生前中に相続の 話なんて出来ませんでしたが・・・) ※相続対策は、本人が その気にならないと、 できるものではありません。夫はまだ40ウン歳ですが、早めに相続対策をした方がよいのですね? ※はい、たとえば明日・・交通事故で 亡くなれば、また多額の 相続税を負担することに・・。相続の計画書?の作成をお願いします。 ※対策をしておく必要があります。提出書類は、保険証券・固定資産税通知書の明細は提出したので、あと、定期預金証書コピーと通帳(最後の残高のページのコピー?)の提出だけでよろしいですか? ※金融資産については、 現状診断で作成した キャッシュフロー表を メイン資料として、作業を 行なうことになります。 もし、作成資料の数字が動く ようなことがあれば、 お知らせください。あと、相続対策の保険を紹介してください。 ※死亡保障での生命保険は、 三角形の保険が合理的でしたが、 相続対策での生命保険は、 四角形でないと意味を成しません。 終身保険とか定期保険とか。 現在加入中のものもあるようです。 相続の全体像が見えてから、 整えていきましょう。(2)火災保険JAの建更に3口、年払い30年で総払込み1177万3500円で、満期金1000万に加入中です。今までの払い込み総額737万9110万で今解約すると470万円の戻りです。建更は、掛け金が高いので解約して安い他社にしようか、 ※基本的に・・保険は掛け捨て にした方が、合理的です。 保障と貯蓄は区別して、 掛け捨ての普通に安い 火災保険に加入したい。新築でもないし建てかえもしないので火災保険は不要ですか? ※これは、自宅のお話ですか? 自宅だとして・・普通は、 新築でなかろうが、 建て替えの予定が無かろうが、 焼失に備えて加入します。 保険でまた新築できます。ご指導ください。よろしくお願いします。 ※・・と言っても、N家の場合、 仮に焼失してしまっても、 新たに建てるお金が 十分過ぎるほどあります・・。 『保険は、それ以外に手段が 無い場合にのみ加入する。』 のが、合理的ではありますが。 家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。『うまい話は無い』『「常識」は業界が作っている』『専門家の足し算で、 人生設計はできない。』【 行列のできるFP事務所 】《 現状診断 》 佐々木FP1 Kさん(40代): 回答待ち。(9/7着)2 Aさん(40代):今日の作業。(12/28着) ※完成予定は5/19(月)。3 Mさん(30代):回答待ち。(12/29着)4 Kさん(30代):1/9 依頼着。5 Mさん(40代):1/9 依頼着。6 Kさん(50代):1/10 依頼着。7 Tさん(30代):1/21 依頼着。8 Aさん(30代):1/25 依頼着。9 Sさん(20代):1/31 依頼着。10 Yさん(40代):1/31 依頼着。11 Oさん(30代):1/31 依頼着。12 Mさん(30代):2/7 依頼着。13 Kさん(30代):2/10 依頼着。14 Kさん(40代):3/3 依頼着。15 I さん(30代):3/4 ヒアリング。16 Mさん(20代):3/21 依頼着。17 Kさん(40代):3/27 依頼着。18 Kさん(30代):4/7 依頼着。19 Mさん(30代):4/23 依頼着。20 Kさん(30代):5/12依頼着。《 生活設計シミュレーション 》 武田FP※毎日ブログ記事を書きながら、 資料作成作業を行なっています。1 Kさん(30代):住宅取得。回答待ち。(10/12着) ※その後の生命保険データが必要。2 Mさん(40代):生活設計。作業途中。(2/19着)3 Sさん(30代):住宅取得&第2子。(4/3着)4 Sさん(30代):住宅取得。(5/1着)5 Mさん(30代):住宅取得&第2子。(5/4着)6 Nさん(40代):相続。(5/15着)《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。 《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp一般の顧問会員は常時受付けていますが、メール顧問会員は普段、受付けを停止しています。
2014/05/15
メール顧問会員の新規受け付けはいつ頃再開されるご予定でしょうか?自分の頭で考える・・生活設計。 軍師官兵衛・・。初めての方からメールをいただきました。(1/22)武田様はじめまして。突然のメールで申し訳ございません!私は〇〇在住のTと申します。母の所有財産の中に岩手の土地があり、その相続について調べていたらこちらのブログに辿り着きました。相続税対策についてのご相談をさせていただきたく、一般の顧問会員を申し込みたいところなのですが、私と両親共々〇〇にいるため、なかなか面談には伺えません。。同様の問い合わせがあるかとは思いますが、メール顧問会員の新規受け付けはいつ頃再開されるご予定でしょうか?お忙しいところ大変恐縮でございますが、お返事いただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。 ※メール顧問会員の受付けは、 当分・・予定がありません。 行列が長くなり過ぎて 皆さんにご迷惑をおかけする 状況が続いています。 去年8月に受付けて・・ その後12月に受付けました。 12月の新規会員18名の内、 ヒアリングシートを書いて 行列に並んだのは9名・・です。 まだ9名がこれから行列に 並ぼうとしています。 まだ・・しばらく、 受付けはできません。 ※「相続税対策についてのご相談」 当事務所はFP事務所です。 本来の業務はライフプランニング です。 生活設計・・です。 包括的な生活設計の中で、 「相続に関する対策」も相談したい ということであれば、 OK・・と思われますが、 相談内容が「相続税対策」のみ、 ・・ということなら、 税理士法に抵触する可能性が ありますので、 お受けすることはできません。家計改善したい? きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp一般の顧問会員は常時受付けていますが、メール顧問会員は当分の間、受付けを停止します。
2014/01/23
共有持ち分が1/2なら、相続税を心配する額にはならないように見えますが・・。自分の頭で考える・・生活設計。 〇メール顧問会員のYさん(50代) (相談:ライフプランニング)土地の相続税に関して、ここ数日・・メールのやり取りをしていました。 土地が5千万円なら相続税がかかる?本当に? 土地の評価額は 単純に「単価×面積」ではないメールをいただきました。エフピー・ステーション 武田様こんばんは。改めて、度々お世話になります。この様にお心に掛けていただき感謝・感謝です。失礼なんてとんでもない・・そんな事を少しでも思ったら罰が当たります。さて、さらにの確認事項ですが・・・・・1 相続税の路線価で計算 しており間違いありません。 ※分かりました。2 補正については 内容は承知しておりましたが、 土地図面が手元に無く 該当する補正率を把握 出来ませんでした。 また、それほど大きな金額に なると考えていなかったので 今回の計算には入っておりません。 近々、図面を入手して 計算したいと思います。 ※了解しました。相続を含め色々とインターネットや書籍を参考に学習していますが、この分野は素人には馴染がなく難しいので骨が折れます。 ※無理もありません。しかし、自分のライフプランニングなので疎かには出来ません。時間を掛け智慧を拝借しながら少しづつ進めたいと考えております。 ※了解しました。明日、シミュレーションが完成とのこと・・・メールをお待ちしております。とても楽しみです。よろしくお願い申しあげます。 ※ご実家の方の土地についての 資料が無いので、 断定的なことは言えませんが・・ 「土地を2筆所有しております。 1 親から相続した土地で 路線価格で44,987,755円です。 2 現在住んでいる土地で 倍率方式で8,698,403円です。 合せて 53,686,158円となります。」 ということと、 以前のメール文にあった・・ 「私は、現状診断に入れていない 資産として生家に土地と建物を、 実際に住んでいる兄と共有名義で 1/2ずつ保有しています。」 ・・から、 2の土地は本人の単有とすれば 約870万円、 (建物は固定資産税評価額) 1の土地は本人の持ち分は 1/2なので約2,250万円、 (これから建てるかもしれない 建物は固定資産税評価額 の2分の1 ?) ・・です。 十分な資料が無いので 断定はできませんが、 不動産の相続税評価額の総額は、 5,000万円にはならないのでは? あとは、相続発生時の 金融資産次第・・ではありますが。 あともう一点、 頂いている資料からは、 Yさんの法定相続人は、 お兄さんだけのように見えますが? で・・あれば、相続税を そんなに心配する必要が あるでしょうか? ・・と感じています。 ということで、本日・・10/8(火)、シミュレーションの資料が完成!・・しました。・現状訂正シミュレーション・実家建替え(て住む)シミュレーションキャッシュフローに問題はありません。メール添付で送りました。 で・き・ま・し・た できました・・ 〇メール顧問会員のYさん(50代) (相談:ライフプランニング)シミュレーション 資料作成作業。本日・・10/8(火)、完成!メール添付で送りました。〇メール顧問会員の I さん(60代) (相談:ライフプランニング)シミュレーション 資料作成作業。本日より再着手しました。再々ヒアリング ・・に なりそう?【 行列のできるFP事務所 】 資料作成の順番を待っている顧問会員の行列です。 お待たせしています。大変申しわけありません! ヒアリングから完成まで一家族当たり平均5日です。 「回答待ち」の人は、個別の事情で長引いています。 回答が戻った順番に、作業着手しています。1 Kさん(40代):現状診断 回答待ち。(10/5着)2 Sさん(30代):現状診断 回答待ち。(12/17ヒア)3 Fさん(30代):シミュレ 回答待ち。(1/29着)4 Aさん(30代):現診 回答待ち。(4/1着)5 Sさん(40代):現診 回答待ち。(6/22着)6 Nさん(30代):現診 回答待ち。(4/12着)7 Eさん(30代):現診 回答待ち。(6/19着)8 Mさん(40代):現診 回答待ち。(5/2着)9 I さん(60代):現診 今日の作業 (5/3着)10 Oさん(40代):現診 回答待ち。(5/10着)11 Sさん(40代):現診 回答待ち。(5/16着)12 Tさん(30代):現診 10/7回答戻る2 (5/23着)13 Sさん(30代):現診 今日の作業。(5/31着)14 Yさん(50代):シミュ 今日の作業。(6/2着)15 Sさん(30代):シミュレーション 6/4 依頼着。16 Kさん(30代):現状診断 6/8 依頼着。17 Oさん(30代):現状診断 6/12 依頼着。18 Tさん(30代):現状診断 6/24 依頼着。19 Yさん(40代):現状診断 6/27 依頼着。20 Sさん(30代):現状診断 7/3 依頼着。21 Kさん(30代):現状診断 7/5 依頼着。22 I さん(30代):シミュレーション7/9依頼着。23 Mさん(40代):現状診断 7/18 依頼着。24 Kさん(20代):現状診断 7/18 依頼着。25 Eさん(30代):現状診断 7/26 依頼着。 26 Mさん(30代):現状診断 8/1 依頼着。27 Mさん(30代):現状診断 8/4 依頼着。28 Kさん(30代):現状診断 8/5 依頼着。29 Nさん(40代):シミュレーション 8/7依頼着。30 Hさん(30代):現状診断 8/15 依頼着。31 Kさん(40代):シミュレーション8/27依頼着。32 I さん(30代):現状診断 8/28 依頼着。33 Kさん(40代):現状診断 9/4 依頼着。34 Kさん(40代):現状診断 9/7 依頼着。35 Mさん(40代):シミュレーション9/9依頼着。36 Mさん(30代):シミュレーション9/14依頼着。 ※ヒアリングシートと提出書類の両方 が届いた時点で行列に並びます。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp行列が長くなり過ぎているので、当分の間メール顧問会員の受付けは停止しています。 (一般の顧問会員は、常時受付けています)
2013/10/08
終身保険は相続対策?納税資金にする?自分の頭で考える・・生活設計。〇メール顧問会員のYさん(50代) (相談:ライフプランニング)10/4(金)、シミュレーションの資料作成作業中・・1点だけ、確認が必要になりました。メールを送りました。こんにちは。長らくお待たせしていて申しわけありません。本日より作業着手しましたが、1点だけ確認させてください。終身保険について「老後70歳以降に受け取る予定」・・ということですが、資料を見ても解約返戻金の金額を確認することができません。・解約予定時期・その時点の解約返戻金の額・・を、教えてください。よろしく、お願いします。 武田 つとむメールをいただきました。エフピー・ステーション 武田様お世話になります。前々回にシミュレーションをお願いした時に終身保険を70歳以降に受け取る予定で依頼したことを忘れておりました。 ※ ・・。お手数をお掛けして申し訳ございません。前回一部内容を変更してシミュレーションをお願いしましたが終身保険についても生存中には受け取らないことにしました。 ※あ ・・そうですか。私には法定相続人が一人しかいないため遺産相続額が基礎控除を超え相続税が発生しそうです。 ※ほぉ・・。納税資金として保険金を相続者に渡したいと思います。これから、節税も検討していきたいと考えておりますが現時点では土地の資産額が約5000万のため ※土地が5,000万円 ・・ですか。上手い手段が見つかりません。従って、税金対策資金として使いたいと思います。ご連絡が抜けており恐縮です。よろしくお願いいたします。 ※そう・・ですか。ということであれば・・さらにもう1点、確認事項が出てきました。回答をお願いします。『土地が5,000万円とは、 どの価格で・・ですか?』「どの価格?」・・なんて聞かれても、何のこと? と感じるかもしれませんが・・一般的に・・物の値段には、価格がひとつだけついています。販売戦略上、二重価格表示でお得感を強調するケースも時々見られますが、基本的に物の値段はひとつ・・です。ところが土地の値段には、4種類あるいは5種類もある・・と言われたりします。土地には・・実勢価格や公示価格、路線価など、いくつもの価格があります。 不動産は一物四価、一物五価、といわれるのはそのためです。これらの価格は、実際の取引や課税額の算定など、様々な場面で使われます。 中でも課税額の算定については、相続税や贈与税は土地の路線価、 固定資産税は固定資産税評価額が基準になっているなど、 税の種類によって基になる価格が異なるので注意が必要です。1.実勢価格実際に売買取引が成立した価格のことで、取引が無ければ周辺の取引価格から推定します。不動産広告に記載されている価格は、あくまで売主の希望売却価格であり、現実に売買取引された実勢価格ではありません。(注意)2.公示価格 地価公示法に基づいて、国土交通省が示す土地の価格です。 土地の適正価格を判断する客観的な目安とされています。 実勢価格の90%程度の価格となる場合が多いようです。3.路線価 国税庁や示す土地の価格です。(役所ごとに違う、まさに縦割り行政) 相続税や贈与税では、土地は路線価方式(または倍率方式)という方法で評価します。実勢価格の70~80%です。 毎年1 月1 日が評価時点です。4.固定資産税評価額 土地や建物の固定資産について、市町村が決定する価格です。 固定資産税は不動産取得税や登記の時の登録免許税などの基準にもなっています。 評価額は3 年ごとに見直され、実勢価格の60~70%程度です。「一物四価」と言われる場合は以上ですが、「一物五価」と言われる場合は、上記にもうひとつ・・「5 基準地価」が加わります。国土利用計画法施行令に基づいて都道府県知事が公表する毎年7月1日時点の土地価格です。1月1日時点における公示価格とともに土地取引の目安とされています。公示地価が都市計画区域内を対象とするのに対し、基準地価では都市計画区域内及び都市計画区域外の住宅地、商業地、工業地や、宅地ではない林地も含んでいます。広報される土地価格情報では最も正常な価格であり、一般の土地取引の指標となります。(不動産屋さんも参考にします)7月1日現在の価格で、市町村役場に備えてあり、閲覧可。工事価格同様、実勢価格の90%程度の価格となる場合が多いようです。ということなので、土地価格:5,000万円はどの価格でしょう?もし・・、もし・・ですが、近隣の不動産の売却広告の価格を参考にしているとしたら、実勢価格はもっと低いし、相続税の評価額(路線価)はさらに低価格です。相続税の心配はまったくない可能性があります。なので、お聞きします。「5,000万円は、どの価格ですか?」 ど・の・か・か・く ? どのかかく・・ぅ?【 行列のできるFP事務所 】 資料作成の順番を待っている顧問会員の行列です。 お待たせしています。大変申しわけありません! ヒアリングから完成まで一家族当たり平均5日です。 「回答待ち」の人は、個別の事情で長引いています。 回答が戻った順番に、作業着手しています。1 Kさん(40代):現状診断 回答待ち。(10/5着)2 Sさん(30代):現状診断 回答待ち。(12/17ヒア)3 Fさん(30代):シミュレ 回答待ち。(1/29着)4 Aさん(30代):現診 回答待ち。(4/1着)5 Sさん(40代):現診 回答待ち。(6/22着)6 Nさん(30代):現診 回答待ち。(4/12着)7 Eさん(30代):現診 回答待ち。(6/19着)8 Mさん(40代):現診 回答待ち。(5/2着)9 I さん(60代):現診 回答待ち。(5/3着)10 Oさん(40代):現診 回答待ち。(5/10着)11 Sさん(40代):現診 回答待ち。(5/16着)12 Tさん(30代):現診 回答待ち。(5/23着)13 Sさん(30代):現診 今日の作業。(5/31着)14 Yさん(50代):シミュ 作業途中。(6/2着)15 Sさん(30代):シミュレーション 6/4 依頼着。16 Kさん(30代):現状診断 6/8 依頼着。17 Oさん(30代):現状診断 6/12 依頼着。18 Tさん(30代):現状診断 6/24 依頼着。19 Yさん(40代):現状診断 6/27 依頼着。20 Sさん(30代):現状診断 7/3 依頼着。21 Kさん(30代):現状診断 7/5 依頼着。22 I さん(30代):シミュレーション7/9依頼着。23 Mさん(40代):現状診断 7/18 依頼着。24 Kさん(20代):現状診断 7/18 依頼着。25 Eさん(30代):現状診断 7/26 依頼着。 26 Mさん(30代):現状診断 8/1 依頼着。27 Mさん(30代):現状診断 8/4 依頼着。28 Kさん(30代):現状診断 8/5 依頼着。29 Nさん(40代):シミュレーション 8/7依頼着。30 Hさん(30代):現状診断 8/15 依頼着。31 Kさん(40代):シミュレーション8/27依頼着。32 I さん(30代):現状診断 8/28 依頼着。33 Kさん(40代):現状診断 9/4 依頼着。34 Kさん(40代):現状診断 9/7 依頼着。35 Mさん(40代):シミュレーション9/9依頼着。36 Mさん(30代):シミュレーション9/14依頼着。 ※ヒアリングシートと提出書類の両方 が届いた時点で行列に並びます。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp行列が長くなり過ぎているので、当分の間メール顧問会員の受付けは停止しています。 (一般の顧問会員は、常時受付けています)
2013/10/05
相続対策のため、全額借金で積水ハウスでアパート建築?絶対にやめておこう。負の遺産、お荷物、金食い虫、・・を相続することになる。自分の頭で考える・・生活設計。〇メール顧問会員のHさん(30代) (相談:ライフプランニング)現状診断のため、行列に並んで待ってもらっています。メールをいただきました。 ※は、私の声。 武田様お世話になっております。現在 14番目に並んでおります 〇〇市のHです。郵便局の学資保険を解約しましたので、 ※おっ!よくやった。ヒアリングシートの変更部分だけ再送いたします。お手数をおかけしますがよろしくお願いします。(現状診断後に解約しようと 思っていたのですが、 たまたま主人が休みがとれたので。) ※よくやった。よかった、よかった。 不要なものは早めに解約 した方が、生活設計上お得。また、先日ご相談させていただいた 義母が相続対策として、全額ローンで 積水でアパート建築を進めている件・・・ ※こんなことしちゃ、絶対ダメ! 次の世代がお荷物を 背負い込むことになる。 数十年後・・ 金食い虫になるぞ~。その後、主人が保証人になる必要があることが判明しました。。 ※こんなことをすれば、 当然、そうなるでしょう。 親が単独で借金することは できないでしょう。私もおとなしく話を聞いているだけのヨメではないので、、できる限りの抵抗を試みていますが、最終的には主人がどう判断するかだと思っています。 ※賢い「主人」であることを祈る。(私には 相続権のない話ですし、、 でも、義父母がいなくなった後は、 私が連帯保証人になる 必要があるそうですが。。 ※そうなるでしょう・・。 納得できないです。(ToT))「相続税 じゃあ、どう支払うの?」の言葉に何と切り返せばよいのか・・・ ※具体的で必要な情報が すべてあれば、アドバイス できますが・・。(売れば良いのではなんて ヨメの立場では言えないし・・) ※少なくとも・・ 「積水ハウスで 全額ローンでアパート建築」 などという破滅的な行為を しなくてもできる・・ 相続対策を見つけることは 可能です。 (当たり前)嫁姑の仲は今のところ悪くないので、逆に率直に意見を言えているのですが、何とか穏便にすませたいのですが、、先の長い戦いが始まりそうです。。(ToT)唯一の救い(?)は 義父も今の家を取り壊すことになるので、面倒だという理由で、乗り気ではないことです。恐らく私たちのことを 払えなくて困ると心配してくれているのは、義母だなとありがたくは思っています。ただ、手段が・・・不安。 ※絶対にやってはいけない 「手段」に走ろうとしています。 積水の営業マンも 攻めやすいところから 突いてきています。すみません、長いグチになってしまって。 ※負けるな!また、何か具体的な不安事項が出ましたら、ご相談させて下さいm(__)mよろしくお願いします。 ※具体的な情報が無いので、 具体的なコメントのしようがない。 積水ハウスが言ってきている (脅してきている?) 「現状のままでの相続税」や 「対策後の相続税」や 「アパート建築・経営計画」 などの資料があれば、 「そんな危険なことをしなくても、 こうやって安心な相続対策 をすることができる」 ・・というコメントができます。 「借金が相続対策になる」 ・・のではない! 建築屋にだまされてはいけない。 100歩ゆずって・・ 「全額借金でアパート建築する」 しか方法がない・・としても、 積水ハウスのような大手メーカー で建ててはいけない。 なぜ? 建築費が突出して高いからです。 (当たり前) 家賃を得て経営する収益物件で、 建ちあがり時点の建築コストが 高いのは問題外!・・です。 (当たり前) たとえば・・積水ハウスで 4世帯アパート1棟:3,500万円 という同じ間取り・設備・性能の 建物は、一般的には・・ 2,500~3,000万円で建ちます。 どうしてもアパートを建てるなら、 信頼できる地元業者3社程度に 見積もり提案してもらえばいい ことです。 しっかり競争させれば、2,500万円 ・・などということになります。 仮にアパート4棟・・なら、 積水ハウスは、 3,500万円×4棟=1億4千万円! GMT・・じゃなくって、 地元業者は、 2,500万円×4棟=1億円! 大手メーカーは、人件費や 宣伝広告費などの「経費」が ハンパでないほどかかります。 なので、これぐらいの金額差は、 あたりまえ! ・・です。 4千万円分も借金が少なければ、 家賃からローン返済を引いても、 かなり残ります。 その・・本来 残るはずのお金を、 大手メーカーにプレゼント してはいけません。 (当たり前) それでも・・適正価格で建築しても、 ・・いずれは、 時間がたてば・・金食い虫、 お荷物になっていきます。 全額借金でアパート建築を してはいけない。これを読んで、頂いたメール・・。武田様早速のコメントありがとうございます!ちょっと気分が落ち込み気味だったのですが、とても励まされました!頑張ります! ※元気出して行こう! がんばれ!がんばれ!家計改善したい? きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。 《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp〇メール顧問会員の新規受付けは停止しています。〇一般の顧問会員は、常時受付けています。
2013/07/30
相続は夫婦単位ではない!(^^ゞ生活設計を終えたら、・・相続。金メダル、オメデトー!がんばろー いわてがんばろー 東北〇メール顧問会員のKさん(40代) (相談:ライフプランニング)ただ今、行列に並んでいます。15番目!・・です。(後ろから3番目、先は長い・・)メールをいただきました。 ※は、私の声。武田FP様電話のほうが早いと思ったのですが、なかなか電話が出来ないので、メールで失礼します。現状診断後の見直しで保険等の必要額がはっきりしたら無駄な保険を解約し、その後税制改正を見据えた相続のアドバイスを頂きたいと考えています(^^;両親の資産として、 ※ここが肝心なところで・・ 相続資産は、「両親の」 という捉え方はしません。 「父の資産」は? 「母の資産」は? ・・のように、個人別に 捉えます。 相続は個人単位で 発生します。金融資産が1500万、 ※金融資産の内訳は? 生命保険等も入って いるでしょうか? 具体的な内訳が必要です。 資産の評価方法が ちがったりします。 ※だれのもの? 父? 母?建物が相当高かった(>_<)旭化成のメゾネット式のアパート(3世帯)と、 ※大手メーカーで建築した 時点ですでに、お金を 大量にたれ流しています。 (もったいない・・) 収益物件の建築を、 高コストの業者に任せる のは、合理的ではない。 ・建築費でコスト負担 ・ローン利息でコスト負担いま、両親が住んでいる木造住宅、その他、木造のアパート2棟。土地は旭化成のアパートのところだけ分筆してあり、 ※抵当権の設定のため ・・かと思います。住宅と木造アパートのところは一緒だそうです。できれば、効率よくシュミレーションと同時にアドバイスを頂ければと思っているのですが可能でしょうか? ※OK・・です。とりあえず、実家の確定申告書と固定資産税通知書は揃えたのですが、それでは判断出来ないと思いますので、そのほか、何が必要かな教えて頂けると助かります。お手数おかけしますが、よろしくお願いいたしますm(__)m ※個人別の資産把握。 ・父の資産 ・母の資産 きちんと区別して把握したい。 ※法定相続人の状況。 ・兄弟姉妹など 基礎控除額など算定したい。 今日の佐々木FP〇メール顧問会員のTさん(30代) (相談:ライフプランニング)マイホーム取得シミュレーションの、資料作成作業。午前中に完成!メール添付で送りました。〇メール顧問会員のTさん(40代) (相談:ライフプランニング)現状診断資料の作成。本日より着手。大変長らくお待たせしました。【 行列のできるFP事務所 】 資料作成の順番を待っている顧問会員の行列です。 お待たせしています。大変申しわけありません!1 I さん(30代):現状診断 回答待ち。(10/8着)2 Aさん(30代):現状診断 回答待ち。(11/5着)3 Oさん(30代):現状診断 回答待ち。(11/14着)4 Kさん(30代):現状診断 回答待ち。(3/10着)5 Sさん(40代):現状診断 4/23 シート到着。6 Tさん(30代):シミュ 今日の作業。(5/5着)7 Tさん(40代):現状診断 今日の作業。(5/5着)8 Kさん(20代):シミュレーション 5/8 依頼着。9 Oさん(30代):現状診断 5/10 シート到着。10 Mさん(30代):シミュレーション 5/11 依頼着。11 Tさん(30代):現状診断 5/14 シート到着。12 Sさん(30代):現状診断 5/31 シート到着。13 Aさん(30代):現状診断 6/8 シート到着。14 Tさん(40代):現状診断 6/15 シート到着。15 Kさん(40代):シミュレーション 7/2 依頼着。16 Kさん(30代):現状診断 7/9 シート到着。17 Nさん(30代):現状診断 7/26 シート到着。がんばろー いわてがんばろー 東北《 質問希望? 》 まずブログ右上の「キーワード検索」を。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。又は右帯の記事「家計の常識を疑え!」等を読んで下さい。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へ fpst@axel.ocn.ne.jp
2012/07/31
子無し夫婦の夫が死んだら妻は全財産を相続できない?生命保険加入=お金を失うこと!しっかり生活設計。岩手 がんばろー東北!書き込みをいただきました。 ※は、私の声。まんぼ☆さん ・・からです。子なし夫婦の保険について こんにちは。こちらで勉強させていただいております。40代子なし夫婦です。主人サラリーマン、私パート主婦です。現在は主人に1500万円の死亡保険のみかけていますが、子供がいないので減額を検討していました。また、貯蓄がある程度できる10年後あたりですっぱり解約する予定でいました。ところが、主人にもしもの事があった場合、主人の遺産の全てを私が相続する事ができないと最近知りました。主人の両親へ1/3渡す事になると・・。 ※「法定相続分」は、 確かにそう・・ですが。家を新築して4年、住宅ローンと繰上返済を頑張りつつの貯金なので主人名義の現金貯蓄は500万円ほどしかありません。もし、今主人にもしもの事があると・・・かなりの金額を主人の両親に払わねばならず、生命保険がないと、土地と家を手放す事になりかねません。 ※本当にそう・・でしょうか? 500万円の貯蓄以外に、 あと・・資産は、何がいくら あるでしょうか? 住まいの土地・建物・・だけ? だとすれば・・ 取得した時の金額そのまま ではありません。 土地は売買金額ではなく、 建物も請負金額ではなく、 それぞれの「評価額」です。 実際の取引価格よりも 安いのが一般的・・です。 土地が市街地にあるなら・・ 路線価方式 =「路線価×宅地面積」を 土地の位置や形状により 補正した額。 (路線価は自分で検索可) 建物は・・ズバリ! 固定資産税評価額・・です。 そんな・・たいした金額には ならない・・と思われます。 さらには・・ その不動産がまるまる 夫名義ですか? 妻との共有になっていませんか? 共有なら、夫の相続資産は それなりに少なくなります。そう思うと、やはり生命保険の減額も解約もできません・・・こういうケースの場合は、生命保険って必要かな、と思いました。不謹慎な言い方かもしれませんが、主人の両親が存命のうちは生命保険、やめられないんだな~と (^^;)相続問題がなければ保険は不要かと思いましたがこんなケースでは、「一般的には保険が必要な人」になるのではないでしょうか・・・子なし夫婦には日本の法律は厳しいデスね・・ 確かに法定相続分通りなら、3分の1も持っていかれてしまいます。 それでは困りますよね。 (法定相続分) 困ることにならないよう、しっかり対策を考えたいですね。(できれば、生命保険でお金をたれ流すことなく) ◯日頃から仲良く 財産分けを要求されることがないよう、日頃から仲良くしておきたい。 (そんなことは不可能?)◯夫婦で互いに遺言書作成「全資産を相手にあげます。」という遺言を遺しておけば、上記のような法定相続分を取り上げられることはなくなります。ただし、親の場合は、まったくゼロにはならず、遺留分が残ります。遺留分とは、相続人の生活保障などの観点から、遺言によっても排除できない一定の相続分です。(兄弟姉妹にはありません)相談のケースでは・・被相続人(夫)には配偶者(妻)と父母がいて、子供はいません。遺留分はそれぞれどのくらいになるのでしょうか?相続資産はどれくらいでしょう?具体的な金額は分かりません。仮に貯蓄が500万円で、土地建物の評価額が3,000万円で、夫:2/3、妻:1/3の共有だとします。だとすれば・・夫の相続資産は、貯蓄:500万円、不動産:2,000万円 (3,000万円×2/3)・・で、相続資産額は2,500万円!この場合・・遺留分のある相続人は、配偶者(妻)と両親・・です。配偶者:2,500万円×1/3≒833万円父母:2,500万円×1/6≒417万円417万円です。資産の額が設定通りなら、手持ちの貯蓄500万円の範囲内です。生命保険で準備する必要はありません。生命保険でお金をたれ流す必要はありません。 めでたし、めでたし。 ◯生命保険を使わざるを得ない場合上記の資産額程度ではなく もっと多額で、 大きな額が親に持っていかれそうなら、しょうがありません。しぶしぶ、いやいや、生命保険加入を検討します。 ※なぜ しぶしぶ? なぜ いやいや? 「生命保険加入=お金を捨てること!」 だから…です。 一般の 遺族の生活保障の生命保険と、相続対策の生命保険とでは、利用したい保険の形が異なります。前者は必要額が徐々に減るので、三角形の保険、 後者は基本的に必要額が減らない(むしろ増える?かも)ので、四角形の保険、でなければなりません。 どちらにしても、基本は掛け捨て!色々な特約を付けたり、貯蓄性の保険などとの抱き合わせを行なってはいけません。岩手 がんばろー東北!《 質問希望? 》 まずブログ右上の「キーワード検索」を。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」又は右帯の記事を参照下さい。(「家計の常識を疑え!」他)《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へ fpst@axel.ocn.ne.jp
2012/05/10
「また借金しなくては。」 ・・?「相続対策になるから。」・・と、建築屋のペースでアパートや貸家を建築。岩手・盛岡 北上川 ゴムボート川下り大会メール顧問会員希望・・の、Sさん(40代) (相談:ライフプランニング) また・・メールをいただきました。 ※は、私の声。 こんばんは。 Sです。 ブログでのお返事 ありがとうございました。 本当に長いメールで 申し訳ありません。 また長いかもしれませんが 最後まで読んでください。 夕方夫が帰宅してきました。 先月行った職場での 健康診断の結果を持って・・・。 封を開けてみると・・・、 「胸部X検査で所見を認めます」 「心電図で所見を認めます」 改めて精密検査を要します。 と、書かれていました。 初めてのことで、驚きました。 JA共済を解約しようと、 乗り換えようと思っていた矢先 のことでビックリしました! ※ビックリ!・・ですね。 ますます わけが分からなくなってきました。 どうしたらよいのでしょうか? とりあえず来週 精密検査を受けに病院へ行こう ということになりました。 この場合 ひまわり生命の収入保険は・・・ 契約出来ないですよね。 ※精密検査の結果次第・・? 相続については 嫁なので全く分かりません。 もちろん資料も準備出来ません。 ※でしょうね。 ただ、最近 税金対策の借金が無くなって しまったので借金しなくては・・・、 という話を耳にしました。 ※う~~ん、完全に建築業者の ペースに はまってますね。 「借金」が相続対策に なっているのでは ないんですが・・。 残った借金は私達が負担? アパート、貸家、借金。 負の遺産のオンパレードです。 これが相続対策? よく分かりません。 今後夫の両親が 対策をとってくれない場合、 一番苦労するのは 何も知らない私なのでは・・・? と考えてしまいます。 一般的には、夫の両親に 聞いてもよいものなのでしょうか? ※ヨメが? 一般的には あり得ない・・でしょう。 とりあえず、 将来がものすごく不安です。 夫に話したところ、 「自然に任せてなるようになる」 「誰かがなんとかしてくれる」 ・・・らしいです(汗) ※救いようが無い・・ 能天気・・です。 今更ですが、 なんでこの人と結婚して しまったのかよく分かりません。 (ちなみに出来婚ではありません) ※「この人」を選んだのは だれ? (^^ゞ しかし、この人と一生過ごし、 子どもを育てなければなりません。 ※その通り! なので 私達のライフプランだけでも、 きちんと整理したいです。 相続については 一般的な知識を下さい。 メール顧問会員を希望します。 ※とは言いながら・・、 ライフプランニングは、 親の死後まで続きます。 ということは、 資産を相続した後の キャッシュフローを作成します。 やはり・・相続する資産からの 収入や支出がおおいに 関係してきます。 具体的な資料入手が 難しければ、類推して 生活設計をやっていく しかありません・・ね。「借金は、相続対策になります。」建築業者は、アパートや貸家を建築させるための営業トークで、このような言い回しをします。これは、明らかなまちがい!・・です。大手建築メーカーなどは特に、ほぼ借金で建築することを奨めます。〇借金が相続対策になる・・は、マチガイです。 借金が相続対策になるのではなく、 賃貸物件を建てること・・が、 相続対策になります。 建築費分の現金が圧縮評価されます。 建築地の評価が圧縮されます。 過大な借金は、大きなリスクを同時に 抱えることになります。 ●金利変動リスク : 変動金利ローンが多い。 ●入居率低下リスク : 例外なく低下します。 相続対策以前に・・、アパート経営自体が 家計の重しになりかねません。そもそも、大手メーカーで建築・・が、まずいです。コスト・・大幅にかけ過ぎ!・・になります。 ( 私・・元・・大手メーカーで営業 )〇普通の建築費は、大手メーカーの70% 大手メーカーの見積もりが・・1億円なら、 同じ内容で・・ザックリと7千万円で建築できます。 その価格差は何か? 単純です・・利益率の差・・です。 儲け・・の差です。 収益物件を建てて経営しようとする時に・・、 コストがかかり過ぎることは、致命的・・です。 (お金を運用しようと投資信託を・・、 銀行や郵便局で買うのと同じ、高コストです)そして・・建築費のコスト差は、それだけでは済みません。〇建築費のコスト差は、4割増しになる。 普通に建てれば・・7千万円、 大手メーカーで建てれば・・1億円、 その差・・3千万円は、それだけで終わりません。 融資を受けて建てますから利息負担が・・。 価格差3千万円分に相当する利息が・・、 (乱暴だけど、利息は4割相当と見る) ざっくりと・・1千2百万円になります。 (銀行は大きく借りてもらえば儲かります) 3千万円+1千2百万円=4千2百万円 普通に建築する場合よりも、4千2百万円も よけいなコストがかかってしまいます。 (これは・・マイホームの場合も同じ理屈に)得られる家賃収入は・・同じです。各種リスクも・・同じです。だとしたら・・、かけるコストが小さい方が、経営上の見通しが立てやすいことになります。安心感を持ってもらうために・・、「家賃保証」や「一括借上げ」などで営業をしかける建築メーカーがありますが・・、これも実は・・さらに大きなコスト負担になります。 (詳しくは・・別の機会に・・)おんぶに・・だっこ、お任せにする・・ということは、その分、大きなコスト負担がある・・という認識を。キーワード検索で探ってみてください。過去記事で確認することができます。「キーワード検索」に、「相続対策 借金」を入力、⇒ 「このブログ内」をチェック ⇒ 「検索」をクリックたとえば、以下のように・・相続対策?自分年金?プチ・アパート経営のお話 - 武田つとむ ...マイホーム建築 年内に基礎コンクリート工事を - 武田つとむ ...生活設計 やはり生命保険にはメスを入れたい - 武田つとむ ...一人暮らしの老親、ケアしてあげたい事が色々 2 - 武田つとむ ...土地活用で得をするのは、銀行、建築会社です。 - 武田つとむ ...岩手・盛岡 わんこそば《 質問希望? 》 まずブログ右上の「キーワード検索」を。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」又は右帯の記事を参照下さい。(「家計の常識を疑え!」他)《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へ fpst@axel.ocn.ne.jp
2012/02/18
保険も 相続も 相談できる?生活設計と相続について、相談したい・・ようです。 《 続き・・です 》メール顧問会員希望・・の、Sさん(40代) (相談:ライフプランニング) 今日・・初めて、メールをいただきました。 ※は、私の声。《 続き・・です。 》夫の父には少しの資産があります。死後、夫が払わなければいけない相続税が約7000万円らしいです(汗) ※はい、はい。対策がしてあるか不明です(汗)夫の母に尋ねると「何とかなるわよ~」と、能天気です。嫁の立場ではそれ以上聞けません(汗)物納になるかも・・・です(汗) 夫には弟(40ウン歳)、妹(30ウン歳)がいます。夫・・・家、アパート、貸家、駐車場、畑弟(未婚)・・・一番高い土地、新築の家(最近建てました)妹(既婚)・・・貸家5棟夫の母・・・現金 ↑以上が大体の相続の配分らしいです。 嫁なので詳しく教えてくれません。 ※でしょうね。問題点は・・・ 1 相続税 2 夫の定年後の収入と税金(固定資産税) ※ある程度・・まとまった 金額になるでしょうね。3 夫の相続する家の土地の一部 の名義が義父の母になっているらしい (←ますますややこしい感じです) 税金は払わなければいけないのに 何も出来ない土地(汗)のようです ※ま・・よくありそうな話です。4 今後老朽化するアパート (現在築10年の軽量鉄筋)などの建物 (貸家はすでに30年が経過し、夫が 相続する頃には壊さなければなりません) ※形あるもの、必ず劣化します。 必ず壊れます。 何かを始めるときは、 そのことを織り込み済みで。 5 夫との年の差が10ウン歳もあり、 次男が大学卒業頃に夫は定年退職です ※まだ・・いい方です。 世の中には、もっと大変な ケースが色々あります。 以上のことを考えて生命保険を考えなければならないのか?わけが分からなくなってきました。 ※おちついて、おちついて・・。 私自身ははあと〇年(次男が幼稚園入園まで)専業主婦でいる予定です。専門職なので再就職は可能です。 ※それは素晴らしい。 生活設計上・・心強い。ちなみに義父の父は若くして他界し、義父(長男)が相続した時代には相続税はなかったらしいです。 ※なかった・・? 農地の相続等ということで、 課税対象外になったかも。JRの駅が近くにあるので、その後区画整理が始まり地価が上がったらしいです。 ※なるほど。 今度はしっかり、課税対象に なりそうです。老朽化したアパートや貸家は負の遺産なのでは・・・と将来が不安です。 ※区画整理された所には、 建築業者が群がってきます。 (私もサラリーマン時代に・・) で・・お決まりの、アパートや 貸家が建築されます。 毎年のように新築されるので、 古いアパートは入居が 難しくなります。 家賃を下げて入居させます。 当初計画の採算は、まったく 取れなくなります。 行き着く先は、粗大ゴミ。 解体するのにも、百万円単位 のお金がかかります。 建築業者にだまされるな! 極端に良い場所柄でなければ、 賃貸建物はやめた方がいい。 夫と結婚したときは資産があることを知らずに結婚してしまいました。夫は今後のことを何も考えていません。能天気です(汗) ※よく・・います。 大変な事態にならない限り、 のんびりしている人。 ゆでガエル・・ちゃん。資産がないほうがシンプルで生活しやすいのでは?と思います。 今後のことを考えお金の勉強を始めました。漠然としているのですが自分の勉強のためにFPの資格をとろうかと思います。無駄ですか? ※勉強をすることは、 もちろんいいことです。 FPの資格を取ること自体は、 それほど意味があること だとは思いませんが・・。 上っ面の知識・・だし、 職業として食えない資格・・だし。 どんな資格でも、取った人が それをどう生かすか?・・です。 資格を取るまで・・が勉強ではなく、 取った後・・どれだけ勉強するか? どんな勉強をするか? ・・です。 私はFP資格を取った後、 それぞれの事象を、 その関連業界の外側 (消費者サイド)から 見る勉強を、日々しています。 (現在進行形・・)長くなってしまい申し訳ありません。 ※ホント、長過ぎ! プリントしたら、A4用紙 3枚いっぱいになりました。 初メールでこんなに長いのは まったく初めてです。 佐々木FPに読むのを拒否 されました。 「顧問会員になったら、 現状診断資料を作る 時に読みます。」 ・・だそうです。こんな私がメール顧問会員になることは可能でしょうか?途中までなら大丈夫ですか? ※途中って? 生命保険まで・・ってこと?お返事よろしくお願いします。 ※相続のことが相談に乗って もらえるか? 心配しているようです。 もちろん・・です。 ブログトップにあるように、 「相続」も守備範囲です。 顧問会員の最高齢者は、 80代のNさん・・です。 資産家なので、相続も ケアが必要です。 ただし、相続のケアをする ためには、被相続人(義父)の 資産全体を把握する必要が あります。 不動産も金融資産もすべて。 固定資産税課税決定通知書とか、 各種証券とかすべての資産が 分かる資料のコピーをいただく 必要があります。 今回の相談者はヨメ・・です。 ヨメが義父の資産を把握する のは難しいと思います。 100%不可能。 相続に関することは、 資産を持っている人(被相続人) から相談を受けないと、 全体像が把握できません。 全体像が把握できないと、 アドバイスのしようもなく、 相談に乗ることもできません。 なので・・ ヨメから受ける相続の相談は、 一般論にならざるを得ません。 具体的に・・ 「お宅の場合は、ここがこう なっているから、そのことに ついては、こうした方がいい。」 ・・のようには言えません。ということで・・現状診断の際にヒアリングですべての情報をもらうのと同じで、相続の場合もヒアリングですべての資産やキャッシュフローの情報を把握する必要があります。情報が不十分であれば・・もちろん、具体的なアドバイスのしようはありません。このようなことで・・も、顧問会員になりたい・・ということでしたら、改めて、メールをください。顧問会員になるための案内を送ります。よろしく、お願いします。《 質問希望? 》 まずブログ右上の「キーワード検索」を。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」又は右帯の記事を参照下さい。(「家計の常識を疑え!」他)《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へ fpst@axel.ocn.ne.jp
2012/02/17
現状のまま・・では、悲惨でした。●メール顧問会員のXさん(?代) (相談:生活設計、不動産・相続設計)イニシャルも年代もナイショ ・・です。依頼されていたシミュレーションが完成しました。家計の現状診断時点では、相続税の負担が大きいために、夫の死亡後は妻の生活が成り立たない状況でした。資産家ですが、キャッシュよりも不動産の割合が圧倒的! ・・です。近くの方なら・・その不動産の運用や整理せいとんに直接係わってあげられますが、かなりの遠方で・・なんともなりません。相続に備えて、キャッシュ、不動産、生命保険、等々の全体をコーディネートすることができます。( ザンネン・・です )今回・・新たなシミュレーションをしてみたら、かなり見違えるキャッシュフローになりました。相続が発生 ( 夫が死亡 ) しても、これで・・なんとかなりそうです。下記を新たに考慮しています。〇生命保険の清算〇収入の調整〇相続税額の再試算 「贈与税の配偶者控除」をきちんと利用することで、相続税額を減らすことができます。夫の資産を妻へ贈与することで、資産を減らせます。2,110万円まで非課税で贈与ができます。夫が妻への贈与に同意した・・ということで、今回のシミュレーションに反映させました。今日の武田FP●顧問会員のMさん(30代) (相談:生活設計・マイホーム建築)Mさんのマイホーム建築の事前準備で、建築を受注したT社のKさんといっしょに、役所を廻って歩きました。・農業委員会・鹿妻穴堰土地改良区市の農政課と打合せを繰り返して、農振解除の手続きを進めていますが、並行して上記の役所に対してする作業を確認して歩きました。その結果、さらに別の役所の確認も必要に・・。・都市計画課・ う・・、名称・・忘れました。これらの役所は、T社のKさんに任せました。本来・・これらの作業は、建築会社が行なうことと思いますので、大枠の段取りができたら・・後はT社さんにお任せしていきます。●顧問会員のHさん(30代) (相談:生活設計・マイホーム建築)ただ今・・楽しい・・間取りプラン作成中・・です。電話で打合せ。・購入予定地の造成の件。不動産屋さんへの確認。・マイホームの暖房の方法の件。東北電力に暖房の相談に行ったら、パネルヒーターを勧められた・・ようです。他の方法のデメリット、パネルヒーターのメリット、色々説明を受けて・・すっかりその気に。生命保険や金融商品などと同じことです。どの分野であれ、「売る人」の話を真に受けてはダメ!今回のケースでは、実際にそのパネルヒーターをマイホームで使っている人の感想を聞いてみましょう。複数が同じことを言ったら・・初めて、信用しましょう。佐々木FP「私の友達で、パネルヒーターを使っている人います。 ぜんぜん寒くて・・温風ヒーターを追加して暖房して いるようですよ。 あまりにも寒いから、せっかく作った 『吹抜けもふさごうか?』・・と言ってるようです。」・・暖房計画、設計ミスかもしれませんが。今日の佐々木FP●顧問会員のHさん(30代) (相談:ライフプランニング)現状診断の資料作成作業・・、4日目です。ご本人に電話で・・再ヒアリングしながら、ほぼ終盤にかかってきました。今日で終了! ・・は、できませんでした。( 明日の午前中で終了? )「行列のできるFP事務所」 資料作成の順番待ちの方々。 お待たせして、大変ご迷惑をおかけしています。 本当に申しわけありません!1 Sさん(30代):現状診断 ← 回答待ち。2 Hさん(30代):現状診断 ← 今日の作業。3 Tさん(30代):現状診断4 Hさん(40代):現状診断5 Sさん(30代):シミュレーション 6 Oさん(20代):現状診断7 I さん(50代):現状診断8 Mさん(40代):現状診断9 Sさん(30代):現状診断10 Nさん(40代):シミュレーション顧問会員の皆さんへ。 「資料作成」を伴なう場合は行列に並んで頂きますが、それ以外は即対応しますので、遠慮なく質問・相談してください。《 消費者の方へ 》 保険には加入するな!借金はするな!経費は払うな!目を覚ませ! 「家計の常識を疑え!」参照。 《 顧問会員希望の方へ 》 まず、「顧問会員って何?」を熟読して内容を確認下さい。連絡・申込先fpst@axel.ocn.ne.jp
2010/01/28
その500万円 私にちょうだいよ~!!読者からのコメント・・です。まいこさん ・・からです。いつも参考にさせていただいてます♪早速ですが土地の贈与の話が持ち上がっており、ぜひ知恵をお借りできればうれしく思います・・・。くれるのは親戚で、私の母にということですが贈与税の計算をしたら、複数で贈与した方が税金面ではお得だということで・・・。母には私含め2人の子供がいます。今、3人で贈与するという話がでているのですが1人で贈与した時と、3人で贈与した時の差がざっくり500万円の差額があるんです。私個人の考えでは500万円も差があるんだったら3人ですることを選択したほうが、、、と思うのですが、母は今後のことを考えると消極的です。母が心配するひとつに、もし我が子供が先に死んだらお嫁さん、お婿さんに権利を主張されないか、と・・・。私達子供は二人結婚してます。(やっぱり婿、嫁は赤の他人??)あとはのちのち、名義3人だとややこしくなるのでは?ということで私以外の2人は消極的です。現在その土地の一部に今、母の住む家が建っております(家は母名義)。お互いの子供は現在賃貸に住む30代。母は今のところ元気な60代。母は一人暮らしなのでこの先不安も先行しているようで...。またうちは自営だったので母の年金は国民年金のみ・・・今後の家の老朽化も考えるといっぱいいっぱいのようです。「だったらよけいに、500万円って大きいじゃない! そんなに税務署に払いたいなら、 その500万円私にちょうだいよ~!!」と母に力説した私ですが・・・・・。名義変更する時印鑑がそれぞれいるからややこしいんじゃないか、に始まり3人で名義を分けることに母は不安を感じ、私一人で贈与したほうがややこしくない、と言っております。私としては、具体的にメリットデメリットを把握した上で決断したくて・・・。よろしくお願いいたします!こんにちは。ご相談の内容を整理してみた・・つもりなのが、上のマンガです。そういうことでOK・・でしょうか?全てをあからさまにはできないでしょうから、限られた情報の中で考えるしかありませんが・・もう少し・・情報があれば・・。・親戚 : どのような関係? 直系尊属・・ではないとは思われますが・・。・贈与税の計算根拠 よくあるマチガイが、「売買価格」(相場価格)に 掛け算をしているケース。 「相続税評価額」を使います。与えられた情報の中でコメントします。まいこさんが主張されていることは、普通は避けます。●相続・贈与される不動産は、共有名義にしない。 長い年月が経つと、収拾がつかなくなります。 所有の権利者がネズミ算ではないが どんどん増えて・・、 この不動産で何かをしようという時に、 大勢の同意(印鑑)が必要になります。 ( 何もできなくなる・・ということです ) 時々・・このような物件に出くわします。 なんで・・共有にしたんだろう? ・・と、いつも思いますが、 まいこさんのように、「500万円が!」 ・・のようなことがあったんでしょうね。 共有者の一人が行方不明・・なんて ことはザラにあります。 分割する、建て替えをする、売却する、 借金のために抵当権を設定する、 ・・何をする場合でも、全員の印鑑が 必要になります。●贈与ではなく、相続にできないか? 「親戚」の方のポジションや年齢 が分かりませんが、 お母さんより早く亡くなる可能性が 高い人なら、あらかじめ遺言を書いてもらって おいて、将来・・お母さんが相続した方が コストはかからないと思います。 相続税逃れの防止のために贈与税が 存在します。 当然・・その税率は圧倒的に高い。 わざわざ税率の高い「贈与」にしない 方がいいと思います。・・と、いただいた情報の範囲では、このようなコメントになります。 《 消費者の方へ 》 質問・感想など気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 ( 具体的な質問の際は、できるだけ詳しい情報提供を )《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属・姓名を名乗り、私同様・・個人が特定できる状況で、正々堂々とお願いします。読者の参考にもなるので、敬意を表してきちんとお返事します。( 匿名コメントは削除 : 無駄な手間隙はご遠慮下さい )
2009/04/21
兄弟はそれで異存は無いと思うので・・。顧問会員の I さん(50代) (相談:生活設計・相続設計)土曜日(8/30)・・ご夫婦で来所。 I さんのご実家は、数年前にお父さんが亡くなり、お母さんがお一人でお住まいです。お父さんが亡くなった時の資産は、すべてお母さんが相続しています。その資産は相続税がかかるほどの評価額ではありませんでした。・・が、不動産と金融資産でけっこうな金額です。 I さんご夫婦の住まいの土地(お母さん名義)もそれらの相続資産の内のひとつ・・です。 I さんの兄弟は、I さんを含めて3人です。もし・・今度お母さんが亡くなった時、法定相続通りであれば兄弟それぞれ1/3ずつです。 I さん宅の住まいの土地の評価額は、お父さんからの相続資産の総額の1/3以下です。「私たちは・・この土地さえもらえれば、 あとは2人の兄弟で分けてもらっていいので、 母が健在の内に生前贈与を受けておきたい。」兄弟3人はもともとすごく仲が良く、金額的にも損をする内容ではないので、異存が出ることはない・・と考えています。とにかく早く・・住んでいる土地を自分のモノにして安心したい・・ようです。贈与・・ということは、普通に考えれば『贈与税』を心配しなければなりません。ご夫婦がまずするべきこと・・としてアドバイスしたのは・・、お母さんの資産の把握・・です。お父さんが亡くなった時の資産は把握できています。( そのまま・・お母さんの資産になっています )・・が、お母さん独自の資産についてはチェックされていないようです。お父さん・お母さんの資産の合計が、今度お母さんが亡くなった場合の遺産総額に・・。ひょっとしたら相続税がかかるレベルになるかも・・。このケースの相続・・基礎控除額は、 5千万円+1千万円×3人=8千万円以外にお母さんの預貯金があったりすると・・、オーバーする可能性もあります。資産総額を把握した上で、対策を考えます。・・が、ご希望のような・・わざわざ「生前贈与」をしないで、「遺言」の作成で全員が安心する方法もあります。資産全体の分け方を・・お母さんと兄弟3人で確認して納得の上で、「公正証書遺言」にしておけば・・関係者全員が安心できます。いざという時の争いにもなりにくい・・です。 お母さん自身も・・今の自宅建物は、3男に 譲ってもいいと思っていますが、生前に譲って 自分の名義でなくなることには 不安を感じておられるようです。生前に贈与・・しなくても、みんなが安心できる状況を作れるのが、『遺言』の作成です。そのためには・・資産総額の把握です。なかなか・・お母さんに確認しにくい・・ようです。それは、長男である I さんの役割・・です。( がんばれ! ) I 家の家計の現状診断・・ただ今進行中。2人の子ども(大学生)が今・・一番お金がかかる時期・・。今を乗り切れば、公的年金の受給レベルが高そうなので・・老後の問題はないと思われます。 I さんのライフプランニング(生活設計) 進行状況 1 ヒアリング 家族状況・家計収支・資産・職歴ほか 2 家計の現状診断 診断資料(小冊子) 問題点把握 3 生活設計 シミュレーション 設計資料(キャッシュフロー表ほか) 4 実行支援 商品選択や処理(金融商品・保険・ローンほか) 住宅・不動産・相続等の段取り・手続き 5 事後チェック 計画の実行・・進行状況、必要に応じた修正《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/09/01
独居老人のおじさんが亡くなって・・顧問会員のHさん(50代) (相談:相続・金融資産・不動産)先月・・独居老人のおじさん(70代)が亡くなって、警察から本家のHさんに連絡が入りました。Hさんが後片付け一切を行ないました。 おじさん ・離婚した元奥さんとの間に娘(30才ぐらい?)。 ・破産宣告を受ける。 ・生活保護を受ける。(年金受給まで) ・月約10万円の年金と廃品回収で生活。 ・市営住宅住まい。 Hさん、部屋の片付けや業者に依頼してクリーニング、警察から遺体受取り~火葬~葬式、いっさいを行ないました。かかった費用は・・〇十万円。亡くなったおじさんの預金通帳口座の残高は・・〇百〇十円・・のみ。・・が、6月・7月分の年金が8月15日に口座に振り込まれてくるようです。( 2か月分で約20万円 )Hさん・・かけた費用の一部でも回収したいところです。 通帳やカードはHさんが持っていますが、 印鑑はないし、暗証番号も分からない・・。・・が、このケースでは唯一の法定相続人がその娘さん・・です。年金を受け取れるのは、その娘さんです。結婚して東京にいるらしい・・程度しか分からず、連絡の取りようがありません。その娘さん・・結婚の際に、父親(おじさん)から送られたお祝い金をつき返した・・そうで、行き来も無いようです。これからさらに手間ひまかけて娘さんを探し当てても・・と、Hさんは半分あきらめています。私も司法書士さんや、その銀行に確認してみましたが・・、これ以上手間ひまかけても報われることはないんじゃないか・・と。なんとも・・ハッピーエンドにはならない・・そんな相談でした。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/08/04
名義変更のタイミングは、建て替える前?メール顧問会員のKさん(40代) (相談:生活設計・金融資産運用・住宅建築)家計の現状診断を終えて資料を送付しています。メールをいただきました。 Kです。 ライフ・プランニング現状診断資料の送付、 ありがとうご ざいます。 いろいろ不要なものがありますね。 資料をもとにまず保健の整理をしていきます。 質問ですが家を建て替える際に 土地、建物を父から自分に名義変更する 必要がありますが、 タイミングとしては建て替える前にしたほうが 良い のですか。 それとも建て替える際に同時に 名義変更をしたほうがよろしいのですか。 また、名義変更する場合、 自分で実施したほうがよろしいですか。 代行する人にやってもらったほうがよろしいですか。 自分で実施する場合、 必要な書類、手続き方法をご教授願います。 すいませんがよろしくお願い致します。亡くなられた方の不動産の名義変更・・、そのタイミングは・・亡くなられたその時・・です。相続手続きの中で終わらせるべき・・でした。( 相続人が家を建替える今・・ではなく )放置していたのであれば、しょうがありません。今からさっさとやってしまいましょう。Kさんのご両親が亡くなられた際の情報はいっさいいただいていないのですが・・、法定相続人はKさん一人だけという前提でお話します。手続きは・・法務局で行ないます。所有権移転登記、原因:相続・・です。〇必要書類と料金 ・お父さんの子ども時代まで遡る戸籍謄本 ・お母さんの子ども時代まで遡る戸籍謄本 ・Kさんの住民票 ・登録免許税:固定資産税評価額の0.4% ( 相続による所有権移転登記 )〇代行する人(司法書士)と料金 ・申請者に代わって戸籍謄本等を取ってくれます ・報酬:岩手県のケース・・6~7万円自分でやる、代行する人にお願いする、どちらでもお好きな方でどうぞ。一般的にマイホーム建替えの際には・・、〇現建物の解体後に滅失登記を行ないます。 建物が無くなってしまいました・・と登記。〇新築のために住宅ローンを利用する場合 土地所有者の「同意」が必要になります。 ( 抵当権設定の同意で印鑑証明添付 ) ・・なので、土地所有者が現存する必要があり、 亡くなった人が所有者のままでは 手続きが前に進みません。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/03/31
保険金額を足し算したら・・相続税がかかりそう。顧問会員の I さん(50代) (相談:ライフプランニング)午前・・来所されました。先月・・お父さんが亡くなられて・・、その資産を調べて足し算してみたら、なんだか・・相続税がかかりそうな感じ・・と、心配されています。 法定相続人が3人なので、相続税の 基礎控除額が8,000万円なのは 元々・・ご存知です。 金融資産だけで、基礎控除額を 越えている・・?不動産は・・自宅土地建物のみです。金融資産は・・預貯金と保険・年金です。保険は・・月払いの養老保険が2本、それぞれ契約者・受取人がお父さん、被保険者が相続人、・・になっています。年金は・・一時払いの確定年金と保証期間付終身年金。こちらも・・それぞれ契約者・受取人がお父さん、被保険者が相続人、・・になっています。これら4本の保険・年金の「保険金の額」を合計すると、確かに・・相続税の基礎控除額を越えています。・・が、これら保険・年金の被保険者は、亡くなったお父さんではありません。お父さんの死亡で・・保険金は給付されません。・・ので、「保険金の額」が相続税の対象になるわけではありません。「保険金の額」が相続税の対象ではなく・・、「保険の権利」が相続税の対象になります。「年金受給権」が相続税の対象になります。〇保険の権利の評価 = 解約返戻金の額〇年金受給権の評価・・年金種類により計算方法あり ・確定年金 ・終身年金 ・保障期間付終身年金それぞれ・・「保険金額」より少額になります。I さんのお父さんのケース・・、ザックリと試算してみると、遺産総額は・・基礎控除額の範囲内・・です。I さん、相続税の負担を覚悟していたようですが、何も心配しなくていい・・と思われます。ただし・・相続税の負担はなくても・・、「年金」を受給する期間は・・所得税(雑所得)を当然・・払っていくことになります。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/03/26
"てめえー!ザケンじゃねえ!!!" ・・・、品のいい顧問会員・・です。メール顧問会員のSさん(40代) (相談:ライフプランニング)Sさん・・住宅ローンの借り換え作業中・・です。住宅金融公庫のローン残高・・980万円。突然!じーちゃんが500万円出してくれることになったので・・、その500万円で繰上げ返済を!借り換え前に公庫で繰上げするのと、借り替えてからJAで繰上げするのでは、どちらが得か? ・・Sさん、迷っていました。繰上げ返済の効果はどちらでもほぼ同じですが、新たに借入れする額が大きいと・・、比例して諸費用が大きくなりますので、公庫で先に繰上げ返済した方が・・お得!・・です。(消費者と利益が相反するJAは・・逆がお得)・・が、結果は・・JAの勝ち!じーちゃんとのシガラミを利用して、980万円・・まるまるJAから借りることに・・。それでも・・Sさん、言いました。「500万と、あと何回か繰り上げ返済して 3年以内には完済する所存で御座います。」JAのファイナンシャル・プランナーのアホバカ・トーク・・、「ウチはあんまり繰り上げしてもらいたく ないんですけどね~。」「他のローンの返済に使われた方が よっぽど良いと思うんですけどね~。」・・モロに、消費者とJAは利益相反の関係・・です。その翌日にいただいたメール・・。 おはようございます! 昨夜のメールに JAにチョー腹の立つこと追加です!!! 昨日、隣に住むじーちゃんちに JAが 土地の権利書等が要るので行ったらしいんです。 で、その時に前の夜(4人で話した時)には 一言も云ってなかったのに "500万いっぺんに贈与にすると、 贈与税がかかるので 年間100万ずつにしたほうが良いですよ" ( これ、アホバカ・トーク・・です ) みたいなことを云ったらしく じーちゃんもJAの人がそう云うんなら、 そうなんじゃろうと思ったらしく‥ 今朝その話を聞いて "てめえー!ザケンじゃねえ!!!" ってむかっ腹が立ってきました! この人、一応FPの免許持ってる人なんですよ (て云うか、JAにお得になるように 存在する為のFPなんでしょうけど) 例の 相続時清算課税制度を 知らないハズがありません。 知ってて、そんなことをいかにも アドバイスしてあげているような感じで じーちゃんだけの時に言うなんて‥ とーちゃんは、 "あのオッサン知らんのんじゃないんか、 オマエ教えてやれ" なんて笑ってますが‥ でも本当に武田さんのアドバイスを受ける前は 私たちも贈与税は掛かって来るから なんとかしようと思っていたので、 もーホント金融サイドのFPってコワイです! 人が何にも知らんと思いやがって~!!! ムカツク~!!! これから じーちゃんの "農協の人が親切に言うてくれとるんじゃけぇ、 そうするのが一番ええんじゃろう" という呪縛を解くべく、説明しなくっちゃ! 墓参り返上じゃ! そしてJAの人には "相続時清算課税制度" 教えてあげます。・・・、あいかわらず、上品な顧問会員です。事務所のおやつに・・と、名物を送って頂いたので、持ち上げる・・しか、ありません。あのぅ・・「せいさん」は、「過去を清算」ではなく、「料金を精算」する方で、『精算』が正解・・です。 相続時精算課税制度 今もらったお金に贈与税はかけないけど、 じーちゃんが亡くなった時は・・その分も 相続財産に繰り戻して相続税を計算します。 ( 料金を精算します ) 65才以上の親から20才以上の子へ、 生涯で2,500万円まで無税で贈与できます。 相続税がかかりそうもない・・じーちゃんからは、 じゃんじゃん先にもらった方がお得・・です。JAのファイナンシャルプランナー・・、消費者の方をいっさい向かないアドバイス(アホバカ・トーク)も問題ですが・・、もっと問題なのは・・シガラミです。「JAの人がそう云うんなら、そうなんじゃろう。」「農協の人が親切に言うてくれとるんじゃけぇ、 そうするのが一番ええんじゃろう。」・・何の疑いも持たない善良な農家が、いいように食い物にされてきています。それから・・、「もーホント金融サイドのFPってコワイです!」・・って、ファイナンシャル・プランナーは・・みんな、金融サイド・・なんです。私のような立場のFPは、100人に1人もいません。( 私は珍種のFP・・です )同じココロザシの仲間を探していますが・・、お目にかかったことがありません。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/03/20
突然、じーちゃんから大金をもらえることに♪メール顧問会員のSさん(40代) (相談:ライフプランニング)顧問会員になったばかりで・・ヒアリング中・・。「現状診断を終えるまでは、アドバイスのしようが ありませんので、事前の質問・相談はご遠慮ください。」・・と、お伝えしていましたが・・さっそくオキテ破り!・・です。 こんばんは、〇〇のSです。 現状診断が済むまでは‥とのお達しでしたが、 早速の掟破りの質問です。(不良会員?!) 今日、 夫の父(隣に住むじーちゃん)がナナナント!!! ごひゃくまん ! 5,000,000!! 我々にやると‥♪ 実は先日から住宅ローンの借り換えを しようと手続き中だったんですが その必要書類の中に土地の評価額が判るものが 要りまして、土地はじーちゃんの名義なので 頼みに行ったんです。 そしたら金を手伝うてやるって☆ で、その大金を バーン!!!と 繰り上げ返済に充てようと思ってるんですが (後、約12年間返済 残額950万です) 贈与税が 調べたら43万ほどかかると‥ なのでかからないようにするには どーすれば良いか?を教えて頂きたく‥ 親子で貸借のようにすれば良いのか、 今年贈与税がかからない金額をもらって、 来年残りをもらうのが良いのか(でも 繰り上げ早くした~い) はたまた夫とワタシとで振り分けてもらえば良いのか 武田さんのブログの中に 相続時生産課税制度というのがあったんですが、 それが今回に当てはまるのか? 等々‥ ご指導ご鞭撻、ヨロシクお願いいたします!!! 不良会員ですみませ~ん(^^)・・ったく、不良会員の典型・・です。 (笑)他の読者の参考になりそうなので、記事に取り上げました。結論・・、贈与税の負担はありません。その500万円・・そっくりそのまま繰上げ返済に使ってしまいましょう。来年の2/1以降に贈与税の申告をしましょう。これだけですべて終わり・・です。メデタシ、メデタシ・・。相続時精算課税制度が使えます。( 『生産課税制度』・・ではない! )65才以上の親から20才以上の子に、生涯に渡って・・計2,500万円まで非課税で贈与することができます。 住宅取得資金の場合は・・、 65才未満の親からでもOKで 20才以上の子に3,500万円まで、 非課税で贈与できます。この制度の適用を受けて、非課税扱いにしてもらうためには・・、翌年2/1以降の申告が必要です。( かんたんな書類・・です )Sさんの年齢から・・じーちゃんは65才以上だろう・・と思われます。現状診断後なら、分かっていることですが・・ (^^ゞただし・・、じーちゃんがたいへんな資産家の場合は、話がまったく・・ちがってきます。( 別の方法を検討することになります ) たいへんな資産家=相続税の対策が必要な人その場合は・・この制度を利用しても、いざ相続が発生した時に・・、贈与した資産を・・じーちゃんの資産に繰り戻して相続税の計算がなされます。( 相続税の対策にならない )Sさん、もうヒアリングシートを書き上げたようです。( 早っ ! )今・・ヒアリングから現状診断の顧問会員が混み合っておりまして・・、早くいただいても・・手を付けられるのは来週後半か再来週になるかも・・です。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/03/10
よけいなお金を失うことに・・。顧問会員のHさん(50代) (相談:不動産運用・相続設計)数年前・・お父さんが亡くなった時に、相続申告を税理士さんに依頼して、ウン百万円の相続税を払いました。もし・・今度・・お母さんが亡くなったら・・。Hさん・・、また・・ドォ~ンと相続税を払うことになったらたまらない・・と、動き出しました。お母さんの所有になっている不動産をあらかじめ・・自分の所有に変えておいたらいいんじゃないか・・と考えました。・・で、名義を変えるにはどうしたらいいか?費用はいくらぐらいかかるか?・・と、相談を受けました。「恐いオオカミが出るぞ~!」・・の事態かもしれない・・と思ったら、まず、そのオオカミの恐さがどの程度か?・・を、先に確認したいですね。出てくるのは・・以外に「子犬ちゃん」だったりして・・。・・で、お母さんの所有資産を整理して、ザックリと簡易相続試算をやってみました。出てきました。かわいい・・子犬ちゃん・・です。Hさんたちにかかる相続税の総額は・・、ウン十万円・・です。相続税はかからない・・ということです。 葬式にかかった費用等も 引き算してもらえるので、 ウン十万円という金額は 簡単に吹っ飛んでしまいます。 どれだけ恐いオオカミか・・確認しないで不安だからと動き出すと・・、余計なお金を垂れ流すことになります。今回のケースでは・・、司法書士さんの報酬や登録免許税や贈与税でまとまったお金を失います。( 司法書士さんと国は・・大喜び )「恐いオオカミが出るぞ~」「余計なお金を垂れ流す」・・このパターン、どこかで聞いたことがあります。そうです、生命保険も同じ構図・・ですね。頭の中で想像が膨らんだ恐いオオカミ・・、恐いから、不安だから、入っていれば安心・・と、お金をジャブジャブ垂れ流す生命保険・・。オオカミが恐ければ恐いほど、儲かる人がいます。損する人がいます。自分で調べてみない人に、恐いオオカミは付きまといます・・一生。今日の佐々木FPは・・終日、顧問会員の家計の現状診断資料の作成に没頭・・。顧問会員のYさん(30代) (相談:ライフプランニング)《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/02/27
2ページに渡る書類は、割り印が無いと・・。顧問会員のUさん(50代) (相談:不動産運用・相続設計)10:00 AMUさん、司法書士さん(女性)、当事務所へ来所・・。10数年前に亡くなったお母さんの資産の移転登記の作業を急いでいます。法定相続人は7人・・です。(関東や関西にお住まいの方も・・)遺産分割協議書に全員のハンコをもらい、印鑑証明等の必要書類もそろい・・、さあ!移転登記!・・で、今日・・司法書士さんに書類を・・。司法書士さん「あの・・割り印が・・無いんですが・・。」Uさん自身が作成した遺産分割協議書・・、原稿作成当初は・・1枚の紙・・でしたが、書き直したり・・色々やっている内に・・、A4用紙2ページになっていました。2ページ目に、各相続人の署名・捺印がありますが、1ページ目にはなにもありません。2枚の紙を連結する「割り印」が必要・・です。 (私のチェック漏れ・・ごめんなさい!)司法書士さん「登記官も・・人によりますけど・・、 そのまま見逃す人もいますが、 しっかり指摘されれば・・移転登記できません。」とりあえず・・司法書士さんには、しらばっくれて申請してもらうことに・・。ダメ・・に備えて、さっそく速達で各相続人に新たな協議書の用紙(A3で1枚にした)を送って、署名・捺印の上・・送り返してもらう・・。・・という両面作戦・・で、いくことにしました。順調にコトが進んでいる・・と思っていても、色々・・漏れやアクシデントがあります。Uさん・・、自分の仕事をこなしながら、身内のために走り回っています。師走・・です。 《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/12/11
建物の所有者は別の人・・でした。顧問会員のUさん(50代) (相談:不動産運用・相続設計)今日の午前中・・相談で来所・・。亡くなったお母さんの所有のままになっている多くの不動産の整理整頓作業中・・です。法定相続人の兄弟も大勢で、遠方の方も・・。「遺産分割協議書」をご自身で作成しています。遠方の方には郵送で署名・押印してもらいます。Uさん・・、固定資産税の課税決定通知書を元に書類を作成していました。書類の様式としては・・整いました。・・が、多くの不動産のうち・・自宅建物は亡くなったお母さんのモノではありませんでした。登記簿謄本で確認したところ・・、亡くなったお母さんのお父さん・・の所有でした。(Uさんのおじいちゃん、もちろん・・故人・・です)この分については、新たに別の遺産分割協議書を作成しなければなりません。こちらは・・一代前ですから、関係する法定相続人がさらに増えます。 (Uさん・・大変です)固定資産税の通知資料を元に考えていると、気付かない部分があったりします。固定資産税を課税するのは市町村ですが・・、真正な所有者が死亡している場合は、代わりの人(相続人等)に課税しています。「固定資産税の納税者」が、「所有者」とは限りません。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/12/03
相続対策なら役に立つ・・変額年金のお話。顧問会員のNさん(80代) (相談:金融資産・不動産運用・相続設計)Nさんから・・宅配便が届きました。昨日・・Nさんが電話で話していたもの・・です。Nさん「こんにちは~、ごぶさたしています~。」武田FP「あ・・ららら、生きていらしたんですね~。 あんまり音沙汰がなかったから、とっくに 息を引き取ったんじゃないかと思っていましたよ~。」Nさん「またこれだ、口が悪いったらありやしない。 この・・じじいがぁ。」 (ババアに・・ジジイって言われたくない・・)・・等々、いつものジャブの応酬の後、ひとしきり・・体のあちこちの調子のお話を聞くハメに・・。延々とお話が・・続きます。・・で、用件はひとこと・・。Nさん「保険屋さんから、また何か送られてきたのよ。 見たって何のことかさっぱり分からないから・・、 またそっちに送るから・・。」Nさんの相続対策の一環で契約しておいた「変額年金保険」・・です。 老後の準備のための金融商品としては、 まったく・・オススメできません。 (手数料がバカ高い!) ・・が、相続対策としては・・オススメです。 500万円×法定相続人の数 この分は・・相続税の対象になりません。 Nさんも、1,500万円を一時払いしました。 (Nさんの法定相続人は3人です)その運用報告書が3ヶ月に1度、送られてきます。2003年7月に一時払いした・・1,500万円が・・、2007年10月で・・2,379万円! に、なっています。〇1,500万円は、非課税。〇残りの879万円は、遺族が払う相続税の原資に。・・ということで、Nさん・・毒舌を吐きながらも、感謝している?どうして・・こんなに運用パフォーマンスがいいか?2003年当時のNさんの選択・・によります。一般的に・・金融機関は高齢者には安全運転を勧めます。(株式の比率を思いっきり低く・・)・・が、Nさん・・そんなアドバイス・・聞きません。提示モデルプランの中で・・最もリスキーなモノをエイッと、選択しました。資産の構成比率 ・日本株式型 : 39% ・世界株式型 : 51% ・世界債券型 : 10%ハイリスク・・です。 (当然・・激しく値動きします)相続対策として利用するのであれば・・、一時払い元本が保証される変額年金保険だからこんな選択をしても・・何ら問題はありません。同じ・・1,500万円が「預貯金」になっていると、もろに相続税の課税対象になります。「置き場所」を「保険」にしただけで・・、相続税の課税対象外になります。利用しない手はありません。うまくいけば・・納税資金が準備できる。最悪でも・・元本の1,500万円は残る。「何だかよくわからないけど・・。」・・とNさん、得をしています。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/11/20
借金してやれば・・評価も半分、相続対策に・・。顧問会員のSさん(60代) (相談:金融資産・不動産運用・相続設計)いきなりのアポイントで・・午後1:30の約束でしたが、ご夫婦がおいでになったのは、1:50でした。 (^^ゞ 相続と不動産のお話・・。まず・・現状の相続税・・負担の目安、ご主人だけでなく、奥様が亡くなった時点まで含めて。合計で・・〇千万円・・です。Sさん「払う金・・無いな・・。」奥様「無い・・よね。」まず・・現状をしっかり認識したところから、色々な対策を考えることになります。今・・盛んに、Dハウスが営業に来ているようです。「借金をしてアパート建築をすれば、相続対策になる。」・・そうです。「家賃は長期間・・保証する。」・・そうです。「低金利で・・しばらく金利が上がることはない。」・・そうです。Dハウスを含めて・・大手ハウスメーカーで建築することは、非常に大きな損!・・というお話。●建築費がバカ高い 同レベルの建物は普通・・大手ハウスメーカーの 70%程度の金額で建ちます。 大手ハウスメーカーが5,000万円なら、 3,500万円が本来の妥当な建築費です。 ★建築時点で・・1,500万円の損!●ローンの利息負担が割り増し 5,000万円のアパートローン 3,500万円のアパートローン その差は1,500万円では済みません。 利息は・・ザックリと元本の50%かかります。 ローン差額1,500万円の50%は、750万円です。 ★ローン返済で、750万円の損!●家賃保証はタダ・・ではない 家賃6万円・6世帯だとすると・・月家賃は36万円、 年間家賃は・・432万円。 家賃の90%を保証・・なんていうケースが多い。 (432万円×90%=388万円・・当初) 礼金全部・・36万円が持っていかれます。 当初3か月分の家賃・・108万円が持っていかれます。 家賃の10%が、ずぅ~っと・・持っていかれます。 ばかばかしい・・と思いませんか? 保証をしてもらわない方が、手元に現金が残ります。 業者は場所を選んで・・「保証」をします。 「保証」をしてもいいという場所なら、「保証」は不要ということ。 【 『保証』の意味 】 「月6万円の90%・・54,000円を保証」 ・・ということではありません。 「家賃の90%を保証」・・ということですから、 たとえば・・10年後に、入居率が悪くなってきたから 家賃を5万円に下げていたとすると・・、 5万円×90%=45,000円・・が手取りになります。 54,000円が、いつの間にか45,000円に・・。 家賃収入が落ちても、住宅ローンの返済額は ずぅ~っと同額・・あるいは・・変動金利なら 増えている・・なんていうことも想定できます。 アブない・・お話・・です。 (相続対策どころじゃない) ★家賃保証で、〇百万円の損!★合計で〇千万円の損!!!(徹底的に・・しゃぶりつくされます)大手メーカーのアパート建築で・・3重の損!!・・というお話・・でした。 ちなみに・・私、大手ハウスメーカーの 営業部門に20年以上・・いました。 (^^ゞSさん家族・・、(子どもたちも含めて)つまらない損をしないような・・しっかりした計画をいっしょに作成していきます。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/11/16
課税遺産の総額に税率を掛け算・・ではない!顧問会員の Iさん(50代) (相談:金融資産・不動産運用・相続設計)区画整理でお母さん(80代)所有の自宅や田畑がたいへんな資産価額になっています。これまで・・不動産運用の計画と実行を数年かけて支援してきています。当初計画では・・7年で納税資金が準備できる状況になる・・という設定です。・・で、現時点で相続が発生した場合の相続税について、先日、Iさんの眼前で簡易試算をしてみせました。兄弟3人が法定相続人です。その・・計算のしかたについて、今日午前中に電話で質問・・。(勤務中のはずですが・・)「オレが一人で全部相続した場合の相続税は、 この・・『課税遺産総額』に税率をかけて 計算するんだよね?」ブッブー ・・です。相続税の税額の計算は・・、まず・・『相続税の総額』を算出します。 『相続税の総額』 法定相続人が法定相続分通りに相続をした ・・と仮定して、それぞれの相続税を算出します。 それらを合計したのが、相続税の総額です。その後に・・それぞれの実際の相続分に応じて、相続税額を按分します。(相続割合に応じて税額を分担) Iさんのお母さんの現時点での相続財産の総額は、約・・2億5千3百万円です。生命保険の非課税枠や小規模宅地の評価減や基礎控除・・等々を考慮すると、課税遺産総額は、約・・1億4千9百万円です。法定相続人は3人ですから、相続税の総額は、約・・2千4百万円です。 相続税の速算表 取得金額 税率 控除額 1千万円以下 10% - 3千万円以下 15% 50万円 5千万円以下 20% 200万円 1億円以下 30% 700万円 3億円以下 40% 1,700万円 3億円超 50% 4,700万円Iさんが言うような計算をすると・・、課税遺産総額・・1億4千9百万円ですから × 40% - 1千7百万円 = 4千2百60万円・・と、相続税額が大きくなってしまいます。まず・・法定相続通りに分けた場合の『相続税の総額』を計算するのが先! ・・ですよ~。勝手に計算して・・、勝手に・・大きな金額にビックリしていてはだめですよ~。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/10/23
建物は登記されていません。 大変です。顧問会員のUさん(50代) (相談:相続・不動産運用)夕方・・相談にいらっしゃいました。JAに貸している土地・・、今までお手伝いしてきて・・やっと、そのJAに買い取ってもらえることになりそう・・。その土地の所有者は、なんと!・・故人・・です。十数年前に亡くなった・・Uさんのお母さんです。売主が故人では、売買契約ができません。数名の法定相続人がいます。一番遠いところの人は、関西在住です。・・で・・Uさん、今まで色々苦労してきて、やっと、遺産分割協議書が作れそうなところまで。生存している所有者なら、売主として売買契約ができkます。今日は・・そこから先の相談・・でした。土地が13筆、建物が5筆、建物は登記されていません。〇遺産分割協議書を作ってみたけど・・。〇登記費用がどれぐらいかかるか?〇建物の登記はどうしたらいいか?〇JAとの契約は・・? (私が立ち会います)遺産分割協議書は・・、特定の書式はありません。基本的に資産ひとつひとつが特定できる書き方が必要です。・・で、法定相続人全員で記名・押印・・です。登記費用は・・土地1筆ごとの評価額から算出されます。 ・・かなりの金額になりそう・・。来週早々・・司法書士さんに見積もってもらいます。未登記の建物は・・、まともに登記しようとすると、保存登記から・・ということになり、負担がかさみます。そのまま登記しないで、市町村にだけは新所有者の届けを出しておく・・という方法もあります。田舎の方には・・、複雑で難しい案件が・・ゴロゴロしています。何でも・・放っておくと、後の人が苦労します。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/10/19
お前にはこれだけやるから・・それで終わりにして。顧問会員のIさん(50代) (相談:金融資産・不動産運用・相続設計)Iさんのお母さん(80代)は、田畑が区画整理になり、今や資産家・・です。駐車場にして貸したり、アパート経営をしたり・・。金融資産も増えてきています。お母さんは、大部分の資産を家督であるIさんに譲ろうとしています。・・で、Iさんの2人の兄弟には・・、一部の土地や現金を与えることで了解してもらおうと考えています。そのようにすることに了解する書類を作って、2人の兄弟からハンコを押してもらおうと・・。・・そのようなことで、一件落着するのだろうか?という相談を・・Iさんから受けました。本格的な農家なら、跡を継ぐ長男にほとんどの田畑を遺してあげないと、農業経営が成り立っていかないので、次男坊等はだまって了解・・でしょうが・・。Iさんは、農業を引き継ぐわけではありません。大部分の農地が商業地・住宅地になりました。いざ相続が発生!・・という時に、2人の兄弟から異論が出ないとも限りません。「オレの取り分、もっとあるはずだ。」 仲の良い兄弟が骨肉の争いに・・、 よくある・・ことです。取り分・・あるんです。遺留分(いりゅうぶん)・・と言います。お母さんの希望で・・遺言を作っておいても、2人の兄弟は・・その取り分を請求できます。 Iさんのケース 法定相続人は兄弟3人です。 だから・・法定相続分は1/3ずつです。 ・・が、お母さんの意向で遺言することができます。 その内容によっては、兄弟2人は最低限 請求できる遺留分があります。 遺留分は、それぞれ1/6です。 生前にしておける対策としては・・、「遺留分の放棄」・・という手続きです。家庭裁判所に、放棄をする本人が申請します。当然・・本人たちの了解が必要になります。ただ・・相続発生後に兄弟で争うよりも、生前のお母さんの口から説得した方が、うまく納まる可能性が高いかもしれません。資産の受け渡し・・難しい・・です。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/09/24
14年間も・・行方不明・生死不明・・です。顧問会員のIさん(50代) (相談:金融資産・不動産運用・相続)Iさんのお母さん80代)の資産の相談を受けています。法定相続人は・・Iさんを含めて3人です。資産内容から、明らかに相続税がかかるケースです。それでも・・、数年前から不動産を含めた資産運用で、相続資産の圧縮作業は・・してきています。相続の準備作業は・・、資産の圧縮と納税資金手当て・・です。・・で、今日の相談の内のひとつは・・、法定相続人の一人が・・14年間行方不明の時の相続準備のための作業は・・どのようにするか?「7年以上・・生死不明なら、死んだことになる ・・て聞いたんだけど・・。」・・と、Iさん。一定の条件の下で、その者を死亡したものとみなす・・制度があります。 (失踪宣告の制度) 生死不明の状態が一定期間 (通常7年間、遭難事故などは1年間) 継続すると、家族などの利害関係人は 家庭裁判所に「失踪宣告」の申立てを することができます。 家庭裁判所は申立てを受けると、 そのことを公示催告します。 申立てより決定までの期間は約1年です。 公示は裁判所の掲示板・官報で行なわれ、 (普通失踪:6ヶ月以上、特別失踪:2ヶ月以上) 公示催告期間の満了時までに生存が 確認されない場合は、失踪宣言の審判が確定し 広告され、本籍地の市町村長に通知されます。・・で、まずすることは・・失踪宣告の申立て。お金を払えば・・司法書士さんや行政書士さんがやってくれますが、できるだけ自分でやってみましょう。手伝ってあげたいですが、私がやると・・法に触れます。司法書士法やら・・行政書士法やら・・。 独立FP事務所・・いつも気を使います。 法・・に、触れることがないように。 税理士・司法書士・行政書士・社労士・ 土地家屋調査士・建築士・・等々の サムライ業の領域は侵犯できません。Iさん・・さっそく、家庭裁判所に問い合わせて、色々質問をしていました。Iさん・・自分でやってみるようです。その足で・・家庭裁判所に向かいました。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/09/14
このお金・・こんなに増えることになるとは・・。顧問会員のNさん(80代) (相談:金融資産・不動産運用・相続・生活設計)骨折で2ヶ月ほど入院していましたが、今は・・自宅療養中・・です。久しぶりに電話をいただきました。「骨折の方は・・だいぶ良くなったのよ~。 だけどね~、この間・・朝起きようとしたら・・。」今度は腰が痛くてたいへんなようです。病院に行ったら・・骨粗しょう症・・だということ。高齢なので色々なことが・・出てきます。顧問会員期間が来月で切れるのでそろそろ翌年分を払わなきゃ・・とか、今年はお中元をあげていなかったのでビール券を・・とか、色々・・気にかけていただいているようです。・・で、私の方にも気にかかっていることが・・。(お盆前後の・・世界同時株安・・関連)Nさん・・、4年前に変額年金保険を買っています。相続対策で・・私がお勧めしました。 相続税での死亡保険金の課税対象額は・・、 保険金 - (500万円 × 法定相続人数)Nさんの法定相続人は、子ども3人です。 500万円 × 3人 = 1,500万円預貯金などに置いている1,500万円を、保険に置き換えるだけで・・その金額分相続資産を減らす効果が・・。 (置き場所を変える・・だけで)で・・、子ども1人500万円ずつ・・計1,500万円変額年金保険を買って・・4年ほど保有中・・です。元本金額分の最低保証付きのモノです。その当時・・Nさんが・・、「どうせ保証がついているんなら・・。」選択できる運用対象の組み合わせが一番リスキーなものを選びました。その結果・・、現在(2007年7月18日)の残高は元本500万円が・・なんと840万円になっています。840万円 × 3人 = 2,520万円1,500万円が・・2,520万円になっていました。相続資産を・・1,500万円減らしたつもりが、いつもまにか・・新たに約1,000万円が生まれていました。・・想定外・・です。(まあ・・納税資金のタシにはなりますが・・)ただ・・この数字・・、世界同時株安の大騒ぎの前のモノです。次回の運用報告を待たなければなりません。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/08/30
相続手続きをほったらかしていて・・。顧問会員のKさん(60代) (相談:金融資産・不動産運用・相続・生活設計)所有不動産のひとつに・・、亡くなったKさんのお母さんの持ち分がそのまま・・1/4・・と残っています。相続手続きをほったらかしていて・・。・・で、その不動産、入居者のいない古いアパート・・です。お母さんの法定相続人は、Kさんを含めて4人姉妹です。(Kさんが長女)「固定資産税を取られるだけだから・・。」売却して・・4人で分けましょうということになっています。現在の所有者は4人いて、それぞれが1/4ずつの持ち分です。亡くなったお母さん、Kさん、Kさんの長男、Kさんの長女・・です。これを・・Kさんを含めた4人姉妹の所有に整理整頓してから・・売却する予定です。そうすると、手続きは・・、亡くなったお母さんから・・2番目の妹さんに相続、Kさんの長男から・・3番目の妹さんに贈与、さんの長女から・・4番目の妹さんに贈与、・・という作業をすることになります。今・・司法書士さんに依頼中・・です。「遺産分割協議書」や「贈与契約書」等々・・。・・で、税金はどうなる?〇相続税 基礎控除額というものがあって、この金額を 越えないレベルの資産額なら、 相続税はかかりません。 基礎控除額 5千万円+法定相続人の数×1千万円 Kさんのケースでは・・、 5千万円+4人×1千万円=9千万円 この土地建物で、亡くなったお母さんの 持分の相続税評価額は、約3百万円。 なので、相続税の心配は・・まったく不要です。〇贈与税 Kさんの長男から、Kさんの3番目の妹さんに、 Kさんの長女から、Kさんの4番目の妹さんに、 それぞれ・・約3百万円分を贈与する ことになります。 贈与税の1年間の基礎控除は110万円です。 (300万円-110万円)×10%=19万円 贈与を受ける・・Kさんの二人の妹さんは、 それぞれ・・約19万円の贈与税を負担する ことになります。このような手続きや作業をしながら・・、売却のための準備をしていきます。所有関係の整理がついたら・・、古いアパートの解体工事に入ります。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/08/23
相続の際の生命保険金の非課税枠のお話・・。 500万円×法定相続人の数 ・・の保険金は非課税・・についてのお話です。 5/10の日記、「今まで『相続』はあまり・・」・・の記事に付いた質問に対して、まちがった回答をしておりました。 (申しわけありませんでした) 質問 これは受取人お母さん一人で1500万円の 保険を1本でもいいのでしょうか? 答え その場合は・・、500万円が非課税、 1,000万円が相続財産とみなされます。「これは、間違っていると思いますが・・・。」・・と、情熱税理士さんからもご指摘を受けました。 (ありがとうございました) A 生命保険金非課税限度額(500万円×法定相続人の数)B その相続人が取得した死亡保険金の合計額C すべての相続人が取得した死亡保険金の合計額とすれば・・、保険金を受取った人の非課税金額 = A × B/C (非課税限度額の枠の中で按分・・)質問のケースでは・・、 1,500万円 × 1,500万円/1,500万円 = 1,500万円・・ということで、1本でもいいということですね。たいへん、失礼いたしました。 (最近・・木から落ちやすくなったなぁ・・) 参考までに・・注意点を・・。・非課税の特典は、「法定相続人」が受取った場合に限る。・相続放棄した人は、特典を受けられない。・年金受給権を相続した場合は、特典は受けられない。・法定相続人の数には、相続放棄者も含む。 《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/05/14
将来の遺産総額に入れなくていいですよね。 以前・・マイホーム取得の際に、親からもらった援助資金のお話・・です。読者のプラムさんからの質問です。 武田さん こんにちは。 今まで『相続』はあまり関心のない 分野でしたが、最近の日記で いろいろ勉強させてもらっています。 それで、 いくつかお聞きしたいことがあるのですが、 よろしくお願いします。 古い話ですみませんが、 1995年にマイホームを取得した時、 住宅取得資金贈与の特例で、300万円の贈与には 贈与税がかからないということで、 双方の親からそれぞれ300万円ずつ贈与を受けて、 自己資金の一部にしました。 今は これはなくなって、 相続時精算課税制度になったのでしょうか。 住宅取得資金贈与特例の分は、 将来の遺産総額の中に入れなくていいですよね。こんにちは。はい・・その贈与制度は、平成17年までで終わりました。1,500万円以下の場合、贈与税額が軽減され、550万円までは非課税・・でした。今の相続時精算制度と一時期・・並立されていて、「どちらを選ぶ?」なんていうことがありました。贈与者が相続税がかかるほどの資産を保有していれば・・前者、相続税の心配が無い場合は・・後者、・・のように選択していましたよ。現在は・・、相続時精算課税制度を使うか使わないか・・だけの判断をすることに・・。ということで・・、廃止になった贈与制度での贈与は、将来の遺産総額の中に・・と考える必要はありません。 また、この記事の 「お金の置き場所を保険に変える」の保険は、 生命保険のことでしょうか、 それとも4月13日の日記にあった 「そんな使い方しかできない変額年金保険」 のような保険のことでしょうか。はい、生命保険のこと・・ですよ。変額年金保険も生命保険・・なんですよ~。(本人が死んだら、他の人が保険金を受取る)家族が・・夫婦と長男・長女の場合で・・、お父さんの資産に相続税がかかりそう・・というときは、契約者・被保険者・保険料負担者・・が、お父さん、保険金受取人がお母さん、長男、長女・・と、します。たとえば・・現在 投資信託にしている1,500万円を使って、保険金500万円の保険を3本契約します。お金の置き場所を変えるだけで・・、1,500万円の資産が減ります。500万円 × 法定相続人の数 ・・の保険金は非課税 最後に、遺産の総額が基礎控除額以下の場合は 申告もしなくていいのでしょうか。 税務署は何も調べないのでしょうか。 別に これによって どうこうということはありませんけど・・。 よろしくお願いします。 普通に足し算をしていって、基礎控除以下・・の場合、なぁ~~んにもしなくてオーケーです。 税務署は・・、そんな細かい事例をチェック なんかしているヒマはありません。 100人の中から・・4~5人を探し出して、 しっかり相続税を徴収しなければ・・。 現実は・・、大きな相続税が発生しそうな 人物は予めマークされています。 その人が亡くなれば・・さっそく・・、 「この度は・・。」の案内分とドッサリの書類 が入った大きな封筒が郵送されます。 遺族は・・、これでビックリさせられます。 ここからが遺族の戦い? (必ず・・課税とは限りませんが・・)「軽減の特例」を利用した結果・・、遺産の総額が基礎控除額以下・・という場合は、申告が必要!! ・・ですよ~。申告の結果、税負担は無し・・ということになります。マイホームの敷地の評価で「軽減の特例」が使われて・・、基礎控除以下になった・・という場合、申告が必要です。 《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/05/10
自宅以外の建物だと税金って結構かかりますよね? またまた読者からのコメントです。昨日の記事・・、「相続税がかかる程度の資産はあるみたいです。」・・に対して、「貯金がんばってます」さんです。(まだ読んでいない方は・・そちらを読んでから・・) さっそく取り上げていただいて ありがとうございます。 夫婦の資産は別々に評価されるんですね。 私の場合、家族は両親と妹が一人なので、 上の例にちょうど当てはまりますね。 母親の資産は8000万以内には収まると思います。 ただ、父親の方の資産は・・・ 前にちょっと聞いただけなので、 正確にはわかりませんが、 預貯金や国債などが6000万ほどあるそうです。 あと、東京都内に資産価値5000万円くらいの マンションがあります。 これが問題なんですが・・・、 自宅じゃないんです。 家は郊外に戸建がありまして (こっちは2000万くらい?)、 父親はこちらから東京の職場へ通っていて、 週に何回かマンションへ泊まってくるという感じです。 (今は大学に通うため、妹が主に住んでいますが) 自宅以外の建物だと税金って結構かかりますよね? 住民票を移して、資産価値の高い方を 自宅としておいた方が良いのでしょうか? 大雑把な説明しかできませんが、宜しくお願いします。 こんにちは。大雑把な質問には・・大雑把な答えで対応します。お父さんの資産は・・、 金融資産 :6,000万円 自宅土地建物:2,000万円 マンション :5,000万円 合 計 1億3,000万円 ・・というお話です。おっしゃっている「資産価値」は、「相場」「時価」のことだと思います。・・が、相続税でいう資産の価額は・・別物です。 金融資産 :そのままの金額 不動産(土地):路線価という特別な価額評価 不動産(建物):固定資産税評価額昨日・・自宅は特別に安く評価される話をしましたが、「そこに住民票を移せば自宅。」・・のような都合の良い小細工は認められません。その本人の生活の実態がなければ、税務署に否認されるでしょう。路線価は・・、一般的には、時価の8掛け・・。固定資産税評価額は・・、一般的には、時価の7掛け・・。(時価の2倍以上なんて異常なケースも岩手でも有り・・)保険金は・・、500万円×法定相続人・・分は、非課税。6,000万円の内、1,500万円は保険に・・。 (お金の置き場所を変える) そうすると、お父さんの資産は・・、 金融資産 :6,000万円 -1,500万円 4,500万円 自宅土地建物:2,000万円 ×0.8×1/5 320万円 マンション :5,000万円 × 0.7 3,500万円 合 計 1億3,000万円 8,320万円・・で、相続税がかからないレベルに・・。メデタシ・・メデタシ・・。 え・・? 320万円分に相続税がかかる? んな・・細かいこと気にしない! お父さんがご臨終なんだから、 うん百万円の葬式代がかかる。 葬式代は非課税! 数百万円ではなく、1~2千万円であっても、生前贈与で本人の資産を減らしていけばいいだけです。年間110万円の贈与までは、非課税です。3人に100万円ずつあげても、資産が1年で300万円減ります。 今回のコメントはあくまで大雑把なモノです。正式に必要な情報をいただいてお答えしたものではありません。 (損害を被っても一切の責任を負いません)考え方・・だけを参考にしてください。 《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。
2007/05/08
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