PR
Category
Comments
『掘り起こされた棺』
先週からどれくらい時間が経った事になっているのか分かりませんが、元に戻るためのワンクッションのエピソードは必要ですよね。
何せ2ヶ月間拘束されていたのだから、半年くらい休養をとっても当然と思います。
仮に戻れても、今シーズンPTSDで苦しむことがないと良いなと思いました。
事件の方はネタになる話題が実際にあったのでしょうね。
職場に復帰するのにあたり、ギブスとマクギーは健康診断を受けた。
2人共身体の方は順調に戻ってきているが、ヴァンスはコンファローン医師の精神鑑定を受けて許可をもらうようにいう。
ギブスは意外にも自分からコンファローンに鑑定を受けると言う。
最終許可をもらうまでは、NCISのチームはビショップがリーダーを務める。
墓地の改修で、掘り出された棺から事故で2体の遺体が転がり出た。
一人が海軍の制服を着ていたため、NCISが捜査を始める。
ギブスは現場に出て、これまでにない明るい言動を見せ、みんなを驚かせる。
死亡していたのは、統合基地に赴任中1年半前に失踪したのリチャード・コイン大尉と、2年前に埋葬された高齢の女性だった。
棺は密閉されて届き、そのまま埋葬されるので、掘り出して中にもう一人入れるのはあり得ないという。
コインはSEALの元候補生で、肩を負傷したため訓練から離脱していた。
18ヶ月前、無断欠勤があり、翌日妻が失踪届を提出している。
コインは、通っていたジムに強盗が入った事件で裁判で証言する予定だったと判る。
覆面をした強盗レオ・ヴァイロは、ジムの経営者ピート・ウィルキンスを撃ち、コインが止めに入って、その後逮捕されたヴァイロをコインが面通しで確認した。
コインが失踪した結果、ヴァイロは無罪放免となって今は行方が判らない。
コインの妻ドナは、ヴァイロが夫を殺したのかと問う。
裁判で証言することに不安を感じ、ドナは夫に証言しないように頼んでいたという。
コイン自身も怯えており、かつて痛めたところが悪かったという。
葬儀社の話では、2年前の埋葬は実際は雪解けを待って5ヶ月間施設で保管されていた事が判る。
ちょうどその頃、コインの失踪時期と重なっている。
当時の監視カメラの映像も今はない。
ギブスはコンファローンのオフィスを訪ね、今の心境を語る。
今回は本当にだめだと思うほどの過酷な日々を経験し、帰還した今は思いもよらない気持ちだという。
なぜか生まれ変わったような感じがして、生きていることに感謝しているという。
トーレスとビショップは事件があったジムを訪ね、そこでピートとドナが親しくしているのを見て驚く。
強盗事件のあと、命を救われたとしてピートとコインは親しくなり、リハビリをともに行う関係だったという。
その後、コインが失踪すると、ドナはピートに慰められ、2人は恋に落ちた。
ピートはヴァイロの裁判があれば、今度は自分が証言するという。
コインを検視したダッキーとパーマーは、死因は頭部の鈍器損傷ではないという。
ヴァイロが身柄を確保された事がわかり、NCISに連行し話を聞く。
ヴァイロは自分はコインを殺していないと言い、弁護士を要求する。
ギブスの精神鑑定は合格だったが、マクギーは予定された時間に来なかったことが判る。
マクギーはデライラに呼び出されて家に戻ったと弁解し、今日も早く家に帰りたいとヴァンスに答える。
コインの肝臓からサンプルを採取していたパーマーが急に倒れてしまう。
肝臓から何らかのガスが出て、パーマーはそれを吸い込んだらしい。
アビーは、ガン患者が事故でERで処置を受けた時に、治療薬が混ざって血管で詰まりそれが毒ガスを発生させ、人が倒れたという事例があるという。
深夜、ギブスが眠れないでいると、やはり眠れないマクギーが訪ねてくる。
自分はギブスのように、ひどい目に遭っても平気ではいられない、精神鑑定を受けて結果を聞くのが怖いのだという。
ギブスは明るく振る舞っているから大丈夫だとは言えない、もし通院が必要になれば自分が付き添ってやると話す。
パーマーとアビーは、コインの肝臓から通常の3倍量のイブプロフェンやフェンタニルなどの痛み止めの成分を検出する。
これらの薬が肝臓の中で混合物となって死に至ったと考えられるが、市販薬以外の薬の入手先が不明だ。
ビショップは、ヴァイロが扱った薬物は大麻やコカインなどで、今回の薬とは関連性が少ないと指摘する。
トーレスは、自分もコロンビアで腰痛の治療に使った事があるジメチルスルホキシドが検出されていることに注目する。
ヴァイロは弁護士と共に聴取に応じる。
ピートは大麻やコカインを買う客だったが、ピートはそれを隠していた。
奪われそうになった金は200ドルではなく、実際はピートは大金を持っていたという。
2年前、ピートが南米から輸入した薬で大儲けしていると聞いたという。
それは奇跡の痛み止めだったという。
ピートのオフィスでギブスとトーレスは、ピートが高校のアメフトチームで、今回の墓場の従業員フィル・プロダーマンと同級生だった事を知る。
フィルは金のために、ピートを棺の置かれた部屋に案内しただけだという。
実は奇跡の痛み止め薬で死亡者がいた。
良かれと思い、ピートはコインに治療薬を与えたが、コインの苦しみ様は初めて見たという。
あの日コインは痛みを訴えて、ピートを責めたが、もみ合いとなってコインが倒れてバーベルで頭を打った。
ピートはドナにどう伝えるべきか、という。
ダッキーはエディンバラ大学から名誉人文学博士号を受けることになった。
マクギーはコンファローンの鑑定を受け、帰国してから不安で仕方ないと打ち明ける。
平和な今は次々と不幸が起こるような気がして、不安を抱えて生きるのは嫌なのだという。
コンファローンはパラグアイで生き延びることができたのだから、この先も切り抜けられるだろうという。
マクギーはオフィスで待っていたギブスに家に戻って寝るという。
お久しぶりのコンファローン医師は、タフト医師から紹介されて、その時は少年に撃たれて生死の境をさまよったのだから、今までとは違う展開になるとは思いませんでした。
ギブスはタフでしょう。
あえて違うとしたら、例えば年齢的なものだとか、トニーが去ったりとか、そういう点かな。
若いビショップの命令を受けて動くというのは、ちょっとおもしろかったですが。
でもいずれ玄関に鍵をかけなくなるのでしょうね。
一方、マクギーにとっては短期の休養やセラピーでは元に戻るのは難しいのではないか。
というか、時間が必要なのではないか。
コンファローンが「不幸は無作為に降りかかるものではない」などと、意見を言うのはちょっと違和感がありました。
怖くて当たり前、もう少しこのテーマを引っ張っても良いのにとは思いましたが、早くいつものチームに戻さなきゃいけないのかな。
棺桶から2人の死体がゴロン、というのはドラマでよくありますね。
死亡した大尉の扱いがあまりにも気の毒で、ちゃんと手厚く葬ってあげてほしいです。
そういうシーンもあれば良かったのに。
NCIS~ネイビー犯罪捜査班 15 #354 Date w… July 6, 2018 コメント(4)
NCIS~ネイビー犯罪捜査班 15 #353 Fallout June 29, 2018 コメント(4)
NCIS~ネイビー犯罪捜査班 15 #352 Two St… June 22, 2018 コメント(2)