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『新たな人生』
タイトルからして、いろいろ思いを巡らせるエピソードですね。
ダッキーが引用した事件は、実際にエピソードにありましたっけ。
思えば、シリーズ初めの頃の事件には奇妙なものや猟奇的なものが多かったような気がします。目玉がゴロンとか。
そういうのを懐かしく思うのもまた、感慨深いです。
トーレスが張り込みで一緒だった市警のヒギンス刑事が、現場から姿を消した。
上司のスポテリ刑事が現れ、部下の行方を合同捜索するという。
ヒギンスが持っていた隠しカメラが現場で録画を続けていて、ヒギンスは建物の中から出てきた女性をどこかに行ってしまったのが写っていた。
現場に残された指紋から、女性は10年前に潜入捜査中に死亡したミシェル・レインと判る。
レインは武器商人ベンジャミン・シタノの組織に潜入し、200万ドルの債権を取引する情報を手に入れた。
しかし、取引の直前に乗船していたクルーザーが爆破、炎上して死亡したとされた。
犯行はライバルの犯行と言われているが、結局債権とレインの遺体は見つからなかった。
スポテリは正式に市警とNCISの合同捜査となり、ヒギンスの失踪事件を捜査するという。
トーレスは先にヒギンスの自宅を訪れ、隣人の目撃情報を得ていた。
ヒギンスが女性と一緒にSUVに乗って家から出ていったという。
ヒギンスのPCを分析していたところ、現在ログイン中と分かり、NCISとスポテリは駐車場へと向かう。
駐車しているSUVの中で、首を撃たれたヒギンスの死体が見つかる。
ダッキーが母校を訪問しているため、パーマーが検視を行い、死因は離れた所から首を撃たれたという。
傷口にガラス片があり、車の窓越しに撃たれたようだ。
ダッキーは、エディンバラ大学で学位を受けた上、記念講演を行う。
学生たちは熱心にダッキーの講義を聞き、ダッキーの前にNYのケイデンス・ダーウィン博士が現れる。
レインの車は、ジェシカ・ポトロフという名前で登録されていた。
車内にあったPCには、レインとその家族の写真があり、今は偽名で新しい家庭をもっている事がわかる。
レインはヒギンスのIDを使い、ベンジャミン・シタノの資料を見ていた。
シタノ本人は2年前に死亡していて、息子のベニーが家業を継いでいる。
表向き合法な小切手換金サービスのビジネスを営んでいるが、何かと疑わしい部分があり、各捜査機関が捜査に入っている。
ベニーは父の死後、まっとうに商売していると言い、レインについては爆発事故の後、新聞報道で彼女の素性を知って驚いたという。
そのレインがベニーを狙っていると聞いて、ベニーは弁護士がいなければ話さないと拒む。
しかし、受付で控えていたトーレスがレインの姿を見つけて、NCISはレインの身柄を確保する。
レインは、10年間隠れて暮らしてきたが、3日前に正体がバレ、電話で例の債権を渡さなければ家族に手を出すと脅されたため、過去相棒だったヒギンスに連絡を取り、張り込み中に会いに行ったという。
ヒギンスの家で潜入捜査時の資料を入手し、家を離れたところでヒギンスが撃たれてしまった。
自分は債権を持っていない、そのことをベニーに説明するつもりだったという。
それでも、なぜ警察に出頭しなかったのかと問い詰めているところに、レインの携帯が鳴り、息子のランドンを拘束しているという。
債権を渡さなければランドンを殺す。
レインの逮捕を知らされていなかったスポテリが怒りあらわでNCISに現れるが、ギブスは誘拐されたランドンを探すのが先だという。
レインは、潜入中にランドンを身ごもったことを知り、取引の前日に一瞬船を離れた隙きに爆破事件があったという。
ランドンの父親とは複雑で頼れない、爆破した犯人も判らないことから、自分の正体がバレたのかとも思ったという。
1週間身を隠していたところ、自分の死が報道されたことから、子供の命を守るため警察にも戻らなかったという。
債権はおそらく海に沈んだのだろう。
誘拐犯はなぜレインの現在を知ったのか。
たまたま観戦していた野球の試合でプロポーズを撮影した動画がアップされ、その画面にレインとランドンが写り込んでいたのだった。
ベニーが取調べに現れ、実はレインの子供のことを知っていたという。
船が爆破された時、父が必ずレインの死体を見つけるようにと命じ、私立探偵を雇ってレインを探した。
ベニーはレインを愛していたと認め、18ヶ月後に存在を知った時もあえて見逃したという。
その時、レインは新たに知り合った夫と家庭を設けていて、息子も犯罪組織の跡取りになるよりは、無関係の人生を歩むべきだと考えたという。
改めてスポテリが現れ、レインを詐欺などの容疑で逮捕する。
ビショップはベニーのボディガードのナイトロが過去のレイン捜索について知っていて、怪しいのではないかという。
ナイトロをダイナーに呼び出したところ、ナイトロは元警官だった事を明かし、警察内で証拠隠滅を命じられて拒否した結果、追い出されたという。
その後ベニーに雇われたが、ランドンを誘拐しておらず、本当の黒幕はスポテリだという。
スポテリはレインを護送した後、連絡がつかなくなっている。
スポテリは老後のためにバーを買い取って借金をし、金策に困っているという。
今は閉店しているバーに向かったNCISは、レインから債権の隠し場所を聞き出そうとしているスポテリを追い詰める。
スポテリは自首するのを拒否し、自ら死を選ぶ。
ビショップのはからいで、レインとランドンはベニーと面会した。
ダッキーはダーウィン博士から、1学期だけNYの大学に招聘したいと言われる。
それは、これまでダッキーが経験してきた様々な奇妙な検視の記録を本にして、世界に知らしめ、この分野を目指す若い世代にとって貴重な参考書となり刺激となるだろう。
DCに戻ったダッキーは、後を任せるパーマーがダッキーの意思を引き継ぎきちんとやれることを確信し、新たな道に進む決心をする。
うーん、まだシーズンが終わっていないのでこれがダッキーの最後になるのか、また戻ってくるのか分かりませんが、期間を限っていると言っても、これがダッキーを送リ出すエピソードになっても全く問題ないですよね。
今後、シニアみたいに時たまゲスト出演してくれても良いし。
ちなみに、ロバート・ワグナーはまたナタリー・ウッド水死の件を蒸し返されているようで、俳優活動はどうなるのかと思っています。
さて、珍しくトーレスのエピソードかと思ったら、第2の人生、引退後の話題がメインで、若手、現役メンバーはちょっと距離を感じたテーマでした。
スポテリ刑事はシーズン9に出ていますね。
こういう形でカムバックするとは思わなかったでしょうね。
部下を殺し、しかも子供に銃を向けるなんて、警官としても最低だ。
レインは今の夫と幸せな生活をしているようなので、ベニーとの再会は焼けぼっくいに火がつくことにならないかと、ちょっと微妙ですね。
ランドン君はひょっとして、ベニーの会社を継ぐことになるかもしれないし、ビショップも大きなお世話だったのでは。(笑)
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