多くの視聴者はラロシュ副局長を疑っていたから、 後半の展開が意外で…… 終盤のマクギーのセリフ……「ディナーは名案だった。」 Laroche and I finally cleared the air. =「ラロシュとお互いの誤解を解けた。」 という感じで終わってたら、ビックリでしたが、 やはり予想通り、 殺し屋「詩人」のタレコミ情報は、政府内部=国防総省のサーバー「ノクターン」から送信されていたわけで……ということは、ラロシュの不可解な行動が次のストーリーへ。 最後のマクギーのセリフは I'm coming for you.……ニュアンスは「君を捕まえに行くよ。」かな。
マクギーは、「誤解が解けた」直後に敵視。 さて、視聴者もそれに感情移入するかどうか、です。
>せっかくのデライラ登場回なのに、不完全燃焼です。 このところ、 毎年1回しか出てくれないデライラ!! ところが…… 今回の出だしはマクギーにとって悪夢そのもの=デライラとラロシュがカーネギー・メロン大学(コンピューター系では世界トップ5前後)の同窓生で、楽しそうに昔話を。。。 たちまち意気投合して「ゲイブ」と呼んだことに、マクギーはプリプリ。 Come on, he's nice.とまで言われて、必死で反論。
ラロシュ夫妻とマクギー&デライラのディナーの中で、 ラロシュが語った「政治的タップダンス」=時にはゴマカシも必要=相手によって正反対のことを伝えて目的を遂げる……という彼の本質を表す言葉で、ようやくデライラもラロシュの問題性について理解し始め……マクギーの捜査に協力へ。 しかし…… 殺し屋からラロシュを守ろうとしたマクギーに……マクギーが副長官になるはずだったけれど、ラロシュが書いて海軍長官に届けた報告書=NCIS は 結束が強すぎて、連邦機関というより 家族のように振舞っていると批判し、刷新を主張していた=を長官らが採用した。 DCのギブス一家、LAのヘティ一家を、ず~~っと排斥しようとしていた勢力がラロシュに期待したわけですね。 意外なことに、このセリフの最後にラロシュは、家族NCISについて…… But that's not a bad thing. I know that now. と言いましたねぇ。 ほう。。。。このセリフも僕は重視します。 そして、 絶体絶命の状況で、マクギーが「政治的タップダンス」作戦を!! Withヴァンスからの贈り物=防弾ヴェスト。 ここでマクギーがダメ押しの一言 He(ヴァンス) was just looking out for his family. さあ、ラロシュはfamilyに襲い掛かるのか? familyの末端になるのか?? (June 27, 2025 12:35:38 AM)
冒頭、3時間もコーヒーで粘ってチップをけちった殺し屋「詩人」に、店員が If there was any justice in this world,they'd lock up guys like you. 「この世に正義があるなら、お前みたいなやつは投獄されるよ。」……の瞬間にヘリコプター付きで大量の捜査官による逮捕。 「神の力」をもつ店員に、ビビった常連さんが30%ものチップを払って逃げていくのが可哀そうでした。
殺し屋「詩人」が最後に語った詩は、プロテスト・フォークソングのパイオニア=ピート・シーガーの叔父でもあるアラン・シーガーの有名な詩=I Have a Rendezvous with Death。 第一次大戦にフランスの「外国人部隊」の一員として参戦し、1916年に戦場で亡くなるが、その少し前に野営中に書かれたのがこの詩=JFKのお気に入りなので、有名らしい。
NCIS大好き♪ さんwrote >シーズン6の4話まで見ました ……と言えば「Tinker Tenor Doctor Spy」 ヴェルディの「女心の歌」(オペラ「リゴレット」より)を、歌の途中で事件が起こり、2分以上うたうシーン~歌の終了とともに事件解決で、一同大拍手&ブラボ~~!
josetangelさんwrote >「Someone to Watch Over Me」は私も大好きなエピソード ラストシーンが、この曲のラストで…… ロバート・ピカードさんの味のある歌。 ♪Won't you tell her please to put on some speed Follow my lead, oh, how I need Someone to watch over me 途中の 「You are my sunshine」のちゃんとしたデュエット=セヴンはセヴン風に歌っている面もあって、意外にも素直な発声で可愛らしい=ジェリの声の特徴かな。ドクターは、ドクターというよりはロバート・ピカードらしさが出た、いい感じの歌声。
ただし…… シーズン6の13話=Virtuosoだけは…… 前半のヴェルディの「ドン・カルロ」の「われらの胸に友情を」のソロ歌唱と、 終盤のドクターの舞台でのソロ…… 20世紀前半にデ・クレッシェンツォが作ったナポリ歌曲=失恋の歌「ロンディーネ・アル・ニド」は、1分強でジェインウェイを泣かせる必要があったので、残念ながらプロのシンガーの吹き替えでした。 でも、ラストシーンは…… "Dear Doctor, …… There are still those who appreciate your unique talents and admire you as an individual. I'll always consider myself your loyal fan." It's signed 「Seven of Nine, Tertiary Adjunct of Unimatrix 01.」 (June 29, 2025 07:45:00 PM)
注:Mess Hallでミニリサイタルをしてたときに歌っていたのは、Verdiの「ドン・カルロ」第2幕のアリア。"Dio, Che Nell'alma Infondere Amor . . . " 次にキムトーンズがレイジーにスウィングしていたのは、"That Old Black Magic." ドクターがコーマーのコンサートホールのリサイタルで歌おうとしていたのは、もちろん、レオンカバルロの「道化師」 。 この有名なアリア「衣装をつけろ」は「ゴッド・ファーザー」でアル・パチーノが涙していたもの。 そして最後に艦長が涙して聞いていた絶唱: "Rondine al nido," composed by Vencenzo De Crescenzo.
歌詞の英訳は
[Under the eaves of the ancient tower, a friendly swallow now returns to the almond blossoms. He returns every year on the same date, passing mountains and seas to come back. Alone, he hopes in vain when [his] love has fled far away, but it [she] will not return.]