全53件 (53件中 1-50件目)
『まんぷく』が無事(?)最終回を迎え息を継ぐ暇もなく>いつものこと『なつぞら』が始まります。朝ドラ100作目だそうですわよ、奥様!番宣はチラリ観たんですけど過去朝ドラのヒロイン始め主要キャストが多く出演しているなあ…というのが第一印象。そうしたら、最後にそうした人達を(全員でもないけど)紹介していたのでそれを“売り”にしているみたいです。アニメーターになる話らしいので手塚治虫が登場するのかどうかが個人的に一番気になります(笑)★☆★☆★☆★☆★☆★『なつぞら』(2019年4~9月)脚本:大森寿美男制作統括/磯 智明 福岡利武演出/木村隆文 田中 正 渡辺哲也 田中健二音楽:橋本由香利主題歌:スピッツ『優しいあの子』語り:内村光良出演:広瀬すず(奥原なつ)…子供時代:栗野咲莉【奥原家】岡田将生(咲太郎・兄)…子供時代:渡邉蒼(千遥・妹)…子供時代:田中乃愛【柴田牧場】草刈正雄(泰樹・富士子の父)藤木直人(剛男・父)、松嶋菜々子(富士子・母)清原翔(照男・長男)…子供時代:岡島遼太郎福地桃子(夕見子・長女)…子供時代:荒川梨杏平尾菜々花(明美・次女)…子供時代:吉田萌果小林隆(戸村悠吉・従業員)、音尾琢真(菊介・悠吉の息子)【山田家】吉沢亮(天陽)…子供時代:荒井雄斗戸次重幸(正治・父)、小林綾子(タミ・母)犬飼貴丈(陽平・兄)…子供時代:市村涼風【菓子屋 雪月】山田裕貴(小畑雪次郎)…子供時代:吉成翔太郎安田顕(雪之助・店主/父)、仙道敦子(妙子・母)高畑淳子(とよ・雪之助の母)【その他】工藤阿須加(佐々岡信哉・なつの幼馴染)…子供時代:三谷麟太郎中原丈雄(阿川弥市郎・十勝の森に住む)、北乃きい(砂良・弥市郎の娘)富田望生(居村涼子・なつのクラスメイト)柄本佑(倉田隆一・十勝農業高校の教師)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3213-03acabb0☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 『なつぞら』part1>NHKドラマ・ガイド『なつぞら』北海道十勝チーズケーキステラ 2019 4/5号
2019.03.31
コメント(0)
いつもいつものことですが休む間もなく>日曜日はあるけど(笑)新しい朝ドラがスタートです。メンドクサガリひじゅになので、公式HPも碌に見ませんが登場人物等は調べておきましたぜ。脚本:福田靖制作統括:真鍋斎プロデューサー:堀之内礼二郎制作主任:森一弘演出:渡邊良雄、安達もじり、保坂慶太音楽:川井憲次主題歌:DREAMS COME TRUE『あなたトゥラッタッタ♪』語り:芦田愛菜出演:安藤サクラ(今井福子)長谷川博己(立花萬平)【今井家】松坂慶子(鈴・母)内田有紀(咲・長姉)…大谷亮平(小野寺真一・咲の婚約者)松下奈緒(克子・)…要潤(香田忠彦・克子の夫・画家)…岸井ゆきの(幸田タカ・姪)【福子の仲間】松井玲奈(鹿野敏子・親友)呉城久美(池上ハナ・親友)浜野謙太(牧善之介・歯医者)【福子の仕事仲間】橋本マナミ(保科恵・フロント係の先輩)藤山扇治郎(野呂幸吉・料理人)なるみ(樫田うた江・電話交換手係の先輩)曽我廼家寛太郎(大前田三郎・支配人)【萬平の仲間】片岡愛之助(加地谷圭介・共同経営者)瀬戸康史(神戸茂)中尾明慶(岡幸助)桐谷健太(世良勝夫・親友)橋爪功(三田村亮蔵・大阪経済界の重鎮)さて、どんな半年となるでしょうか?今期もどうぞ、よろしくお願いいたします!☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3047-22c67764☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!ドラマガイド(part1)ノベライズ(上)ステラ
2018.10.01
コメント(0)
『半分、青い。』が昨日で終わった。ハッキリ言っちゃうと>って、今更(笑)私にとっては、好きとも良作だとも言えない作品だった。逆に、世間の評判は悪いけど私は好きだった…という作品もあることだし『半分、青い。』ファンを批判するつもりはない。だから、その感性に関わる部分は置いといて脚本家@北川悦吏子氏が事前に語っていた「朝ドラに革命を起こしたんじゃないかと思いました」という部分だけ考えてみる。ドラマに乗れなかった分この言葉がどのように成就しているか…という点に注目しながら半年間過ごした様なものなので(笑)…といいつつ、早くも記憶が失われつつあるので取りこぼしや勘違いもあるかもしれないです>スミマセンスミマセン1:Twitterによる宣伝や内容のフォロー直接読むことはほとんどなかったんだけど結構、周囲から情報が入ってくるので、完全スルーは無理だった。これからは、こういう形態が増えてくるのかもしれない。それの先駆け…にはなったのかもしれない>その意味で「革命」?ただ、「神回」宣言が何度もあったのは、ナンダカナ…と思うしほとんどが蓋ショボというか、宣言されるほどの内容ではなく「神回」詐欺と言って良い気がし…はっ!ここは感性の問題か(^^;)言えることは―解説してくれるのはありがたいけれど、やはり作品そのもので語ってほしいってこととましてや炎上商法を狙うのは…作品の質を自ら放棄することではないのかってことかな。だから、「半分、革命?」ってところ?2:ヒロインのキャラ設定好きか嫌いかは感性の問題なので別としても多くの人が朝ドラ・ヒロインというと思い浮かべるであろう明るく元気・品行方正・お節介・頑張り屋さん…等のイメージとは鈴愛は異なる。そこが斬新=「革命」と主張する人もいるのだけど果たしてそうだろうか?私が感想を書き始めたのは『ファイト』(2005年)からだけど既に定石を外そうとの動きが見られた。ヒロインは朝ドラ史上最年少の15歳、どちらかというと大人しくてあまり積極的に動こうとするタイプではなかった>後半変わっていくけど『芋たこなんきん』は逆に、最初から既に大人だった。交互に子供時代も描いていてバランスを取っていたけど。『ちりとてちん』ヒロインは劣等感を抱えウジウジした陰キャだったし『つばさ』は逆に、“良い子”であることに囚われているヒロインだった。『カーネーション』ヒロインは柄が悪いとさえ言える強いキャラ。『純と愛』はヒロインだけでなく全ての登場人物が負の部分を晒していた。鈴愛は特に変わったキャラではない…ってことになる。寧ろ、最近の流れに乗っている。問題は変人でも欠点だらけでも魅力的なヒロインは過去にいたけど鈴愛は不快なところばかりで、魅力がな…あ、ここは感性の問題ですね。3:挫折を繰り返す物語『だんだん』も歌手デビューするもすぐに引退『瞳』もダンス大会に落ちていたし『純情きらり』も音楽家にはなれなかった。『純と愛』もホテル経営という“夢”は一貫していたけど挫折の繰り返しだった。だから、この題材も斬新とは言えない。成功して終わった作品の場合は、小さい頃から目標を持っていて努力を続けていく様子がドラマになっていたわけだから鈴愛の様に思い付きで何かを初めては失敗…というのとは根本的に違う。4:ラブストーリーがメイン最初はそこに注目したんだけど考えてみたらラブストーリーは寧ろ朝ドラには付き物。少女マンガチックな描写も定番。『半分、青い。』はその比重が高い…というだけ。う~ん…どうも、分が悪いぞ『半分、青い。』!ついでに言うと>コジツケ含む?鈴愛は片耳失聴という他人と異なる特徴(敢えて「ハンデ」とは書かない)を持っているけど『純と愛』は超能力を持っていたぞ。鈴愛はマグマ大使@律を呼び出したけど『つばさ』はラジオの精というイマジナリーフレンドを持っていたぞ。亡くなった祖母がナレーターを務めていたけど『ゲゲゲの女房』も『ごちそうさん』も同じ。『半青』の祖母がカエルなら、『ごちそうさん』は糠床。幼馴染が出てくるのも定番。幼馴染と最終的に結ばれる話もあった>『梅ちゃん先生』とかヒロインは大したことしていないのに場合によっては嫌われることばかりしているのに何故か皆に好かれて、いつも不自然なまでに褒め称えられる…ってのも(ってことこそ)朝ドラ定番。寧ろ、ヒロインに苦言を呈する存在がいる作品の方が評判は良かったあれ?「革命」はどこ?半年間、好き勝手書いてきました。ありがとうございました。次の『まんぷく』も感想を書いていくつもりですのでよろしくお願いいたします(^^)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3046-44ff1feb☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!青い岐阜ファンブック秋風羽織完全版 ブルーレイ BOX3
2018.09.30
コメント(2)
朝ドラ感想の前に失礼します。朝ドラ『半分、青い。』脚本家・北川悦吏子の“革命的な表現方法”“トレンディ霊力”をホメゴロスが面白かったので、ご紹介。(今日は暇なもんで^^;)いつもの『半分、青い。』感想の中で言及しようと思っていたのですが勝手に引用したらマズイかも…と不安になりそこのところを調べるのではなく削除する結果になっても大丈夫な様に単独記事にしました(笑)いやあ、褒め殺してます。褒めてるんじゃなくて、褒め殺し(笑)もう皮肉の嵐。まず、北川悦吏子さんを「神」と呼び最も重要なのは「きゅんきゅんシーン」と「萌える台詞」であり、そこに至る背景や物語は二の次おそらく神のコメディセンスはイルカの超音波やモスキート音のように、聴こえる人にしか聴こえない“高次元”のものなのだろう神が自己投影した登場人物以外の脇役たちは「どんな趣味で休日に何をして過ごしているのか」などまったく想像できないほど「描き込み」がない「私」と「私を守り崇めてくれるあなた」だけの世界を描く作劇権威主義、容姿至上主義、マイノリティへの差別・偏見がたっぷり盛り込まれた台詞を「トレンディ霊力」でふんわり押し切るという作家性は唯一無二といえよう…等々ひじゅになんぞは、もうブンブンと力いっぱい頷くばかり(笑)もっと色々書かれているので、読んでみて下さいませ。そして、締めくくりは《褒めて!讃えて!》《いい?!あなたは私を肯定するためにいる!》――今日も神はTwitterで「称賛」という名の供物を求めお叫びになる。民はひれ伏し、受信料を払い、56歳にして“少女のような感性”を持った神の大掛かりな「リカちゃん遊び」を毎日視聴し、「神からの引用RT」という尊き授かり物にあやかるために感想ツイートを投稿し続けるのだ。とにかく我々は今、希有な視聴体験をしている。これは間違いない。ああ、このくらい辛辣にして適格な感想を描きたいものだわ。ひじゅに、感激!☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2938-02893ae5☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!ノベライズ完全版DVD-BOX3ミニタオル
2018.06.15
コメント(0)
これ↓大阪制作の朝ドラには深読みしてまで甘く東京制作の朝ドラには文句垂れまくり。つまりあなたは大阪制作だったら何でもいいんでしょ。こーいうのは放置するかサクッと削除が平和な対処法なんでしょう。実際、書いた人はもうこのブログを見ない(返事も読まない)可能性大だし。でも、事実とは違うのでちょこっと反論しておきます(笑)全体的に見て私が気に入った作品は大阪制作の方に多かったとは思います。だから誤解している人は他にもいるかも…でも、それって結果論。最初に大阪局ありき!なんてことは全くないわけで逆に、東京制作だから最初から貶す気満々!なんてこともないです。だって、そんなの意味ないじゃん(笑)極端な例を挙げてみると―周囲が批判だらけの中皮肉を言われてもブログ炎上しかけても最期まで支持した『つばさ』は東京制作でした。逆に、擁護意見が多い中皮肉を言われてもブログ炎上しかけても最期まで批判し通してしまった『てっぱん』は大阪制作でした。ひとつの作品内で言えば―例えば『カーネーション』(大阪)は大好きだし傑作だと思うけど最期の一ヶ月はどうにも認められなくて批判的な感想を書いてしまったためにまたもやコメント欄が荒れました(^^;)例えば『おひさま』(東京)は前半は大好きでそれはそれは褒めまくっていたけど後半ドラマ自体が下降線を辿り私の感想も批判の方向に一転してしまいました。やっぱ、作品次第でしょ。それから、深読みに関してだけど―私はソレが好きなのよ(笑)いや、意識的にしているわけではなくて癖みたいなもん>「みたい」は余計かだから“深読みさせてくれる作品”が好みなんです。多分、全ての作品で私は深読みしようとしてきたと思います。某前作でさえもね。でも、某前作は深読みしたくても深読みさせてくれなったんだよ。つーか、どう深読みすれば良いんだよ!?って感じ(笑)それからそれからこのコメントを下さった方のHNは「浅いな」さん。勿論コレは、私の感想に対しての評価ってことなんでしょう。でもさソレって当たり前。「だから何?」って感じだって素人だしお金取ってるわけじゃないし個人ブログだし何の知識もないままただ観て感じたままを書き散らかしているだけで友人やら同僚やらと「観た?」「観た観た」「結構面白かったじゃん」「え~っ、私はダメ」と、ミーハーに騒いでいるのと同じです。プロ並みの深い批評なんて求められても無理だって(笑)ただね…「浅いな」さんが例えば某前作の大ファンで私のイイカゲンな感想に傷ついていたならそれは本当に申し訳ないと思います。加えて今作は全く評価していないのだったら好意的感想を書いている私にムカつくのも仕方ないかな…と思います。真逆の意見であっても明るく軽く和やかに「私はこう思うんだけどな~」みたいなコメントは構わないっていうか、寧ろ参考にさせてもらうし歓迎するけどドラマではなく人に対し誹謗中傷的なコメントになってしまうほど苦々しく思ってしまうのだったら他に自分に合った所を探して下さい!としか言い様がありません>スマソドラマの感想ブログなんて星の数ほどあるしそれこそ観方感じ方は様々だから。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1651-135de6fe☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!東京たまご大阪チョコたまごぐんまちゃんイチゴキャラメル
2014.11.19
コメント(12)
エラソウなこと書きますが、あくまでも個人的感想です(笑)『花アン』ファンの方には不快な内容かと思われますのでスルーしてやって下さいませ。★まずタイトルについて―詐欺だと言う人もいる様子ですが、私もちょっと思います>ぉ『アン』が最初と最後にしか出てこないのは構成としては「あり」だと思うけどこのドラマがその構成を生かしているかというと「NO!」としか言えません。最初の方で時々出ていた中年花子が、その繋ぎとなっただろうに尻切れトンボのまま…ドラマ自体も違う方向へと流れていってしまいました。終盤の同じシーンでは若々しいままの花子で別撮りされていてドラマ自ら初期の構成を否定してしまってどーすんだよ!?という気持ちしか湧きませんでした。では、『花子とレン』なら良かったかというと実質WヒロインではあったけどそのWヒロインを上手く描けているかというとやはり「NO!」としか言えません。一人が前面に出てくると、もう一人が霞んでしまうし扱う時間のバランスも非常に悪かったと思います。花子が内面も成長も伺えないキャラだったので比較して蓮子が魅力的に映った時期はあったけれど蓮子単体で見た場合、やはり充分に魅力的には描けてなかったと思います。『蓮子とデン』ならピッタリだったかというとこの2人の話が盛り上がったのはドラマの一部分に過ぎませんでしたからね。それに期待していたほど面白くなかったし。蓮子は魅力が高まるどころか逆に下がってしまったしデン氏は確かに魅力的だったけれど、それは役者の力だし。かといって『花子と英治』も『蓮子と龍一』もショボかったしなあ…★キャラの魅力について―当て書きが多いとかキャラが動き出さないと書けないとか脚本家さんは言っているらしいのだけど…村岡さんが珍獣好きだとか花子が酒癖悪いとかは確かに当て書きっちゃー当て書きなんだけど(笑)キャラを魅力的にはしてないですよね。デン氏の場合が顕著だと思うのですがあの存在感、粗野な言動の背後から滲み出てくる魅力は役者さん自身のもの、またはその演技力によるものでそれを抜きにして表面に描かれているところだけを観ても大して惹かれるものを感じません。実際、後半になってデン氏がやたら優しく良い人になってきましたけどそれこそが脚本家による工夫なわけで、その工夫が凝らされるほどデン氏のあの強烈な魅力が薄められていく印象を受けました。つまり…キャラ、ちっとも「動いて」ないよなあ…>言っちゃった★『アン』ネタについて―子供花子が「想像の翼」で空を飛ぶあたりは良かったのだけど朝市君を石版で叩くあたりはナンダカナ…でもって、その後は表面上の動きは似ていても中身がまるで違うじゃん!というものばかりでた、頼む!頼むから『アン』を出すのはもうやめてくれっ!と叫びたいシロモノでした>批判コメントくるかな(^^;)まあ途中からふっつりと無くなってくれましたけど(笑)でも終盤になると「花子とアンは似ている!」という説明台詞のオンパレード。必死でタイトルの言い訳しとるんかい!?って感じで…★翻訳や文学について―本を開くやいなやギュギューっと折り目を付けるところでどこが本好きやねん!?と嫌な気持ちになりましたけどこれはキャラ描写の件とは逆で役者のせいなんだろうな…(^^;)でも最初の数ページをパラパラしただけで、すぐ翻訳に取り掛かり幾つかの単語の意味を調べるだけでスイスイ翻訳が進んで行きあっという間に「完」となってしまうのは脚本及び演出のせいなんだろうな…(――;)つーか、そもそもシェイクスピアを改竄したエピで「ダメだこりゃ…」でしたね。確かにアンはシェイクスピアのあの台詞にあの感想を述べたんだけどあれはシェイクスピアを否定したのではなくてあの台詞を借りて両親への思慕とか辛い人生の中での自尊心とかをあの鋭い感性で訴えたものじゃないのかなあ…ボンクラひじゅにの解釈は間違っている可能性大だけど(笑)でも、花子の使い方は全く間違っているとは確信できますぜ。だいたいアレじゃ皆で頑張っているお芝居が意味不明のものになっちゃってるし。★始まる前に番宣を観たのも良くなかったかも?という件について―まあ、メンドクサガリひじゅになのでこの手の番組は滅多に観ないし観方も分かってないってのが土台にあるせいだと思います(笑)ハッキリ言って番宣の内容は特にどうということもなく>ぉ期待を高めも低めもしなかったというのが本当のところでした。そして、いざ第一話を観て心掴まれる…というレベルには全く達しなかったし面白い…という程でもなかったもののそれは番宣に出てきたシーンばかりだったので新鮮味を感じなかったからだつまり番宣のせいだ!…と無理クリ自分の気持ちをコントロールしたりしてちょい苦しかったです(笑)★その他色々―説明台詞だらけでエピがない…前振りと結果はあっても経緯がない…蓋ショボを超えて、どーでもいい薄い結果か結果をも省いて時間ワープで誤魔化す…人物の内面が描かれない……等々、挙げれば数限りなくありそう(笑)個人的に一番好きになれなかったのが理屈が通らない…ってところかな。論理破綻。ある意味、極めて“女らしい”ってことなのかもな…と、同じ女ながら思ったり(^^;)パルピテーションがどーたらこーたらのこれぞ恋愛脳だ!というドラマ全体の調子からして物凄~く嫌な意味での物凄~く偏見に満ちた意味合いでの“女”って印象です。花子もドラマも何より脚本家が。偏見ひじゅにでスミマセンスミマセン!☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1601-d0d0456e☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!メモリアルブック2015年カレンダー完全版ブルーレイBOX-1完全版ブルーレイBOX-2完全版ブルーレイBOX-3
2014.10.05
コメント(13)
前作も前々作も書きそびれちゃいましてまあ、いつかは書きたい気持ちもあるんですけどやはり記憶に新しい方から(笑)え~っと…『ごちそうさん』は私にとっては比較的珍しい位置にあるドラマかと思います。大好きとは言い難いけど、嫌いでもない―不快感はないけど、ツッコミどころは多い―ツッコミを楽しむ…という域には達していないと思うし真面目に批判したい…という程に嫌な気持ちになるわけでもない。、そこまでの情熱は湧かないというのか(^^;)では、全く気持ちが動かされないのかというとソコハカトナく好感は持てるのです。 ←ここ重要緩~く緩~く流してればOK…という感じ?(笑)よく耳にするのが「前作に比べ『ごち』は朝ドラ王道の作り」という批評です。スミマセン、私は逆に感じていました(笑)表面的にはその通りなんだけど中身は寧ろ逆じゃないのかなあ…と。ただ、『ごち』単体で見た場合王道を外す!という程、斬新で大胆…というわけではなく微妙にズレている…という感じ?*例えば、子役どんなダメ作でも子供時代は可愛いのに『ごち』は何だか全然…こらこらっ!いや、これは王道云々とは関係ないですね(^^;)スミマセンスミマセン*例えば、ヒロインいわゆる「良い子」ではないし賢い子でも愛すべきドジっ子でもない仏頂面ばかりが印象に残る「アホ」だし― まあ仏頂面に関しては 私の中にある典型的少女マンガのイメージなので (ヒロインが好きな男性に翻弄されカリカリするラブコメ) 好き嫌いではなく「さもありなん」っていうのか 「ああ、本当にコレって少女マンガなんだなあ」 という思いがするばかりでした(笑) ただ、実写×長時間にはイマイチかも… という気もしましたけど。夢に向かって邁進しているわけでもないし― といっても、ここは「普通」を描きたかったのでしょうから 大いに「あり」だと思います。 『ゲゲゲ』も自分ではなく夫の夢を支える「普通」の専業主婦だったけど 夫が「普通」じゃなかったからなあ(笑) 西門家も良家でエリートで…と「普通」ではない部分も多かったけど まあ「普通」に取り組んでいたとは言えるんじゃないかなあ。「お節介」や「自己中」なのは同じだけど 従来のヒロインは他人のために「良かれ」と発揮するのに対し め以子は食べ物のためだったのが、ちょっとズレてたかも?(笑)め以子が嫌い、という視聴者も結構いるらしいんですがこれもワザと「万人に好かれるヒロインにはしない」という意図だったら面白いんんだけど…穿ち過ぎか(笑)B子@『ちりとて』だって、放送時は嫌われてたりしましたからね…ウジウジし過ぎているって。あれもまた、従来のヒロイン像からはズレたキャラでしたよね。え?ドラマの出来は比べものにならない?そそそそれは同意せざるを得な…(以下略*例えば、脇役ヒロインの物語を進行させる上で彩りというか書き割りの如く、そこにいるだけ…みたいな脇役も多いのに『ごち』では逆にヒロインの代わりに脇役が物語の要を語る…みたいな形が多かったですよね。個人的に好みなのは、その中庸というか脇役は脇役でしっかり生きている群像劇なのですがつまり、どちらから見ても『ごち』はちょっとズレていると言えるかも?まあ、め以子が「アホ」設定なので彼女中心のエピはカリカチュアされていましたからね。ここのところはズレているというより従来の形のキッチリ逆を行っていたと思います。ま、何であれ私にとっては「これは少女マンガの世界なんだ」と気づいた時点で良くも悪くも受け入れることが出来る様になった気がします。ラブコメ風味を前面に出した朝ドラは過去にも存在したけど結婚後のアレコレも極端なキャラ揃いの脇役もちょいエロな台詞も男色要素も…あらゆる要素で最後の最後まで少女マンガテイストを貫いたのはそうはないかも?まあ、少女マンガだから面白いというわけでは全くないし笑いのセンスがイマイチだったことは否めないですが>ぉ―なんてエラソウなことを書きましたがあくまでも私の感覚の問題で「全然違うよ!」という人も多いことでしょう。感想なんて人それぞれ。「こーいう感想もあるということで」ってヤツです(笑)ただ…何度か書いちゃったことですけれども言論統制か?思想統制か?と思われる様なつまり、こんな素人の感想ブログでも規制したがる様な私にとっては辛い作品も過去にあったわけなんですが『ごち』は貶そうが褒めようが動じたりはしない…そういう意味での「緩さ」もあってそこが私には心地良かったのかもしれません。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1421-48c0b0a2☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!ブルーレイBOX‐1DVD BOX-1メモリアルブック
2014.03.30
コメント(8)
まず最初に謝罪します。昨日の最後の文章に皆さんのコメントを全否定しているかの様な響きがあるとのご指摘を頂いたので。ハッとしました。文章が下手なもので誤解を与えてしまってスミマセンスミマセン!決して決して、その様なことはありません!皆さんのコメントは本当に嬉しいし励みになるし参考になります。昨日書いたのは人格否定や誹謗中傷の類に当るごく一部のコメントのことです。最近は目に触れない様に削除していますが。“感想”は本当に人それぞれだと思っています。プロの評論家は正しい“解説”をすべきだろうけど素人の私達はただ感じたことをワイワイ言い合えば良いだけでその感じ方が違っていても寧ろその多様性を楽しめば良いわけで…だから見方が全く違っていようが解釈の仕方が正反対だろうがドラマの内容について楽しく語り合えれば幸福だと思っています。それが許容できない人もいるでしょうからその場合は棲み分けが必要とは思いますが。その域を超えて相手の人間性を攻撃するのはNGです。それは多様性を否定することですし自分の感覚だけが正しいとする傲慢さでもあるし相手は勿論、周囲をも不快にさせる行為ですから。クドカンのギャグには悪意はないかもしれないけどこうしたコメントをわざわざするということは悪意の存在は否定できないでしょう。ヘンテコ・コメントは時々来ます。例えば「ババアを不快に思うのは自分がババアだからだ(笑)」なんてのもありました(笑)「気に入らないドラマを観続けるなんて幸せだからですね」という様な、よく分からないのもありました。私はドラマが気に入らないんじゃなくてヘンテコ・コメントに気がそがれると書いたつもりなんだけど(笑)もっと口汚いのもあったけど、それは伏せておきますね。…ドラマを必死で擁護するクドカン信者というよりも自分を不幸と感じているので、その鬱憤晴らしをしているのかな…と思えてきました。今はこんな時代ですから嫌なことや辛いことの方が多いと思います。誰でも何かしら経験していると思います。でも、幸福というのは内面の平安や喜びのことだと思います。それは状況には左右されないもののはずです。何か悪い出来事が起きた時「苦しい、早く逃れたい」という気持ちで満たされてしまう時それは試練となるのだそうです。他人の目には過酷に見える状況下でも幸福を保つのは可能なのだそうです。難しいですけどね(^^;)でも、頑張ることはできますよね。私も気にしい(笑)なので頑張りたいと思います。一緒に頑張りましょう。あと、それから文章の稚拙さから、私も不快感を与えてしまうことがあるのでそれも気を付けたいと思います(^^;)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1086-16098225☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち
2013.06.14
コメント(6)
いや、ラストになってほしいという私の願いなのだけどね(笑)先週は友人某に3回も作業を中断させられてしまった。軽口ききながら出来るものとデキないものがあるんだけど…と思いつつもニッコリ笑って対応する私>いやニッコリでもなかったなこのところ彼女とは『純と愛』の話は避けていたのだがそれを察したのか(?)ネタ元を明かしてきた。今迄のツッコミは幾つかのサイトを回って仕入れたいわば受け売りだったのだそうだ。おい、純が人の受け売りばかりすると文句言ってたのは君じゃん!まあね、なるべく批判サイトは見ない様にしている私でもやはり少しは目にしてしまうんだよ。で、似た様な事言ってんなーと思っていたんだよ。でも、それって『純と愛』がその様に視聴者の心を喚起させてんだろーなつーか所詮、人の感性なんてそうそう違いはないってことだろーなと思っていたんだよ。で、今回、友人某が「物凄く共感する」と言って紹介してくれた某批評を読んだ。 敢えてソースは控えるけど検索すればすぐ出てくるよ。 本人の知らないところで反論するのは卑怯だろうけど 書いた人には恨みも何もなく ただ、それを引用して自分の考えとする友人某への感想です。 今日は半日お休みだからアレコレ書いちゃいますぜ(笑)*連続ドラマは最終回まで見て評価すべきだが、もう我慢の限界にきている―「観なければ良い」というのは、よくある批判への批判でひじゅには大嫌いな言葉なんだけどそれは「観る」ことに意義を見出している人もいる…という前提のもので観る気もないし観たくもない人は「観なければ良い」という選択をすれば良いわけで何の問題もない。で、そーいう選択をした理由としてアレコレ述べるのは構わないけど敢えて中断するんだから、それは正当な「評価」とは言えないってことは弁えるべきじゃないのかなあ…>言い過ぎ?*純=遊川で、自己肯定感を得ようとしているに違いない―遊川氏がどんな人か知らないので何とも言えないけどただ、純を肯定させようとしているドラマなのかなあ…と疑問。*純はいつでも自分が正しく相手が間違ってるというスタンス。ガサツ。鬱陶しい―ひじゅにもそーいう女は嫌いだけど(笑)今迄の朝ドラにも、そーいうヒロインはやたらといた気がする。純との違いは、向こうは無自覚、こっちは自覚。無自覚(寧ろ素晴らしいヒロインとして描いているつもり)は腹立たしいけどワザとそう描いているのなら文句の言い様がないじゃん。疑問を発するなら「何故、そーいう風にワザと描いているのか?」ってことで純が自分の好に合うか否かではなく、そこ↑のところに「評価」がかかってくるんじゃ?*愛の本性に関しては、オカルトを持ち出されても困る―だから、そこは個人的好みの問題じゃ?*朝ドラは、ほんの少し幸せな気持ちをくれるだけで良い―それもまた個人的好み。『ちりとてちん』『カーネーション』『つばさ』etc.ひじゅにが好きだった朝ドラは、どれもそーいう類のドラマではなかった。『ゲゲゲの女房』『芋たこなんきん』etc.は上の3作よりはノホホン系かなと思うけどやっぱ色々と起伏はあって心をざわつかせる要素は沢山あったよね。*向井理、高良健吾、綾野剛、松坂桃李と続いたイケメン鑑賞の楽しみを奪われたからではありません―もこみちや渡部秀や舘ひろしの立場は…?*ほんわか梅ちゃんとは大違いだ―…あ、そういうことね(^^;)つーか、友人某よこの記事を書いた人はともかく君はアンチ『梅ちゃん』だったじゃん?加えて友人某は、私が『純と愛』を批判しないのは風間俊介ファンだからだろう!?と責めてきたんだけど風間君は好きだけどファンって程じゃ…それに、好きな人が出演してるからって作品まで盲目的に褒めたりしないよ。気の毒に思ったり、その人に代わって怒りを表明したり場合によっては好きという気持ちが薄れてしまったりするよ。逆に酷い出来だと思う作品の中にも好きな人ができたりする。高橋光臣さん@『梅ちゃん』とか田中圭さん@『おひさま』とか趙たみ和さんや柏原収史さん@『てっぱん』とか…ま、どれもファンという程ではないけどね。でも、その人達のために作品まで良い評価をすることは出来なかった。ひじゅには別に『純と愛』が大好き!素晴らしく面白い!…とまでは思わないし寧ろ観る者の神経を逆撫でするドラマだと思ってる。何度も言う様だけどそれが作者の無自覚によるものだったらひじゅには目一杯それを指摘しまくって批判しまくるだろう。でも、自覚してるところが厄介なわけよ『純と愛』は。そこがまた我慢ならない!という気持ちになればそれこそ観ない選択をするだろうけど、まだそこまで行かない。つーか、ある意味、好感も抱いている。どういうオチをつけるのか…ってところに興味がある。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/900-e5d1b063☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち
2013.01.21
コメント(0)
『おひさま』(平成23年)前半だけならベスト上位に入るのに>個人的に後半だけならワースト間違いなく>個人的に総合して…う~ん…どうしましょう…まあ、ベストに入れるのはちょっとなあ…という感じの作品です>あくまで個人的に同じ脚本家の『ちゅらさん』はチラ見しかしてないのだけど評判は聞いているので期待というよりも「お手並み拝見してやろうじゃん」という上目線(?)で臨みました。そしたら面白かったんだよ、これが。脚本家のドヤ顔が感じられてイマイチ…という意見もあったし私的にもそれは大いに認めちゃったりなんかしたんだけど>ぉそれを補う魅力があると思いました。上品なのが良いなって思ったしヒロインが“普通の女の子”という設定なのも良かったです。まあ、朝ドラ・ヒロインは大抵“普通の女の子”であるはずなんだけど実際はかなり極端なキャラになってしまっているのが大半なのにこれは本当に“普通の女の子”に見えました。「太陽の陽子です」というキャッチフレーズがとってもとっても不安だったんだけど君なら許す!って感じだったんですよ。…前半まではね。薫ちゃん@『相棒』のイメージが強いと思っていた寺脇康文が全然違うキャラで、とても自然で、とても良い感じだな…と思えたし『瞳』で知って好きになった満島ひかりも『瞳』の時よりもっと良い…と思えました。母親役の原田知世の浮世離れした雰囲気も生かされていたし2人の兄達も好感持てたしその他、脇役達も皆良かったんです。出征していくピエール瀧に泣かされたのがこのドラマを大好きでいられた最後だったかも…後半は話はどんどん薄くなるしヒロインはどんどん傲慢な女になるし>ヒロインがドヤ顔他のキャラもどんどん魅力を失って行きました(涙)で、後になって思ったんですけど朝ドラ過去作を彷彿とさせるエピや描写が所々に出てきたんですが前半はそれが「こうやった方が面白いよ」的メッセージに見え小気味良い面白さがあったので『岡田君の朝ドラおちょくりまくりコーナー』と、勝手に呼んで楽しんでいたんです。後半では、そうした捻りは感じられず単なるパクリにしか見えなくなっちゃいましたけど…で、私が朝ドラを本格的に観始め、感想を書く様になったのは『ファイト』からなんですがこれもやはり前作=良作、後半=駄作とキッチリ別れていたんです。いわゆるテコ入れという名の余分な圧力があったんじゃないかと疑っているのですが、その後、これほど極端にして分かりやすい改変はなかった様に思うのです。で、本題なんですがこの『おひさま』は後半イキナリ自ら質を落とすことによってしかも、もの凄い落とし方をすることによって『ファイト』をも超えたというか、徹底的におちょくりまくってくれたと言えるかも(笑)う~ん、凄過ぎる>んなわけねーだろ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/878-e5e82a66☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち『おひさま』完全版『ちゅらさん』完全版『ファイト』総集編
2013.01.03
コメント(0)
『てっぱん』(平成22~23年)BK伝説が崩壊してしばらく経つのにそれでもまだBK作品には期待してしまい>パブロフの犬状態(?)『ちりとてちん』に匹敵…しなくても良いから…少しでも近い作品をとどうしても求めてしまう気持ちを抑えられない中周囲が批判の嵐でも自分もまたハマっているとは言い難い状態ではあってもそれでも捨てられない「何か」を感じとにかく守り抜かねば…と思える作品もあるのだということを『つばさ』で知った後その両方の匂いをさせて登場したのが『てっぱん』でした。でも、実際に観てみたら私的にはダメでした。捨てられたトランペットを拾うために二回も海に飛び込むセーラー服ヒロイン…という萌え要素抜群の、番組側としても看板にしていたシーンが初回に来ても乗れなかった(――;)それでも雰囲気は良いし映像も綺麗と思って好意的になろうなろうと努力(?)しながら観続けましたが心の底を冷たい風が吹き抜けるのでした(^^;)そしてコメント欄が荒れました―荒れるにつれマジ変なコメントも混じる様になりましたが最初から書かれていた人達は『てっぱん』をマジ好いていたのだと思います。私が最初に抱いていた、『ちりとて』や『つばさ』に対する様な思いを視聴しながらますます『てっぱん』に対して抱き続けていたのだと。私も一緒に盛り上がりたかったです。…でも、できなかった…感想は大きく言って絶賛系か批判系かに分かれます。でもそれは勿論、ドラマを観て自分の心がどちらに傾くかで自然に決まるもので最初はなるべくニュートラルで臨む様にしています。いや、寧ろ好意的に観ようという意識が働きます。だから批判系になってしまうのは、かなり強烈な「負」がドラマにあるのです。私にとっては…ということですけど。自分で感じたことを素直に書くしか出来ないしブログとはそういうものだとも思うし。最初はハッキリ分かりませんでした。好きになれない自分に罪悪感すら抱きましたよ。ドラマが進行するにつれてダメダメぶりは目に見えてきました。申し訳ないけど物語も構成もエピの一つ一つも上手いとは思えなかったし破綻していったし(部分的には悪くないところもありましたけどね)キャラも魅力的だと感じる人がいませんでした。(最初は好感持てた人物も何人かいましたが…だんだん崩壊していきました)結局のところ血の繋がりがなくても「家族」にはなれると描きたかったのだろうけどそれを強調するあまりドラマ内の人物が血の繋がりのない結び付きばかり追い求め逆に血の繋がりを否定している様な印象になっちゃってた気がするし―ヒロインを変に持ち上げるばかりの話になって行ったし―それもヒロインの功績とも言えない功績を褒める、という朝ドラ典型ではなく彼女の生い立ちを可哀想可哀想と同情するばかりのキモチワルイもの(笑)画面のインパクトを重視する余り、話の辻褄がおかしくなることが多かったし―立ち聞き盗み聞きで話を進めるというダメ・パターンの繰り返しだったし―終盤になって、一週間連続で立ち聞きが出てきた時は脚本家も自棄になったのかと思いました(笑)つまり、ダメ朝ドラの典型に自ら陥っていった…って感じ。それより何より登場人物にやたら号泣させそれで視聴者の涙腺を刺激しようという素人でも避けそうなシーン続出。これって一番やっちゃいけないことなんじゃないのかなあ…ワン・シーンだけなら却って良い効果を生む場合もあるかもしれないけど(笑)ダメ朝ドラは沢山あったので『てっぱん』が最低作だとは思いません。箸にも棒にもかからない作品よりは遥かに良いものを持っていると思います。でも、ごめんなさい私はダメでした。コメント欄で苦労したのは私の対処の仕方が悪過ぎたせいですけどそれらの嫌な思い出も含めて、庇う気にはなれない作品となりました。歴代朝ドラ寸評モドキINDEXは→ここ(やっくんち)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/872-35291c51☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ ☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち [DVD] てっぱん 完全版 DVD-BOX 1 [DVD] 連続テレビ小説 てっぱん 総集編 古くから尾道で親しまれる味朝の連続テレビ小説『てっぱん』にも登場します!尾道焼き 10P23oct10
2012.12.29
コメント(2)
『ゲゲゲの女房』(平成22年)“朝ドラ枠”ということで観続け&書き続けてきて11作目。正直なところ、今度はどんな題材で主演は誰で…という普通は一番気になるであろう部分には「ああ、今度はコレで来たわけね」程度の興味しかなかった私。でも今回は、水木しげるがモデルということで情報を耳にした時点で萌えました。まるでご褒美の様な気持ちでしたよ>何ちゃそれ?でも勿論、ドラマ的に酷い出来だったり>何せAKは前例だらけ水木しげる自身やその作品や周辺の人々の扱いに疑問符が付く様なものだったら怒り倍増だぞ~!という思いもありました。で、蓋を開けたら非常に良い雰囲気でしたね。面白かったし。やれば出来るじゃんAK!という気持ちにもなりました(笑)オープニング映像に鬼太郎etc.の水木キャラが登場した時点で涙ぐんじゃいました。本編にアニメで妖怪が登場するのは前もって聞いていてどっちに転ぶか…と思ってたら良い方向に転んでくれました。物語的には水木しげる中心のものだけれどあくまでも妻から見た水木しげるにしていたところが良かったです。妻の子供時代から始まったところも。ヒロインの両親に重点が置かれるのも朝ドラ“お約束”だけれど今作は実家と義家の両方が個性的で魅力的な描かれ方をしていて大いに楽しめました。特に私はイトツが大好きだったな。ああいう人が身近にいたら良いな、と今でも思います。他にも個性的&魅力的なキャラが大勢いました。特に私は豊川(眞島秀和)さんに「萌え~」だったんですけど(*^^*)出てくる人全員が好きだったと言って良いかも。貧乏描写が甘いという意見も聞かれましたがまあ「大変なんだな…」というのが分かれば良いと個人的には思います。少ない服を着まわしていたり、アップになると服の所々が痛んでいるのが分かったり…そういう、さり気ない工夫が好きでしたし。終盤になると息切れする、というのも朝ドラ“お約束”ですが息切れというより成功してからの話は起伏が緩やかになるのせいか前半に比べるとイマイチかな…と思う部分もありました。でも、貧乏時代で終わらせることも成功の階段を上り始めたところで終わらせるのも可能だったし、もしかしたら綺麗で効果的だったかもしれないところを成功後も描いた…というところに意義があると思います。現実の水木しげる先生が、ご健在である上にドラマ以上にユニークな方なので(笑)現実とドラマとが絡まり合って、より魅力的になっていました。ドラマは終わったけれど、物語はまだまだ続いて行くしそれは私達と地続きなのだ…とも思えたし。いわゆる朝ドラーにも一般的な視聴者にもマニアックなマンガ・ファンにも…色んな面で楽しむことの出来る良い作品だったと思います。歴代朝ドラ寸評モドキINDEX→ここ(やっくんち)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/871-daaea031☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち 【送料無料】ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX 1 [ 松下奈緒 ] 【送料無料】ゲゲゲの女房 [ 武良布枝 ] 【送料無料】NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房 オリジナル・サウンドトラック [ 窪田ミナ ]
2012.12.29
コメント(2)
今日は通院日ですので感想は少し遅れるかも?遅れないかも?>どっちだよ?先回、色々な検査をしたので今回は基本のみで早く帰れる可能性大です。まあ、帰りに済ませたい用事も少しあるのですが。で、代わりに(?)今、思っていることを書いてみようと思います。もうすぐ前編が終了しようとしている『純と愛』。今の段階での私の気持ちはというと好きか嫌いかと問われれば好きの側にはいるけれど…つまりは嫌悪感はないのだけれど好きとハッキリと答えてしまうには、いささかの躊躇いがあるという状態でございます(^^;)初期の頃の気持ちと大して変わってないなあ…でも、ほんの少しは変わってきてるかなあ…初期の頃は笑ったり泣いたりというところまでは行かなかったんだけど今は時々は笑ったり泣いたりできていますね。つまり少しは感情移入できてきたってことかな。やっぱ、愛役が風間俊介君というのが大きいかな…とは思います(てへでも、そういうミーハーな動機で観続けているというのとも違うと思ってます。脚本家に期待する気持ちはありますが『家政婦のミタ』さえも未見ですので「彼なら良い物を作ってくれる」的な考えはないつもりです。まだ見放してはいない…ってところ?度々「遊川」と呼び捨てしてますが(笑)『ミタ』があまりにも世間で騒がれる故に揶揄する気持ちがあるのは確かです。何ていうか、最初からずっといわゆる“朝ドラらしさ”を崩そうとの意志やいわゆる“ドラマらしさ”の枠をも外そうとしているフシが見られるのでそこに期待する気持ちとそれを前面に出し過ぎてるかな、という懸念と逆の意味でのパターン化に陥りやすい危険性があるよな、という不安がありますね。ドタバタ描写にちょい無理を感じて痛々しいこともあるしその他ツッコミどころは無限大ですが過去のダメダメ朝ドラの時の様に引っかかって仕方ないという状態にはなくサラッと流してるって感じです。例えば職場でワイワイ騒いでいるヒロインや家族達に関して「煩い、ウザい」とか「有り得ない」とか叩く友人某もいるわけですが私的には、そこはドラマ的嘘っちゅーか“お約束”みたいなものだと割り切って観ています。例えばヒーロー物で、仰々しい変身シーンの間敵たちが大人しく待ってくれているところとか―時代劇で、大勢で主人公を取り囲みながら律儀に一人ずつ斬りかかっていくところとか―スポーツ物で、主人公のチームが涙涙で盛り上がっている間相手チームがずっと存在を消して待ってくれているところとか―あと何より少女マンガとかでヒロインが花を振り撒きながら長々と心情を呟き自分の世界に浸りきっている間外界は全く普通に機能しているところに似ていると思うので(笑)あと、「友人某」とちょくちょく書いていますが身近にバリバリ批判派がいるので対抗して擁護派になっているというのもあります。意地を張ってるとか対抗心というつもりはないんですけど何ていうか例えば某前作においては彼女とは意見はほぼ一致したんですよ。勿論、完全にではなかったですけど。でも今回は彼女が何かツッコミを入れるたび「そこは違うんじゃないかなあ…こうじゃないかなあ」と思えるものがあるので、そこを感想として書いている部分があります。某前作の様な“視聴者に強いる(もしくは当てにする)脳内補完”ちゅーヤツではなく描写は少ないけどちゃんと描いていたり>描写不足というより最小限に抑えてる?直接的描写はないけどちゃんと匂わせていたり>行間を読ませるってヤツ?していると思えるのです。勿論、私の解釈の方が間違っている場合もあるだろうし買いかぶりってのもあると思いますが(笑)つまりね、良いところと悪いところが凄く極端に同居しているドラマと言えるかも?だから、これからどちらに転ぶか分からないし私の感想もどちらへ向かうか分からない>後編は擁護派か批判派か?サスペンスフルなドラマとも言えるかも?(笑)取り合えず帰宅後録画を観て今日の感想を書きます。よろしくお願いします。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/853-b616dc51☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち
2012.12.17
コメント(4)
ちょっと愚痴何故か顔を合わせる度に『純と愛』の否定意見を言ってくる友人某。ちなみに私のブログのことは知らない。人によって感想が違うのは当然だからその違いを楽しめれば一番良い。それが出来なければ話題を変えれば良い。…と思うんだけどそれをヤンワリ伝えているつもりなんだけど何故か執拗に食らいついてくる(^^;)もしかして、このブログの存在に気付いている?↓以下、(読んではいないとは思うけど)友人某へ―確かにね純は元気を通り越してガサツだし仕事ぶりは人によっては我慢できない程の酷さだろうし愛は暗いし何より超能力なんて人によっては「はあ?」な設定だし脇役達も人間としての嫌な部分が強調されてるしそれらを通して展開されるアレコレは爽やかとは程遠い内容だし尖ったドラマだからニコニコ眺めるのには適さないだろうね。でも、良作だと思えた過去作の幾つか例えば『カーネ』とか『ちりとて』とか…どれも題材も作りも違うけど、それぞれ尖ったドラマだったと思う。だからって『純と愛』が良作かどうかってのは最後まで観ないと分からないけどさ(笑)前作みたいに色恋沙汰中心で中身がない!とアナタは言うけど…その前作への批判の一つは「時代性」の無さ。今作は現代物だから登場人物達が性的に自由なのはまさに時代性じゃないのかなあ…?だからって、そうした風潮をドラマは肯定しているわけじゃない。ましてや推奨しているわけでもないじゃん。それに前作の「色恋沙汰」は文字通り誰が誰を好きで誰が誰とくっつくか…てのが内容だったけど今作は、もっと深いものを描いていると私には思えるのだけど…朝放送するにはふさわしくない!とアナタは否定するけど…朝だろうが昼だろうが夜だろうがドラマ世界に入り込めれば気にならない私みたいな視聴者もいるよ。そんな私には、放送時間だの○○枠の伝統だのよりドラマ世界に入り込める出来か否かの方が気になる。そういう題材は気に障る!キモい!とアナタは否定するけど…つまりはそれって好みの問題でしょ?作品への評価とは別モノだと思うよ。「このドラマは嫌い」と言うのは分かるけど「このドラマは駄作」と言う根拠にはならないんじゃ?私は小心者だからハッキリ言わなかったけどアナタが面白いと言っていた某ドラマちょうどブログ仲間からも勧められたのでたまたま1、2話を纏めて再放送していたのを観てみたんだよ。私には好きになれなかった。だって、その回で扱っていたのは中学生が小学生を妊娠させたっちゅー話だったんだもん(^^;)私はそーいうの好きじゃないから敢えて観たいと思わないから次の回からは観なかった。それは私の好みの問題。ただ、その題材の料理の仕方よくあるドラマの様に感情で扱うのではなく理性で理論で解決しようとしていたことには面白味を感じた。だから、ドラマの出来としては悪くないと思ったよ。(技術的なことは知らないけど扱い方や纏め方に意義を感じた)だからドラマを否定してはいないよ。もしかしたら観続けていれば私も絶賛したかもしれない好きにもなれたかもしれないとさえ思うよ。好みは人それぞれで良い。それを超えて作品として評価したいと思うなら取り合えずはじっくり観てみるしかないよ。題材にアレコレ言われても私が決めたものじゃないし(笑)私だって「理想的」とか「見倣いたい」とか思ってないよ。それらを通して描かれることに興味を持っているだけだよ。まず私の感想を聞き、それを頭から否定するというやり方も、ちょっと控えてほしいんだけどなあ…(^^;)これは言い難いことなんだけど…アナタのツッコミには的外れなものが少なくない気がする。脳内補完なんてものじゃなくちゃんと察せられる様に描かれていると思うんだけどな。凄い上目線な言い方でゴメン!!!まあ私だって、どれだけ理解できてるか分からない。つーか半分もできてないかも…(^^;)だから簡単に説得されて賛同する様にさえなっていたかもしれないからある意味ちょっと残念>ぉたださ、ドラマがこれから破綻してきたりすれば私も一転して批判派になるよきっと。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/792-fb313966☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち↓つっこみグッズ
2012.11.02
コメント(8)
私のスタンスとはちょい違うかもしれないことだけれどやはり『梅ちゃん』を語るには無視できない面でもあるのでちょこっとだけ書いてみます。Ya○oo「みんなの感想」及び各新聞雑誌の(いわゆる)『梅』アゲ記事について―何故スタンス違うかというと私は「みん感」には投稿したことないし、新聞雑誌含めて読むこともあまりなかったからです。別に見ない様にしているというわけではなくて単にメンドクサイだけ>ぉぃ色々と情報を取り入れた上で書くのが評論だと思いますが私が描いているのは、あくまでも自分がどう感じたかを主体にした感想なので。で、まあともかく、「みん感」及びアゲ記事についてなんですけど―誰でも投稿できる=色んな人の色んな感想や考えを分かち合えるという(それこそ)スタンスだと思われた「みん感」。実際、『カーネ』の時は★5が多く『梅』では★1が圧倒的に多い「みん感」。でも実は、★1がバンバン削除されているそうです>それも瞬殺そして週一、決まった曜日に★5の不自然な大量投入があるそうです>★5祭前者はドラマをキチンと観た上での真摯な内容が多いのに対し後者は「ヒロインが可愛い」だの「癒される」だの、ごく短い文がほとんど。あるいは★1を揶揄したものや、人格攻撃まで。さらには『純と愛』にまで進出し、逆に★1の大量投入。その後は投稿欄が出ない…なんて現象も起きている様子>梅アゲのための純愛サゲ新聞雑誌の方は尚更で実はドラマをろくに観ていないのがバレバレの何処をどう見ればそんな解釈ができるんだよ!?ってな感じの提灯記事が何故か続々と出てきている様です。最近は、『梅ちゃん』批判派は梅ちゃんに嫉妬している!とまで書かれていたそうです(笑)まあ、似た様なことは以前からあったとは思いますけど『梅ちゃん』に関しては顕著なのかな…と。まあ、この点についてはイカルさんやグラマティコさんのブログをご覧ください。好みも観方も様々だから『梅ちゃん』を賛美する人がいてもおかしくはないけど批判派を抹殺しようとする動きはアヤシイとしか言い様がないですよね。それから「嫉妬」(笑)大した努力もせず人生順風満帆仕事はサボるし他人の人生に土足で踏み込むししかも掻き回すだけで何をするわけでもないのに何故か最後は絶賛されてオシマイ…まるで教祖か何かの様な梅ちゃんだけど嫉妬するかあ!?ああいう人生、歩みたいとは思わないなあ…つーか、あんなキモチワルイ世界に生きたくないし…それとも外見が可愛いから?今迄のヒロインもそれぞれ可愛いかったり綺麗だったりしたしホマキは確かに可愛いけど、彼女だけ特別というわけでもない様な…よく、ヒロインが美人である程、女性視聴者の受けが悪いなんぞと知ったかぶりで言う人がいるけど少なくとも、私はそういう感覚よく分からないなあ…素敵な人なら逆に好きになるんじゃないでしょうか?>そうでもない?私が観た朝ドラの中で一番美人だと思うのは『どんど』の比嘉愛美さんであれは私的には駄作だったからドラマとしてもヒロインのキャラも好きではないけど比嘉さんは新人らしく一生懸命な様子が伝わってきたから好感持っていました。いわゆる見目麗しいというタイプではないのは『芋たこ』の藤山直美さんで>スマソあれは私的には良作だったからドラマもヒロインも大好きになって藤山さんのことは、それ以前よりももっと好きになりました。双生児なので同等の外見を持っているのに評価が分かれたのは『だん×2』のマナカナ。あれは私的には『どんど』より酷い駄作だったのでどの道好きじゃないけどダメ朝ドラ・ヒロインを集約したキャラをさらに増幅させた感のあるマナは苦手になりキャラはイマイチでも切なさは上手く表現していたと思われるカナには好感持ちました。↑ま、かなり賛否両論だとは思いますが(笑)要は外見じゃないってことです。美醜で判断するのは『梅ちゃん』の方ですよね。そんな『梅ちゃん』を支持するくらいだから「嫉妬」なんて発想が生まれるのかな…なんて思っちゃいます。これも人格攻撃?まあ、お仕事だから仕方ないんだろうと同情しますけど「嫉妬」という言葉まで使うとはなあ…思い出すのは『こころ』ドラマの方はチラと観て酷い内容だったので撤退しましたけど(笑)ネットでの騒動は時々覗いていました。もう批判の嵐で、その中に時々、酷く粘着質な擁護派が出現して一番の攻撃手段が「嫉妬」でした(笑)ヒロインにではなく、脚本家(女性)への嫉妬。何故、女のことだとすぐ「嫉妬」と見なされるのかなあ…女性蔑視もまた『梅ちゃん』のキーワードですよね。何だかさあ…制作側は『梅ちゃん』を人気ドラマもしくは名作にしようと必死なんだろうけどそうすればする程、視聴者側は覚める一方(それどころか嫌悪感が増す一方)だという気がします。せめて同じ朝ドラの足を引っ張るなよ!って感じ。『カーネ』は間違いなく名作だと思うし>最後の一か月は微妙だけど(個人的に)『純と愛』はまだ分からないし不安材料も多いけど良くなる可能性も含んでいます。結局のところAKによるBKへの嫉妬!?ナンダカナ…(^^;)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/767-68f07587☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち↓DVD-BOX 1
2012.10.14
コメント(2)
好意的たろうと努力して観ていたのにその努力を遂に放棄するに至ったのはまあ、積もり積もって…ってことなんですけど(^^;)強いて“きっかけ”として挙げるとすればギラン・バレー症候群エピかな…と思います。個人的に病気や死というネタには少しばかり敏感なところがあるもんで。物語上必要なものならともかく他の手もあるだろうに安易に病気や死を入れて感動させようとするのはプロとしてイカガナモノカ…と思ってしまうんです。ましてや、実在する病名を堂々と出して適当な展開にされると怒りさえ覚えてしまいます。ヒロシ君を病気にしたのは、まあ物語上必要なことだったかもな…と受け止めたんですけどサシスセソ同盟の江美さんの幼馴染が余命宣告されたというエピにはかなり引っかかるものを感じました。それで江美さんは医者になることを悩むのだけれど梅ちゃんの励ましで割とアッサリ立ち直ってしまうしその後、幼馴染がどうなったのか全く語られずに終わってしまいました。「何だよ、それ!?」と呆れました。そのくらいだから梅ちゃん自身は大して感じてないってことだし意味あんのかよ、このエピ!?って感じでした。それでも、これはいつか梅ちゃんがぶつかる壁の前振りかもしれない…と、自分に言い聞かせながら観ていました。で、ギラン・バレーのエピが来るんですが―梅ちゃんったら江美さん程に悩みもしない…冷たく宣告しただけでした。人に情をかけ過ぎる梅ちゃんが自分の感情を抑えることを学んだ結果でありひとつの“成長”を描いているのだろうと無理クリ思ってはみましたが…ドラマ的にそこをちゃんと描いていたどころか、匂わせていたとも言い難かったし実際、感情云々の件に関しては後にも出てきたから別にこのエピはその面での成長を描く目的ではなかった様です。じゃあ何を描いていたのかというと―ただ冷たく病名を告げただけの梅ちゃんに患者の女子高生は感謝感激し恩返しだと言って父親に梅ちゃんの開業を許可するよう迫るという結末で(――;)心底呆れました。梅ちゃんが町医者になることはオープニングのジオラマで分かってるよ!そこのところを変にドラマチックに描こうとして安易に実在の難病をネタにするなんて酷過ぎる…その女子高生にも同じ病気に苦しんでいるかもしれない視聴者にもそんなネタで質を低下させた作品にも…その病気を克服するために梅ちゃんが奔走するとか何かしら行動するところが描かれるならまだ良かったと思うんですが結局、梅ちゃん開業という目的が果たされたことでこのエピはポイ捨てされてしまいました。実在の病気をネタにして簡単に治るかの様な話も私的にはあまり感心しないんですけど>感動した人はスミマセンスミマセン『梅ちゃん』はもっと酷いと思います。さらに、これには後日談(?)があって画面上、まるで梅ちゃんが聴診器一つで診断したかの様な描写だったのでそんなことが可能なのかとNHKに問い合わせた方がいらしてどんな回答が返ってきたかというとあれはベテラン医師が精密に検査をした結果下した診断で梅ちゃんは告知を頼まれただけというものだったそうです。バカヤロー!あの描写を観て誰がそんなことが分かるよ!?もう、ドラマであることも放棄してんじゃねーの!?と、鶴太郎の如く下品に吠えたくなってしまいました。御献体ネタといい時代考証といい色恋沙汰中心の話作りといいヒロイン始め各登場人物の人間性といいあちこちに滲み出る職業蔑視や女性蔑視といいオヤジ視線なカメラワークといい笑えないギャグといい全く掘り下げないまま「なかったこと」にされるネタや人物の数々といい…どんな人でも必ずどこかしらで嫌悪感を抱ける様な作りになっている地雷ドラマそれが『梅ちゃん』!って感じです…ファンの皆さんスミマセンスミマセンでも、努力に努力して好意的に観ようとしていてコレなんだよ…察して下され!☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/759-a351f21b☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち ♪梅ちゃん先生の聴診器♪●仮装・変装コスチューム関連●梅ちゃん先生の聴診器●PV112837 【送料無料】梅ちゃん先生 完全版 DVD-BOX 3 【送料無料】梅ちゃん先生メモリアルブック 2012年 10月号 [雑誌]
2012.10.09
コメント(14)
私の判断力を狂わせたのは普段は朝ドラを全く観ない父が、たまたま『梅ちゃん』を観て気に入ったこと。父の笑顔を前にして批判ばかりはしていられない気がして(^^;)といっても、週一回観られるかどうか…という状態が続き全く遠ざかっていた期間が少しあった後、久しぶりに観た『梅ちゃん』は恋話中心のトホホ展開に既になっていたので父の気持ちも急速に冷めてしまった(笑)やっぱ、『梅ちゃん』って最初はホマキの可愛さで目を引くものの続けて観ると内容のなさに呆れさせる…というダメダメ・ドラマだったんだと思う。ま、そーいうわけで初期の頃は意識して好意的に観ていた私…努力はかなり必要だったけどね。どれだけ努力したかというと…例えばヒロシ君(子供時代)ネタの場合大きな話の流れは予想通り>要はベタ細かい部分は予想以下>薄いしツッコミどころ満載であったわけだけど―まあ、プロとはいっても上手い下手はあるちょっと腕が足りなかっただけで重要なのは描こうという気持ちだから…(エラソウだから取り合えず認めよう!と、朝ドラとしては普通の努力(笑)例えば物議を醸した御献体エピの場合>放送中は茫然としていたんだけどあの暗闇に文字が流れるマンガ風というかニコ動風の描写がしたかったんだろうな…まあ朝ドラとしてはハジケてると言えるしな…>ま、ちょっと失敗しちゃったけどそれに若い女の子にとっては遺体への敬意より恐怖感の方が勝るだろうしましてや集団になると感情的な部分で共鳴して増幅して大騒ぎになりがちだしな…だから…まあ…スルーしてあげよう!と、朝ドラでなくても結構な努力(笑)中身の薄さ、ツマラナサで言ったら例えば『かめ』なんかも同列だったと思うんだけどそれだけだったら作者の力不足という単純な問題で済んだかもしれない>プロとしては由々しい問題だけどヒロシ君エピは、この段階と言えるかな(独断でも、御献体エピみたいに一部の(作者達にとっての)美味しいところを優先するあまり視聴者に不快感を与えてしまうという全体が見えてません感というか(笑)結局、洞察力がなく思いやりもなく一般的見方を考慮できない無知蒙昧ぶりというか(^^;)理屈でどんな作品にしようとしても自然に作品に染みついてしまう作者の人間性のダメダメぶりというか(酷そういう根本的なものに重要な問題があると思う>言っちゃったファンの皆さんスミマセンスミマセン☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/751-8c03887a☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち↓作者の力量が問われた(と思う) [DVD] 連続テレビ小説 ウェルかめ 総集編スペシャル↓作者の人間性に疑問を持たれた(と思う) [DVD] 連続テレビ小説 だんだん 総集編↓果たして『梅ちゃん』は? 【送料無料】梅ちゃん先生メモリアルブック 2012年 10月号 [雑誌]
2012.10.03
コメント(16)
朝ドラ感想を書き始めて15作目>纏め→ここ(右端の枠)まだまだ朝ドラ歴は浅いですが、ここまで来て分かったことはどっちかっつーと駄作の方が多いんだな…ってことと>言っちゃったそれだけ朝ドラというのは他のドラマ枠に比べて難しいんだろうな…ってこと。だから割り引いて観るというわけでもないですけどまあ、他ドラマとは別モノという感覚でいます。で、最初の一週間前後は出来る限り好意的に観る様に心掛けてもいます。『梅ちゃん』の場合、ホマキは前々から結構好きだったし焼け跡のセットはなかなか良い感じだったし全体に漂う緩~い空気は嫌いではなかったので無理クリ“好意”のベールを掛けて観ていました。でもね…やっぱね…ダメなものはダメとしか言い様がないことが分かりました>ぉ『梅ちゃん』が始まって間もない頃ホマキ出演作を色々観てみようと思い立ちまずは『白夜行』を手に取ったんですがどうもイマイチだったんですよねえ…ドラマ版の綾瀬はるかも韓国映画版のソン・イェジンも良かったのにホマキは何だか籠ってしまっているというか丸きり迫ってこない感じで…『梅ちゃん』にも、そうした面が出てしまったんだと思います。梅ちゃんは確かに可愛かったけど生きた人間として、こちらの心に迫ってくるものはありませんでした。とはいえ『梅ちゃん』が駄作に終わってしまった一番の責任は脚本にあると思います。まるで、話になってないんだもん(^^;)でも、勿論脚本家一人のせいではなく、やはりCPの感性の問題もあったと思います。震災復興とか地域医療とか女赤ひげとか色々と謳っていたけど、結果としてどこが?って感じだったし。途中で上記を引っ込めて『サザエさん』だの『寅さん』だの4コママンガ風コントだのラブコメだの言い訳していたみたいですけどそれで?って感じだったし。某過去作の時、テーマが良いという理由でドラマを褒めているファンもいました。ツッコミばかりしている私は、その良いテーマを吸収することが出来ないから「勿体無い」と言われました。でも、ドラマがツマラナイからツッコミを入れるしかないわけで言葉でどんなに良いテーマを掲げてもそれを生かし、尚且つ娯楽性もある“ドラマ”を作らなければ意味がないと思いました。その点でちょっと悶々としていた部分があるんですけど『梅ちゃん』の場合テーマさえも定まっていないというか生かすどころか匂わすことさえ出来ていなくて慌てて違うテーマを言い訳っぽく取り出すという荒業に心底ビックリしました(笑)その時は「これが底だな」と思うくらいの駄作でも後にもっと酷い作品が始まって以前の方がまだマシだった…と評価が変わるのも朝ドラの特徴ですが『梅ちゃん』はドラマの作りだけでなくそうした背後の部分さえも覆してくれる凄い存在だったのだな…と思います(^^;)細かい部分については、また後で書くつもりです。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/746-26d05b20☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち 2013年カレンダー/堀北真希/13CL-145 [9/29発売] 【送料無料】梅ちゃん先生メモリアルブック 2012年 10月号 [雑誌] 【送料無料】白夜行【Blu-ray】 [ 堀北真希 ]
2012.09.30
コメント(6)
以前このブログのコメント欄が荒れた時私の対処の仕方が悪かったことは凄く反省してるんだけど(しかも何度かあったのに全く進歩できてないし^^;)でも、毅然としきれなかった理由の大部分は反対意見の人にも言い分があるだろう…自分が好きなドラマを貶されるのは悲しいことだし…皆で楽しくワイワイやれる方が楽しいわけだし…私の見方が絶対的に正しいわけではないし…との思いがあったから。でも、昨日ブログ仲間のイカルさんの所にイカルさんが今とても辛い状況にあり皆がそれを悼むコメントを寄せている中で「チャンチャラおかしい」などとコメントしてきた人がいてやっぱ、情なんてかけるもんじゃないね!と考えを改めた。その人が純粋な『梅ちゃん』ファンならロクでもないドラマだなってことを証明していると言える。熱烈なホマキ・ファンなら却って彼女の足を引っ張ってる。工作員ってヤツなら某NHKの少なくとも一部は腐ってるな。単に煽って喜んでるだけのアホなら>これが一番可能性高いけど自分のアホぶりを晒してる。そして全体に言えることはどんな立場のどんな人であったとしても人でなしであることは間違いないよね。あ、勿論反対意見を言ってくる全ての人がそうだとは言わないけどさ。そこは判断できるようになりたいと思う。ただ、「嫌なら観るな」ってのはオカシイよね。自分と意見や感覚が違う不快なブログだと思うならそっちを読まないようにする方が簡単じゃん。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/704-23605dba☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち
2012.08.23
コメント(4)
まず最初にひじゅには評論家ではないので>当たり前だ作者の意図とか思想とか意気込みとか真のコンセプトとか…そういった背景に関しては全く知らない。登場人物の名前等の確認のため以外には公式HPも碌に見ないしな(笑)ただ、一視聴者として観てただ、胸に浮かんできた“感想”を書き散らすだけ。それでも何ていうかさ…何となく浮かんでくるものってあるじゃん?モヤモヤと。その一つとして時々思うのが「行間を読む」VS「脳内補完」一応、私の解釈としては*「行間を読む」の「行間」映像や言葉にしてないだけで作者の思いは十分に込められているしそれを匂わす作りになっているからしっかりと視聴者の心には伝わってくるもの*「脳内補完」作者の意図とは関係なく視聴者が好き勝手に妄想すること描写不足や話の辻褄が合わないところを視聴者がアレコレ考えてそれなりに理屈が通る様、脳内で作り直すこと↓さらに発展(?)して作者の方がそれを期待して視聴者に丸投げすることでこの最後のものがめっちゃ多いのが、駄作に共通するもの。しかも、厄介なことにさ私には後者にしか思えないものを前者だと言い張る人もいるんだよね。その人にとってそうなら別に良いけどそうは思わない人に「勿体無い」と押し付けてくる場合がある。ナンダカナ…でね、何が言いたいかというと昨日、ポッドキャストで町山智浩さんの『ダークナイト・ライジング』評を聞いてたら凄くスッキリする言葉があったので、ご紹介。観客が自分の想像力で補えば良いだろうとかね目をつぶれば良いだろうとか、そんなこと小さな間違いだとか何故、そんなに観客が一生懸命庇わなきゃならないんですか、映画の穴を?何故、脚本家や監督が穴を開けっ放しにしたところを観客が埋めてあげなきゃいけないんですか?その穴を埋めるのは映画を作ってる側の責任ですよそれと、穴があっても良いんですよ、気が付かない様にすればでも、気が付かれちゃったら、それは失敗ですねもう一つは目をつぶれって問題があるんですが何故、目をつぶらなきゃいけないんですか、映画を観てるのに何故、私達が無理な行動をしなきゃいけないのか、映画を観てるのにもう、町山さんサイコー!☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/697-408c2175☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち 【送料無料】トラウマ映画館 [ 町山智浩 ]価格:1,260円(税込、送料別)
2012.08.17
コメント(4)
まあ色々複雑なので少しずつ何回かに渡って書こうかなと(笑)まず思うことは某BK前作の時も思ったことなんですがテーマが良ければドラマも良いと言えるのか?ってこと。テーマというのは大抵あるでしょう。まして朝ドラなら、それなりのテーマを掲げるでしょう。例えば…ベタだけど(笑)「人には親切にしよう」というのがテーマだとします。これを悪いものだと考える人は、まずいないと思います。でも、「こんな良いテーマを持つこのドラマは傑作だ!」と言えるかどうか…それは、やはりドラマとしての出来如何でしょう?出来が悪かったら「テーマは良いんだけどドラマはダメダメだね」としか言い様がないでしょう?ひじゅには、そういう場合何故ダメなのか?ってところを考えるのが好きだからきっとブログには「このエピ、テーマを生かせてない」とか「あの演技、脚本の意図を伝えてない」とか「言葉で連呼したって心に響かない」とかまあ色々書いちゃうと思います。ひじゅにが興味があるのは(注目してしまうのは)「このドラマのテーマは何か?」「そのテーマから益を得よう」よりも「こういうテーマの様に見受けられるけれど、それをドラマとして表現できているか?観ていて面白いか?」なんだと思います。(だから、表現できていると感じられる作品には大感激し心から愛してしまいます)逆にテーマは良くなくても作品的に良い出来、というものも存在します。ふと思い出すのは、随分前にレンタルで観た『桃太郎 海の神兵』というアニメーション。(以前にも言及したことがあるかもしれないけど)戦時中の日本でも、これだけのものが作れたんだ…とビックリしたし感動しました。これって、いわゆる“戦意高揚映画”だからテーマ的には絶対に共感できないし、良いものだとも思えません。でも、アニメとしては素晴らしいと感動したんです。反対に、いわゆる教育マンガというものがあります。歴史等を分かりやすい様にマンガの形で描いたものです。これこそ、テーマは文句なく良いものだと思いますがマンガとして(ストーリー構成とか構図とか絵とか…色々)ナンダカナ…というものを幾つか目にしたことがあります。勿論、目的は分かりやすさだから、そういう意味では成功しているのだろうけど。まあ、視点なんだと思います。似ている人には共感してもらえるかもしれないし違う部分を観ている人にはトンデモナイ駄文でしかないのでしょう。私は私が感じたことしか書けないというだけで違う人を否定するつもりはないけれど逆の場合は糾弾する気満々って感じで私としては困惑するばかり…です(^^;)基本的にひじゅに=早とちり、単純、考えが浅い、人生経験も浅い、アホだからテーマの解釈も作品の分析も全て的外れである可能性は高いです(笑)その点を指摘されれば何も言えません(笑)だけど、批判的な感想=批判的な態度で観ているから=作品の良さを受け損なっていて勿体無いというのとは、ちょっと違うと思うんだけどなあ…そもそも感じた事を全て書き記すことはできないから>字数制限もあるしどこの部分を取り上げるか…ってところにも関係してくるし。つまり、アホだから理解できないんでしょ!?と言われれば、その通りです!なんですが(^^;)そこに引っかかるのはオカシイドラマの良い部分を認めるべきと言われたとしたら良い部分は分かっているつもりだけど>分かってないかもしれないけどここが引っかかるから楽しめない何故引っかかるのか考えているだけそれを考えるのが面白いから…としか言えません。エラソウなことを書いてスミマセンスミマセン!☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/533-1d5f0702☆応援クリック、よろしくお願い致します にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります 東映まつり《送料無料》カーネーション 完全版 DVD-BOX 1DVD ◆25%OFF!価格:11,970円(税込、送料込) 【23%OFF!】【送料無料】カーネーション 完全版 DVD-BOX 2(DVD)(発売日お届け)価格:12,289円(税込、送料込) 【23%OFF!】【送料無料】カーネーション 完全版 DVD-BOX 3(DVD)(発売日お届け)価格:15,361円(税込、送料込)
2012.04.02
コメント(8)
里香です。私のこと、「誰?」と思ってらっしゃる方も多いことと思います。だって、いつの間にか生まれていて、碌に画面に映りもしないうちに年月が経って15歳になってしまったんですから。実は私自身、そこに疑惑を抱いているんです。ママや叔母さん達の話では、今迄は年月は度々飛んだけれど戸惑うことはなかったそうです。ちゃんと中身が充実していたし、キチンと物事が繋がっていたからだそうです。何よりも、お祖母ちゃんが要として立っていたからだそうです。でも、この12年はどうでしょう?ママ達も気付いたら老けていたそうで、憤慨しています。私も、15歳になる迄の多感な時期なはずなのに何の記憶も残っていません。まるで空白の12年です。しかも、開けた途端に親しくしていた岸和田商店街の人々が一斉に姿を消してしまったんです。そ、そりゃあ、年齢的に「そこは察してね」って人も多いですけど「少し早くね?」って人もいますよね?それと、あのトロい…じゃなかった鷹揚な聡子叔母さんまで「お母さんの岸和田弁がおかしくなった」なんて言うんです。アヤシイですよね。それで、皆で話し合った結果、私が岸和田に真相を探りに行くことになりました。私なら視聴者にもお祖母ちゃん自身にも、あまりよく知られていませんから色々と誤魔化せるだろうと考えてのことです。一番若くて動きも素早いし体力もありますから危険が迫ったとしても何とかなるでしょう。ついでに言うと、一番可愛いとも思っています。お年寄りばかりで地味になる一方の『カーネーション』に花を添えられるってなもんです。え?みちゃこ?誰ですかそれ?というわけで岸和田のオハラ洋裁店にやって来ました。綺麗に改装されていて、これでは証拠が見つかりません。まるで言い訳の様に、消えてしまった皆の写真が飾られています。お祖母ちゃんも昔の面影がすっかり消えていましたが年齢のせいだと言われると何も言えません。まず手始めに朝帰りしたついでの様な顔をしてお祖母ちゃんを起こしてみました。「年を取りました」これまた言い訳の様に、こんなことを言いながら目を覚ましました。ですが言葉とは裏腹に、起きるのも布団を片付けるのも素早くてあっという間に身支度を整えて化粧もして一階に下りて神棚を拝んだかと思うと二階に戻って仏壇に手を合わせ15歳の私でもビックリする様な軽やかな動きをするんです。私が見ているのに気付くと、いきなりスローになったりしてどうもアヤシイんですよ。食いしん坊なところが可愛いお祖母ちゃんだったのに今は食べ方が美味しそうに見えないしお祖母ちゃんといえばミシン、そして立体裁断だったのにミシンを邪険にしているし、客に触らず手振りで採寸してるし客に喜んでもらいたくて洋裁をしていると言っていたのに採寸を嫌がっていた客の事情や気持ちを汲み取れている様に見えなかったしそれにアホボン達とのやり取りにしてもお祖母ちゃんらしい爽快さやユーモアが伺えないんです。で、私、友達に頼んで暴走族のふりをして店を襲ってもらったんですけど…あ、襲ったっていっても、そんな酷いやり方じゃないですよ。道でイカニモ「族です」って感じの音や声を出してもらいウィンドウのガラスをちょこっと割らせただけです。あのガラスは小さなヒビが入っていて近いうち取り替える予定だったので大した害はないんです。そしたら、お祖母ちゃんったら、「キャー」なんて叫んで座り込んでるんですよ。あんなの私のお祖母ちゃんじゃありません!“お約束”のケーキを用意して、どう扱うか見ていたらワザとらしく落として、ワザとグチャグチャにして拾って不味そ~に食べてみせるんです。ママも知らないハルお祖母ちゃんの伝説のシーンを再現してみせたつもりらしいです。あれじゃ劣化コピーですよね。その他にも、何かやたらと昔のパターンを持ち出して12年のブランクを埋めよう埋めようとしている様子なんですけどそうすればする程、ワザトラシサが漂うんです。変です!絶対オカシイです!一体、何が起きたんでしょう?考えると怖くて仕方ありません。でも、このままだったら私達もどうなってしまうか分かりません。私は何としても、このドラマをコシノファミリー大成功物語にしなければならないんです。というわけで、私はもうしばらく岸和田に留まって様子を伺っていこうと思います。私の反抗の動機が曖昧で弱いのは、咄嗟の思いつきだからです。根が素直な私なので。あ、でも、ママのオバサンぽいデザインの服じゃあまり着たくないってのは事実かな。そのうち自分のブランドを始めてリアルクローズ作っちゃいますから。私が見事、真相に辿り着くか逆にマインドコントロールされてしまうかしっかり見届けて下さいね。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/509-76dd1f44☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ『ファイト』~『カーネーション』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち 【送料無料】 カーネーション 完全版 DVD-BOX 3 【DVD】価格:15,761円(税込、送料込) YUMA KOSHINO / ユマコシノ【レディース】【ワンピース】【サイズ:1】【中古】【送料無料】【R...価格:17,430円(税込、送料込)
2012.03.12
コメント(3)
すみません、またまた戯言です(^^;)優しくスル―してね♪綾野さん自身は感じが良かった意外に知的な話し方だし>意外は余計バナナジュース好きなのも可愛いしウザい女性司会者を無視してるところも大変ヨロシイ>こらこら気になったのは渡辺あやさんのメッセージ作者の手を離れて話が暴走してしまうことがある…とか何とか。つまり、周防エピは作者が最初に意図したものとは違う方向に行ってしまったらしい。確かにあのエピは少し浮いていた>少しどころではない?まあ、私は肯定派なんだけどね。実際にあった不倫ネタを逃げずに描いたこと糸子の少女な部分とオバチャンな部分を多面的に描いたことに感心したので。オバチャンな部分…ていうか、女の(もしくは人間の)イヤラシイ部分、傲慢さ等を一見、不倫らしからぬラブコメチックなタッチの中に盛り込んでいることに。鈍感ひじゅには、それにすぐ気付かずテンポや雰囲気が今迄と変わってしまったことばかり気にして疑問や不満を抱いてしまった時期もあったけど(笑)で、今回思ったこと―その感心した部分は渡辺あやさんが最初から意図して描いたもので浮いてしまってナンダカナ…だった部分を暴走と呼んでいるのかな?スタジオの様子からすると綾野萌え~な視聴者が多く生まれたらしいからその“暴走”は良い作用をしたと言えるのかもしれない。まあ、ここは賛否両論だろう。でも、そんな“暴走”を促した綾野さんはなかなかカリスマティックな役者さんだ、というのは確かかもね。で、本題なんだけど>ぇ今日で5回目が終わった『カーネーション』夏木マリ編。ヒロインのキャラにどうも疑問が付き纏うのも脇役の存在がことごとく軽くて薄いのもまるで違うドラマの様なスローテンポで内容なし・笑い要素なし・涙なし・ワクワク感なし・余裕なし…でもしかして密かに脚本家も交代してしまった!?という疑惑も飛び出してきそうな状態になっているのもその“暴走”が再び巻き起こっているから…なのかもね。綾野さんの時は全体的に見て良い方向に行ったかもしれないけど今回は悪い方悪い方に向かっている気がする(^^;)…“暴走”でなければ意図的ということになるから却って深刻だよね。今も変わらず楽しんでいる視聴者もいるらしいから失敗とまでは言わないものの失望している視聴者もそれなりにいるのも事実だし鳴り物入りだった夏木さんは逆に評判を落としたしコシノ・ファミリーのPV化という目論見も逆効果になっている。まさに誰得?って感じ。ももももしかして次作とそのヒロインのため?かかか考え過ぎですねそうですね(^^;)いえいえマジでそう考えてるわけじゃございませんて。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/505-51434556☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ『ファイト』~『カーネーション』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち 月刊MEN 綾野剛 [写真集+DVD]価格:2,625円(税込、送料別) 【27%OFF】[DVD] 連続テレビ小説 おひさま 総集編価格:5,825円(税込、送料別) 【送料無料】 梅ちゃん先生 Part1 連続テレビ小説 Nhkドラマ・ガイド / 尾崎将也 【単行本】価格:1,155円(税込、送料込)
2012.03.09
コメント(6)
毒吐くから不快になりそうな人は優しくスル―してね♪★ ★ ★ ★ ★ ★ ★大雪のためL字分割された画面で始まったオノマチin『スタパ』。何のかんので『カーネーション』出演者は延期が多い>翌日の綾野剛さんもだしヒロインの時がこうなのも一貫してると言えるかも(笑)ドラマも視聴者も手を伸ばし合っているのに双方が触れるのを何かの意志が邪魔しているのでは…という声に出さない疑問を象徴しているかの様>ぇ少し前のオノマチin『あさイチ』は楽しく観ることができた。だから今回もそのつもりで臨んだのに>録画でだけど何かモヤモヤしてしまったのは、偏見ちゅーヤツでせうか?細かく言っても仕方ないので2つだけ―1:麻生祐未さんのメッセージ「気を落とさずに」何か月も携わっていたものが終了して寂しいとか気が抜けたとかそーいうレベルの話ではないよね?つーか、明らかにヒロイン交代の件を指しているよね?NHKが言い訳している様に最初から決まっていたことならば「気を落とす」とまでは言わないと思う。オノマチさんは最後まで演じたかったけれど、今の自分には無理だ…という様なことを言ってたけど(敬語省略彼女としては、そうとしか言い様がないよな。ま、謙遜でヨロシイ、というところ(^^;)2:関東人の夏木マリさんだから岸和田弁はイマイチとの弁解何でオノマチさんが予め弁解しなければならんねん?確かに方言というのは難しい。難しいけど聞く方はどうしても気になる。自分の住む地が舞台になった時に痛感する。でも、そんなん言い訳するなら関西出身の女優を選べば良かったやん。別にこちらは、どうしても夏木マリの糸子が見たい!なんて思ってるわけじゃ全くないんだからさ>言っちゃったいや、夏木さん自身に嫌悪感を抱いているわけじゃないんだけどさ。逆に、彼女の糸子を大好きになる可能性も期待も持ってはいるんだけどさ。疎い私の耳にさえ届いているアレコレのおかげで彼女への気持ちが冷める一方。ただ、彼女に限らず思うことなんだけど例えばクロエ・グレース・モレッツ(ハリウッド女優)は映画『モールス』のオーディションの際、役柄に合わせてヨーロッパ訛りの英語を完璧に身に着けて臨んだため監督は本当にヨーロッパ出身だと信じ込んだらしいぞ。当時のクロエは12歳くらいだぞ。半年続くドラマのヒロインに挑戦するなら、このくらいの努力はしてほしい気がする。(夏木さんは一か月だけどね^^;)視聴後スッキリしないのでオノマチtwitterを覗いてみた。オノマチ糸子と宮崎あおい@篤姫を比較した山下某のコメントを載せた記事のURLがツイートされていた。そんなんわざわざオノマチさん宛にしなくてもええやん。まあ、既に有名になっている記事らしいからオノマチさんも既に知っていたかもしれないけど。で、その山下某のコメントだけど多分、大勢の人がツッコミを入れていると思うので今更だけどまあ、ちょっと言っておくと時代劇と現代劇の演技の比較も48歳で亡くなった篤姫と92歳で亡くなった小篠綾子さんの比較も意味ない気がするんだけど…ブランドを始める年齢までだとしても70代だし。また、オノマチさんは憑依型だからダメ宮崎さんは第三者的視点を残しているから素晴らしいみたいなことも言っているけど何でそんなんアンタに分かるねん?私は『篤姫』は観てなかったので、宮崎さんの演技については何も言えないけど何かで彼女が、篤姫が夫に心とは裏腹の言葉を出さねばならないシーンの撮影時その“心”が邪魔してなかなか台詞を言えなかったという様なことを語っていて十分に憑依型というか、役に入り込むタイプなんだな…という印象を受けたんだけどな。あと、役に入り込み過ぎるから下品だとか老け演技ができないとかって意見も意味不明。私には逆にオノマチさんは舌打ちしても啖呵を切っても全く下品にならなくて素敵と思っている。ましてやさ…下品で朝から見るのはキツイからヒロイン交代に至った…なんて意見は酷過ぎる。そう感じる人にはスカスカ空間を「アハハオホホ」で埋めている某朝ドラやオバマが全世界の不景気を解決した未来世界を舞台にした朝ドラや何でも周囲に御膳立てされ楽過ぎる人生を歩むヒロインが一番不幸だと皆に同情しまくられ号泣してばかりいる朝ドラがおススメです。皆、ヒロインは若いしな(笑)もしもこれが理由でヒロイン交代というのが事実なら、今迄のダメ・ヒロイン達は何故交代しなかったのか?っちゅーことにもなる。最初は可憐で良いと思ったのに後半は傲慢で嫌な女にしか見えなかった某ヒロインとか舌ったらずの甘え口調とワンパターンの泣き演技が気に障って仕方なかった某ヒロインとか全く魅力的じゃないのに周囲に絶賛されまくって悪魔になっちゃった某ヒロインとか…毒が止まらなくなっちゃいそうなので、ここまでにしときます(^^;)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/496-ca3cd8cf☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ『ファイト』~『おひさま』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち 【送料無料】萌の朱雀価格:3,192円(税込、送料別) お誕生日・結婚式・お祝い・プレゼント・退職・歓送迎会・卒業式などに♪あなたを熱愛する・女...価格:3,980円(税込、送料込)
2012.03.02
コメント(18)
以前、『てっぱん』の良さが分からない人は「気の毒だ」と書かれた某ブログを偶然読み凹んだ…という話を書いた。そのブログ主がまず読まないであろう、この場所で。今日、物好きにもまた覗いてしまい、気になる文章があったのでまたまた書いてしまおうとしている…ひじゅには藤木君並みに卑怯です(^^;)でも、『てっぱん』を楽しんでいる人を否定する気持ちはないので、盛り上がっている所にお邪魔して空気を汚したくはない(言い訳)だって、自分もそうなれたら良いのに…と思っているくらいなんだから。楽しめる、好きになれる…というのは、やはり幸福なことだと思う。その幸福を味わえないという点で、ひじゅにはマジで「気の毒」な奴なんだと思う。それと、そのブログ主は『てっぱん』に素直に感動している様子だし、他所にまで赴いて批判派を批判するような過激な行動はしていない(と思う)。ただ、「他所にまで赴いて批判派を批判」する人々は今でも出没しており、上記ブログ主と似た様な主張をすることもあるので、そこが興味深い。『てっぱん』には、人を動かす“何か”があるのは確かなのかもね。だから、そのブログ主の書いた文章をヒントに実は、『てっぱん』過激派の人々のことを書くことになると思う>ぉで、その部分…リアルではないと批判する人がいるけど、『てっぱん』は「ファンタジー」なのだと主張し、「ファンタジーに過ぎなくて」「設定が甘いドラマかもしれない」けれど登場人物は「人として」生きているし、訴えていることが素晴らしいのだ…という意味合いの文章だった。う~ん…それってファンタジーをバカにしてね!?リアルではない=ファンタジー じゃないし、ファンタジー=リアルではない じゃないよ。寧ろファンタジーって、物凄く「リアリティ」を要求されると思う。普通以上に緻密に構成しなければ、単なる絵空事で終わってしまう難しい分野だと思う。『てっぱん』を「リアルではない」と批判する人はその土台や描写の緩さを指摘しているんだと思う>全てではないだろうけどつまりは、優れたファンタジーとは真逆の出来だということ。でもって、そうした緩さを改善してくれたなら、自分達も『てっぱん』を楽しめるのに!という希望や期待を込めて発言しているのかもしれない>全てではないだろうけどそれを「ファンタジー」なのだと反論し、「でも」テーマは良いのだと主張したらそれって結局、『てっぱん』のダメな部分を思いっきり肯定していることになるんじゃ?まあ、それでも、その人達が『てっぱん』に満足しているのなら構わないけど他のものを否定したり貶めたり、中には違う意見の人に噛み付いたりする人がいるのは本当には満足していないからだったりして?批判している人々は、期待を口にしているわけで実は前向き擁護している人達は、実は欠点から目を覆っているだけで実は後ろ向き…なんて図式だったらどうしよう?(笑)応援クリック、よろしくお願い致します♪ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!朝ドラ『ファイト』~『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてありますやっくんち
2010.12.16
コメント(7)
なかなかコメントのお返事ができなくてスミマセンスミマセン。最近はコメント欄も落ち着いてきていて私も(これでも)冷静に、かつマイペースにブログを続けられるようになってきたと大変嬉しく思っています。だから、こんな文章はヤブヘビかもしれないけど(笑)お騒がせしておいて尻切れトンボでは難かなと思い、ちょこっとだけ書くことにしました。できれば、これで最後になるよう願っています(^^;)変なコメントは最近でも幾つか来てはいます。明らかな誹謗中傷の類なので>私にはそう見えるものだったので申し訳ありませんが削除させていただきました。以前は、『てっぱん』を好きだから擁護したい…批判的な意見に対し自分なりの考えを言いたい…という気持ちが感じられるものが多かったと思います。ただ、マナーという点で逆に考えて頂きたい部分も多くありましたけど(^^;)だから削除をする気持ちはありませんでした。私なりに色々と考え、改善できるところは改善したいと思っていました。それでも、自分で感じたことを書くわけですから結果的にはあまり代わり映えしなかったとは思いますが(^^;)それから、所詮素人の「駄文」なんですから偏っていたり感情的になっていたりすることも多々あると思います。知識や経験で解析しているのではなく、ただ感じたことを書いているだけですから寧ろ当然だと開き直っています。勿論、それを遥かに逸脱して、あまりにも痛い文章になっていたらお叱りを喜んで受けたいと思っています。反応が悪いとか、無視しているとか思われるかもしれないけど本人としては色々と反省したり模索したりはしているつもりです。「つもりかい!?」と言われれば、それまでですが(^^;)で、最近のものに対し、ささやかに反論させて頂きますと―「そんなに気に入らなければ見なければよろしい」もはや決まり文句(笑)全国放送されているもの(しかも受信料も取っているもの)を見るなと攻撃するよりこんな素人による弱小ブログの方を見ないことに決める方がずっと簡単だと思います。「世の中、あなたの視点で進んでいくのですか?」意味不明(笑)私は世の中を論じているのではなく、単にドラマの感想を書いているだけですが?感想は人それぞれなのが当然で、全て同じでなければいけないのだったらそれこそ世の中がオカシイということになります。「醜いブログですね」だったら見なければよろしいのでは?(笑)批判=醜い絶賛=美しいという感覚なのだとしたら、その方が怖いと私は思います。ま、この最後のもの↑は12/4の記事に付けられたコメントなのでその記事の内容 「中には、煙に巻かれない視聴者もいるし その中には、ブログや掲示板で正直な感想を書く視聴者もいる。 そんな人を見つけたら、それは非国民だから 皆で糾弾しましょうね ブログを荒らすのも良いし 感性の鈍い気の毒な人だと見下すのも良いし 潰すか洗脳するか、どちらかにすればOK」を実践してみせてくれたのかもしれませんね(笑)応援クリック、よろしくお願い致します♪ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!朝ドラ『ファイト』~『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてありますやっくんち 【25%OFF】[DVD] 20世紀少年 DVDセット(初回生産限定)価格:7,500円(税込、送料別)←『てっぱん』=ともだち? ネット時代の反論術価格:767円(税込、送料別)←読んでみようかな(笑)
2010.12.06
コメント(5)
ねえ、どうして?私は『ファイト』からずっと朝ドラの感想を書いてきました。面白い作品ばかりではなかったのは皆さんもご存知の通り(笑)“感想”だから、正直に書いてきました。自分が感じたことを押し殺して褒め称える必要も義務もないから。色んなものの“感想”を書いているブログはた~~~くさんあるでしょう?批判的なもの、辛辣なもの、茶化しているもの…色々あるでしょう?感じ方は人それぞれなんだし、それぞれの感じたことを正直に書いているだけでしょう?それはいけないことなの?日本には言論の自由があるんじゃなかったの?なのに何故『てっぱん』になってから、アレコレ言われてばかりなの?最初から批判的だったわけじゃないし…できれば好きになりたいから色々と悩みもしたし…そりゃあ、この間は「感情的」って言われたけど、だから反省して考えて書くよう、私なりに努力しているつもりなんだけど…それは一切、認めてもらえないの?絶賛でない限りは何も書いてはいけないの?『てっぱん』に関しては絶賛以外の“感想”は許されないの?今日は今日で掲示板の方に、ブログをやめた方が良いという意見が寄せられました。状況が変わる等の私自身の理由でブログをやめる日はいつか来るでしょう。でも、その前に、周囲の圧力でやめさせられなければならないのでしょうか?ブログって、そんなものなの?プロが作って公に発表して、それでお金を得ているもの…それは批評されて仕方のないものでしょう?視聴者は反論は一切許されず、有り難がって観賞させていただく…というもの?それができない人は弾圧されるの?私は今、非常に腹を立てています。 にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!朝ドラ『ファイト』~『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります
2010.11.04
コメント(56)
いつも、ありがとうございます。このところ、ゴタゴタしてばかりの当ブログですので今の私の気持ちを書いてみたいと思います。昨日は朝ドラ・レビューを中断しようとの気持ちが高まり、そう宣言する一歩手前でした。でも、ギリギリのところで何かが私を止めました。それには色々な要素が含まれます。単純に未練もあれば…悔しさもあります。怒りもあります。ここは純然たる趣味の場です。お金を取っているわけでもないし内容もドラマや映画の感想、好きなスターのアレコレだし何かを成し遂げようとか、何かに影響を与えようとかそんな“高尚”な目的を持つものではありません。ブログなんて星の数ほどありますし、私のブログなんて、さほどの存在ではありません。アクセス数だってブログランキングだって大したことありません。ブログ村の朝ドラ部門だけは今のところ1位ですけど、登録数が少ないですしそれ以外は寧ろ惨憺たるものです。だから私がトンデモなく痛い文章を書いても周囲の人々と相容れない感想を書いても何の支障もないのではないでしょうか?勿論、良くないところを指摘していただけるのは有り難いことです。このところ、確かに感情的になっていました。だから、反省し、改善していきたいとは思っています。だからこそ、日々悩んでもいます。でも、何故、罵倒されなければいけないのでしょうか?罵倒したつもりはない、と言われるかもしれませんがならば私が書いたものも「そこまで酷く書いたつもりはない」と言いたいです。コメント欄が荒れた時、私はどんな意見でも拒むつもりはないけれど優しく&理論的に…とお願いしました。それ、叶ってますか?コメント下さった他の方を何人か追い出しトラウマを背負わせた後、今度は私自身に矛先が向いた…というだけにしか見えないんですけど?世界に発信しているものだから配慮は必要かもしれません。それはいつも考えていることです。至らないのは私のせいです。でも、本文だけでなくコメントもまた不特定多数の目に晒されているのも事実です。自分のブログで好き勝手書いているのと、人のブログで個人攻撃しているのと、どちらが、より「痛い」んでしょう?素人の私が万人に喜ばれる様な完璧な文章が書けるとしたら、プロが作る朝ドラはもっとずっと完璧な出来になっているはずじゃないですか?今迄、何本かドラマの感想を書いてきました。色んな作品があり、私も好き勝手を書いてきました。批判的なことを書くと、ごくたま~に反論(というより揶揄)がありましたけど今回の様なケースは初めてです。最初は、それだけ人を熱くするとは、凄いドラマなのかも…なんて好意的に考えたりもしましたが今は、何だか異常だと思えてきました。そして、そのおかげで好きでも嫌いでもなかったドラマに嫌悪感を抱く様になってきました。だから視聴もレビューも止めてしまうのが楽なんですけど、今止めてしまうのは何だか悔しいです。褒めたり貶したり、くどくなったり感情的になったり…色々含めて、“その時の私”なんです。ドキュメンタリーです。素人のブログって、そういうものじゃないのかなあ…クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANKドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてありますやっくんち
2010.10.30
コメント(25)
今日の『てっぱん』の感想、もう半分は書いてあるんだけど某所での某レビューを読んで、何だかとっても虚しくなってしまった。その人は絶賛派。もう、これ以上ないってくらい褒めまくってる。私のレビューにガッカリされた方は、その人の所なら至福の時が味わえますぜ(笑)その人に言わせるとこのドラマを「ベタ」と言う方がベタなんだそうだ。そして賞賛は○、批判している人は「気の毒」なんだそうだ。ひじゅには自分ではどちらでもないつもりだけど>信じないだろうけど(笑)でも絶賛派ではない以上やはり「気の毒」の範疇なんだろう。「気の毒」と言われてまでレビュー書き続ける意味ないかもねあかりを「朝ドラの典型的なお節介ヒロイン」だから苦手と言う人を「図式的な見方に嵌っている」と糾弾しているけどそれって逆に言えば、過去朝ドラのヒロイン達を貶めていることになるんじゃ?それこそ、「図式的な見方」じゃ?苦手な人は苦手でええやん。仕方ないやん。真の姿は美しい蝶なのだと言われても、その人の目に映るのが芋虫だったら、それはもう本当に仕方のないことなんだと思うよ。それとさ、描いているもの、訴えているものまで否定している人は少ないんじゃないかな?どんなドラマだってテーマってものがあり、それは大抵「良いもの」だ。直接伝えられれば、誰でも頷き共感できるものがほとんどだと思う。でも、ドラマってテーマを直接提示するものではなく、そこに肉付けし娯楽に仕立てたものじゃ?寧ろ、テーマが簡単には透けて見えないものの方が優れているとさえ思う。だから、ドラマの感想ってテーマが良いから全て良い…じゃなく、その肉付けの具合を論じるものじゃないかと思う。勿論、テーマそのものを味わうのが好きな人を否定するわけじゃない。それは視点が違うってことなんだから。だったら、過去の駄作群だってテーマに免じて褒めてやれよ!とは思うけど(笑)あのドラマのテーマは嫌い、このドラマのテーマは好き…てのだったら、それは単に個人の好みの問題で、他人様を「気の毒」呼ばわりできないものね。ひじゅに的には、今の『てっぱん』はベタに見える。寧ろワザとそう描いているのだと疑っている。ワザとであるなら否定する方が野暮じゃないのかな?その向こうにあるものを探ることが大事じゃないのかな?同様に、ベタな作りもワザとだと疑っている。今週の食事エピなんて、木曜日でアッサリ解決だもの。これを大真面目に作っているんだったら、金曜か土曜のクライマックスにあの食事シーンを持って来るんじゃないかなあ。それを、あんなにもアッサリと、あんなにも「ベタ」な描き方をした…それって何故?って気持ちで観ている。まあ、若干買いかぶりな気もしなくはないのだが(笑)でも、もしも、ひじゅにの読みが正しかったらベタに描いているものを「ベタじゃない」と真面目に主張する方が物凄くベタじゃないのかなあ>言っちゃった単なる買いかぶりだったら、つまりはマジで「ベタ」ってことなんだから「ベタ」と言う方が正しいってことになるしな(笑)ひじゅには、テーマっちゅう高尚(?)なものとはまた別にそういうベタな手法を使っている意図に興味がある。そういう意味で『てっぱん』に面白味を感じている。だけどさ、やっぱ「気の毒」なんて言葉を見ちゃうと激しく脱力…こんな風に、その人が見る可能性が低い場で反撃っぽいこと書くのって物凄く卑怯なやり方だよな…って自己嫌悪も感じつつ取り合えず吐き出してみました。スミマセンスミマセン取り合えず今日の分は続きを書いてみます。応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!朝ドラ『ファイト』~『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてありますやっくんち
2010.10.21
コメント(39)
今日はこれから出かけて昼頃に戻ったら後は休みなので、それから『てっぱん』レビュー書きます。その前に、少し…今日の私はちょっこし拗ねてしまっていますので、それこそ意地悪な文章になってしまうと思われますのでご了承下さい>ぇ管理人としてハッキリせず対処も悪く不甲斐ないと自分でも思っています。言い訳になりますが…本家『やっくんち』で以前、辛い出来事がありました。一人の人により掲示板をかき回されたのです。ごく基本的な事柄を聞きまわり>いわゆる“教えてちゃん”返事が遅いと文句を言い>書き込み直後に返事を要求質問に関連するHP内の他のページを示しても読みに行く様子もなく…そもそも掲示板にしかやって来ない他の人の何ヶ月も前の書き込みを掘り起こしては挨拶の言葉を貼りまくり複数のHNを使って自分だけで会話を始め>いわゆる“自作自演”勿論、内容はHPの主旨とは全く違うもの…様子から未成年でネット初心者の様であったので、あまりキツイ言い方は悪いと思いやんわりと注意したり、ネット・マナーに関する他のHPを紹介したりしたのですが「怖い」と言われ、でも一向に改めず…なので一時的にアク禁にもしちゃいました。最終的に殊勝な言葉を残して去っていき、ホッとした部分もありましたが…やはり後味は悪かったし、もっと根気良く相手をしてあげた方が良かったのかと自己嫌悪にも陥りました。今はHPの掲示板は閉鎖し、このブログで統一しているのですが(この事が主原因ではなく、掲示板スパムが酷かったからですが)とにかく、そういうわけでトラウマになっていて、今でも、ハッキリ拒絶することが、とても難しいです。でも、それだけではありません。その時に比べれば、最近のコメント欄の諸々は可愛いものっていうか(笑)とにかく皆さん、真面目に意見感想を書かれているだけだと思いますから拒絶するいわれもないんです。無料で借りているブログなのですから、来てくれる人を選ぶなんてオコガマシイし。それに私の感想が絶対的に正しいなんて思わない…ていうか、有り得ないし(笑)違う意見や感想に触れるのも勉強になるし楽しいじゃないですか?真っ向から相手を否定したり、誹謗中傷に近い言葉を使ったり勿論、悪意満々…なんてのは別で、そう判断できるものがあれば、思い切って削除することにもなるかも?だから、互いに敬意を払い合い、穏やかに話し合えれば良いのです。人間だから時には感情的になって行き過ぎてしまうことがあっても反省して改めれば良いのです。そう思うんですけど、いかがですか?ちょっこし上目線?応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!朝ドラ『ファイト』~『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてありますやっくんち
2010.10.14
コメント(27)
【前編】と書いてしまった以上【後編】も書かねばと思うのですが何を書くべきか浮かばない(^^;)なので思い切って、コメント欄でご指摘いただいたことについて答えます。個人攻撃とか、その人だけに向けてこの文章を書いているわけではない、ということは先に断っておきます。人というより最近の現象について心揺れて、これを書こうと思い立ったので。*『ゲゲゲ』と比較してしまうため『てっぱん』を好きになれないのか?比較されるのも朝ドラの宿命かと(笑)とはいえ、それほど重きを置いているつもりはありません。第一週は様子見の段階なので、引き合いには出したりしますが遊び感覚で、実際にはあまり拘ってはいないつもりです。つーか、最終回を迎えた時点で既に“過去”なんです。それでも無意識に比較している可能性はあるかもしれないけど、イコール“『ゲゲゲ』>『てっぱん』”にはなりません。『ゲゲゲ』は好きだったし良作だったけど、傑作とまでは行かないと思ってます。分かり易さを追求するあまり説明台詞が多い、深読みするタイプの作品ではない…と、何度か書いています。そういう意味では『てっぱん』の方が私の好みの作風であるはずです。実話ベースだからツッコミどころが少ないのでは…という見方もある様だけどフィクションてんこ盛りで、そのフィクション部分がナンダカナ…でした(笑)リアル水木しげるの存在や作品が物語に広がりや重みを加えていて私的にはそこが好きだったし、ある意味「萌え」だったわけですけどそれはイコール“ドラマの出来が良い”ということにはならないし(笑)*加奈を持ち上げて、あかりを貶めるのか?これはジョークのつもりだったんだけどな(^^;)親元から離れたいと願っていた加奈が、取り合えずは地元に留まることになり親の会社の進水式に出席…という流れに朝ドラ御馴染みの「お母ちゃんの様になりたくない」→「なりたい」の変化を勝手に無理矢理“深読み”したわけです。実際にそこまで含みを持たせたドラマだとは本気で思ってませんが(^^;)でもって、これを皮肉というなら確かにそういう意味合いもあるのですがそれは、このドラマを好きな方々に向けてのものではなく寧ろ、あかりの大阪行きが唐突で理解できないという感想に対するものです。といっても、その感想はおかしいと言っているわけではありません。寧ろ、そこに疑問を抱く人の方が多いんじゃないかと思います。もしかしたら、確信犯的にそう描いているのでは…という疑いも抱いています。そういうところに対する皮肉のつもりでした。だから、あかりやドラマそのものに対する侮辱と捉える方が寧ろ、あかりやドラマそのものを貶めて考えてるんじゃないか…とさえ思います>スミマセンスミマセン実際のところ、私の文章が下手っぴーってことなのでそんなエラソウなことは微塵も言えないんです>スミマセンスミマセンあと、携帯云々も、たまたま見た幾つかのブログでここにツッコミを入れてたのでまた実際、ワザとツッコミどころとして描いている可能性もあるかとも思ったので「そういうツッコミは絶対に出てくるシーンだけど、それはまあ置いといて(笑)」という気持ちで書いたのでした(^^;)*進水式での錠父さんについて―「確執」は寧ろないだろう、と書いているつもりですが…(^^;)父さんの方は見送りに行きたくないという思いがあったかもしれないけど、進水式の方が先に決まっていたのだから、そこに父さんの意志を見出すのはそれこそ深読みだし、あかりの方は、父さんに対し変な拘りはなくなったはずなのだから意識的に同じ日を出発日にしたとは考えられないし、単にドラマ的効果のためだろう…としか思えないあるいは、そうとしか思えない様にワザと作っている…のかも?という風に見てしまいました。進水式私物化には不快感はなかったです。皆がツッコミを入れているところに“工夫”も感じました。第三者の目には愚かとも映るほどの親の愛…ちゅーことでツボに嵌れば、あの姿が愛しくて仕方ないんじゃないかと思います。悲しいことに…嵌らなかったけど…『ちりとて』ファン必見!という呟きがツイッター上を駆け巡っていましたからリアリズムという点ではツッコミどころ満載でも、ツッコミを入れるどころかマジ泣きできた『ちりとて』のシーンを期待してしまった人は多かったと思います。それ故に却って、シラケた人も結構いたんじゃないのかな…だって二番煎じだし>二番煎じだと笑うのが目的なら成功だけど辻褄的にはこちらの方が合っているかもしれないけど、コテコテだし。これがミスリードだったのなら却って凄いと思います。実は泣きのシーンではなく、お笑いだった…とのご意見には成程!と思いました。このドラマを心から好きになるための、光が差し込んで来た様な気がしました。ただ、このシーンが良かったという人の多数は、多分、泣きどころだと解釈しているんじゃないのかな…そして素直に嵌れた人には、お笑いと解釈するのはやはり侮辱だと思われるかな…*嘲り?意地悪?私の性格がそうだと言われるなら反論はできません>マジでそういうつもりはなかったのは確かだけど、そう受け取られ、不快に思われたのなら申し訳ないです。ただ、少しばかり反論(?)させていただけるなら…そう強く反応するのは、このドラマへの愛情があってこそだと思います。まだ、その愛情を抱けていない者には、そこを責められるのは辛いのですよ。私はまだ中間点にいるので、金土は意識して批判的に書いてみました。結構、勇気がいりました(笑)批判のための批判でなく、本当に感じたことを書いたのでもありますがビシバシ言ってやりたい…と思う程の気持ちもまた、ないんです。どちらかといえば、好感の方が強いと思うのだけれどまだ愛情とまでは行ってないし、それって意識的に持てるものではないし引っかかりがあることも事実なので、そちらを重視して批判的になってみるか、と思ったわけですが、やはりしっくりは来ません。後は自然に愛情が湧き上るまで気長に待つしかないのかも?いずれにしても、今迄も好きな作品でも良くない点が目に付けば批判しましたし、イマイチと思える作品でも良いと思える点は褒めてきたつもりなので、これからも、そのスタンスは崩さず行きたいです。よろしく、お願いします。応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!朝ドラ『ファイト』~『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてありますやっくんち
2010.10.10
コメント(16)
いつもコメントありがとうございます。勿論、ひとつひとつキチンとお返事するつもりですが全部書くには少し時間がかかるので(遅くてスミマセンスミマセン)その前にザックリ思うことを書いてみます。あくまでザックリ>ぉぃこのところコメント欄が緊迫しているのでもうちょっと和やかにするにはどうしたら良いのか…考えたいです。まず、レビューだのとエラソウな看板を掲げていますが実態としては、その時その時感じたことをまんま書き記しているだけでそんな大層な内容じゃありません(笑)あくまでも、その時の解釈の仕方であり感じ方であるので(脊髄反射ってやつ?)自分自身、後になって違う感想が湧くこともあります。ましてや、他の方々からしてみれば「何言ってやんでえ」「てんで間違いだらけ」と思われる可能性大です。だから、私に関しては基本的に何を言われても構わないと思っています。できれば…優しい口調でお願いしたいですけど(^^;)かつ論理的に諭してもらえれば節操のない私は簡単に翻っちゃうかも(笑)コメンター同士に関しては、ちょっと場合が違ってきます。どちらが正しいとか間違っているとかいうことはないと思います。ブログって日記感覚で気楽に書いてしまいがちなんですが、実際には世界に発信しているわけで、もっと自覚が必要だな…と考えています。それこそ、覚悟を持って臨むべきものだと。でも、コメント欄はそうではないと思います。掲示板ではない、というご意見がありましたが、その通りだと思います。会話することは良いんですよ、議論ぽくなるのも仕方ないでしょう。でも、否定はいけないんじゃないかなあ…あ、これも、優しく&論理的というのが肝心ってことかも。で、『てっぱん』ですが―二週間が過ぎたところで、まだ私自身のスタンスは定まっていません。それ故に賛否両論が飛び交い、結果的に荒れているのかもしれません。今迄の経験から言うと、確かに私の観方に近い方が多く来て下さっていました。でも、大きく(否定派、擁護派というように)分ければ一緒でも、全く同じというわけでもありません。違う意見を寄せて下さる方も少数ながらいらっしゃいました。自分と同じ感覚の人ばかりを集めて他は排除しようという気持ちもないですし。だから、全てがその理由から来るものではないとも思うのです>言い訳?管理人としての采配が悪いのは事実なので、その点は申し訳ないです。出かける用事ができてしまいましたので、ここまでを【前編】ということにしたいと思います。応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!朝ドラ『ファイト』~『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてありますやっくんち
2010.10.10
コメント(14)
【正太郎ちゃんSP:ゲゲゲの総括】し:皆様、大変お久しぶりでございます。 浪岡正太郎でございます。 ゲストは相変わらずショボくて申し訳ありませんが、ひじゅに様でございます。ひ:こんにちは、ひじゅにです。 …って、ショボくて悪かったですね。 終わったばかりなのに、もう総括? 『歴代朝ドラ寸評モドキ』の方はどうしたの?し:そちらは総集編放送を待ってからと思いまして。 『つばさ』でも総括をかました…じゃなくて、書かれたひじゅに様ですから 『ゲゲゲ』も早速いかがでございましょう。ひ:『つばさ』は批判の嵐の中、数少ない擁護派として何か書いておきたかったんだけど 『ゲゲゲ』は概ね好評だったからなあ…視聴率も高かったらしいし。 『ファイト』から観始めた私としては、これって初めての経験ですよ。し:視聴率に表れているであろう一般的評価とネット上の評価とが真逆なのが これまでの朝ドラの常識みたいなものでございましたよね。ひ:ハッキリ言っちゃうと、質と視聴率が反比例していましたよね。し:そそそんなハッキリと… ですが、まあ、その通りでございましたね。ひ:何しろ『ちりとて』や『芋たこ』が低く、『どんど』や『きらり』が高いなんて 世の中どうかしてる、としか思えなかったもの(笑) 『だんだん』も高い方だったんでしょ?し:『瞳』や『かめ』は低かった様ですので、やっと正気に返ったのかもしれません。ひ:で、『ゲゲゲ』で上がったと。 じゃあ、これでもう何も言うことないなあ。し:そそそそうおっしゃらず… 過去作と比較して、どの様な点がよろしかったのでございましょう?ひ:『芋たこ』はドラマはとても面白かったのに ヒロインの年齢や外見に拒否反応を示して観なかった人が結構いたみたいだし 『どんど』はヒロインは美しかったけどドラマとしてはダメダメだったでしょ? 『ゲゲゲ』は両方兼ね備えていたのが良かったんじゃない? ヒロインだけでなく相手役も女性受けするルックスだったし。し:そそそそれをおっしゃられたら実も蓋も… ひ:真面目に言えば、 マンガやマンガ業界を扱うことで、ある種のヲタクを惹き付け 夫婦愛や家庭内の出来事を描くことで、一般受けもしたってことかな。し:ああ、それは大いにありますでございますね。ひ:水木しげるという実在かつ有名かつ馴染みある人物を中心に据えて 歴史的面白さとワイドショー的面白さを融合させたこと、 尚且つ女房の視点で描くことで分かりやすく共感を得やすくしたこともあるかも。し:また、それによって非凡な水木しげる様の周囲の平凡な人々の人生を 暖かく優しく描いてもいましたでございますよね。ひ:水木しげるならではの妖怪登場が嬉しかったですよね。 タイトルバックの鬼太郎達を初めて見た時はマジで涙が出たし 最終回でドラマ内に出てきた時は嬉しかったなあ。し:ファンタジーになっておりましたですよね。ひ:実写の貧乏神も味があったし、猫や小豆洗いも素敵でしたねえ。し:昭和の雰囲気も魅力的でございましたね。 小道具も凝っていましたですし。 昭和が受ける=今はもう昭和ではない、ということでもありますけれども…ひ:あ、それって面白い発想ですね。し:時代の変遷と共に皆様がお求めになられる事柄が微妙に変化してきている、 ということでございますよね。 ヒロイン像にしましても、 昔は女性の社会進出が現実にはまだ難しかったでございましょうから 夢に向かって頑張るヒロインが受けたのかもしれません。 でも現在は、あまり元気一杯で力が入り過ぎているヒロインを毎朝観るのは 疲れしまわれる方の方が多いのではないでしょうか…ひ:加えてヒロインの変質もあるかも。 昔の朝ドラはよく知らないけど、多分爽やかな明るさを描いていたんでしょう。 でも、最近は無駄な明るさというか(笑) お節介とお説教を得意技とする無神経なヒロイン… というヘンテコな現象に陥ってしまってる(笑)し:『ファイト』はそうしたヒロイン像とは逆のタイプにしたのが斬新でしたが 視聴率のせいか圧力のせいか後半は元の木阿弥になってしまいましたですね。 『ちりとて』は最後まで一貫して、真逆のヒロインを描くことには成功しましたけれど アクが強かったのでございましょうか、一般受けはしませんでございました。ひ:『ゲゲゲ』はある意味、『ちりとて』ヒロインを洗練させた姿だったのかも? 「お母ちゃんの様になりたくない」から「お母ちゃん」になった後の姿というか。 尖った部分がなくなって、丸く落ち着いた姿というか。し:その代わり、「何もしない」とか「いてもいなくても良い」との声もございました。ひ:「何もしない」のは仕事サボりまくり周囲の行為に甘えまくりのカメ子でしょ。 「いてもいなくても良い」というのは『ゲゲゲ』の本質を捉えてないと思うなあ。 布美枝がいなかったら、しげるも他の人々も今とは違っていたんじゃないでせうか。し:つまり、スポットライトに当ることを夢見、当っている人を妬む気持ちを捨て 人にスポットライトを当てることに喜びを見出した姿、でございますね。ひ:そうそう。 これは物凄く強い生き方だと思うなあ。し:人にスポットライトを当てる=人の生き方を認め応援する、 ということでもございますから、ヒロイン一人の価値感を押し付けるのではなく、 全ての人物を受け入れるということでもございますね。ひ:そうそう。 だから『ゲゲゲ』は脇の人々が皆輝いていましたよね。し:故にヒロインのドラマではなく脇役のドラマだと批判する人もいらっしゃいました。ひ:ヒロイン中心の物語だったら今迄さんざんあったじゃん。 『どんど』や『きらり』や『だんだん』や『かめ』を観てればよろしい(笑) 『ちりとて』を良作としているのは、まさに脇も生きてるドラマだったからなのにね。し:『つばさ』も脇の人々を深く描くドラマでございましたね。 やはり朝ドラ・ヒロインというのは出しゃばるのではなく、 狂言回し的な存在でいるのが最も効果的なのかもしれませんねえ。ひ:アラがなかったわけでは決してないんだけれど、 全体的には良かったし、朝ドラとして成功していると思いますよ。し:あ、もうそろそろお時間でございます。 総括とも言えない、とっ散らかった内容になってしまいましたでございますが いずれ書かれるであろう『歴代朝ドラ寸評モドキ』で補って頂くことに致しましょう。 ひ:あるいは『総括その2』があるかも?し:あるのでございますか?ひ:…気が向いたら…いや、やっぱないかも…し:それでは皆様、御機嫌よう。 浪岡正太郎でございました。応援クリックも、よろしくお願い致しします にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!朝ドラ『ファイト』~『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてありますやっくんち 【送料無料!23%OFF!】NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX(1)(DVD)価格:12,289円(税込、送料込)
2010.09.27
コメント(13)
『ウェルかめ』(平成21~22年)「何故、編集者になりたいんですか?」「ちゃんと出来そうだから」「結構難しいよ」「簡単そう」 【倉科カナ&小学生(日和佐小学校にて)】まだ終了してから4ヶ月程しか経っていないのに昨夜ようやく総集編の後編を観たところなのにほとんど記憶に残っていないという不思議なドラマ、それが『かめ』(笑)BK神話は『だんだん』で崩れたけれど、あの一本だけが何かの間違いで、次はまた盛り返してくれるかもしれない…そんな微かな希望を見事に打ち砕いてくれたドラマでもあります。オープニング映像の“かめっ太くん”は、初めて観た時は凄くチープに感じたけど(失礼)慣れるにつれ、可愛く思えてきて好きになりました。本編の方も、映像といい話といい、やはりチープで薄く感じられたけれど慣れるにつれ、良さが分かってくるだろう…と思って、好意的に観る努力をしていました。でも、ドラマの低下のスピードの方が上回り努力も追いつかなくなっていきました(笑)子供時代は悪くはなかったけど…同じ様に悪くはなかったと思っていた『きらり』より落ちたかな(^^;)子役の子は好印象でしたけどね。ヒロインの倉科カナさんはグラビア・アイドル出身で、演技経験は少ないと聞いていましたが個人的に可愛い女の子を眺めるのも、プルンプルンも、結構好きなオヤジひじゅにですからそうした条件はマイナスには思いませんでした。寧ろ、言われているより台詞等なかなか上手いんじゃないかと贔屓目に受け取ってました。最初のうちは…(――;)最初に気になったのは星野知子かな。どうにも胡散臭くて(笑)それでも最初のうちは、それは意図的なものだと思っていたんです。ヒロインが成長するにつれ、それに気付いて変わっていくのかな…と。でも、彼女は最後までヒロインの憧れの人で終わってしまったからあれはガチで“カッコイイ女”扱いなんだろうな…それと同じで、ヒロイン自身も世間知らずで自己中で上目線で無知無教養で下品で女特有の嫌らしさ満載でどんどん嫌なキャラ丸出しになっていったんですけど(酷)それも、先に待っている華麗なる“成長”のための布石だと思っていました。でも、最後までほとんど変わらなかったし寧ろ肯定されてもいたからあれはマジで“魅力的なヒロイン”のつもりなんだろうな…ヒロインは何が何でも成長すべき、というわけではないです。朝ドラ=成長物語であるべきとも言いません。また、必ずしも共感できる人物や物語でなければいけない、とも思いません。でも、それが許されるのは作品的に優れているとか、訴えてくるものが素晴らしいとか、他の魅力が備わっている場合じゃないのかな…「等身大のヒロイン」ってことらしいですがそれって欠点もあるけれど褒めるべき点もあり共感出来て愛することの出来るヒロインってことですよね?欠点ばかりが目についてイライラするって意味じゃないですよね?つーか、そう受け取れるってことは既に自然体ではないってことですよね?尤も、ドラマ自体が上目線で人を見下す(それも、ほとんど容姿で表現)のがユーモアと見なされていましたからね。編集者になるという夢は興味深いと思っていたんですが、そこが全く描けていなかったので却って興味が失せました。恋話が主体でしたけど、それで仕事面が薄くなったのではなく最初から描く意欲も描く能力もなかったという印象です>言っちゃったよ何と言っても、言葉を扱う職業であるはずなのに言葉の使い方が何か変…ドラマ内の架空の記事を公式HPに載せたのも、遊び心というより無謀(笑)言葉の選び方が古臭いしセンス悪いし、文章力もナンダカナ…いや、お前が言うなって話ですが>スミマセンスミマセン軽いラブコメで終始しても、面白ければOKなのに全く面白くなかった…という致命的なドラマでした。設定は古臭い少女マンガみたいで物凄くベタなんですけど、それって逆に失敗する危険性が少なく、上手くすればかなり面白くなるという保障とも言えるんじゃないのかな…それがツマラナカッタというのは…どういうわけなんだ!?と、問い詰めたくなってきます(笑)細かく言えば沢山あるんだけど、頭が拒否反応を示していて挙げることが出来ません(笑)ドラマの悪評を聞いていたのか自分で酷さを実感したせいか(多分、両方+α)相手役の大東俊介さんが番宣や打ち上げや総集編に顔を出さなかったの早く切り上げたの何だか微妙な噂が聞こえてもきました。でも、ヒネクレひじゅには却って好感を抱くくらいでした(笑)まだ作品を選べる立場でもなく押しも押されもしない大スターとまでは行っていない彼がリスクの方が大きいかもしれないのに敢えてそういう態度で作品への気持ちを示したのなら喝采してあげたいです>少々の心配も含むけど彼を始め、最初は魅力あるキャラに発展しそうだったのに見事にポシャッた人せっかくの演技派なのに全く魅力を発揮できず撃沈した人そんな悲しい人々だらけの中で、かろうじて好印象を残したのはキモ佐古さん>ちょっと斜めの意味合いになっちゃったけどあがた森魚さん>実にマイペースなのが良かった茂太役の人>本来はキモい引き立て役のはずなのに一番マトモだったくらいかな…岩佐真悠子さんは、そんな大幅には崩れなかったかな。美人度で目立ったので、ひじゅに的にはギリOK(笑)本来なら一番の「萌え」キャラで実質的ヒロインとも言えた松尾れい子さんが最後はおざなりな扱われ方になってしまったのが惜しかったです。『歴代朝ドラ寸評モドキ』Part1~10まで纏めてここからもしくはここから応援クリック、よろしくお願いいたします にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてありますやっくんち 連続テレビ小説 ウェルかめ 総集編スペシャル価格:7,304円(税込、送料別)
2010.07.11
コメント(16)
『つばさ』(平成21年)これは、私の浅い朝ドラ暦の中では最も物議を醸した作品だと言えます(笑)似た様な現象が少し前にあったばかりなんですけどね。そう、『ちりとて』と同じ様な賛否両論の嵐でした。でも多分、そう言い切ってしまうと、『ちりとて』ファンからさえも顰蹙を買いそうなそんな微妙な立ち居地にあるのが、この『つばさ』だと思います(笑)共に、当時の朝ドラ史上最低視聴率だったことコアなファンが付いて、ファンミ等は大盛況であったことスピンオフが作られたこと…等は共通していますが『ちりとて』はネットでは概ね好評であったのに対し『つばさ』はネットでも非難轟々でした。ブログ仲間の中でも、たまに覗く他所のレビューサイトでも、批判的意見が多く擁護派であった私は毎日孤独を噛み締めていました(笑)中には、私の文章を読んだのか否か分かりませんが私が使ったのと同じ言い回しを使って、ドラマだけでなく、私の様な感想を持つ者をバカにした様な文章を載せているところがあり…>それも複数回ちょっと辛かったです(^^;)でもそれは『ちりとて』との違いを示すものではなく寧ろ『つばさ』が『ちりとて』的要素ををもっと過激にした作品だとの証明ではないのか…と思えてしまうのは、穿ち過ぎでしょうか?(笑)つまり、現象だけでなくドラマの作りにも多くの共通点があると思うのです。でも勿論、別物ではありますから、トンデモナイところでスルッとかわされたりしてそこが『ちりとて』ファンにソッポを向かれる理由かもしれません(笑)物語だけを抽出するならば意外にも暗くてシリアスなのを笑いというオブラートで包んだ(あるいは煙に巻いた)軽い語り口にしているところ訴えたい事柄を受け取りやすくするために、敢えてベタなエピを盛り込むところ従来の朝ドラ・ヒロイン像を少しばかり崩しているところ…等が似ていると言えるかな。笑いに関しては―『ちりとて』の土台を成していたのは落語でしたが『つばさ』は昭和のドタバタ・テイスト(と言ったら酷?)のドラマやバラエティかと思います。落語は長い歴史の中で練られてきた、ある程度“完成”されたものと言って良いでしょうし元々は庶民の娯楽だったのだろうけど、今や“古典芸能”として箔が付いています。でも、『つばさ』の方は、元ネタを知らない人の方が多いかもしれないし時代遅れと言えるかもしれないし箔どころか下品下世話と「下」ばかり付き纏っている様に見えます。ここでまず、大きく評価(というより好み?)が分かれるでしょう。ベタなところに関しては―『ちりとて』は潔く視聴者を泣かせまくりましたけど『つばさ』は逆の意味で潔く(?)スン止めでハグラカシてばかりいましたから(笑)ここもまた大きく分かれるでしょう。ヒロインに関しては―従来の「明るく前向きで、夢に向かって頑張る」ヒロイン像とは真逆のタイプという点では共通していますが『ちりとて』は「後ろ向き」な部分を強調して非常に分かりやすく作っていたのに対し『つばさ』は「良い子ちゃん」で、寧ろ正統派に見えたりして非常に分かり難かったと思います。『ちりとて』は「お母ちゃんみたいになりたくない」というこれまた分かりやすい台詞で故郷を飛び出し、色々あった末にもっと大きな意味で「お母ちゃん」になる道を選んだわけですが『つばさ』は最初から「おかん」でした。でもそれは、子供たちを残して家を出ていってしまった母親への反発心から来たもので逆説的な「お母ちゃんみたいになりたくない」宣言だったと思います。そして、その立場に留まり、夢を持つことも社会に出て行くことも拒んでいたということで実に後ろ向きなヒロインでもありました(^^;)そんな状態から抜け出るために一旦は「おかん」卒業宣言をし最終的に「ラジオぽてとのおかん」宣言をしたというわけでここに矛盾を感じた視聴者も少なくなかった様ですがこれって、まんま『ちりとて』の“もっと大きな意味での”「お母ちゃん」の道を選んだ結末と同じだと思うのです。でも、そんな分かり難さ(もしくは捻くれ根性?)が、これまた視聴者を分けたのでしょう。『ちりとて』と離れた部分ではやはりラジオ天使(私の勝手な呼び名で本当はラジオの男)が秀逸だったと思います。亡くなった人が妄想か幽霊か幻影か何かの形で再登場するのも朝ドラ“お約束”ですが霊魂不滅説を信じていない私はドラマ内の約束事という前提で観ているだけのことであまり好きな描写ではないのですけど、イマジナリー・フレンドというのは逆にリアルに感じます。別れのシーンで、互いの姿が見えなくなるという設定には感動しました。でも、多くの人は逆の感覚なのかもしれません。それから、人間を年齢や立場で括っていないところも良かったな。祖母が一番世間知らずで子供っぽかったり母親が一番ハチャメチャだったり(笑)でも、多くの人は大人は大人であるべき、母親は母親らしくあるべき、物語を動かすのはヒロインであるべき…と思っているのかもしれません。というわけで>どういうわけだ私にとって『つばさ』は愛すべき作品でありましたが、最高のドラマとも傑作とも思っているわけではありません。歪みはあちこちに見られたと思うし(笑)批判派の意見も頷ける部分が沢山ありましたから。ただ、そうした意見に対し「そう受け取れるのは認めるけど、実はこうなんじゃない?」と思えることも多く、そちらの方がずっと強かったので、擁護派の立場が崩れることはありませんでした。上手く説得してくれれば、いつでも批判派に鞍替えしたんですけど(笑)『歴代朝ドラ寸評モドキ』Part1~9まで纏めてここから応援クリック、よろしくお願いいたします 『つばさ』感想及び『つばさ総括part1~3』は「REVIEWの部屋」に纏めてあります 【23%OFF!】NHK連続テレビ小説 つばさ 総集編(DVD)価格:7,599円(税込、送料別)
2010.07.04
コメント(28)
『だんだん』(平成20~21年)朝ドラの興味深いところは、単体での評価だけでなく同じ枠の中で放送された他作品と比較してどうか、それらの中でどんな位置付けになるか…という点を無視できないところにあると思います。何しろ一つが終わって次が始まるまで全く休みなしですから(笑)切り離して考える方が難しいってもんです>私だけ?『どんど晴れ』(part6)の時「放送当時は辛かったんですけど後の駄作連発の嵐の中で少しばかり評価が上がった作品です」と書いた通りで(笑)ベタなヒロイン様だった夏美だけど、めぐみ様@『だんだん』よりは“座敷童子”という逃げ道と、それを裏付ける(?)美貌という武器があってまあ、効果的とは言えなかったけど、幾分かはマシだったんじゃないか…とか>ぉ底だと思った『どんど』よりダメダメだった『瞳』にしたって『だんだん』よりは嫌悪感や怒りを引き起こす要素が、幾分かは少なかったんじゃないか…という具合。つまりこの『だんだん』こそが朝ドラの底!ということになっちゃうんですが(笑)でも、これからの作品次第で「まだ『だんだん』の方がマシだった」という日も来るでしょう。ちなみに『ウェルかめ』は『だんだん』とタメを張る作品だと、ひじゅに的には思っています(笑)で、この『だんだん』ですが、『ちりとて』まで続いたBK神話が、まだ続いているものと信じていた…『瞳』で辛い半年を過ごした後で、オアシスを願い求めていた…そうした視聴者達にとっては次に期待するしかなかった時期にスタートしたわけです。それは、とっても不幸な巡り合わせだったという見方もありますが寧ろドンピシャのタイミングだったと、ひじゅには見ていたりします。視聴者の心を立ち上がれなくなる一歩手前まで打ちのめしてくれたということで(笑)つまり、これで華麗なるBK神話は終わりを告げたのです。最初は悪くなかったんです。オープニングは『ちりとて』を彷彿とさせる作りだし、祇園という華やかで魅力的で、でも裏側は計り知れない世界を垣間見せてくれたし、しじみコロッケ、しじみカレー等、美味しそうな食べ物も色々登場させてくれたし、(食べ物が美味しそう…というのも良作の条件の一つですからね)吉田栄作というイケメン枠も設けられていたし>今や「だらくそ」しか残ってないけど山口翔悟さんも最初は韓流の雰囲気で好感持てたし>キモスカになっちゃったけどヒロイン2人が初めてデュエットしたシーンは、ちょっと感動的だったし双生児ならではの入れ替わりネタもしっかりあって、そこは楽しかったです。でも、せいぜいそこまでだったなあ…Wヒロインということで、視聴者も“めぐみ”派・“のぞみ”派に分かれると思うんですが私は、最初のうちは前者に近かったけど、途中からは断然後者でした。前半は、のぞみが色々と仕掛ける側で、めぐみは巻き込まれ型だったんですけど後半は、めぐみが主体となり、のぞみを翻弄するようになりました。じゃあ、おあいこじゃん!と思うかもしれないけど(笑)のぞみは、それなりに自分の言動の報いを受けて苦しむ姿が見られたけどめぐみは、あくまでも純粋無垢で全く悪気はなく寧ろ人のために動いているという設定で最後には必ず周囲から絶賛される…というひじゅに的には最も嫌悪すべきキャラに成り下がってしまいました。それと共に、もはやWヒロインは存在しなくなりめぐみ=夏美も真っ青の朝ドラ・ヒロインの典型であり頂点のぞみ=脇役というよりサンドバッグと化していったのです。何度も言うけど、夏美は美貌があったし>ぉ新人ならではの新鮮さもあったし、悪意は感じられなかったんですが>まさに天然めぐみにはブラック面しか感じられなくて>個人差はあります(笑)“ひじゅに劇場”の中では、悪魔の子認定でした(^^;)ま、あくまでも、ひじゅにの感覚なので正反対の感想を持つ視聴者もいるでしょう。“のぞみ”派というのも相対的なもので、彼女が単独ヒロインのドラマだったらやはりツッコミの対象になっていたと思います。ヒロインの物語だけでなく、その両親の物語にも比重が置かれていてそれぞれが面白ければ良いバランスになったところなんですが…オモシロクナカッタ…寧ろ、ツマラナカッタ…ネタ振りはドロドロで まあ、下品だけど、結末を期待させる力はないこともなかったんだけど結末はショボイの一言で蓋を開けたらショボかった蓋ショボという語を生む基となったのでした(悲哀)脇役の扱いも酷かったですね。ヘルン先生とか、蕎麦ジイとか、面白そうなキャラはいたんだけど全然面白く描けない…動かせてさえいない…これなら、いなくても良い…いや、いない方がマシという口にするのもオゾマシイ事態になってしまったのでした。言いたいことばっか言ってスミマセンスミマセン『歴代朝ドラ寸評モドキ』Part1~8まで纏めてここからよろしければ今日もクリックお願いいたします 朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります 連続テレビ小説 だんだん 総集編価格:8,883円(税込、送料別) 茉奈佳奈/いのちの歌(初回限定盤/CD+DVD)(CD)価格:1,500円(税込、送料別)
2010.06.27
コメント(14)
『瞳』(平成20年)里親制度とヒップホップ水と油の様な2つの題材を無理矢理詰め込んだので失敗した…という見方もある様ですが私的には、この組み合わせ自体には不満も不自然さも感じなかったなあ…。ヒップホップが朝ドラには不似合いだとは思わないし、里親に関しては全く無知だったので、ドラマを通じて少しでも学べれば良いと思ったし。ちゅーことで里親制度とヒップホップで始まった『瞳』は、やはりダメダメな出来ではありましたが(^^;)2つの要素が分離もしくは対立してしまったのが原因ではなく、単に使いこなせてなかっただけ…という印象でした>言っちゃったよドラマの質はBK>AKというパターンはしっかり踏襲した『瞳』でしたが視聴率はAK>BKというジンクスは見事に裏切ってくれたのでした。とはいえ、ドラマ開始前の番宣でヒロイン@榮倉奈々さんと祖父@西田敏行さんが互いを延々と呼び合う様子はちょっと良い感じに見えたんですけどね…第1話はヒロイン祖母のお葬式から始まりました。ここは賛否両論かと思いますが、私的にはそこまでは別に気にならない…っていうかこーいうのも「あり」かも?と受け取っていたのですがヒロイン母親@飯島直子さんが西田さんに蹴りを入れようとする姿はドン引きだったなあ…後でインタビューを読んだところによると、飯島さんなりに役作りの結果らしいですが何ちゅーか…ああいうのが似合うというか許せるキャラっていると思うんですけど残念なことに飯島さんは、そうではなかったというか、寧ろ嫌悪感を増幅させるキャラだなあ…という気がします>スミマセンスミマセン西田さんも、白髪の鬘&バンダナで、最初の頃は必ずセミヌードを披露したりして張り切ってるな…って感じはしたのだけれども…だからって好感が持てるというわけでもなく…何か、そんな風に、ほとんどの登場人物が悪い方向へズレてしまっていた様に思います。あ、でも、ローズママ@篠井英介さんは好きでしたよ。「オジサンなの?オバサンなの?」「人間よ」という会話は良かったです。ただ…それを台詞で何度も反芻して台無しにしてしまったのが惜しかったです。あ、それから純子@満島ひかりさんと由香@田野アサミさんも好きでした。実を言えば、満島ひかりさんを起用したところだけは『瞳』の快挙だと思っています。後は…そうそう、笹野高史さんは、出番も少なく扱いもトホホだったのにちゃんと役になりきって役の心情を表現していて、さすがだなと感心しました。物語は、ひたすら薄かったなあ…『ちりとてちん』で順ちゃんの結婚エピソードを1カット一気撮りにして視聴者を驚かせ感動させてくれた、その記憶がまだ新しい内にこの『瞳』でも似た手法を披露してくれた回があったのですけど…ナンダカナ…でしかなかったなあ…後は本当に、言うこともないというか「捨てキャラ」「捨てエピ」という言葉の意味を身をもって教えてくれたドラマって感じでした。でもまあ、褒めるとすれば純子&由香だけがプロデビューしヒロインである瞳が落とされる、という結末と恋話も淡い淡いままハッキリした答も出ないまま、という終わり方は悪くなかったんじゃないかな…。榮倉さんのダンスが思ったより上達しなかったために脚本を変更した、という噂もあるけど人気者のマキダイ@EXILE相手に恋の成就を描くのはファンが煩かっただけかもしれないけどでも、成功譚ばかりが朝ドラじゃないし、淡々とした最後ってのは好みなのでOK。ただ最近は、こういう傾向の方が多い様な気もするけどね。終盤に差し掛かった頃、脚本家さんが率いる劇団のHPを覗いてみたら掲示板が『瞳』の非難で炎上一歩手前という状態で、やがて閉鎖されてしまったのでした>今は再開しているのかな?劇団員さん達はお気の毒だと思います…。あ、それで、肝心の里親制度とヒップホップですが―前者はナレーターによる説明で簡単に片付けてしまったって感じ(^^;)それでもね、少しは制度について知ることは出来たわけだから意義はあったかも?後者はダンスそのものは楽しむことが出来たと思うので、まあまあ評価出来るかな。まゆげ猫は、ちょっと気恥ずかしかったけど(^^;)と言いつつ、当時はひじゅに劇場で暴れていたので、あまりエラソウなことは言えないのですが『歴代朝ドラ寸評モドキ』Part1 ここPart2 ここPart3 ここPart4 ここPart5 ここPart6 ここPart7 ここ応援クリック、よろしくお願い致します 朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります 【23%OFF!】NHK連続テレビ小説 瞳 総集編(DVD)価格:7,599円(税込、送料別) CD+DVD 15% OFF[初回限定盤 ] Dj Makidai (Exile) 眞木大輔(まきだいすけ) / Treasure MIX 2 【...価格:2,380円(税込、送料別)
2010.06.21
コメント(12)
『ちりとてちん』(平成19~20年)BK神話の頂点にある作品です。朝ドラ暦が浅い私なもんですから、下降していく一方のAKと上昇していく一方のBKの、あまりにも鮮やかな対比にクラクラ眩暈がする程でした(笑)しかも、視聴率という観点から言うとAKは上昇の一途、BKは下降の一途を辿るという、キッチリ逆の現象を示してもいたのでこれはもう眩暈どころの話ではないかも(笑)もしかして前半良作・後半駄作と一粒で二度美味しい『ファイト』が分岐点だった?とはいえコレって、NHKの大いなる作戦かも!?と思ったりもしました。AKは一般受けを狙い視聴率を上げて、朝ドラ枠を維持することに貢献しBKは数字に囚われず冒険をして、朝ドラの質を向上させることに貢献する…という風に。希望的観測というか、大いなる誤解だったと今にしては思いますけど(笑)そんな『ちりとて』ですが、確かに面白かったです。第1話は『千と千尋の神隠し』みたいな雰囲気を漂わせて始まりました。やはりジプリの『となりのトトロ』を彷彿とさせた『風のハルカ』が良作だったのと同じかも?ヒロインの子供時代から始まる方が評判は良いらしいですが、それをクリアしたばかりでなくパンツを見せちゃうという離れ業(ぇ)まで披露してくれました。母親が魅力的であること、ヒロインを導く存在があること、他の脇役も個性的であること…朝ドラを良作にする条件も次々とクリア。つまり、かなり朝ドラとしてはベタな構成と言えば言えるんですけど、ヒロイン像は真逆で、ウジウジと後ろ向きなところに工夫が凝らされていました。そういう意味では『ファイト』を思わせるものがありますけど、あちらは暗くシリアス、こちらは語り口としては明るくユーモラスという違いがあります。そこが、かなり好みを左右することになった様子ではありますが…(^^;)つまり、シリアスなものをシリアスに描くのは比較的受け入れやすいかもしれませんがシリアスなものを“笑い”という煙幕で包むと、それこそ誤解されたり、時には嫌悪感をさえ引き起こしたりする傾向がある様に思えます。…まあ、このところは後で『つばさ』の時に改めて語るかもしれません。もっと単純に、僻みっぽいヒロインは嫌だ!という気持ちもあるかも。私自身、ヒロインを凄く可愛いと思える時もあれば、ちょっとウザイと感じる時もありました。それだけ、本質的な部分でリアルに描かれていたからでしょうね。その語り口というか、笑いや明るさに彩られているのは根底に落語があるからに他なりません。…ていうか、このドラマ全体が落語の世界となっている…と言った方が良いかも。第1話が『千と千尋』を連想させるシーンで始まったのは、このドラマ世界がファンタジー世界であるということの宣言だったのかも?それが落語というのが斬新だったと思います。私は落語、とりわけ上方落語には超疎いので造詣が深かったなら、もっとずっと楽しめただろうに…という後悔があります(^^;)これまた“お約束”通り、ヒロインは故郷から都会(BKなので大阪)に出ますがここから文字通り落語の世界に入っていきました。今迄とは雰囲気も主要人物も入れ替わるし、落語もストレートに出てくるしドラマ的にも転換点だったと思いますが、ここも見事にクリア。新キャラが続々登場するも、故郷の人々と相似形になっていて分かりやすく親しみやすく群像劇の要素が増してきて、さらに面白くなっていきました。登場人物(俳優)が演じる落語落語の内容を説明する劇中劇それに加え、本物の落語家が何人も登場したことが落語の魅力をより強く深く伝えてくれました。例えば、林家染丸さんただ座っているだけで、空気の色さえ違って見える程の存在感と艶っぽさに、落語家って何て凄いんだろう…と衝撃を受けました。例えば、桂吉弥さん「瀬を~はやみ~」の一声で画面の雰囲気をガラッと変えてみせて、本当に背筋がゾクッとする程の感動を覚えました。で、特筆すべきは、やはりツレヅレンジャーでしょう。徒然亭の弟子達の何と個性的で魅力的なこと!私的には、中でも四草さんに「萌え~」でした。勿論、他のメンバーも大好きです。何よりも物議を醸したのはラストでのヒロインの決断でしょう。実を言えば私も、彼女が落語家を辞めるのには最初の内は否定的でした。今でも、やはり「惜しかった」という気持ちは残っています。でも、ドラマ全体で見た場合、最良の結末だったと納得しています。「お母ちゃんみたいになりとうない」と叫んでいたヒロインが「お母ちゃんになる」という結論に至る…これは抜群の纏め方だと思います。しかも、お母ちゃんよりも、さらに大きな意味での「お母ちゃん」になるのですから。再放送を観てみたら、ドラマの中で最初に響いた言葉=ヒロインの言葉が「お母ちゃん」だったことに驚愕しました。完璧な作品だったとは言いませんが、(実際、ツッコミどころや、中弛みや、「はあ?」な部分もないではなかったし)でも、素晴らしい半年間を味合わせてくれた作品であったことは確かです。『歴代朝ドラ寸評モドキ』Part1 ここ Part2 ここ Part3 ここ Part4 ここ Part5 ここ Part6 ここ 応援クリック、よろしくお願い致します 朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります ちりとてちん 総集編 DVD-BOX[3枚組]価格:8,883円(税込、送料別) 脳に必要なDHA豊富な鯖街道の浜焼き鯖(姿1匹)価格:1,100円(税込、送料別)
2010.06.13
コメント(19)
『どんど晴れ』(平成19年)これはですね、放送当時は辛かったんですけど後の駄作連発の嵐の中で少しばかり評価が上がった作品です(笑)でも、放送当時は十分辛かったんです>強調するなあ(笑)第1週目はなるべく好意的に観る…というのがポリシーの私なんですが第2話にして早くもギブアップしたくなりましたヒロイン@比嘉愛未さんは美人だし相手役@内田朝陽さんは『天国の樹』で見たばかりで好感持ってたし弟@神木隆之介君はカワイイし東幹久さんは名探偵コナンだし(違何より、旅館の女将を目指す…という王道の物語だし間違っても、そこそこのレベルには行くだろうと思える要素は多くあったんですが…この「…」に全てが集約されているというか(笑)開始前から話題になっていたのは、韓国の俳優リュ・シウォンさんのゲスト出演でしたが私的には、寧ろ最大の不安要素だったなあ(^^;)韓国ドラマは好きなものが多いし、出来も良いと思っているんですけど>賛否両論あり?韓ドラ要素を取り入れた日本のドラマは逆に駄作が多いですから>異論なし?特にシウォンさんのファンというわけでもないのですがいかにも育ちの良さそうなオットリした笑顔は素敵だと思っていたのでさすがに登場してきた時は嬉しい気がしたんですけど(笑)でも、ドラマはやっぱり変でした(――;)特に後半のラジオで皆に呼びかける件は、呆れるを通り越して気が遠くなりました。中には、ヒロインが美人だと女性視聴者の妬みを買って評判が悪くなる傾向がある―とアホな説を唱える人もいるんですがいやあ…それは違うと思うけどなあ…(^^;)比嘉さんは演技はまだまだだったし、あまり知性も感じられなかったけど(酷新人らしい一生懸命さが窺えて、そういう意味では好感持ってましたから。やはり、第一は脚本じゃないかなあ…。旅館の女将を目指すということそのものは王道なんですけど、理屈的には悪役になる側にヒロインを立たせるという、普通とは真逆の設定にしてしまっているし…そういう捻った設定にするなら話も少し捻れば良いものをベタ中のベタな話なんです。それを正当化させるためにヒロイン=座敷童子という強引な設定を加えてくるし…ではファンタジーかというとファンタジーにはなりきれてないんです。『純情きらり』もドラマとしてはダメダメでしたが、キャラが途中までは魅力的だったことは評価できると思います>途中から崩壊したけどでも、『どんど』はキャラもダメダメだったなあ…名優と認識されている役者さん達が複数出演しているんですが宮本信子さんは全くと言って良いほど魅力を発揮できていなかったし草笛光子さんの場合は役柄の嫌な部分を増幅させていて嫌悪感さえ覚えたし長門裕之さんはガラの悪い子泣き爺でしかなかったし>ぇ大杉漣さんなんて凄い大根に見えちゃったし…ああ、恐ろしい『どんど』の呪い…神木隆之介君は悪くはなかったんだけど、ほとんど存在感も存在意義もなし。所々で登場するたびに身長が伸びていたのが面白かったくらい>ぉぃ蟹江一平さんは最初のうちは新鮮さがあって良かったんだけどやはり後半は崩壊して、ナサケナイ男になっちゃったし東幹久さんは髪型&メガネで外見を工夫しているのが却って痛々しくさえ感じられたしあ、でも、あき竹城さんだけは悪くなかったかも。キャラは変なところが沢山あったのに全体的には良い印象の方が強い気がします>私だけ?ドラマ全体で言うと…『純情きらり』でも大いに発揮された安易なヒロイン像お節介・ヘンテコ行動・でも何故か周りは絶賛…というパターンがより強力に展開かつ多用されていました。だから、これってダメ朝ドラの集大成なのではないかと思います。駄作には間違いないし>異論あり?これで底は見えたと思ったんですけどそこは私が大甘でした(笑)放送時は最低だと思って辛かったのが後にもっと酷い作品に出逢ったことによってあの“パターン”は見方を変えればサービスだったのかもしれない…少なくとも、ある種の“エンターティンメント”と捉えることが出来るかもしれない…と、考えを改めたのでした(笑)これから朝ドラの駄作を語る時『どんど』以前『どんど』以後という括り方が可能かと思います>ぉそういう意味では、これって裏『ちりとてちん』?>そうか?『歴代朝ドラ寸評モドキ』Part1 ここ Part2 ここPart3 ここ Part4 ここ Part5 ここ応援クリック、よろしくお願い致します 朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります 【23%OFF!】NHK連続テレビ小説 どんど晴れ 総集編(DVD)価格:7,599円(税込、送料別) 送料無料!!限定商品!!大人気!!『どんど晴れセット』価格:4,000円(税込、送料込)
2010.06.06
コメント(13)
『芋たこなんきん』(平成18~19年)前作に疲れ果てていたところ、藤山直美さん主演という話を聞き、これは救いになるかもしれない…と思いました(笑)と言っても、藤山さん出演作は数える程しか観てないんですけどね。でも、芸達者だなと思ったし、かなり好感は抱いていたので。それにモデルが田辺聖子さんで、彼女の著書を下敷きにしているのでドラマが酷く破綻するという危険性も少ないと思われたし(笑)それから、一つ告白しておきますと…國村隼さんは、やはり藤山さん主演のドラマで相手役だったのをチラッと観たことがある程度で、顔しか知りませんでしてその顔がね…どうも好みじゃないなあ…と思っていまして毎朝眺めるのはキツイかも…と、ちょっぴり不安でした>スミマセンスミマセンでも、蓋を開けると全く逆でした。そりゃあ絶世の美男子とは思わないけど>スミマセンスミマセン知的で優しそうで中年の哀愁が漂っていて、めちゃセクシーでした。それは國村さん自身の魅力と、かもか先生というキャラの魅力が絶妙にミックスされた結果だと思います。ということで、ヒロイン&相手役はバッチリ脇役はどうかというと―パッと浮かぶのは岸辺一徳さん、小島慶四郎さん、火野正平さん、森田直幸君…これまた絶妙に良かったなあ。淡島千景さん、香川京子さん、宮田圭子さん、岩田多代さんも素敵だったし朝ドラ・ヒロインとしては先輩の小西美帆さんや田畑智子さんも『てるてる家族』のいしだあゆみさんも始まる前は不安だった鈴木杏樹さんや城島茂さんも子役達は勿論、その他み~んな好きでした。ドラマとしても―子供時代と現代(ドラマの中での現代)を交互に描くのも女学生時代だけ特別に二週間連続してあったのも面白い手法だと思いました。その代わり、現代の話一本になってしまった終盤がちょっと物足りなくなる…という贅沢な悩みも生まれましたけど。私的には、女学生時代のヒロイン(尾高杏奈さん)に凄くシンパシーを感じたなあ。ちょうど戦争中で、ヒロインはバリバリ愛国主義なんですよ。つまり私とは正反対。でも、その視野の狭さ、頭でっかちぶり、自分の世界に入っちゃうところ…何だかね…可愛いっていうか愛しいっていうか…観ていて心が痛くて悲しくて、そして愛しいっていう感じ。ああ、また観てみたくなったなあ。いしだあゆみさんが恋を諦めるとことは、ナンダカナ…って気もしましたが>ぉラストで―田辺聖子さん&秘書さんご本人が登場したのも感動的でした。ただ道端に立って微笑んでいるだけなのに、万感迫るものがあって涙が澎湃と流れ落ちたのでした。あ、そうそう!伊藤えん魔さんもゲスト出演してました。最高だったなあ(笑)森田直幸君が『風のハルカ』本作『ちりとてちん』とどんどん役柄が大きくなっていったのに対し、えん魔さんは本作『だんだん』『ウェルかめ』とどんどんショボくなっていったのがBK神話の絶頂と崩壊を象徴しているかの様でナンダカナ…でございます(^^;)*『だんだん』より『かめ』の方が目立つ役ではあったけど後者はお笑い要素を入れる余地もないキャラでしたからね…もう本当に伊藤えん魔の無駄使い『歴代朝ドラ寸評モドキ』Part1 ここ Part2 ここ Part3 ここ Part4 ここ 叱咤激励クリック、よろしくお願い致します 朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります連続テレビ小説 芋たこなんきん オリジナル・サウンドトラック必殺渡し人 DVD-BOX板尾創路の脱獄王
2010.05.30
コメント(8)
『純情きらり』(平成18年)え~っとですね、これはですね…あんまり好きじゃありませんでした>スミマセンスミマセン観るつもりはなかったのに予告で覆った『ハルカ』とは真逆で昭和初期という時代背景や、演技派と評判だけど未見の宮崎あおいちゃんや、その他諸々…興味の持てそうな要素は沢山あったのですが何故か予告を観て嫌~な予感が…(^^;)でも、勿論、実際に観てみないと何とも言えませんからなるべく先入観は持たないようにして臨みました。と言うより、なるべく好意的に観るよう努めた…という感じだったかも。第一週の途中までは子供編―美山加恋ちゃんの達者な演技もあって、なかなか良かったです。好みじゃないなあ…と思っていた父親役の三浦友和さんも、意外なくらい良い感じだったし。お祖父さんの八名信夫さんも好きだったし。ただ、最後の方の、父親の見合いを邪魔するエピはイマイチだったなあ…そして大人編へ―あおいちゃんは決して美人ではないけど>スミマセンスミマセンまさに「萌え」系の色気を伴う可愛さがあって、惹かれるものを感じました。初恋の人役の劇団ひとりが、これまた素敵だったし、次姉@井川遥の結婚を巡るエピには気を揉みました。でも、ギリギリそこまでだったかなあ…ああ、勿論、このドラマでブレイクした福士誠治君や太宰治モデルの西島秀俊さん等イケメン勢も素敵でした。途中までは…。今にして思えば、劇団ひとりの扱いに全てが象徴されている様な気がします。役者の好演も伴って、最初はなかなか魅力あるキャラとして登場するのですが話が進むにつれ、時には微妙に、時には大胆に…崩壊していったのです(怖)話自体もイマイチだったしなあ…原案付きなのに何故?と思ったらその「原案」というのがクセモノで、基本的設定を借りただけでドラマはほとんど脚本家のオリジナルらしいです。話運びもイマイチで…何でも立ち聞きや盗み見で事態が進展するし(笑)物凄~く基礎的な部分がナッテナイんじゃないかと思う程>エラソウ?ヒロインは「ちょっと待ってください!」の名台詞(ぇ)でお節介パワー全開。土手で婚約者を前にブラウスのボタンを外したりその婚約者が戦地で行方が分からなると「あの人は死んだんです」と切り捨てたり空襲の火花をロマンチックな背景の様にして姉の夫とプチ不倫したりそれで婚約者が帰ってくれば、ずっと信じて待っていたかの様に迎えたり…なんてのも酷かったけど(笑)でもって、ここを非難する人も少なくはなかったけど私的には、そーいうヒロインのそーいう物語ならそーいうものだと受け止められますつーか受け止めてみせましょう好き嫌いは別として(笑)だけど、そうではない…ってところが嫌でしたヒロインはあくまでも純情で、皆に絶賛される程の人物で平凡だけれど輝く人生をおくった…ということになっているのです。折角の宮崎あおい起用も、元々ある程度の演技力や魅力があるが故に却って役柄の嫌な部分が増幅されてしまった様な気がします。『風のハルカ』がBK神話の始まりなら『純情きらり』はAK駄話の始まりだったと言えるかも>何ちゃそれ?最後に一言、擁護しておきますと視聴率は高かったらしいです!だから、ここで私が何を言おうと、このドラマのファンの方が遥かに多いのです。だから、ちょっと辛口になっちゃったけど笑って許してね>ぉよろしければ、参照 『きらり』のオマケ『歴代朝ドラ寸評モドキ』Part1 ここ Part2 ここPart3 ここ応援クリック、よろしくお願い致します 朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります徒然亭しなもんさん作【23%OFF!】純情きらり 総集編(DVD)【大特価】新品DVDを激安価格でご提供!!劇団ひとりと匠達が織り成すアカデミックバラエティ!...一生の?お願いメイキング「福士誠治」DVD 未開封新品
2010.05.28
コメント(10)
『風のハルカ』(平成17~18年)最初で最後の朝ドラ・レビューのつもりだった『ファイト』が終わりブログは日常の出来事をたまに綴る文字通りの日記として残しておこうか…と思っていたのですが、それを覆したのは渡辺いっけいさんでした(笑)『ファイト』最終回直後、次回から始まる『ハルカ』の予告の中で「ファイト2!」と、叫んでくれまして(笑)何だか俄然視聴意欲が沸いたのでした。そして、この時から「BK神話」が始まったのだと思います。第1話は『となりのトトロ』のイメージがあり、かなりの好感触でした。ちょっと浮世離れした渡辺いっけいにも好感持てたし>私って浮世離れした人が好きみたい子供時代は文句なく良かったと思います。子役をそのまま大きくした様な村川絵梨さんにも、すぐに好感持てました。本仮屋ユイカさんの様な特別なオーラや天才的な演技力というのとは違ってごくごく普通の女の子っぽいんだけど、でも決して普通の女の子ではない、普通の女の子には決して出せない何かを持っている人だと思います>ちょっと褒め過ぎ?ヒロイン相手役の松岡充さんがスナフキンを思わせるキャラなのもツボだったし…あ、別に村川さんがムーミン似だから、というわけではありません>ぉもう一人の相手役@黄川田将也さんはヘタレ加減が良い味になってたし。一歩間違うと嫌なキャラになりかねないところを実に魅力的に演じていたと思います。怖いイメージだった升毅さんや、シブイと思っていた藤竜也さんが何ともユーモラスでキュートなキャラを演じているという意外性も良かったです。私的には、この2人が一番好きだったかも。そこはかとなくセクシーでもあったし(笑)他にも脇役が充実していて、脇役フェチな私としては褒めないわけにいかないじゃないかっ!という感じ(笑)それと、『ハルカ』を思う時、真っ先に浮かんでくるのは雰囲気というか、流れる空気です。とても清冽で、ちょっぴりファンタジックで…トトロから始まってスナフキンやムーミン(違)も出てきて由布岳がナレーターだったりするところも含めてファンタジー色が強いところが表れているのかも。まあ、物凄くハマったかというと、そうでもなかったんですけど>ぇ『ファイト』後遺症もあったかも?前半はドラマチックだったのに後半は緩んでしまったことを残念に思う気持ちがハルカの母親や妹が担っていたドラマチック要素は素直に受け入れられずハルカ自身の、いわば「等身大」の物語には素直に溶け込めずちょっと中途半端な立ち居地で見てしまっていたのかも?でも、最終回まで引っ張ったヒロインの恋模様には萌えましたけど。それもハマってる範疇なら、十分ハマっていたと言えるかも?あ、それから森田直幸君が出ていましたね。この後、『芋たこ』『ちりとて』と出演してくれて、輝かしきBK神話を、ある意味象徴する存在と言えるかも?>そうか?『歴代朝ドラ寸評モドキ』Part1 ここ Part2 ここ応援クリック、よろしくお願い致します>3つも多過ぎ? 朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります<NHK DVD>[DVDソフト] 風のハルカ 感謝祭スペシャル風のハルカ 完全版 DVD-BOXI【送料無料】森山直太朗/風待ち交差点スペシャルエディション(DVD付)
2010.05.19
コメント(8)
『ファイト』(平成17年)私的には転換点となった朝ドラです>ちょっと大袈裟?ちょうど、この年にHP「やっくんち」を開設(1月末日)。最初はムン・ヒジュンの密やかなファンサイトにするつもりだったのに他のK-POPも多少は聞いていたので自分なりの紹介文を少し載せようとも思い始めどうせなら韓国、香港etc.のアジア映画の感想も書いてみることにし何が何やら…なものになってしまいましたが(笑)そんな時に我が地元@群馬を舞台にした朝ドラが始まったので、これの感想も書いてみよう―毎日一話ずつ書くのも、大変そうだけど面白そう―あくまでも「やっくんち」のコンテンツの一つではあるけど、何話分も続くとなるとブログの方がやりやすいかも―楽天なら何度か買い物したのでID持ってるし―ということでブログも始め、今に至るわけです(笑)>幸か不幸か?で、『ファイト』が始まりました。一番の期待というか、そもそも視聴の決め手であった地元色は意外と薄かったです。逆に地元だからそう思うのかな?でも、方言もあまり出てこなかったし>喋ってたのは村上さん@田村高廣くらいかも?ドラマ的特長としては本仮屋ユイカちゃんは朝ドラ史上最年少ヒロインであること明るく元気なキャラではなく逆に後ろ向きな性格であること物語も暗いこと…etc.かな。ヒロインの父親が経営するバネ工場が倒産する経緯は少々強引な気がしましたがそれにより引き起こされる諸々は面白かったです。でも、途中から何だか雰囲気が異なってきて…ヒロイン父親なんて完全にキャラ崩壊(笑)変に明るい展開になってきて、事の顛末は発端よりももっと不自然(^^;)ヒロインの恋話もイマイチでした。今でもあれは、いわゆる“テコ入れ”ってやつで、それが逆に大失敗だったと思っています。前半のトーンを貫けば傑作(あ、少なくとも良作)にはなったと思われるのに後半はすっかり駄作の仲間入り。何ともはや…な作品になってしまいました。あ、と言ってもこれは当時の感想で今また改めて視聴すれば違う思いを抱く…かも…しれません。印象に強く残っているのは、やっぱ玉子焼きシーンかな。ヒロイン@優が学校でお弁当を食べていると、微妙な関係になってしまった親友が席を立って傍を通り過ぎる際優が落とした玉子焼きを踏んでしまうんですが、その時の優の表情変化が素晴らしかったです。演じる本仮屋ユイカちゃんは、それ以前には『金八先生』で見たことはあったけど、ほとんど印象に残ってなかったし今回も最初のうちは、あんまり美人とは思えないし、特にどうとも…って感じだったのですが回を重ねる毎に彼女の演技力に魅了されるようになりました。それにルックスの方も、角度によっては神聖ささえ感じられるほどの魅力を感じました。…残念なことに、その後の彼女には当時ほどの強烈なものは感じなくなってしまいましたけどそれは私があまり彼女の出演作を観ていないせいかも>ぉ特筆すべきは三浦春馬かな。最初のうちはメガネ&制服姿で、ちょっとダサくて頼りないキャラだったんですがでも、美形ぶりは十分窺えたし、アニメ声が可愛かったです。でもって後半はファッションを変え、もう誰が見てもバリバリ美少年!当時のレビューを読み返すことはないんですが、ひじゅには春馬君演じる岡部の彼女になりきって、その目線で書いてた記憶(笑)その後、知らない間にアニメ声もなくなって今や凄い活躍ぶりですよね(喜)でも、『恋空』は黒歴史になっ…いえいえ、何でもありませんあ、あと、ヒロインの幼い弟君が家族がバラバラになる直前の、いわば最後の晩餐のシーンで沈み込んでから台詞を言うまでの妙に長~~~い間が、却って涙を誘ったのでした。朝ドラは子役を選ぶ&使うのが上手いですよね。『歴代朝ドラ寸評モドキ』Part1は こちら応援クリック、よろしくお願い致します>3つもあってスミマセンスミマセン 朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります<NHK連続テレビ小説>[DVDソフト] ファイト 総集編【20%OFF!】ザ・ノンフィクション 本仮屋ユイカ オーロラに恋して(DVD)三浦春馬 Switch
2010.05.11
コメント(15)
『ウェルかめ』総集編スペシャル 前編「あの子の夢」5/3(月・祝)AM8:20~9:48(総合) 後編「夢のかたち」5/4(火・祝)AM8:20~9:48(総合)先回(4/19)の『歴代“朝ドラ”寸評モドキ』の続きを書こうかどうしようか迷いつつ、『かめ』HPを久し振りに訪ねてみました。そしたら、まずこの総集編のお知らせが目に入りました。知っている人は、もうとっくに知っていることだと思いますが。「等身大のヒロイン・波美の生き方に共感した」「もう一度、あの爽やかな笑顔に逢いたい」等の反響が寄せられたため“選りすぐりのシーンをまとめた”総集編の放送が決定したそうです。総集編放送も朝ドラ恒例じゃなかったっけ?…というのは置いといて(^^;)波美@倉科カナさんと、一平@武田航平さんと、綾@田中こなつさんの3人が美波町を廻る『夢を探す旅』というスペシャル企画とかめっ太くんのニューアニメも付いているそうです。え?こんなの宣伝するなんて、ひじゅにらしくない?実はね、掲示板の方も覗いてみたら『ゲゲゲの女房』を引き合いに出して『かめ』を褒めてるコメントがあってナンダカナ…と思ったもんですから(^^;)だって、その内容が愛のない見合い結婚をする『ゲゲゲ』は不愉快だ。それに比べて波美と勝乃新は…なんていうんだもの。何ちゃ、それ!?としか言いようが…はっ、いかん、こんな事を書くとまた「品性下劣なブログですね」とコメント欄に書き込まれてしまうかも…で、でもまあ、ともかく総集編放送だそうですから、寝ゴールデンウィークの人は観てあげませう。ひじゅには観ないかもしれんがな>こらこらこらい、いえ、時間が取れたら是非観てみたいと思います。でもって『歴代“朝ドラ”寸評モドキ』後編は総集編を観てからの方が良いかな…観たら書く気力をなくしてしまうかな…大いに迷うところであります>ぉ応援クリック、よろしくお願い致します 朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてありますなまいきヴォルクタンブリング ~初回2時間スペシャル・エディション~■送料無料■通常盤■aiko CD【BABY】10/3/31発売
2010.04.28
コメント(16)
朝ドラを本格的に観始めたのは『ファイト』からですが、それ以前の作品も少しは観ています。完走したのは『てるてる家族』『あぐり』くらいだけど(笑)家族が朝ドラーなので、私も学校や仕事に行く支度しがてらチラ観したものが幾つか。なので、思い出すままに少し書いてみます。古い順に―『おんなは度胸』(平成4年)最初は暗い話に思えたので遠ざかるようににしていたけど>ぇ藤山直美が活躍し始めたところは観ました。「やっぱ、彼女は味があるな~」というのが感想。桜井幸子は頑張っているな~とは思ったけど、ただ、あまり健気な感じはしなかった記憶>スミマセンスミマセン泉ピン子?「そういえば出てたなあ~」くらい>スミマセンスミマセン『ひらり』(平成4~5年)渡辺いっけいが新鮮だったような…ヒロインより姉の方がインパクト強かったような…姉の恋人役の人がブルース・リーにちょい似だったような…面白かったかどうか覚えていません『かりん』(平成5~6年)話が分かる程観てません(^^;)林泰文に好感持ってました。榎木孝明が最初に観た時は良い感じだったのに、次に観た時はイマイチで家族にそう言ったら(ちょうどヒロインと結婚した後だったので)「家庭を持つと人は変わるもんだよ」と言われ「そーいう問題か?」と心の中で呟いたのを覚えています(笑)『ぴあの』(平成6年)竹下景子がモヤシを食べてた姿が何故か印象に残ってます。ヒロインが好きな人がヒロインの姉を好きでヒロインが話し合って決着つけようとして「アホちゃう?」と思ったっけなあ。何か支離滅裂な話だったような…単に記憶がごっちゃになってるだけ?『ふたりっ子』(平成8~9年)枝雀が出ていたのでキチンと観ようと思いながら、結局ほとんど観られませんでした。新聞で「結婚しない関係を描いたということで斬新」とか何とかいう記事を読んだのですが最終回を観た私の感想は双生児の一人は仕事を辞めて家庭に入り、一人は仕事を続けるために結婚を諦めたってことで対照的な人生を選んだ…という結末としては良いかもしれないけど、結局のところ「女は結婚か仕事かの二者択一」という斬新どころか古臭い価値感の話じゃん…でした>全話観てもいないのに生意気言ってスミマセンスミマセン『あぐり』(平成9年)何といってもエイスケさん@野村萬斎が新鮮で魅力的でした。本物のエイスケさんの著作を図書館で借りて読んでみたけど、私には難し過ぎました(^^;)先に自分で買わずに図書館にリクエストして良かったと思いました>ぉ彼の死の描写が詩的に描かれていて良かった記憶。彼が素敵過ぎたので、それまでは新鮮さのある俳優さんだと思っていた高島弟がひどく色褪せて見えてしまった記憶>スミマセンスミマセン『あすか』(平成11~12年)子供時代が良かったような…でも、あまり覚えていません。四角関係がヒロインの知らないところで、あっという間に片付いてしまって笑った記憶…『私の青空』(平成12年)物凄く飛び飛びに観たので話はよくは分からなかったのですが伊東四郎とボクシングジムの娘と草刈正雄とライバルのボクサーと下宿(?)の娘と宝田明と阿藤快が良かった記憶。『ちゅらさん』(平成13年)ヒロインが「天職」について考えていたところは観ました。「成程~いつか私も天職に出逢えるかも」と希望を感じた記憶。『ほんまもん』(平成13~14年)父親の隠し子との確執を中心としたエピは観ました。なかなかドロドロ具合が素敵だったので>ぇ朝ドラを観ていない友にワインを飲んで本性を表すシーンを再現してやりました。 ↑アホ過ぎ『さくら』(平成14年)ヒロインが宇宙飛行士を目指すドラマがあると聞いていたので、てっきりこれがそうだと思っていました。最初の方は面白そうだったけど、間が開いてしまい、再び観た時はナンダカナ恋話になっていて、ちょっとガッカリしました>スミマセンスミマセンで、最終回を観たら、まだ宇宙飛行士を目指していないので、とても不思議でした。 ↑アホ過ぎ『まんてん』(平成14~15年)ヒロインをブ○だと批判する友人がいましたが、私は可愛いと思いました。でも、あまり観る機会がありませんでした。相手役は藤井隆の方が断然良いと思っていたら本当にそうなったのだけれど、あまりにも急速な展開だったのでナンダカナ…でした>こらこら『こころ』(平成15年)たまたま観たのが、父親を亡くした子供を慰めるために大人が父親のふりをする…という物凄く不快な話だったので、今後は絶対に観ない事を誓いました>ぉ『てるてる家族』(平成15~16年)岸谷五朗が好きだったので録画して全話観ました。その録画を取っておかなかったのが一生の不覚かも…(――;)今観たらどう思うか分かりませんし、思い出は美化されるので単純に比較はできないのですが私個人の朝ドラ・ベスト1を『ちりとて』と激しく争っています『天花』(平成16年)ヒロインの顔を写真で見た時は「何て可愛いんだ!」と、オヤヂ・モード全開だったのですがドラマが始まってヒロインの台詞を一言聞いた時点で意識を失ってしまったので残念ながら、その後は観ていません。香川照之が出演していたので無理してでも観れば良かったかなあ……と、駆け足で通り抜けてきました(笑)この後、『ファイト』が始まり、ひじゅにはブログを開始したのでした。朝ドラとの腐れ縁は続く…?応援クリック、よろしくお願い致します>3つも多過ぎ?(スミマセンスミマセン 朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります朝ドラ~NHK連続テレビ小説テーマ集~てるてる家族 総集編 【中古】≪DVD≫連続テレビ小説 天花 完全版 DVD-BOX 1~3セット
2010.04.19
コメント(12)
「嫌なら観なければ良い」感想が批判的になってくると必ずと言って良いほど、こういう言葉を放つ人がいる。(あ、今回は何故か私はまだ言われてはいませんが)そのことに関してアレコレ思ったことを以前書いたことがあるけどここ今日、別の事を考えた。やはり以前に書いたんだけど私にとっての「駄作順位」ここ1位『だんだん』2位『瞳』3位『どんど晴れ』4位『純情きらり』この時点で最下位の『きらり』は、放送時は最上位だったわけでそれは他の作品に関しても同じ。3位の『どんど』はダメ朝ドラの集大成と見なしていたくらいだから常に最下位であるはずだった。つまりは駄作がどんどん更新されていくのが朝ドラ…っちゅーこと。『きらり』はドラマとして破綻しているし、ヒロインも魅力がないのは事実。演じる宮崎あおい自身の魅力で持っているだけで、役柄そのものはダメダメ。でも、『どんど』に勝るのは、脇キャラに魅力があったからだと思う。(それでも後半は崩壊の一途だったけど^^;)『どんど』は設定からしてズレていたし、キャラも描けていなかった。変に韓流をパクっていて却って韓流を貶めている感じもしたし。でも、『瞳』に勝るのは、一応はエンターティンメント性があったからだと思う。(まあ、あまり成功していたとは言えないけど^^;)『瞳』は思いつきみたいな浅いエピばかりで内容が薄く、下品な部分もあった。でも、『だんだん』に勝るのは、明るさがあったし、一貫性もあったからだと思う。里親制度について知ることはできたし、ダンスそのものは楽しめた。ヒロインが夢も恋も思う通りにはいかないまま淡々とした感じで終わったのも面白い。(テーマ@里子とダンスが分離したままだったのと、語り口に問題はあったけど^^;)『だんだん』はドラマとしてのダメぶりは上記の3作と共通するけどもっと酷いことになっちゃってた気がするし、何より世界観とか、醸し出される製作者の人間性みたいなものが、とにかく不快だった。もうこれが最低の最低だろうと思った。『かめ』途中までは、まだそう思っていた…今、それが覆りつつある。ドラマとしての出来が悪くてもツッコミを楽しむことができればそれはそれで価値があるんじゃないかな。かなり偏った楽しみ方だけど(^^;)そういう意味で『どんど』はエライのよ(笑)『だんだん』には、それさえ望めない…って思ってたんだけど後になってみると、それなりに楽しめていた気がしてきた。だって「ひじゅに劇場」随分書いたもん(笑)読んで下さった方々はドン引きだったかもしれないけど(笑)書いている私は、書けるという分だけ、やっぱ楽しんでたんだろうね。『かめ』は書けない。書く気もあまり起きない。何度かトライしたけど乗らなくてダメだった。だから今の時点で、私にとっての駄作第1位は『かめ』に決定。でも、この『かめ』だって、いつ覆されるか分からない。「これなら『かめ』の方がマシだったよね」って言う日はそう遠くないかもしれない。やっぱ、朝ドラって個々の作品については勿論だけど「枠」全体を眺めて評価すべきものかもしれない。その「枠」をいつ観始めたかによっても評価は変わるだろうし。だから、「嫌なら観なければ良い」というのは朝ドラには全く当てはまらないんだと思うよ(笑)【追記】『どんど』を集大成と考えたのは、ヒロインが猪突猛進する物語で“お約束”の「お節介」や「おかげ」がてんこ盛りで持ち上げられるあまり“人間でないもの”に祭り上げられてしまった…なんてところにある。『かめ』は、そうしたものを排除しようという姿勢には好感持てたけどそのために「何もしないヒロイン」「他人の言葉に流されるヒロイン」というトンデモナイ現象に陥ってしまった。それを肯定する話なら、それなりに興味深いのだけど台詞では『どんど』と似たりよったりのヒロイン持ち上げ現象に終始。だから、『かめ』は『どんど』とは真逆でもあり同列でもあるという不思議な作品。有る意味『かめ』こそ集大成とも言えるかも?でも、『どんど』は記憶に残っても『かめ』はあっと言う間に忘れ去られる気はする。☆よろしかったらクリックお願いします>3つも多過ぎ? 朝ドラ『ファイト』~『ウェルかめ』感想は「REVIEWの部屋」から行けます連続テレビ小説 だんだん 総集編(DVD) ◆20%OFF!【20%OFF!】NHK連続テレビ小説 瞳 総集編(DVD)<NHK連続テレビ小説>[DVDソフト] どんど晴れ 総集編<NHK連続テレビ小説>[DVDソフト] 純情きらり 総集編【送料無料】ウェルかめ 【CD】
2010.03.19
コメント(24)
例えば『ちりとてちん』は物語世界に浸って楽しむ類のドラマだったけどこの『つばさ』は自分の中の何かが触発されるドラマだ。方向性が逆って感じ。だから観終わって「ああ、面白かった」とか「つまらなかった」ではなく何だか色々語りたくなる。…ちゅーことで、総括も何と3部作になってしまいました。シツコクてスミマセンスミマセン!最後に考えたいのは玉木家の女性三代。まず最初に興味が引かれたのは、千代お祖母ちゃんの造形。従来の朝ドラなら、お年寄り=ヒロインを導く立場。「大人物」「賢人」と描かれることも少なくない。なのに我らが千代お祖母ちゃんは何だか頼りなくて、ある意味一番子供っぽかった。育った環境、初恋の顛末、結婚生活、娘との確執…と、色んなものを抱えていることが後になって分かってきて、納得がいった。女将として肩肘張って、他の事柄をみな心の奥底に押し留めていたからそこの部分だけ成長出来なかったのだと思う。加乃子母さんは逆に行動的だった。家や母親に反発していたところといい…外に飛び出て自分の生き方を見つめ直し、最終的には家に戻り母親の後を継いだことといい…まさに加乃子母さんこそヒロインの立ち居地。最後には結婚式まで挙げちゃうしね。つばさはどうかというと…「おかん」という言葉で象徴されているように、彼女は狭い意味で、あまりにも早く「大人」になってしまったんだと思う。ならざるを得なかった、のでもあるけどね。あくまでも狭い意味だよ。実年齢や経験とのギャップがあるから、そこが歪みとなって表れて批判派の人々の神経を逆撫ですることになっちゃったと言えるかも?(笑)「おばさん」的お節介さや無神経さと、「若者」故のエネルギーや視野の狭さ等、色んなものの融合で(笑)で、何が言いたいかというと―玉木家の女性陣は、従来の朝ドラとは違い、年齢と中身が逆になってたんだと思う。千代お祖母ちゃんは娘と心開き合い、初恋の人と遅ればせの青春を過ごし、抑えていたものを解消することが出来たから、「大人」になれたんだと思う。加乃子母さんはヒロインとして弾けた日々を過ごした後、結婚式と共にようやく本来の「母親」に戻れたんだと思う。つばさは、やはり狂言回しであり触媒であったのだね。その役目を果たすにはアレコレ関わっていかなくちゃならないから、そこのところで物議を醸す結果になってしまったのだと思う。これは、もう少し工夫の余地があったのでは…と、惜しい気もする。ただ、つばさも確かに歪んではいた。だって10歳からいきなり「大人」になってしまったのだから。そのために、自分の中の「子供」を封印してしまっていたのだから。だから最後に彼女が「娘」に戻ってドラマが終わるのは必然。こんな風に見た目と中身の設定からして従来の朝ドラの裏をかいてるし(笑)物凄くベタだったり、アッサリと終わらせてしまったりして物語に浸る…という楽しみ方をさせてくれないし(笑)その分、目に見えない心情の流れを描いていたけれど、言葉や音楽の助けを借りずに進めたり、逆に言葉を多くして煙に巻いたりして実に分かり難くしてくれちゃったりなんかしたので(笑)こりゃあ一般受けなんてするわけないよねえ、と思うのであったたまたま私の中の色んな部分に触れてくるドラマであったので、ここが少しズレていたら、私も批判派になっていたかも???確かなことは、浸るタイプのドラマではないので凄くハマってた…ってわけでは全然ないってこと(^^;)そういう意味で「萌え」はなかった。でも、キャラでいうならラジオ天使にはめちゃくちゃ「萌え」だったかも。私はイマジナリーフレンドという存在に弱いんだな…と改めて思った次第(笑)【追記】読み返してみたら、ヒロインつばさのことをボロクソに言い過ぎかな~?と思えたので、ちょこっとフォロー。私的に、つばさは大好きではないけど嫌いではないのよ。大好きではない…というのは、批判派の人達と共通する心理だと思う。ヒロイン・マンセー過敏症候群とも言うべきもの(笑)ツッコミ返しも多かった『つばさ』だから、考えなしにヒロイン持ち上げ台詞満載にしたわけではないと思うんだよな。最初の頃の「お節介」連呼なんて、マジで視聴者を煽っている感じがした。まあ、おかげで大半の視聴者は“つばさ=お節介”と、すっかり刷り込まれてしまいただ印象を悪くしただけの結果になってしまったけど。彼らにしてみれば、「お節介」という台詞は「先回りして自分の方から言い出すなんて、下手な言い訳してんじゃねーよ」ってところかも?ましてや「おかげ」連呼はなあ…もしかしてマジ?という気もしちゃったしなあ…はっ、いかん!これではフォローになってない!私個人としては、描き方がちょとマズイかも…とも思いつつヒロインにして狂言回しの役を果たすには、アレしかなかったのでは…という気もする。周囲の人々の心を、ある意味「昇華」させるための触媒となるためにはああいう「未熟」と「老成」の同居するキャラが最適だったと言えるかも?それでいて自分の人生に対しては必ずしも良い作用をしたわけではないし「いいこ」になるしかなかった、というのは考えればとても悲しいことだし最後には、自分を変えねばならなかったわけでちゃんとヒロインとしての物語を生きたといえるし、違う角度から見れば愛しいと言えるるかも。【Part 1】はこちら【Part 2】はこちらよろしかったらクリックお願い致します☆ 朝ドラ『ファイト』~『つばさ』感想は「REVIEWの部屋」から行けます☆やっくんち☆徒然亭しなもんさん作 イッセー尾形ベストコレクション2005 コンプリートDVD BOX / イッセー尾形つばさ 完全版 DVD-BOX II(DVD) ◆20%OFF!連続テレビ小説『つばさ』紫いもおまんじゅう、8個箱入です。連続テレビ小説『つばさ』紫いもお...
2009.09.27
コメント(22)
物凄い勢いで視聴者を振り落とすドラマ…それが『つばさ』(笑)もしかして、振り落とされるのが正解なんじゃないか…とさえ思える>ぇ最初の関門はギャグとサンバだろう(笑)私的には、ギャグはほとんど笑えはしなかったけど不快でもなかったのでOK。ちょっと『TRICK』ぽかったからかも。 ただ、『TRICK』はシーズン1~2は好きだったけど、3や映画版はイマイチだったし 同じ監督の『巷説百物語 飛縁魔』は、その作風が裏目に出ててダメだったし 最近の話題作『20世紀少年』シリーズは言うまでもないので(笑) かなり際どいものだというのは分かる気がする。サンバの方は、始まる前に出ることは聞いていて、その時に既に驚いてたから(笑)実際にドラマで目にした時にはもう慣れていた>何ちゃそれ私はサンバのことは表面の表面しか知らないのだけれど、辛く苦しい現実の中で生み出されたものであり、深い意味合いを持っているらしい。ドラマが進むにつれ『つばさ』の根底にあるものは、暗く重いものだと分かってきたからそこにサンバを導入するというのは単なるオチャラカシではないという風に受け取れた。 ただ、それで重いシーンを和らげてくれる…と受け取れる人は良いけど 思いっきり盛り上げて泣かせてほしい…と思う人には不満しか残らないかも。 次なる関門はそれだな(笑) それに、もしかしたら、本当にサンバを愛している人が見たら 中途半端で安易な使い方をしていると不満に思うかもしれない…という気はする。さらに次の、そして最大の(?)関門はヒロインの存在だろうけど、そこは【Part 1】で触れたので、ここではパス。で、私的に『つばさ』が捨てられないドラマであるのは、その暗くて重いもの。例えば大衆演劇のエピ。基本的にはね、こーいうのあんまり好きじゃないのですわ。玉木家の女性三代が交代で演じるという展開も、それだけだとベタ過ぎてナンダカナだし加乃子母さんのモノローグなんて、本来なら気恥ずかしくて聞いちゃいられない方。なのに逆に心に染み入ってしまったのは、逃げても失敗しても罪を犯しても、それで全てがオシマイではない…という訴え。絵本エピでの「起きてしまったことは変えられない、でも物語の続きはあなたの手の中にある」という言葉にはマジで泣けたし。竹雄父さんエピは、ちょっと扱い方がストレート過ぎたし、「心の闇」という表現も、ちょっと響きが強過ぎるなとは思ったけどさ、でも、こういうテーマを取り上げてくれたこと自体が素敵だよね。加乃子母さんや竹雄父さんは極端な例だと思うけど>そこはドラマですから傷付いたり傷付けたり後悔したり…辛い経験は誰にでもあるだろう。私にもある。勿論、世間知らずで甘ったれの私の経験など、吹けば飛ぶようなものかもしれないけど。そういった部分にダイレクトに語りかけてくるドラマだったと思う。ハッキリした解決やスッキリした結末はなかったかもしれないけどだから、そこが不満な人はいるだろうなと思うけど私的には、ここでいかにも作り話っぽい安易な纏め方をされたら、そこで気持ちは離れた気がする。スミマセン、まだ終わりません(^^;)玉木家女三代について、最後に考えてみたいので。【Part 3】に続く【Part 1】はこちらよろしかったらクリックお願い致します☆ 朝ドラ『ファイト』~『つばさ』感想は「REVIEWの部屋」から行けます☆やっくんち☆徒然亭しなもんさん作 TRICK[トリック] DVD全5枚組【送料無料】アンジェラ・アキ/愛の季節(初回生産限定盤)(DVD付)
2009.09.27
コメント(6)
低視聴率&賛否両論(というより非難轟々?)の『つばさ』が終わった―思うことは色々あるので、そのまま書くと、とてつもなく長くなりそう(^^;)何とか纏めてみたいと思います。取りあえず今回は【Part 1】最初に断っておくけど、何も私は自分の批評眼が優れているなんて思ってないし特別な見方をしているわけでも、特別に客観的判断が出来るわけでもない。ていうか、寧ろダメダメだと思う(^^;)ダメダメだから、そんな感想になってしまうんだ…と批判されても文句は言えない。言えないけど…こうして「レビュー」なんてエラソウなものを始めてしまったので自分の感性で書くしかないってこと。ま、プロじゃないしね>言い訳浅過ぎる朝ドラ歴(『ファイト』以降)で、いつしか出来上がっていた持論という名の偏見1:BK>AK2:一般的評価(視聴率)とネットの評価は反比例3:第一週の良し悪しで全体を推し量れる4:ヒロインは狂言回し的役割であった方がバランスが良いでも最近になって1~3は見事に崩れ去った。残るのは、4。私にとっての最高傑作『ちりとてちん』は、この条件を全て満たしている。4に関しては全体に当てはまるというわけではないけど、これは物語上仕方ない。ていうか、一応は「一代記」に属する物語の中で4の要素が多く入れられていたのはなかなか凄いことだと思う。で、この4を見事にクリアしたのが、この『つばさ』ではないかと思う。「おかげ」連発、最後には「女神」にまで祭り上げられていたのに何故?と反発する人も少なくない気はするけど(笑)ていうか、『つばさ』批判派の大半が、ヒロインつばさへの嫌悪感をベースにしているっぽい。これまた断っておくと、私はつばさ大好きってわけではないんだよね>嫌いでもないけどそれと、ヒロインの描き方に私ほど過敏になっている者はいないんじゃないか…とさえ思うところもあるんだよね(笑)だって私は、桜子様も夏美様も瞳様もめぐみ様も、み~んな叩いてきたから。今のところ最悪最凶ヒロインは、めぐみ様@『だんだん』。何が嫌かって、ドラマ内では天使のように扱われていたけれど、画面の外側にいる自分の目には悪魔にしか映らなかったから(笑)つまりさ、制作側の意図が全くズレているっていうか…要はヘタクソってことなのかも(笑)でもって、裏側から漂ってくる作者の人間性みたいなのがロクデモナイというか…醜いとさえ感じられてしまったからかも(笑)言いたいこと言っててスミマセンスミマセン!で、つばさはどうかというと―確かにウザイところはあった。無神経だとか自己満足だとか視野が狭いとか甘いとか…その他諸々マイナス要素は多くあったと思う。でも、めぐみ様との違いは、それがまさしく制作側の意図だったと思える点。以前、コメントを下さった方の言葉を借りればのび太をのび太だからと批判しても意味ないんじゃ…ということ。めぐみ様は、しずかちゃんを描こうとして結果的にのび太になってしまったけどつばさは、のび太として描いているのだから、のび太に見えるのは当然ってこと。のび太は嫌い!というのは感想だけどのび太をのび太として描いているのはオカシイ!というのは「はあ?」だし、のび太が出ているから、このドラマは駄作!というのはナンダカナ…だと思う。「のび太って嫌な奴よね~」「今日もまた、こんな事してたわよ」「のび太って最悪~」という会話も、まあ楽しい部分もあるよね(^^;)のび太で留まってしまうのでなく、何故のび太なのかを見るようにした方が断然面白いと私は思う…ていうだけのこと。で、4の話に戻ると、結局のところ『つばさ』というドラマは、ヒロインつばさの物語ではなくつばさを媒介とした周囲の人々の心の変遷(というか立ち直り)の物語だと思う。「おかげ」も「女神」も、(私のような)過敏になっている視聴者を煽る制作側の意地悪とも取れたしそのような視聴者を育ててきた朝ドラ枠への皮肉とも取れたしヒロインつばさを目立たせる苦肉の策とも取れたしそうした色んな意味を持つ「仕掛け」として、結構楽しめた。それでも、ちょっとはピクッとする部分もあるので批判したい気持ちも分かるんだけどね。【Part 2】に続く―【Part 3】はこちらよろしかったらクリックお願い致します☆ 朝ドラ『ファイト』~『つばさ』感想は「REVIEWの部屋」から行けます徒然亭しなもんさん作 つばさ 完全版 DVD-BOX1[4枚組]
2009.09.27
コメント(6)
朝○新聞の投書欄に現在放送中の朝ドラ『つばさ』について批判的な意見が載せられていた。ひじゅにはこーいう類の文章は滅多に読まないのだけど、父が話を振るので>ちなみに父は朝ドラは観ていないどーせだから反論を書きますぜ(笑)↑(笑)と書いたのは、ジョーク扱いってことよ ジョークと思って読んでね>ぉ*「イモ姉ちゃん」呼ばわりの馬鹿にしたような台詞で使われ憤りを感じる―「イモ姉ちゃん」なんて言ってませんけど何か?ヒロインが(皆ではなく約一名から)「芋」と呼ばれているわけだけれど…馬鹿にするために使われてるわけでもないし>そういうシーンでもキャラでもない親しみをこめて言っているのが分かるし>可愛い渾名じゃん何で憤りを感じるのか分からん>ひじゅにが鈍感なだけ?例えば、ひじゅにの地元@群馬を舞台にしたドラマがあったとしてヒロインが「焼き饅頭」とか呼ばれていたとして頭にくるかなあ…?こないと思うなあ。地元の名物が焼き饅頭で、ヒロインの家が焼き饅頭屋という設定なら上手い渾名じゃん、と思うんじゃないかなあ…?つーか、投稿者本人の心の底に「芋」=「ダサい」というコンプレックスでもあるのでは?あるいは、埼玉=田舎という引け目でも?以前、レビューにも書いたけど、同じ関東人として東京が傍にあるために都会コンプレックスみたいなものは確かにあると思うよ。*時の鐘の音をコメディっぽく使われ、シンボルも台無し―ドラマ自体がコメディなんだけど…まあ、これは感覚の違いだから、こう思う人がいても仕方ないんだろうな。こういうことを公言できるだけ勇気があると言えるかもしれない。だって、ひじゅにだったらユーモアを解せない無粋で頭悪い奴と認定されそうで、口に出せないもん。出す前に、こんな事に不満を抱くことはないと思うけどさ。*ヤクザやサンバガールが常にいるかのごとく描かれている―えっ、そんな風に描かれてる?日常茶飯事ならヒロインや周囲の人々が驚いたり困ったりしてるわけないじゃん。つーか、ヤクザさんって全国どこにでもいるんじゃ…?それに、祭の際に『川越サンバ』というのが踊られると聞いてるのでまるきりサンバに無縁ではないと思ってたんだけど…違うの?『マツケンサンバ』と同じで、本場のサンバとは別物ってこと?それとも、こんな風に思ってたこと自体が誤解で偏見ってこと?だからって、日常でもやたらとサンバ隊が登場して大騒ぎの街…だなんて思わないぞ。むしろ、異文化を取り入れる柔軟性のある街…と好意的に捉えるそ。*「おかん」なんて生粋の川越人として初めて聞く言葉―埼玉の方言だなんて思う人はいないんじゃ…!?実際、ヒロインの渾名として使われてるだけで、彼女も他の人々も母親を「おかん」と呼んでるわけじゃないじゃん。関西の方言で、あまり上品な言葉ではないと聞いてるけど、本当の本当のところは知らない。知らないけど、知らないだけに、響きの面白さで気軽に使ったりはするもんだよ。埼玉とはご近所の群馬人@ひじゅにの感覚からすると、誰かを「おかん」と呼ぶとすれば、それは親しみとユーモアをこめてのことだよ。TVやネットで他の地方の方言に触れる機会は少なくないから、地元の言葉しか使わない…なんて人の方が少ないんじゃないかなあ。まあ、この人はこういう感覚なんだから、そこを批判しても仕方ないんだけど。ひじゅにの感覚では今や地元の人々も滅多に使わないという「だんだん」という言葉をタイトルにした上、やたらシツコク毎回言わせてた某前作の方がよっぽど不快。松江のイメージがアップしたとは思えない。逆に、川越には行きたいと思ってるよ。思うんだけどさ…好みの問題というのは仕方ないことだよね。だから、嫌いなら嫌いで良いんだよ。でも、あまりにも初歩的な事柄もしくは瑣末な事柄を取り立てて全体を非難するのって…どーなんだろう?えっ、某前作で瑣末な点を叩きまくっていたのは、お前だろうって?ススススミマセンスミマセン!朝ドラ『ファイト』~『つばさ』感想は「REVIEWの部屋」から行けます☆やっくんち☆クリックしてね♪◇人気映画・TVBLOG◇NHK連続テレビ小説つばさ写真集多部未華子NHK連続テレビ小説「つばさ」オリジナル・サウンドトラック(仮)/TVサントラ[CD]小江戸川越のお土産品をお届け!【右門】いも恋*(20個入り)*化粧箱入り
2009.04.29
コメント(25)
全53件 (53件中 1-50件目)